JP2011161004A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができる、空気清浄効果の優れた電気掃除機を提供する。
【解決手段】吸引風を発する電動送風機6と、塵埃を捕集する集塵部7と、大気にイオンを放出させるイオン発生装置9と、充電可能でしかも前記イオン発生装置9を駆動する電源12を備えたもので、掃除作業の終了後でも、イオン発生装置9は、充電された電源12により駆動され、イオンが発生可能となるので、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】吸引風を発する電動送風機6と、塵埃を捕集する集塵部7と、大気にイオンを放出させるイオン発生装置9と、充電可能でしかも前記イオン発生装置9を駆動する電源12を備えたもので、掃除作業の終了後でも、イオン発生装置9は、充電された電源12により駆動され、イオンが発生可能となるので、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、空気清浄効果の優れた電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機は、床面の塵埃や電気掃除機本体から排出される排気に含まれる微細塵が、掃除を行なう際に空中に舞い上がり再度床面に降り積もるため、室内の換気が奨励されていた。この課題を解決するために、高圧放電により発生したイオンを電気掃除機本体から放出し、空中の微粒子を帯電させ、帯電させた紙パックに付着させて集塵する電気掃除機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の電気掃除機の構成では、空中に浮遊しているウィルスや雑菌・カビ菌などを完全に捕集できないため、環境条件によっては、これらウィルスや雑菌・カビ菌などが繁殖し、食品を腐敗させたり健康に影響を与えたりすることも考えられる。また、近年の電気掃除機は、HEPAフィルタなどの搭載により排気がきれいなものが多く、掃除中に換気をすると逆に室内の空気を汚してしまうこともある。また、従来の電気掃除機では、その運転中にしかイオンが発生しない為、イオン放出時間が短く、放出量も少ないので、空気清浄効果が低かった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果の優れた電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引風を発する電動送風機と、塵埃を捕集する集塵部と、大気にイオンを放出させるイオン発生装置と、充電可能でしかも前記イオン発生装置を駆動する電源を備えたもので、掃除作業の終了後でも、イオン発生装置を充電された電源により駆動することで、イオンの発生が可能となり、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上することができる。
本発明の電気掃除機は、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上させることができる。
第1の発明は、吸引風を発する電動送風機と、塵埃を捕集する集塵部と、大気にイオンを放出させるイオン発生装置と、充電可能でしかも前記イオン発生装置を駆動する電源を
備えたもので、掃除作業の終了後でも、イオン発生装置を充電された電源により駆動することで、イオンの発生が可能となり、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上することができる。
備えたもので、掃除作業の終了後でも、イオン発生装置を充電された電源により駆動することで、イオンの発生が可能となり、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の電気掃除機の運転中に、電源を充電できる構成としたもので、掃除作業以外の時間にイオンを放出させたい時、イオン発生装置を駆動する電源が充電されるのを待つ必要がなくなり、すぐにイオンを放出させることができるので、使い勝手を向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の電源を二次電池にて構成したもので、掃除作業の終了後でもイオン発生装置は、充電された電源により駆動し、イオンが発生可能となり、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上させることができる。
第4の発明は、特に、第1又は第2の発明の電源をキャパシタにて構成したもので、電気エネルギーをエネルギー変換することなく蓄えられ、化学反応に要する時間がなくなり、充電時間を大幅に短縮することができる。また、化学反応による発熱もないので充放電のサイクル寿命も向上させることができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明のイオン発生装置を、ヒドロシキラジカル等のラジカル成分を含む帯電微粒子水を放出する静電霧化装置で構成したもので、通常のイオンより水分量の多い帯電微粒子水が大気中に放出されるので、イオン寿命が向上し、空中に浮遊しているウィルスや雑菌・カビ菌などを効率良く不活性化でき、さらに空気清浄効果を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図、図2は、同電気掃除機の電気掃除機本体の中央断面図、図3は、同電気掃除機本体の後部斜視図である。
図1は、本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図、図2は、同電気掃除機の電気掃除機本体の中央断面図、図3は、同電気掃除機本体の後部斜視図である。
図1〜3において、本実施の形態における電気掃除機は、図1に示すように、電気掃除機本体1と、前記電気掃除機本体1の前方に設けた吸入口1aに接続されるホース2と、前記ホース2の先端に設けられた接続パイプ3と、前記接続パイプ3に接続される延長管4と、延長管4の先端に設けられ、塵埃を吸引する開口部(図示せず)を有する吸込具5からなり、前記電気掃除機本体1には、塵埃を吸引する為の吸引風を発生させる電動送風機6と、塵埃を集塵する集塵部7が内蔵されている。
図2、3に示すように、電気掃除機本体1の前方に集塵部7を、後方に電動送風機6及び前記電動送風機6に電力を供給する電源コード8を配設し、前記電気掃除機本体1の後方上部には、大気にイオンを放出させるイオン発生装置9を内蔵し、前記イオン発生装置9を覆うカバー体10には、発生したイオンを電気掃除機本体1の外部へ放出する排出口11を形成している。
12は、前記イオン発生装置9を駆動する為の電源で、電気掃除機本体1の後方下部に収納されると共に、イオン発生装置9と電気的に接続されている。前記電源12は、複数の二次電池13あるいは複数のキャパシタ14により構成され、前記二次電池13あるいは前記キャパシタ14を充電する為の制御回路15を前記電動送風機6の上部に設けている。
さらに、前記イオン発生装置9は、ヒドロシキラジカル等のラジカル成分を含む帯電微粒子水を放出する静電霧化装置16で構成している。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
電源コード8のプラグ8aを壁コンセント(図示せず)に接続して電気掃除機本体1を運転させ、掃除作業を始めると、前記イオン発生装置9からイオンが発生し、前記排出口11から電気掃除機本体1外部へ放出されると共に、前記制御回路15により、前記電源12は充電される。
掃除作業終了後、電源コード8のプラグ8aを壁コンセント(図示せず)から抜くと、充電された前記電源12から前記イオン発生装置9に電力が供給され、駆動することによりイオンが引き続き発生し、前記排出口11から電気掃除機本体1の外部に放出される。
以上のように、本実施の形態においては、イオン発生装置9の駆動を、充電できる電源12で行う構成とすることにより、掃除作業の終了後でもイオン発生装置9は、充電された電源12により駆動し、イオンの発生が可能となり、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出することができ、空気清浄効果を向上させることができる。
また、イオン発生装置9を駆動する電源12を、電気掃除機本体1の運転中に充電できる構成とすることにより、掃除作業以外の時間にイオンを放出させたい時、イオン発生装置9を駆動する電源12が充電されるのを待つ必要がなくなり、すぐにイオンを放出させることができるので、使い勝手を向上させることができる。
また、イオン発生装置9を駆動する電源12を、キャパシタ14にて構成することにより、電気エネルギーをエネルギー変換することなく蓄えられ、化学反応に要する時間がなくなり、充電時間を大幅に短縮することができる。また、化学反応による発熱もないので充放電のサイクル寿命も向上させることができる。
さらに、イオン発生装置9を、ヒドロシキラジカル等のラジカル成分を含む帯電微粒子水を放出する静電霧化装置16としたことにより、通常のイオンより水分量の多い帯電微粒子水が大気中に放出されるので、イオン寿命が向上し、空中に浮遊しているウィルスや雑菌・カビ菌などを効率良く不活性化でき、さらに空気清浄効果を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、掃除作業以外の時間でも大気にイオンを放出させることができ、空気清浄効果を向上させることが可能となるので、各種家庭用、業務用電気掃除機等の用途にも幅広く適用できる。
6 電動送風機
7 集塵部
9 イオン発生装置
12 電源
13 二次電池
14 キャパシタ
16 静電霧化装置
7 集塵部
9 イオン発生装置
12 電源
13 二次電池
14 キャパシタ
16 静電霧化装置
Claims (5)
- 吸引風を発する電動送風機と、塵埃を捕集する集塵部と、大気にイオンを放出させるイオン発生装置と、充電可能でしかも前記イオン発生装置を駆動する電源を備えた電気掃除機。
- 電気掃除機の運転中に、電源を充電できる構成とした請求項1に記載の電気掃除機。
- 電源を二次電池にて構成した請求項1又は2に記載の電気掃除機。
- 電源をキャパシタにて構成した請求項1又は2に記載の電気掃除機。
- イオン発生装置を、ヒドロシキラジカル等のラジカル成分を含む帯電微粒子水を放出する静電霧化装置で構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010027238A JP2011161004A (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010027238A JP2011161004A (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011161004A true JP2011161004A (ja) | 2011-08-25 |
Family
ID=44592389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010027238A Pending JP2011161004A (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011161004A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013135783A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Panasonic Corp | 電気掃除機 |
-
2010
- 2010-02-10 JP JP2010027238A patent/JP2011161004A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013135783A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Panasonic Corp | 電気掃除機 |
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