JP2012096800A - シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents

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【課題】接着シートを吹き付ける際に確実に接着シートを貼付できるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供すること。
【解決手段】基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートSを被着体Wに貼付するシート貼付装置1は、接着シートSを繰り出す繰出手段2と、繰出手段2によって繰り出された接着シートSを基材シート側から通気口38を介して支持する支持手段3と、支持手段3に支持されている接着シートSに通気口38から気体を噴出して当該接着シートSを被着体Wに吹き付ける吹付手段4とを備え、吹付手段4は、複数の給気通路41,43を介して支持手段3に気体を供給可能に設けられ、これら複数の給気通路41,43から支持手段3への気体の供給タイミングをずらす気体供給調整手段42,44を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置およびシート貼付方法に関する。
従来、コンベアなどで搬送される被着体にバーコード等が印刷された接着シートとしてのラベルを貼付するシート貼付装置が利用されている(例えば、特許文献1参照)。このシート貼付装置は、下面に複数の吸着孔を有するとともに給排気管を介して負圧発生器およびコンプレッサに接続された吸着部を備え、負圧発生器によるエア吸引で吸着部にラベルを吸着保持させた後、コンプレッサからのエア供給で吸着部からエアを噴出して、ラベルを被着体に吹き付けるように構成されている。
特開2004−237988号公報
ところで、特許文献1に記載されたような従来のシート貼付装置において、接着シートを遠くに飛ばしたり、確実に貼付したりするために、複数の給気管から吸着部内にエアを供給して、吸着部からより勢いよくエアを噴出させることが考えられる。
しかしながら、吸着部内に一度に送り込めるエアの量には限界があるため、単に給気管の数を増やしただけでは、給気管の数に比例した量のエアを吸着部から噴出させることができない。また、複数の給気管から同時にエアを供給しても、各給気管からの気流が干渉(排気干渉)して吸着部内の気流が乱れ、吸着部からのエアの噴出が妨げられてしまう。このため、単に給気管の数を増やしただけでは接着シートを吹き付ける勢いが増加するものではなく、かえって無駄な設備やエネルギー源にコストを費やしてしまうという不都合を招来する。そこで出願人は鋭意検討の結果、むやみに吸着部内にエアを送り込むのではなく、排気干渉を抑制して秩序正しく吸着部内にエアを送り込むことで上記不都合を解消することを考えた。
本発明の目的は、勢いよく接着シートを吹き付け、確実に接着シートを貼付できるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート貼付装置は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、前記接着シートを繰り出す繰出手段と、前記繰出手段によって繰り出された接着シートを基材シート側から通気口を介して支持する支持手段と、前記支持手段に支持されている接着シートに前記通気口から気体を噴出して当該接着シートを前記被着体に吹き付ける吹付手段とを備え、前記吹付手段は、複数の給気通路を介して前記支持手段に気体を供給可能に設けられ、これら複数の給気通路から前記支持手段への気体の供給タイミングをずらす気体供給調整手段を備えていることを特徴とする。
本発明のシート貼付装置において、前記複数の給気通路には、それぞれ給気弁が設けられ、前記気体供給調整手段は、各給気弁を異なるタイミングで開くことにより前記吹付手段への気体の供給タイミングをずらすことが可能に設けられているのが好ましい。
本発明のシート貼付装置において、前記複数の給気通路は、それぞれの長さが異なって設けられ、前記気体供給調整手段は、当該異なった長さの第1給気通路および第2給気通路により前記吹付手段への気体の供給タイミングをずらすことが可能に設けられているのが好ましい。
また、本発明のシート貼付装置は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、前記接着シートを繰り出す繰出手段と、前記繰出手段によって繰り出された接着シートを基材シート側から通気口を介して支持する支持手段と、前記支持手段に支持されている接着シートに前記通気口から気体を噴出して当該接着シートを前記被着体に吹き付ける吹付手段とを備え、前記吹付手段は、単一の給気通路を介して前記支持手段に気体を供給可能に設けられ、この給気通路から前記支持手段へ気体を断続的に複数回供給する気体供給調整手段を備えていることを特徴とする。
一方、本発明のシート貼付方法は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付方法であって、前記接着シートを繰り出し、繰り出された接着シートの基材シート側を支持し、支持された接着シートにタイミングをずらして気体を複数回供給して当該接着シートを前記被着体に吹き付けることを特徴とする。
以上のような本発明によれば、複数の給気通路から支持手段にタイミングをずらして気体を複数回供給するため、各給気通路からの気流の干渉を防止することができ、通気口からスムーズに気体を噴出させることができる。また、先に供給された気体が噴出するときに支持手段に負圧が生じるため、後に供給された気体がその負圧によって加速されて勢いよく支持手段に供給される。従って、通気口から噴出する気体の流速を増加させることができるので、接着シートが勢いよく被着体に吹き付けられて、接着シートが確実に貼付される。
本発明において、複数の給気通路のそれぞれに給気弁を設け、各給気弁を異なるタイミングで開くことにより吹付手段への気体の供給タイミングをずらすようにすれば、各給気通路からの気体を任意のタイミングで供給することができる。従って、シート貼付装置ごとに適切なタイミングで気体を供給することができる。
また、複数の給気通路をそれぞれの長さが異なるように設け、当該異なった長さの第1給気通路および第2給気通路により吹付手段への気体の供給タイミングをずらすようにすれば、給気通路ごとに給気弁を設ける必要がないため、簡易かつ安価な構成により接着シートを確実に貼付することできる。
また、単一の給気通路から支持手段へ気体を断続的に複数回供給する構成としても、気流の干渉を防止し、先に供給された気体の負圧を利用して接着シートを勢いよく被着体に吹き付けることができ、接着シートを確実に貼付することができる。
本発明の第1実施形態に係るシート貼付装置を部分的に断面した側面図。 シート貼付装置の動作説明図。 本発明の第2実施形態に係るシート貼付装置を部分的に断面した側面図。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1において、本実施形態のシート貼付装置1は、被着体Wにラベル等の接着シートSを貼付するものである。ここで、接着シートSは、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADが積層されるとともに、所定サイズの外形に予め切断されており、帯状の剥離シートRLに仮着された原反Rとして予め準備されている。
シート貼付装置1は、接着シートSを繰り出す繰出手段2と、繰出手段2によって繰り出された接着シートSを基材シートBS側から通気口38を介して支持する支持手段3と、支持手段3に支持されている接着シートSに通気口38から気体を噴出して接着シートSを被着体Wに吹き付ける吹付手段4とを備え、被着体Wを搬送するベルトコンベア等の搬送手段5の上方に図示しないフレーム等を介して設置されている。
繰出手段2は、図示しないフレームに支持されている。この繰出手段2は、原反Rをロール状に巻回して支持する支持ローラ21と、剥離シートRLおよび接着シートSを案内する2個のガイドローラ22,23と、ガイドローラ23から延びた剥離シートRLを折り返すことで、接着シートSを剥離シートRLから剥離する剥離板24と、駆動機器としてのモータ25によって駆動する駆動ローラ26と、駆動ローラ26との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ27と、図示しない駆動機器によって剥離シートRLを回収する回収ローラ28とを備えている。
支持手段3は、上面部31、側面部32、および底面部33を備え内部にチャンバVを有する保持部34と、この保持部34を被着体Wに向かって進退自在に支持する駆動機器としての直動モータ35と、チャンバVに連通する配管36と、配管36の途中に設けられ、図示しない減圧ポンプ等の吸引手段による吸引のタイミングを調節する排気弁37とを備えている。底面部33の図1中下面は、繰出手段2によって繰り出された接着シートSを基材シートBS側から保持する保持面33Aとされ、この保持面33Aには、チャンバVに連通する複数の通気口38が設けられている。
吹付手段4は、チャンバVに連通する給気通路としての第1給気通路41と、第1給気通路41の途中に設けられ、図示しない加圧ポンプ等の気体供給源からの気体の供給タイミングおよび供給量を調節する気体供給調整手段としての第1給気弁42と、同じくチャンバVに連通する給気通路としての第2給気通路43と、第2給気通路43の途中に設けられ、図示しない加圧ポンプ等の気体供給源からの気体の供給タイミングおよび供給量を調節する気体供給調整手段としての第2給気弁44とを備えている。第1給気通路41および第2給気通路43は、第1給気弁42からチャンバVまでの長さと、第2給気弁44からチャンバVまでの長さが同じ長さとなっている。通気口38は、チャンバV内に気体の供給が行われたときに、このチャンバV内の気体を噴出する気体噴出口として機能する。そして、第1給気通路41、第2給気通路43、および通気口38は、全通気口38の断面積の総和をAS、第1給気通路41の断面積をA1、第2給気通路43内の断面積をA2とすると、AS≧A1+A2の関係が成り立つように構成されている。
以上のシート貼付装置1において、被着体Wに接着シートSを貼付する手順について説明する。
先ず、図1に示すように、搬送手段5によって被着体Wが搬送されてくると、図示しないセンサによって被着体Wが検知されて、保持部34の下方の所定位置で停止する。被着体Wの停止が確認されると、繰出手段2によって原反Rを繰り出し、繰り出した原反Rの剥離シートRLを剥離板24で折り返して剥離シートRLから接着シートSを剥離し、剥離した接着シートSを保持部34の保持面33Aに沿って送り出す。支持手段3は、排気弁37を駆動してチャンバV内を減圧し、保持部34が通気口38を介して接着シートSを吸着保持すると、直動モータ35を駆動して保持部34を被着体W近傍まで下降させる。
次に、吹付手段4は、第1給気弁42および第2給気弁44を駆動し、第1給気通路41および第2給気通路43からチャンバV内に気体を供給することにより、保持面33Aで吸着保持している接着シートSを被着体Wに吹き付ける。ここで、第1給気弁42および第2給気弁44を同時に開けて、各給気通路41,43から同時にチャンバV内に気体を供給すると、各給気通路41,43からの気流が干渉してチャンバV内の気流が乱れ、通気口38からの気体の噴出が妨げられてしまう。そこで、本実施形態では、各給気通路41,43からチャンバVへの気体の供給タイミングをずらして、気流の干渉を防止するように構成している。
具体的に、吹付手段4は、排気弁37が閉じられると同時に第1給気弁42を開き、0.1秒後に当該第1給気弁42を閉じることで、図2(A)に矢印Aで示すように、第1給気通路41からチャンバV内に気体を供給する。チャンバV内に供給された気体は、通気口38から勢いよく抜け出ようとすることで、図2(B)に示すように、チャンバV内に気流Bを発生し、チャンバV内の上方(図2(C)のドットのない部分)に負圧領域Mが発生する。ここで、吹付手段4は、第1給気弁42を完全に閉じる寸前、つまり、第1給気弁42を開いた時点から0.07秒後に第2給気弁44を開き、0.1秒後に当該第2給気弁44を閉じる。つまり、第1給気弁42と第2給気弁44とが0.03秒間だけオーバラップして開いた状態となる。これにより、図2(C)に矢印Cで示すように、第2給気通路43からチャンバV内に気体が供給され、第2給気通路43を通る気体は、チャンバV内の負圧領域Mによって吸い出されることにも影響されて加速してチャンバV内に流入する。このため、第2給気通路43からの気体は、チャンバV内に残っている第1給気通路41からの気体を押し出しながら、自らもチャンバV内の負圧によって加速されてチャンバV内に供給される。これにより、図2(D)に示すように、チャンバV内に気流Bよりも速い流速の気流Dを発生し、通気口38から噴出する気体の流速が増す。このため、各給気通路41,43から供給される気流が干渉し合ってチャンバV内で気流を乱すことなく、スムーズに気体を通気口38から噴出させることができる。また、接着シートSに吹き付けられる気体の流速が上昇し、接着シートSを勢いよく飛ばすことができ、被着体Wに確実に貼付することができる。ここで、例えば、単一の給気通路41からチャンバV内に気体を長時間供給しただけでは、接着シートSに吹き付けられる気体の流速は一定速のままなので、当該接着シートを勢いよく遠くへ飛ばすことはできない。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、シート貼付装置1は、第1給気通路41および第2給気通路43からタイミングをずらしてチャンバV内に気体を供給し、供給された気体を接着シートSに噴出して接着シートSを被着体Wに吹き付けるため、保持部34における各給気通路41,43からの気流の干渉を防止することができ、チャンバV内の気流を乱すことなく通気口38から気体をスムーズに噴出させることができる。また、第1給気通路41から供給された気体の噴出によってチャンバV内に発生する負圧を利用して、第2給気通路43から供給される気体の流速を加速させるため、通気口38から噴出する気体の流速を増加させることができる。従って、接着シートSを勢いよく被着体Wに吹き付けることできるので、接着シートSを勢いよく飛ばすことができ、被着体Wに確実に貼付することができる。また、シート貼付装置1のように接着シートSを勢いよく被着体Wに吹き付けることができるようになれば、接着シートSの飛距離が伸びるので、直動モータ35等で被着体Wに接着シートSを接近させてから当該接着シートSを吹き付ける構成としなくてもよいことになる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。
図3に示すように、本実施形態のシート貼付装置1には、各給気弁42,44のかわりに共通の給気弁45が1つ設けられ、図示しない気体供給源からの気体が主給気通路46を通り、給気弁45で第1給気通路41と第2給気通路43とに分流してチャンバV内に供給される点が、前記第1実施形態と相違する。また、第1給気通路41および第2給気通路43は、それぞれ異なる長さに設けられて給気弁45とチャンバVとを接続する点で、前記第1実施形態と相違する。このため、シート貼付装置1において給気弁45が開くと、気体供給源からの気体が第1給気通路41および第2給気通路43に同時に供給される。
ここで、第2給気通路43の方が第1給気通路41よりも長くなるように設定されており、第1給気通路41を通って供給される気体に比べて、第2給気通路43を通って供給される気体の方が遅れてチャンバV内に供給されることになる。このため、各給気通路41,43からチャンバV内への気体の供給タイミングがずれることで、チャンバV内で気流の干渉が起きることを防止することができる。すなわち、本実施形態の第1給気通路41および第2給気通路43は、気体供給調整手段として機能する。
以上の本実施形態によっても、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、各給気通路41,43それぞれに給気弁を設ける必要がないため、簡易かつ安価な構成により接着シートSを勢いよく被着体Wに吹き付けることできる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、チャンバV内への気体の供給タイミングをずらす方法としては、例えば、第1給気通路41および第2給気通路43の内径をそれぞれ異なった大きさとし、各給気通路41,43内の流量を異ならせることで、チャンバV内への気体の供給タイミングをずらすようにしてもよい。
さらに、第1実施形態における第1給気弁42からチャンバVまでの長さと、第2給気弁44からチャンバVまでの長さを異なる長さとし、第1給気弁42及び第2給気通路43の気体の供給タイミングを同時とすることで、チャンバV内への気体の供給タイミングをずらすこともできる。
また、単一の給気弁(例えば第1給気弁42)と単一の給気通路(例えば第1給気通路41)によってチャンバV内に気体を供給可能に設け、当該チャンバV内へ供給タイミングをずらすように、つまり、単一の給気弁および単一の給気通路のみを用いて断続的に複数回に分けて気体を供給するように構成してもよい。この場合、例えば、第1給気弁42が0.07秒間開いた後0.03秒間閉じ、その後再び0.1秒間開くといった制御とすればよい。このような構成によっても、チャンバV内での気流の干渉を防止し、先に供給された気体の負圧を利用して接着シートSを勢いよく被着体Wに吹き付けることができ、接着シートSを確実に貼付することができる。
さらに、第1、第2給気通路41,43や配管36の接続位置は、前記実施形態に示された位置に限定されない。
また、前記実施形態では、2つの給気通路41,43がチャンバV内に接続されていたが、複数の給気通路が設けられていれば、給気通路の数は2つに制限されるものではない。
さらに、保持部34を進退させる直動モータ35は必須ではない。
前記各実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
また、前記各実施形態では、被着体Wおよび接着シートSを具体的に例示していないが、本発明のシート貼付装置および貼付方法では、被着体Wおよび接着シートSの種別や材質などは、特に限定されず、例えば、被着体Wが適宜な物品(例えば、段ボールケースや樹脂容器等)であって、接着シートSがラベルであってもよく、被着体Wが半導体ウェハであって、接着シートSが保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムなどであってもよい。この際、半導体ウェハは、シリコン半導体ウェハや化合物半導体ウェハ等が例示でき、このようなウェハに貼付する接着シートは、その他の任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状の接着シート等が適用できる。さらに、被着体Wが光ディスクの基板であって、接着シートSが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。以上のように、被着体Wとしては、ガラス板、鋼板、樹脂板等や、その他の板状部材のみならず、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
1 シート貼付装置
2 繰出手段
3 支持手段
4 吹付手段
38 通気口
41 第1給気通路(気体供給調整手段)
42 第1給気弁(気体供給調整手段)
43 第2給気通路(気体供給調整手段)
44 第2給気弁(気体供給調整手段)
AD 接着剤層
BS 基材シート
S 接着シート
W 被着体

Claims (5)

  1. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
    前記接着シートを繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段によって繰り出された接着シートを基材シート側から通気口を介して支持する支持手段と、
    前記支持手段に支持されている接着シートに前記通気口から気体を噴出して当該接着シートを前記被着体に吹き付ける吹付手段とを備え、
    前記吹付手段は、複数の給気通路を介して前記支持手段に気体を供給可能に設けられ、これら複数の給気通路から前記支持手段への気体の供給タイミングをずらす気体供給調整手段を備えていることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記複数の給気通路には、それぞれ給気弁が設けられ、
    前記気体供給調整手段は、各給気弁を異なるタイミングで開くことにより前記吹付手段への気体の供給タイミングをずらすことが可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. 前記複数の給気通路は、それぞれの長さが異なって設けられ、
    前記気体供給調整手段は、当該異なった長さの第1給気通路および第2給気通路により前記吹付手段への気体の供給タイミングをずらすことが可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  4. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
    前記接着シートを繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段によって繰り出された接着シートを基材シート側から通気口を介して支持する支持手段と、
    前記支持手段に支持されている接着シートに前記通気口から気体を噴出して当該接着シートを前記被着体に吹き付ける吹付手段とを備え、
    前記吹付手段は、単一の給気通路を介して前記支持手段に気体を供給可能に設けられ、この給気通路から前記支持手段へ気体を断続的に複数回供給する気体供給調整手段を備えていることを特徴とするシート貼付装置。
  5. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付方法であって、
    前記接着シートを繰り出し、
    繰り出された接着シートの基材シート側を支持し、
    支持された接着シートにタイミングをずらして気体を複数回供給して当該接着シートを前記被着体に吹き付けることを特徴とするシート貼付方法。
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