JP5598576B1 - 複合機および読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少なくともファクシミリ機能およびコピー機能を備えた複合機であって、ファクシミリ送信時の、読み取った原稿の傾き量算出を誤ったことに起因する、画像のずれや画像の一部欠如の発生の防止が図られた複合機を提供する。
【解決手段】 原稿を読み取って生成した画像情報により表わされる画像の傾きを傾き量算出部により算出された原稿の傾き量に基づいて補正して傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報を生成する演算部を備え、ただしファクシミリ機能を使って画像情報を送信する送信モードにおいては、その演算部による画像の傾き補正動作を禁止し、画像情報送信用の原稿を読み取って生成した、傾き補正前の画像情報に基づくファクシミリ信号を送信する。
【選択図】 図8

Description

本発明は複合機および読取装置に関する。
特許文献1には、原稿の傾きの修正を画質設定に応じて実行するか否かを選択する原稿読取装置が開示されている。
また、特許文献2には、原稿長測定手段を備え、その原稿長測定手段によって測定された原稿の長さに基づいて原稿の傾き修正を実行するか否かを判断する画像読取装置が開示されている。
特開2010−021832号公報 特開2010−206696号公報
本発明は、少なくともファクシミリ機能およびコピー機能を備えた複合機であって、ファクシミリ送信時の、読み取った原稿の傾き量算出を誤ったことに起因する、画像のずれや画像の一部欠如の発生の防止が図られた複合機を提供することを目的とする。
請求項1は、
画像が形成されている原稿から該画像を読み取って画像情報を生成する画像読取装置と、画像情報に基づく画像を用紙上に形成する画像形成装置とを備えて、少なくとも、ファクシミリ機能およびコピー機能を有する複合機であって、
原稿を搬送して読取位置を通過させる搬送部と、
前記読取位置を通過する原稿に光を照射し反射光を読み取ることにより、該原稿の端縁および該原稿上の画像を表わす画像情報を生成する読取部と、
前記読取部で得られた画像情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出する傾き量算出部と、
前記読取部により原稿を読み取って生成した画像情報により表わされる画像の傾きを前記傾き量算出部により算出された該原稿の傾き量に基づいて補正して傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報を生成する第1の傾き補正部と、
読み取られる原稿が当該複合機において寸法が既知である定形寸法の原稿であるか又は非定形寸法の原稿であるかを選択する選択部を備え、
ファクシミリ機能を使って画像情報を送信する送信モードにおいて、前記選択部により定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第1の傾き補正部を動作させて傾き補正後の画像を表わす画像情報に基づくファクシミリ信号を送信させ、前記選択部により非定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第1の傾き補正部による画像の傾き補正動作を禁止して、傾き補正前の画像情報に基づくファクシミリ信号を送信させる制御部とを備えたことを特徴とする複合機である。
請求項2は、
画像が形成されている原稿から該画像を読み取って画像情報を生成する画像読取装置と、画像情報に基づく画像を用紙上に形成する画像形成装置とを備えて、少なくとも、ファクシミリ機能およびコピー機能を有する複合機であって、
原稿を搬送して読取位置を通過させる搬送部と、
前記読取位置を通過する原稿に光を照射し反射光を読み取ることにより、該原稿の端縁および該原稿上の画像を表わす画像情報を生成する読取部と、
前記読取部で得られた画像情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出する傾き量算出部と、
前記読取部により原稿を読み取って生成した画像情報により表わされる画像の傾きを前記傾き量算出部により算出された該原稿の傾き量に基づいて補正して傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報を生成する第1の傾き補正部と
前記搬送部による原稿搬送の、前記読取位置よりも上流側に配置され、搬送されてきた原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2の傾き補正部とを備え、
前記第1の傾き補正部による傾き補正と前記第2の傾き補正部による傾き補正とを択一的に切り替え、ファクシミリ機能を使って画像情報を送信する送信モードにおいては、前記第1の傾き補正部による画像の傾き補正動作を禁止し、前記第2の傾き補正部を動作させながら画像情報送信用の原稿を前記読取部により読み取って生成した画像情報に基づくファクシミリ信号を送信させる制御部とを備えたことを特徴とする複合機である。
請求項3は、
画像が形成されている原稿から該画像を読み取って画像情報を生成する画像読取装置と、画像情報に基づく画像を用紙上に形成する画像形成装置とを備えて、少なくとも、ファクシミリ機能およびコピー機能を有する複合機であって、
原稿を搬送して読取位置を通過させる搬送部と、
前記読取位置を通過する原稿に光を照射し反射光を読み取ることにより、該原稿の端縁および該原稿上の画像を表わす画像情報を生成する読取部と、
前記読取部で得られた画像情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出する傾き量算出部と、
前記読取部により原稿を読み取って生成した画像情報により表わされる画像の傾きを前記傾き量算出部により算出された該原稿の傾き量に基づいて補正して傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報を生成する第1の傾き補正部と、
読み取られる原稿が当該複合機において寸法が既知である定形寸法の原稿であるか又は非定形寸法の原稿であるかを選択する選択部と、
前記搬送部による原稿搬送の、前記読取位置よりも上流側に配置され、搬送されてきた原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2の傾き補正部とを備え、
ファクシミリ機能を使って画像情報を送信する送信モードにおいては前記第1の傾き補正部による画像の傾き補正動作を禁止するとともに、前記送信モードにおいて前記選択部により定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を禁止し、前記選択部により非定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を実行させるものであることを特徴とする複合機である。
請求項4は、
前記搬送部による原稿搬送の、前記読取位置よりも上流側に配置され、搬送されてきた原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2の傾き補正部を備え、
前記制御部が、前記送信モードにおいて、前記選択部により定形寸法の原稿であることが選択された場合は前記第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を禁止し、該選択部により非定形寸法の原稿であることが選択された場合に該第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を実行させるものであることを特徴とする請求項1記載の複合機である。
請求項5は、
前記読取位置を通過する原稿の、光の照射を受ける表面に対する裏面側に配置された背景部を備え、
前記読取部が、前記背景部からの反射光も読み取ることにより、前記読取位置を通過する原稿の端縁の情報を含む画像情報を生成するものであって、
前記傾き量算出部が、前記読取部で生成された画像情報に含まれる原稿の端縁の情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の複合機である。
尚、読取部は原稿の端縁については原稿の搬送方向先端の端縁の情報を含む画像情報を生成すればよく、傾き量算出部は画像情報に含まれる先端の端縁の情報に基づいて傾き量を算出するものであってもよい。
請求項6は、
読取位置を通過する原稿にあてられた光の反射光から原稿を読み取る読取部と、
該読取位置を通過する原稿の該読取部に対する傾きを検出する検出部と、
該検出部の検出結果から該読取部で読み取った原稿の傾斜を補正する第1補正部と、
該読取位置よりも上流側に配置され、該原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2補正部と、
原稿を送信のため読み込む際には該第1補正部による補正動作を禁止し、該第2補正部により補正するよう制御する制御部と、を備えた読取装置である。
請求項7は、
原稿の形状を定形か非定形か選択する選択部とを備え
該制御部は該選択部で定型が選ばれた場合は、送信のため読み込む際でも該第2傾き補正部による原稿の傾き補正動作を禁止して該第1補正部による補正を実行させるよう制御する請求項6記載の読取装置である。
求項1によれば、原稿の傾き量算出の誤りのおそれの少ない定形寸法の原稿について原稿の傾きが補正された画像が送信される。
請求項によれば、原稿読取の際の原稿の傾き量算出に起因して、画像がずれたり画像の一部が欠けて、ファクシミリが送信されてしまうことが防止される。モードに応じて読取時の音の低減と画像の傾きの補正とのバランスのとれた画像読取りを行なうことができる。
請求項によれば、非定形寸法の原稿の場合であっても、傾きのない画像がファクシミリ送信される。
請求項によれば、定形寸法の原稿であるか非定形寸法の原稿であるかに拘らず傾きのない画像に補正されてファクシミリ送信され、かつ定形寸法の場合にはさらに読取りに伴う音が低減される。
請求項によれば、画像情報上で、原稿の端縁に基づく原稿の傾き量が算出される。
請求項によれば、原稿読取の際の原稿の傾き量検出に起因して、画像がずれたり画像の一部が欠けて、画像が送信されてしまうことが防止される。
請求項によれば、原稿が定形の場合に原稿の角度検出が適正だった際には、傾いていない原稿を送信することができる。
本発明の一実施形態としての複合機のブロック図である。 図1に示す複合機の演算部に備えられた機能の一部を示したブロック図である。 図2に示す傾き量算出部および画像傾き補正処理部における演算内容の説明図である。 図1に示すブロック図で示した複合機の、主に機械的な構成を示した模式図である。 図4に示す複合機の外観上部を示した斜視図である。 画像読取装置の説明図である。 図6の部分拡大図である。 第1形態を示したフローチャートである。 第2形態を示したフローチャートである。 第3形態を示したフローチャートである。 第4形態を示したフローチャートである。 第5形態を示したフローチャートである。 第6形態を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての複合機のブロック図である。
この複合機1は、画像読取装置10と画像形成装置20を備えている。
画像読取装置10では、原稿上の画像が読み取られて画像情報が生成される。この画像読取装置10では、読取り対象の画像が記録されている原稿が読取位置を通過する搬送路上を搬送され、その原稿が読取位置を通過する際にその原稿上の画像が読み取られる。詳細は後述する。
また、画像形成装置20では、画像情報に基づく画像が用紙上に形成され、画像が形成された用紙Pがこの画像形成装置20から排出される。ここでは、いわゆる電子写真方式の画像形成装置を念頭に置いているが、この画像形成装置20は、電子写真方式である必要はなく、インクジェット方式やその他の方式の画像形成装置であってもよい。
尚、この画像形成装置20で用紙P上に形成される画像は、以下に説明するように、必ずしも画像読取装置10での原稿上の画像読取りにより得られた画像情報である必要はなく、外部から入力されてきた画像情報であってもよい。
また、この複合機1には、演算部30が備えられている。この演算部30では、画像読取装置10で得られた画像情報や外部から入力されてきた画像情報に基づいてそのモードに応じた様々な演算処理が施される。
さらに、この複合機1には、I/Oインタフェース40およびFAXインタフェース50が備えられている。
I/Oインタフェース40は、この複合機1と、典型的にはコンピュータで構成される画像編集装置(図示せず)との間の通信を担っている。I/Oインタフェース40は、画像読取装置10で得られた画像情報を演算部30を経由して受け取り、画像編集装置に送信する。この場合、この複合機1はスキャナとしての機能を担っていることになる。また、I/Oインタフェース40では画像編集装置から送信されてきた画像情報が受信される。このI/Oインタフェース40で受信された画像情報は、演算部30を経由して画像形成装置20に送られる。画像形成装置20では、その送られてきた画像情報に基づいて用紙上に画像を形成する。この場合、この複合機1は、プリンタとしての機能を担っている。
また、FAXインタフェース50は、電話回線に接続されてファクシミリ機能を担うモジュールである。すなわち、FAX送信モードでは、画像読取装置10でファクシミリ送信用の画像が記録されている原稿が読み取られて画像情報が生成され、その生成された画像情報が演算部30およびFAXインタフェース50を経由して受信先に向けて電話回線に送り出される。また、FAX受信モードでは、電話回線を通じて送信されてきた画像情報がFAXインタフェース50で受信され、演算部30を経由して画像形成装置20に入力される。画像形成装置20では、その入力されてきた画像情報に基づく画像が用紙上にプリント出力される。
さらに、この複合機1はコピー機能を有する。コピーモードでは、画像読取装置10で原稿を読み取って得た画像情報が演算部30を経由して画像形成装置20に入力され、この画像形成装置20において、入力されてきた画像情報に基づく画像が用紙上にプリント出力される。
さらに、この複合機1は制御部60を備えている。この制御部60には、ユーザインタフェース61が含まれている。この制御部60は、例えばユーザインタフェース61からのユーザの指示等に応じて上述の各種の機能やモードの切り替えや、その他、この複合機1に必要な全ての制御を担っている。
ここで、演算部30、I/Oインタフェース40、FAXインタフェース50、および制御部60は、画像読取装置10の筐体内に備えられていてもよく、画像形成装置20の筐体内に備えられていてもよく、それら画像読取装置10の筐体内と画像形成装置20の筐体内とに分かれて備えられていてもよい。後述する図4等に示す例では、画像形成装置20の筐体内に備えれている。ただし、ユーザインタフェース61は、図4等に示す例では、画像形成装置20の筐体の上面に備えられている。
なお、ファックスで電話回線に送信したデータを送信した人が確認する手段もあるが、多くは原稿を読み取った結果を確認するのはファックスを受信した人であるのに対し、コピーは多くは原稿を読み取った結果を確認するのは原稿をコピーを行った人である。よって原稿が欠落して出力された場合に、出力結果が分かりにくいのでファックスの方がコピーに比べて気がつかなかったり、元の原稿が確認できないのでファックスの方がコピーに比べ気がつかなかったりする事が多い。
尚、ここではスキャナ機能についても説明したが、本発明の複合機は少なくともFAX機能とコピー機能が有ればよく、スキャナ機能は必ずしもなくてもよい。なお、スキャナもすぐに出力結果が用紙として手元に残るコピー機能とは異なり、目視で確認できるレベルは低いので、スキャナ機能に関して、FAX機能に適応する以下の傾き補正をするか否かの処理を適用してもよい
図2は、図1に示す複合機の演算部に備えられた機能の一部を示したブロック図である。
演算部30では画像情報に基づいて様々な演算が実行されるが、ここでは、本実施形態における特徴の1つである画像情報に基づく画像の傾き補正演算について説明する。
前述の通り、画像読取装置10では、原稿が読取位置を通過する搬送路上を搬送され、読取位置を通過する際にその原稿上の画像が読み取られる。この原稿の搬送にあたり、原稿が少し傾いた状態のまま搬送されることがある。原稿が傾いた状態のまま搬送されると、その原稿に記録されている画像も、その原稿自体が傾いている傾き量と同じ量だけ傾いたまま読み取られ、傾いた状態の画像を表わす画像情報が生成されることになる。
演算部30における演算のうち、この図2に示す演算は、画像情報により表わされる画像の傾きを補正する演算である。
画像読取装置10で原稿を読み取って得た画像情報は、演算部30の傾き量算出部31に入力される。画像読取装置10で得られる画像情報には、詳細は後述するが、原稿に記録されている画像に加え、原稿自体と原稿から外れた背景との境界線、すなわち原稿の端縁の情報が含まれている。この傾き量算出部31では、入力されてきた画像情報に含まれている原稿の端縁の情報に基づいて、原稿の傾き量が算出される。
原稿の傾き量が算出されると、次に、画像傾き補正処理部32において画像情報により表わされる画像の傾きが補正されて、傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報が生成される。なお、本実施例では傾き量を算出しているが、計算をしなくても傾きが検出できるなら算出は必須ではない。例えば原稿が予めどちらか一方のみに傾くよう搬送させ、更に、コーナーレジにして原稿の片方の端部が固定した場合に、該端部がある場所を通過した後に、予め決められた1か所を通過するタイミングを測定し、測定結果と傾斜角を予めマトリックスで保持しておいて、測定結果から直接原稿の傾きを検出してもよい。
図3は、図2に示す傾き量算出部および画像傾き補正処理部における演算内容の説明図である。
傾き量算出部31ではハフ変換により原稿の傾き量が算出される。また画像傾き補正処理部32では、アフィン変換に含まれる回転処理により、画像情報上で、原稿上の画像が、その傾き量に応じた量だけ回転され、傾きのない画像を表わす新たな画像情報が生成される。
ハフ変換およびアフィン変換は、広く知られた演算手法であり、ここではその概要の説明にとどめる。
図3(A)〜(C)はハフ変換の説明図である。
前述の通り原稿は読取位置を通過する搬送路上を搬送され、読取位置通過中にその原稿上の画像が読み取られて画像情報が生成される。この画像情報には、原稿自体の端縁の情報が含まれている。
図3(A)の横軸xは、原稿の幅方向の位置を表わしており、縦軸yは原稿の搬送方向を表わしている。
図3(A)に示す直線Lは、画像情報として得られた、原稿の先端の縁を表わす直線である。ただし、この直線は未だ不明であって、ここでは、生成された画像情報から、原稿の先端の縁の上にあると思われる点a〜fが抽出されたものとする。これらの点a〜fの中には、原稿の先端の縁を表わす直線L上の点(ここでは点a〜e)も多数存在するが、エラーの点(ここでは点fで代表させている)も存在する。
直線は、原点Oからその直線におろした垂線の長さをr,傾きをθとしたとき、
r=xcosθ+ysinθ ・・・・(1)
で表わされ、図3(A)に示すように、
r=r,θ=θ ・・・・(2)
が定まると、図3(A)に示す直線Lが一義的に定まることになる。
ハフ変換は、(r,θ)=(r,θ)を求める演算手法である。
図3(B)は、図3(A)の点bの一点のみを取り上げて、その点bを通る様々な直線(ここでは直線L〜Lの5本で代表させている)を示した図である。
原点Oから各直線L〜Lへの各垂線をおろし、その垂線の長さをr、角度をθ(i=1,・・・,5)とする。図3(B)には、2本の直線L,Lについて、長さr,rと角度θ,θが示されている。
図3(C)は、垂線の長さr(横軸)と角度θ(縦軸)とからなるハフ空間を表わした図である。
図3(B)に示す、点bを通る多数の直線についての垂線の長さrと角度θをプロットすると、図3(C)にグラフbで示した正弦波状の曲線となる。このグラフbの曲線は、点bを通る直線群を表わしている。
図3(A)に示す点bだけでなく、点a〜fの全ての点について同様にして垂線の長さrと角度θからなるグラフを求めると、図3(C)に示すグラフa〜fとなる。
ここで、原稿の先端の縁に正しく乗っている点(ここでは点a〜e)については、図3(C)に示すハフ空間上のある一点(r,θ)を通り、これに対し、エラーの点(ここでは点f)を通る直線群をあらわすグラフfはその点(r,θ)を通らない曲線となっている。
このように、画像情報上、原稿の先端の縁の上の点と思われる点を多数抽出して図3(C)のようなグラフを多数算出し、多数のグラフが一点に集中する点を見つけることにより、図3(A)に示す直線Lを特定する(r,θ)を求めることができる。
図2に示す傾き量算出部31では、画像情報に基づく上記のハフ変換により、原稿の先端の縁が認識され、原稿の傾き角度が求められる。
図3(D)は、図2の画像傾き補正処理部32で行なわれる演算処理の説明図である。
この図3(D)にも原稿の先端の縁を表わす直線Lが示されている。
この段階では、この直線Lは、図3(A)〜(C)を参照して説明したハフ変換により、既に一意に定まっている。すなわち、角度θが確定している。
したがって、この直線Lの傾きを補正して傾きのない直線L’を算出するには、
直線Lを、
τ=90°―θ ・・・・(3)
だけ回転させればよいことになる。
直線L上の点(ここでは点bで代表させる)の座標を(x,y)としたとき、その点bを角度τだけ回転させた新たな座標(x’,y’)は、
x’=xcosτ―ysinτ
y’=xsinτ+ycosτ ・・・・(4)
となる。
図2の画像傾き補正処理部32では、画像情報により表わされる画像を構成している全ての画素の座標を上記(4)式に従って変換する。こうすることにより、原稿が傾いた状態のまま読み取られることにより得られた、傾いた画像を表わす画像情報が、原稿の傾きが無い状態で読み取られたときの画像を表わす新たな画像情報に変換される。
次に、図1にブロック図で示した複合機1の具体的な一例について説明する。
図4は、図1に示すブロック図で示した複合機の、主に機械的な構成を示した模式図である。
この図4には、図1にも示す複合機1のうちの画像読取装置10と画像形成装置20の構造が示されている。図1に示す他の要素(演算部30、I/Oインタフェース40、FAXインタフェース50、および制御部60)は、回路部70とし、まとめて1つのブロックで示されている。ただし、ユーザインタフェース61については、図5を参照して別途説明する。画像読取装置10は、原稿上の画像を読み取る読取モードとして、搬送読取モードと静止読取モードを有する。
搬送読取モードでは、原稿トレイ11上に置かれた原稿Mがユーザ操作を契機として1枚ずつ、破線で示す搬送路上を搬送され、読取位置SPを通過する。原稿上に記録されている画像は、この読取位置SPを通過するときに、ランプ131により照明され、その反射光が読取光学系13を構成する反射ミラー132、133、134やレンズ135を経由して読取センサ136に導かれ、その読取センサ136により読み取られて画像情報が生成される。読取位置SPを通過した原稿Mは、原稿排出トレイ12上に排出される。この原稿Mの搬送を担う搬送部の詳細については後述する。
また、この画像読取装置10には、原稿が1枚載置される透明ガラス14が備えられている。また、この画像読取装置10は、図4の紙面に垂直な方向の奥側において左右に延びるヒンジが設けられており、透明ガラス14の上部が空くように手前側が持ち上がる構造となっている。
静止読取モードでは、これを持ち上げて透明ガラス14の上に原稿Mを1枚下向きにおいて、その透明ガラス14と原稿排出トレイ12の下面との間に原稿を挟む。こうしておいてユーザ操作により読取りが開始されると、ランプ131やミラー132〜134が透明ガラス14の下面に沿って矢印D方向に移動し、読取センサ136によりその原稿上の画像が読み取られて画像情報が生成される。
次に画像形成装置20の概要を説明する。
この画像形成装置20は、いわゆる電子写真方式により、用紙P上に画像を形成するタイプの装置である。
この画像形成装置20には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M),イエロー(Y)の各色のトナーを使ってそれぞれトナー像を形成する画像形成ユニット21K,21C,21M,21Cが備えられている。
以下、各色を区別する必要がないときは、色を表わすK,C,M,Yの添字を省き、数字のみの符号を引用して説明する。
各画像形成ユニット21には、矢印B方向にそれぞれ回転する、電子写真方式用の各感光体22が備えられている。各感光体22は、不図示の帯電器により帯電され、露光器23からの露光光の照射を受けて各感光体22に静電潜像が形成される。この静電潜像が不図示の現像器によりトナーで現像されて各感光体22上に各色のトナー像が形成される。
また、各画像形成ユニット21の下には、感光体22の配列に沿うように配置されロール241に張架されて矢印A方向に循環移動する中間転写ベルト24が設けられている。また、この中間転写ベルト24を挟んで各感光体22に対向する位置には各1次転写ロール25が配置されている。
各感光体22上に形成された各色のトナー像は、各1次転写ロール25の作用により、中間転写ベルト24上に順次に重なるように転写される。
各画像形成ユニット21には、感光体22の転写後の領域をクリーニングする不図示のクリーナが備えられており、各感光体22はクリーナによりその表面が清掃される。
また、この画像形成装置20には、2次転写ロール26が備えられており、搬送されてきた用紙P上に、中間転写ベルト24上に順次重なるように転写されたトナー像が転写される。
この画像形成装置20の下部には、用紙を収容する第1トレイ27Aと第2トレイ27Bが備えられている。用紙P上へのトナー像の転写にあたっては、それらの用紙トレイ27A,27Bのいずれかから用紙Pが1枚取り出され、搬送ロール271によって矢印C方向に搬送され、2次転写ロール26の位置を通過する際に中間転写ベルト24上のトナー像の転写を受ける。トナー像の転写を受けた用紙Pは、搬送ベルト272よりさらに搬送されて定着器28を通過する。この定着器28は加熱ロール281と加圧ロール282を備えており、搬送されてきた未定着のトナー像を載せた用紙Pを加熱ロール281と加圧ロール282との間に挟んで加熱および加圧し、これにより用紙P上の未定着トナー像がその用紙P上に定着される。定着トナー像からなる画像がプリントされた用紙Pは、排出ロール273により排紙トレイ29上に排出される。
中間転写ベルト24は、2次転写ロール26の作用によりその中間転写ベルト24上のトナー像が用紙P上に転写された後、クリーナ242によりその表面が清掃される。
図5は、図4に示す複合機の外観上部を示した斜視図である。
ここには、画像読取装置10と、画像形成装置20の上部の外観が示されている。
この図5に示す画像読取装置10には、図4にも示した原稿トレイ11と原稿排出トレイ12が示されている。また、ここには、原稿トレイ11上に置かれた原稿の幅方向の位置を規制する位置規制部材117も示されている。前述の通り、この画像読取装置10は、この図5に示すラインnよりも上部が、奥側をヒンジにして上に持ち上げられる構造となっており、持ち上げた状態で、その下の透明ガラス板14(図4参照)の上に原稿を下向きに載せ、持ち上げた上部を再び図5のように閉じてスタートボタン611を押す。すると、この画像読取装置10では、前述した静止読取モードによる、原稿上の画像の読取りが行なわれる。
また、この図5に示す画像形成装置20の上部には、ユーザインタフェース61(図1を合わせて参照)が示されている。
この図5に示すユーザインタフェース61は、スタートボタン611、テンキー612、および表示を兼ねたタッチパネル613を有する。
スタートボタン611を押すと、画像読取装置10における原稿の読取りが開始される。また、テンキー612では、コピー枚数や、FAX送信時の受信先のFAX番号等が設定される。
さらに、タッチパネル613では、そこに表示されている画面に応じて様々な設定が行なわれる。ここでは、この実施形態における説明に必要な設定項目として、コピーモードやFAX送信モード等のモード設定や、画像読取装置10での画像読取りに用いる原稿が定形寸法の原稿であるか非定形寸法の原稿であるかの設定等が行なわれる。ここで、定形寸法の原稿とは、例えばA4サイズ、B5サイズ等、この画像読取装置10によって幅や長さがあらかじめ認識されている一般的な寸法の原稿をいう。例えば、幅はA4寸法と同一の幅であっても、ロール紙等長尺な長さの原稿や、例えばA4に準拠した寸法であっても、その原稿に貼ったラベルがその原稿の脇から食みだしている場合などは、非定形寸法の原稿となる。
図6は、図1,図4に示す画像読取装置の説明図である。また図7は、図6の部分拡大図である。
原稿トレイ11上に乗せられた原稿Mは、一枚ずつ読取位置SPを通過する搬送路上を搬送されて原稿排出トレイ12上に排出される。
この原稿Mの搬送を担う搬送部材として、図5には、第1ロール111、第2ロール112、第3ロール113、第4ロール114、第5ロール115、および第6ロール116が示されている。また、この搬送路を搬送されている原稿の有無を検出するセンサとして、第1センサ121、第2センサ122、第3センサ123、第4センサ124、第5センサ125、および第6センサ126が示されている。
この搬送路には、原稿Mの傾きを補正する機能が備えられている。ただし、この原稿傾き補正機能を使うと、使わない場合を比べ音が発生するため、この原稿傾き補正機能はそのモードによって使うか使わないかが使い分けられる。ここでは、この原稿傾き補正機能を使うものとして、その機能を説明する。
第1ロール111は、原稿トレイ11上に乗せられた複数枚の原稿Mのうちの1枚をこの搬送路上に送り込む役割のロールである。第1ロール111により送り込まれた原稿Mは、その先端が第2ロール112に達した時点では、その第2ロール112は未だ回転せずに停止しており、このためこの送り込まれた原稿Mは、その先端が第2ロール112に突き当てられてわん曲し、これにより、原稿が左右に傾いた状態で送り込まれてきていたときはその傾きが矯正される。その後第2ロール112も回転し、原稿Mがさらに搬送されるが、この原稿Mはさらに第3ロール113に突き当てられて再度わん曲し、これにより原稿の傾きが再度矯正される。その後、その原稿Mが第3ロール113によりさらに送り込まれるが、第2ロール112と第3ロール113の速度差により原稿Mが引っ張られないように、それら第2ロール112と第3ロール113との間に多少のわん曲が残った状態のまま搬送される。第3ロール113で搬送されてきた原稿はさらに第4ロール114で搬送されて読取位置SPを通過する。この読取位置SPでは、原稿Mは、その透明ガラス板141の上面に接した状態で搬送される。読取位置SPを通過した原稿Mは、第5ロール115によりさらに搬送され、第6ロール116により原稿排出トレイ12上に排出される。
第1センサ121〜第6センサ126では、送り込まれてきた原稿Mの、それらのセンサが配置された各位置の通過が検出され、これにより、ロールの回転開始や読取センサ136による読取り開始のタイミング等が調整される。読取センサ136による読取開始のタイミングに関しては、図2,図3を参照して説明した、画像情報上での画像の傾き補正処理を行なう場合は読取開始のタイミング調整が特に厳しく、この図6を参照しながら説明した原稿の傾き補正処理を実行して画像情報上で画像の傾き処理を行なわない場合と比べ、精密なタイミング調整が行なわれる。これは、タイミング調整をより厳しくすれば、画像情報上で画像の傾き処理を行うのには処理時間がかかるが、原稿読み込み全体での処理を遅くならない。具体的には画像情報上で画像の傾き補正処理をしない場合には読取位置に原稿が到着する時間を150msec許容しているが、30msecしか許容しないようにタイミング調整をしている。タイミングがずれは主に原稿トレイ11への原稿の置き方に起因し、かつ、原稿トレイ11からの搬送開始は一般に原稿の搬送間隔に比べ十分はやい時に行われているので、原稿トレイ11から搬送された後の原稿の先端を搬送経路上で検知し、その結果からその後の搬送速度を調整することにより調整している。
この読取位置SPには、そこを通過する原稿Mの背面側に、反射板137が備えられている。この反射板137は、本発明にいう背景部の一例に相当する。この反射板137の向きは、ランプ131により照明されて反射板137で反射した正反射光が、反射ミラー132〜134やレンズ135を経由して読取センサ136に入射する向きである。この反射板137は、白色の原稿よりもさらに強い光量の反射光を生成して白色の原稿の端縁との輝度差を得ることにより、読取センサ136で得られた画像情報上で原稿の端縁を検出するためのものである。
ランプ131と第1ミラー132は、第1キャリッジ13Aに組み込まれており、第2ミラー133と第3ミラー134は、第2キャリッジ13Bに組み込まれている。
ここで、説明した搬送読取モード、すなわち、原稿トレイ11上に原稿Mを載せ、その原稿Mを第1ロール111で送り込んで搬送して読取位置SPで読み取るモードにおいては、第1キャリッジ13Aおよび第2キャリッジ13Bは、図6,図7に示した各位置に静止した状態で、読取位置SPに搬送されてきた原稿Mをランプ131で照射しその反射光が読取センサ136で読み取られる。一方、静止読取モードのときは、透明ガラス14上に原稿が下向きに置かれ、第1キャリッジ13Aおよび第2キャリッジ13Bが矢印Dの方向に、その透明ガラス板14の下面に沿って移動する。このとき、第2キャリッジ13Bは、第1キャリッジ13A移動速度の1/2の速度で移動する。これにより透明ガラス板14に置かれた原稿で反射した反射光の、レンズ135に至るまでの光路長が一定に保たれ、原稿上の画像が読取センサ136上に正しく結像される。
次に、これまで説明してきた複合機1における、FAX送信モードの各種形態について説明する。ただし、以下に説明する形態の中にはFAX送信モードに限られずその他のモードにも及ぶ形態も存在する。以下に説明する各種形態は、上述の搬送読取モードを対象としている。
図8は、第1形態を示したフローチャートである。この第1形態は、請求項1の一形態に相当する。
ここでは先ず、FAX送信モードか否かが判定され(ステップS11)、FAX送信モードのときは、画像読取装置10による原稿上の画像の読取りが行なわれて(ステップS12)、その読取って得た画像情報がFAX送信される(ステップS13)。
すなわち、この第1実施形態では、FAX送信モードのときは、原稿搬送系による原稿の傾き矯正処理は行なわれず、かつ読取って得た画像情報上での画像の傾き補正処理も行なわれない。これにより、先ずは、原稿搬送系による原稿の傾き矯正処理を行なわれないことにより静かなFAX送信が実現する。また、原稿の先端にポストイットが張られている場合などに原稿自体の傾きとは全く異なるように傾いているとされてしまったり、長尺の原稿の場合などに原稿が大きく蛇行していたり等々で、画像の傾き補正が破綻してしまうことになる。そこで、ここでは、画像の傾き補正処理も行なわれない。
最も単純には、この第1形態の方式により静かなFAX送信が実現する。
図9は、第2形態を示したフローチャートである。
ここでも先ず、FAX送信モードか否かが判定され(ステップS21)、FAX送信モードのときは次に定形寸法の原稿か非定形寸法の原稿かが判定される。定形寸法、非定形寸法の定義は前述の通りである。尚、ここでは前述の通り、定形寸法の原稿であるか非定形寸法であるかをユーザインタフェース61(図1,図5参照)を用いてユーザが設定することとしている。なお、定形寸法の原稿にポストイットが張られた場合や定形寸法の原稿だが端部が欠けていたりして、ユーザーとしてしは定形寸法の原稿をセットしているつもりであるが定形寸法の原稿として読取辛い場合には非定形として設定してもらえるように、ポストイットが張られていないか、原稿の端部が欠けていないか等を設定することとしてもよい。なお、ユーザーが設定する以外にも画像読取装置10に、原稿トレイ11(図4,図6参照)に置かれた原稿の寸法を測定するセンサを備え、そのセンサにより定形寸法の原稿であるか非定形寸法の原稿であるかを判定してもよい。
ステップS22において定形寸法の原稿であると判定されると、搬送系における原稿の傾き矯正動作が禁止される(ステップS23)。一方、ステップS22において、非定形寸法の原稿であると判定されると、搬送系における、ロールへの突き当てによる原稿の傾き矯正動作が実行される(ステップS24)。
このようにして、搬送されてきた原稿上の画像の読取りが行なわれ(ステップS25)、その読取りにより得られた画像情報がFAX送信される(ステップS26)。
この第2形態では、非定形寸法の原稿のときは、原稿の傾き矯正動作が実行され、これにより、送信された画像に欠け等が生じることが防止される。ただし、ロールへの突き当てによる原稿の傾き矯正動作が実行されるため、FAX送信モードにおける静粛性が失なわれる。
一方、定形寸法の原稿のときは、原稿傾き矯正動作は禁止されているため静粛性が保たれる。定形寸法の原稿の場合、原稿が仮に傾いていてもほとんどの場合、セットしやすくて傾きずれ量が少なかったり、横に大きくずれるよりも前に原稿の後端が到来したりするため、画像の欠け等が生じるおそれは低く、静粛性を優先させたものである。
定形寸法の原稿がほとんどであって非定形寸法の原稿はまれにしか使わないユーザにとっては、この第2形態が有利である。
図10は、第3形態を示したフローチャートである。
ここでも先ず、FAX送信モードか否かが判定され(ステップS31)、原稿の読取りが行なわれる(ステップS32)。このとき、原稿の傾き矯正動作は実行されない。
原稿の読取りが行なわれると、その読み取られた原稿が定形寸法の原稿か否かが判定される(ステップS33)。定形寸法の原稿のときは、図2,図3を参照して説明したように、画像情報上で原稿の傾き量が算出され(ステップS34)、その算出された原稿の傾き量に基づいて画像の傾き補正処理が実行され(ステップS35)、その傾き補正処理により生成された新たな画像情報が送信される(ステップS36)。
一方、ステップS33で非定形寸法の原稿であると判定されると、ステップS32での読取りにより得られた画像情報がそのまま送信される。この第3形態では、FAX送信モードでの静粛性に重点が置かれ、かつ演算処理による画像の傾き補正が破綻するおそれの少ない定形寸法については、その画像の傾きが補正されてFAX送信される。
この第3形態も、定形寸法の原稿であることが多いユーザに有利な形態である。
図11は、第4形態を示したフローチャートである。
ここでも先ず、FAX送信モードであるか否かが判定され(ステップS41)、FAX送信モードのときは次に定形寸法の原稿であるか否かが判定される(ステップS42)。
定形寸法の原稿のときは、搬送系におけるロールへの原稿の突き当てによる原稿の傾き矯正動作が禁止された状態で(ステップS43)、一方、非定形寸法の原稿のときは原稿の傾き矯正動作を行なって(ステップS44)、読取りが行なわれる(ステップS45)。
次に再度、定形寸法の原稿か否かが判定され(ステップS46)、定形寸法の原稿のときは、画像情報上での原稿の傾き量算出処理(ステップS47)、および画像の傾き補正処理(ステップS48)が実行される。定形寸法の原稿のときは、このようにして得られた新たな画像情報が送信される。非定形寸法の場合は、ステップS45での読取りにより得られた画像情報がそのままFAX送信される(ステップS46,S49)。
この第4形態は、傾きのない画像をFAX送信することを優先し、非定形寸法の原稿の場合は画像情報上での画像傾き補正処理が破綻するおそれがあるためロールへの突き当てによる原稿の傾きを補正する形態である。この第4形態の場合、非定形寸法の原稿の場合、定形寸法の原稿、非定形寸法の原稿によらず、傾きのない画像がFAX送信される。
図12は、第5形態を示したフローチャートである。
この図12に示す第5形態は、FAX送信モードに限られるものではなく、画像読取装置10を使っての原稿上の画像の読取りを伴うモード全てに適用される。この第5形態はFAX送信モードに限ったときの図11を参照して説明した第4形態に対応する。
ここでは先ず、モード確認が行なわれる(ステップS51)。このステップS51における「モード」は、画像情報上での画像の傾き補正処理を行なうか否かを判定することができるレベルに区分けされたモードをいう。例えば、このステップS51を、図11の第4形態に置き換えると、FAX送信モードであって(ステップS41)、かつ定形寸法の原稿を読み取るモードである(ステップS42)ことが1つのモードとなる。
ステップS51でモード確認が行なわれると、そのモードが画像情報上での画像の傾き補正処理を実行する予定のモードであるか否かが判定される(ステップS52)。画像情報上での画像の傾き補正処理の実行が予定されているモードのときは、搬送系におけるロールへの突き当てによる原稿傾き矯正動作が禁止され(ステップS53)、一方、画像情報上での画像の傾き補正処理を行なわない予定のモードのときは、ロールへの突き当てによる原稿の傾き矯正を動作が実行されて(ステップS54)、読取りが行なわれる(ステップS55)。
次いで、原稿の傾き矯正動作が禁止されていたときは(ステップS56)、画像情報上での傾き量算出処理(ステップS57)、および画像傾き補正処理(ステップS58)が行なわれ、その補正処理により得られた画像情報に基づいて、例えばFAX送信モードにおけるFAX送信(図11、ステップS49参照)など、今回のモードに応じた処理が実行される(ステップS59)。
一方、ロールへの突き当てによる原稿傾き矯正動作を実行したときは(ステップS54)、読取り(ステップS55)により得られた、画像の傾き補正処理前の画像情報に基づいて、今回のモードに応じた処理が実行される(ステップS59)。
この第5形態は、どのモードであっても傾きのない画像情報を得ることとし、画像情報上での傾き補正処理を行なうことが可能なモードでは画像情報上での傾き補正処理を実行することで原稿読取りの静粛性を確保する、というものである。例えば非定形寸法の原稿など、画像情報上での画像傾き補正処理に適さない原稿のときは、ロールへの突き当てによる原稿の傾き矯正動作が実行される。
図13は、第6形態を示したフローチャートである。尚、この第6形態は、本発明を、画像読取装置として構成した場合の一形態に相当する。
ここでは原稿上の画像の読取りが行なわれる(ステップS61)。
そしてその原稿が定形寸法の原稿であるか否かが判定され(ステップS62)、定形寸法の原稿であったときは、画像情報上での傾き量の算出(ステップS63)、および画像の傾き補正処理(ステップS64)が実行される。
そしてその処理により得られた新たな画像情報に基づいて、モードに応じた処理、例えばFAX送信処理やI/Oインタフェース40(図1参照)を経由してのコンピュータなどへの送信処理等が行なわれる。
非定形寸法の原稿であったときは、ステップS61での読取りにより得られた画像情報のまま、モードに応じた処理が実行される(ステップS65)。
この第6形態によれば、読取りの静粛性が確保され、かつ定形寸法の原稿の場合は画像の傾きのない画像情報が生成される。
この第6形態も、定形寸法の原稿がほとんどのユーザ向けの形態である。
尚、この図13に示す第6形態の場合、モードの如何を問わずにこの図13に示す処理が実行されるため、ロールへの突き当てによる原稿の傾き矯正の機能は不要である。
また、この図13に示す第6形態の場合、複合機である必要はなく、例えばスキャナ単体としての機能しかない装置、あるいはコピー機能しかない装置についても適用することができる。
1 複合機
10 画像読取装置
11 原稿トレイ
12 原稿排出トレイ
13 読取光学系
13A 第1キャリッジ
13B 第2キャリッジ
14 透明ガラス
20 画像形成装置
21,21K,21C,21M,21C 画像形成ユニット
22 感光体
23 露光器
24 中間転写ベルト
25 1次転写ロール
26 2次転写ロール
27A 第1トレイ
27B 第2トレイ
28 定着器
29 排紙トレイ
30 演算部
31 傾き量算出部
32 画像傾き補正処理部
40 I/Oインタフェース
50 FAXインタフェース
60 制御部
61 ユーザインタフェース
70 回路部
111 第1ロール
111〜116 第1ロール〜第6ロール
117 位置規制部材
121〜126 第1センサ〜第6センサ
131 ランプ
132,133,134 反射ミラー
135 レンズ
136 読取センサ
137 反射板
241 ロール
242 クリーナ
271 搬送ロール
272 搬送ベルト
273 排出ロール
281 加熱ロール
282 加圧ロール
611 スタートボタン
612 テンキー
613 タッチパネル

Claims (7)

  1. 画像が形成されている原稿から該画像を読み取って画像情報を生成する画像読取装置と、画像情報に基づく画像を用紙上に形成する画像形成装置とを備えて、少なくとも、ファクシミリ機能およびコピー機能を有する複合機であって、
    原稿を搬送して読取位置を通過させる搬送部と、
    前記読取位置を通過する原稿に光を照射し反射光を読み取ることにより、該原稿の端縁および該原稿上の画像を表わす画像情報を生成する読取部と、
    前記読取部で得られた画像情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出する傾き量算出部と、
    前記読取部により原稿を読み取って生成した画像情報により表わされる画像の傾きを前記傾き量算出部により算出された該原稿の傾き量に基づいて補正して傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報を生成する第1の傾き補正部と、
    読み取られる原稿が当該複合機において寸法が既知である定形寸法の原稿であるか又は非定形寸法の原稿であるかを選択する選択部を備え、
    ファクシミリ機能を使って画像情報を送信する送信モードにおいて、前記選択部により定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第1の傾き補正部を動作させて傾き補正後の画像を表わす画像情報に基づくファクシミリ信号を送信させ、前記選択部により非定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第1の傾き補正部による画像の傾き補正動作を禁止して、傾き補正前の画像情報に基づくファクシミリ信号を送信させる制御部とを備えたことを特徴とする複合機。
  2. 画像が形成されている原稿から該画像を読み取って画像情報を生成する画像読取装置と、画像情報に基づく画像を用紙上に形成する画像形成装置とを備えて、少なくとも、ファクシミリ機能およびコピー機能を有する複合機であって、
    原稿を搬送して読取位置を通過させる搬送部と、
    前記読取位置を通過する原稿に光を照射し反射光を読み取ることにより、該原稿の端縁および該原稿上の画像を表わす画像情報を生成する読取部と、
    前記読取部で得られた画像情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出する傾き量算出部と、
    前記読取部により原稿を読み取って生成した画像情報により表わされる画像の傾きを前記傾き量算出部により算出された該原稿の傾き量に基づいて補正して傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報を生成する第1の傾き補正部と
    前記搬送部による原稿搬送の、前記読取位置よりも上流側に配置され、搬送されてきた原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2の傾き補正部とを備え、
    前記第1の傾き補正部による傾き補正と前記第2の傾き補正部による傾き補正とを択一的に切り替え、ファクシミリ機能を使って画像情報を送信する送信モードにおいては、前記第1の傾き補正部による画像の傾き補正動作を禁止し、前記第2の傾き補正部を動作させながら画像情報送信用の原稿を前記読取部により読み取って生成した画像情報に基づくファクシミリ信号を送信させる制御部とを備えたことを特徴とする複合機。
  3. 画像が形成されている原稿から該画像を読み取って画像情報を生成する画像読取装置と、画像情報に基づく画像を用紙上に形成する画像形成装置とを備えて、少なくとも、ファクシミリ機能およびコピー機能を有する複合機であって、
    原稿を搬送して読取位置を通過させる搬送部と、
    前記読取位置を通過する原稿に光を照射し反射光を読み取ることにより、該原稿の端縁および該原稿上の画像を表わす画像情報を生成する読取部と、
    前記読取部で得られた画像情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出する傾き量算出部と、
    前記読取部により原稿を読み取って生成した画像情報により表わされる画像の傾きを前記傾き量算出部により算出された該原稿の傾き量に基づいて補正して傾きが補正された画像を表わす新たな画像情報を生成する第1の傾き補正部と、
    読み取られる原稿が当該複合機において寸法が既知である定形寸法の原稿であるか又は非定形寸法の原稿であるかを選択する選択部と、
    前記搬送部による原稿搬送の、前記読取位置よりも上流側に配置され、搬送されてきた原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2の傾き補正部とを備え、
    ファクシミリ機能を使って画像情報を送信する送信モードにおいては前記第1の傾き補正部による画像の傾き補正動作を禁止するとともに、前記送信モードにおいて前記選択部により定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を禁止し、前記選択部により非定形寸法の原稿であることが選択された場合には前記第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を実行させるものであることを特徴とする複合機。
  4. 前記搬送部による原稿搬送の、前記読取位置よりも上流側に配置され、搬送されてきた原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2の傾き補正部を備え、
    前記制御部が、前記送信モードにおいて、前記選択部により定形寸法の原稿であることが選択された場合は前記第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を禁止し、該選択部により非定形寸法の原稿であることが選択された場合に該第2の傾き補正部による原稿の傾き補正動作を実行させるものであることを特徴とする請求項1記載の複合機。
  5. 前記読取位置を通過する原稿の、光の照射を受ける表面に対する裏面側に配置された背景部を備え、
    前記読取部が、前記背景部からの反射光も読み取ることにより、前記読取位置を通過する原稿の端縁の情報を含む画像情報を生成するものであって、
    前記傾き量算出部が、前記読取部で生成された画像情報に含まれる原稿の端縁の情報に基づいて、前記読取位置を通過した原稿の傾き量を算出するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の複合機。
  6. 読取位置を通過する原稿にあてられた光の反射光から原稿を読み取る読取部と、
    該読取位置を通過する原稿の該読取部に対する傾きを検出する検出部と、
    該検出部の検出結果から該読取部で読み取った原稿の傾斜を補正する第1補正部と、
    該読取位置よりも上流側に配置され、該原稿の先端の突当てを受けて該原稿の傾きを補正する第2補正部と、
    原稿を送信のため読み込む際には該第1補正部による補正動作を禁止し、該第2補正部により補正するよう制御する制御部と、を備えた読取装置。
  7. 原稿の形状を定形か非定形か選択する選択部とを備え、
    該制御部は該選択部で定型が選ばれた場合は、送信のため読み込む際でも該第2傾き補正部による原稿の傾き補正動作を禁止して第1補正部による補正を実行させるよう制御する請求項記載の読取装置。
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