JP5611124B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラ、TVカメラ(放送用カメラ)、監視用カメラ、銀塩写真用のカメラ等に好適なものである。
近年、固体撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、そして銀塩フィルムを用いたカメラ等の撮像装置は高機能化され、又装置全体が小型化されている。また一眼用の交換レンズシステムとしてクイックリターンミラーを用いないで全系の小型化を図った撮像装置が提案されている。そしてそれらに用いる撮影光学系としては、レンズ全長(第1レンズ面から像面までの距離)が短く、前玉有効径が小さく全系がコンパクトでしかも大口径、広画角のズームレンズであること等が要求されている。
これらの要求に応えるズームレンズの1つとして、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成される4群ズームレンズが知られている。この4群ズームレンズとして、ズーミングに際して、各レンズ群が移動する4群ズームレンズが知られている(特許文献1、2)。特許文献1と特許文献2では、開口絞りを第3レンズ群の像側に配置し全系の小型化を図ったズームレンズを開示している。
一方、ズームレンズにおいて一部のレンズ群を光軸と垂直方向に変位させて画像ぶれを補正した、所謂、防振機能を有したものが知られている(特許文献3)。特許文献3では、4群ズームレンズにおいて、第3レンズ群全体を光軸と垂直方向に振動させて像ぶれを補正し、静止画像を得るズームレンズを開示している。
特開平08−271790号公報 特開2004−271682号公報 特開2006−189627号公報
近年、撮像装置に用いるズームレンズには、撮像装置の小型化に対して鏡筒の外径が小さく全体が小型で大口径比であることが強く要望されている。一般に大口径比化を図りつつ、ズームレンズ全体を小型化するためには、ズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力を強めつつ、ズーミングの際の各レンズ群の移動を少なくすれば良い。しかしながら、このように構成したズームレンズは、各レンズ面の屈折力の増加に伴いレンズ肉厚が増してしまい、レンズ系の短縮効果が不十分になると同時に諸収差の補正が困難になってくる。
前述した4群ズームレンズにおいて、レンズ系全体の小型化を図りつつ、大口径比化を図るには各レンズ群の屈折力や、開口絞りの位置そして第1、第3レンズ群のレンズ構成等を適切に設定することが重要になってくる。開口絞りの位置や開口絞りが配置される近傍のレンズ群、例えば第3レンズ群のレンズ構成が不適切であると、大口径比を図りつつ、前玉有効径と鏡筒径を小さくしつつ、全系の小型化を図るのが大変困難になってくる。
本発明は、大口径比で全系が小型で広角端から望遠端に至る全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、前記第3レンズ群の像側に開口絞りが配置されており、前記第3レンズ群は少なくとも3枚の正レンズと1枚の負レンズを有しており、望遠端における前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第3レンズ群の最も物体側のレンズ面との間隔をT23、望遠端における全系の焦点距離をfT、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群の焦点距離を各々f1、f2、f3、前記第1レンズ群に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値をNav1とするとき、
0.002<T23/fT<0.020
−1.29≦f3/f2<−0.8
−5.0<f1/f2<−3.0
Nav1>1.75
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、大口径比で全系が小型で広角端から望遠端に至る全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を有するズームレンズが得られる。
本発明の実施例1の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B) 本発明の実施例1に対応する数値実施例1の広角端と望遠端における収差図 本発明の実施例2の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B) 本発明の実施例2に対応する数値実施例2の広角端と望遠端における収差図 本発明の実施例3の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B) 本発明の実施例3に対応する数値実施例3の広角端と望遠端における収差図 本発明の実施例4の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B) 本発明の実施例4に対応する数値実施例4の広角端と望遠端における収差図 本発明の実施例5の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B) 本発明の実施例5に対応する数値実施例5の広角端と望遠端における収差図 本発明の撮像装置の概略図
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群で構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。第3レンズ群の像側にFナンバー決定用の光束を制限する開口絞りが配されている。開口絞りはズーミングに際して第3レンズ群と一体的又は独立に移動している。第3レンズ群は少なくとも3枚の正レンズと1枚の負レンズを有している。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図、図2(A)、(B)はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。
図3は本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図4(A)、(B)はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。図5は本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図6(A)、(B)はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。図7は本発明の実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図8(A)、(B)はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図9は本発明の実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図10(A)、(B)はそれぞれ実施例5のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。図11は本発明のズームレンズを備えるカメラ(撮像装置)の要部概略図である、各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルカメラそして銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。
レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。iは物体側からのレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。各実施例において、L1は正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群である。
SPは開口絞りであり、第3レンズ群L3の像側に配置している。開口絞りSPはズーミングに際して第3レンズ群L3と一体的又は独立に移動している。Gは光学フィルター、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する感光面が置かれる。
収差図において、d、gは各々d線及びg線、ΔM,ΔSはメリディオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。ωは半画角(度)、FnoはFナンバーである。尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用レンズ群(第2レンズ群L2)が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例ではズーミングに際して、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。各実施例では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように各レンズ群を移動させている。具体的には、各実施例では広角端から望遠端へのズーミングに際して図中矢印のように第1レンズ群L1を物体側へ移動させている。そして第2レンズ群L2を物体側又は像側へ、第3レンズ群L3を物体側へ移動させ、第4レンズ群L4を像側へ移動させている。無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には第4レンズ群L4を前方に繰り出すことによって行っている。
各実施例では、軽量な第4レンズ群L4をフォーカスの為に移動することで迅速なフォーカスを、例えば自動焦点検出を容易にしている。前述したズームタイプよりなる4つのレンズ群より構成される4群ズームレンズにおいて、鏡筒外径は開口絞りSPの絞り径と前玉有効径の2要因で決定されることが多い。
大口径化すると開口絞りSPの絞り径による影響が大きくなり、広画角化すると前玉有効径による影響が大きくなる。高い光学性能を維持しつつ、全系の小型化を図るためには、この2つの要因をバランス良く設定するのが重要である。絞り径を小型にするには開口絞りSPを第3レンズ群L3の像側に配置する方が第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間に配置するよりも有利である。一方、絞り径を第3レンズ群L3の像側に配置すると第1レンズ群L1と開口絞りSPの距離が長くなり、広角端において軸外光線が第1レンズ群L1を通過する入射位置が高くなって前玉有効径が増大してくる。
高い光学性能を維持しつつ、絞り径と前玉有効径の小型化を図るためには、広角端から望遠端へのズーミングに際して第3レンズ群L3の移動量を低減するのが良い。これには第3レンズ群L3の屈折力を強めて第3レンズ群L3の移動量に対する変倍の効果を大きくすることが有効である。また第1レンズ群L1の屈折力を大きくすることで、ズーミングに際して第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔変化に対する変倍の寄与を大きくすることも有効である。
第3レンズ群L3の屈折力を強めた場合、第3レンズ群L3のズーミングに際しての移動に伴う収差変動を低減するためには、第3レンズ群L3で発生する収差自体を低減しておく必要がある。また前玉有効径を小型にするには第1レンズ群L1を構成するレンズの材料の屈折率を大きくして、第1レンズ群L1のレンズ厚薄くすることで、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の主点間隔を小さくするのが良い。
そこで各実施例においては次の構成をとっている。望遠端における第2レンズ群L2の最も像側のレンズ面と第3レンズ群の最も物体側との間隔をT23とする。望遠端における全系の焦点距離をfT、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群の焦点距離を各々f1、f2、f3とする。
このとき、
0.002<T23/fT<0.020 (1)
−1.29≦f3/f2<−0.8 (2)
−5.0<f1/f2<−3.0 (3)
なる条件式を満足するようにしている。
次に条件式(1)乃至(3)の技術的意味について説明する。条件式(1)は望遠端における第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の距離(レンズ間隔)に関するものである。条件式(1)の下限を超えてレンズ間隔を小さくしようとすると望遠端において第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の鏡筒が干渉してくるので良くない。
逆に上限を超えてしまうと、大口径化に伴って軸上光束を確保するための絞り径が増大してくる。また広角端における開口絞りSPと前玉(第1レンズ群L1)の距離も遠くなってしまうので、前玉有効径が増大してくるので、良くない。更に望ましくは、条件式(1)の数値範囲を次の如くとすることで、全系の更なる小型化が容易になる。
0.003<T23/fT<0.018 (1a)
条件式(2)は第3レンズ群L3と第2レンズ群L2の屈折力の関係に関するもので、第3レンズ群L3と第2レンズ群L2の屈折力が変倍へ寄与するレベルと収差補正の限界を規定するものである。条件式(2)の下限を超えて第3レンズ群L3の屈折力が大きくなるとズーミングに際しての第3レンズ群L3の移動に伴うコマ収差が増大し、この補正が困難になる。またペッヴァール和が正の方向に増大し過ぎて、像面湾曲の補正が困難になる。
逆に条件式(2)の上限を超えて第3レンズ群L3の屈折力が小さくなると、第3レンズ群L3のズーミングに際しての移動量が大きくなり、広角端において第1レンズ面と開口絞りSPの距離が長くなって前玉有効径が増大してしまうので良くない。更に望ましくは、条件式(2)の数値範囲を次の如く設定すると、更なる全系の小型化が容易になる。
−1.29≦f3/f2<−1.0 (2a)
更に好ましくは条件式(2a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.29≦f3/f2<−1.1 (2b)
条件式(3)は第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の屈折力の相対関係に関するもの
で、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の屈折力の相対関係から各レンズ群の移動量を
適切に設定するためのものである。
条件式(3)の下限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が大きくなり過ぎると全系の小型化には有利となる。しかしながら望遠端において非点収差や像面湾曲に対する第1レンズ群L1の倒れの影響が大きくなり過ぎて製造誤差によるばらつきが大きくなってくる。逆に上限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が弱くなってくると変倍に必要な第1レンズ群L1の移動量が大きくなって特に望遠端においてレンズ全長が大きくなってしまうので良くない。
更に望ましくは、条件式(3)の数値範囲を次の如く設定すると、更なる全系の小型化が容易になる。
−5.0<f1/f2<−3.2 (3a)
更に好ましくは条件式(3a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−4.8<f1/f2<−3.4 (3b)
各実施例において好ましくは次の条件式を満足するのが良い。第1レンズ群L1に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値をNav1とする。このとき、
Nav1>1.75 (4)
なる条件を満足するのが良い。ここで屈折率の平均値Nav1は第1レンズ群L1に正レンズが1つしか含まれないときは、1つの材料の屈折率である。
条件式(4)は第1レンズ群L1を構成する正レンズの材料の屈折率の平均値に関するものである。条件式(4)の下限を超えて第1レンズ群L1を構成する正レンズの材料の屈折率が低くなり過ぎると第1レンズ群L1のレンズ厚みが増加してしまう。このとき第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の広角端におおける間隔を干渉しないように維持しようとすると、主点間隔を増やすことになって前玉有効径が増大してしまうので良くない。更に好ましくは条件式(4)の下限値を次の如く設定するのが良い。
Nav1>1.76 (4a)
以上のように各実施例によれば、絞り径と前玉有効径及び鏡筒径の小型化を図りつつ高い光学性能を有したズームレンズが得られる。特に鏡筒径の小型化を維持しつつ、FナンバーF2.8程度と大口径化を達成した小型のズームレンズを容易に実現することができる。
[実施例1]
以下、図1を参照して、本発明の実施例1のズームレンズの構成について説明する。本実施例のズームレンズはデジタルカメラなどの撮像装置に装着される。本実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2、正の屈折力を有する第3レンズ群L3、そして正の屈折力を有する第4レンズ群L4で構成されている。
本実施例では、広角端から望遠端へのズーミングに際し、各レンズ群を矢印の如く移動させて所定のズーム比を確保しつつ、全系の小型を達成している。また開口絞りSPを第3レンズ群L3の像側に配置し、第3レンズ群L3と一体的に移動することにより広角端でFナンバーF2.8程度の大口径比を維持しながら開口絞りSPの有効径を小型にしている。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3を物体側に移動させている。第1レンズ群L1の屈折力と移動量を適切に設定することで前玉有効径の小型化を達成している。更に第3レンズ群L3の屈折力と移動量を適切に設定することで第3レンズ群L3の像側に開口絞りSPを配置するとともに前玉有効径の増大を抑制している。第1レンズ群L1は物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けた負レンズと正レンズを接合した貼合せレンズ、正レンズで構成している。
本実施例では更に第1レンズ群L1に含まれる正レンズに使われる材料の屈折率を高くすることで第1レンズ群L1の薄型化、前玉有効径の小型化を達成している。鏡筒を沈胴して非使用時(非撮影時)に全系の小型化を図る際には望遠端におけるレンズ全長を短縮することが効果的である。
本実施例では、第1レンズ群L1を3枚で構成することで第1レンズ群L1の屈折力を上げることが出来、望遠端におけるレンズ全長を短縮している。第1レンズ群L1は広角端から望遠端へのズーミングに際して物体側へ移動するが、その際、一度広角端近傍で像側へ少し移動してから物体側へ移動しても良い。このような軌跡で移動することで、前玉有効径を更に小型化することが容易となる。
第2レンズ群L2は物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けた負レンズ、両凹形状の負レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズで構成している。第2レンズ群L2の最も物体側の負レンズの両レンズ面を非球面形状とすることで広角端において発生する像面湾曲を効果的に補正している。
第3レンズ群L3は物体側から像側へ順に、物体側に凸面を向けた正レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとを接合した貼合せレンズ、像側に凸面を向けた正レンズより構成している。これにより第3レンズ群L3で発生する球面収差やコマ収差等を低減し、ズーミングに伴う球面収差やコマ収差等の補正を良好に行っている。
更に本実施例では第3レンズ群L3の最も物体側のレンズの両面を非球面形状とすることにより第3レンズ群L3内で発生する球面収差を良好に補正している。無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際しては、第4レンズ群L4を物体側に移動することで行っている。
本実施例では第4レンズ群L4を1枚の正レンズで構成することにより、フォーカシングに際して第4レンズ群L4を駆動させるためのアクチュエーターの負荷を小さくしている。また第4レンズ群L4の正レンズに非球面を設けることでフォーカシングに伴う非点収差や歪曲の変動を低減している。
本実施例において第3レンズ群L3全体を光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動させることで、撮影者の手振れ等による画像のブレを補正している。
本実施例では第3レンズ群L3をレンズ群内において発生する収差が少ないようなレンズ構成とし、第3レンズ群L3の偏心により発生する収差を抑制している。
[実施例2]
以下、図3を参照して、本発明の実施例2のズームレンズについて説明する。本実施例のズームレンズもデジタルカメラなどの撮像装置に装着される。
本実施例では実施例1に比べて第1レンズ群L1の焦点距離をやや弱め(長く)に設定することで第1レンズ群L1の構成レンズ枚数を1つの負レンズと1つの正レンズで構成している。第1レンズ群L1の焦点距離の設定を適切な値にすることにより、望遠端におけるレンズ全長の増大を抑えつつ、第1レンズ群L1を少ないレンズ枚数で構成している。
本実施例は第2レンズ群L2は広角端から望遠端へのズーミングに際して像側へ移動している点が実施例1と異なっている。その他の点については、実施例1と略同じである。
[実施例3]
以下、図5を参照して、本発明の実施例3のズームレンズについて説明する。本実施例のズームレンズもデジタルカメラなどの撮像装置に装着される。
本実施例では実施例1に比べて第1レンズ群L1の焦点距離を弱めに(長くなるように)設定して、第1レンズ群L1を2つのレンズより構成している。そして第1レンズ群L1の製造誤差による傾きや平行偏心による性能劣化を低減している。
本実施例において第1レンズ群L1の焦点距離範囲を条件式(3)を満足する範囲に設定することで前玉有効径の増大を抑制しつつ、製造誤差による影響を低減している。その他の点については、実施例1と略同じである。
[実施例4]
以下、図7を参照して、本発明の実施例4のズームレンズについて説明する。本実施例のズームレンズもデジタルカメラなどの撮像装置に装着される。本実施例において各レンズ群の構成やズームタイプなどは実施例1と同じである。
[実施例5]
以下、図9を参照して、本発明の実施例5のズームレンズについて説明する。本実施例のズームレンズもデジタルカメラなどの撮像装置に装着される。本実施例において各レンズ群の構成やズームタイプなどは実施例1と同じである。実施例1〜5のズームレンズにおいては、受光面上に形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置と組み合わせた場合などには歪曲収差量を電気的な手段によって補正しても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
次に、本発明の実施例1〜5に各々対応する数値実施例1〜5を示す。各数値実施例においてiは物体側からの光学面の順序を示し、riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndiとνdiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。
またkを離心率、A4、A6、A8、A10を非球面係数、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
x=(h2/R)/[1+[1−(1+k)(h/R)2]1/2]+A4h+A6h+A8h+A10h10
で表示される。但しRは曲率半径である。また例えば「E−Z」の表示は「10−Z」を意味する。BFはバックフォーカスであり、最も像側の面(ガラスブロックの面)から像面までの長さである。
数値実施例において最後の4つの面は、フィルター、フェースプレート等の光学ブロックの面である。また、各数値実施例における上述した条件式との対応を表−1に示す。
数値実施例 1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 421.807 1.90 1.84666 23.8 42.83
2 78.080 3.06 1.77250 49.6 37.85
3 6648.973 0.17 37.62
4 59.747 2.99 1.77250 49.6 32.62
5 786.209 (可変) 31.62
6* 1157.447 1.50 1.85400 40.4 28.94
7* 16.239 6.00 22.71
8 -57.504 1.04 1.69680 55.5 22.62
9 84.905 0.06 22.53
10 27.402 2.54 1.94595 18.0 22.78
11 73.574 (可変) 22.44
12* 17.932 2.81 1.85400 40.4 13.04
13* 167.615 0.14 12.63
14 13.651 4.31 1.77250 49.6 12.13
15 -429.432 0.58 1.80518 25.5 10.36
16 8.820 1.62 9.20
17 -339.608 2.19 1.56907 71.3 9.16
18 -36.249 1.24 8.99
19(絞り) ∞ (可変) 8.55
20 130.589 5.75 1.55332 71.7 28.33
21* -47.989 (可変) 28.88
22 ∞ 2.30 1.51633 64.1 58.97
23 ∞ 1.47 58.97
24 ∞ 1.47 1.51633 64.1 58.97
25 ∞ 0.36 76.40
像面 ∞
非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.36552e-006 A 6= 1.33239e-008

第7面
K = 1.75713e-001 A 4=-8.39318e-006 A 6=-1.17953e-008 A 8=-2.75012e-010 A10= 9.21784e-013

第12面
K =-5.40526e-002 A 4=-8.38299e-006 A 6=-4.05095e-008 A 8= 1.06809e-009 A10=-8.62869e-012

第13面
K = 1.32760e+002 A 4= 3.41582e-006 A 6= 1.28000e-008

第21面
K = 6.55609e+000 A 4= 3.09910e-006 A 6= 2.03117e-008 A 8=-1.03594e-010 A10= 6.24625e-013

各種データ
ズーム比 3.80
広角 中間 望遠
焦点距離 18.17 35.12 69.05
Fナンバー 2.89 4.58 5.94
画角 33.37 20.87 11.14
像高 11.97 13.39 13.60
レンズ全長 86.88 89.56 110.05
BF 0.36 0.36 0.36

d 5 1.07 1.90 17.23
d11 23.03 9.06 1.16
d19 13.02 31.19 44.17
d21 6.26 3.90 3.97

入射瞳位置 26.33 25.33 56.33
射出瞳位置 -32.12 -80.88 -183.46
前側主点位置 34.34 45.27 99.44
後側主点位置 -17.81 -34.76 -68.69

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 77.73 8.12 2.49 -2.13
2 6 -20.02 11.14 0.76 -7.97
3 12 23.54 12.89 -4.21 -11.67
4 20 64.16 5.75 2.74 -1.01
5 22 ∞ 5.25 1.98 -1.98

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -113.46
2 2 102.25
3 4 83.55
4 6 -19.30
5 8 -49.06
6 10 44.96
7 12 23.31
8 14 17.20
9 15 -10.73
10 17 71.12
11 20 64.16
12 22 0.00
13 24 0.00

数値実施例 2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 52.908 1.85 1.84666 23.8 43.40
2 37.323 5.95 1.77250 49.6 39.35
3 231.928 (可変) 38.20
4 1035.087 1.62 1.88300 40.8 33.55
5 17.968 7.23 26.07
6 -69.079 1.22 1.69680 55.5 25.94
7 41.351 0.44 25.91
8 30.195 4.42 1.84666 23.8 26.60
9 -836.949 (可変) 26.35
10* 16.989 4.73 1.77250 49.6 13.79
11* ∞ 0.12 12.87
12* 21.813 3.81 1.85400 40.4 12.41
13 -95.861 0.58 1.78472 25.7 11.01
14 10.701 1.76 9.95
15 -49.698 2.47 1.56907 71.3 9.90
16 -26.220 1.16 9.85
17(絞り) ∞ (可変) 9.38
18* 139.279 4.19 1.67790 55.3 27.77
19 -67.944 (可変) 28.06
20 ∞ 2.30 1.51633 64.1 46.30
21 ∞ 1.47 1.51633 64.1 46.30
22 ∞ 2.48 46.30
像面 ∞
非球面データ
第10面
K = 7.25609e-001 A 4=-3.17517e-005 A 6=-3.07295e-007 A 8= 4.77829e-009 A10=-1.06641e-010

第11面
K = 2.72634e+010 A 4= 7.95989e-005 A 6=-1.44775e-006

第12面
K = 5.66199e+000 A 4=-7.86793e-006 A 6=-1.53476e-006 A 8=-1.25669e-008

第18面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.85271e-006 A 6= 6.84413e-009 A 8=-1.22411e-011 A10=-9.84034e-015

各種データ
ズーム比 3.80
広角 中間 望遠
焦点距離 18.15 36.13 68.98
Fナンバー 2.91 4.12 6.00
画角 33.40 20.63 11.15
像高 11.97 13.60 13.60
レンズ全長 101.95 106.99 121.63
BF 2.48 2.48 2.48

d 3 1.63 10.57 23.08
d 9 29.49 12.70 1.16
d17 14.60 31.52 44.60
d19 8.42 4.39 4.97

入射瞳位置 30.94 46.10 76.82
射出瞳位置 -33.17 -72.70 -153.65
前側主点位置 39.85 64.87 115.32
後側主点位置 -15.67 -33.65 -66.50

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 91.52 7.80 -1.51 -5.79
2 4 -22.90 14.93 -0.09 -12.33
3 10 27.98 14.63 -3.61 -12.50
4 18 67.92 4.19 1.69 -0.83
5 20 ∞ 3.77 1.24 -1.24

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -158.27
2 2 56.82
3 4 -20.72
4 6 -36.96
5 8 34.50
6 10 21.99
7 12 21.12
8 13 -12.24
9 15 93.94
10 18 67.92
11 20 0.00
12 21 0.00

数値実施例 3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 54.830 1.85 1.84666 23.8 43.40
2 39.339 5.95 1.77250 49.6 39.35
3 232.979 (可変) 38.20
4 500.821 1.62 1.88300 40.8 33.55
5 16.315 7.90 26.07
6 -61.217 1.22 1.69680 55.5 25.94
7 40.459 0.44 25.91
8 29.325 4.42 1.84666 23.8 26.60
9 -3565.265 (可変) 26.35
10* 17.394 4.73 1.77250 49.6 13.79
11* ∞ 0.12 12.87
12* 22.023 3.81 1.85400 40.4 12.41
13 -74.918 0.58 1.78472 25.7 11.01
14 11.228 1.76 9.95
15 -57.540 2.47 1.56907 71.3 9.90
16 -24.163 1.16 9.85
17(絞り) ∞ (可変) 9.38
18* 84.311 4.19 1.67790 55.3 27.77
19 -89.710 (可変) 28.06
20 ∞ 2.30 1.51633 64.1 46.30
21 ∞ 1.47 1.51633 64.1 46.30
22 ∞ 0.69 46.30
像面 ∞
非球面データ
第10面
K = 6.64673e-001 A 4=-2.66584e-005 A 6=-1.11672e-007 A 8= 2.13129e-009 A10=-6.68542e-011

第11面
K = 2.72634e+010 A 4= 9.35359e-005 A 6=-1.27741e-006

第12面
K = 5.41428e+000 A 4= 3.27539e-006 A 6=-1.42230e-006 A 8=-1.04263e-008

第18面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.71294e-006 A 6=-1.23055e-009 A 8= 5.69183e-011 A10=-1.66408e-013

各種データ
ズーム比 3.80
広角 中間 望遠
焦点距離 18.15 35.01 68.98
Fナンバー 3.01 4.21 6.00
画角 33.40 21.23 11.15
像高 11.97 13.60 13.60
レンズ全長 100.19 106.93 127.48
BF 0.69 0.69 0.69

d 3 3.51 11.60 28.63
d 9 24.23 10.21 0.29
d17 19.70 35.26 45.34
d19 6.04 3.17 6.52

入射瞳位置 31.22 44.94 91.19
射出瞳位置 -40.75 -90.53 -176.18
前側主点位置 41.42 66.52 133.26
後側主点位置 -17.45 -34.32 -68.29

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 95.49 7.80 -1.56 -5.83
2 4 -20.10 15.60 0.30 -12.49
3 10 25.89 14.63 -2.22 -11.61
4 18 64.74 4.19 1.22 -1.30
5 20 ∞ 3.77 1.24 -1.24

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -173.99
2 2 60.46
3 4 -19.13
4 6 -34.79
5 8 34.37
6 10 22.52
7 12 20.30
8 13 -12.41
9 15 71.28
10 18 64.74
11 20 0.00
12 21 0.00
数値実施例 4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 326.011 1.90 1.84666 23.8 42.83
2 71.099 3.06 1.77250 49.6 37.85
3 -8292.749 0.17 37.62
4 58.390 2.99 1.77250 49.6 32.62
5 1267.702 (可変) 31.62
6* 1350.283 1.50 1.85400 40.4 28.94
7* 16.280 6.00 22.71
8 -57.041 1.04 1.69680 55.5 22.62
9 84.563 0.06 22.53
10 27.402 0.00 22.78
11 27.402 0.00 22.78
12 27.426 2.54 1.94595 18.0 22.78
13 72.354 (可変) 22.44
14* 17.991 2.81 1.85400 40.4 13.04
15* 174.096 0.14 12.63
16 13.656 4.31 1.77250 49.6 12.13
17 -1213.432 0.58 1.80518 25.5 10.36
18 8.817 1.62 9.20
19 -339.608 2.19 1.56907 71.3 9.16
20 -36.651 1.24 8.99
21(絞り) ∞ (可変) 8.55
22 95.177 5.75 1.55332 71.7 28.33
23* -51.473 (可変) 28.88
24 ∞ 2.30 1.51633 64.1 58.97
25 ∞ 1.47 58.97
26 ∞ 1.47 1.51633 64.1 58.97
27 ∞ 0.73 76.40
像面 ∞
非球面データ
第6面
K = 2.65891e+003 A 4=-7.62168e-006 A 6= 1.42295e-008

第7面
K = 1.84790e-001 A 4=-8.63604e-006 A 6= 1.30060e-009 A 8=-4.06805e-010 A10= 1.61210e-012

第14面
K =-8.20846e-003 A 4=-1.11343e-005 A 6=-1.99977e-008 A 8= 7.05572e-010 A10=-3.92137e-012

第15面
K = 1.88011e+002 A 4= 9.89225e-008 A 6= 2.88524e-008

第23面
K = 5.08936e+000 A 4= 1.45132e-006 A 6= 1.02009e-009 A 8=-3.61854e-011 A10= 2.95969e-013

各種データ
ズーム比 3.80
広角 中間 望遠
焦点距離 18.17 35.35 69.05
Fナンバー 2.89 4.58 5.94
画角 33.37 20.75 11.14
像高 11.97 13.39 13.60
レンズ全長 86.05 88.12 105.84
BF 0.73 0.73 0.73

d 5 0.47 0.86 13.54
d13 23.06 8.94 0.93
d21 13.26 32.23 46.37
d23 5.38 2.21 1.12

入射瞳位置 25.98 24.17 49.19
射出瞳位置 -31.77 -87.39 -246.91
前側主点位置 33.99 45.34 98.98
後側主点位置 -17.44 -34.62 -68.32

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 70.35 8.12 2.47 -2.15
2 6 -19.83 11.14 0.81 -7.90
3 14 23.59 12.89 -4.24 -11.69
4 22 61.23 5.75 2.44 -1.32
5 24 ∞ 5.25 1.98 -1.98

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -107.77
2 2 91.27
3 4 79.15
4 6 -19.31
5 8 -48.74
6 12 45.44
7 14 23.30
8 16 17.51
9 17 -10.87
10 19 72.01
11 22 61.23
12 24 0.00
13 26 0.00
数値実施例 5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 360.164 1.90 1.84666 23.8 42.83
2 59.459 3.47 1.80400 46.6 37.85
3 2274.691 0.17 37.62
4 58.536 2.99 1.83481 42.7 32.62
5 684.419 (可変) 31.62
6* 1430.577 1.50 1.85400 40.4 28.94
7* 16.143 6.00 22.71
8 -57.825 1.04 1.69680 55.5 22.62
9 86.303 0.06 22.53
10 27.276 2.54 1.94595 18.0 22.78
11 72.732 (可変) 22.44
12* 17.984 2.81 1.85400 40.4 13.04
13* 164.275 0.14 12.63
14 13.654 4.31 1.77250 49.6 12.13
15 -538.461 0.58 1.80518 25.5 10.36
16 8.813 1.62 9.20
17 -339.608 2.19 1.56907 71.3 9.16
18 -37.219 1.24 8.99
19(絞り) ∞ (可変) 8.55
20 70.520 5.75 1.55332 71.7 28.33
21* -50.802 (可変) 28.88
22 ∞ 2.30 1.51633 64.1 58.97
23 ∞ 1.47 58.97
24 ∞ 1.47 1.51633 64.1 58.97
25 ∞ 0.35 76.40
像面 ∞
非球面データ
第6面
K = 2.65891e+003 A 4=-6.06688e-006 A 6= 9.24438e-009

第7面
K = 1.23928e-001 A 4=-5.47083e-006 A 6=-1.95098e-008 A 8=-3.95102e-011 A10=-2.01355e-013

第12面
K = 4.77692e-002 A 4=-1.02633e-005 A 6=-3.50577e-008 A 8= 1.34441e-009 A10=-9.17781e-012

第13面
K = 1.87915e+002 A 4= 1.17325e-006 A 6= 3.35300e-008

第21面
K = 2.82666e+000 A 4=-4.34400e-006 A 6= 3.26736e-008 A 8=-1.61341e-010 A10= 3.97817e-013

各種データ
ズーム比 3.80
広角 中間 望遠
焦点距離 18.17 35.17 69.05
Fナンバー 2.89 4.58 5.94
画角 33.37 20.85 11.14
像高 11.97 13.39 13.60
レンズ全長 87.08 89.09 106.72
BF 0.35 0.35 0.35

d 5 0.64 0.86 13.29
d11 23.19 9.02 1.04
d19 14.33 33.00 47.90
d21 5.01 2.29 0.57

入射瞳位置 26.48 24.33 48.77
射出瞳位置 -34.29 -107.86 -653.93
前側主点位置 35.12 48.07 110.53
後側主点位置 -17.82 -34.82 -68.71

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 70.03 8.53 2.60 -2.17
2 6 -19.95 11.14 0.73 -8.01
3 12 23.85 12.89 -4.35 -11.76
4 20 54.28 5.75 2.19 -1.58
5 22 ∞ 5.25 1.98 -1.98

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -84.36
2 2 75.89
3 4 76.51
4 6 -19.13
5 8 -49.55
6 10 44.92
7 12 23.44
8 14 17.30
9 15 -10.76
10 17 73.26
11 20 54.28
12 22 0.00
13 24 0.00


次に各実施例に示したようなズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラの実施形態を図11を用いて説明する。図11において、20はカメラ本体、21は実施例1〜5で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系である。
22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリ、24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。
このように本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置が実現できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群 d d線 g g線 ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面 SP 開口絞り
G CCDのフォースプレートやローパスフィルター等のガラスブロック

ω 半画角 fno Fナンバー

Claims (5)

  1. 物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、前記第3レンズ群の像側に開口絞りが配置されており、前記第3レンズ群は少なくとも3枚の正レンズと1枚の負レンズを有しており、望遠端における前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第3レンズ群の最も物体側のレンズ面との間隔をT23、望遠端における全系の焦点距離をfT、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群の焦点距離を各々f1、f2、f3、前記第1レンズ群に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値をNav1とするとき、
    0.002<T23/fT<0.020
    −1.29≦f3/f2<−0.8
    −5.0<f1/f2<−3.0
    Nav1>1.75
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第4レンズ群を光軸方向に移動させてフォーカシングを行うことを特徴とする請求項に記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、負レンズと正レンズを接合した貼合せレンズ、正レンズで構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、負レンズと正レンズで構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項のズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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