JP5613543B2 - シート貼付装置 - Google Patents

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本発明は、被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置に関する。
従来、シート貼付装置の一例として、コンベアなどで搬送される製品に品名やバーコードなどのラベルを貼付するラベル貼付装置が利用されている(例えば、特許文献1参照)。この貼付装置は、帯状台紙に仮着されたラベルを剥離する剥離板と、剥離されたラベルを吸着保持する吸着盤と、吸着盤に吸引力を付与する負圧発生器と、吸着盤に取り付けられることで吸着盤の移動に追従しつつラベルにエアを吹き付けてラベルの吸着保持を補完するエア吹出管と、エア吹出管のエア供給源としてのコンプレッサとを備えて構成されている。この貼付装置では、ラベルを帯状台紙から剥離しつつ吸着盤に吸着保持する際に、帯状台紙から剥離されるにつれて自重で撓むラベルにエアを吹き付けることで、吸着盤に受け渡すまでのラベルの撓みや落下を防止し、ラベルが撓んで吸着保持されることで当該ラベルが折り曲がって被着体に貼付されたり、ラベルが落下することでラベルが未貼付になったりといったラベル貼付不良を防止するようになっている。
実開平6−37112号公報
ところで、従来のラベル貼付装置では、吸着盤に吸引力を付与する負圧発生器と、エア吹出管のエア供給源としてのコンプレッサとが別々に必要であるため、装置の構造が複雑になったり、大型化したりなどの不都合が生じる。また、複数台のラベル貼付装置を駆動すべく大型のコンプレッサを共通で利用する場合があるが、エアの吹き付けには多くのエアを消費するため、複数台のラベル貼付装置が同時に駆動されているときに、エアの容量不足が発生し、エアシリンダ等のエア駆動機器が正常のタイミングで駆動されなかったり、所定の出力が得られなかったりして、ラベルの貼付不良が多発してしまうという不都合が生じる。
本発明の目的は、装置の構造が簡単化かつ小型化できるとともに、貼付不良を防止して確実にシートを貼付することができるシート貼付装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート貼付装置は、基材シートの一方の面側に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、帯状の剥離シートに仮着された前記接着シートを前記剥離シートとともに繰り出す繰出手段と、前記剥離シートから前記接着シートを剥離しつつ当該接着シートを送り出す剥離手段と、前記剥離手段から送り出される前記接着シートに対して前記基材シートの他方の面側から吸引孔を介して吸着保持する保持手段と、前記吸引孔から気体を吸引することで当該吸引孔に吸引力を付与する吸引手段と、前記剥離手段から送り出される前記接着シートに対して前記接着剤層の側に気体を吹き付ける吹付手段と、前記保持手段で吸着保持した接着シートを前記被着体に押圧して貼付する押圧手段と、前記吸引手段が前記吸引孔から吸引した気体を前記吹付手段に循環させる循環手段とを備え、前記循環手段は、前記吸引された気体を貯留する貯留手段と、当該貯留した気体を圧縮する圧縮手段とを備え、前記圧縮手段は、前記貯留手段内で往復運動することで当該貯留手段内の気体貯留領域の体積を変化させ、前記吹付手段は、前記圧縮された気体を吹き付ける、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、吸引手段で吸引した気体が循環手段を介して吹付手段に供給されるため、吹付手段に気体を供給するコンプレッサ等を別途設置しなくてよく、シート貼付装置の構造を簡単化できるとともに、装置の小型化を図ることができる上、他のエア駆動機器がエア容量不足となることがなくなるので、ラベルの貼付不良を防止することができる。
また、吸引手段で吸引した気体を吹付手段で使用するため、従来では捨てられていたエネルギーを再利用することができ、省エネ型のシート貼付装置を提供することができる。
また、吸引手段で吸引された気体が循環手段を介して吹付手段に供給されることで、圧縮手段により圧縮された気体を吹付手段に送り込み、吹付手段から吹き付ける気体を所定の圧力に保つことができるため、接着シートの撓みや落下等による貼付不良を確実に防止することができる。
さらに、圧縮手段が貯留手段内で往復運動することにより、貯留手段内の気体貯留領域の体積が変化することで気体が圧縮されるため、圧縮した気体を吹付手段に供給することができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の概略構成図。 (A)〜(C)は、図1のシート貼付装置の動作説明図。 図1のシート貼付装置における吹付動作を示す斜視図。 本発明の変形例のシート貼付装置の概略構成図。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、シート貼付装置1は、接着シートSを被着体Wに貼付するものであって、帯状の剥離シートRLに仮着された接着シートSを剥離シートRLとともに繰り出す繰出手段としての繰出ユニット2と、剥離シートRLから接着シートSを剥離しつつこの接着シートSを送り出す剥離手段としての剥離板3と、接着シートSを吸着保持する保持手段としての吸着盤4と、吸着盤4で吸着保持した接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する押圧手段であって駆動機器としてのエアシリンダ5とを備えて構成されている。ここで、接着シートSは、基材シートの一方の面に接着剤層が設けられ、この接着剤層が表出した面が接着面S1とされ、基材シートの他方の面(接着剤層が設けられていない面)が非接着面S2とされ、接着面S1を介して剥離シートRLに仮着されている。
さらに、シート貼付装置1は、吸着盤4の吸引孔43(図2参照)に吸引力を付与する吸引手段としての遠心ファン6と、剥離板3から吸着盤4に受け渡される途中の接着シートSに対して接着面S1の側に気体を吹き付ける吹付手段としての吹付管7と、遠心ファン6が吸着盤4から吸引した気体を循環させるとともに、気体を圧縮する循環手段としての循環ユニット8とを備えて構成されている。また、吸着盤4から遠心ファン6への経路である配管10の途中には、吸着盤4で接着シートSを吸引した負圧状態を解除する三方弁11が設けられている。
繰出ユニット2は、図示しないフレームに支持され、このフレームには、剥離シートRLに仮着された接着シートSをロール状に巻回して支持する支持ローラ21と、剥離シートRLおよび接着シートSを案内する2個のガイドローラ22,23と、駆動機器としてのモータ24によって駆動する駆動ローラ25と、駆動ローラ25との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ26と、図示しない駆動機器によって剥離シートRLを回収する回収ローラ27とが設けられている。
剥離板3は、剥離シートRLを折り返すことで、剥離シートRLから接着シートSを剥離するとともに、剥離した接着シートSを吸着盤4側に送り出すようになっている。
吸着盤4は、図2に示すように、複数の吸引孔43によって非接着面S2の側から接着シートSを吸着保持する保持面41と、この保持面41の反対側(上側)に設けられる上面部42と、吸着盤4内部に設けられるチャンバー部44とを有して形成されている。また、エアシリンダ5は、図示しないフレームに支持されるとともに、その出力軸51が吸着盤4の上面部42に固定されている。
吸着盤4には、図2に示すように、上面部42の孔を介して配管101が接続され、この配管101が三方弁11に接続されている。三方弁11には、配管102を介して遠心ファン6の吸入口が接続され、遠心ファン6を作動させることによって、吸着盤4の複数の吸引孔43から気体が吸引されるようになっている。また、三方弁11の3つの開口のうち、配管101,102が接続された2つ以外の1つの開口には、大気に開放した配管12が接続されている。この三方弁11は、図示しない内部の弁を作動させることで、配管101と配管102とを連通させる吸引状態と、配管101と配管12とを連通させる負圧解除状態とが切り替え可能に構成されている。
遠心ファン6の排気口には循環ユニット8が接続され、循環ユニット8には吹付管7が接続されている。
吹付管7は、図3に示すように、一方の端が閉じた管状に形成され、循環ユニット8から供給された気体を吹き出す複数の吹付孔71を有している。
循環ユニット8は、遠心ファン6の排気口に接続された第1配管81と、この第1配管81に接続され、遠心ファン6が吸引した気体を貯留する貯留手段としての貯留タンク82と、貯留タンク82の排気口に接続され、吹付管7に気体を供給する第2配管83とを備えて構成されている。また、貯留タンク82には、当該貯留タンク82内の圧力を検知する検知手段としての圧力計84が設けられ、貯留タンク82から吹付管7への経路である第2配管83の途中には、圧力計84による検知結果に基づいて開閉される循環調整弁85が設けられている。さらに、圧力計84による検知結果に基づいて循環調整弁85の開閉を制御する循環制御手段86が設けられている。なお、本実施形態では、遠心ファン6が、本発明の圧縮手段として機能する。
循環制御手段86は、圧力計84の計測値を監視し、この計測値に基づいて循環調整弁85の開閉の制御を行うとともに、遠心ファン6の吸引力を制御する。
以下、被着体Wへの接着シートSの貼付方法として、シート貼付装置1の動作手順を図2および図3も参照して説明する。
先ず、図3に示すように、コンベア等の搬送手段CVによって、図中A1で示す方向に被着体Wが搬送されて来ると、図示しないセンサによって検出されて吸着盤4の下方の所定位置で当該被着体Wの搬送が停止される。一方、図1に示すように、繰出ユニット2によって剥離シートRLと接着シートSとが繰り出されている。被着体Wの搬送停止が確認されると、図2(A)に示すように、繰り出した剥離シートRLを剥離板3で折り返し、接着シートSを剥離シートRLから剥離して吸着盤4の保持面41に沿って送り出す。一方、遠心ファン6は、吸着盤4の複数の吸引孔43から気体の吸引を開始するとともに、循環制御手段86は、循環調整弁85を閉じた状態に制御する。これにより、遠心ファン6で吸引した気体が貯留タンク82に順次送り込まれて貯留され、貯留タンク82内の圧力が上昇する。
そして、循環制御手段86は、吹付管7で吹き付けを開始する時間の数秒前に圧力計84の計測値を検知し、計測値が所定の圧力に達しているか否かを判定する。なお、吹付管7で吹き付けを開始する時間は、繰出ユニット2の繰出速度や遠心ファン6の吸引開始の時間に応じて予め設定されており、吸引を開始してから所定時間ごとに吹き付けを行うように設定されている。
圧力計84の計測値が所定の圧力に達していない場合は、循環制御手段86は、遠心ファン6の出力を上げる制御を行い、貯留タンク82内の圧力が所定値となるまで繰り返し行う。一方、計測値が所定の圧力に達している場合は、循環制御手段86は、吹き付け開始時間に合わせて、循環調整弁85を開く制御を行う。これにより、吹付管7に圧縮された気体が送られ、複数の吹付孔71から接着シートSの送り出し方向斜め上方に向かって所定の吹付け圧力で気体が吹き付けられる。このように接着シートSを送り出しつつ、その接着面S1側に下方から所定の圧力の気体を吹き付けることで、接着シートSが自重で撓んだり、落下したりすることを防止することができる。
すなわち、接着シートSが剥離板3から吸着盤4に向かって送り出される途中において、当該接着シートSが複数の吸引孔43の全てを塞いで吸着保持されるまでの間は、塞がれていない吸引孔43から気体が吸引されることとなり、吸着盤4による吸引力が十分でないため、接着シートSが自重によって下方に垂れ下がったり、落下したりする可能性がある。このため、吸着盤4の全ての吸引孔43を塞いで接着シートSが吸着保持されるまで、吹付管7から接着シートSに所定の圧力の気体を吹き付け、接着シートSの保持を下方から補助することによって、接着シートSの撓みや落下を防止して、適正な状態で吸着盤4に吸着保持させるようになっている。特に、循環ユニット8により、吹付管7で吹き付ける気体の圧力を調整するので、接着シートSを保持できる程度の圧力を確保でき、接着シートSの撓みや落下をさらに防止することができる。
次に、図2(B)に示すように、接着シートSの非接着面S2全面が吸着盤4の保持面41に重なり、複数の吸引孔43の全てを塞ぐ所定の保持位置まで接着シートSが送り出されると、吸着盤4は、そのチャンバー部44内が負圧となって接着シートSを吸着保持する。この際、全ての吸引孔43が接着シートSで塞がれることで、吸引孔43からの気体の吸引が止まり、配管10の内部が負圧になるとともに、吹付管7にも気体が送られなくなることから、吹付管7からの気体の吹き付けも停止されることとなる。
次に、図2(C)に示すように、シート貼付装置1は、エアシリンダ5を駆動して出力軸51を下方に移動させることで吸着盤4を下降させ、被着体Wに接着シートSを押圧する。このようにして被着体Wに接着シートSを貼付したら、三方弁11を作動させて配管12、配管101を介してチャンバー部44内に気体を導入し(チャンバー部44内を大気圧とし)、チャンバー部44内の負圧を解除する。そして、エアシリンダ5を駆動して吸着盤4を接着シートSから離隔させると、接着シートSが被着体Wに貼付される。
以上のように被着体Wに対する接着シートSの貼付が完了したら、接着シートSが貼付された被着体Wは、搬送手段CVによって搬送されるとともに、次の被着体Wが搬送されてくることで上記同様の動作が繰り返される。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、吸着盤4の吸引孔43から遠心ファン6で吸引した気体が循環ユニット8を介して吹付管7に供給されるため、吹付管7に気体を供給するコンプレッサを別途設置しなくてよく、シート貼付装置1の構造を簡単化できるとともに、シート貼付装置1の小型化を図ることができる。また、エアシリンダ5に気体を供給するコンプレッサ等のエア供給源と吹付管7に気体を供給するエア供給源とを区別することができるため、エアの吹き付けによる大量のエア消費が原因で、エアシリンダ5が正常のタイミングで駆動されなかったり、所定の出力が得られなかったりして、接着シートSの貼付不良が発生してしまうという不都合は解消される。さらに、循環ユニット8では、遠心ファン6が吸引した気体を、循環調整弁85を閉じた状態で貯留タンク82に順次送り込んで貯留することで、遠心ファン6が圧縮手段となり、貯留タンク82内の圧力が上昇する。そして、気圧の高い状態で循環調整弁85を開くため、吹付管7では、所定の圧力で気体を吹き付けることができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されて
いるが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、遠心ファン6を圧縮手段として機能させたが、図4に示すように、駆動機器としてのモータ88Aと、このモータ88Aによって駆動され、貯留タンク82の内部で上下動可能なピストン87Aとで圧縮手段を構成してもよい。この場合、循環制御手段86Aは、圧力計84の計測値を監視し、この計測値に基づいてモータ88Aを駆動して、ピストン87Aを動作させるとともに、遠心ファン6の吸引力を制御する。計測値が所定の圧力に達している場合は、循環制御手段86Aは吹付け開始時間に合わせてモータ88Aを駆動してピストン87Aを下方に移動する制御を行う。これにより、貯留された気体が圧縮され、吹付管7に所定の圧力の気体が送られる。なお、貯留タンク82から吹付管7への経路である第2配管83の途中に調整弁を設ける構成としてもよい。この構成では、循環制御手段86Aは、遠心ファン6が気体の吸引を開始すると同時に、調整弁を閉じる制御を行う。そして、貯留タンク82に気体が貯留された状態でモータ88Aを駆動してピストン87Aを下方に移動させるとともに、調整弁を開く制御を行う。これにより、遠心ファン6が気体を順次貯留タンク82に送り込むことによる加圧と、ピストン87Aによる加圧とにより、より高い圧力の気体を吹付管7へ送ることができる。特に、吹付管7において、より高い圧力での気体の吹き付けが必要な場合に効果的である。
さらに、前記実施形態において、循環制御手段86は、圧力計84の測定値に基づいて循環調整弁85の開閉を制御する構成としたが、これに限られない。例えば、圧力計84を設けない構成としてもよく、循環調整弁85を閉じてから所定時間経過後に循環調整弁85を開くように制御してもよい。
また、前記実施形態では、吸着盤4の下面に設けた保持面41に沿って接着シートSを送り出し、送り出す途中の接着シートSの下面側(接着剤層側)に斜め下方から気体を吹き付けるように構成したが、接着シートの送り出し方向や、吹付手段による気体の吹き付け方向などは、前記実施形態に限られない。すなわち、接着シートを上下方向や適宜な斜め方向に送り出してもよく、あるいは、接着シートの面方向が水平ではなく、垂直または適宜に傾斜した状態の接着シートを任意の方向に送り出すようにしてもよい。また、吹付手段による気体の吹き付け方向としても、接着シートの送り出し方向に応じて適宜に設定すればよく、上下方向や適宜な斜め方向に気体が吹き出されるように構成してもよい。
さらに、前記実施形態では、吸着盤4の下方に被着体Wを位置させ、この被着体Wに向かって吸着盤4を下降させて接着シートを押圧したりなど、接着シートの押圧方向が下向きの例を説明したが、押圧方向としては、下向きに限らず、上向きや横向き、あるいは適宜な斜め方向であってもよい。
また、前記実施形態では、被着体Wおよび接着シートSを具体的に例示していないが、本発明のシート貼付装置(貼付方法)では、被着体および接着シートの種別や材質などは、特に限定されず、例えば、被着体が適宜な物品(例えば、段ボールケースや樹脂容器等)であって、接着シートがラベルであってもよく、被着体が半導体ウェハであって、接着シートが保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムなどであってもよい。この際、半導体ウェハは、シリコン半導体ウェハや化合物半導体ウェハ等が例示でき、このようなウェハに貼付する接着シートは、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムに限らず、その他の任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状の接着シート等が適用できる。さらに、被着体が光ディスクの基板であって、接着シートが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。以上のように、被着体としては、ガラス板、鋼板、樹脂板等や、その他の板状部材のみならず、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
さらに、吸引手段はシロッコファンやブロワ等が例示でき、負圧を発生させるにあたって正圧が発生するものであれば、当該吸引手段に採用することができる。
また、剥離手段は、剥離板3以外にローラを利用したものであってもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
1,1A…シート貼付装置
2…繰出ユニット(繰出手段)
3…剥離板(剥離手段)
4…吸着盤(保持手段)
5…エアシリンダ(押圧手段)
6…遠心ファン(吸引手段、圧縮手段)
7…吹付管(吹付手段)
8,8A…循環ユニット(循環手段)
81…第1配管
82…貯留タンク(貯留手段)
83…第2配管
84…圧力計(検知手段)
85…循環調整弁
86,86A…循環制御手段(制御手段)
87A…ピストン(圧縮手段)
88A…モータ
10…配管
11…三方弁
S…接着シート
W…被着体
RL…剥離シート

Claims (1)

  1. 基材シートの一方の面側に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
    帯状の剥離シートに仮着された前記接着シートを前記剥離シートとともに繰り出す繰出手段と、
    前記剥離シートから前記接着シートを剥離しつつ当該接着シートを送り出す剥離手段と、
    前記剥離手段から送り出される前記接着シートに対して前記基材シートの他方の面側から吸引孔を介して吸着保持する保持手段と、
    前記吸引孔から気体を吸引することで当該吸引孔に吸引力を付与する吸引手段と、
    前記剥離手段から送り出される前記接着シートに対して前記接着剤層の側に気体を吹き付ける吹付手段と、
    前記保持手段で吸着保持した接着シートを前記被着体に押圧して貼付する押圧手段と、
    前記吸引手段が前記吸引孔から吸引した気体を前記吹付手段に循環させる循環手段とを備え、
    前記循環手段は、前記吸引された気体を貯留する貯留手段と、当該貯留した気体を圧縮する圧縮手段とを備え、
    前記圧縮手段は、前記貯留手段内で往復運動することで当該貯留手段内の気体貯留領域の体積を変化させ、
    前記吹付手段は、前記圧縮された気体を吹き付けることを特徴とするシート貼付装置。
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