JP5606415B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
また、特許文献2に記載される車載機器遠隔制御システムでは、携帯機が車載機から送信された信号の種別に応じた応答を行い、車載機が、携帯機からの応答内容に応じて当該携帯機が存在する位置を確認し、その位置に応じて当該携帯機からの遠隔操作を許可する。すなわち、携帯機の動作モードが車載機の遠隔操作モードとなる。
また、車両室内で設定した動作モードや起動させたアプリケーションを、降車の際に、ユーザが自ら当該携帯端末を操作して、元の動作モードに戻したり、アプリケーションを終了しなければならないという煩わしさがあった。
このように、従来の一般的な携帯端末では、車両への乗車または降車の際に携帯端末が取るべき動作状態を自動的に設定することができないという課題があった。
しかしながら、特許文献1,2のいずれにおいても、ユーザが車両に乗車したか降車したかを検知するものではないため、乗車または降車の際に携帯端末が取るべき動作状態を的確に設定することができない。
図1は、この発明の実施の形態1に係る携帯端末を使用したキーレスエントリシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、キーレスエントリシステム1は、ユーザAが所持する実施の形態1に係る携帯端末2、車両100に搭載されたタイヤ内圧センサユニット3a〜3d、および、LF(Low Frequency)アンテナ4a〜4eとUHF(Ultra High Frequency)アンテナ403にそれぞれ接続されたキーレスエントリ車載装置5を備える。携帯端末2は、例えばナビゲーション機能を有する携帯電話や携帯情報端末、あるいは、PNDであってもよい。
また、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dは、無線通信圏内にある携帯端末2に対して、検出したタイヤ内圧を送信する。キーレスエントリ車載装置5は、LFアンテナ4a〜4eとUHFアンテナ403を介して携帯端末2との間で起動信号および応答信号をやり取りして、車両100のキーレスエントリを実現する装置である。
近距離無線通信設定部206は、携帯端末2における近距離無線通信の動作モードを設定する設定部であり、例えば、携帯端末2に備えられたBluetooth(登録商標;以下、記載を省略する)通信部の動作モードをBluetooth通信の待ち受けモードに設定する。
さらに、制御部205は、UHF送受信部204がタイヤ内圧センサユニット3a〜3dから受信したタイヤ内圧情報を記憶部210に記憶するとともに、タイヤ内圧情報からユーザAの車両100に対する乗車または降車を判定する。
例えば、近距離無線通信設定部206が、Bluetooth通信部の動作モードを設定する場合、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、Bluetooth通信を円滑に行うため、携帯端末2にBluetooth通信の待ち受けモードに移行する。反対に、ユーザAが車両100から降車したと判定されると、Bluetooth通信の待ち受けモードを終了する。
音量調節部207は、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、車両室内での走行騒音などを考慮して通常時よりも音量を大きくし、ユーザAが車両100から降車したと判定された場合には音量を元の値に戻す。
ナビゲーション設定部208は、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されるとナビゲーションアプリケーションを起動し、ユーザAが車両100から降車したと判定された場合は、ナビゲーションアプリケーションの実行を終了する。
また、ナビゲーション設定部208は、ユーザAが車両100に乗車したと判定された場合に、目的地の登録がある場合のみにナビゲーションアプリケーションを起動するようにしてもよく、また目的地の登録がある場合にルート案内を開始するようにしてもよい。
モード設定部209は、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、携帯端末2が携帯電話である場合に、その着信報知を禁止するドライブモードまたはハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに移行し、ユーザAが車両100から降車したと判定された場合、上記モードを終了する。
当該起動信号を検出すると、タイヤ内圧センサ制御部303は、自身が設置されたタイヤ200a〜200dの内圧を検出し、当該タイヤ内圧をタイヤ内圧センサ送信部304へ出力する。
なお、UHFアンテナ305は、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、携帯端末から車載器に向けて発信される電波に使用される周波数帯であるUHF帯の電波を受信するアンテナである。
キーレスエントリ送信部401は、キーレスエントリ制御部402から入力した情報(携帯端末2のキーレスエントリ機能を起動させる起動信号)を、LFアンテナ4a〜4eを介して自身の周囲に送信する。
なお、LFアンテナ4a〜4eは、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、車載器から携帯端末に向けて発信される電波に使用される周波数帯であるLF帯の電波を受信するアンテナである。ここで、LFアンテナ4eは、車両100の車両室内のみに起動信号を送信する。従って、携帯端末2が、LFアンテナ4a〜4eのうちのいずれのアンテナから起動信号を受信したかによって、携帯端末2が車外にあるのか、車内にあるのかを判別することができる。
ここで、応答信号とは、携帯端末2が受信した起動信号が、LFアンテナ4a〜4eのどのアンテナが送信した起動信号であるかを示す情報を含む信号である。キーレスエントリ制御部402は、前記応答信号から、携帯端末2が車外にあると判定した場合、車両100のドアロック機構を施錠し、携帯端末2が車内にあると判定するとドアロック機構を解錠する。
(1)タイヤ内圧センサユニットの動作
図5は、図3のタイヤ内圧センサ制御部の動作を示すフローチャートである。
まず、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dのタイヤ内圧センサ制御部303は、タイヤ内圧センサ受信部302の受信情報を入力して、携帯端末2からの起動信号が受信されたか否かを判定する(ステップST1)。ここで、タイヤ内圧センサ受信部302の受信情報に起動信号が含まれていない場合(ステップST1;NO)、ステップST1に戻って、起動信号が受信できるまで、上記判定を継続する。
次に、タイヤ内圧センサ制御部303は、ステップST2で取得したタイヤの内圧を、タイヤ内圧センサ送信部304へ出力し、当該タイヤの内圧を含む応答信号を携帯端末2に送信するよう制御する。タイヤ内圧センサ送信部304は、タイヤ内圧センサ制御部303からの制御により、UHFアンテナ305を介して携帯端末2へ上記応答信号を送信する(ステップST3)。
図6は、図4のキーレスエントリ制御部の動作を示すフローチャートである。
まず、キーレスエントリ車載装置5のキーレスエントリ制御部402は、携帯端末2におけるキーレスエントリ機能を起動させる起動信号を生成する(ステップST1a)。
次に、キーレスエントリ制御部402は、ステップST1aで生成した起動信号を、キーレスエントリ送信部401へ出力して、当該起動信号を携帯端末2に送信するよう制御する。キーレスエントリ送信部401は、キーレスエントリ制御部402からの制御により、LFアンテナ4a〜4eを介して携帯端末2へ上記起動信号を送信する(ステップST2a)。なお、上述の起動信号は、携帯端末2に対して、キーレスエントリ車載装置5の応答信号と、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号の送信を行わせるための信号である。この起動信号を受信すると、携帯端末2の制御部205は、UHF送受信部204を介して応答信号をキーレスエントリ車載装置5へ送信する。この後、携帯端末2の制御部205は、キーレスエントリ機能を起動し、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号を生成する。
(3−1)動作概要
図7は、実施の形態1に係る携帯端末の動作を示すフローチャートであり、この図7に沿ってユーザAの乗車時または降車時における携帯端末2の動作の概要を説明する。
まず、ユーザAが、車両100に乗車するために、携帯端末2を所持して車両100に近づく。この後、キーレスエントリ車載装置5のLFアンテナ4a〜4eによる無線通信圏内に携帯端末2が入ると、キーレスエントリ送信部401が、LFアンテナ4a〜4eを介して、キーレスエントリ制御部402が生成した起動信号(携帯端末2におけるキーレスエントリ機能を起動させる起動信号)を携帯端末2へ送信する。
携帯端末2の制御部205は、LF送受信部202が受信した受信情報をモニタして、上記起動信号が含まれている場合に上記応答信号を生成して、UHF送受信部204でキーレスエントリ車載装置5へ送信し、自身を所持するユーザAが車両100の周辺にいると認識する(ステップST1b)。
LF送受信部202は、制御部205からの制御により、LFアンテナ201を介してタイヤ内圧センサユニット3a〜3dへ上記起動信号を送信する。
続いて、制御部205は、UHF送受信部204によってタイヤ内圧センサユニット3a〜3dからタイヤの内圧の検出結果を含む応答信号が受信されると、受信したタイヤの内圧の検出結果に基づき、ユーザAが車両100に乗車または降車したことを判定する(ステップST2b)。
図8は、図2の制御部の動作を示すフローチャートであり、この図8に沿って携帯端末2によるユーザAの乗降車判定の詳細を説明する。
まず、制御部205は、LFアンテナ201を介してLF送受信部202がLF情報を受信したか否かを確認する(ステップST1c)。
ここで、LF情報が受信されていない、すなわちLF送受信部202からLF情報が出力されていない場合(ステップST1c;NO)、制御部205は、ステップST1cへ戻り、上記確認を継続する。
また、タイヤ内圧Pt1を受信した場合(ステップST4c;YES)、制御部205は、記憶部210に記憶された前回のタイヤ内圧Pt2が取得できるか否か、すなわち、記憶部210に前回のタイヤ内圧Pt2が記憶されているか否かを確認する(ステップST5c)。
記憶部210から前回のタイヤ内圧Pt2を取得できた場合(ステップST5c;YES)、あるいは、ステップST6cで今回のタイヤ内圧Pt1を前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部210に記憶すると、制御部205は、今回のタイヤ内圧Pt1から前回のタイヤ内圧Pt2を減算したタイヤ内圧差が所定の閾値Pth1よりも大きいか否かを判定する(ステップST7c)。
続いて、制御部205は、記憶部210に記憶された乗車時のタイヤ内圧Pt3が取得できるか否か、すなわち記憶部210に乗車時のタイヤ内圧Pt3が記憶されているか否かを確認する(ステップST11c)。
ここで、記憶部210から乗車時のタイヤ内圧Pt3を取得できない場合(ステップST11c;NO)、制御部205は、携帯端末2が乗車時に対応した動作モードに設定されていないと判断し、ステップST1cに戻ってLF情報の確認からの処理を繰り返す。
この構成において、特に、センサユニットが車両100のタイヤ200a〜200dの内圧を検出するタイヤ内圧センサユニット3a〜3dであり、制御部205が、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧センサユニット3a〜3dによるタイヤ200a〜200dの内圧の検出情報に基づいて車両100への乗り降りを判定する。
このように構成することで、車両100への乗車または降車に応じて取るべき動作状態を的確に設定することができる。
この構成において、特に、制御部205が、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧センサユニット3a〜3dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合にナビゲーションアプリケーションを起動させ、車両100から降りたと判定した場合にナビゲーションアプリケーションの実行を終了させる。
このようにすることにより、ユーザAが乗車毎にナビゲーションアプリケーションを起動する煩わしさを解消することができる。
図9は、この発明の実施の形態2に係る携帯端末を使用した動作モード設定システムの構成を示すブロック図である。動作モード設定システム1Aは、ユーザAが所持する実施の形態2に係る携帯端末2Aの動作モードを、車両100に対するユーザAの乗車または降車に応じて設定するシステムであり、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dを備える。
タイヤ内圧センサユニット6a〜6dは、上記実施の形態1と同様に、車両100のタイヤ200a〜200d内にそれぞれ設置され、タイヤ200a〜200dの内圧(例えば、空気圧)を検出する。また、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dは、Bluetoothなどの近距離無線通信圏内にある携帯端末2Aに対して、検出したタイヤ内圧を送信する。
GPSアンテナ1003は、GPS衛星から送信されたGPS用の周波数帯の電波を受信するアンテナである。位置取得部1004は、GPSアンテナ1003を介して受信された電波のGPS情報から、携帯端末2Aの緯度経度などの位置情報を取得する。
記憶部1006は、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧情報や、位置取得部1004が取得した携帯端末2Aの位置情報(携帯端末2Aの緯度経度など)を記憶する記憶部である。
なお、図11において、図3と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
ISMアンテナ1101は、Bluetoothで使用されるISM帯(2.4GHz)の電波を受信するアンテナである。タイヤ内圧センサ通信部1102は、ISMアンテナ1101を介して、携帯端末2Aからタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの起動信号を受信したり、携帯端末2Aへタイヤ内圧情報を送信する。
(1)ユーザの乗車時における携帯端末の動作
図12は、実施の形態2に係る携帯端末の乗車時の動作の概要を示すフローチャートである。まず、携帯端末2Aを所持するユーザAが車両100に接近すると、携帯端末2Aの制御部1005は、ユーザAが車両100の周辺にいることを確認する(ステップST1d)。ここでは、制御部1005が、記憶部1006に記憶した前回の降車時における位置情報を自車位置として、位置取得部1004が取得した現在の位置情報に基づいて、携帯端末2Aを所持するユーザAが車両100の周辺にいるか否かを判別する。
また、車両100の周辺であるか否かは、例えば前回の降車時における位置情報を基準として、ISMアンテナ1001,1101の無線通信範囲内であって、かつ位置取得部1004が取得するGPS情報での位置誤差を考慮した所定の範囲内に、携帯端末2Aが存在するか否かで判断する。
タイヤ内圧センサ用通信部1002は、制御部1005からの制御により、ISMアンテナ1001を介してタイヤ内圧センサユニット6a〜6dへ当該起動信号を送信する。
次いで、制御部1005は、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信した、上記起動信号に対する応答信号としてタイヤ内圧センサユニット6a〜6dから送信された現在のタイヤ200a〜200dのタイヤ内圧と、記憶部1006に記憶した前回のタイヤ内圧に基づいて、車両100にユーザAが乗車したか否かを判定する(ステップST2d)。
例えば、近距離無線通信設定部206が、Bluetooth通信部の動作モードを設定する場合、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、Bluetooth通信を円滑に行うため、携帯端末2AにBluetooth通信の待ち受けモードに移行する。
音量調節部207は、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、車両室内での走行騒音などを考慮して通常時よりも音量を大きくする。
ナビゲーション設定部208は、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、ナビゲーションアプリケーションを起動する。
モード設定部209は、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、携帯端末2Aが携帯電話である場合に、その着信報知を禁止するドライブモードまたはハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに移行する。
図13は、実施の形態2に係る携帯端末の降車時の動作の概要を示すフローチャートである。まず、携帯端末2Aの制御部1005は、記憶部1006に前回の降車時における位置情報が記憶されていない場合、自身を所持するユーザAが歩行中か否かを確認する(ステップST1e)。例えば、記憶部1006に前回の降車時における位置情報(自車位置)が記憶されておらず、かつ位置取得部1004が所定の周期で取得する携帯端末2Aの位置情報が変化しているか否かで判定する。なお、携帯端末2Aの位置が、平均的な人間の歩行速度に対応して変化しているか否かに基づいて、歩行中であるか否かを判定してもよい。
例えば、近距離無線通信設定部206が、乗車時に設定されたBluetooth通信の待ち受けモードを終了する。音量調節部207が、乗車時に通常時よりも大きくされた音量を元の値に戻す。ナビゲーション設定部208が、乗車時に起動したナビゲーションアプリケーションの実行を終了する。モード設定部209が、乗車時に移行したドライブモードまたはハンズフリーモードを終了する。
図14は、図10の制御部の動作を示すフローチャートであり、この図14に沿って携帯端末2AによるユーザAの乗降車判定の詳細を説明する。
まず、携帯端末2Aの制御部1005は、車両100の位置(自車位置)が取得可能か否かを確認する(ステップST1f)。ここでは、記憶部1006に前回の降車時における位置情報が自車位置として記憶されているか否かが判定される。
記憶部1006から自車位置が取得できる場合(ステップST1f;YES)、制御部1005は、位置取得部1004が取得した現在の携帯端末2Aの位置情報と、記憶部1006から読み出した自車位置を比較して、携帯端末2Aを所持するユーザAが車両100の周辺にいるか否かを判定する(ステップST2f)。例えば、前回の降車時における位置情報を基準として、ISMアンテナ1001,1101の無線通信範囲内であって、かつ位置取得部1004が取得するGPS情報での位置誤差を考慮した所定の範囲内に、携帯端末2Aが存在するか否かで自車位置の周辺であるかどうかを判断する。
ここで、自車位置の周辺ではないと判定した場合(ステップST2f;NO)、制御部1005は、ユーザAが自車位置の周辺まで到達していないと判断し、ステップST2fの判定を繰り返す。
制御部1005は、携帯端末2Aを所持するユーザAが歩行中でないと判定した場合(ステップST3f;NO)、ユーザAが建物内などにいて位置情報を正確に検出できない状況にあると判断し、ステップST1fに戻って上記処理を繰り返す。
また、タイヤ内圧Pt1を受信した場合(ステップST5f;YES)、制御部1005は、記憶部1006に記憶された前回のタイヤ内圧Pt2が取得できるか否か、すなわち記憶部1006に前回のタイヤ内圧Pt2が記憶されているか否かを確認する(ステップST6f)。
記憶部1006から前回のタイヤ内圧Pt2を取得できた場合(ステップST6f;YES)、あるいは、ステップST7fで今回のタイヤ内圧Pt1を前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部1006に記憶すると、制御部1005は、今回のタイヤ内圧Pt1から前回のタイヤ内圧Pt2を減算したタイヤ内圧差が所定の閾値Pth1より大きいか否かを判定する(ステップST8f)。
次に、制御部1005は、今回のタイヤ内圧Pt1を乗車時のタイヤ内圧Pt3として記憶部1006に記憶する(ステップST10f)。
この後、制御部1005は、記憶部1006に記憶されている自車位置を消去する(ステップST11f)。ステップST5fからステップST11fまでの処理が、図12のステップST2dの処理に相当する。
最後に、制御部1005は、ステップST14fで降車の判定結果を得た時点における携帯端末2Aの位置情報を位置取得部1004から取得して、自車位置として記憶部1006に記憶する(ステップST17f)。ステップST12fからステップST17fまでの処理が、図13のステップST2eの処理に相当する。
このようにすることで、車両100への乗車または降車に応じて取るべき動作状態をさらに的確に設定することができる。
特に、制御部1005が、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合にナビゲーションアプリケーションを起動させ、車両100から降りたと判定した場合にナビゲーションアプリケーションの実行を終了させる。このようにすることで、ユーザAが乗車毎にナビゲーションアプリケーションを起動する煩わしさを解消することができる。
また、実施の形態1および実施の形態2に係る携帯端末は、車両、鉄道、船舶又は航空機等の移動体に、人が携帯して持ち込んで使用されるPNDとしてもよい。
Claims (9)
- 移動体への乗り降りに応じて変化する物理量を検出する検出部との間で通信を行う第1の通信部と、
前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて前記移動体への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて前記移動体に乗った場合に対応する動作状態または前記移動体から降りた場合に対応する動作状態に自端末を移行させる制御部と、
前記移動体である車両に搭載されたキーレスエントリ車載装置との間で近距離無線通信を行う第2の通信部とを備え、
前記制御部は、前記第2の通信部が前記キーレスエントリ車載装置との間で近距離無線通信を行って自端末が前記車両の周辺にあると判定した場合に、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて前記車両への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて前記車両に乗った場合に対応する動作状態または前記車両から降りた場合に対応する動作状態に自端末を移行させることを特徴とする携帯端末。 - 前記検出部は、前記移動体である車両のタイヤの内圧を検出し、
前記制御部は、前記通信部が受信した前記検出部による前記タイヤの内圧の検出情報に基づいて前記車両への乗り降りを判定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - ナビゲーション機能を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末。
- ポータブルナビゲーションデバイスであることを特徴とする請求項3記載の携帯端末。
- 前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記車両に乗ったと判定した場合にナビゲーションアプリケーションを起動させ、前記車両から降りたと判定した場合に前記ナビゲーションアプリケーションの実行を終了させることを特徴とする請求項3または請求項4記載の携帯端末。
- 前記第1の通信部は、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波による近距離無線通信で前記検出部から前記検出情報を受信することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- Bluetooth(登録商標)による近距離無線通信機能を備え、
前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記移動体に乗ったと判定した場合に、自端末をBluetooth通信の待ち受けモードに移行させ、前記移動体から降りたと判定した場合に、自端末のBluetooth通信の待ち受けモードを終了させることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の携帯端末。 - 自端末から出力される音量を調節する音量調節部を備え、
前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記移動体に乗ったと判定した場合に、前記音量調節部を制御して自端末から出力される音量を大きくさせ、前記移動体から降りたと判定した場合に、前記音量調節部を制御して自端末から出力される音量を元の値に戻すことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記移動体に乗ったと判定した場合に、着信報知を禁止する動作モードに移行させ、前記移動体から降りたと判定した場合に、前記動作モードを終了させることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の携帯端末。
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