JP2012223224A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】集塵袋検知体によって集塵袋の集塵容量が減少することを十分に防止することができ、使い勝手のよい電気掃除機の提供。
【解決手段】掃除機本体と、掃除機本体内に配置されており、吸引風を発生させる電動送風機と、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵袋と、電動送風機の上流側に設けられており、集塵袋を内蔵する集塵室と、掃除機本体に開閉自在に取り付けられており、集塵室の上方を覆う蓋体と、蓋体に回動自在に取り付けられており、集塵室への集塵袋の装着の有無を検知する集塵袋検知体と、を備え、集塵袋検知体には、集塵袋検知体の回動軸に対して20〜70度の角度で形成された検知部が設けられている電気掃除機。
【選択図】図2

Description

本発明は、集塵袋を有する電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機においては、集塵袋が未装着の状態で電気掃除機が使用されることを防止するべく、集塵室の上方を覆う蓋体に、集塵室への集塵袋の装着の有無を検知する集塵検知体を設けた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図9に示すように、従来の電気掃除機(図示せず)における掃除機本体200は、吸引風を発生させる電動送風機(図示せず)と、電動送風機(図示せず)の前方に配置されており、電動送風機(図示せず)で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵袋201が着脱自在に装着される集塵室202と、集塵室202の上方を開閉自在に覆う蓋体203と、蓋体203に設けられており、集塵室202への集塵袋201の装着の有無を検知する検知部204及び突起部205を備えた集塵袋検知体206と、から構成されている。
そして、従来の電気掃除機(図示せず)においては、検知部204が集塵室202への集塵袋201の装着を検知したときは、蓋体203が閉状態となる位置に突起部205が移動するとともに、検知部204が集塵室202への集塵袋201の未装着を検知したときには、蓋体203が閉状態とならない位置に突起部205が移動するように構成されている。
特開2007−82786号公報
しかなしながら、上記従来の電気掃除機においては、集塵袋検知体によって集塵袋の集塵容量が減少することを十分に防止し、電気掃除機の使い勝手を向上させるという観点からは未だ改善の余地があった。
すなわち、上記従来の電気掃除機においては、集塵室に集塵袋が装着された状態で蓋体を閉状態とした場合、集塵袋検知体の検知部が集塵袋の上方に大きく突出しているため、検知部によって集塵袋が圧迫されてしまい、集塵袋の集塵容量が減少してしまう場合があった。そのため、集塵袋がいっぱいになっていないにも関わらず集塵袋を交換しなくてはならず、電気掃除機の使い勝手が悪くなる場合があった。
本発明は、上記従来技術有する課題に鑑みてなされたものであり、集塵袋検知体によって集塵袋の集塵容量が減少することを十分に防止することができ、電気掃除機の使い勝手を向上させることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、掃除機本体と、掃除機本体内に配置されており、吸引風を発生させる電動送風機と、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵袋と、電動送風機の上流側に設けられており、集塵袋を内蔵する集塵室と、掃除機本体に開閉自在に取り付けられており、集塵室の上方を覆
う蓋体と、蓋体に回動自在に取り付けられており、集塵室への集塵袋の装着の有無を検知する集塵袋検知体と、を備え、集塵袋検知体には、集塵袋検知体の回動軸に対して20度〜70度の角度で形成された検知部が設けられている電気掃除機を提供する。
これにより、集塵袋検知体に設けられた検知部が集塵袋検知体の回動軸に対して20度〜70度の角度で形成されたているため、集塵室に集塵袋が装着された状態で蓋体を閉状態とした場合に、検知部が集塵袋を圧迫することがなく、集塵袋の集塵容量が減少することを十分に防止することができ、電気掃除機の使い勝手を向上させることができる。
本発明の電気掃除機によれば、集塵袋検知体によって集塵袋の集塵容量が減少することを十分に防止することができ、電気掃除機の使い勝手を向上させることができるようになる。
本発明の電気掃除機の実施の形態1を示す全体斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の全体斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の断面図 (a)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋検知体を示す全体斜視図、(b)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋検知体の上面図 (a)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に装着された状態で蓋体を閉状態にした様子を示す要部断面図、(b)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に装着された状態で蓋体を閉状態にした際の検知部及び口板部の位置関係を示す要部断面図、(c)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした様子を示す要部断面図、(d)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした際の検知部及び口板部の位置関係を示す要部断面図、(e)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした様子を示す要部断面図、(f)本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした際の検知部及び口板部の位置関係を示す要部断面図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が膨らんだ状態を示す部分断面図 (a)本発明の電気掃除機の実施の形態2における集塵袋検知体を示す全体斜視図、(b)本発明の電気掃除機の実施の形態2における集塵袋検知体の上面図 本発明の電気掃除機の実施の形態2における集塵袋が膨らんだ状態を示す部分断面図 従来の電気掃除機の掃除機本体を示す部分拡大断面図
第1の発明は、掃除機本体と、掃除機本体内に配置されており、吸引風を発生させる電動送風機と、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵袋と、電動送風機の上流側に設けられており、集塵袋を内蔵する集塵室と、掃除機本体に開閉自在に取り付けられており、集塵室の上方を覆う蓋体と、蓋体に回動自在に取り付けられており、集塵室への集塵袋の装着の有無を検知する集塵袋検知体と、を備え、集塵袋検知体には、集塵袋検知体の回動軸に対して20度〜70度の角度で形成された検知部が設けられている電気掃除機としたものである。
これにより、集塵袋検知体に設けられた検知部が集塵袋検知体の回動軸に対して20度〜70度の角度で形成されているため、集塵室に集塵袋が装着された状態で蓋体を閉状態
とした場合に、検知部が集塵袋を圧迫することがなく、集塵袋の集塵容量が減少することを十分に防止することができ、電気掃除機の使い勝手を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、集塵袋は、口板部と、口板部に取り付けられた袋部と、から構成されており、検知部の前端部には、集塵袋が集塵室に取り付けられた状態で蓋体が閉状態とされたときに、口板部と係合する係合凹部が設けられているものである。
これにより、集塵室に集塵袋が装着された状態で蓋体を閉状態とすることで集塵袋の口板部と集塵袋検知体の検知部に設けられた係合凹部とを係合させることができ、集塵袋を集塵室内に簡単な構成で確実に保持させることができる。また、蓋体を開状態とすることで口板部と係合凹部との係合を解除させることができるとともに、集塵袋の口板部の上方を開放状態とすることができるため、集塵袋を容易に交換することができる。よって、集塵袋の着脱を容易に行うことができ、電気掃除機の使い勝手をさらに向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1及び第2の発明において、検知部には、口板部を係合凹部に導く傾斜面または曲面が設けられているものである。
これにより、集塵袋の口板部と検知部に設けられた係合凹部とを確実に係合させることができる。また、集塵袋の口板部と検知部とが面で接触するため、集塵袋の口板部が破損することを十分に防止することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3の発明において、検知部の後端部には、突起部が設けられているものである。
これにより、集塵袋の口板部が検知部の後方に外れることがなく、集塵室内に集塵袋を確実に保持させることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4の発明において、集塵袋検知体には、検知部が複数設けられているものである。
これにより、検知部を複数設けることにより、集塵室への集塵袋の装着の有無をより広範囲で検知することができ、集塵袋の装着の有無を精度よく検知することができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5の発明において、集塵袋検知体には、前記検知部の動作に連動して動作する突出部が設けられているものである。
これにより、検知部の動作に連動して突出部を動作させるため、突出部を動作させるための構成を検知部とは別に設ける必要が無く、部品点数を削減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の電気掃除機の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の電気掃除機の実施の形態1について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、本発明の電気掃除機の実施の形態1を示す全体斜視図である。また、図2は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の全体斜視図である。さらに、図
3は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の断面図である。また、図4(a)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋検知体を示す全体斜視図、図4(b)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋検知体の上面図である。
図1に示すように、電気掃除機100は、吸引風を発生させる電動送風機(図示せず)を内蔵する掃除機本体1と、被清掃面の塵埃を吸引する吸込具2と、一端が吸込具2に着脱自在に接続される伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管3と、一端が延長管3の他端に着脱自在に接続され、他端が掃除機本体1の前部に設けられた吸入口1aに着脱自在に接続されるホース4と、から構成されている。
掃除機本体1の後方の両側には、走行用の車輪5が回転自在に取り付けられている。また、掃除機本体1の下面の前方には、走行用のキャスター(図示せず)が回転自在に取り付けられている。さらに、掃除機本体の前方の上部には、使用者が掃除機本体1を持ち運ぶ際に使用する本体ハンドル6が設けられている。
吸込具2には、被清掃面の塵埃を掻き上げる回転ブラシ7と、この回転ブラシ7を回転駆動する駆動モータ8とが内蔵されている。
ホース4の延長管3側の端部には、使用者が掃除の際に保持する把手部9を有する先端パイプ10が設けられている。また、ホース4の掃除機本体1側の端部には、掃除機本体1の吸入口1aに着脱自在に接続される接続パイプ11が設けられている。
図2及び図3に示すように、掃除機本体1は、主として、掃除機本体1の下面を形成する下部材12と、後述する電動送風機室17の上面を形成する上部材13と、後述する集塵室26の上方及び上部材13の上面を覆う蓋体14と、掃除機本体1の側面を形成するカバー体15と、から構成されており、蓋体14は掃除機本体1に開閉自在に取り付けられている。
図3に示すように、掃除機本体1の後部には、吸引風を発生させる電動送風機16を内蔵する電動送風機室17が設けられている。電動送風機16の前部及び後部には、それぞれ、弾性部材で形成された前部サポート部材18及び後部サポート部材19が設けられている。また、電動送風機16の外周には、電動送風機16の上部を覆う上部ケース20と、電動送風機16の下部を覆う下部ケース21とが設けられている。そして、電動送風機16は、前部サポート部材18及び後部サポート部材19が上部ケース20及び下部ケース21によって挟持されることで、上部ケース20及び下部ケース21に保持され、電動送風機室17内に配置されている。
電動送風機室17の上部には、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置22を内蔵する収納ケース23が配置されている。収納ケース23には、静電霧化装置22と、静電霧化装置22に電源を供給する高電圧装置24と、が内蔵されており、静電霧化装置22と高電圧装置24とは電気的に接続されている。
電動送風機16の上流側、すなわち、掃除機本体1の前部には、電動送風機16で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵袋25を内蔵する集塵室26が設けられている。集塵袋25は、掃除機本体1に設けられた吸入口1aに連通する吸込口(図示せず)を有する口板部25aと、口板部25a取付けられ、吸込口(図示せず)から流入した塵埃を捕集する袋部25bとから構成されている。袋部25bは、ポリプロピレン等の熱可塑性繊維で構成されるとともに、エレクトレット加工されており、空気等の摩擦で帯電するように構成されている。集塵袋25は、口板部25aの下部及び両側部が集塵
室26内に設けられた位置決め部27と係合するとともに、口板部25aの上部が後述する蓋体14に設けられた集塵袋検知体28と係合することで、集塵室26内に保持されている。
図2〜図4に示すように、蓋体14の前部には、集塵室26内への集塵袋25の装着の有無を検知する集塵袋検知体28が設けられており、この集塵袋検知体28は蓋体14に回動自在に取付けられている。図4(a)及び(b)に示すように、集塵袋検知体28は、蓋体14に回動自在に軸支される回転軸29を有する本体部30と、本体部30から本体部30の後方に向かって延設された検知部31と、本体部30から本体部30の下方に向かって延設された突出部32と、から構成されている。また、蓋体14の検知部31の上方には、検知部31の回動を規制する規制リブ14a(図5参照)が設けられている。ここで、本体部30の後方とは、蓋体14が集塵室26の上方を閉塞した状態における電動送風機16側であり、本体部30の下方とは、蓋体14が集塵室26の上方を閉塞した状態における集塵室26側である。
突出部32は、本体部30の略中央部に配置されており、検知部31の動作に連動して動作するように設けられている。すなわち、突出部32は、検知部31が集塵室26に集塵袋25が装着されていないことを検知した場合には、蓋体14が閉状態とならない位置に位置するとともに、検知部31が集塵室26に集塵袋25が装着されていることを検知した場合には、検知部31の動作に連動して蓋体14が閉状態とならない位置から蓋体14が閉状態となる位置に移動するように構成されている。ここで、蓋体14が閉状態にならない位置は、蓋体14と掃除機本体1との間の位置であることが好ましい。
検知部31の前端部の下面には、集塵袋25が集塵室26に取り付けられた状態で蓋体14を閉状態としたときに、口板部25aと係合する係合凹部33が設けられている。また、検知部31の後端部の下面には、検知部31の後端部から下方に向かって延設された突起部34が設けられている。さらに、検知部31の係合凹部33と突起部34との間には、集塵袋25が集塵室26に取り付けられた状態で蓋体14が閉状態とされたときに、集塵袋25の口板部25aを係合凹部33へと導く曲面35が形成されている。ここで、検知部31の前端部とは、検知部31の本体部30側の端部であり、検知部31の後端部とは、検知部31の本体部30とは反対側の端部である。また、曲面35は、検知部31の係合凹部33に集塵袋25の口板部25aを導く曲率半径で形成されていればよく、曲面35の曲率半径(mm)は、5R〜25Rで形成されていることが好ましい。
ここで、検知部31は、検知部31の中心軸P1と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Xが、20度〜70度の範囲となるように、本体部30から後方に向かって延設されている。以下、検知部31の中心軸P1と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Xについて、実験により導き出した結果について表1を用いて説明する。
実験に使用した集塵袋検知体28は、ABS樹脂で形成した。また、集塵袋検知体28について、蓋体14の前方の略中央部に配置した。さらに、検知部31の幅W1は、10mmとした。評価実験は、蓋体14を150回開閉動作させて行った。ここで、150回とは、集塵袋25の集塵容量が150日で一杯になると想定し、この期間中に、1日1回、使用者が蓋体14を開閉させることを想定した場合の回数である。
判定は、蓋体14を150回開閉動作させたとき、集塵袋検知体28の検知部31と掃除機本体1との接触、集塵袋検知体28の検知部31と集塵袋25の口板部25aとの非係合、集塵袋25の変形による集塵容量の低下がなく継続して使用可能な場合は○、継続して使用可能であるが、検知部31と掃除機本体1との接触、集塵袋検知体28の検知部31と集塵袋25の口板部25aとの非係合、集塵袋25の変形により集塵容量の低下の
兆候が見られる等の場合は△、検知部31と掃除機本体1との接触、集塵袋検知体28の検知部31と集塵袋25の口板部25aとの非係合、集塵袋25の集塵容量の低下が明らかな場合は×とした。ここで、集塵袋25の変形による集塵容量の低下の判定については、集塵袋25が集塵できる最大の容量のうち90%以上の集塵容量が確保できている場合は○、集塵袋25が集塵できる最大の容量のうち80%以上90%未満の集塵容量が確保できている場合は△、集塵袋25が集塵できる最大の容量のうち、80%未満の集塵容量が確保できている場合は×とした。また、検知部31の長さT1とは、検知部31の前端部から後端部までの長さである。
表1に示すように、検知部31の長さT1を2.5cm、角度Xを10度及び15度とした場合、検知部の長さT1を3.0cm、角度Xを10度及び15度とした場合、及び、検知部の長さT1を3.5cm、角度Xを10度とした場合には、検知部31が集塵袋25の口板部25aと接触せず、検知部31の係合凹部33と集塵袋25の口板部25aとが係合しない場合があった。また、検知部31の長さT1を9.5cm、角度Xを10度とした場合、及び、検知部31の長さT1を10.0cm、角度Xを10度及び15度とした場合には、検知部31の後端部が掃除機本体1に接触してしまう箇所がみられた。一方、検知部31の長さT1を2.5cm、3.0cm、及び3.5cmとした場合において、角度Xを20度以上とした場合には、検知部31の係合凹部33と集塵袋25の口板部25aとが係合しにくい場合にあるものの、検知部31が集塵袋25の口板部25aとが係合する。また、検知部31の長さT1を9.5cm及び10.0cmとした場合においても、角度Xを20度以上とすることで、検知部31の後端部と掃除機本体1との接触を継続して使用可能な範囲まで軽減することができる。
また、表1に示すように、検知部31の長さT1を9.5cm、角度Xを80度とした場合、及び、検知部31の長さT1を10.0cm、角度Xを75度及び80度とした場合、検知部31が集塵袋25の袋部25bに圧接してしまい、集塵袋25の集塵容量が低下している箇所がみられた。一方、検知部31の長さT1を9.5cm及び10.0cmとした場合において、角度Xを70度以下とすることで、集塵袋25の集塵容量を継続して使用可能な80%以上の集塵容量とすることができる。
さらに、検知部31の長さT1を2.5cm〜10.0cmの範囲で変化させた場合においても、検知部31の中心軸P1と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Xが20度〜70度であれば、検知部31と掃除機本体1との接触、集塵袋検知体28の検知部31と集塵袋25の口板部25aとの非係合、集塵袋25の変形により集塵容量の低下などを十分に防止することができ、良好な結果を示していることがわかる。
以上より、検知部31の中心軸P1と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Xは20度〜70度であることが好ましく、さらに好ましくは、検知部31の長さT1は4.0cm〜9.0cmであることが好ましい。
以上のように構成された電気掃除機100について、図5及び図6を加えて、以下、その動作及び作用を説明する。
図5(a)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に装着された状態で蓋体を閉状態にした様子を示す要部断面図、図5(b)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に装着された状態で蓋体を閉状態にした際の検知部及び口板部の位置関係を示す要部断面図、図5(c)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした様子を示す要部断面図、図5(d)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした際の検知部及び口板部の位置関係を示す要部断面図、図5(e)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした様子を示す要部断面図、図5(f)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が集塵室に正常に装着されていない状態で蓋体を閉状態にした際の検知部及び口板部の位置関係を示す要部断面図である。また、図6は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における集塵袋が膨らんだ状態を示す部分断面図である。
図5(a)及び(b)に示すように、使用者が集塵袋25を集塵室26に装着する場合に、使用者は、集塵袋25の口板部25aを集塵室26内に設けられた位置決め部27に係合させ、集塵室26に集塵袋25を装着する。この状態で、使用者が蓋体14を閉状態となるように回動させていくと、集塵袋検知体28に設けられた検知部31の下面が集塵袋25の口板部25aの上端部と当接する。この状態で、使用者がさらに蓋体14を閉状態へと回動させると、検知部31が口板部25aによって上方へと押し上げられ、検知部31が上方へと回動するとともに、検知部31の下面に形成された曲面35に沿って口板部25aが係合凹部33側へと導かれる。そして、使用者が、蓋体14を完全に閉状態にすると、検知部31の係合凹部33が口板部25aの上面と嵌合し、集塵室26内で集塵袋25が保持される。
このとき、検知部31及び突出部32は、本体部30に一体的に形成されているため、上述した検知部31の動作に連動して、突出部32を蓋体14が閉状態とならない位置、すなわち、蓋体14と掃除機本体1との間に位置する位置から蓋体14が閉状態になる位置、すなわち、蓋体14と掃除機本体1との間に位置しない位置へと移動させることができる。また、検知部31は、蓋体14に設けられた規制リブ14aによって上方への回動を規制されているため、蓋体14を完全に閉状態とした状態において、検知部31が上方に回動することがないため、集塵室26に設けられた位置決め部27及び検知部31に設けられた係合凹部33によって、集塵袋25を集塵室26内で確実に保持することができる。したがって、使用者は集塵袋25を集塵室26に装着し蓋体14を閉状態にするだけで、集塵袋25を集塵室26に確実に保持させることができるとともに、蓋体14を完全に閉状態とし電気掃除機100の運転を開始することができるため、電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
使用者により集塵袋25が集塵室26内に装着され電気掃除機100の運転が開始されると、駆動モータ8及び電動送風機16が駆動されるとともに、高電圧装置24から静電霧化装置22に電源が供給され、静電霧化装置22で帯電微粒子水が生成される。駆動モータ8及び電動送風機16が駆動されると、電動送風機16で吸引風が発生されるとともに、回転ブラシ7が回転駆動され、吸込具2の下面に形成された開口部(図示せず)から
被清掃面上の塵埃が吸引される。吸込具2によって吸引された塵埃は、延長管3及びホース4を介して掃除機本体1内へと流入し、集塵袋25の袋部25bで塵埃が捕集される。塵埃が捕集されたあとの吸引風は、集塵室26と電動送風機室17との間に形成された連通口(図示せず)を介して電動送風機16の内部へと流入する。電動送風機16の内部に流入した吸引風は、電動送風機16のファン部(図示せず)及びモータ部(図示せず)に設けた排出口(図示せず)から電動送風機16の外部へと排出される。電動送風機16のモータ部(図示せず)から排出された吸引風は、上部ケース20及び下部ケース21内へと排出され、その後、掃除機本体1の後部に設けられた排気口(図示せず)から掃除機本体1の外部へと排出される。また、電動送風機16のファン部(図示せず)から排出された吸引風は、収納ケース23内へと流入し、静電霧化装置22で生成された帯電微粒子水とともに、掃除機本体1の上面の後部、すなわち、蓋体14の後部に設けられた放出口(図示せず)から掃除機本体1の外部へと排出される。
ここで、使用者が集塵袋25を集塵室26に装着した際に、集塵袋25の口板部25aと集塵室26内に設けられた位置決め部27とが係合しておらず、集塵袋25が集塵室26に正常に装着されていない場合がある。この状態で蓋体14が閉状態となり、電気掃除機100の運転が開始されてしまうと、掃除機本体1の吸入口1aから掃除機本体1内に流入した塵埃が集塵室26内に漏れてしまうとともに、集塵室26内に漏れた塵埃が電動送風機16内に流入してしまい、電動送風機16が故障してしまう場合がある。
そこで、本実施の形態においては、図5(c)及び(d)に示すように、集塵袋25が集塵室26に正常に装着されていない場合、蓋体14が閉状態とならないように構成している。具体的には、図5(c)及び(d)に示すように、集塵袋25が集塵室26に正常に装着されていない状態で、使用者が蓋体14を閉状態となるように回動させていくと、集塵袋検知体28に設けられた検知部31の下面が集塵袋25の口板部25aの上端部と当接する。この状態で、使用者がさらに蓋体14を閉状態へと回動させると、検知部31が口板部25aによって上方へと押し上げられ、検知部31が上方へと回動し、検知部31の上面と規制リブ14aと当接する。この状態で、さらに使用者が蓋体14を閉状態へと回動させると、検知部31の下面に沿って口板部25aが検知部31の後端部側へと移動し、検知部31の後端部に設けられた突起部34と口板部25aとが当接する。図5(d)に示すように、検知部31の後端部に設けられた突起部34と口板部25aと当接した状態において、検知部31の上面が規制リブ14aと当接するとともに検知部31の下面が口板部25aの上端部と当接しているため、検知部31、規制リブ14a、及び口板部25aによって蓋体14の回動が規制され、蓋体14が閉状態にならない。したがって、集塵袋25が集塵室26に正常に装着されていない状態で蓋体14が閉状態となることを簡単な構成で確実に防止することができるため、電気掃除機100の安全性及び電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。また、検知部31の後端部に口板部25aと当接する突起部34を形成しているため、口板部25aが検知部31の後端部の後方に外れることが無く、集塵袋25が集塵室26に正常に装着されていない状態で蓋体14が閉状態となることを簡単な構成で確実に防止することができる。
また、図5(e)及び(f)に示すように、本実施の形態においては、集塵袋25が集塵室26に装着されていない場合においても、蓋体14が閉状態とならないように構成している。具体的には、図5(e)及び(f)に示すように、集塵袋25が集塵室26に装着されていない状態で、使用者が蓋体14を閉状態となるように回動させた場合、集塵室26内には集塵袋25が装着されていないため、検知部31が上方に回動することがない。そのため、突出部32が掃除機本体1と蓋体14との間に位置した状態で蓋体14が閉状態となるため、掃除機本体1と蓋体14との間に突出部32が挟まり、蓋体14が完全に閉状態にならない。したがって、集塵袋25が集塵室26に装着されていない状態で蓋体14が閉状態となることを簡単な構成で確実に防止することができるため、電気掃除機
100の安全性及び電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
使用者により掃除が行われ、集塵袋25内に塵埃が堆積してくると、電動送風機16で発生された吸引風及びこの吸引風によって吸引された塵埃によって集塵袋25が膨らんでくる。図6に示すように、本実施の形態においては、検知部31は、検知部31の中心軸P1と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Xが20度〜70度の範囲となるように、本体部30から後方に向かって延設されているため、集塵袋25の上方に検知部31が大きく突出し、検知部31によって集塵袋25が圧迫されることがない。したがって、検知部31によって集塵袋25の集塵容量が減少してしまうことがないため、集塵袋25の集塵容量がいっぱいになるまで集塵袋25を使用することができ、電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、検知部31の中心軸P1と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Xが20度〜70度の範囲となるように、検知部31を本体部30に設けているため、集塵袋25の上方に検知部31が大きく突出し、検知部31によって集塵袋25が圧迫されることがない。したがって、検知部31によって集塵袋25の集塵容量が減少してしまうことがなく、電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、集塵袋25は、口板部25aの下部及び両側部が集塵室26に設けられた位置決め部27と係合するとともに、口板部25aの上部が検知部31の係合凹部33と係合することで集塵室26内に保持されているため、集塵袋25を集塵室26に確実に保持させることができる。
さらに、本実施の形態においては、集塵室26に集塵袋25が装着された状態で、蓋体14を閉状態とするだけで、検知部31の係合凹部33と口板部25aの上端部とが係合するため、使用者は蓋体14を閉状態にするだけで、集塵室26内に集塵袋25を保持させることができる。したがって、検知部31とは別に集塵袋25の口板部25aの上端部を保持させるための構成を設ける必要がないため、掃除機本体1の構成を簡素化することができるとともに、簡単な構成で確実に集塵袋25を集塵室26に保持させることができ、電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。また、集塵室26から集塵袋25を取り外す場合においても、蓋体14を開状態とするだけで、検知部31の係合凹部33と口板部25aの上端部との係合を解除することができるとともに、蓋体14を開状態とした際に口板部25aの上方を開放状態とすることができるため、集塵袋25を容易に交換することができ、電気掃除機の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、検知部31の下面に曲面35を形成しているため、集塵袋25の口板部25aと検知部31とを面で接触させることができ、集塵袋25の口板部25aが破損することを十分に防止することができる。
(実施の形態2)
本発明の電気掃除機の実施の形態2について、図7及び図8を用いて説明する。なお、上述した実施の形態1と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
図7(a)は、本発明の電気掃除機の実施の形態2における集塵袋検知体を示す全体斜視図、図7(b)本発明の電気掃除機の実施の形態2における集塵袋検知体の上面図である。また、図8は、本発明の電気掃除機の実施の形態2における集塵袋が膨らんだ状態を示す部分断面図である。
図7(a)及び(b)に示すように、本実施の形態においては、検知部31は、第1の検知部36と第2の検知部37とで構成されている。また、蓋体14の第1の検知部36及び第2の検知部37の上方には、それぞれ、第1の検知部36及び第2の検知部37の回動を規制する規制リブ(図示せず)が設けられている。さらに、上述した実施の形態1と同様に、第1の検知部36及び第2の検知部37には、それぞれ、係合凹部33、突起部34、及び曲面35が形成されている。
そして、上述した実施の形態1と同様に、第1の検知部36及び第2の検知部37は、第1の検知部36の中心軸P3と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Y及び第2の検知部37の中心軸P4と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Zが、それぞれ、20度〜70度の範囲となるように、本体部30から後方に向かって延設されている。また、第1の検知部36の長さT2及び第2の検知部37の長さT3は、それぞれ、4.0cm〜9.0cmとなるように形成されている。さらに、第1の検知部36の幅W2及び第2の検知部37の幅W3については、10mmで形成されている。
以上のように構成された電気掃除機100について、以下、その動作及び作用を説明する。
上述した実施の形態1と同様に、使用者が集塵袋25を集塵室26に装着する場合に、使用者は、集塵袋25の口板部25aを集塵室26内に設けられた位置決め部27に係合させ、集塵室26に集塵袋25を装着する。この状態で、使用者が蓋体14を閉状態となるように回動させていくと、集塵袋検知体28に設けられた第1の検知部36及び第2の検知部37の下面が集塵袋25の口板部25aの上端部と当接する。この状態で、使用者がさらに蓋体14を閉状態へと回動させると、第1の検知部36及び第2の検知部37が口板部25aによって上方へと押し上げられ、第1の検知部36及び第2の検知部37が上方へと回動するとともに、第1の検知部36及び第2の検知部37の下面に形成された曲面35に沿って口板部25aが係合凹部33側へと導かれる。そして、使用者が、蓋体14を完全に閉状態にすると、第1の検知部36及び第2の検知部37の係合凹部33が口板部25aの上面と嵌合し、集塵室26内で集塵袋25が保持される。
このとき、第1の検知部36、第2の検知部37、及び突出部32は、本体部30に一体的に形成されているため、第1の検知部36及び第2の検知部37の動作に連動して、突出部32を蓋体14が閉状態とならない位置から蓋体14が閉状態になる位置へと移動させることができる。また、第1の検知部36及び第2の検知部37は、蓋体14に設けられた規制リブ(図示せず)によって上方への回動を規制されているため、蓋体14を完全に閉状態とした状態において、第1の検知部36及び第2の検知部37が上方に回動することがなく、第1の検知部36及び第2の検知部37に設けられた係合凹部33によって、集塵袋25を集塵室26内で確実に保持することができる。したがって、使用者は集塵袋25を集塵室26に装着し蓋体14を閉状態にするだけで、集塵袋25を集塵室26に確実に保持させることができるとともに、蓋体14を完全に閉状態とし電気掃除機100の運転を開始することができるため、電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
また、集塵袋25が集塵室26に正常に装着されていない状態で、使用者が蓋体14を閉状態となるように回動させていくと、第1の検知部36及び第2の検知部37の下面が集塵袋25の口板部25aの上端部と当接する。この状態で、使用者がさらに蓋体14を閉状態へと回動させると、第1の検知部36及び第2の検知部37が口板部25aによって上方へと押し上げられ、第1の検知部36及び第2の検知部37が上方へと回動し、第1の検知部36及び第2の検知部37の上面と規制リブ(図示せず)と当接する。この状態で、さらに使用者が蓋体14を閉状態へと回動させると、検知部31の下面に沿って口
板部25aが検知部31の後端部側へと移動し、第1の検知部36及び第2の検知部37の後端部に設けられた突起部34と口板部25aとが当接する。この状態において、第1の検知部36及び第2の検知部37の上面が規制リブ(図示せず)と当接するとともに第1の検知部36及び第2の検知部37の下面が口板部25aの上端部と当接しているため、第1の検知部36、第2の検知部37、規制リブ(図示せず)、及び口板部25aによって蓋体14の回動が規制され、蓋体14が閉状態にならない。したがって、集塵袋25が集塵室26に正常に装着されていない状態で蓋体14が閉状態となることを簡単な構成で確実に防止することができるため、電気掃除機100の安全性及び電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
さらに、集塵袋25が集塵室26に装着されていない状態で、使用者が蓋体14を閉状態となるように回動させた場合、集塵室26内には集塵袋25が装着されていないため、第1の検知部36及び第2の検知部37が上方に回動することがない。そのため、突出部32が掃除機本体1と蓋体14との間に位置した状態で蓋体14が閉状態となるため、掃除機本体1と蓋体14との間に突出部32が挟まり、蓋体14が完全に閉状態にならない。したがって、集塵袋25が集塵室26に装着されていない状態で蓋体14が閉状態となることを簡単な構成で確実に防止することができるため、電気掃除機100の安全性及び電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
また、使用者により掃除が行われ、集塵袋25内に塵埃が堆積してくると、電動送風機16で発生された吸引風及びこの吸引風によって吸引された塵埃によって集塵袋25が膨らんでくる。図8に示すように、本実施の形態においては、第1の検知部36及び第2の検知部37は、第1の検知部36及び第2の検知部37は、第1の検知部36の中心軸P3と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Y及び第2の検知部37の中心軸P4と回転軸29の中心軸P2とが成す角度Zがそれぞれ20度〜70度の範囲となるとともに、集塵袋25の袋部25bが第1の検知部36及び第2の検知部37との間に位置するように、本体部30から後方に向かって延設されている。そのため、集塵袋25の上方に第1の検知部36及び第2の検知部37が大きく突出し、第1の検知部36及び第2の検知部37によって集塵袋25が圧迫されることがない。したがって、第1の検知部36及び第2の検知部37によって集塵袋25の集塵容量が減少してしまうことがないため、集塵袋25の集塵容量がいっぱいになるまで集塵袋25を使用することができ、電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
さらに、第1の検知部36及び第2の検知部37によって集塵室26への集塵袋25の装着の有無を検知するため、集塵室26への集塵袋25の装着の有無をより広範囲で精度よく検知することができる。
以上、本発明の電気掃除機の実施の形態1及び実施の形態2について説明したが、本発明の電気掃除機は上述した実施の形態1及び実施の形態2に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態1及び実施の形態2においては、検知部31の下面に集塵袋25の口板部25aを係合凹部33へと導く曲面35が形成されている構成について説明したが、検知部31の下面に集塵袋25の口板部25aを係合凹部33へと導く傾斜面(図示せず)が形成されていてもよい。この構成においても、口板部25aを係合凹部33に確実に導くことができるため、使用者は集塵袋25を集塵室26に装着し蓋体14を閉状態にするだけで集塵袋25を集塵室26に確実に保持させることができ、電気掃除機100の使い勝手を向上させることができる。
また、上述した実施の形態1及び実施の形態2においては、検知部31の幅W1、第1の検知部36の幅W2、及び第2の検知部37の幅W3がそれぞれ10mmで形成されて
いる構成について説明したが、検知部31の幅W1、第1の検知部36の幅W2、及び第2の検知部37の幅W3は、検知部31、第1の検知部36、及び第2の検知部37が集塵袋25の口板部25aと当接した際、検知部31、第1の検知部36、及び第2の検知部37によって口板部25aが変形しない幅で形成されていればよく、検知部31の幅W1、第1の検知部36の幅W2、及び第2の検知部37の幅W3は、2mm〜30mmの範囲で形成されていることが好ましい。
本発明の電気掃除機は、集塵袋検知体によって集塵袋の集塵容量が減少することを十分に防止することができ、電気掃除機の使い勝手を向上させることができるようになるため、家庭用電気掃除機及び産業用電気掃除機の分野・用途に好適に適用することができる。
1 掃除機本体
1a 吸入口
2 吸込具
3 延長管
4 ホース
5 車輪
6 本体ハンドル
7 回転ブラシ
8 駆動モータ
9 把手部
10 先端パイプ
11 接続パイプ
12 下部材
13 上部材
14 蓋体
14a 規制リブ
15 カバー体
16 電動送風機
17 電動送風機室
18 前部サポート部材
19 後部サポート部材
20 上部ケース
21 下部ケース
22 静電霧化装置
23 収納ケース
24 高電圧装置
25 集塵袋
25a 口板部
25b 袋部
26 集塵室
27 位置決め部
28 集塵袋検知体
29 回転軸
30 本体部
31 検知部
32 突出部
33 係合凹部
34 突起部
35 曲面
36 第1の検知部
37 第2の検知部
100 電気掃除機

Claims (6)

  1. 掃除機本体と、前記掃除機本体内に配置されており、吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵袋と、前記電動送風機の上流側に設けられており、前記集塵袋を内蔵する集塵室と、前記掃除機本体に開閉自在に取り付けられており、前記集塵室の上方を覆う蓋体と、前記蓋体に回動自在に取り付けられており、前記集塵室への前記集塵袋の装着の有無を検知する集塵袋検知体と、
    を備え、前記集塵袋検知体には、前記集塵袋検知体の回動軸に対して20度〜70度の角度で形成された検知部が設けられている電気掃除機。
  2. 前記集塵袋は、口板部と、前記口板部に取り付けられた袋部と、から構成されており、前記検知部の前端部には、前記集塵袋が前記集塵室に取り付けられた状態で前記蓋体が閉状態とされたときに、前記口板部と係合する係合凹部が設けられている請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記検知部には、前記口板部を前記係合凹部に導く傾斜面または曲面が設けられている請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記検知部の後端部には、突起部が設けられている請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記集塵袋検知体には、前記検知部が複数設けられている請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記集塵袋検知体には、前記検知部の動作に連動して動作する突出部が設けられている請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の電気掃除機。
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