JP5601507B2 - 熱交換器およびこれを備えた温水装置 - Google Patents
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Description
第1に、ケースの一部を利用して形成されたヘッダ部の膨出部は、ケースの外方に向けて膨出しているために、膨出部がケースの内方に向けて膨出していた従来技術とは異なり、ケースの内部が前記膨出部の分だけ狭くなるようなことが回避され、ケース内において伝熱管とヘッダ部とが互いに干渉しないようにするといったことが容易化される。したがって、伝熱管とヘッダ部との形状や配置に大きな制約を受けないこととなって、設計の自由度を高くし、熱交換効率を高める上で好ましい構造を好適に採用することができる。
第2に、伝熱管は、従来技術とは異なり、ケースの膨出部に直接固定された構成とはされておらず、ケースに設けられた補助部材に固定されている。このため、補助部材の強度を高くして伝熱管の端部を安定的に支持し得る一方、ケース自体の厚みについてはさほど大きくする必要はなく、ケース全体の薄肉化ならびに軽量化を図ることができる。熱交換器の製造コストを一層低減することが可能である。
さらに、補助部材、ならびに補助部材と膨出部とのロウ付け部分または溶接部分が、ケースの内方側に突出することを適切に防止または抑制することができる。また、補助部材の外周縁部が膨出部の内側に嵌入されて膨出部の内壁面にロウ付けまたは溶接されていれば、補助部材および膨出部の双方の補強も適切に図られる。
ことにより湯水を加熱するための熱交換器を備えている、温水装置であって、前記熱交換器として、本発明の第1の側面により提供される熱交換器が用いられていることを特徴としている。
の伝熱管1Aをケース2の側壁部20fにかなり接近させることが可能となり、それらの隙間C3の幅L1を微小寸法に設定することが可能である。本実施形態においては、補助部材31の全体が膨出部30の内側に進入し、ケース2の内方領域に補助部材31がはみ出していないために、最外周の伝熱管1をケース2の側壁部20fに接近させる上で、補助部材31が支障となることも適切に回避される。
れて、伝熱管の端部との固定が図られていればよい。
HE1,HE2 熱交換器
C3 隙間
J1,J2 接合部
1 伝熱管
2 ケース
3A〜3E ヘッダ部
28 ケースの内部領域
30,30c〜30e 膨出部
31,31c〜31e 補助部材
31a 外周縁部(補助部材の)
32 空間部
Claims (4)
- 伝熱管を内部に収容しているケースと、
このケースの一部を利用して構成され、かつ前記伝熱管の端部に繋がったヘッダ部と、
を備えており、
前記伝熱管は、前記ヘッダ部に繋がった端部が直状管体部とされ、かつ長手方向の中間部に曲状管体部を有しており、
前記ケース内に熱交換対象媒体が供給されたときには、前記伝熱管の曲状管体部と前記ケースの側壁部との隙間を前記熱交換対象媒体の一部が通過する構成とされている、熱交換器であって、
前記ヘッダ部は、
前記ケースの側壁部にプレス加工を施すことにより、前記側壁部の一部が前記側壁部の外方に向けて膨出するように前記側壁部に一体的に形成され、かつ内部に空間部を形成している外向きの膨出部と、
前記空間部と前記ケースの内部領域とを仕切るように前記ケースに取り付けられ、かつ前記伝熱管の内部を前記空間部に連通させるようにして前記伝熱管の端部との固定が図られる補助部材と、
を備えており、
前記補助部材は、少なくともその外周縁部が前記膨出部の内側に嵌入され、前記膨出部の内壁面にロウ付けまたは溶接されていることを特徴とする、熱交換器。 - 前記補助部材は、全体が前記膨出部の内側に進入した配置とされ、前記ケースの内壁面よりも前記ケースの内方側へ突出しないように設けられている、請求項1に記載の熱交換器。
- 前記伝熱管として、サイズが相違する複数の螺旋状管体が略同心の重ね巻き状に配された構成を有する複数の伝熱管が用いられ、
前記ケース内に熱交換対象媒体が供給されたときに、前記複数の螺旋状管体のうち、最外周の螺旋状管体と前記ケースの側壁部の内壁面との隙間を前記熱交換対象媒体の一部が通過する構成とされ、
前記ヘッダ部は、前記複数の伝熱管の両端部のそれぞれに対応して設けられて、これらヘッダ部と前記最外周の螺旋状管体との干渉が避けられている、請求項1または2に記載
の熱交換器。 - 熱交換対象媒体から熱回収を行なうことにより湯水を加熱するための熱交換器を備えている、温水装置であって、
前記熱交換器として、請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換器が用いられていることを特徴とする、温水装置。
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