JP5391101B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Description
即ち、本願第1発明におけるエンジンの制御装置では、エンジンによって駆動される可変容量型の油圧ポンプと、前記油圧ポンプからの吐出圧油により駆動される複数の油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから吐出した圧油を制御して前記複数の油圧アクチュエータにそれぞれ給排する複数の制御弁と、前記複数の制御弁を制御する少なくとも一つの操作レバーと、前記油圧ポンプのポンプ容量を検出する検出手段と、前記エンジンに供給する燃料を制御する燃料噴射装置と、
可変に指令できる指令値の中から一つの指令値を選択して指令する指令手段と、前記指令手段で指令された指令値に応じて第1目標エンジン回転数を設定し、前記第1目標エンジン回転数に基づいて、前記第1目標エンジン回転数よりも低い回転数である第2目標エンジン回転数を設定する第1設定手段と、前記第2目標エンジン回転数を下限値として、ポンプ容量に対応した目標エンジン回転数を設定する第2設定手段と、
前記第2設定手段から求めた目標エンジン回転数となるように前記燃料噴射装置を制御する制御手段と、を備え、
前記第2設定手段は、ポンプ容量に対応した目標エンジン回転数の上限値として、前記操作レバーにより操作される前記油圧アクチュエータの種類又は前記操作レバーにより操作される前記複数の油圧アクチュエータの組合せに応じて、前記第2目標エンジン回転数以上で前記第1目標エンジン回転数以下の第3目標エンジン回転数を設定することを最も主要な特徴となしている。
更にまた、本願第4発明では、エンジン出力トルクを検出する検出手段を更に備え、前記第2設定手段は、前記第2目標エンジン回転数を下限値とし前記第3目標エンジン回転数を上限値としたときの、ポンプ容量に対応した目標エンジン回転数と、前記第2目標エンジン回転数を下限値とし前記第1目標エンジン回転数を上限値としたときの、エンジン出力トルクに対応した目標エンジン回転数と、のうちでいずれか高い目標エンジン回転数を設定することを主要な特徴としている。
ここで、油圧アクチュエータ10のヘッド側とは、油圧シリンダのロッド側の油室をいう。また、油圧アクチュエータ10のボトム側とは、油圧シリンダのロッドの反対側の油室をいう。
この関係式から、斜板角指令演算部30では、エンジン2によって駆動されている油圧ポンプ6の回転数をエンジン回転数として検出し、油圧ポンプ6からの吐出圧であるポンプ圧力をポンプ圧力センサ38によって検出することで、エンジン出力トルク(ポンプトルク)を演算することができる。
ポンプ圧力の検出値と斜板角センサ39の検出値とを用いてポンプトルク演算部31で演算する方法は、図2においては点線矢印を用いて示している。
尚、ポンプ圧力センサ38は、図1の吐出油路25におけるポンプ圧力を検出できるよう構成している。また、斜板角センサ39は、油圧ポンプ6の斜板角を検出するセンサとして構成している。
尚、ポンプトルク演算部31では、図示せぬエンジン出力トルク指令値とエンジン回転センサ20で検出したエンジン回転数とから、その時点におけるエンジン出力トルクを演算することもできる。
また、第3目標エンジン回転数の上限値としては、操作レバー11aで操作される油圧アクチュエータが必要とする最大要求流量に応じて、設定しておくこともできる。
尚、図8のTable2で示した数値、上述した数値は、例示であって建設機械の種類、大きさ等に応じて適宜第3目標エンジン回転数N3を設定しておくことができる。
図9を用いて更に説明を続けると、図9において、太線から延びる一点鎖線で示した状態は、第3目標エンジン回転数N3を設けていなかった場合を示している。本願発明のように、最大ポンプ容量に対してポンプ容量に余裕を生じさせると予測される油圧アクチュエータが操作された場合に、目標エンジン回転数Nの上限値として第3目標エンジン回転数N3を設けた場合を、実線の太線によって示している。
エンジン2の駆動制御として、油圧ポンプ6のポンプ容量Dが予め設定した第1ポンプ容量D1(図7参照、図6では第1設定位置であるB点)になるまでは、高速制御領域F2に沿った制御が行われる。
図8のステップS1において、コントローラ7は燃料ダイヤル4の指令値37を読み取る。コントローラ7が燃料ダイヤル4の指令値37を読み取ると、ステップS2に移る。
ステップS2では、コントローラ7は読み取った燃料ダイヤル4の指令値37に応じて、第1目標エンジン回転数N1を設定し、設定した第1目標エンジン回転数N1に基づいて高速制御領域F1を設定する。
ステップS3では、図2で示すコントローラ7の高速制御領域選択演算部32を用いて、第1目標エンジン回転数N1、高速制御領域F1に対応して予め設定してある低い回転域側にある第2目標エンジン回転数N2、目標エンジン回転数N2に対応した高速制御領域F2を決定する。
高速制御領域F2としては、例えば、油圧ショベルの操作レバー11a(図1参照)を操作したときに、高速制御領域F1で制御した場合に比べても、ロードセンシング制御によって操作速度が、殆ど低下することのない高速制御領域として予め設定しておくことができる。
高速制御領域F2がコントローラ7によって決定されると、ステップS4に移る。
ステップS8では、斜板角センサ39で検出した油圧ポンプ6のポンプ容量Dを読み取る。ステップS8において、ポンプ容量Dを読み取るとステップS9に移動する。ポンプ容量Dの求め方としては、上述したようにポンプ吐出圧Pと吐出容量D(ポンプ容量D)とエンジン出力トルクT(エンジン出力トルクT)との関係等から求めることもできる。
尚、ステップS10として、目標エンジン回転数Nの値を修正する制御ステップを記載しているが、ステップS10の制御を飛ばすように構成しておくこともできる。
ステップS11において、斜板角センサ39からの検出信号とポンプ圧力センサ38からの検出信号を読み取ると、ステップS12に移動する。
ステップS12では、ステップS11において読み取ったポンプ容量及びポンプ圧力の検出信号に基づいて、エンジン出力トルクTを算出する。エンジン出力トルクTが算出されるとステップS13に移動する。
尚、ステップS14として、目標エンジン回転数Nの値を修正する制御ステップを記載しているが、ステップS11の制御を飛ばすように構成しておくこともできる。
ステップS16での制御が行われるとステップS1での制御に戻って制御が繰り返し行われることになる。
Claims (4)
- エンジンによって駆動される可変容量型の油圧ポンプと、
前記油圧ポンプからの吐出圧油により駆動される複数の油圧アクチュエータと、
前記油圧ポンプから吐出した圧油を制御して前記複数の油圧アクチュエータにそれぞれ給排する複数の制御弁と、
前記複数の制御弁を制御する少なくとも一つの操作レバーと、
前記油圧ポンプのポンプ容量を検出する検出手段と、
前記エンジンに供給する燃料を制御する燃料噴射装置と、
可変に指令できる指令値の中から一つの指令値を選択して指令する指令手段と、
前記指令手段で指令された指令値に応じて第1目標エンジン回転数を設定し、前記第1目標エンジン回転数に基づいて、前記第1目標エンジン回転数よりも低い回転数である第2目標エンジン回転数を設定する第1設定手段と、
前記第2目標エンジン回転数を下限値として、ポンプ容量に対応した目標エンジン回転数を設定する第2設定手段と、
前記第2設定手段から求めた目標エンジン回転数となるように前記燃料噴射装置を制御する制御手段と、
を備え、
前記第2設定手段は、ポンプ容量に対応した前記目標エンジン回転数の上限値として、前記操作レバーにより操作される前記油圧アクチュエータの種類又は前記操作レバーにより操作される前記複数の油圧アクチュエータの組合せに応じて、前記第2目標エンジン回転数以上で前記第1目標エンジン回転数以下の第3目標エンジン回転数を設定することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 前記第3目標エンジン回転数は、前記操作レバーにより操作される前記油圧アクチュエータの種類によって要求される最大要求流量又は前記操作レバーにより操作される前記複数の油圧アクチュエータの組合せによって要求される最大要求流量に応じて、設定されてなることを特徴とする請求項1記載のエンジンの制御装置。
- 前記第3目標エンジン回転数は、前記第2目標エンジン回転数と同じ回転数に設定されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジンの制御装置。
- エンジン出力トルクを検出する検出手段を更に備え、
前記第2設定手段は、
前記第2目標エンジン回転数を下限値とし前記第3目標エンジン回転数を上限値としたときの、ポンプ容量に対応した目標エンジン回転数と、
前記第2目標エンジン回転数を下限値とし前記第1目標エンジン回転数を上限値としたときの、エンジン出力トルクに対応した目標エンジン回転数と、
のうちでいずれか高い目標エンジン回転数を設定することを特徴とする請求項1乃至3記載のエンジンの制御装置。
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