JP5614442B2 - 乗用型作業機 - Google Patents
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Description
すなわち、請求項1に係る発明は、ステアリングハンドル(16)と左右の駆動輪(7)を備える走行車両(1)を設け、ステアリングハンドル(16)を所定量以上で且つ所定の操作速度以上又は所定の操作速度範囲で操作したことに起因して、施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を停止し、田植装置(3)を上昇させ、遊転状態に切り替えた旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数を検出し、旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数の検出に基づいて走行距離算出手段にて走行距離を算出し、該走行距離が第一の設定値に到達したとき田植装置(3)を下降させ、引き続き走行距離を算出し、該走行距離が第二の設定値に到達したとき施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を自動的に行わせ、前記走行距離が第二の設定値に到達したにも拘らず田植装置(3)が接地していない場合は、機体の走行を停止させると共に機体停止待機状態であることを表示する制御装置(170)を設けたことを特徴とする乗用型作業機とした。
また、請求項2に係る発明は、ステアリングハンドル(16)と左右の駆動輪(7)を備える走行車両(1)を設け、ステアリングハンドル(16)を所定量以上で且つ所定の操作速度以上又は所定の操作速度範囲で操作し、更に所定時間内にステアリングハンドル(16)の操向方向が変わらないことに起因して、施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を停止し、田植装置(3)を上昇させ、走行速度を減速させ、遊転状態に切り替えた旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数を検出し、旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数の検出に基づいて走行距離算出手段にて走行距離を算出し、該走行距離が第一の設定値に到達したとき田植装置(3)を下降させ、引き続き走行距離を算出し、該走行距離が第二の設定値に到達したとき施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を自動的に行わせると共に走行速度を元の速度まで増速させ、前記走行距離が第二の設定値に到達したにも拘らず田植装置(3)が接地していない場合は、機体の走行を停止させると共に機体停止待機状態であることを表示し、前記機体停止待機状態で田植装置(3)が接地状態となることに起因して、機体停止待機状態であることの表示を消去すると共に機体の走行を開始する制御装置(170)を設けたことを特徴とする乗用型作業機とした。
図1の側面図に示すように、乗用型田植機は走行車両1に昇降用リンク装置2で作業装置の一種である田植装置3を装着すると共に施肥装置4を設け、全体で乗用施肥田植機として機能するように構成されている。走行車両1は、駆動輪である左右各一対の前輪6、6および後輪7、7を有する四輪駆動車両である。
リヤ出力軸77、77の後端部はケーシング40外に突出し、この突出端部に前記後輪支持ケース24、24に伝動する左右後輪伝動軸89、89が接続されている。そして、この左右後輪伝動軸89、89により各々左右後輪7、7が駆動回転される構成となっている。
次に、田植装置3は、走行車両1に昇降用リンク装置2で昇降自在に装着されているのであるが、その昇降させる構成と田植装置3の構成について説明する。
ステアリングハンドル16は、ステアリングポスト14内に設けられたステアリング軸上部に固定されており、ステアリング軸の回転はミッションケース11内に設けられたステアリング変速歯車を介して減速され下出力軸174に伝動される。そして、出力軸174の下端は、ミッションケース11底面から突出してピットマンアーム175が固定されている。該ピットマンアーム175の前部左右側と左右前輪支持ケース22、22とは左右ロッド176、176にて連結されている。
まず、圃場の硬軟や水深、新盤深さ等の圃場条件の相違に対応するために、操作パネル17に設けた補正設定ダイヤル206を操作して、圃場に適した補正値n0を設定する。
なお、前記旋回制御時には田植装置3「下げ」からPTOクラッチ「入り」までの間に田植装置3の油圧シリンダー160の油圧感度を鈍感(田植装置3上昇側に切り替わりにくい)状態にすることが望ましく、この鈍感状態にすることで旋回跡を均平にすることができ、枕地処理が容易に精度よく行える。また、旋回終了直後も、畦際の泥土表面は荒れて凹凸があるので、PTOクラッチ「入り」後しばらくの間、油圧感度を鈍感(田植装置3上昇側に切り替わりにくい)状態にしたままの方が植付けが適正に行える。
先ず、図6に示すように、チェンジレバー90を後進速に操作すると、チェンジレバー90の基部に設けた接当片190が接当してONになるバックリフトスイッチ191が設けられており、制御装置170の作業装置昇降手段により電磁油圧バルブ161を制御して油圧シリンダー160にて田植装置3を最大位置まで上昇させるように構成されている。
なお、自動旋回設定スイッチ192をOFFにしておくと、機体を後進で納屋等にしまう時にチェンジレバー90を後進速に操作しても田植装置3が自動上昇しないので、田植装置3を下げたまま後進することができ、納屋の入口上部や納屋内の他の部材に田植装置3をぶつけてしまうような事態が回避できる。また、扇型やひょうたん型等の変形圃場で畦際に沿って周り植えをする場合に、曲がった畦に沿ってステアリングハンドル16を回しながら植付け作業を行うが、この時に、自動旋回制御が働かないので、ステアリングハンドル16を左右何れかに200度以上回転しても田植装置3は上昇しないし、250度以上回転しても自動旋回制御にならず、変形圃場でも適切に苗植付け作業が行える。
Claims (2)
- ステアリングハンドル(16)と左右の駆動輪(7)を備える走行車両(1)を設け、ステアリングハンドル(16)を所定量以上で且つ所定の操作速度以上又は所定の操作速度範囲で操作したことに起因して、施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を停止し、田植装置(3)を上昇させ、遊転状態に切り替えた旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数を検出し、旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数の検出に基づいて走行距離算出手段にて走行距離を算出し、該走行距離が第一の設定値に到達したとき田植装置(3)を下降させ、引き続き走行距離を算出し、該走行距離が第二の設定値に到達したとき施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を自動的に行わせ、前記走行距離が第二の設定値に到達したにも拘らず田植装置(3)が接地していない場合は、機体の走行を停止させると共に機体停止待機状態であることを表示する制御装置(170)を設けたことを特徴とする乗用型作業機。
- ステアリングハンドル(16)と左右の駆動輪(7)を備える走行車両(1)を設け、ステアリングハンドル(16)を所定量以上で且つ所定の操作速度以上又は所定の操作速度範囲で操作し、更に所定時間内にステアリングハンドル(16)の操向方向が変わらないことに起因して、施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を停止し、田植装置(3)を上昇させ、走行速度を減速させ、遊転状態に切り替えた旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数を検出し、旋回内側の駆動輪(7)の伝動軸回転数の検出に基づいて走行距離算出手段にて走行距離を算出し、該走行距離が第一の設定値に到達したとき田植装置(3)を下降させ、引き続き走行距離を算出し、該走行距離が第二の設定値に到達したとき施肥装置(4)及び田植装置(3)の作動を自動的に行わせると共に走行速度を元の速度まで増速させ、前記走行距離が第二の設定値に到達したにも拘らず田植装置(3)が接地していない場合は、機体の走行を停止させると共に機体停止待機状態であることを表示し、前記機体停止待機状態で田植装置(3)が接地状態となることに起因して、機体停止待機状態であることの表示を消去すると共に機体の走行を開始する制御装置(170)を設けたことを特徴とする乗用型作業機。
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