JP4645077B2 - 走行車両 - Google Patents
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Description
請求項1記載の発明は、機体上に設けたエンジン(12)と、機体の進行方向に向かって左右に設けた左右前輪(6,6)及び左右後輪(7,7)と、該左右前輪(6,6)を操向操作する操向操作具(16)と、左右後輪(7,7)のそれぞれの伝動軸に設けたエンジン駆動力を伝達・非伝達するクラッチ(I,I)又はそれぞれの伝動軸を回転不能にするブレーキ(J,J)と、操向操作具(16)に連動して前記左右いずれかのクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)を作動させる連動ロッド(180,180)とを備えた走行車両において、
前記操向操作具(16)の回動操作で回動し、機体に固定された回動中心(175a)を中心に回動するピットマンアーム(175)と該ピットマンアーム(175)の回動に連動して機体に固定された回動中心(179c)を中心に回動する従動体(179)を設け、従動体(179)の中央部に凸部を設け、両端部には左右のクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)をそれぞれ作動させる左右の連動ロッド(180,180)を回動自在に接続し、ピットマンアーム(175)に設けた回転軸を中心に回転する偏心ローラ(189)を設け、該偏心ローラ(189)と従動体(179)の凸部側面を当接させて配置し、また、偏心ローラ(189)の偏心位置を選択して従動体(179)と偏心ローラ(189)の間隔を設定し、該設定された従動体(179)との偏心ローラ(189)の間隔に基づき、従動体(179)の動くタイミングを変化させて対応する左右のクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)の作動タイミングを変更することからなる作動タイミング変更手段を設けたことを特徴とする走行車両である。
請求項2記載の発明は、左右のクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)の前記作動タイミング変更手段は、操縦席(20)に設けたチェンジレバー(90)の操作により該偏心ローラ(189)の回転軸(189a)とチェンジレバー(90)の間を接続するケーブルを作動させることで前記ローラ(189)の偏心位置を設定するローラ偏心位置設定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の走行車両である。
また、従動体(179)と偏心ローラ(189)の間隔を変更して容易にクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)の作動タイミングを変更することができ、また、クラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)の作動タイミング変更手段のメンテナンスも従動体(179)と偏心ローラ(189)の間隔調整だけで良いので操作性が優れている。
図1は本発明の乗用型田植機の全体側面図、図2は全体平面図である。図3は図1の乗用型田植機の走行車両の伝動構成を示す概略平面図であり、図4はミッションケースの展開断面図である。
従って、圃場内で田植作業を行なう場合には、デフロックレバー91をデフロックにし、チェンジレバーを作業速にシフトし、苗植付装置3の苗載台に苗を載置し施肥装置4の肥料タンクに粒状肥料を入れて、各部を駆動させて前進すると、左右後輪7、7のデフロック装置Fはデフロックされてデフ機能が停止した状態であるので、機体の直進性が良くて良好な田植作業と施肥作業が同時に行なえる。また、路上走行の場合には、リヤデフ装置D及びフロントデフ装置E共にデフ機能が働く状態に操作すれば、安全に走行できる。
また、機体本体の前方部両側には苗植付けの条合わせの目安となるサイドマーカー210を機体本体の前方部両側に設けているが、サイドマーカー210の先端に機体の前後方向に平行な棒210aを配置することで、苗植付けの条合わせを行うときに機体が隣接条に平行になっているを容易に確認できるようになる。
ステアリングハンドル16は、ステアリングポスト14内に設けられたステアリング軸上部に固定されており、ステアリング軸の回転はミッションケース11内に設けられたステアリング変速歯車を介して減速されて出力軸174に伝動される。そして、出力軸174の下端は、ミッションケース11底面から突出してピットマンアーム175が固定されている。該ピットマンアーム175の前部左右側と左右前輪支持ケース22、22(図1)とは左右ロッド176、176(図1)にて連結されている。
上記図8、図9、図10、図11に示す構成は同様にサイドブレーキJの作動タイミングを変更することもできる。
こうして、旋回内側の後輪7の回転が止まって旋回不能になった場合でもスリップ防止による旋回性能向上効果がある。
植付け状態でなくセンターフロートが接地状態である、すなわちフローティングターンで整地作業をしながら旋回して、ステップaで苗植付作業用のスタートスイッチが入ると「C=1」を入力しておき、左右ドライブシャフトの回転板(n3)により前進距離を測定する。上記ステップaで苗植付作業用のスタートスイッチが「切」であると「C=1」が入力され、設定した距離(N3)以上進むと苗植付装置3を「入」状態として、上記前進距離の測定を中止して、記憶値をクリヤにする。またステップaで苗植付作業用のスタートスイッチが「切」である「C=0」を入力し、ステップbに飛ぶ。
この制御の考え方を図22と表1に示す。
まず、左右の後輪の伝動軸89の回転数を伝動軸回転数センサ205で検出し、また基準値N1(旋回開始から機体90°旋回までの内側ドライブシャフト回転信号設定値)、N2(機体90°旋回から植付クラッチ「入り」までのドライブシャフト回転信号設定値)、θ1((直進操作時のハンドル切り設定角度の)下限値)、θ2((直進操作時のハンドル切り設定角度の)上限値)をセットする。
右旋回の場合にも左旋回時と全く同様の制御が行われる。
なお、植付(畦 )クラッチの「入り」と「切り」は植付(畦 )クラッチレバーセンサ185で検知する。
2a 横リンク 2b 縦リンク
3 苗植付装置 4 施肥装置
6 前輪 7 後輪
10 メインフレーム 11 ミッションケース
12 エンジン 13 油圧ポンプ
14 ステアリングポスト 16 ステアリングハンドル
17 操作パネル 19 ステップ
20 操縦席 22 前輪支持ケース
23 ローリング杆 24 後輪支持ケース
25 ローリング軸 31、33 ベルト
32 カウンタ軸 34 ミッション入力軸
35 入力軸 36 出力軸
40 ケーシング 43 メインクラッチ
44、45、80、81 摩擦板 46 スプリング
47 切替操作用の固定部材 48 摺動部材
50 カウンタ軸 51 走行一次軸
52 走行二次軸 53 植付一次軸
54 植付二次軸 56、57、85 シフタ
58 植付部伝動軸 60 リヤアクスル
61 フロントアクスル 63、65 容器
64、66 縦軸 69、70、73、74 爪
71、72 デフロック部材 76 サイドクラッチ軸
77 出力軸 82 作動筒
83 板ばね 85I シフタ
85J シフタ 86I 左右クラッチ操作アーム
86J 左右ブレーキ操作アーム 87 ディスク
88 プレッシャプレート 89 左右後輪伝動軸
90 チェンジレバー 91 デフロックレバー
91’ デフロックペダル 140 ペダル
160 油圧シリンダー 161 電磁油圧バルブ
162 植付伝動ケース 163 苗載台
164 苗植付け具 165 センターフロート
166 サイドフロート 167 PTO伝動軸
168 施肥駆動ケース 169 センターフロートセンサー
170 制御装置 171 フィンガーレバー
172 フィンガーレバースイッチ 173 PTOクラッチ作動ソレノイド
174 出力軸 175 ピットマンアーム
175a、179c 回動中心 175b 三角翼
175d コロ 176 左右ロッド
177 作動ローラ 178 切欠き部
178a 切欠き部の左側面 178b 切欠き部の右側面
179 従動体 179a,179b 従動体
179c 回動中心 179d ロックピン
180 左右ロッド 181 バネ
182 左右センサ押片 183 オートリフトスイッチ
184 スタートボタン(スイッチ)185 植付(畦 )クラッチレバーセンサ
186 スタート位置調節ダイヤル 187 スペーサプレート
187a 回動支点 189 偏心ローラ
190 接当片 191 バックリフトスイッチ
192 自動リフト切替えスイッチ 193 機体傾斜センサ
200 予備苗載台 201 センターマスコット
202 迎い角センサ 205 伝動軸回転センサ
206〜209 設定ダイヤル 210 サイドマーカー
210a 棒
C 株間変速装置 D リヤデフ装置
E フロントデフ装置 G ギヤ
F、H デフロック装置 I 左右サイドクラッチ
J 左右後輪ブレーキ装置 K 主変速装置
Claims (2)
- 機体上に設けたエンジン(12)と、機体の進行方向に向かって左右に設けた左右前輪(6,6)及び左右後輪(7,7)と、該左右前輪(6,6)を操向操作する操向操作具(16)と、左右後輪(7,7)のそれぞれの伝動軸に設けたエンジン駆動力を伝達・非伝達するクラッチ(I,I)又はそれぞれの伝動軸を回転不能にするブレーキ(J,J)と、操向操作具(16)に連動して前記左右いずれかのクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)を作動させる連動ロッド(180,180)とを備えた走行車両において、
前記操向操作具(16)の回動操作で回動し、機体に固定された回動中心(175a)を中心に回動するピットマンアーム(175)と該ピットマンアーム(175)の回動に連動して機体に固定された回動中心(179c)を中心に回動する従動体(179)を設け、
従動体(179)の中央部に凸部を設け、両端部には左右のクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)をそれぞれ作動させる左右の連動ロッド(180,180)を回動自在に接続し、ピットマンアーム(175)に設けた回転軸を中心に回転する偏心ローラ(189)を設け、
該偏心ローラ(189)と従動体(179)の凸部側面を当接させて配置し、また、偏心ローラ(189)の偏心位置を選択して従動体(179)と偏心ローラ(189)の間隔を設定し、該設定された従動体(179)との偏心ローラ(189)の間隔に基づき、従動体(179)の動くタイミングを変化させて対応する左右のクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)の作動タイミングを変更することからなる作動タイミング変更手段を設けたことを特徴とする走行車両。 - 左右のクラッチ(I,I)又はブレーキ(J,J)の前記作動タイミング変更手段は、操縦席(20)に設けたチェンジレバー(90)の操作により該偏心ローラ(189)の回転軸(189a)とチェンジレバー(90)の間を接続するケーブルを作動させることで前記ローラ(189)の偏心位置を設定するローラ偏心位置設定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の走行車両。
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