JP5605740B2 - 温水装置 - Google Patents

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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/02Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being helically coiled
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    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/0066Multi-circuit heat-exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat-exchangers for more than two fluids

Description

本発明は、温水装置に関する。
本出願人は、螺旋式の伝熱管を用いた熱交換器の一例として、特許文献1に記載されたものを先に提案している。同文献に記載された熱交換器においては、燃焼ガスが流入するケーシング内に伝熱管の螺旋状管体部が収容されている。この螺旋状管体部の端部に繋がっている延設管体部の一部は、ケーシングの側壁部を貫通してケーシングの外部に引き出され、入水口または出湯口とされている。螺旋状管体部は、複数のループ部が上下高さ方向に隙間を介して並んだ構成を有しており、ケーシング内に流入した燃焼ガスは、前記隙間を通過することにより、螺旋状管体部を効率良く加熱する。また、螺旋状管体部の各ループ部は、たとえば略長円状に形成されており、略平行な配置とされた一対の直状管体部と、これら一対の直状管体部の端部どうしを繋ぐ略半円アーチ状に形成された一対の曲状管体部とを有している。ただし、これら一対の曲状管体部は、上下高さ方向に傾斜しているのに対し、一対の直状管体部は、略水平状とされている。このような構成によれば、螺旋状管体部の各所の全体を傾斜させる場合と比較すると、螺旋状管体部の全体の高さ寸法を小さくすることができる。
しかしながら、従来においては、次に述べるように、不具合を生じる場合があった。
すなわち、従来の熱交換器においては、伝熱管の複数のループ部の上下配列ピッチ(螺旋状管体部の螺旋ピッチ)は、複数のループ部どうしの隙間に燃焼ガスが好ましい流量で通過するように選定されるが、その寸法は、螺旋状管体部の全体にわたって各所同一に揃えられているのが通例であった。ところが、このように構成では、ループ部どうしの隙間を小さくすべく前記配列ピッチを非常に小さくする場合に、延設管体部と螺旋状管体部のループ部とが干渉する虞があった。
より具体的には、図10(a)に模式的に示すように、伝熱管9の上下2つの延設管体部90は、最上段および最下段にそれぞれ位置する2つの第1のループ部91aに繋がってケーシング7Aの側壁部77に向けて略水平に延びている。この延設管体部90は、第1のループ部91aに隣接する第2のループ部91bに対して、平面視において一部分が重なった配置にある。したがって、螺旋状管体部91の各所の配列ピッチP10をかなり小さくしようとすると、たとえば同図の符号n1で示す箇所において延設管体部90が第2のループ部91bと干渉する虞があった。このため、螺旋ピッチP10を所望の小寸法に設定することが事実上困難となって、複数のループ部間の隙間を小さくするのに苦慮する場合があった。
前記した不具合を解消する手段としては、図10(b),(c)に示すような手段がある。同図(b)に示す手段においては、延設管体部90を第2のループ部91bから離反するように上下に傾斜させている。ところが、このような手段によれば、延設管体部90がケーシング7Aの側壁部77に対して斜めに貫通することとなる。これでは、側壁部77に設けられる貫通孔77aを楕円状に形成せねばならないといった必要があるばかりか、延設管体部90をケーシング7A内に組み込む作業が面倒なものとなり、さらには側壁部77と延設管体部90とのろう付け(または溶接)の品質も安定しないものとなるなど、熱交換器の組み立て作業性が悪化する。一方、同図(c)に示す手段においては、延設管体部90に曲げ部n2を設けている。ところが、このような手段によれば、延設管体部90に上下方向の曲げ加工を余分に施す必要が生じ、伝熱管9の製造に際しての曲げ工程数が多くなるため、伝熱管9の製造作業が煩雑化する不具合を招く。
なお、従来においては、たとえば特許文献2に記載されているように、伝熱管の螺旋状管体部を構成する複数のループ部の形状や大きさなどを不揃いにしたものがある。このような構成の伝熱管を用いた場合には、第1のループ部に繋がった延設管体部を第2のループ部に重ならない配置として、延設管体部と第2のループ部との干渉を回避することが可能である。ただし、同文献に示すように、螺旋状管体部の複数のループ部の形状や大きさなどを不揃いにしたのでは、この螺旋状管体部の製造がかなり煩雑なものとなり、伝熱管の製造コストが高価となる不具合がある。
特開2007−333343号公報 特開2006−145200号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであって、伝熱管の螺旋状管体部の複数のループ部どうしの隙間をかなり小さくする場合であっても、螺旋状管体部に繋がった延設管体部を上下方向に傾斜させたり、あるいは上下に曲げ加工を施すといったことなく、簡易な手段によって延設管体部が螺旋状管体部と干渉することを適切に防止し、製造の容易化および低コスト化を図ることが可能な熱交換器を備えた温水装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される温水装置は、加熱用流体供給手段と、この加熱用流体供給手段から供給される加熱用流体を利用して湯水加熱を行なうための熱交換器と、を備えている、温水装置であって、前記熱交換器は、上下高さ方向に起立した側壁部を有し、かつ内部
に加熱用流体が流入するケーシングと、このケーシング内に配された螺旋状管体部およびこの螺旋状管体部に繋がった上下一対の延設管体部を有する伝熱管と、を備えており、前記螺旋状管体部は、互いに間隔を隔てて略平行な配置とされた略水平状の一対の直状管体部と、これら一対の直状管体部の端部どうしを繋ぐ略半円アーチ状に形成され、かつ上下高さ方向に傾斜した一対の曲状管体部とを備えた略長円状の複数のループ部が、一連に繋がって上下高さ方向に隙間を隔てて並んだ構成とされており、前記一対の延設管体部は、前記螺旋状管体部の最上段および最下段に位置する第1のループ部に繋がって略水平状に延び、かつ前記ケーシングの側壁部に対して略直角の交差角度で貫通しており、前記各第1のループ部は、前記一対の直状管体部の一端部どうしが略半円アーチ状の第1の曲状管体部を介して繋がっている一方、前記一対の直状管体部の一方の他端部には、前記第1の曲状管体部の半分の長さの略1/4円アーチ状に形成された第2の曲状管体部の一端が繋がった構成とされ、かつ前記第1の曲状管体部が、上下高さ方向中間領域の他のループ部の各曲状管体部よりも傾斜角度が大きくされていることにより、前記各第1のループ部とこれに隣接する第2のループ部との上下方向配列ピッチが、前記他の複数のループ部の上下方向配列ピッチよりも大きくされており、 前記各延設管体部は、前記第2の曲状管体部の他端に繋がって前記一対の直状管体部が延びる方向に対して略直交する方向に延びており、前記熱交換器のケーシング内には、この熱交換器の伝熱管とは別個に構成された追加の伝熱管が前記伝熱管と横並び状態で収容され、または前記熱交換器のケーシングの横に追加の伝熱管を収容した追加のケーシングが並んで設けられて、前記伝熱管および前記追加の伝熱管のいずれによっても加熱用流体との熱交換が可能とされており、前記熱交換器の伝熱管は、複数の螺旋状管体部の各ループ部が前記伝熱管と追加の伝熱管との横並び方向とは交差する方向に延びた一対の直状管体部を有する略長円状とされていることを特徴としている。
なお、本発明でいう略1/4円アーチ状とは、中心角が略直角の扇形の弧(アーチ)と同様な形状の意である。
このような構成によれば、螺旋状管体部の上下高さ方向中間領域における複数のループ部の上下方向配列ピッチを小さくした場合であっても、第1のループ部と第2のループ部との上下方向配列ピッチを大きくし、第1のループ部に繋がった延設管体部を第2のループ部に干渉しないようにすることができる。したがって、伝熱管の複数のループ部どうしの隙間寸法をかなり小さくすることが容易に達成できる。本発明においては、延設管体部と第2のループ部との干渉を回避するための手段として、延設管体部を上下に傾斜させる必要はないため、延設管体部をケーシングの側壁部に対して略直交した角度で貫通させた状態も適切に達成され、延設管体部と側壁部とのろう付け(または溶接)の品質が不安定となるような不具合も解消し、ケーシング内への伝熱管の組み込み作業を容易なものとすることができる。また、延設管体部と第2のループ部との干渉を回避する手段として、延設管体部を上下方向に曲げる必要もないため、伝熱管を製造する際の曲げ工程数が増加する不利も回避することができる。したがって、伝熱管の製造の容易化および低コスト化を図るのにも好ましい。さらに、本発明によれば、第1のループ部と第2のループ部との上下方向配列ピッチは他の複数のループ部の配列ピッチとは相違するものの、特許文献2とは異なり、第1のループ部以外の他の複数のループ部については、配列ピッチを各所一定に揃えるとともに、形状やサイズをも揃えることができる。
さらに、前記構成によれば、螺旋状管体部の最上段および再下段に繋がった2本の延設管体部を、ともに上下方向に傾斜させたり曲げたりするようなことなく、上下2つの第2のループ部と干渉しないようにすることができる。また、2つの延設管体部をともに上下
ケーシングの側壁部に略直交した角度で貫通させるために、伝熱管をケーシング内に組み込む作業をより容易なものとすることが可能であり、2つの延設管体部と側壁部とのろう付け(または溶接)の品質が不安定となる不具合も好適に解消される。
さらに、前記構成によれば、延設管体部が延びる方向と、略長円状に形成されたループ部の各直状管体部が延びる方向とは略直交するために、延設管体部と各直状管体部とが同一方向に延びるようにされた場合と比較すると、伝熱管全体の横幅(延設管体部が延びる方向の幅)、ひいては熱交換器全体の横幅を小さくするのに適するものとなる。なお、前記構成の熱交換器においては、延設管体部と各直状管体部とが同一方向に延びるようにされたものと比較すると、後述するように、延設管体部と第2のループ部とが干渉し易くなるが、本発明によれば、そのような干渉を好適に回避することが可能である。
さらに、伝熱管を利用した熱交換動作と追加の伝熱管を利用した熱交換動作とを個別に行なうことが可能となり、たとえば一般給湯用の湯水加熱機能と暖房用の湯水加熱機能とを兼備させるといったことが実現できる。伝熱管と追加の伝熱管とは横並び状態に設けられているが、伝熱管の略長円状のループ部の直状管体部は、横並び方向とは交差する方向に延びているために、伝熱管の横幅(伝熱管と追加の伝熱管とが並ぶ方向の幅)が大きく嵩張らないようにして、全体の小型化を図るのに好ましいものとなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記伝熱管として、螺旋状管体部のループ部の大きさが相違する複数の伝熱管を備えており、これら複数の伝熱管は、複数の螺旋状管体部が略同心の重ね巻き状に配され、かつ複数の延設管体部が互いに略平行に延びた構成とされており、前記複数の伝熱管のそれぞれの外径または上下厚み寸法をd、最外周のループ部の各曲状管体部の中心曲率半径をR1、最内周のループ部の各曲状管体部の中心曲率半径をR2、各螺旋状管体部の上下高さ方向中間領域における複数のループ部の上下配列ピッチをP1、各螺旋状管体部の第1のループ部と第2のループ部との上下配列ピッチをP2とした場合において、
P1<(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)]
P2≧(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)]
の関係が成立している。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。すなわち、上記構成とは異なり、たとえばP1=P2とされて、複数のループ部の全ての上下配列ピッチが一定の寸法Pに揃えられている場合、このPが、小寸法であって、P<(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)]であると、延設管体部と第2のループ部とは互いに干渉する(その詳細は、後述する)。これに対し、上記構成によれば、螺旋状管体部の上下高さ中間領域におけるループ部の上下配列ピッチP1が、延設管体部と第2のループ部とが本来的に干渉する寸法であるのに対し、第1のループ部と第2のループ部との上下配列ピッチP2は、それ以上の大きな寸法とされており、延設管体部と第2のループ部との干渉が好適に回避される(この点も、その詳細は後述する)。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明が適用された温水装置の一例を示す概略断面図である。 図1のII−II要部断面図である。 図1に示す温水装置に用いられている熱交換器の正面断面図である。 図1に示す温水装置に用いられている熱交換器の平面断面図である。 (a)は、図3および図4の熱交換器に用いられている伝熱管集合体を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a),(b)は、図5に示す伝熱管集合体を模式的に示す図である。 図3および図4の熱交換器の組み立て作業状態の一例を示す要部断面図である。 (a)は、本発明が適用された伝熱管の他の例を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、伝熱管の他の例を示す平面図であり、(b)は、伝熱管集合体の他の例を示す平面図である。 (a)〜(c)は、従来技術の例を模式的に示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図7は、本発明が適用された温水装置およびこれに関連する構成の一例を示している。本実施形態の温水装置WHは、2つの燃焼器3a,3b、2つの1次熱交換器1a,1b、および2次熱交換器HEを備えている。2次熱交換器HEは、本発明が適用された熱交換器の一例に相当する。
燃焼器3a,3bは、本発明でいう加熱用流体供給手段の一例に相当し、加熱用流体としての燃焼ガスを発生させるたとえばガスバーナまたはオイルバーナである。これらの燃焼器3a,3bは、缶体30a,30b内に配され、かつ燃料ガスまたは燃料オイルが外部から配管32a,32bを介して供給される。缶体30a,30b内には、2つのファン31a,31bから燃焼用空気が上向きに送風される。1次熱交換器1a,1bは、燃焼器3a,3bによって発生された燃焼ガスから顕熱を回収するためのものであり、たとえば複数のフィン12を有する伝熱管11a,11bが缶体30a,30b内に配された構造である。
2次熱交換器HEは、1次熱交換器1a,1bによって顕熱が回収された後の燃焼ガスから潜熱を回収するためのものであり、1次熱交換器1a,1bの上方に配されている。この2次熱交換器HEは、中空の略直方体状のケーシング7、このケーシング7に収容された複数の第1および第2の伝熱管T1,T2、入水用のヘッダ58,88、および出湯用のヘッダ59,89を備えている。第1の伝熱管T1は、1次熱交換器1aおよび燃焼器3aに対応しており、これらはたとえば床暖房用の温水を生成するのに用いられる。これに対し、第2の伝熱管T2は、1次熱交換器1bおよび燃焼器3bに対応しており、これらはたとえば台所や洗面所などへの一般給湯を行なうのに用いられる。一般給湯用のものは、床暖房用のものよりも湯水加熱能力を高くする必要があるため、燃焼器3bは燃焼器3aよりも熱発生量が多く、また1次熱交換器1bおよび第2の伝熱管T2は、1次熱交換器1aおよび第1の伝熱管T1よりも伝熱面積が大きい。出湯用のヘッダ59は、適当な配管99aを介して伝熱管11aの入水口13aに接続されており、また同様に、出湯用のヘッダ89は、配管99bを介して伝熱管11bの入水口13bに接続されている。このことにより、入水用のヘッダ58に供給された水(不凍液を含む)は、第1の伝熱管T1を流通して加熱された後に、伝熱管11aに送られてさらに加熱され、この伝熱管11aの出湯口14aから出湯する。また、入水用のヘッダ88に供給された水は、第2の伝熱管T2を流通して加熱された後に、伝熱管11bに送られてさらに加熱され、この伝熱管11bの出湯口14bから出湯する。
第1および第2の伝熱管T1,T2は、ともに螺旋式の伝熱管であり、複数の螺旋状管体部4,6と、これらに繋がった複数の延設管体部5,8とを有している。螺旋状管体部4,6は、ともに1つのケーシング7内に収容されて、このケーシング7の幅方向に横並び状に設けられており、これらの間が仕切板79によって仕切られている。ただし、このような構成に代えて、第1および第2の伝熱管T1,T2を2つのケーシング内に個別に収容し、これら2つのケーシングを横並び状態に互いに隣接させた構成とすることもできる。図3によく表われているように、ケーシング7の底部には、潜熱回収に伴って発生する凝縮水をケーシング7の外部に排出するための排出口78が設けられている。この排出口78は、たとえば第2の伝熱管T2の下方またはその近傍に設けられており、仕切板79の下部または下方には、第1の伝熱管T1側において発生した凝縮水を排出口78に向けて流れさせるための隙間(図示略)が適宜設けられている。図4に示すように、ケーシング7の底壁部70aおよび前壁部70bには、燃焼ガスの給気口71a,71bおよび排気口72a,72bが設けられており、1次熱交換器1a,1bを通過した燃焼ガスは、給気口71a,71bからケーシング7内に流入することにより、螺旋状管体部4,6の後述するループ部40どうし、またはループ部60どうしの隙間を通過してこれらの部分を加熱し、その後排気口72a,72bからケーシング7の外部に排出されるようになっている(図2も参照)。
複数の第1の伝熱管T1のそれぞれは、たとえばステンレスなどの金属製の丸パイプ材に曲げ加工を施すことにより構成されている。図5によく表われているように、複数の螺旋状管体部4は、略長円状の複数のループ部40が一連に繋がり、かつ複数の隙間を介して上下高さ方向に積層した構成を有している。ただし、これら複数の螺旋状管体部4は、それらのループ部40のサイズが相違しており、略同心の重ね巻き状とされている。複数のループ部40のうち、最上段および最下段に位置する2つの第1のループ部40a以外の他のループ部40は、略平行な配置とされた一対の直状管体部41と、これら一対の直状管体部41の端部どうしを繋ぐ略半円アーチ状の一対の曲状管体部42とを有している。一対の曲状管体部42は上下高さ方向に傾斜した傾斜部であるのに対し、一対の直状管体部41は、傾斜のない、または殆どない水平部である。
一方、各第1のループ部40aは、略平行な配置とされた一対の直状管体部41と、これら一対の直状管体部41の一端部どうしを繋ぐ略半円アーチ状の第1の曲状管体部42と、一対の直状管体部41の一方の他端部に一端が繋がった第2の曲状管体部43とを有している。この第2の曲状管体部43は、第1の曲状管体部42の半分の長さの略1/4円アーチ状である(なお、略1/4円アーチ状とは、既に述べたとおり、中心角が略直角の扇形の弧(アーチ)と同様な形状である)。第1のループ部40aでは、第1の曲状管体部42が上下方向に傾斜しているものの、一対の直状管体部41および第2の曲状管体部43は、ともに略水平である。各延設管体部5は、第2の曲状管体部43の他端に一体的に繋がっており、直状管体部41が延びる方向に対して略直交する水平方向に直線状に延びている。複数の延設管体部5は、互いに略平行な配置とされて、図3に示すように、ケーシング7の側壁部70cに略直交する角度で貫通しており、それらの一部分はケーシング7の外部に引き出されてヘッダ58,59と連結されている。
図5(b)に示すように、螺旋状管体部4のうち、第1および第2のループ部40a,40b間を除く他のループ部40間の上下配列ピッチP1は、各所一定とされている。これに対し、第1および第2のループ部40a,40bの上下方向配列ピッチP2は、前記の配列ピッチP1よりも大きくされており、このことにより延設管体部5と第2のループ部40bとの干渉が回避されている。
より具体的には、前記した配列ピッチP1,P2は、次のような式1,式2を満たす関係とされている。
P1<(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)] ・・・式1
P2≧(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)] ・・・式2
d:第1の伝熱管T1の外径
R1:最外周のループ部40Aの各曲状管体部42の中心曲率半径
R2:最内周のループ部40Bの各曲状管体部42の中心曲率半径
上記した式1,式2を図6の模式図を参照して考察する。まず、同図(a)に示すように、最上段に位置する第1のループ部40aに繋がった複数の延設管体部5と第2のループ部40bとが平面視において交差する箇所としては、a,f,g,hで示す箇所に加え、p1〜p6で示す計10箇所ある。一方、複数の延設管体部5は略水平状であって、それらの高さが同一であるのに対し、第2のループ部40bの曲状管体部42は、e点側からa点側に向かうに連れて徐々にその高さが低くなっている。したがって、前記した10箇所のうち、曲状管体部42のうち、高さが最も高く、かつ曲状管体部42および延設管体部5が互いに最接近する箇所は、p1である。これは、弧ep1の中心角θが、他の部分の中心角(たとえば、弧e’p2の中心角θ1や、弧ep4の中心角θ2など)よりも小さく、曲状管体部42において、e点からの下降寸法が最も小さくなることから理解することができる。したがって、p1における延設管体部5と第2のループ部40bとの干渉を回避できれば、前記した他の9箇所においても延設管体部5と第2のループ部40bとの干渉は回避されることとなる。
前記したp1は、最外周のループ部40Aの曲状管体部42と、最内周のループ部40Bに繋がった延設管体部5とが交差する箇所であり、次にこの点について図6(b)を参照してさらに考察を進める。
まず、弧eaは、eからaに向けて一定の傾斜角度で下降している。ここで、仮に、複数のループ部40の各所の上下配列ピッチが一定であって、このピッチをPであるとすると、eとaとの高低差は、P/4である。一方、弧eaの中心角は、π/2である。したがって、eからp1までの下降寸法をH1とすると、
H1=(P/4)×[θ/(π/2)]、すなわち、H1=P・θ/2πとなる。
一方、延設管体部5からeまでの下降寸法をH2とすると、このH2は、弧cdの下降量と等しく、H2=P/2である。
したがって、延設管体部5からp1までのトータルの下降寸法Hは、
H=H1+H2
=P・θ/2π+P/2
=P(π+θ)/2πとなる。
ここで、θ=sin-1(R2/R1)である。
したがって、H=P[π+sin-1(R2/R1)]/2π ・・・式3
この式3において、H<dであると、延設管体部5と曲状管体部42とが干渉することとなる。したがって、延設管体部5と曲状管体部42とが干渉する条件は、
P[π+sin-1(R2/R1)]/2π<dであり、この式から次の式4が得られる。
P<(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)] ・・・式4
本実施形態の第1の伝熱管T1では、上下高さ中間領域の複数のループ部40の配列ピッチP1が、上記の式4を満たすPに相当し、本来的には、延設管体部5と第2のループ部40bとが干渉する条件下にある。ところが、第1のループ部40aと第2のループ部40bとの配列ピッチP2は、式2を満たしており、上記の式4のPには相当しないものとなっている。このため、延設管体部5と第2のループ部40bとの干渉は好適に回避される。
図4において、複数の第2の伝熱管T2は、螺旋状管体部6を構成する複数のループ部60が略長円状とされており、このような点については第1の伝熱管T1と共通している。ただし、この第2の伝熱管T2においては、延設管体部8が直状管体部6と略一直線状となるように延びており、この点において第1の伝熱管T1とは構成が相違している。また、複数のループ部60の配列ピッチP4(図3を参照)は、各所一様とされており、この点においても第1の伝熱管T1とは相違している。したがって、本実施形態においては、第1および第2の伝熱管T1,T2のうち、第1の伝熱管T1のみが本発明が適用された伝熱管に相当する。前記したピッチP4は、たとえばP1と略同様であるが、この第2の伝熱管T2は、後述するように、第1の伝熱管T1と比較して、延設管体部8と第2のループ部60bとが干渉し難い構造であり、これらは干渉していない。複数の延設管体部8は、ケーシング7の側壁部70dを略直交する角度で貫通して、それらの一部がケーシング7の外部に引き出されており、この部分にヘッダ88,89が連結されている。
次に、2次熱交換器HE、およびこれを備えた温水装置WHの作用について説明する。
まず、燃焼器3aによって発生された燃焼ガスからは、1次熱交換器1aによって顕熱を回収した後に、2次熱交換器HEの螺旋状管体部4によって潜熱を回収することができる。同様に、燃焼器3bによって発生された燃焼ガスからは、1次熱交換器1bおよび2次熱交換器HEの螺旋状管体部6によって顕熱および潜熱を回収することができる。したがって、このような熱回収により、たとえば床暖房用および一般給湯用の二通りの湯水加熱を個別に、または同時に効率良く実行することができる。ケーシング7内には、螺旋状管体部4,6が横並び状態で設けられているが、螺旋状管体部4は、各直状管体部41がケーシング7の前後方向に延びており、その横幅W(図4を参照)は、比較的小さくなる向きに設定されている。したがって、螺旋状管体部4,6のトータルの横幅が大きく嵩張ることを抑制し、2次熱交換器HEの小型化を図る上で有利となる。
第1の伝熱管T1については、既述したとおり、螺旋状管体部4の上下高さ方向中間部のループ部40の配列ピッチP1がかなり小さな寸法に設定されている。このため、ループ部40どうしの隙間が微小な寸法とされ、この隙間に燃焼ガスを熱効率良く通過させ得るようになっている。その反面、第1および第2のループ部40a,40bの配列ピッチP2は、前記した式2を満たす寸法とされており、延設管体部5を略水平な直線状に形成した場合であっても、延設管体部5と第2のループ部40bとの干渉を好適に回避することができる。したがって、第2のループ部40bとの干渉を回避することを目的として延設管体部5を傾斜または屈曲させる必要がない分だけ、第1の伝熱管T1の製造が容易となり、その製造コストを廉価にすることができる。丸パイプ材に曲げ加工を施して第1の伝熱管T1を製造する場合、第1のループ部40aと第2のループ部40bとの配列ピッチP2を他の配列ピッチP1と相違させる作業は、一部の曲状管体部42の傾斜角度を他の曲状管体部42の傾斜角度と相違させることによって容易に実行可能である。また、2次熱交換器HEの製造作業工程において、第1の伝熱管T1をケーシング7に組み込む際には、たとえば図7に示すように、各延設管体部5を側壁部70cの貫通孔70c’にその水平方向から差し込めばよく、ケーシング7内への第1の伝熱管T1の組み付け作業も容易なものとなる。
本発明は、上述した実施形態に限定されない。本発明に係る温水装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
伝熱管は、熱交換器の熱交換効率を高める観点からすると複数本用いることが好ましいものの、1本のみ用いた構成とすることも可能であり、このような場合にも本発明を適用することができる。より詳細に説明すると、図8に示すように、伝熱管T1が1本のみの場合には、延設管体部5と第2のループ部40bとが平面視において交差する箇所は、a点のみである。延設管体部5から第2のループ部40b上のa点までの下降寸法H5は、複数のループ部40の配列ピッチをPと仮定すると、H5=(3/4)Pである。したがって、H5<dの場合、すなわちP<(4/3)dの場合には、延設管体部5と第2のループ部40bとが干渉することとなる。したがって、ループ部40の配列ピッチP1が、P1<(4/3)dであったとしても、第1および第2のループ部40a,40bの配列ピッチP2を、P2≧(4/3)dとすれば、延設管体部5と第2のループ部40bとの干渉を回避することが可能である。
図9に示す伝熱管T2は、図1〜図7に示した実施形態の第2の伝熱管T2と同様であるが、同図(a)に示すように、この伝熱管T2が1本のみ用いられる場合には、延設管体部8と第2のループ部60bとの干渉は生じない。なぜなら、複数のループ部60の各所の上下配列ピッチをPと仮定すると、第2のループ部60bのうち、平面視において延設管体部8と交差するj点の位置の高さは、延設管体部8よりもPだけ低い高さとなる。このため、j点において延設管体部8と第2のループ部60bとが干渉するには、P<dである必要があるものの、実際上は、ループ部60の上下配列ピッチPをdよりも小さくすることはできないからである(ループ部60どうしの隙間をゼロにした場合に、P=d)。したがって、図9(a)に示す伝熱管T2が1本のみ用いられる場合には、本発明の適用外となる。これに対し、同図(b)に示すように、伝熱管T2が複数用いられる場合には、最内周のループ部60Bに繋がった延設管体部8が、中心線C1に接近した配置となり、伝熱管T2の数が多いほど、中心線C1との距離s1が小さくなる。一方、第2のループ部60bのうち、中心線C1が通過する部分は、j点よりも高い位置にある。したがって、同図(b)に示す構成の場合には、同図(a)とは異なり、延設管体部8と第2のループ部60bとが干渉する場合があり得ることとなる。以上の説明から理解できるように、2種類の伝熱管T1,T2を比較すると、伝熱管T1の方が、延設管体部と第2のループ部との干渉を生じやすい構造であり、本発明は、伝熱管T1またはこれと同様な構造の伝熱管に適用するのに最適である。
伝熱管は、断面円形状のものに代えて、たとえば断面楕円状のものに形成することもできる。ケーシングは、伝熱管の螺旋状管体部を収容し、かつ内部に燃焼ガスなどの加熱用流体が流入されればよく、その具体的な形状やサイズなども限定されない。上述の実施形態では、顕熱回収用の1次熱交換器1a,1bについては、本発明を適用していないが、本発明に係る熱交換器は、顕熱回収用、潜熱回収用の種別を問わない。本発明に係る熱交換器を、顕熱回収に用いることもできる。また、図1に示した温水装置は、いわゆる2缶(2ファン)方式の温水装置であるが、本発明においては、これとは異なり、たとえば1缶2水式と称されるもののように、1つの缶体内に複数の通水路が設けられたタイプの温水装置として、あるいは1ファン方式の温水装置として構成とすることもできることは勿論である。本発明でいう温水装置とは、湯を生成する機能を備えた装置の意であり、一般給湯用、風呂給湯用、暖房用、あるいは融雪用などの各種の給湯装置、および給湯以外に用いられる湯を生成する装置を広く含む概念である。加熱用流体としては、燃焼ガス以外として、たとえばコージェネ用のガスエンジンや燃料電池からの排ガスを用いることもできる。

Claims (2)

  1. 加熱用流体供給手段と、この加熱用流体供給手段から供給される加熱用流体を利用して湯水加熱を行なうための熱交換器と、を備えている、温水装置であって、
    前記熱交換器は、
    上下高さ方向に起立した側壁部を有し、かつ内部に加熱用流体が流入するケーシングと、
    このケーシング内に配された螺旋状管体部およびこの螺旋状管体部に繋がった上下一対の延設管体部を有する伝熱管と、
    を備えており、
    前記螺旋状管体部は、互いに間隔を隔てて略平行な配置とされた略水平状の一対の直状管体部と、これら一対の直状管体部の端部どうしを繋ぐ略半円アーチ状に形成され、かつ上下高さ方向に傾斜した一対の曲状管体部とを備えた略長円状の複数のループ部が、一連に繋がって上下高さ方向に隙間を隔てて並んだ構成とされており、
    前記一対の延設管体部は、前記螺旋状管体部の最上段および最下段に位置する第1のループ部に繋がって略水平状に延び、かつ前記ケーシングの側壁部に対して略直角の交差角度で貫通しており、
    前記各第1のループ部は、前記一対の直状管体部の一端部どうしが略半円アーチ状の第1の曲状管体部を介して繋がっている一方、前記一対の直状管体部の一方の他端部には、前記第1の曲状管体部の半分の長さの略1/4円アーチ状に形成された第2の曲状管体部の一端が繋がった構成とされ、かつ前記第1の曲状管体部が、上下高さ方向中間領域の他のループ部の各曲状管体部よりも傾斜角度が大きくされていることにより、前記各第1のループ部とこれに隣接する第2のループ部との上下方向配列ピッチが、前記他の複数のループ部の上下方向配列ピッチよりも大きくされており、
    前記各延設管体部は、前記第2の曲状管体部の他端に繋がって前記一対の直状管体部が延びる方向に対して略直交する方向に延びており、
    前記熱交換器のケーシング内には、この熱交換器の伝熱管とは別個に構成された追加の伝熱管が前記伝熱管と横並び状態で収容され、または前記熱交換器のケーシングの横に追加の伝熱管を収容した追加のケーシングが並んで設けられて、前記伝熱管および前記追加の伝熱管のいずれによっても加熱用流体との熱交換が可能とされており、
    前記熱交換器の伝熱管は、複数の螺旋状管体部の各ループ部が前記伝熱管と追加の伝熱管との横並び方向とは交差する方向に延びた一対の直状管体部を有する略長円状とされて
    いることを特徴とする、温水装置
  2. 前記伝熱管として、螺旋状管体部のループ部の大きさが相違する複数の伝熱管を備えており、
    これら複数の伝熱管は、複数の螺旋状管体部が略同心の重ね巻き状に配され、かつ複数の延設管体部が互いに略平行に延びた構成とされており、
    前記複数の伝熱管のそれぞれの外径または上下厚み寸法をd、
    最外周のループ部の各曲状管体部の中心曲率半径をR1、
    最内周のループ部の各曲状管体部の中心曲率半径をR2、
    各螺旋状管体部の上下高さ方向中間領域における複数のループ部の上下配列ピッチをP1、
    各螺旋状管体部の第1のループ部と第2のループ部との上下配列ピッチをP2とした場合において、
    P1<(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)]
    P2≧(2πd)/[π+sin-1(R2/R1)]
    の関係が成立する、請求項1に記載の温水装置。
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