JP5613141B2 - 内燃機関の動弁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の動弁構造に関し、特に、内燃機関のロッカシャフトと、このロッカシャフトを保持するホルダ部とを締結する固定ボルトを備えた内燃機関の動弁構造に関する。
従来、内燃機関において、燃焼室への吸気、排気を行う吸気バルブと排気バルブは、カムシャフトに形成されたカム駒によって駆動されて、吸気と排気とを行っている。そのカム駒によって揺動されるロッカアームは、ホルダ部に保持されたロッカシャフトに軸支されている。ロッカシャフトは、ホルダ部に対して回転しないように固定ボルトで締結されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−248914号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の内燃機関において、固定ボルトは、ロッカシャフトに加わる荷重の方向を考慮せずに、固定ボルトによってロッカシャフトをホルダ部に取り付ける取付作業の容易さだけを考慮して設けられている。このため、ロッカシャフトの固定ボルトは、カムシャフトの固定ボルト等と同様にシリンダ軸線方向に向けて設けられている。
その結果、固定ボルトは、ロッカシャフトに負荷された荷重や、曲げ荷重等がかかる構造になっているので、それに耐える強度を持たせるために、太く大きなものにしなければならないという問題点があった。
そこで、本発明は、前記問題点を解決するために創案されたものであり、ロッカシャフトとホルダ部とを締結する固定ボルトを小型化することができる内燃機関の動弁構造を提供することを課題とする。
本発明に係る内燃機関の動弁構造は、カム駒を有するカムシャフトと、該カム駒により揺動するロッカアームと、該ロッカアームを軸支するロッカシャフトと、該ロッカシャフトを保持するホルダ部と、前記ロッカシャフトと前記ホルダ部とを互いに締結する固定ボルトと、を有する内燃機関の動弁構造であって、前記ロッカアームは、前記ロッカシャフトに軸支される部位と、前記カム駒に当接する部位と、バルブに当接する部位と、がこの順序で設けられており、前記カム駒は、前記ロッカアームに対して前記バルブと反対側から当接し、前記固定ボルトは、その軸線を前記カム駒から前記ロッカアームを介して前記ロッカシャフトに加わる最大荷重の方向と略一致させるように、その軸線を前記カムシャフトの回動中心と、前記カム駒と前記ロッカアームの接点とをつなぐ直線と略平行に設けられており、前記内燃機関は多気筒であり、前記固定ボルトは、爆発順が隣り合う気筒間であって後に爆発する気筒側に寄って設けられていることを特徴とする。
かかる構成によれば、ロッカアームは、ロッカシャフトに軸支される部位と、カム駒に当接する部位と、バルブに当接する部位と、がこの順序で設けられており、カム駒は、ロッカアームに対してバルブと反対側から当接し、固定ボルトは、その軸線をカム駒からロッカアームを介してロッカシャフトに加わる最大荷重の方向と略一致させるように、その軸線をカムシャフトの回動中心と、カム駒とロッカアームの接点とをつなぐ直線と略平行に設けられていることによって、その最大荷重を固定ボルトの軸線方向に圧縮力がかかるようにして受けて、ねじ部にかかる曲げモーメントを抑制することができる。このため、固定ボルトは、ロッカシャフトに加わる最大荷重を受けても、ねじ部に折れ曲がる方向の力が加わるのを減少させることができるので、ねじ部を太く形成して強度を上げる必要がないため、固定ボルトの大型化を抑制することができる。
また、かかる構成によれば、固定ボルトは、爆発順が隣り合う気筒間であって後に爆発する気筒側に寄って設けられることによって、爆発が連続して発生するときにバルブから受ける反力が大きくなるので、これに伴って固定ボルトにかかる荷重も高くなるため、ロッカシャフトにホルダ部を設けた。そのロッカシャフトとホルダ部とは、固定ボルトで固定されているので、しっかりと荷重を受け止めることができる。
さらに、前記ロッカシャフトは、前記ホルダ部に対応する位置に、前記固定ボルトが挿入されるボルト挿入孔と、前記ボルト挿入孔の一端側に設けられた座面と、を有し、前記ホルダ部には、前記ボルト挿入孔及び前記座面を露出させるための斜面が切り欠き形成されており、前記座面及び前記斜面は、前記固定ボルトの軸線方向に略直交して形成されているのが好ましい。
また、前記ホルダ部は、前記固定ボルトに螺合する雌ねじ部と、この雌ねじ部に沿って前記固定ボルトの頭部と反対側に延設された突出部と、を有するのが好ましい。
また、前記固定ボルトは、その頭部を上方に向け、ねじ部を前記ロッカシャフトの軸心方向に向けて設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、固定ボルトは、その頭部を上方に向け、ねじ部をロッカシャフトの軸心方向に向けて設けられていることによって、カムシャフトを避けてロッカシャフトに容易に締結することができる。
本発明は、ロッカシャフトとホルダ部とを締結する固定ボルトを小型化することができる内燃機関の動弁構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る内燃機関の動弁構造を示す要部概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る内燃機関の動弁構造を示す図であり、カムシャフトの斜視図である。 本発明の実施形態に係る内燃機関の動弁構造を示す図であり、固定ボルトの設置状態を示す要部拡大縦断面図である。
図1〜図3を参照して、本発明の実施形態に係る内燃機関の動弁構造を説明する。実施形態の説明において、上下方向は、シリンダ軸線方向に一致するものとする。
≪内燃機関及びシリンダヘッドの構成≫
図1に示すように、内燃機関1は、多気筒(直列4気筒)の4サイクルのエンジンであり、シリンダヘッド2のシリンダ軸線の一方側には、シリンダヘッド2の短手方向に一対に配置されたカムシャフト3及びロッカシャフト4が、長手方向に沿って平行に設けられている。
シリンダヘッド2は、不図示の燃焼室のシリンダ軸線の一方側を形成して、内燃機関1の吸排気システム(図示省略)が取り付けられるエンジン本体である。シリンダヘッド2のシリンダ軸線の一方側には、カムシャフト方向に所定間隔で気筒11a,11b,11c,11dが設けられている。
≪カムシャフトの構成≫
カムシャフト3は、吸気用カムシャフト31と、排気用カムシャフト32と、からなる。カムシャフト3は、このカムシャフト3に沿って予め設定された間隔で配置された複数のカムホルダ6によって、シリンダヘッド2に回動自在に軸支されている。吸気用カムシャフト31と排気用カムシャフト32とのシリンダ軸線の他方側方向には、それぞれロッカシャフト4が配置されている。
図2に示すように、前記カムシャフト3は、燃焼室内の吸気と排気を行うバルブ8(吸気バルブ、排気バルブ)を開閉する複数のカム駒3aと、潤滑油が流れる油路の一部を形成する油溝3bとを有する軸である。
吸気用カムシャフト31には、5つのカムホルダ6(図1参照)によってそれぞれ軸支される軸支部31a,31b,31c,31d,31eを有している。軸支部31a〜31eの外周面の軸方向の中央部には、油路の半体部位を形成する環状形状の油溝3bがそれぞれ形成されている。
この吸気用カムシャフト31と同様に、排気用カムシャフト32にも、6つのカムホルダ6(図1参照)によってそれぞれ軸支される軸支部32a,32b,32c,32d,32e,32fが形成されている。排気用カムシャフト32の各軸支部32a〜32fには、油路を形成する油溝3bがそれぞれ形成されている。
≪カムホルダの構成≫
図1に示すように、カムホルダ6は、互いに平行に配置された吸気用カムシャフト31及び排気用カムシャフト32をシリンダヘッド2に対して軸支するための軸受部材である。吸気用カムシャフト31は、前記した5つのカムホルダ6a,6b,6c,6d,6eによって軸支されている。また、排気用カムシャフト32は、6つのカムホルダ6f,6g,6h,6i,6j,6kによって軸支されている。
図3に示すように、カムホルダ6は、シリンダヘッド2のシリンダ軸線の一方側に一体形成されたホルダ基台61と、このホルダ基台61上にカムシャフト3を介在させて載置され、ホルダ固定ボルト63によってボルト締めされたホルダキャップ62と、から主に構成されている。カムホルダ6は、シリンダヘッド2のシリンダ軸線の一方側において、吸気用カムシャフト31及び排気用カムシャフト32に沿って軸方向に適宜な間隔で二列に配置されている。
≪ロッカシャフトの構成≫
図3に示すように、前記ロッカシャフト4は、揺動運動をするロッカアーム5の支点となる軸であり、略円筒形状に形成されている。ロッカシャフト4には、このロッカシャフト4を後記するホルダ部10に固定するための固定ボルト7が挿入されるボルト挿入孔4aと、このボルト挿入孔4aの開口端の外面に形成された斜めに平らな座面4bと、が形成されている。
図1に示す気筒11a〜11dは、カムシャフト3の一端側から気筒11a、気筒11c、気筒11d、気筒11b、気筒11aの順で爆発する。爆発順が隣り合う気筒11aと気筒11bとの間、及び、気筒11cと気筒11dとの間は、爆発が連続して発生するときに、図3に示すバルブ8から受ける反力が大きくなるので、これに伴って固定ボルト7にかかる荷重も高くなるため、ロッカシャフト4にホルダ部10を設けている。そのロッカシャフト4とホルダ部10とは、固定ボルト7でしっかりと固定されている。
このため、固定ボルト7が挿入されるボルト挿入孔4aは、図1に示すように、6つのカムホルダ6f〜6kのうちで高い荷重がかかるカムシャフト3の一端側(不図示のタイミングチェーンなどの伝達機構が配置される側)から2番目のカムホルダ6gに隣接した位置(気筒11aと気筒11bとの間)と、カムシャフト3の他端側(不図示のトランシミッションが配置される側)から3番目のカムホルダ6iに隣接した位置(気筒11cと気筒11dとの間)と、の二箇所に形成されている。ボルト挿入孔4aは、斜め外側のシリンダ軸線の一方側方向からロッカシャフト4の中心O3を通ってシリンダヘッド2中央側に向けて斜めに形成された貫通孔である。
座面4bは、固定ボルト7をボルト挿入孔4aに螺合させたときに頭部7aが当接する面であり、軸心線L2−L2に対して直交する方向に平らな面に形成されている。
≪ロッカアームの構成≫
図3に示すように、ロッカアーム5は、カム駒3aとの接点Bが、このカム駒3aによって押圧されることによって、ロッカシャフト4の軸心O3を支点として揺動しバルブ8を開閉させる揺動部材である。ロッカアーム5は、ロッカシャフト4によって軸支されている。ロッカアーム5は、カム駒3aが当接する位置にローラ51を有している。ローラ51は、軸心O2を中心に回転自在に設けられている。
≪ホルダ部の構成≫
図3に示すように、ホルダ部10は、ロッカシャフト4をシリンダヘッド2に軸支するための部位であり、シリンダヘッド2に一体に配置されている。このホルダ部10には、ロッカシャフト4が挿入されるシャフト挿入部10aと、シャフト挿入部10aのシリンダ軸線の一方側を外側へ斜めシリンダ軸線の他方側方向に向けて平らに形成された斜面10bと、後記する固定ボルト7のねじ部7bが螺合される雌ねじ部10cと、この雌ねじ部10の中心線L2−L2に沿ってシリンダ軸線の他方側方向に延設されて突出部10dと、が形成されている。
シャフト挿入部10aは、縦断面視して、斜面10bが切り欠き形成されて開口され、ロッカシャフト4のボルト挿入孔4aが露出するように形成されている。
斜面10bは、ホルダ部10の斜めシリンダ軸線の一方側からロッカシャフト4のボルト挿入孔4aを露出させるために形成された面であり、雌ねじ部10の中心線L2−L2と、最大荷重方向(矢印C方向)に対して直交して形成されている。
雌ねじ部10cは、シャフト挿入部10aの内面から突出部10dの中心線に沿って形成されて、突出部10dの先端面で開口するように形成されている。
雌ねじ部10cは、中心線L2−L2が、最大荷重方向(矢印C方向)と略一致するように形成されている。
突出部10dは、雌ねじ部10cの長さが中心線L2−L2の方向に長くなるように形成されて、雌ねじ部10cの強度を向上させている。
≪固定ボルトの構成≫
図3に示すように、固定ボルト7は、ロッカシャフト4とホルダ部10とを互いに締結させるボルトであり、例えば、座金付きの頭部7aと、ねじ部7bとを有している。固定ボルト7は、その頭部7aをシリンダ軸線の一方側方向に向け、ねじ部7bをその他方側方向に向けて、ホルダ部10の斜面10b側からロッカシャフト4のボルト挿入孔4aに挿入して雌ねじ部10cに螺合される。この場合、ねじ部7bは、ロッカシャフト4の軸心O3方向(軸線L2−L2方向)に向けて設けられている。換言すると、固定ボルト7は、この固定ボルト7の軸線L2−L2をロッカシャフト4に加わる最大荷重の方向(矢印C方向)と略一致させて形成されている。固定ボルト7の締結方向(締結角度)は、その軸線L2-L2をロッカシャフト4に加わる最大荷重の方向(矢印C方向)と略一致させて設けられている。
≪作用≫
次に、図1〜図3を参照しながら本発明の実施形態に係る内燃機関の動弁構造の作用を説明する。
図3は、内燃機関1の運転時にロッカシャフト4に最大荷重が加わっているときの状態を示す要部拡大断面図である。なお、内燃機関1の全運転領域の中で、高回転時に最大荷重が発生する。図3に示すように、内燃機関1の高回転時にカムシャフト3の回転と共にカム駒3aが高回転した際に、カム駒3aからロッカシャフト4に最大荷重が加わるときは、慣性力が支配的で、加速度が高いバルブ8の開き始めと開き終わり、つまり、カム駒3aのリフト始め及びリフト終わりの接点Bである。直線L1−L1は、カム駒3aのベース円と、ロッカアーム5の接点Bと、カムシャフト3の中心O1とをつなぐ線であり、最大荷重が加わる方向と略一致している。この直線L1−L1上には、カムシャフト3の中心O1と、カム駒3aのリフト始め及びリフト終わりの接点Bと、ローラ51の中心O2とが同一直線上にある。
固定ボルト7は、この固定ボルト7の軸線L2−L2をロッカシャフト4に加わる最大荷重の方向(矢印C方向)と略一致させて設けられていることによって、固定ボルト7に曲げ応力がかからない状態に配置できる。このため、固定ボルト7は、最大荷重の方向(矢印C方向)に対して強度を備えているので、固定ボルト7の大型化を抑制することができる。
また、固定ボルト7は、この固定ボルト7の軸線L2−L2をカムシャフト3の回動中心O3と、カム駒3aとロッカアーム5の接点Bとを繋ぐ直線L1−L1と略平行に設けられることによって、固定ボルト7の軸線L2−L2をバルブ8の開け始めのときの最大荷重方向(矢印C方向)と略一致させることができる。このため、固定ボルト7は、ロッカシャフト4に加わる最大荷重を受けても、ねじ部7bに折れ曲がる方向の力が加わることがないので、ねじ部7bを太く形成して強度を上げる必要がないため、固定ボルトの大型化を抑制することができる。
さらに、固定ボルト7は、この固定ボルト7の頭部7aをシリンダ軸線の一方側方向に向け、ねじ部7bをロッカシャフト4の軸心O3方向に向けて設けられていることによって、カムシャフト3を避けてロッカシャフト4に容易に締結させることができる。
また、図1に示すように、内燃機関1は、爆発順序が隣り合う気筒11a,11b間及び気筒11c,11d間に互いの荷重が加わることで一層大きな荷重が加わる。固定ボルト7が配置されるボルト挿入孔4aは、爆発順が隣り合う気筒11a,11b間及び気筒11c,11d間に設けられることにより、内燃機関1の駆動中に、高い荷重が負荷される部位を固定しているので、前記したようにしっかりと固定して軸力を最大限に生かせる締結構造としたため、効率よくボルト締めして、ロッカシャフト4とホルダ部10とを締結する固定ボルト7を小型化することができる。
また、固定ボルト7は、頭部7a側が斜めシリンダ軸線の一方側方向を向くようにロッカシャフト4に締結されるので、ボルト締めする際に、障害物が無いため、動弁系の組付後のボルト締め作業を容易に行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。なお、既に説明した構成は同じ符号を付してその説明を省略する。
前記実施形態では、固定ボルト7の一例として図3に示すような一般的なボルトを例に挙げて説明したが、適宜にその他の種類のボルトに変更しても構わない。
1 内燃機関
2 シリンダヘッド
3 カムシャフト
3a カム駒
4 ロッカシャフト
5 ロッカアーム
7 固定ボルト
7a 頭部
7b ねじ部
10 ホルダ部
11a〜11d 気筒
A 最大荷重の方向
B カム駒とロッカアームの接点
L1 直線
L2 軸線
O1 カムシャフトの回動中心
O3 ロッカシャフトの軸心

Claims (4)

  1. カム駒を有するカムシャフトと、該カム駒により揺動するロッカアームと、該ロッカアームを軸支するロッカシャフトと、該ロッカシャフトを保持するホルダ部と、前記ロッカシャフトと前記ホルダ部とを互いに締結する固定ボルトと、を有する内燃機関の動弁構造であって、
    前記ロッカアームは、前記ロッカシャフトに軸支される部位と、前記カム駒に当接する部位と、バルブに当接する部位と、がこの順序で設けられており、
    前記カム駒は、前記ロッカアームに対して前記バルブと反対側から当接し、
    前記固定ボルトは、その軸線を前記カム駒から前記ロッカアームを介して前記ロッカシャフトに加わる最大荷重の方向と略一致させるように、その軸線を前記カムシャフトの回動中心と、前記カム駒と前記ロッカアームの接点とをつなぐ直線と略平行に設けられており、
    前記内燃機関は多気筒であり、前記固定ボルトは、爆発順が隣り合う気筒間であって後に爆発する気筒側に寄って設けられていることを特徴とする内燃機関の動弁構造。
  2. 前記固定ボルトは、その頭部を上方に向け、ねじ部を前記ロッカシャフトの軸心方向に向けて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の動弁構造。
  3. 前記ロッカシャフトは、前記ホルダ部に対応する位置に、前記固定ボルトが挿入されるボルト挿入孔と、前記ボルト挿入孔の一端側に設けられた座面と、を有し、
    前記ホルダ部には、前記ボルト挿入孔及び前記座面を露出させるための斜面が切り欠き形成されており、
    前記座面及び前記斜面は、前記固定ボルトの軸線方向に略直交して形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の動弁装置。
  4. 前記ホルダ部は、前記固定ボルトに螺合する雌ねじ部と、この雌ねじ部に沿って前記固定ボルトの頭部と反対側に延設された突出部と、を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の内燃機関の動弁装置。
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