JP2011149319A - カムシャフトの軸受支持構造 - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/50Other types of ball or roller bearings
    • F16C19/507Other types of ball or roller bearings with rolling elements journaled in one of the moving parts, e.g. stationary rollers to support a rotating part
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

【課題】一体型カムシャフトと組立型カムシャフトとのいずれにおいても採用することが可能なカムシャフトの軸受支持構造を提供する。
【解決手段】複数のカムロブ15が軸方向に配置されたカムシャフト10を、転がり軸受40を介してハウジング部材20とキャップ部材30との間に回転可能に支承する。キャップ部材30には、カムシャフト10のシャフト部の外周面の周方向複数箇所に接触可能な複数の転がり軸受40が配設されている。
【選択図】図2

Description

この発明はカムシャフトの軸受支持構造に関する。
従来、ハウジング部材(シリンダヘッド)とキャップ部材との間に、カムシャフトを回転可能に支承するカムジャーナル部においては、燃費向上のため、すべり軸受に比べトルク損失が小さい転がり軸受が用いられたカムシャフトの軸受支持構造が知られている。
また、カムシャフトには、シャフト及び複数のカムロブが鋳造によって一体に形成された一体型カムシャフトと、複数のカムロブ(シャフトとは個別に形成されたカムロブ)がシャフトの一端から順次に嵌込まれて一体状に組み付けられた組立型カムシャフトとが知られている。
また、ハウジング部材(シリンダヘッド)とキャップ部材との間に、一体型カムシャフトを転がり軸受によって回転可能に支承するためには、転がり軸受を周方向に二つ割りした分割型転がり軸受が用いられる。
また、組立型カムシャフトにおいては、複数のカムロブをシャフトに組み付ける際に、シャフトの一端から複数のカムロブと転がり軸受とが所定順に嵌込まれて組み付けられる。
また、組立型カムシャフトにおいては、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2006−226184号公報
ところで、カムシャフトが一体型カムシャフトである場合、分割型転がり軸受を用いなければならず、分割型転がり軸受の製作や組み付けに多くの手間が必要となる。
また、組立型カムシャフトである場合には、転がり軸受を周方向に二つ割りする必要がないが、シャフトの一端から複数のカムロブと転がり軸受とを所定順に嵌込んで組み付けなければならない。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、一体型カムシャフトと組立型カムシャフトとのいずれにおいても採用することが可能なカムシャフトの軸受支持構造を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係るカムシャフトの軸受支持構造は、複数のカムロブが軸方向に配置されたカムシャフトを、ハウジング部材とキャップ部材との間のカムジャーナル部に回転可能に支承するカムシャフトの軸受支持構造であって、
前記キャップ部材には、前記カムシャフトのシャフト部の外周面の周方向複数箇所に接触可能な複数の転がり軸受が配設されていることを特徴とする。
前記構成によると、カムシャフトの回転時において、同カムシャフトのシャフト部の外周面の周方向複数箇所が複数の転がり軸受によって支承されることによって、フリクションが低減されるため、すべり軸受に比べトルク損失が小さい。
また、エンジンの開閉バルブを開閉するためのロッカーアーム(バルブ直動式の場合には開閉バルブ)からカムロブを経てシャフトに伝達される突き上げ荷重を複数の転がり軸受によって良好に受けることができる。
請求項2に係るカムシャフトの軸受支持構造は、請求項1に記載のカムシャフトの軸受支持構造であって、
転がり軸受は、カムシャフトの中心を通る鉛直線に対し時計回り方向と反時計回り方向とにそれぞれ等角度で変位した各位置に配設されていることを特徴とする。
前記構成によると、エンジンの開閉バルブを開閉するためのロッカーアーム(バルブ直動式の場合には開閉バルブ)からカムロブを経てシャフトに伝達される突き上げ荷重を、カムシャフトの中心を通る鉛直線に対し時計回り方向と反時計回り方向とにそれぞれ等角度で変位した各位置に配設の二つの転がり軸受によって均等に分散して受けることが可能となり、転がり軸受の耐久性の向上に効果が大きい。
この発明の実施例1に係るカムシャフトの軸受支持構造を一部破断して示す側面図である。 同じく図1のII−II線に沿う横断面図である。 同じくキャップ部材に複数の転がり軸受が組み付けられた状態を示す斜視図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、カムシャフト(一体型カムシャフト)10は、鋳造によって形成され、シャフト11の外周面の軸方向に所定間隔を隔てて複数のカムロブ15が一体に形成されている。
カムシャフト10のシャフト11の部分をハウジング部材(シリンダヘッド)20とキャップ部材30との間のカムジャーナル部に回転可能に支承するカムシャフトの軸受支持構造において、ハウジング部材20の上面には、シャフト11の半径よりも若干大きい半径をもつ半円弧状の円弧凹部21が形成されている。
図1〜図3に示すように、ハウジング部材20の上面に締結ボルト25によって締め付け固定されるキャップ部材30は、シャフト11の半径よりも若干大きい半径の内周面を有する半円弧状のキャップ部32と、このキャップ部32の円弧の両端からそれぞれ張り出された両固定部31とを一体に有している。
そして、キャップ部材30は、両固定部31において締結ボルト25によってハウジング部材20の上面に締め付け固定されている。
また、キャップ部32の板厚方向(シャフト11の軸方向)の中央部には、軸受組付空間33が貫通状に形成されており、この軸受組付空間33には、シャフト11の上半部外周面の周方向複数箇所に接触可能な複数(この実施例1では二つ)の転がり軸受40が配設されている。
図1と図2に示すように、転がり軸受40は、シャフト11と平行してキャップ部32の円弧状の両側壁34に跨って固定された中心軸35と、この中心軸35を外周に配置された外輪41と、中心軸35を内輪としてその中心軸35と外輪41との間に転動可能に配設された複数の転動体(ころ(針状ころも含む)、又は玉)42と、これら複数の転動体42を保持する保持器43とを備えている。
そして、図2に示すように、各転がり軸受40の外輪41の外周面の一部は、キャップ部32の内周面よりも中心側に突出してシャフト11の上半部外周面にそれぞれ接触するようになっている。
この実施例1において、図2に示すように、二つの転がり軸受40は、カムシャフト10の中心を通る鉛直線Lに対し時計回り方向と反時計回り方向とにそれぞれ等角度(θ1=θ2)で変位した各位置に配設されている。
例えば、カムシャフト10の中心を通る鉛直線Lに対し、二つの転がり軸受40の角度θ1、θ2は、60°以下が好ましく、50°〜30°程度が最適である。
また、この実施例1において、図2に示すように、ハウジング部材20の上面にキャップ部材30の両固定部31が締結ボルト25によって締め付け固定された状態において、ハウジング部材20の上面とキャップ部材30の両固定部31の下面との間に僅かな隙間Sが設定されることが好ましい。
これによって、締結ボルト25の締め付け力に基づいて、シャフト11の外周面に対する転がり軸受40の外輪41の外周面の接触圧が調整可能となる。
また、図1に示すように、転がり軸受40は、カムシャフト10のカムロブ15外周面のカム面に接触してエンジンの開閉バルブ(図示しない)を開閉動作するためのロッカーアーム50のローラフォロア51として用いられるものと同一の転がり軸受が使用されることが好ましい。
この場合には、ロッカーアーム50の製造ラインを転用してキャップ部材30に転がり軸受40を組み付けることが可能となる。
この実施例1に係るカムシャフトの軸受支持構造は上述したように構成される。
したがって、図2に示すように、ハウジング部材20の円弧凹部21にカムシャフト10が配置された状態で、ハウジング部材20の上面にキャップ部材30を締結ボルト25によって締め付け固定することで、キャップ部材30の複数の転がり軸受40の外輪41がカムシャフト10のシャフト11外周面に接触する。
このため、カムシャフト10が鋳造製の一体型カムシャフトであっても、シャフト11の外周面に複数の転がり軸受40を容易に配置することができ、二つ割りの転がり軸受を製作して組み付ける従来と比較してコスト低減を図ることができる。
なお、カムシャフト10の軸端部は、図示しない軸受け装置によってハウジング部材20に回転可能に支承される。
また、カムシャフト10の回転時において、カムシャフト10のシャフト11の上半部外周面の周方向複数箇所が複数の転がり軸受40によって支承されることによって、フリクションが低減されるため、すべり軸受に比べトルク損失が小さい。
また、エンジンの開閉バルブを開閉するためのロッカーアーム(バルブ直動式の場合には開閉バルブ)50からカムロブ15を経てシャフト11に伝達される突き上げ荷重を複数の転がり軸受40によって分散して良好に受けることができる。
また、この実施例1において、ロッカーアーム(バルブ直動式の場合には開閉バルブ)50のローラフォロア51からカムロブ15を経てシャフト11に伝達される突き上げ荷重を、カムシャフト10の中心を通る鉛直線Lに対し時計回り方向と反時計回り方向とにそれぞれ等角度で変位した各位置に配設の二つの転がり軸受40によって均等に分散して受けることが可能となり、転がり軸受40の耐久性の向上に効果が大きい。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。
例えば、前記実施例1においては、カムシャフト10が、シャフト11の外周面の軸方向に複数のカムロブ15が一体に形成された鋳造製の一体型カムシャフトである場合を例示したが、複数のカムロブ(シャフトとは個別に形成されたカムロブ)がシャフトの一端から順次に嵌込まれて一体状に組み付けられた組立型カムシャフトである場合においてもこの発明を実施することができる。
10 カムシャフト
11 シャフト
15 カムロブ
20 ハウジング部材
25 締結ボルト
30 キャップ部材
35 中心軸
40 転がり軸受
41 外輪
42 ころ

Claims (2)

  1. 複数のカムロブが軸方向に配置されたカムシャフトを、ハウジング部材とキャップ部材との間のカムジャーナル部に回転可能に支承するカムシャフトの軸受支持構造であって、
    前記キャップ部材には、前記カムシャフトのシャフト部の外周面の周方向複数箇所に接触可能な複数の転がり軸受が配設されていることを特徴とするカムシャフトの軸受支持構造。
  2. 請求項1に記載のカムシャフトの軸受支持構造であって、
    転がり軸受は、カムシャフトの中心を通る鉛直線に対し時計回り方向と反時計回り方向とにそれぞれ等角度で変位した各位置に配設されていることを特徴とするカムシャフトの軸受支持構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101983221B1 (ko) * 2018-12-06 2019-05-28 정항이 디켄터형 원심분리기용 축받침 장치

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