JP5609456B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、イオン発生器を搭載した電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機においては、電動送風機のモータを通過した排気風を利用してイオンを大気中に放出させる構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図6に示すように、電気掃除機本体200は、電気掃除機本体200の後部に配置されており、電動送風機201を内蔵した電動送風機室202と、電気掃除機本体200の前部に配置されており、塵埃を捕集する集塵袋(図示せず)を収納する集塵室(図示せず)と、電気掃除機本体200の後方の上部に配置されたイオン発生器203と、から構成されている。また、電気掃除機本体200の後面には、電動送風機201のモータ(図示せず)を通過した排気風を電気掃除機本体200の外部へと排出させる主排気口204と、大気中にイオンを放出させるイオン排出口205と、が設けられている。
そして、図6中の矢印で示すように、電動送風機201のモータ(図示せず)を通過した排気風は、電気掃除機本体200の後面に設けられた主排気口204から排気されるとともに、その一部が電気掃除機本体200の後方の上部に設けられたイオン発生器203へと導かれるように構成されており、電動送風機201のモータ(図示せず)を通過した排気風の一部を利用して、イオン発生器203で発生したイオンをイオン排出口205から電気掃除機本体200の外部へと放出させるように構成されている。
特開2008−212389号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機においては、イオンを安定して生成するという観点からは未だ改善の余地があった。
すなわち、上記従来の電気掃除機においては、電動送風機のモータを通過した排気風の一部をイオン発生器へと導き、電動送風機のモータを通過した排気風の一部を利用して、イオン発生器で発生したイオンを電気掃除機本体の外部へと放出させるように構成されているが、電動送風機のモータを通過した排気風には、電動送風機のモータで発生したカーボン等の極微細塵が含まれている場合があり、長期間の使用により、カーボン等の極微細塵がイオン発生器に付着し堆積すると、イオン発生器でイオンを安定して生成できなくなる場合があった。
また、電動送風機のモータは発熱部品であるため、電動送風機のモータを通過した排気風は高温となっている。また、集塵室に塵埃が溜まり、吸引風の流れが悪くなると、電動送風機の発熱量が増加し、電動送風機から排気される排気風もさらに高温となる。そのため、電動送風機の排気風によりイオン発生器が加熱され、イオン発生器の温度が上昇し、イオンを安定して生成できなくなる場合があった。
本発明は、上記従来の電気掃除機の有する課題に鑑みてなされたものであり、長期間使用した場合であっても電動送風機のモータで発生したカーボン等の極微細塵の影響を受け
ることがなく、また、電動送風機のモータの発熱によるイオン発生器の温度上昇を防止することができ、イオンを安定して生成することができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の電気掃除機の有する課題を解決するために、本発明は、吸引風を発生させるファンと、前記ファンを回転駆動するモータと、を有する電動送風機と、イオンを発生させるイオン発生器と、前記電動送風機に設けられ前記モータを通過する前の吸引風を排出する第1の開口部と、前記電動送風機に設けられ前記モータを通過した後の吸引風を排出する第2の開口部と、電気掃除機本体に設けられ前記電動送風機を内蔵する電動送風機室と、前記電動送風機の上部を覆う上ケースと、前記電動送風機の下部を覆う下ケースと、前記上ケースの上部に設けられ前記第1の開口部から排出された吸引風を排出する第1の排出口と、前記下ケースの下部に設けられ前記第2の開口部から排出された吸引風を排出する第2の排出口と、前記電動送風機室の上部に設けられ前記イオン発生器を内蔵するケースと、前記ケースの一端に設けられ前記第1の排出口と連通する第1の連通口と、前記ケースの他端に設けられ前記電気掃除機本体に備えた放出口と連通する第2の連通口と、を備え、前記電動送風機は、前記上ケース及び前記下ケースにより挟持された状態で前記電動送風機室内に配置され、前記上ケース及び前記下ケースは、前記第1の開口部から排出される吸引風と、前記第2の開口部から排出される吸引風とを仕切るように構成され、前記第1の開口部から排出された吸引風は、前記上ケースに設けられた前記第1の排出口及び前記ケースに設けられた前記第1の連通口を介して前記ケースの内部へと流入し、前記ケースの内部に配置された前記イオン発生器を通過した後、前記ケースに設けられた前記第2の連通口から前記ケースの外部へと排出され、前記放出口から大気中へと排出されるようにした電気掃除機を提供する。
これにより、第1の開口部から排出される吸引風、すなわち、電動送風機のモータを通過する前の吸引風を利用し、かつ、この吸引風が通る流路をケースによって形成し、このケース内にイオン発生器を配置してイオンを大気中に放出させるため、長時間の使用により電動送風機のモータで発生したカーボン等の極微細塵がイオン発生器に付着し堆積することを防止することができるとともに、電動送風機のモータの発熱によるイオン発生器の
温度上昇を防止することができ、イオンを安定して生成することができる。
また、第1の開口部から排出される吸引風と第2の開口部から排出される吸引風とは、上ケース及び下ケースによって仕切られているため、第2の開口部から排出される、モータを通過し高温でカーボン等の極微細塵が含まれている吸引風が、ケース内に流入することを防止することができる。
本発明の電気掃除機によれば、長期間使用した場合であっても電動送風機のモータで発生したカーボン等の極微細塵の影響を受けることがなく、また、電動送風機のモータの発熱によるイオン発生器の温度上昇を防止することができ、イオンを安定して生成することができるようになる。
本発明の電気掃除機の実施の形態1を示す全体斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における電気掃除機本体を示す断面図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における電気掃除機本体を示す斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における電動送風機を示す部分断面図 本発明の電気掃除機の参考の形態1における電動送風機を示す部分断面図 従来の電気掃除機を示す断面図
第1の発明は、吸引風を発生させるファンと、前記ファンを回転駆動するモータと、を有する電動送風機と、イオンを発生させるイオン発生器と、前記電動送風機に設けられ前記モータを通過する前の吸引風を排出する第1の開口部と、前記電動送風機に設けられ前記モータを通過した後の吸引風を排出する第2の開口部と、電気掃除機本体に設けられ前記電動送風機を内蔵する電動送風機室と、前記電動送風機の上部を覆う上ケースと、前記電動送風機の下部を覆う下ケースと、前記上ケースの上部に設けられ前記第1の開口部から排出された吸引風を排出する第1の排出口と、前記下ケースの下部に設けられ前記第2の開口部から排出された吸引風を排出する第2の排出口と、前記電動送風機室の上部に設けられ前記イオン発生器を内蔵するケースと、前記ケースの一端に設けられ前記第1の排出口と連通する第1の連通口と、前記ケースの他端に設けられ前記電気掃除機本体に備えた放出口と連通する第2の連通口と、を備え、前記電動送風機は、前記上ケース及び前記下ケースにより挟持された状態で前記電動送風機室内に配置され、前記上ケース及び前記下ケースは、前記第1の開口部から排出される吸引風と、前記第2の開口部から排出される吸引風とを仕切るように構成され、前記第1の開口部から排出された吸引風は、前記上ケースに設けられた前記第1の排出口及び前記ケースに設けられた前記第1の連通口を介して前記ケースの内部へと流入し、前記ケースの内部に配置された前記イオン発生器を通過した後、前記ケースに設けられた前記第2の連通口から前記ケースの外部へと排出され、前記放出口から大気中へと排出されるようにした電気掃除機としたものである。
これにより、第1の開口部から排出される吸引風、すなわち、電動送風機のモータを通過する前の吸引風を利用、かつ、この吸引風が通る流路をケースによって形成し、このケース内にイオン発生器を配置してイオンを大気中に放出させるため、長時間の使用によ
り電動送風機のモータで発生したカーボン等の極微細塵がイオン発生器に付着し堆積することを防止することができるとともに、電動送風機のモータの発熱によるイオン発生器の温度上昇を防止することができ、イオンを安定して生成することができる。
また、第1の開口部から排出される吸引風と第2の開口部から排出される吸引風とは、上ケース及び下ケースによって仕切られているため、第2の開口部から排出される、モータを通過し高温でカーボン等の極微細塵が含まれている吸引風が、ケース内に流入することを防止することができる。
の発明は、特に第1の発明において、第1の開口部は、複数個設けられている構成としたものである。
これにより、第1の開口部から排出される吸引風をイオン発生器まで効率よく導くことができ、イオン発生器でイオンを安定して生成することができる。
の発明は、特に第1または第2の発明において、第1の開口部は、少なくともファンの外周側に設けられている構成としたものである。
これにより、第1の開口部から排出される吸引風をイオン発生器へ導く流路を簡略化することができ、第1の開口部から排出される吸引風を簡単な構成で確実にイオン発生器へ導くことができる。
の発明は、特に第1〜第の発明において、イオン発生器は、帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置であるものである。
これにより、室内の浮遊している塵埃に帯電微粒子水を付加することで、室内に浮遊している塵埃を床面へ落下させ、吸込具により捕集することができるとともに、帯電微粒子水により、塵埃の脱臭及び除菌を行うことができ、空気清浄性能を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の電気掃除機の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の電気掃除機の実施の形態1について、図1〜3を用いて説明する。
図1は、本発明の電気掃除機の実施の形態1を示す全体斜視図である。また、図2は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における電気掃除機本体を示す断面図である。さらに、図3は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における電気掃除機本体を示す斜視図である。また、図4は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における電動送風機を示す部分断面図である。
図1に示すように、電気掃除機100は、吸引風を発生させる電動送風機(図示せず)を内蔵する電気掃除機本体1と、被清掃面の塵埃を吸引する吸込具2と、一端が吸込具2に着脱自在に接続される伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管3と、一端が延長管3の他端に着脱自在に接続され、他端が電気掃除機本体1の前部に設けられた吸入口1aに着脱自在に接続されるホース4と、から構成されている。
電気掃除機本体1の後方の両側面には、走行用の車輪5が回転自在に取り付けられてい
る。また、電気掃除機本体1の下面の前部には、走行用のキャスター6が取り付けられている。さらに、電気掃除機本体1の前方の上部には、使用者が電気掃除機本体1を持ち運ぶ際に使用する本体ハンドル7が設けられている。
吸込具2には、被清掃面の塵埃を掻きあげる回転ブラシ8と、回転ブラシ8を回転駆動する駆動モータ9と、が内蔵されている。
ホース4の延長管3側の端部には、使用者が掃除の際に握る把手部10を有する先端パイプ11が設けられている。また、ホース4の電気掃除機本体1側の端部には、電気掃除機本体1の吸入口1aに着脱自在に接続される接続パイプ12が設けられている。
図2及び図3に示すように、電気掃除機本体1は、電気掃除機本体1の下面を形成する下部材13と、後述する電動送風機室18の上面を形成する上部材14と、後述する集塵室20の上面及び上部材14の上面を覆うとともに、電気掃除機本体1の上面を形成する蓋体15と、電気掃除機本体1の側面を形成するカバー体16と、から構成されている。また、蓋体15の後部は、上部材14に回動自在に軸支されている。さらに、蓋体15には、後述する静電霧化装置35で生成された帯電微粒子水が放出される放出口15aが設けられている。
電気掃除機本体1の後部には、吸引風を発生させる電動送風機17を内蔵する電動送風機室18が設けられている。また、電気掃除機本体1の前部には、塵埃を捕集する集塵袋19が着脱自在に配置される集塵室20が設けられている。集塵袋19は、ポリプロピレン等の熱可塑性繊維で構成されるとともに、エレクトレット加工されており、空気等の摩擦で帯電するように構成されている。
図4に示すように、電動送風機17は、主として、吸引風を発生させるファン21と、ファン21から放出された気流を整流するエアガイド22と、ファン21を回転駆動するモータ23と、ファン21及びエアガイド22を内包するファンケース24と、モータ23を内包するとともに、ファンケース24に機密に取り付けられるモータケース25と、から構成されている。また、ファン21の外周側に位置するファンケース24には、電動送風機17のモータ23を通過する前の吸引風を排出する第1の開口部26が設けられている。さらに、モータケース25には、電動送風機17のモータ23を通過した吸引風を排出する第2の開口部27が設けられている。
図2に示すように、電動送風機17の外周には、電動送風機17の上部を覆う上ケース28と、電動送風機17の下部を覆う下ケース29と、が設けられており、電動送風機17は、上ケース28及び下ケース29により挟持された状態で電動送風機室18内に配置されている。また、電動送風機17の前部及び後部には、それぞれ、弾性材料から構成されたサポート前30及びサポート後31が設けられており、このサポート前30及びサポート後31は、上ケース28及び下ケース29により挟持されている。
上ケース28及び下ケース29は、第1の開口部26から排出される吸引風と第2の開口部27から排出される吸引風とを仕切るように構成されている。また、上ケース28の上部には、第1の開口部26から排出された吸引風を排出する第1の排出口32が設けられている。さらに、下ケース29の下部には、第2の開口部27から排出された吸引風を排出する第2の排出口33が設けられている。また、電気掃除機本体1の後部には、第2の排出口33から排出された吸引風を電気掃除機本体1の外部へと排出する主排気口34が設けられている。
電動送風機室18の上部には、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置35を内蔵するケ
ース36が配置されている。ケース36には、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置35と、静電霧化装置35に電源を供給する高電圧装置37と、が内蔵されており、静電霧化装置35と高電圧装置37とは電気的に接続されている。また、ケース36の一端には、第1の排出口32と連通する第1の連通口38が設けられており、ケース36の他端には、蓋体15に設けられた放出口15aと連通する第2の連通口39が設けられている。
以上のように構成された電気掃除機について、図1、図2、及び図4を用いて、以下、その動作、作用を説明する。
使用者により電気掃除機100の運転が開始されると、電動送風機17のモータ23が駆動され、ファン21が回転駆動されるとともに、高電圧装置37から静電霧化装置35に電源が供給され、静電霧化装置35で帯電微粒子水が生成される。
図4中の矢印で示すように、モータ23によってファン21が回転駆動されると、電動送風機17に設けられた吸気口(図示せず)から電動送風機17の内部に外気が吸気され、電動送風機17で吸引風が発生する。電動送風機17で発生した吸引風は、ファン21の内部を通ってファン21の外周側からファン21の外部へと排出される。ファン21の外部へ排出された吸引風は、エアガイド22によって整流された後、モータ23の内部を通過し、モータケース25に設けられた第2の開口部27から電動送風機17の外部へと排出される。このとき、ファン21の外周側からファン21の外部へと排出された吸引風のうち、モータ23を通過する前の吸引風の一部は、ファンケース24に設けられた第1の開口部26から電動送風機17の外部へと排出される。
図2中の矢印Aで示すように、第2の開口部27から排出された吸引風は、下ケース29に設けられた第2の排出口33から排出される。第2の排出口33から排出された吸引風は、主排気口34から電気掃除機本体1の外部へと排出される。
一方、図2中の矢印Bで示すように、第1の開口部26から排出された吸引風は、上ケース28に設けられた第1の排出口32及びケース36に設けられた第1の連通口38を介してケース36の内部へと流入する。ケース36の内部に流入した吸引風は、ケース36の内部に配置された高電圧装置37及び静電霧化装置35を通過した後、静電霧化装置35で生成された帯電微粒子水とともにケース36に設けられた第2の連通口39からケース36の外部へと排出され、蓋体15に設けられた放出口15aから大気中へと排出される。第1の開口部26から排出された吸引風とともに電気掃除機本体1の外部へ排出された帯電微粒子水は、主排気口34から排出された吸引風によって室内に拡散され、大気中に浮遊している浮遊塵埃と結合し、浮遊塵埃を帯電させるとともに、浮遊塵埃を被清掃面へと落下させる。
図1に示すように、被清掃面に落下した浮遊塵埃は、吸込具2の下面に設けられた吸込口(図示せず)から吸引され、延長管3及びホース4を介して、電気掃除機本体1の内部へと流入し、集塵袋19によって捕集される。
このように、本実施の形態においては、電動送風機17のモータ23を通過する前の吸引風を排出する第1の開口部26から排出される吸引風を利用して、静電霧化装置35で生成された帯電微粒子水を大気中に放出しているため、長時間の使用により電動送風機17のモータ23で発生したカーボン等の極微細塵が静電霧化装置35に付着し堆積することを防止することができるとともに、電動送風機17のモータ23の発熱によって静電霧化装置35の温度が上昇することを防止することができ、帯電微粒子水を安定して生成することができる。
また、本実施の形態においては、第1の開口部26から排出される吸引風が通る流路をケース36によって形成し、このケース36内に静電霧化装置35及び高電圧装置37を配置しているため、長時間の使用により電動送風機17のモータ23で発生したカーボン等の極微細塵が静電霧化装置35及び高電圧装置37に付着し堆積することを防止することができる。また、第1の開口部26から排出される吸引風によって静電霧化装置35及び高電圧装置37が冷却されるため、電動送風機17のモータ23の発熱の影響を受けることなく、静電霧化装置35及び高電圧装置37を効率よく冷却することができる。そのため、帯電微粒子水を安定して生成することができる。
さらに、本実施の形態においては、第1の開口部26から排出される吸引風と第2の開口部27から排出される吸引風とは、上ケース28及び下ケース29によって仕切られているため、第2の開口部27から排出される吸引風がケース36内に流入することを防止することができる。そのため、長時間の使用により電動送風機17のモータ23で発生したカーボン等の極微細塵が静電霧化装置35に付着し堆積することを確実に防止することができるとともに、電動送風機17のモータ23の発熱の影響を受けることなく、静電霧化装置35及び高電圧装置37を効率よく冷却することができ、帯電微粒子水を安定して生成することができる。
また、本実施の形態においては、ファンケース24のファン21の外周側に位置する部分に第1の開口部26を複数個設けているため、第1の開口部26から排出された吸引風を静電霧化装置35まで効率よく導くことができるとともに、第1の開口部26から排出された吸引風を簡単な構成で確実に静電霧化装置35へと導くことができるため、静電霧化装置35で帯電微粒子水を効率よく安定して生成することができる。
さらに、静電霧化装置35によって生成された帯電微粒子水を利用して、大気中に浮遊している浮遊塵埃を帯電させ、吸込具により捕集しているため、帯電微粒子水により、塵埃の脱臭及び除菌を行うことができ、空気清浄性能を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、主排気口34から排出された吸引風によって、放出口15aから排出された帯電微粒子水を室内に拡散させているため、帯電微粒子水を効率よく室内に拡散させることができ、室内に浮遊している塵埃を効率よく捕集することができる。
さらに、本実施の形態においては、エレクトレット加工された集塵袋を使用しているため、集塵袋に塵埃が付着しやすくなり空気清浄効果を向上することができる。
参考の形態1
本発明の電気掃除機の参考の形態1について、図5を用いて説明する。なお、上述した実施の形態1と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
図5は、本発明の電気掃除機の参考の形態1における電動送風機を示す部分断面図である。
図5に示すように、電動送風機17は、吸引風を発生させるファン21と、ファン21から放出された気流を整流するエアガイド22と、ファン21を回転駆動するモータ23と、ファン21及びエアガイド22を内包するファンケース24と、モータ23を内包するとともに、ファンケース24に機密に取り付けられるモータケース25と、から構成されている。モータケース25のファンケース24側の端部には、モータケース25から外側に向かって延設された環状平面部40が設けられている。そして、ファン21の底面側に位置するモータケース25の環状平面部40には、電動送風機17のモータ23を通過
する前の吸引風を排出する第1の開口部26が設けられている。
第1の開口部26から排出された吸引風は、上述した実施の形態1と同様に、上ケース28に設けられた第1の排出口32及びケース36に設けられた第1の連通口38を介してケース36の内部へと流入し、ケース36の内部に配置された高電圧装置37及び静電霧化装置35を通過した後、静電霧化装置35で生成された帯電微粒子水とともにケース36に設けられた第2の連通口39からケース36の外部へと排出され、蓋体15に設けられた放出口15aから大気中へと排出されるように構成されている。
以上のように、本参考の形態の構成においても、上述した実施の形態1と同様に、電動送風機17のモータ23を通過する前の吸引風を排出する第1の開口部26から排出される吸引風を利用して、静電霧化装置35で生成された帯電微粒子水を大気中に放出させることができるため、長時間の使用により電動送風機17のモータ23で発生したカーボン等の極微細塵が静電霧化装置35に付着し堆積することを防止することができるとともに、電動送風機17のモータ23の発熱によって静電霧化装置35の温度が上昇することを防止することができ、帯電微粒子水を安定して生成することができる。
本発明の電気掃除機は、長期間使用した場合であっても電動送風機のモータで発生したカーボン等の極微細塵の影響、及び、電動送風機のモータの発熱の影響を受けることがなく、イオンを安定して生成することが可能となるので、家庭用電気掃除機及び産業用電気掃除機の分野・用途に好適に適用することができる。
1 電気掃除機本体
1a 吸入口
2 吸込具
3 延長管
4 ホース
5 車輪
6 キャスター
7 本体ハンドル
8 回転ブラシ
9 駆動モータ
10 把手部
11 先端パイプ
12 接続パイプ
13 下部材
14 上部材
15 蓋体
15a 放出口
16 カバー体
17 電動送風機
18 電動送風機室
19 集塵袋
20 集塵室
21 ファン
22 エアガイド
23 モータ
24 ファンケース
25 モータケース
26 第1の開口部
27 第2の開口部
28 上ケース
29 下ケース
30 サポート前
31 サポート後
32 第1の排出口
33 第2の排出口
34 主排気口
35 静電霧化装置
36 ケース
37 高電圧装置
38 第1の連通口
39 第2の連通口
40 環状平面部
100 電気掃除機

Claims (4)

  1. 吸引風を発生させるファンと、前記ファンを回転駆動するモータと、を有する電動送風機と、
    イオンを発生させるイオン発生器と、
    前記電動送風機に設けられ前記モータを通過する前の吸引風を排出する第1の開口部と、前記電動送風機に設けられ前記モータを通過した後の吸引風を排出する第2の開口部と、電気掃除機本体に設けられ前記電動送風機を内蔵する電動送風機室と、
    前記電動送風機の上部を覆う上ケースと、
    前記電動送風機の下部を覆う下ケースと、
    前記上ケースの上部に設けられ前記第1の開口部から排出された吸引風を排出する第1の排出口と、
    前記下ケースの下部に設けられ前記第2の開口部から排出された吸引風を排出する第2の排出口と、
    前記電動送風機室の上部に設けられ前記イオン発生器を内蔵するケースと、
    前記ケースの一端に設けられ前記第1の排出口と連通する第1の連通口と、
    前記ケースの他端に設けられ前記電気掃除機本体に備えた放出口と連通する第2の連通口と、を備え、
    前記電動送風機は、前記上ケース及び前記下ケースにより挟持された状態で前記電動送風機室内に配置され、
    前記上ケース及び前記下ケースは、前記第1の開口部から排出される吸引風と、前記第2の開口部から排出される吸引風とを仕切るように構成され、
    前記第1の開口部から排出された吸引風は、前記上ケースに設けられた前記第1の排出口及び前記ケースに設けられた前記第1の連通口を介して前記ケースの内部へと流入し、前記ケースの内部に配置された前記イオン発生器を通過した後、前記ケースに設けられた前記第2の連通口から前記ケースの外部へと排出され、前記放出口から大気中へと排出されるようにした電気掃除機。
  2. 前記第1の開口部は、複数個設けられている請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記第1の開口部は、少なくとも前記ファンの外周側に設けられている請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記イオン発生器は、帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置である請求項1〜のうちの何れか1項に記載の電気掃除機。
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