JP5613543B2 - シート貼付装置 - Google Patents
シート貼付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5613543B2 JP5613543B2 JP2010268309A JP2010268309A JP5613543B2 JP 5613543 B2 JP5613543 B2 JP 5613543B2 JP 2010268309 A JP2010268309 A JP 2010268309A JP 2010268309 A JP2010268309 A JP 2010268309A JP 5613543 B2 JP5613543 B2 JP 5613543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- adhesive sheet
- gas
- suction
- peeling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
また、吸引手段で吸引した気体を吹付手段で使用するため、従来では捨てられていたエネルギーを再利用することができ、省エネ型のシート貼付装置を提供することができる。
また、吸引手段で吸引された気体が循環手段を介して吹付手段に供給されることで、圧縮手段により圧縮された気体を吹付手段に送り込み、吹付手段から吹き付ける気体を所定の圧力に保つことができるため、接着シートの撓みや落下等による貼付不良を確実に防止することができる。
さらに、圧縮手段が貯留手段内で往復運動することにより、貯留手段内の気体貯留領域の体積が変化することで気体が圧縮されるため、圧縮した気体を吹付手段に供給することができる。
図1において、シート貼付装置1は、接着シートSを被着体Wに貼付するものであって、帯状の剥離シートRLに仮着された接着シートSを剥離シートRLとともに繰り出す繰出手段としての繰出ユニット2と、剥離シートRLから接着シートSを剥離しつつこの接着シートSを送り出す剥離手段としての剥離板3と、接着シートSを吸着保持する保持手段としての吸着盤4と、吸着盤4で吸着保持した接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する押圧手段であって駆動機器としてのエアシリンダ5とを備えて構成されている。ここで、接着シートSは、基材シートの一方の面に接着剤層が設けられ、この接着剤層が表出した面が接着面S1とされ、基材シートの他方の面(接着剤層が設けられていない面)が非接着面S2とされ、接着面S1を介して剥離シートRLに仮着されている。
吹付管7は、図3に示すように、一方の端が閉じた管状に形成され、循環ユニット8から供給された気体を吹き出す複数の吹付孔71を有している。
循環制御手段86は、圧力計84の計測値を監視し、この計測値に基づいて循環調整弁85の開閉の制御を行うとともに、遠心ファン6の吸引力を制御する。
先ず、図3に示すように、コンベア等の搬送手段CVによって、図中A1で示す方向に被着体Wが搬送されて来ると、図示しないセンサによって検出されて吸着盤4の下方の所定位置で当該被着体Wの搬送が停止される。一方、図1に示すように、繰出ユニット2によって剥離シートRLと接着シートSとが繰り出されている。被着体Wの搬送停止が確認されると、図2(A)に示すように、繰り出した剥離シートRLを剥離板3で折り返し、接着シートSを剥離シートRLから剥離して吸着盤4の保持面41に沿って送り出す。一方、遠心ファン6は、吸着盤4の複数の吸引孔43から気体の吸引を開始するとともに、循環制御手段86は、循環調整弁85を閉じた状態に制御する。これにより、遠心ファン6で吸引した気体が貯留タンク82に順次送り込まれて貯留され、貯留タンク82内の圧力が上昇する。
以上のように被着体Wに対する接着シートSの貼付が完了したら、接着シートSが貼付された被着体Wは、搬送手段CVによって搬送されるとともに、次の被着体Wが搬送されてくることで上記同様の動作が繰り返される。
すなわち、吸着盤4の吸引孔43から遠心ファン6で吸引した気体が循環ユニット8を介して吹付管7に供給されるため、吹付管7に気体を供給するコンプレッサを別途設置しなくてよく、シート貼付装置1の構造を簡単化できるとともに、シート貼付装置1の小型化を図ることができる。また、エアシリンダ5に気体を供給するコンプレッサ等のエア供給源と吹付管7に気体を供給するエア供給源とを区別することができるため、エアの吹き付けによる大量のエア消費が原因で、エアシリンダ5が正常のタイミングで駆動されなかったり、所定の出力が得られなかったりして、接着シートSの貼付不良が発生してしまうという不都合は解消される。さらに、循環ユニット8では、遠心ファン6が吸引した気体を、循環調整弁85を閉じた状態で貯留タンク82に順次送り込んで貯留することで、遠心ファン6が圧縮手段となり、貯留タンク82内の圧力が上昇する。そして、気圧の高い状態で循環調整弁85を開くため、吹付管7では、所定の圧力で気体を吹き付けることができる。
いるが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
さらに、前記実施形態では、吸着盤4の下方に被着体Wを位置させ、この被着体Wに向かって吸着盤4を下降させて接着シートを押圧したりなど、接着シートの押圧方向が下向きの例を説明したが、押圧方向としては、下向きに限らず、上向きや横向き、あるいは適宜な斜め方向であってもよい。
さらに、吸引手段はシロッコファンやブロワ等が例示でき、負圧を発生させるにあたって正圧が発生するものであれば、当該吸引手段に採用することができる。
また、剥離手段は、剥離板3以外にローラを利用したものであってもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
2…繰出ユニット(繰出手段)
3…剥離板(剥離手段)
4…吸着盤(保持手段)
5…エアシリンダ(押圧手段)
6…遠心ファン(吸引手段、圧縮手段)
7…吹付管(吹付手段)
8,8A…循環ユニット(循環手段)
81…第1配管
82…貯留タンク(貯留手段)
83…第2配管
84…圧力計(検知手段)
85…循環調整弁
86,86A…循環制御手段(制御手段)
87A…ピストン(圧縮手段)
88A…モータ
10…配管
11…三方弁
S…接着シート
W…被着体
RL…剥離シート
Claims (1)
- 基材シートの一方の面側に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
帯状の剥離シートに仮着された前記接着シートを前記剥離シートとともに繰り出す繰出手段と、
前記剥離シートから前記接着シートを剥離しつつ当該接着シートを送り出す剥離手段と、
前記剥離手段から送り出される前記接着シートに対して前記基材シートの他方の面側から吸引孔を介して吸着保持する保持手段と、
前記吸引孔から気体を吸引することで当該吸引孔に吸引力を付与する吸引手段と、
前記剥離手段から送り出される前記接着シートに対して前記接着剤層の側に気体を吹き付ける吹付手段と、
前記保持手段で吸着保持した接着シートを前記被着体に押圧して貼付する押圧手段と、
前記吸引手段が前記吸引孔から吸引した気体を前記吹付手段に循環させる循環手段とを備え、
前記循環手段は、前記吸引された気体を貯留する貯留手段と、当該貯留した気体を圧縮する圧縮手段とを備え、
前記圧縮手段は、前記貯留手段内で往復運動することで当該貯留手段内の気体貯留領域の体積を変化させ、
前記吹付手段は、前記圧縮された気体を吹き付けることを特徴とするシート貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010268309A JP5613543B2 (ja) | 2010-12-01 | 2010-12-01 | シート貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010268309A JP5613543B2 (ja) | 2010-12-01 | 2010-12-01 | シート貼付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012116533A JP2012116533A (ja) | 2012-06-21 |
JP5613543B2 true JP5613543B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=46499867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010268309A Expired - Fee Related JP5613543B2 (ja) | 2010-12-01 | 2010-12-01 | シート貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5613543B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6085490B2 (ja) * | 2013-02-06 | 2017-02-22 | リンテック株式会社 | シート貼付装置およびシート貼付方法 |
CN108557206A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-09-21 | 苏州市万祥电器成套有限公司 | 一种自动贴胶模组 |
DE102020130225A1 (de) | 2020-11-16 | 2022-05-19 | Espera-Werke Gmbh | Etikettiervorrichtung |
CN114582062B (zh) * | 2022-03-18 | 2023-03-03 | 苏州日宝科技有限责任公司 | 清分鉴伪存款模组及存款设备 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2567590Y2 (ja) * | 1991-09-24 | 1998-04-02 | アンリツ株式会社 | ラベル貼付装置 |
JPH07101429A (ja) * | 1993-10-01 | 1995-04-18 | Nippon Denshi Kagaku Kk | ラベル貼り付け機におけるラベル吸着補助機構 |
WO2008149392A1 (en) * | 2007-06-06 | 2008-12-11 | Victrix Group S.R.L. | Method and unit for applying a flexible adhesive film or label on a product |
-
2010
- 2010-12-01 JP JP2010268309A patent/JP5613543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012116533A (ja) | 2012-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5346729B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
TWI446471B (zh) | 對半導體晶圓黏貼黏著帶之方法、自半導體晶圓剝離保護帶之方法及使用此等方法之裝置 | |
JP5543812B2 (ja) | 粘着テープ貼付け方法および粘着テープ貼付け装置 | |
JP5613543B2 (ja) | シート貼付装置 | |
JP2008066684A (ja) | ダイシングフレームへの基板のマウント装置 | |
KR20080006619A (ko) | 첩부장치 | |
TW200845286A (en) | Method for joining adhesive tape and apparatus using the method | |
JP4699720B2 (ja) | 貼付装置及び貼付方法 | |
TWI698342B (zh) | 薄片黏貼裝置及黏貼方法 | |
JP2012035863A (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
JP2005205641A (ja) | 自動マーキング装置 | |
JP6965036B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
TW201906049A (zh) | 薄片貼附裝置及貼附方法 | |
TWI634606B (zh) | 半導體晶圓的安裝方法及半導體晶圓的安裝裝置 | |
TWI704632B (zh) | 薄片剝離裝置及剝離方法 | |
JP2004067169A (ja) | ラベル類貼付け装置 | |
JP6034105B2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP2004087660A5 (ja) | ||
JP2008066522A (ja) | 基板貼合せ方法およびこれを用いた装置 | |
JP2008155931A (ja) | ラベル貼付システム | |
JP2012096800A (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP2011077238A (ja) | 貼付け部材の剥離方法及び装置 | |
JP2002337818A (ja) | 紙葉片取出装置及び紙葉片処理装置 | |
WO2017065005A1 (ja) | 粘着テープ貼付け方法および粘着テープ貼付け装置 | |
JP2019073325A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5613543 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |