JP2013062666A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両への乗車または降車に応じて取るべき動作状態を的確に設定することができる携帯端末を提供する。
【解決手段】車両100への乗り降りに応じて変化する物理量を検出するセンサユニットとの間で通信を行うUHF送受信部204と、UHF送受信部204が受信したセンサユニットの検出情報に基づいて車両100への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて車両100に乗った場合に対応する動作状態または車両100から降りた場合に対応する動作状態に自端末2を移行させる制御部205を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、PND(Portable Navigation Device)や携帯電話、スマートフォンなどの携帯端末に係り、特に車両で使用する際の利便性を向上させた携帯端末に関する。
例えば、特許文献1には、ユーザに所持された携帯電話に対して、特定の動作モードを設定するキーレスエントリシステムが開示されている。このシステムは、車両のドアロック機構を解錠した際にその後に施錠されるまでの間、携帯電話を特定の動作モード(鳴動などの着信報知の規制モード)に移行する。
また、特許文献2に記載される車載機器遠隔制御システムでは、携帯機が車載機から送信された信号の種別に応じた応答を行い、車載機が、携帯機からの応答内容に応じて当該携帯機が存在する位置を確認し、その位置に応じて当該携帯機からの遠隔操作を許可する。すなわち、携帯機の動作モードが車載機の遠隔操作モードとなる。
特開2006−60683号公報 特開2003−221954号公報
従来、PNDや携帯電話、スマートフォンなどの携帯端末を車両室内で使用する場合、携帯端末に特定の動作モードを設定したり、携帯端末で所定のアプリケーションを起動するには、ユーザが自ら当該携帯端末を操作して行う必要がある。
また、車両室内で設定した動作モードや起動させたアプリケーションを、降車の際に、ユーザが自ら当該携帯端末を操作して、元の動作モードに戻したり、アプリケーションを終了しなければならないという煩わしさがあった。
このように、従来の一般的な携帯端末では、車両への乗車または降車の際に携帯端末が取るべき動作状態を自動的に設定することができないという課題があった。
なお、特許文献1では、ユーザが所持する携帯電話が車両室内の車載機と通信すると、車両のドアロック機構を施錠または解錠し、この施錠または解錠に応じて携帯電話に特定の動作モードを自動的に設定している。また、特許文献2は、携帯機の応答内容に応じた携帯機の位置で携帯機の動作モードを自動的に変更している。
しかしながら、特許文献1,2のいずれにおいても、ユーザが車両に乗車したか降車したかを検知するものではないため、乗車または降車の際に携帯端末が取るべき動作状態を的確に設定することができない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車両への乗車または降車に応じて取るべき動作状態を的確に設定することができる携帯端末を得ることを目的とする。
この発明に係る携帯端末は、移動体への乗り降りに応じて変化する物理量を検出する検出部との間で通信を行う第1の通信部と、第1の通信部が受信した検出部の検出情報に基づいて移動体への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて移動体に乗った場合に対応する動作状態または移動体から降りた場合に対応する動作状態に自端末を移行させる制御部とを備える。
この発明によれば、車両への乗車または降車に応じて取るべき動作状態を的確に設定することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る携帯端末を使用したキーレスエントリシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1のタイヤ内圧センサユニットの構成を示すブロック図である。 図1のキーレスエントリ車載装置の構成を示すブロック図である。 図3のタイヤ内圧センサ制御部の動作を示すフローチャートである。 図4のキーレスエントリ制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 図2の制御部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る携帯端末を使用した動作モード設定システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 図9のタイヤ内圧センサユニットの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る携帯端末の乗車時の動作の概要を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る携帯端末の降車時の動作の概要を示すフローチャートである。 図10の制御部の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る携帯端末を使用したキーレスエントリシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、キーレスエントリシステム1は、ユーザAが所持する実施の形態1に係る携帯端末2、車両100に搭載されたタイヤ内圧センサユニット3a〜3d、および、LF(Low Frequency)アンテナ4a〜4eとUHF(Ultra High Frequency)アンテナ403にそれぞれ接続されたキーレスエントリ車載装置5を備える。携帯端末2は、例えばナビゲーション機能を有する携帯電話や携帯情報端末、あるいは、PNDであってもよい。
タイヤ内圧センサユニット3a〜3dは、車両100のタイヤ200a〜200d内にそれぞれ設置され、タイヤ200a〜200dの内圧(例えば、空気圧)を検出する。
また、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dは、無線通信圏内にある携帯端末2に対して、検出したタイヤ内圧を送信する。キーレスエントリ車載装置5は、LFアンテナ4a〜4eとUHFアンテナ403を介して携帯端末2との間で起動信号および応答信号をやり取りして、車両100のキーレスエントリを実現する装置である。
図2は、実施の形態1に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。図2において、実施の形態1に係る携帯端末2は、LFアンテナ201に接続するLF送受信部202、UHFアンテナ203に接続するUHF送受信部204、制御部205、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208、モード設定部209および記憶部210を備える。
LFアンテナ201は、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、車載器から携帯端末に向けて発信する電波に使用される周波数帯であるLF帯(30kHz〜300kHz)の電波を受信するアンテナである。LF送受信部(第2の通信部)202は、LFアンテナ201を介してLF帯の電波を送受信する。
また、UHFアンテナ203は、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、携帯端末から車載器に向けて発信する電波に使用される周波数帯であるUHF帯(300MHz〜3GHz)の電波を受信するアンテナである。UHF送受信部(第1の通信部)204は、UHFアンテナ203を介して、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dからタイヤ内圧情報を受信したり、キーレスエントリ車載装置5へユーザAの乗降車の判定結果を送信する。
制御部205は、携帯端末2の内部構成の動作を制御する制御部であり、特にキーレスエントリに関する動作を制御する。また、制御部205は、LF送受信部202、UHF送受信部204、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208、モード設定部209、および記憶部210と接続している。
近距離無線通信設定部206は、携帯端末2における近距離無線通信の動作モードを設定する設定部であり、例えば、携帯端末2に備えられたBluetooth(登録商標;以下、記載を省略する)通信部の動作モードをBluetooth通信の待ち受けモードに設定する。
音量調節部207は、車両室内に設けられたスピーカなどの音声出力装置の音量を調整する。ナビゲーション設定部208は、ナビゲーションを実行するためのナビゲーションアプリの起動および終了を設定する。モード設定部209は、ユーザAの乗車または降車に応じて取るべき動作モードを携帯端末2に設定する。例えば、携帯端末2が携帯電話である場合、その着信報知を禁止するドライブモードまたはハンズフリー通話を行うハンズフリーモードを携帯端末2に設定する。記憶部210は、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧情報を逐次記憶する記憶部である。
また、制御部205は、LF送受信部202がキーレスエントリ車載装置5から受信したLF情報(キーレスエントリ機能の起動信号)を取得し、UHF送受信部204に対してUHF情報(キーレスエントリの応答信号)をキーレスエントリ車載装置5へ送信させるとともに、LF送受信部202に対してLF情報(タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号)をタイヤ内圧センサユニット3a〜3dへ送信させる。
さらに、制御部205は、UHF送受信部204がタイヤ内圧センサユニット3a〜3dから受信したタイヤ内圧情報を記憶部210に記憶するとともに、タイヤ内圧情報からユーザAの車両100に対する乗車または降車を判定する。
ユーザAが車両100に乗車または降車したと判定すると、制御部205は、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力して、乗車または降車に応じて取るべき動作状態に移行させる。
例えば、近距離無線通信設定部206が、Bluetooth通信部の動作モードを設定する場合、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、Bluetooth通信を円滑に行うため、携帯端末2にBluetooth通信の待ち受けモードに移行する。反対に、ユーザAが車両100から降車したと判定されると、Bluetooth通信の待ち受けモードを終了する。
音量調節部207は、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、車両室内での走行騒音などを考慮して通常時よりも音量を大きくし、ユーザAが車両100から降車したと判定された場合には音量を元の値に戻す。
ナビゲーション設定部208は、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されるとナビゲーションアプリケーションを起動し、ユーザAが車両100から降車したと判定された場合は、ナビゲーションアプリケーションの実行を終了する。
また、ナビゲーション設定部208は、ユーザAが車両100に乗車したと判定された場合に、目的地の登録がある場合のみにナビゲーションアプリケーションを起動するようにしてもよく、また目的地の登録がある場合にルート案内を開始するようにしてもよい。
モード設定部209は、制御部205によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、携帯端末2が携帯電話である場合に、その着信報知を禁止するドライブモードまたはハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに移行し、ユーザAが車両100から降車したと判定された場合、上記モードを終了する。
図3は、図1のタイヤ内圧センサユニットの構成を示すブロック図である。図3に示すように、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dは、LFアンテナ301が接続するタイヤ内圧センサ受信部302、タイヤ内圧センサ制御部303、およびUHFアンテナ305が接続するタイヤ内圧センサ送信部304を備える。
LFアンテナ301は、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、車載器から携帯端末に向けて発信される電波に使用される周波数帯であるLF帯の電波を受信するアンテナである。タイヤ内圧センサ受信部302は、LFアンテナ301を介して携帯端末2が送信したLF帯の電波を受信して、受信した情報(タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号)をタイヤ内圧センサ制御部303へ出力する。
タイヤ内圧センサ制御部303は、タイヤ内圧センサ受信部302およびタイヤ内圧センサ送信部304と接続し、タイヤ内圧センサ受信部302から出力されたLF情報から自身(タイヤ内圧センサユニット3a〜3d)の起動信号を検出する。
当該起動信号を検出すると、タイヤ内圧センサ制御部303は、自身が設置されたタイヤ200a〜200dの内圧を検出し、当該タイヤ内圧をタイヤ内圧センサ送信部304へ出力する。
タイヤ内圧センサ送信部304は、タイヤ内圧センサ制御部303から入力したタイヤ内圧を、UHFアンテナ305を介して自身の周囲に送信する。
なお、UHFアンテナ305は、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、携帯端末から車載器に向けて発信される電波に使用される周波数帯であるUHF帯の電波を受信するアンテナである。
図4は、図1のキーレスエントリ車載装置の構成を示すブロック図である。図4に示すように、キーレスエントリ車載装置5は、LFアンテナ4a〜4eが接続するキーレスエントリ送信部401、キーレスエントリ制御部402、および、UHFアンテナ403が接続するキーレスエントリ受信部404を備える。
キーレスエントリ送信部401は、キーレスエントリ制御部402から入力した情報(携帯端末2のキーレスエントリ機能を起動させる起動信号)を、LFアンテナ4a〜4eを介して自身の周囲に送信する。
なお、LFアンテナ4a〜4eは、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、車載器から携帯端末に向けて発信される電波に使用される周波数帯であるLF帯の電波を受信するアンテナである。ここで、LFアンテナ4eは、車両100の車両室内のみに起動信号を送信する。従って、携帯端末2が、LFアンテナ4a〜4eのうちのいずれのアンテナから起動信号を受信したかによって、携帯端末2が車外にあるのか、車内にあるのかを判別することができる。
キーレスエントリ制御部402は、携帯端末2におけるキーレスエントリ機能を起動させる起動信号を生成してキーレスエントリ送信部401に出力するとともに、キーレスエントリ受信部404が携帯端末2から受信した応答信号を入力すると、当該応答信号に基づいて携帯端末2が車内にあるか車外にあるのかを判定する。
ここで、応答信号とは、携帯端末2が受信した起動信号が、LFアンテナ4a〜4eのどのアンテナが送信した起動信号であるかを示す情報を含む信号である。キーレスエントリ制御部402は、前記応答信号から、携帯端末2が車外にあると判定した場合、車両100のドアロック機構を施錠し、携帯端末2が車内にあると判定するとドアロック機構を解錠する。
UHFアンテナ403は、一般的なキーレスエントリシステムにおいて、携帯端末から車載器に向けて発信される電波に使用される周波数帯であるUHF帯の電波を受信するアンテナである。キーレスエントリ受信部404は、UHFアンテナ403を介して、携帯端末2から上記応答信号を受信する。
次に動作について説明する。
(1)タイヤ内圧センサユニットの動作
図5は、図3のタイヤ内圧センサ制御部の動作を示すフローチャートである。
まず、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dのタイヤ内圧センサ制御部303は、タイヤ内圧センサ受信部302の受信情報を入力して、携帯端末2からの起動信号が受信されたか否かを判定する(ステップST1)。ここで、タイヤ内圧センサ受信部302の受信情報に起動信号が含まれていない場合(ステップST1;NO)、ステップST1に戻って、起動信号が受信できるまで、上記判定を継続する。
タイヤ内圧センサ受信部302の受信情報に起動信号が含まれている場合(ステップST1;YES)、タイヤ内圧センサ制御部303は、自身が設置されたタイヤ200a〜200dの内圧を検出して、タイヤの内圧を取得する(ステップST2)。
次に、タイヤ内圧センサ制御部303は、ステップST2で取得したタイヤの内圧を、タイヤ内圧センサ送信部304へ出力し、当該タイヤの内圧を含む応答信号を携帯端末2に送信するよう制御する。タイヤ内圧センサ送信部304は、タイヤ内圧センサ制御部303からの制御により、UHFアンテナ305を介して携帯端末2へ上記応答信号を送信する(ステップST3)。
(2)キーレスエントリ車載装置の動作
図6は、図4のキーレスエントリ制御部の動作を示すフローチャートである。
まず、キーレスエントリ車載装置5のキーレスエントリ制御部402は、携帯端末2におけるキーレスエントリ機能を起動させる起動信号を生成する(ステップST1a)。
次に、キーレスエントリ制御部402は、ステップST1aで生成した起動信号を、キーレスエントリ送信部401へ出力して、当該起動信号を携帯端末2に送信するよう制御する。キーレスエントリ送信部401は、キーレスエントリ制御部402からの制御により、LFアンテナ4a〜4eを介して携帯端末2へ上記起動信号を送信する(ステップST2a)。なお、上述の起動信号は、携帯端末2に対して、キーレスエントリ車載装置5の応答信号と、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号の送信を行わせるための信号である。この起動信号を受信すると、携帯端末2の制御部205は、UHF送受信部204を介して応答信号をキーレスエントリ車載装置5へ送信する。この後、携帯端末2の制御部205は、キーレスエントリ機能を起動し、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号を生成する。
次に、キーレスエントリ制御部402は、キーレスエントリ受信部404の受信情報を入力して、上記起動信号に対する携帯端末2からの応答信号が受信されたか否かを判定する(ステップST3a)。ここで、キーレスエントリ受信部404の受信情報に応答信号が含まれていない場合(ステップST3a;NO)、ステップST1aに戻り、応答信号が受信できるまで、上記判定を継続する。なお、上記応答信号には、携帯端末2が受信した起動信号が、LFアンテナ4a〜4eのうちのどのアンテナから送信された起動信号であるかを示す情報が含まれている。
キーレスエントリ受信部404の受信情報に上記応答信号が含まれている場合(ステップST3a;YES)、キーレスエントリ受信部404は、当該応答信号から、携帯端末2が車内にあるか車外にあるのかを判定する(ステップST4a)。ここで、キーレスエントリ制御部402は、携帯端末2が車外にあると判定した場合、車両100のドアロック機構を施錠する。また、携帯端末2が車内にあると判定した場合(LFアンテナ4eが送信した起動信号を受信したことを示す応答信号である場合)は、キーレスエントリ制御部402がドアロック機構を解錠する。
(3)携帯端末の動作
(3−1)動作概要
図7は、実施の形態1に係る携帯端末の動作を示すフローチャートであり、この図7に沿ってユーザAの乗車時または降車時における携帯端末2の動作の概要を説明する。
まず、ユーザAが、車両100に乗車するために、携帯端末2を所持して車両100に近づく。この後、キーレスエントリ車載装置5のLFアンテナ4a〜4eによる無線通信圏内に携帯端末2が入ると、キーレスエントリ送信部401が、LFアンテナ4a〜4eを介して、キーレスエントリ制御部402が生成した起動信号(携帯端末2におけるキーレスエントリ機能を起動させる起動信号)を携帯端末2へ送信する。
携帯端末2の制御部205は、LF送受信部202が受信した受信情報をモニタして、上記起動信号が含まれている場合に上記応答信号を生成して、UHF送受信部204でキーレスエントリ車載装置5へ送信し、自身を所持するユーザAが車両100の周辺にいると認識する(ステップST1b)。
次に、制御部205は、上記起動信号の受信を契機として、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号を生成してLF送受信部202に出力する。
LF送受信部202は、制御部205からの制御により、LFアンテナ201を介してタイヤ内圧センサユニット3a〜3dへ上記起動信号を送信する。
続いて、制御部205は、UHF送受信部204によってタイヤ内圧センサユニット3a〜3dからタイヤの内圧の検出結果を含む応答信号が受信されると、受信したタイヤの内圧の検出結果に基づき、ユーザAが車両100に乗車または降車したことを判定する(ステップST2b)。
この後、制御部205は、ユーザAが車両100に乗車または降車したと判定すると、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力して、乗車または降車に応じて取るべき動作モードに移行させる(ステップST3b)。
(3−2)乗降車判定の詳細
図8は、図2の制御部の動作を示すフローチャートであり、この図8に沿って携帯端末2によるユーザAの乗降車判定の詳細を説明する。
まず、制御部205は、LFアンテナ201を介してLF送受信部202がLF情報を受信したか否かを確認する(ステップST1c)。
ここで、LF情報が受信されていない、すなわちLF送受信部202からLF情報が出力されていない場合(ステップST1c;NO)、制御部205は、ステップST1cへ戻り、上記確認を継続する。
一方、LF情報が受信された、すなわちLF送受信部202からLF情報が出力された場合(ステップST1c;YES)、制御部205は、当該LF情報の中に、キーレスエントリ車載装置5から送信されたキーレスエントリ機能を起動させる起動信号が含まれているか否かを確認する(ステップST2c)。ここで、上記起動信号が含まれていない場合(ステップST2c;NO)、制御部205は、ステップST1cへ戻り、上記確認を継続する。
上記起動信号が含まれている場合(ステップST2c;YES)、制御部205は、LF送受信部202が受信した当該起動信号が、キーレスエントリ車載装置5におけるLFアンテナ4a〜4eのうちのどのアンテナから送信された起動信号であるかを示す情報を含む応答信号を生成し、UHF送受信部204を介してキーレスエントリ車載装置5へ送信する(ステップST2c−1)。この後、制御部205は、携帯端末2が車両100の周辺にいると判断し(図7のステップST1bに相当)、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号を生成してLF送受信部202に出力する。LF送受信部202は、制御部205からの制御により、LFアンテナ201を介してタイヤ内圧センサユニット3a〜3dへ当該起動信号を送信する(ステップST3c)。
次いで、制御部205は、上記起動信号に対する応答信号として、タイヤ内圧センサユニット3a〜3dから送信された現在のタイヤ200a〜200dのタイヤ内圧Pt1をUHF送受信部204が受信したか否かを判定する(ステップST4c)。ここでは、UHF送受信部204が、UHFアンテナ203を介してタイヤ内圧センサユニット3a〜3dからタイヤ内圧Pt1を受信して、当該タイヤ内圧Pt1が制御部205へ出力されたかどうかで、その受信が判定される。
タイヤ内圧Pt1が受信されない場合(ステップST4c;NO)、ステップST3cの処理へ戻り、制御部205は、LF送受信部202に上記起動信号を再度送信させる。
また、タイヤ内圧Pt1を受信した場合(ステップST4c;YES)、制御部205は、記憶部210に記憶された前回のタイヤ内圧Pt2が取得できるか否か、すなわち、記憶部210に前回のタイヤ内圧Pt2が記憶されているか否かを確認する(ステップST5c)。
制御部205は、記憶部210から前回のタイヤ内圧Pt2を取得できない場合(ステップST5c;NO)、ステップST4cで受信された今回のタイヤ内圧Pt1を、前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部210に記憶する(ステップST6c)。
記憶部210から前回のタイヤ内圧Pt2を取得できた場合(ステップST5c;YES)、あるいは、ステップST6cで今回のタイヤ内圧Pt1を前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部210に記憶すると、制御部205は、今回のタイヤ内圧Pt1から前回のタイヤ内圧Pt2を減算したタイヤ内圧差が所定の閾値Pth1よりも大きいか否かを判定する(ステップST7c)。
タイヤ内圧Pt2からタイヤ内圧Pt1を減算した差が所定の閾値Pth1より大きい場合(ステップST7c;YES)、制御部205は、ユーザAが車両100に乗車してタイヤ200a〜200dの内圧が上がったものと判断して、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力し、乗車に応じて取るべき動作モードに移行させる(ステップST8c)。次に、制御部205は、今回のタイヤ内圧Pt1を乗車時のタイヤ内圧Pt3として記憶部210に記憶する(ステップST9c)。
一方、タイヤ内圧Pt2からタイヤ内圧Pt1を減算した差が所定の閾値Pth1以下であった場合(ステップST7c;NO)、制御部205は、今回のタイヤ内圧Pt1を前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部210に記憶する(ステップST10c)。
続いて、制御部205は、記憶部210に記憶された乗車時のタイヤ内圧Pt3が取得できるか否か、すなわち記憶部210に乗車時のタイヤ内圧Pt3が記憶されているか否かを確認する(ステップST11c)。
ここで、記憶部210から乗車時のタイヤ内圧Pt3を取得できない場合(ステップST11c;NO)、制御部205は、携帯端末2が乗車時に対応した動作モードに設定されていないと判断し、ステップST1cに戻ってLF情報の確認からの処理を繰り返す。
記憶部210から乗車時のタイヤ内圧Pt3を取得できた場合(ステップST11c;YES)、制御部205は、乗車時のタイヤ内圧Pt3から今回のタイヤ内圧Pt1を減算したタイヤ内圧差が所定の閾値Pth2よりも大きいか否かを判定する(ステップST12c)。タイヤ内圧Pt3からタイヤ内圧Pt1を減算した差が所定の閾値Pth2以下であった場合(ステップST12c;NO)、制御部205は、ステップST3cの処理に戻り、LF送受信部202にタイヤ内圧センサユニット3a〜3dの起動信号を送信させて、上述の処理を繰り返す。
タイヤ内圧Pt3からタイヤ内圧Pt1を減算した差が所定の閾値Pth2より大きい場合(ステップST12c;YES)、制御部205は、ユーザAが車両100から降車してタイヤ200a〜200dの内圧が下がったものと判断して、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力し、降車に応じて取るべき動作モードに移行させる(ステップST13c)。
最後に、制御部205は、記憶部210に記憶されている乗車時のタイヤ内圧Pt3を消去する(ステップST14c)。ステップST5cからステップST14cまでの処理が、図7のステップST2bの処理に相当する。
以上のように、この実施の形態1によれば、車両100への乗り降りに応じて変化する物理量を検出するセンサユニットとの間で通信を行うUHF送受信部204と、UHF送受信部204が受信したセンサユニットの検出情報に基づいて車両100への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて車両100に乗った場合に対応する動作状態または車両100から降りた場合に対応する動作状態に自端末2を移行させる制御部205を備える。
この構成において、特に、センサユニットが車両100のタイヤ200a〜200dの内圧を検出するタイヤ内圧センサユニット3a〜3dであり、制御部205が、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧センサユニット3a〜3dによるタイヤ200a〜200dの内圧の検出情報に基づいて車両100への乗り降りを判定する。
このように構成することで、車両100への乗車または降車に応じて取るべき動作状態を的確に設定することができる。
また、この実施の形態1によれば、車両100に搭載されたキーレスエントリ車載装置5との間で近距離無線通信を行うLF送受信部202を備え、制御部205が、LF送受信部202がキーレスエントリ車載装置5との間で近距離無線通信を行って自端末2が車両100の周辺にあると判定した場合に、UHF送受信部204が受信したセンサユニットの検出情報に基づいて車両100への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて車両100に乗った場合に対応する動作状態または車両100から降りた場合に対応する動作状態に自端末2を移行させる。このようにすることで、車両100への乗車または降車に応じて取るべき動作状態をさらに的確に設定することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、携帯端末2が、携帯電話などのナビゲーション機能を有する端末、あるいは、PNDであるので、車両100への乗車または降車に応じて取るべきナビゲーション動作を的確に設定することができる。
この構成において、特に、制御部205が、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧センサユニット3a〜3dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合にナビゲーションアプリケーションを起動させ、車両100から降りたと判定した場合にナビゲーションアプリケーションの実行を終了させる。
このようにすることにより、ユーザAが乗車毎にナビゲーションアプリケーションを起動する煩わしさを解消することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、UHF送受信部204が、UHF帯の電波による近距離無線通信でタイヤ内圧センサユニット3a〜3dから検出情報を受信する。このように、携帯端末2とタイヤ内圧センサユニット3a〜3dとの通信に、通常のキーレスエントリシステムと同じ周波数帯の電波を利用することで、新たな通信部を設ける必要がなく、キーレスエントリ機能を有した携帯端末における既存の通信部が利用可能であることから、本発明を適用するために要するコストの上昇を抑えることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、Bluetoothによる近距離無線通信機能を備え、制御部205が、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧センサユニット3a〜3dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合に、自端末2をBluetooth通信の待ち受けモードに移行させ、車両100から降りたと判定した場合に自端末2のBluetooth通信の待ち受けモードを終了させる。このようにすることで、車両100に乗車した際にのみ、携帯端末2のBluetooth通信機能を待ち受けモードとなって不要な電力の消費を抑えることができ、またユーザAが乗車毎にBluetooth通信機能を設定する煩わしさを解消できる。
さらに、この実施の形態1によれば、自端末2から出力される音量を調節する音量調節部207を備え、制御部205が、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧センサユニット3a〜3dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合に、音量調節部207を制御して自端末2から出力される音量を大きくさせ、車両100から降りたと判定した場合に、音量調節部207を制御して自端末2から出力される音量を元の値に戻す。このようにすることで、車両100の走行音等の騒音に対してユーザAが携帯端末2の音量を上げる煩わしさを解消することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、制御部205が、UHF送受信部204が受信したタイヤ内圧センサユニット3a〜3dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合に、着信報知を禁止する動作モードに移行させ、車両100から降りたと判定した場合に、動作モードを終了させる。このようにすることで、携帯端末2が携帯電話である場合に、運転中に適した動作モードに設定し忘れることがなく、乗車毎に動作モードを設定する煩わしさを解消できる。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2に係る携帯端末を使用した動作モード設定システムの構成を示すブロック図である。動作モード設定システム1Aは、ユーザAが所持する実施の形態2に係る携帯端末2Aの動作モードを、車両100に対するユーザAの乗車または降車に応じて設定するシステムであり、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dを備える。
タイヤ内圧センサユニット6a〜6dは、上記実施の形態1と同様に、車両100のタイヤ200a〜200d内にそれぞれ設置され、タイヤ200a〜200dの内圧(例えば、空気圧)を検出する。また、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dは、Bluetoothなどの近距離無線通信圏内にある携帯端末2Aに対して、検出したタイヤ内圧を送信する。
携帯端末2Aは、自身の位置情報を取得する位置取得部を有し、自身が自車位置周辺にいる場合に、タイヤ内圧に基づいて乗降車を判定して乗車時または降車時に応じた動作モードを自動的に設定する。なお、自車位置の判定は、前回のタイヤ内圧に基づいて自車両100から降車したことを判定した際の位置情報を自車位置として記憶しておき、これを判定基準とする。携帯端末2Aは、例えばナビゲーション機能を有する携帯電話や携帯情報端末、あるいは、PNDであってもよい。
図10は、実施の形態2に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。実施の形態2に係る携帯端末2Aは、ISM(Industry Science Medical band)アンテナ1001に接続するタイヤ内圧センサ用通信部1002、GPS(Global Positioning System)アンテナ1003に接続する位置取得部1004、制御部1005、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208、モード設定部209および記憶部1006を備える。なお、図10において、図2と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
ISMアンテナ1001は、Bluetoothで使用されるISM帯(2.4GHz)の電波を受信するアンテナである。タイヤ内圧センサ用通信部(第1の通信部)1002は、ISMアンテナ1001を介して、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dへ起動信号を送信したり、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dからタイヤ内圧情報を受信する。
GPSアンテナ1003は、GPS衛星から送信されたGPS用の周波数帯の電波を受信するアンテナである。位置取得部1004は、GPSアンテナ1003を介して受信された電波のGPS情報から、携帯端末2Aの緯度経度などの位置情報を取得する。
制御部1005は、タイヤ内圧情報からユーザAの車両100に対する乗車または降車を判定する制御部であり、タイヤ内圧センサ用通信部1002、位置取得部1004、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208、モード設定部209、および記憶部1006と接続している。近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209は、ユーザAの車両100に対する乗降車に応じて制御部1005から出力される制御信号に応じて、乗車または降車に応じて取るべき動作状態に自動的に移行する。
記憶部1006は、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧情報や、位置取得部1004が取得した携帯端末2Aの位置情報(携帯端末2Aの緯度経度など)を記憶する記憶部である。
図11は、図9のタイヤ内圧センサユニットの構成を示すブロック図である。図11に示すように、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dは、ISMアンテナ1101が接続するタイヤ内圧センサ通信部1102、およびタイヤ内圧センサ制御部303を備える。
なお、図11において、図3と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
ISMアンテナ1101は、Bluetoothで使用されるISM帯(2.4GHz)の電波を受信するアンテナである。タイヤ内圧センサ通信部1102は、ISMアンテナ1101を介して、携帯端末2Aからタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの起動信号を受信したり、携帯端末2Aへタイヤ内圧情報を送信する。
次に動作について説明する。
(1)ユーザの乗車時における携帯端末の動作
図12は、実施の形態2に係る携帯端末の乗車時の動作の概要を示すフローチャートである。まず、携帯端末2Aを所持するユーザAが車両100に接近すると、携帯端末2Aの制御部1005は、ユーザAが車両100の周辺にいることを確認する(ステップST1d)。ここでは、制御部1005が、記憶部1006に記憶した前回の降車時における位置情報を自車位置として、位置取得部1004が取得した現在の位置情報に基づいて、携帯端末2Aを所持するユーザAが車両100の周辺にいるか否かを判別する。
また、車両100の周辺であるか否かは、例えば前回の降車時における位置情報を基準として、ISMアンテナ1001,1101の無線通信範囲内であって、かつ位置取得部1004が取得するGPS情報での位置誤差を考慮した所定の範囲内に、携帯端末2Aが存在するか否かで判断する。
ユーザAが車両100の周辺にいる場合、制御部1005は、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dの起動信号を生成してタイヤ内圧センサ用通信部1002に出力する。
タイヤ内圧センサ用通信部1002は、制御部1005からの制御により、ISMアンテナ1001を介してタイヤ内圧センサユニット6a〜6dへ当該起動信号を送信する。
次いで、制御部1005は、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信した、上記起動信号に対する応答信号としてタイヤ内圧センサユニット6a〜6dから送信された現在のタイヤ200a〜200dのタイヤ内圧と、記憶部1006に記憶した前回のタイヤ内圧に基づいて、車両100にユーザAが乗車したか否かを判定する(ステップST2d)。
この後、制御部1005は、ユーザAが車両100に乗車したと判定すると、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力して、ユーザAの乗車に応じて取るべき動作モードに移行させる(ステップST3d)。
例えば、近距離無線通信設定部206が、Bluetooth通信部の動作モードを設定する場合、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、Bluetooth通信を円滑に行うため、携帯端末2AにBluetooth通信の待ち受けモードに移行する。
音量調節部207は、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、車両室内での走行騒音などを考慮して通常時よりも音量を大きくする。
ナビゲーション設定部208は、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、ナビゲーションアプリケーションを起動する。
モード設定部209は、制御部1005によってユーザAが車両100に乗車したと判定されると、携帯端末2Aが携帯電話である場合に、その着信報知を禁止するドライブモードまたはハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに移行する。
(2)ユーザの降車時における携帯端末の動作
図13は、実施の形態2に係る携帯端末の降車時の動作の概要を示すフローチャートである。まず、携帯端末2Aの制御部1005は、記憶部1006に前回の降車時における位置情報が記憶されていない場合、自身を所持するユーザAが歩行中か否かを確認する(ステップST1e)。例えば、記憶部1006に前回の降車時における位置情報(自車位置)が記憶されておらず、かつ位置取得部1004が所定の周期で取得する携帯端末2Aの位置情報が変化しているか否かで判定する。なお、携帯端末2Aの位置が、平均的な人間の歩行速度に対応して変化しているか否かに基づいて、歩行中であるか否かを判定してもよい。
制御部1005は、携帯端末2Aを所持するユーザAが歩行中である場合、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dの起動信号を生成して、タイヤ内圧センサ用通信部1002に出力する。タイヤ内圧センサ用通信部1002は、制御部1005からの制御により、ISMアンテナ1001を介してタイヤ内圧センサユニット6a〜6dへ当該起動信号を送信する。次いで、制御部1005は、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信した、上記起動信号に対する応答信号としてタイヤ内圧センサユニット6a〜6dから送信された現在のタイヤ200a〜200dのタイヤ内圧と、記憶部1006に記憶した乗車時のタイヤ内圧に基づいて、車両100からユーザAが降車したか否かを判定する(ステップST2e)。
この後、制御部1005は、ユーザAが車両100から降車したと判定すると、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力して、ユーザAの降車に応じて取るべき動作モードを設定する(ステップST3e)。
例えば、近距離無線通信設定部206が、乗車時に設定されたBluetooth通信の待ち受けモードを終了する。音量調節部207が、乗車時に通常時よりも大きくされた音量を元の値に戻す。ナビゲーション設定部208が、乗車時に起動したナビゲーションアプリケーションの実行を終了する。モード設定部209が、乗車時に移行したドライブモードまたはハンズフリーモードを終了する。
(3)乗降車判定の詳細
図14は、図10の制御部の動作を示すフローチャートであり、この図14に沿って携帯端末2AによるユーザAの乗降車判定の詳細を説明する。
まず、携帯端末2Aの制御部1005は、車両100の位置(自車位置)が取得可能か否かを確認する(ステップST1f)。ここでは、記憶部1006に前回の降車時における位置情報が自車位置として記憶されているか否かが判定される。
記憶部1006から自車位置が取得できる場合(ステップST1f;YES)、制御部1005は、位置取得部1004が取得した現在の携帯端末2Aの位置情報と、記憶部1006から読み出した自車位置を比較して、携帯端末2Aを所持するユーザAが車両100の周辺にいるか否かを判定する(ステップST2f)。例えば、前回の降車時における位置情報を基準として、ISMアンテナ1001,1101の無線通信範囲内であって、かつ位置取得部1004が取得するGPS情報での位置誤差を考慮した所定の範囲内に、携帯端末2Aが存在するか否かで自車位置の周辺であるかどうかを判断する。
ここで、自車位置の周辺ではないと判定した場合(ステップST2f;NO)、制御部1005は、ユーザAが自車位置の周辺まで到達していないと判断し、ステップST2fの判定を繰り返す。
また、記憶部1006に自車位置が記憶されておらず、自車位置を取得できない場合(ステップST1f;NO)、制御部1005は、位置取得部1004が取得する携帯端末2Aの位置情報から、携帯端末2Aを所持するユーザAが歩行中であるか否かを判定する(ステップST3f)。例えば、位置取得部1004が周期的に取得した携帯端末2Aの位置が、平均的な人間の歩行速度に対応して変化しているか否かに基づいて、歩行中であるか否かを判定する。この処理が、図13のステップST1eに相当する。
制御部1005は、携帯端末2Aを所持するユーザAが歩行中でないと判定した場合(ステップST3f;NO)、ユーザAが建物内などにいて位置情報を正確に検出できない状況にあると判断し、ステップST1fに戻って上記処理を繰り返す。
一方、ユーザAが自車位置周辺にいると判定した場合(ステップST2f;YES)、あるいは、ユーザAが歩行中であると判定した場合(ステップST3f;YES)、制御部1005は、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dの起動信号を生成して、タイヤ内圧センサ用通信部1002に出力する。タイヤ内圧センサ用通信部1002は、制御部1005からの制御により、ISMアンテナ1001を介してタイヤ内圧センサユニット6a〜6dへ当該起動信号を送信する(ステップST4f)。
次いで、制御部1005は、上記起動信号に対する応答信号として、タイヤ内圧センサユニット6a〜6dから送信された現在のタイヤ200a〜200dのタイヤ内圧Pt1を、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したか否かを判定する(ステップST5f)。ここでは、タイヤ内圧センサ用通信部1002が、ISMアンテナ1003を介してタイヤ内圧センサユニット6a〜6dからタイヤ内圧Pt1を受信して、当該タイヤ内圧Pt1が制御部1005へ出力されたかどうかで、その受信が判定される。
タイヤ内圧Pt1が受信されない場合(ステップST5f;NO)、制御部1005は、ステップST1fへ戻り、上記処理を繰り返す。
また、タイヤ内圧Pt1を受信した場合(ステップST5f;YES)、制御部1005は、記憶部1006に記憶された前回のタイヤ内圧Pt2が取得できるか否か、すなわち記憶部1006に前回のタイヤ内圧Pt2が記憶されているか否かを確認する(ステップST6f)。
制御部1005は、記憶部1006から前回のタイヤ内圧Pt2を取得できない場合(ステップST6f;NO)、ステップST5fで受信された今回のタイヤ内圧Pt1を、前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部1006に記憶する(ステップST7f)。
記憶部1006から前回のタイヤ内圧Pt2を取得できた場合(ステップST6f;YES)、あるいは、ステップST7fで今回のタイヤ内圧Pt1を前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部1006に記憶すると、制御部1005は、今回のタイヤ内圧Pt1から前回のタイヤ内圧Pt2を減算したタイヤ内圧差が所定の閾値Pth1より大きいか否かを判定する(ステップST8f)。
タイヤ内圧Pt2からタイヤ内圧Pt1を減算した差が所定の閾値Pth1より大きい場合(ステップST8f;YES)、制御部1005は、ユーザAが車両100に乗車してタイヤ200a〜200dの内圧が上がったものと判断して、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力し、乗車に応じて取るべき動作モードに移行させる(ステップST9f)。
次に、制御部1005は、今回のタイヤ内圧Pt1を乗車時のタイヤ内圧Pt3として記憶部1006に記憶する(ステップST10f)。
この後、制御部1005は、記憶部1006に記憶されている自車位置を消去する(ステップST11f)。ステップST5fからステップST11fまでの処理が、図12のステップST2dの処理に相当する。
一方、今回のタイヤ内圧Pt1から前回のタイヤ内圧Pt2を減算したタイヤ内圧差が所定の閾値Pth1以下である場合(ステップST8f;NO)、制御部1005は、記憶部1006に記憶された乗車時のタイヤ内圧Pt3が取得できるか否か、すなわち記憶部1006に乗車時のタイヤ内圧Pt3が記憶されているか否かを確認する(ステップST12f)。ここで、記憶部1006から乗車時のタイヤ内圧Pt3を取得できない場合(ステップST12f;NO)、制御部1005は、ステップST5fで受信された今回のタイヤ内圧Pt1を、前回のタイヤ内圧Pt2として記憶部1006に記憶する(ステップST13f)。
記憶部1006から乗車時のタイヤ内圧Pt3を取得できた場合(ステップST12f;YES)、制御部1005は、乗車時のタイヤ内圧Pt3から今回のタイヤ内圧Pt1を減算したタイヤ内圧差が所定の閾値Pth2より大きいか否かを判定する(ステップST14f)。タイヤ内圧Pt3からタイヤ内圧Pt1を減算した差が所定の閾値Pth2以下であった場合(ステップST14f;NO)、制御部1005は、ステップST1fの処理に戻り、上述の処理を繰り返す。
タイヤ内圧Pt3からタイヤ内圧Pt1を減算した差が所定の閾値Pth2より大きい場合(ステップST14f;YES)、制御部1005は、ユーザAが車両100から降車してタイヤ200a〜200dの内圧が下がったものと判断して、近距離無線通信設定部206、音量調節部207、ナビゲーション設定部208およびモード設定部209に対して所定の制御信号を出力し、降車に応じて取るべき動作モードに移行させる(ステップST15f)。
次に、制御部1005は、記憶部1006に記憶されている乗車時のタイヤ内圧Pt3を消去する(ステップST16f)。
最後に、制御部1005は、ステップST14fで降車の判定結果を得た時点における携帯端末2Aの位置情報を位置取得部1004から取得して、自車位置として記憶部1006に記憶する(ステップST17f)。ステップST12fからステップST17fまでの処理が、図13のステップST2eの処理に相当する。
以上のように、この実施の形態2によれば、自端末2Aの位置情報を取得する位置取得部1004を備え、制御部1005が、位置取得部1004が取得した位置情報に基づいて自端末2Aが車両100の周辺にあると判定した場合に、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの検出情報に基づいて車両100への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて車両100に乗った場合に対応する動作状態または車両100から降りた場合に対応する動作状態に自端末2Aを移行させる。
このようにすることで、車両100への乗車または降車に応じて取るべき動作状態をさらに的確に設定することができる。
また、この実施の形態2によれば、携帯端末2Aが、携帯電話などのナビゲーション機能を有する端末、あるいは、PNDであるので、車両100への乗車または降車に応じて取るべきナビゲーション動作を的確に設定することができる。
特に、制御部1005が、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合にナビゲーションアプリケーションを起動させ、車両100から降りたと判定した場合にナビゲーションアプリケーションの実行を終了させる。このようにすることで、ユーザAが乗車毎にナビゲーションアプリケーションを起動する煩わしさを解消することができる。
さらに、この実施の形態2によれば、Bluetoothによる近距離無線通信機能を備え、制御部1005が、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合に、自端末2をBluetooth通信の待ち受けモードに移行させ、車両100から降りたと判定した場合に自端末2AのBluetooth通信の待ち受けモードを終了させる。このようにすることで、車両100に乗車した際にのみ、携帯端末2AのBluetooth通信機能を待ち受けモードとなって不要な電力の消費を抑えることができ、またユーザAが乗車毎にBluetooth通信機能を設定する煩わしさを解消できる。
さらに、この実施の形態2によれば、自端末2Aから出力される音量を調節する音量調節部207を備え、制御部1005が、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合に、音量調節部207を制御して自端末2Aから出力される音量を大きくさせ、車両100から降りたと判定した場合に、音量調節部207を制御して自端末2Aから出力される音量を元の値に戻す。このようにすることで、車両100の走行音等の騒音に対してユーザAが携帯端末2Aの音量を上げる煩わしさを解消することができる。
さらに、この実施の形態2によれば、制御部1005が、タイヤ内圧センサ用通信部1002が受信したタイヤ内圧センサユニット6a〜6dの検出情報に基づいて、車両100に乗ったと判定した場合に、着信報知を禁止する動作モードに移行させ、車両100から降りたと判定した場合に、動作モードを終了させる。このようにすることで、携帯端末2Aが携帯電話である場合に、運転中に適した動作モードに設定し忘れることがなく、乗車毎に動作モードを設定する煩わしさを解消できる。
なお、実施の形態1および実施の形態2では、ユーザAの車両100に対する乗降車をタイヤ200a〜200dの内圧の変化に基づいて判定する場合を示したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、車両室内の座席に設けた重量センサで検出した座席への荷重変化を利用して乗降車を判定してもよい。
実施の形態1および実施の形態2に係る携帯端末は、携帯電話端末又は携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistance)に適用してもよい。
また、実施の形態1および実施の形態2に係る携帯端末は、車両、鉄道、船舶又は航空機等の移動体に、人が携帯して持ち込んで使用されるPNDとしてもよい。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 キーレスエントリシステム、1A 動作モード設定システム、2,2A 携帯端末、3a〜3d,6a〜6d タイヤ内圧センサユニット、4a〜4e,201,301 LFアンテナ、5 キーレスエントリ車載装置、100 車両、200a〜200d タイヤ、202 LF送受信部、203,305,403 UHFアンテナ、204 UHF送受信部、205,1005 制御部、206 近距離無線通信設定部、207 音量調節部、208 ナビゲーション設定部、209 モード設定部、210,1006 記憶部、302 タイヤ内圧センサ受信部、303 タイヤ内圧センサ制御部、304 タイヤ内圧センサ送信部、402 キーレスエントリ制御部、404 キーレスエントリ受信部、1001,1001 ISMアンテナ、1002 タイヤ内圧センサ用通信部、1003 GPSアンテナ、1004 位置取得部、1102 タイヤ内圧センサ通信部。

Claims (11)

  1. 移動体への乗り降りに応じて変化する物理量を検出する検出部との間で通信を行う第1の通信部と、
    前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて前記移動体への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて前記移動体に乗った場合に対応する動作状態または前記移動体から降りた場合に対応する動作状態に自端末を移行させる制御部とを備えた携帯端末。
  2. 前記移動体である車両に搭載されたキーレスエントリ車載装置との間で近距離無線通信を行う第2の通信部を備え、
    前記制御部は、前記第2の通信部が前記キーレスエントリ車載装置との間で近距離無線通信を行って自端末が前記車両の周辺にあると判定した場合に、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて前記車両への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて前記車両に乗った場合に対応する動作状態または前記車両から降りた場合に対応する動作状態に自端末を移行させることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 自端末の位置情報を取得する位置取得部を備え、
    前記制御部は、前記位置取得部が取得した位置情報に基づいて自端末が前記車両の周辺にあると判定した場合に、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて前記車両への乗り降りを判定し、この判定結果に応じて前記車両に乗った場合に対応する動作状態または前記車両から降りた場合に対応する動作状態に自端末を移行させることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記検出部は、前記移動体である車両のタイヤの内圧を検出し、
    前記制御部は、前記通信部が受信した前記検出部による前記タイヤの内圧の検出情報に基づいて前記車両への乗り降りを判定することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の携帯端末。
  5. ナビゲーション機能を有することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の携帯端末。
  6. ポータブルナビゲーションデバイスであることを特徴とする請求項5記載の携帯端末。
  7. 前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記車両に乗ったと判定した場合にナビゲーションアプリケーションを起動させ、前記車両から降りたと判定した場合に前記ナビゲーションアプリケーションの実行を終了させることを特徴とする請求項5または請求項6記載の携帯端末。
  8. 前記第1の通信部は、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波による近距離無線通信で前記検出部から前記検出情報を受信することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  9. Bluetooth(登録商標)による近距離無線通信機能を備え、
    前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記移動体に乗ったと判定した場合に、自端末をBluetooth通信の待ち受けモードに移行させ、前記移動体から降りたと判定した場合に、自端末のBluetooth通信の待ち受けモードを終了させることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の携帯端末。
  10. 自端末から出力される音量を調節する音量調節部を備え、
    前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記移動体に乗ったと判定した場合に、前記音量調節部を制御して自端末から出力される音量を大きくさせ、前記移動体から降りたと判定した場合に、前記音量調節部を制御して自端末から出力される音量を元の値に戻すことを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載の携帯端末。
  11. 前記制御部は、前記第1の通信部が受信した前記検出部の検出情報に基づいて、前記移動体に乗ったと判定した場合に、着信報知を禁止する動作モードに移行させ、前記移動体から降りたと判定した場合に、前記動作モードを終了させることを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の携帯端末。
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