JP5608041B2 - 有機光電変換素子及び有機光電変換モジュール - Google Patents
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Description
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、長寿命な有機光電変換素子及び有機光電変換モジュールを提供することを目的とする。
〔1〕 第一の電極と、第二の電極と、前記第一の電極及び前記第二の電極の間に設けられて光の入射により電荷を生じうる活性層とを備える有機光電変換素子であって、前記有機光電変換素子の表面に、前記活性層に近い順に、無機材料を含む無機封止層と、樹脂により形成された樹脂層と、紫外線吸収層とを有するバリア層を備える有機光電変換素子。
〔2〕 前記紫外線吸収層が、吸収した紫外線を遮断する機能及び吸収した紫外線を前記紫外線よりも長波長の光に波長変換する機能のうち一方又は両方を有する〔1〕に記載の有機光電変換素子。
〔3〕 第一の電極と、第二の電極と、前記第一の電極及び前記第二の電極の間に設けられて光の入射により電荷を生じうる活性層とを備える有機光電変換素子を2個以上有し、前記2個以上の有機光電変換素子が電気的に接続された素子群と、前記素子群を覆うバリア層とを備える有機光電変換モジュールであって、前記バリア層が、前記有機光電変換素子に近い順に、無機材料を含む無機封止層と、樹脂により形成された樹脂層と、紫外線吸収層とを備える有機光電変換モジュール。
〔4〕 前記無機封止層、前記樹脂層及び前記紫外線吸収層が塗布工程を経て形成された〔1〕又は〔2〕に記載の有機光電変換素子。
本発明の有機光電変換素子は、第一の電極と、第二の電極と、前記第一の電極及び前記第二の電極の間に設けられて光の入射により電荷を生じうる活性層と、有機光電変換素子の表面に設けられたバリア層とを備える。また、前記のバリア層は、前記活性層に近い順に、無機材料を含む無機封止層と、樹脂により形成された樹脂層と、紫外線を吸収しうる紫外線吸収層とを有する。
無機封止層は、一般に、有機光電変換素子の外部から内部へと浸入する酸素及び水分を遮断できる。また、樹脂層は、一般に、前記の酸素及び水分の遮断作用を更に高めることができる。さらに、樹脂層は、一般に、有機光電変換素子の外部から加えられる外力が無機封止層に作用して無機封止層が損傷することを防止できる。また、紫外線吸収層により、一般に、樹脂層、活性層及び機能層に含まれる有機材料が紫外腺により劣化することを防止できる。したがって、前記の無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層を組み合わせることにより、本発明の有機光電変換素子は酸素、水、紫外線及び外力から効果的に保護されるので、長期間に亘って安定して光電変換特性を維持できる長寿命な素子となる。
さらに、本発明の有機光電変換素子は通常は基板を備え、基板上に本発明の有機光電変換素子を構成する各層(例えば、第一の電極、活性層、第二の電極、及び機能層等)が積層された構造を有している。
基板は、本発明の有機光電変換素子の支持体として機能する部材である。基板としては、通常、電極を形成したり有機材料の層を形成したりする際に化学的に変化しない部材を用いる。基板の材料としては、例えば、ガラス、プラスチック、高分子フィルム、シリコン等が挙げられる。なお、基板の材料は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
通常は基板として透明又は半透明な部材を用いるが、不透明な基板を用いることも可能である。ただし、不透明な基板を用いる場合には、当該基板とは反対側の電極(即ち、第一の電極及び第二の電極のうち、不透明な基板から遠い方の電極)が透明又は半透明であることが好ましい。
第一の電極及び第二の電極のうち、一方は陽極であり、他方は陰極である。第一の電極及び第二の電極の間に位置する活性層に光が進入しやすくするため、第一の電極及び第二の電極のうち少なくとも一方は透明又は半透明であることが好ましい。本発明の有機光電変換素子においてはバリア層を透過して活性層に進入する光に含まれる紫外線を弱めることができるようになっているため、活性層よりも第一の電極側の表面にバリア層が設けられている場合には第一の電極を透明又は半透明にすることが好ましく、活性層よりも第二の電極側の表面にバリア層が設けられている場合には第二の電極を透明又は半透明にすることが好ましい。
また、透明又は半透明の電極の材料として有機材料を用いることも可能である。電極の材料として使用できる有機材料の例を挙げると、ポリアニリン及びその誘導体、ポリチオフェン及びその誘導体などの導電性高分子が挙げられる。
なお、電極の材料は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
活性層は、光の入射により電荷を生じうる層であり、通常、電子供与性化合物であるp型半導体と電子受容性化合物であるn型半導体とを含む。本発明の有機光電変換素子は、p型半導体及びn型半導体のうち少なくとも一方、通常は両方として有機化合物を用いていることから、「有機」光電変換素子と称される。なお、p型半導体及びn型半導体は、前記の半導体のエネルギー準位のエネルギーレベルから相対的に決定される。
層構成(i) p型半導体を含有する層と、n型半導体を含有する層とを備える積層構造の活性層。
層構成(ii) p型半導体及びn型半導体を含有する単層構造の活性層。
層構成(iii) p型半導体を含有する層と、p型半導体及びn型半導体を含有する層と、n型半導体を含有する層とを備える積層構造の活性層。
フラーレン誘導体の例としては、C60、C70、C76、C78及びC84等の誘導体が挙げられる。フラーレン誘導体の具体例を挙げると、以下のような構造を有する化合物が挙げられる。
なお、n型半導体は、1種類を用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
液状組成物は、通常、活性層の材料と溶媒とを含む。溶媒を含む場合、液状組成物は溶媒中に活性層の材料が分散した分散液であってもよいが、溶媒中に活性層の材料が溶解した溶液であることが好ましい。したがって、溶媒としては、活性層の材料を溶解させうる溶媒を使用することが好ましい。溶媒の例を挙げると、トルエン、キシレン、メシチレン、テトラリン、デカリン、ビシクロヘキシル、n−ブチルベンゼン、sec−ブチルベンゼン、tert−ブチルベンゼン等の不飽和炭化水素系溶媒、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロブタン、ブロモブタン、クロロペンタン、ブロモペンタン、クロロヘキサン、ブロモヘキサン、クロロシクロヘキサン、ブロモシクロヘキサン等のハロゲン化飽和炭化水素系溶媒、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン等のハロゲン化不飽和炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等のエーテル類系溶媒などが挙げられる。なお、溶媒は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
また、活性層が2層以上の積層構造を有する場合には、例えば上述した方法によって、活性層を構成する各層を順次積層するようにすればよい。
本発明の有機光電変換素子は、第一の電極と活性層との間、及び、第二の電極と活性層との間に、機能層を備えていてもよい。機能層は、活性層で生じた電荷を電極に輸送しうる層であり、第一の電極と活性層との間の機能層は活性層で生じた電荷を第一の電極に輸送でき、第二の電極と活性層との間の機能層は活性層で生じた電荷を第二の電極に輸送できるようになっている。機能層は、第一の電極と活性層との間、及び、第二の電極と活性層との間のうち、一方に設けるようにしてもよく、両方に設けるようにしてもよい。
なお、その他の成分は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
液状組成物における溶媒の量は、機能層の材料100重量部に対して、通常10重量部以上、好ましくは50重量部以上、より好ましくは100重量部以上であり、通常100000重量部以下、好ましくは10000重量部以下、より好ましくは5000重量部以下である。
バリア層は、本発明の有機光電変換素子の表面に設けられた層であり、活性層に近い順に、無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層を備える。バリア層は、本発明の有機光電変換素子の表面の少なくとも一部に設けられていればよいが、本発明の有機光電変換素子の表面の全体に設けられていてもよい。通常、バリア層は、本発明の有機光電変換素子において基板が設けられていない表面部分に設けられる。したがって、例えば基板、第一の電極、活性層及び第二の電極を前記の順に備える有機光電変換素子がバリア層を備える場合、当該有機光電変換素子の層構造は、通常、基板に近い順に第一の電極、活性層、第二の電極及びバリア層を備える層構造となる。
無機封止層は、無機材料を含む層であり、バリア層において樹脂層よりも内側の位置(活性層に近い位置)に設けられる層である。無機材料は有機材料に比較して耐透湿性及び耐酸素透過性に優れる傾向があるため、無機材料を含む無機封止層で有機光電変換素子の表面を被覆することにより、一般に、本発明の有機光電変換素子の内部へと浸入する酸素及び水を遮断して、外部からの酸素及び水が有機光電変換素子に作用することを防止できる。
なお、無機材料は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
ただし、上述した無機封止層の機能を安定して発揮させる観点から、無機封止層における無機材料の割合は、通常25重量%以上100重量%以下、好ましくは50重量%以上100重量%以下、より好ましくは75重量%以上100重量%以下である。
無機封止層形成用の液状組成物は、通常、無機封止層の材料(無機材料、及び、必要に応じて含まれるその他の成分)と溶媒とを含む。溶媒を含む場合、液状組成物は溶媒中に無機封止層の材料が分散した分散液であってもよく、溶媒中に無機封止層の材料が溶解した溶液であってもよい。
液状組成物における溶媒の量は、無機材料100重量部に対して、通常10重量部以上、好ましくは50重量部以上、より好ましくは100重量部以上であり、通常100000重量部以下、好ましくは10000重量部以下、より好ましくは5000重量部以下である。
樹脂層は、樹脂により形成された層であり、バリア層において無機封止層と紫外線吸収層との間に設けられる層である。樹脂は無機材料に比較して柔軟性に優れるため、樹脂層で無機封止層の外側を覆うことにより、一般に、有機光電変換素子の外部から加えられる外力が無機封止層に作用して無機封止層が損傷することを防止できる。
また、樹脂層を設けることにより、無機封止層のみを設ける場合と比較して、前記の酸素及び水分の遮断作用を更に高めることもできる。通常、無機材料は柔軟性に乏しいため無機封止層の形成時に欠陥等が生じ易く、前記の欠陥等から酸素及び水分が浸入しやすくなる場合がある。そこで本発明の有機光電変換素子では、樹脂層を設けることにより無機封止層の前記欠陥等を樹脂で覆い、酸素及び水分の遮断作用を高めている。
塗布法で樹脂層を形成する場合、まず流体状の樹脂を用意し、用意した樹脂を所定の位置に塗布する塗布工程を経て、樹脂層が形成される。なお、樹脂には、粘度調整用の溶媒等、最終的には樹脂層に含まれない成分を含有させてもよい。
樹脂の塗布により樹脂の膜が成膜されるので、必要に応じて、溶媒を乾燥させたり、光又は熱によって樹脂を硬化させたりすることにより、樹脂層が得られる。
紫外線吸収層は、入射してくる紫外線を吸収しうる層であり、バリア層において樹脂層よりも外側の位置(活性層から遠い位置)に設けられる層である。紫外線吸収層が本発明の有機光電変換素子に照射された光に含まれる紫外線を吸収することにより、少なくとも吸収された紫外線の分だけ、樹脂層、活性層及び機能層等に含まれる有機材料が紫外腺により劣化することを防止できるようになっている。
紫外線吸収層が吸収した紫外線を遮断する機能を有する場合、前記のように、遮断された紫外線の分だけ、樹脂層、活性層及び機能層等に含まれる有機材料が紫外腺により劣化することを防止できる。
なお、吸収された紫外線が波長変換される光は、例えば、可視光、近赤外光、赤外光等が挙げられるが、光電変換効率を高める観点から可視光が好ましい。
紫外線を吸収して遮断しうる紫外線吸収剤の例を挙げると、有機材料では、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、トリアジン系、サリチル酸フェニル系の紫外線吸収剤が挙げられる。中でも好ましい具体例を挙げると、2,4−ジヒドロキシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルフォベンゾフェノン、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジターシャルブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、フェニルサリシレイト、p−オクチルフェニルサリシレイト、p−ターシャルブチルフェニルサリシレート等が挙げられる。また、紫外線を吸収して遮断しうる無機材料からなる紫外線吸収剤としては、例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられる。
蛍光体のうち、有機蛍光体の例を挙げると、希土類錯体が挙げられる。希土類錯体は蛍光特性に優れる蛍光体であり、具体例を挙げると、[Tb(bpy)2]Cl3錯体、[Eu(phen)2]Cl3錯体、[Tb(terpy)2]Cl3錯体などが挙げられる。なお、「bpy」は2,2−ビピリジンを表し、「phen」は1,10−フェナントロリンを表し、「terpy」は2,2’:6’,2”−ターピリジンを表す。また、無機蛍光体の例を挙げると、MgF2:Eu2+(吸収波長300nm〜400nm、蛍光波長400nm〜550nm)、1.29(Ba,Ca)O・6Al2O3:Eu2+(吸収波長200nm〜400nm、蛍光波長400nm〜600nm)、BaAl2O4:Eu2+(吸収波長200nm〜400nm、蛍光波長400nm〜600nm)、Y3Al5O12:Ce3+(吸収波長250nm〜450nm、蛍光波長500nm〜700nm)などが挙げられる。蛍光体の中でも、無機蛍光体を用いることが好ましい。
なお、その他の成分は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて用いてもよい。
塗布法で紫外線吸収層を形成する場合、まず紫外線吸収剤を含む液状組成物を用意し、用意した液状組成物を所定の位置に塗布する塗布工程を経て、紫外線吸収層が形成される。
液状組成物における溶媒の量は、紫外線吸収剤100重量部に対して、通常10重量部以上、好ましくは50重量部以上、より好ましくは100重量部以上であり、通常100000重量部以下、好ましくは10000重量部以下、より好ましくは5000重量部以下である。
紫外線吸収層形成用の液状組成物の塗布により、紫外線吸収剤を含む膜が成膜される。したがって、液状組成物の塗布後に、必要に応じて、成膜された膜を乾燥させて溶媒を除去する等の工程を行なうことにより、紫外線吸収層が得られる。
バリア層は、本発明の効果を著しく損なわない限り、上述した無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層以外に別の層を備えていてもよい。
また、バリア層において、無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層は互いに接していなくてもよい。したがって、例えば、前記の無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層の間に別の層が設けられていてもよい。ただし、本発明の効果を顕著に発揮させる観点からは、無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層は互いに接していることが好ましい。
本発明の有機光電変換素子は、本発明の効果を著しく損なわない限り、上述した基板、第一の電極、第二の電極、活性層、バリア層及び機能層以外の層を備えていてもよい。
以下、本発明の有機光電変換素子の好ましい実施形態について、図面を示して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る有機光電変換素子の模式的な断面図である。なお、以下の実施形態では、有機光電変換素子の基板を水平に置いた様子を示して説明する。
また、前記のバリア層6は、活性層3に近い順に、無機材料を含む無機封止層7と、樹脂により形成された樹脂層8と、紫外線を吸収しうる紫外線吸収層9とを備えている。
また、有機光電変換素子100は、活性層3に近い順に無機封止層7、樹脂層8及び紫外線吸収層9を備えるバリア層6を有しているため、有機光電変換素子100の外部から内部へと浸入する酸素及び水分を遮断したり、有機光電変換素子100の外部から加えられる外力が無機封止層7等に作用して無機封止層7等が損傷することを防止したり、有機光電変換素子100に照射される光に含まれる紫外線によって有機材料が劣化することを防止したりできる。さらに、紫外線吸収層9が吸収した紫外線を前記紫外線よりも長波長の光に波長変換する機能を有していれば、活性層3に入射する電荷発生に利用可能な光エネルギーを増加させることができる。
本発明の有機光電変換素子の電極間には、上述した要領によって、太陽光等の光の照射により光起電力が発生する。前記の光起電力を利用して、本発明の有機光電変換素子は、例えば太陽電池として使用できる。太陽電池として使用する場合、通常、本発明の有機光電変換素子は有機薄膜太陽電池の太陽電池セルとして使用される。また、太陽電池セルは、複数個集積することによって太陽電池モジュール(有機薄膜太陽電池モジュール)とし、太陽電池モジュールの態様で使用してもよい。本発明の有機光電変換素子は上述したように長寿命であるため、本発明の有機光電変換素子を備える太陽電池は長寿命化が期待できる。
本発明の有機光電変換モジュールは、電気的に接続された2個以上の有機光電変換素子を有する素子群と、前記の素子群を覆うバリア層とを備える。素子群が有する有機光電変換素子は、必ずしもバリア層を備えなくてもよいこと以外は上述した本発明の有機光電変換素子と同様である。また、本発明の有機光電変換モジュールが備えるバリア層は、有機光電変換素子それぞれの表面に個別に設けられるのではなく素子群を覆うようにして設けられること、並びに、前記有機光電変換素子に近い順に、無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層を備えること以外は、本発明の有機光電変換素子が備えるバリア層と同様である。なお、素子群が有する有機光電変換素子の電気的な接続は、直列であってもよく、並列であってもよい。以上のような構成により、本発明の有機光電変換モジュールは、本発明の有効光電変換素子と同様にして、長寿命化することができる。
図2に示す有機光電変換モジュール200は、支持基板10上に第一の電極11、活性層12及び第二の電極13を前記の順に備える有機光電変換素子14を2個以上(図2では4個)備えている。有機光電変換素子14はそれぞれ図示しない配線によって電気的に接続され、前記の2個以上の有機光電変換素子群14が一群となって素子群15を構成している。なお、前記の配線は有機光電変換素子200の縁部に設けられた図示しない端子が接続され、電気を外部に取り出せるようになっている。さらに、有機光電変換モジュール200では、素子群15の支持基板10に接していない表面全体を覆うようにしてバリア層16が設けられている。また、前記のバリア層16は、有機光電変換素子14に近い順に、無機封止層17と、樹脂層18と、紫外線吸収層19とを備えている。
また、有機光電変換素子200はバリア層16を備えるため、本発明の有機光電変換素子の項で説明したのと同様に、第一の電極11、活性層12及び第二の電極13の酸素、水分及び紫外線による劣化を進行しにくくしたり、外力に対する耐性を高めたりすることができるため、従来の有機光電変換モジュールに比べて長期間にわたって光電変換効率を維持できる長寿命の有機光電変換モジュールとなっている。また、紫外線吸収層19が吸収した紫外線を前記紫外線よりも長波長の光に波長変換する機能を有していれば、活性層12における電荷の発生量を多くすることもできるため、光電変換効率を高めることが可能である。
以下、有機光電変換素子を太陽電池セルとして用いた有機光電変換モジュールである太陽電池モジュールの構成の例について説明する。
当該太陽電池モジュールは、従来の太陽電池モジュールと基本的には同様のモジュール構造をとりうる。太陽電池モジュールは、一般的には金属、セラミック等の支持基板の上に太陽電池セルが設けられ、前記太陽電池セルの上を充填樹脂や保護ガラス等で覆う構成を有し、支持基板とは反対側の面を通じて光を取り込めるようになっている。また、太陽電池モジュールは、支持基板として強化ガラス等の透明材料を用い、前記の支持基板の上に太陽電池セルを設けた構成を有し、前記の透明の支持基板を通じて光を取り込めるようになっていてもよい。
支持基板と太陽電池セルとの間には、太陽電池セルの保護及び集電効率向上のため、必要に応じてエチレンビニルアセテート(EVA)等のプラスチック材料などの充填材料の層を設けてもよい。前記の充填材料は、予めフィルム状に成形してから装着してもよく、樹脂を所望の位置に充填させてから硬化させるようにしてもよい。
さらに、通常、支持基板の周囲は、内部の密封及び太陽電池モジュールの剛性を確保するため、金属製のフレームで太陽電池モジュールを挟み込むようにして固定する。また、支持基板とフレームとの間は、通常は封止材料で密封シールを施す。
また、フレキシブル支持体を用いた太陽電池モジュールは、曲面ガラス等に接着固定して使用することもできる。
以下に説明する実施例及び比較例では、2mm×2mmの正四角形の有機光電変換素子を製造した。製造された有機光電変換素子について、分光計器株式会社製の分光感度測定装置CEP−2000型を用いて、素子に対するDC電圧印加を20mV/秒の定速で掃引することにより、短絡電流、開放端電圧、及び曲線因子(フィルファクター。以下、適宜「FF」と略称する。)を測定し、測定した短絡電流と開放端電圧と曲線因子とを乗ずることにより光電変換効率を算出した。
製造された有機光電変換素子に屋外で6時間日照する大気曝露試験を行った。大気曝露試験において、ITO膜が形成されたガラス基板側から活性層に太陽光を入射させた。大気曝露試験後に光電変換効率を測定し、大気曝露試験後に測定した光電変換効率を、有機光電変換素子を作製した直後の光電変換効率で除した値として、光電変換効率保持率を求めた。また、前記の大気曝露試験後の短絡電流を活性層の面積で除した値として、大気曝露試験後の短絡電流密度の値を測定した。
スパッタ法により電極として膜厚約150nmのITO膜がパターニングされたガラス基板を用意した。用意したガラス基板を、有機溶媒、アルカリ洗剤、超純水で洗浄し、乾かし、UV−O3装置にて紫外線−オゾン処理(UV−O3処理)を行った。
さらに、樹脂層上に、日本触媒製の紫外線カットコーティング剤(商品名UV−G13)を塗布し、厚み6μmの紫外線吸収層を形成した。
以上のようにして、活性層に近い順に、2層の無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層を備えるバリア層を表面に備えた有機光電変換素子を得た。
スパッタ法により電極として膜厚約150nmのITO膜がパターニングされたガラス基板を用意した。用意したガラス基板を、有機溶媒、アルカリ洗剤、超純水で洗浄し、乾かし、UV−O3装置にてUV−O3処理を行った。
さらに、Al電極の上から封止材としてエポキシ樹脂(急速硬化型アラルダイト)にてガラス基板を接着することで封止処理を施して有機光電変換素子を得た。
以上のようにして、有機光電変換素子に近い順に、2層の無機封止層、樹脂層及び紫外線吸収層を備えるバリア層を表面に備えた有機光電変換モジュールを得た。
実施例に従い製造した有機光電変換素子は、従来の有機光電変換素子に比べて、大気曝露試験で時間変化と共に低下する光電変換効率保持率が抑制された。即ち、実施例の有機光電変換素子は長寿命であった。
2 第一の電極
3 活性層
4 第二の電極
5 基板
6 バリア層
7 無機封止層
8 樹脂層
9 紫外線吸収層
10 支持基板
11 第一の電極
12 活性層
13 第二の電極
14 有機光電変換素子
15 素子群
16 バリア層
17 無機封止層
18 樹脂層
19 紫外線吸収層
100 有機光電変換素子
200 有機光電変換モジュール
Claims (4)
- 第一の電極と、第二の電極と、前記第一の電極及び前記第二の電極の間に設けられて光の入射により電荷を生じうる活性層とを備える有機光電変換素子であって、
前記有機光電変換素子の表面全体に、前記活性層に近い順に、無機材料を含む2層の無機封止層と、樹脂により形成された樹脂層と、紫外線吸収層とを有するバリア層を備え、
前記無機封止層の厚みが、3μm以上10μm以下であり、
前記無機封止層における前記無機材料の割合が、75重量%以上100重量%以下である有機光電変換素子。 - 前記紫外線吸収層が、吸収した紫外線を遮断する機能及び吸収した紫外線を前記紫外線よりも長波長の光に波長変換する機能のうち一方又は両方を有する請求項1に記載の有機光電変換素子。
- 支持基板と、第一の電極と第二の電極と前記第一の電極及び前記第二の電極の間に設けられて光の入射により電荷を生じうる活性層とを備える有機光電変換素子を2個以上有し、前記2個以上の有機光電変換素子が電気的に接続されて前記支持基板に設けられた素子群と、前記素子群の前記支持基板に接していない表面全体を覆うバリア層とを備える有機光電変換モジュールであって、
前記バリア層が、前記有機光電変換素子に近い順に、無機材料を含む2層の無機封止層と、樹脂により形成された樹脂層と、紫外線吸収層とを備え、
前記無機封止層の厚みが、3μm以上10μm以下であり、
前記無機封止層における前記無機材料の割合が、75重量%以上100重量%以下である有機光電変換モジュール。 - 前記無機封止層、前記樹脂層及び前記紫外線吸収層が塗布工程を経て形成された請求項1又は2に記載の有機光電変換素子。
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