JP5597082B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機および発電機を含んだ回転電機に関する。
モータケースに形成された、端子箱の開口部を覆うカバーに関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。この従来技術においては、車両走行用モータのケースの外周面上において、ステータ端子と外部からのパワーケーブル端子とを接続するための端子箱を形成し、端子箱中において双方の端子を接続した後、カバーにより端子箱を塞ぐものである。
これによれば、矩形状のカバーの4隅に端子箱への取付用のネジを通す穴を設け、カバーの各辺において、ネジ穴同士の間の中央部位をカバーの内面側に向けて反らせている。このカバーを締付ネジによって端子箱に取り付ける場合、内面側に反った部位が端子箱に押圧されてシール性能を発揮し、外部から端子箱の内部に水等が浸入することを防ぐことができる。
特開2010−115003号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されたような端子箱のカバーにおいては、その反り形状を決定することに困難がともなう。すなわち、カバーの内面側への反りを大きくすれば、各辺の中央部位において端子箱を押圧する荷重を増大させることはできるが、締付ネジの緩みを招くことになる。一方、カバーの反りが少ないと、各辺の中央部位のシール性能が低下することになる。
このような課題を避けるために、端子箱と開口を覆うカバーとの間に、平板状のシール部材であるガスケットを介装させることが考えられる。ガスケットは、合成樹脂材料等によって可撓性を有するように形成されており、取付ネジによる所定の締付力により、安定したシール性能を発揮することができる。
ところが、端子箱と外部とを遮断するためにガスケットを使用した場合、それに起因して新たな課題が発生する。例えば、端子箱をカバーにより閉じる場合、端子箱の上端にガスケットとカバーを、それぞれの位置を合わせてこの順に置いた後、締付ネジをカバーとガスケットの双方に挿入する。この作業中において、端子箱上にガスケットを置いた後、ガスケットの上にカバーを載置する前には、端子箱上にガスケットを固定するものがないため、端子箱からガスケットが落下することがある。
これと反対に、端子箱のメンテナンスのために端子箱を開放する場合、端子箱からカバーを取り外した途端、端子箱からガスケットが落下することがある。これらの不具合現象は、端子箱に対する作業性を著しく低下させる恐れがある。
また、モータによって、ケース上における端子箱の位置および向きは一様ではない。すなわち、モータ周囲の部材の配置状況、モータ内部の配線の状態、メンテナンス性等によって、端子箱はモータケースの様々な位置に設けられ、その開口部の向きも一様ではない。したがって、ケース上において、端子箱の上端面が水平方向に対して所定の角度だけ傾いていることはよくあり、この場合に、上述したガスケットの端子箱からの落下が特に発生しやすい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成によって、端子箱からのシール部材の落下を防止することのできる回転電機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る回転電機の発明の構成上の特徴は、ステータコイルを有するステータと、ステータと半径方向に対向して配置され、ステータに対して回転可能に設けられたロータと、ステータおよびロータを内蔵したハウジングと、を備え、ハウジングの外周面からは筒状部が突出することにより、筒状部の内部には、ハウジングの外部と連通した端子収容空間が形成され、端子収容空間内においては、ステータコイルに対し電気的に接続されたコイル端子が配置されるとともに、外部からの電力供給用配線の端部が導入されてコイル端子に繋がれ、電力供給用配線とコイル端子とが接続された状態で、筒状部の突端部には、平板状のシール部材を挟むように蓋板が取り付けられることにより、端子収容空間とハウジングの外部との連通が液密的に遮断される回転電機であって、突端部は、水平方向に対して一方向に所定角度だけ傾斜しており、傾斜した突端部のうち、下方に位置する部位の外周側には、突端部よりも筒状部の突出方向に突き出た突部が形成され、シール部材には、突部を平面方向に挟むように、一対の係合片が形成され、蓋板の外周縁には、突部に対し係合する当接部が形成されていることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1の回転電機において、筒状部は金属材料によりハウジングと一体成形され、突端部は、筒状部を切削加工して筒状部の高さを低下させて形成され、突部は、筒状部を切削加工する場合に未加工にすることにより、突端部よりも高く形成されることである。
請求項1に係る回転電機によれば、シール部材が筒状部に形成された突部と係合することにより、蓋板を被せる前に、あるいは蓋板を取り外した後に、シール部材が突端部から落下することを防ぐことができる。
また、突部は、筒状部の外周側において突端部よりも筒状部の突出方向に突き出ており、シール部材には突部を平面方向に挟むように、一対の係合片が形成されていることにより、蓋板を被せる前に、あるいは蓋板を取り外した後に、例え、シール部材に外力が加わったとしても、シール部材が平面方向に移動することがなく、突端部からの落下を確実に防ぐことができる。
また、突部は、傾斜した突端部のうち下方に位置する部位の外周側に形成され、蓋板の外周縁には突部に対し係合する当接部が形成されていることにより、蓋板も突端部上を降下しないようにすることができる。
請求項2に係る回転電機によれば、筒状部は金属材料によりハウジングと一体成形され、突端部は、筒状部を切削加工して筒状部の高さを低下させて形成され、突部は、筒状部を切削加工する場合に未加工にすることにより、突端部よりも高く形成されるため、特別の工程を必要とせずに突部を容易に形成することができる。
本発明の一実施形態による電動モータを使用した車両の駆動システム図 図1に示した電動モータの車両に搭載された状態を示した断面図 図2に示したモータハウジングに形成された端子箱の斜視図 図3に示した端子箱にガスケットを取り付けた状態を示した斜視図 端子箱に封止カバーを取り付けた状態を示した拡大斜視図
図1乃至図5に基づき、本発明の一実施形態による電動モータ1について説明する。電動モータ1は、ハイブリッド車両の車輪駆動用の同期モータである。しかしながら、本発明はこれに限定されるべきものではなく、家庭用電器に設けられるモータあるいは一般的な産業用機械を駆動するモータといった、あらゆる電動モータに適用することが可能である。
尚、説明中において回転軸方向あるいは軸方向という場合、特に断らなければ、電動モータ1の回転軸Cに沿った方向、すなわち図2における左右方向を意味する。また、図2において、左方を電動モータ1およびクラッチ装置3の前方といい、右方を後方ということがあるが、実際の車両上における方向とは無関係である。
図1は、本実施形態による電動モータ1(本発明の回転電機に該当する)を使用したハイブリッド車両のパワートレーンの概略を示している。図1において、太線は車両の機械的な連結を示し、細線は装置間をつなぐ油圧配管を示す。また、一点鎖線は電力の供給線を示し、破線による矢印は制御用の信号線を示している。
また、図1において、切換弁16、油圧ポンプ17およびリザーバ部18は電動モータ1と別体に記載されているが、実際には、切換弁16および油圧ポンプ17はクラッチ装置3とともに電動モータ1と一体化され、リザーバ部18は、モータハウジング11内に形成されている。これにより、電動モータ1、クラッチ装置3、切換弁16および油圧ポンプ17によって、フロントモジュールMDを形成している。
図1に示したように、車両のエンジン2と電動モータ1のロータ13(後述する)とは、湿式多板クラッチであるクラッチ装置3を介して直列に接続されている。また、ハイブリッド車両駆動用の電動モータ1には、車両のトランスミッション4が直列に接続されており、トランスミッション4には、デファレンシャル装置5を介して、車両の右駆動輪6Rおよび左駆動輪6Lが接続されている。以下、右駆動輪6Rおよび左駆動輪6Lを包括して駆動輪6R、6Lという。
エンジン2は、炭化水素系の燃料により出力を発生させる通常の内燃機関である。電動モータ1は、これに限定されるものではないが、車輪駆動用の同期モータであり、トランスミッション4は通常の自動変速機である。また、クラッチ装置3は、普段はエンジン2と電動モータ1との間を接続しているノーマリクローズタイプのクラッチ装置であり、エンジン2と電動モータ1との間のトルク伝達を断続している。
図1に示すように、切換弁16は3ポートを有する2ポジションの電磁弁であり、その一つのポートは、管路によって後述するクラッチ装置3の圧力室PCに接続されている。また、他の一つのポートには、油圧ポンプ17の吐出口が接続され、残る一つのポートには、電動モータ1内のリザーバ部18が接続されている。油圧ポンプ17の吸込口は、常に、リザーバ部18と接続されている。
切換弁16が、図1に示した作動位置P1にある場合、油圧ポンプ17の吐出口が圧力室PCに接続されており、リザーバ部18がオリフィスを介して油圧ポンプ17の吐出口および圧力室PCに接続されている。この時、油圧ポンプ17がリザーバ部18内のオイルを吸引して、切換弁16を介して圧力室PCへと吐出し、クラッチ装置3の接続を解除状態とする。この状態においては、圧力室PCとリザーバ部18との連通と、油圧ポンプ17からリザーバ部18へのオイルの供給とがオリフィスによって制限されるため、圧力室PC内には十分な液圧が発生する。
また、切換弁16が非作動位置P2にある場合、油圧ポンプ17の吐出口と圧力室PCとがリザーバ部18と接続され、圧力室PC内のオイル(液圧)がリザーバ部18へと戻されてクラッチ装置3が接続される。切換弁16が非作動位置P2にある場合、油圧ポンプ17は停止されている。
電動モータ1のステータ14(後述する)は、インバータ71を介して車両バッテリ72と接続されている。車両バッテリ72の電力は、インバータ71によって3相交流に変換された後、電動モータ1に供給されることにより電動モータ1のロータ13を駆動する。また、電動モータ1によって発電された電力は、インバータ71を介して車両バッテリ72へと充電される。
エンジンECU81は、エンジン2および後述するハイブリッドECU82と接続されており、ハイブリッドECU82からのエンジン出力信号に基づいて、エンジン2の回転数を制御する。
ハイブリッドECU82には、上述した切換弁16および油圧ポンプ17が電気的に接続されており、それぞれの作動を制御している。
また、ハイブリッドECU82にはインバータ71が接続されており、図示しないアクセル開度センサ、トランスミッション4のシフトポジションスイッチ、車速センサ等による検出信号に基づいて、インバータ71に対して駆動信号を送信して電動モータ1の駆動トルクを制御する。また、上述したように、ハイブリッドECU82はエンジンECU81に対してエンジン出力信号を送信し、エンジン2の回転数を制御している。さらに、ハイブリッドECU82には車両バッテリ72が電気的に接続されており、車両バッテリ72の充電状態に基づいて、適宜、電動モータ1を発電機として作動させる。
図1に示したパワートレーンを用いた車両は、発進時にはクラッチ装置3の接続を解除し、主に電動モータ1によりトランスミッション4を介して駆動輪6R、6Lを回転させる。
また、車両の走行中において加速する必要が生じた場合、クラッチ装置3を接続し、電動モータ1に加えてエンジン2の駆動力により走行する。
車両のブレーキ操作が行われた場合、クラッチ装置3の接続が解除された上で回生制動が行われる。さらに、電動モータ1は、クラッチ装置3を介してエンジン2により駆動され、発電機としても機能する。
図2に示すように、モータハウジング11(本発明のハウジングに該当する)は、ロータ13およびステータ14を内蔵した状態で、前方をモータカバー12により封止されている。モータカバー12の前方にはエンジン2が取り付けられ、モータハウジング11の後方にはトランスミッション4が配設されている。
また、電動モータ1を構成するロータ13とエンジン2との間には、湿式多板クラッチであるクラッチ装置3が介装されている。クラッチ装置3は、エンジン2、電動モータ1およびトランスミッション4の回転軸でもある回転軸Cを中心に回転する。
エンジン2のフライホイールには、ダンパを介してインプットシャフト31が連結されている(フライホイールおよびダンパはともに図示せず)。インプットシャフト31の外周面には、クラッチ装置3を形成するクラッチインナ311が形成されており、クラッチインナ311に対しエンジン2の駆動力が入力可能に形成されている。クラッチインナ311は、ベアリング121を介して、モータカバー12に支承されている。
クラッチインナ311の外周面には、複数のスプライン溝311aが形成されている。スプライン溝311aには、複数枚の駆動ディスク32が、回転軸方向に重ねられた状態で支承されている。各々の駆動ディスク32は略リング状に形成され、その内周端には、円周上に複数の突部32aが設けられており、これらの突部32aが、スプライン溝311aに対して係合している。これにより、各々の駆動ディスク32は、クラッチインナ311に対し回転軸C方向に移動可能で、かつ、クラッチインナ311とともに回転可能に形成されている。駆動ディスク32の表裏面には、摩擦材(図示せず)が形成されている。
一方、モータハウジング11の内周部には、電動モータ1のステータ14が、スクリュー144により取り付けられている。ステータ14の複数のコア141には、それぞれ回転磁界発生用のコイル142(本発明のステータコイルに該当する)が巻回されている。コイル142は、バスリング143を介してインバータ71と接続されている。
また、ステータ14の半径方向内方には、電動モータ1のロータ13が配置されている。ロータ13は、ステータ14と所定のギャップを保持しながら対向するように設けられている。ロータ13は、複数の積層鋼板131が一対の保持プレート132a、132bにより挟まれた状態で、固定部材133を貫通させて端部をかしめることにより形成されている。また、ロータ13の円周上には、複数の界磁極用マグネット134が設けられている。
上述した構成を備えた電動モータ1において、車両バッテリ72からインバータ71を介して、コイル142に対し例えば三相の交流電流が供給される。これにより、ステータ14において回転磁界が発生し、回転磁界に起因する吸引力または反発力によって、ステータ14に対しロータ13が回転される。
ロータ13の一側の保持プレート132aの内端には、保持ボルト135により、クラッチアウタ33の軸方向の一端部が取り付けられている。クラッチアウタ33は、回転軸Cを中心に、クラッチインナ311に対し相対回転可能に形成されている。クラッチアウタ33には円筒部331が形成され、円筒部331の軸方向端部には、受圧プレート332が固定されている。受圧プレート332は、上述した駆動ディスク32のうち、軸方向の最端位置にあるものと対向している。
また、円筒部331の内周面側には、略リング状に形成された複数の従動プレート34が配置されている。円筒部331の内周面には、円周上に複数のスプライン溝331aが形成されている。一方、従動プレート34の外周部には複数の突部34aが設けられ、各々の突部34aがスプライン溝331aに係合している。これにより従動プレート34は、クラッチアウタ33に対して回転軸C方向に移動可能で、かつ、クラッチアウタ33とともに回転可能に形成されている。各々の従動プレート34は、それぞれ上述した複数の駆動ディスク32の間に、交互に介装されている。
クラッチアウタ33は半径方向内方に延びており、内端においてトランスミッション4に含まれるトルクコンバータ(図示せず)のタービンシャフト41とスプライン嵌合している。タービンシャフト41の軸方向端部には、ポンプインペラーに連結された連結メンバ42が一体回転可能なように取り付けられている。これにより、クラッチアウタ33の駆動力が、トランスミッション4のトルクコンバータに入力可能に形成されている。クラッチアウタ33の内端部は、軸受38を介して、モータハウジング11の固定壁111に支承されている。
また、クラッチアウタ33には回転位置センサ15の可動体151が形成されており、可動体151と対向するように固定壁111に設けられた検出体152により、クラッチアウタ33が取り付けられたロータ13の回転位置が検出されている。
クラッチアウタ33には、コの字状に屈曲した収容部333が形成されている。収容部333中には、プランジャ部材35が軸方向に移動可能に収容されている。プランジャ部材35は略円環状に形成され、内周端において収容部333に対して液密的に嵌合している。
また、プランジャ部材35の外周端には、軸方向に延びた当接部351が形成され、当接部351の内周面および収容部333に対し、固定部材36が液密的に嵌合している。固定部材36は、図2における左方には移動不能に形成されている。これにより、収容部333、プランジャ部材35および固定部材36とによって、圧力室PCが形成されている。尚、クラッチアウタ33および固定部材36を包括した構成が、本発明の伝達部材に該当する。
図2に示すように、収容部333とプランジャ部材35との間には、ピストンスプリング37が介装されている。ピストンスプリング37は、プランジャ部材35において圧力室PCが形成された側と反対側に当接し、プランジャ部材35を固定部材36に向けて(図2において左方に)付勢している。ピストンスプリング37により付勢されたプランジャ部材35の当接部351は、駆動ディスク32および従動プレート34を受圧プレート332に向けて押圧する。
固定壁111には、半径方向内方へと延びたオイル通路111aが形成され、オイル通路111aは途中において斜めへと延び、先端において軸方向に延びる供給通路111bに接続されている。オイル通路111aと供給通路111bの端部には、それぞれ止栓部材112a、112bが嵌着され、オイル通路111aおよび供給通路111bを外部に対して封止している。また、供給通路111bには、半径方向外方へと延びる吐出孔111cが接続されており、固定壁111には、吐出孔111cと連通するように外周スリット111dが全周上に形成されている。
さらに、クラッチアウタ33には、外周スリット111dと、上述した圧力室PCとを連通させるように貫通孔334が形成されている。これにより、油圧ポンプ17からオイル通路111aに供給された液圧は、供給通路111b、吐出孔111c、外周スリット111dおよび貫通孔334を介して、圧力室PCに導入される。
また、供給通路111bには潤滑孔111eが接続されており、油圧ポンプ17からの液圧は、潤滑孔111eを介して潤滑油として軸受38にも供給される。尚、図2に示すように、モータハウジング11の上端部にはオイル供給孔111fが貫通しており、オイル供給孔111fからリザーバ部18内にオイルが注入される。オイル供給孔111fには、封止プラグ113が螺着され、モータハウジング11内を外部と遮断している。
上述したように、ピストンスプリング37によって、プランジャ部材35が固定部材36に向けて付勢されている。これにより、複数の駆動ディスク32と従動プレート34は、受圧プレート332とプランジャ部材35の当接部351との間で、互いに圧着されてトルク伝達が可能となる。したがって、クラッチ装置3が接続状態となり、駆動ディスク32と従動プレート34は一体に回転し、クラッチインナ311からクラッチアウタ33に対し、駆動力が伝達される。
一方、油圧ポンプ17からの液圧が圧力室PCに供給されることにより、ピストンスプリング37を撓ませてプランジャ部材35が図2において右方に移動し、当接部351による駆動ディスク32と従動プレート34との圧着状態が解除される。したがって、クラッチ装置3が非接続状態となり、クラッチインナ311からクラッチアウタ33への駆動力の伝達が遮断される。
図3に示すように、モータハウジング11の外周面上からは、角筒状の端子箱114(本発明の筒状部に該当する)が外方に向けて突出している。端子箱114は、例えば、アルミニウム合金によってモータハウジング11と一体に形成されており、内部にはモータハウジング11の外部と連通した端子収容空間STが形成されている。端子箱114の底部(図示せず)は、ステータ14が設けられたモータハウジング11の内部とは仕切られており、モータハウジング11内のオイルが端子収容空間ST内に浸入しないように遮断されている。
端子箱114は、2個ずつが対向した4つの側壁114a、114b、114c、114dを有している。端子箱114は鉛直上方より所定角度だけ傾いた状態で、モータハウジング11から突出している。また、端子箱114の上端面114e(本発明の突端部に該当する)は、水平に対して一方向に所定角度だけ傾いている。
すなわち、側壁114bの上端が側壁114dの上端よりも低い位置に形成され、それにともない、側壁114aと側壁114cの上端が、側壁114d側から114b側に向けて下がるように一定の角度で傾斜している。また、側壁114bおよび側壁114dの上端自体も、同角度で傾斜している。図3に示したように、上端面114eには、複数のカバー取付穴114fが形成されている。
図3に示すように、下方に位置する側壁114bの外周側には、ストッパ部114g(本発明の突部に該当する)が一体に形成されている。ストッパ部114gは、側壁114bの長さ方向の略中央部に形成されている。ストッパ部114gは端子箱114と同方向に延びており、その上端部は、端子箱114の上端面114eよりも上方に突出している。
端子箱114の上端面114eは、端子箱114の上方を切削加工して、端子箱114の高さを低下させることにより形成されている。上端面114eは、当該切削加工によって、シール可能なように平坦に形成されている。ストッパ部114gは、上端面114eが切削加工される際に未加工にすることにより、上端面114eよりも高く形成されている。
端子箱114の一つの側壁114aには、モータハウジング11の内部から各々U相用、V相用、W相用の3個の端子プラグ115(図3において、2個のみ示す)が貫通している。それぞれの端子プラグ115は、側壁114aに対して液密的に嵌合しており、端子収容空間ST内への水等の浸入を防止している。それぞれの端子プラグ115の先端には、バスバー115a(本発明のコイル端子に該当する)が形成され、端子収容空間ST内に突出している。各々のバスバー115aは、前述したステータ14のコイル142に対し電気的に接続されている。
一方、側壁114aと対向した端子箱114のもう一つの側壁114cには、3つのケーブル挿入孔114hと3つのネジ孔114iが貫通している。ケーブル挿入孔114hは、それぞれU相用、V相用、W相用のケーブル116(本発明の電力供給用配線に該当する)の端部に形成されたケーブルプラグ116aが挿入されるためのものである(図4示)。また、ネジ孔114iは、締付ネジ116bによって、側壁114cに対しケーブルプラグ116aを固定するために形成されている。それぞれのケーブルプラグ116aは、端子プラグ115と同様に、側壁114cに対して液密的に取り付けられており、ケーブル挿入孔114hおよびネジ孔114iを介した端子収容空間ST内への水等の浸入を防止している。
各々のケーブルプラグ116aの先端にはターミナル116cが形成されており、ターミナル116cは前述したインバータ71に対し電気的に接続されている。ケーブルプラグ116aが側壁114cに取り付けられることにより、ターミナル116cは端子収容空間ST内に突出する。ターミナル116cは、締結ボルト116dによって、各相ごとにバスバー115aに接続される(図4示)。
ターミナル116cとバスバー115aとが接続された状態で、端子箱114の上端面114eには平板状のガスケット117(本発明のシール部材に該当する)が載置される。ガスケット117は、可撓性を有する合成樹脂材料等によって形成されている。ガスケット117は、上端面114eと同形状となるように4辺を有する枠状に形成され、上端面114eのカバー取付穴114fと一致する位置には、複数の貫通孔117aが形成されている。
さらに、ガスケット117の上からは、略長方形状の金属板により形成された封止カバー118(本発明の蓋板に該当する)が取り付けられている。封止カバー118にも、カバー取付穴114fと一致する位置には、複数のボルト孔118aが形成されている。封止カバー118のボルト孔118aとガスケット117の貫通孔117aに挿入した複数の取付ボルト119を、上端面114eのカバー取付穴114fに締め付けることにより、端子箱114は封止される。この状態において、ガスケット117は封止カバー118と上端面114eとの間において挟まれて圧着されることにより、端子収容空間STとモータハウジング11の外部との連通を液密的に遮断する。
図3に示すように、ガスケット117のストッパ部114g側に位置する枠部117bからは、互いに対向した一対の突片117c(本発明の係合片に該当する)がガスケット117の外方に向けて突出している。双方の突片117c同士の間には空間が形成され、当該空間は枠部117bの長さ方向の略中央部に形成されている。当該空間は、ストッパ部114gを上端面114eと平行な平面でカットした場合の断面よりも大きく形成されている。
これにより、ガスケット117を上端面114eに載置した状態で、端子箱114のストッパ部114gが上述の空間内に配置され、一対の突片117cは、ストッパ部114gを平面方向(上端面114eが延びている方向)に挟むように位置する。この時、それぞれの突片117cとストッパ部114gとの間には、所定の間隔が形成されている(図5示)。
したがって、封止カバー118により端子箱114を閉じるために、取付ボルト119を上端面114eのカバー取付穴114fに締め付ける場合に、突片117cとストッパ部114gとが係合してガスケット117の位置が拘束されることがないため、ガスケット117の貫通孔117aをカバー取付穴114fに容易に位置合わせすることができる。
端子収容空間ST内において、ターミナル116cとバスバー115aとが接続された状態で端子箱114を閉じるために、上端面114eにガスケット117を置いた後、封止カバー118をガスケット117の上に被せる。この時、上端面114eにガスケット117を載置し、かつ、封止カバー118をガスケット117の上に被せる前の状態においては、上端面114eが傾斜しているため、上端面114e上をガスケット117が降下しようとする。しかしながら、枠部117bがストッパ部114gの側面に当接し、ガスケット117が上端面114eから落下することが防止される。
また、上端面114eにガスケット117が載置され、かつ、封止カバー118をガスケット117の上に被せる以前の状態において、作業者の手が触れる等してガスケット117に外力が加わった場合、上端面114e上をガスケット117が平面方向にわずかに移動し、双方あるいはいずれかの突片117cがストッパ部114gに当接する。これにより、上端面114eにおいて、ガスケット117に平面方向への大きな位置ずれが発生せず、ガスケット117の上端面114eからの落下を確実に防止することができる。
一方、封止した端子箱114を開放する場合、取付ボルト119を抜き去って封止カバー118を取り外すと、上述した場合と同様に、上端面114e上をガスケット117が降下しようとする。この場合にも、枠部117bがストッパ部114gの側面に当接し、ガスケット117が上端面114eから落下することが防止される。また、封止カバー118を取り外した後、ガスケット117に外力が加わっても、突片117cがストッパ部114gに当接してガスケット117の位置ずれを防ぎ、ガスケット117の落下を防止することができる。
また、一対の突片117cによって、上端面114eにおけるガスケット117の平面方向の位置決めを行うことができるため、取付ボルト119を端子箱114に締め付ける場合に、取付ボルト119を貫通孔117aに容易に挿入することができる。
また、封止カバー118の長手方向の両端部(両方の短辺のほぼ中央部)には、それぞれ係合部118b(本発明の当接部に該当する)が突出している。図5に示すように、一側の係合部118bはストッパ部114gの側面に対して斜め上方から当接し、取付ボルト119を締め付ける以前、あるいは取付ボルト119を抜き去った後の状態において、封止カバー118が上端面114eから落下することを防止している。
また、係合部118bによって、上端面114eにおける封止カバー118の位置決めを行うことができるため、取付ボルト119を端子箱114に締め付ける場合に、取付ボルト119を封止カバー118のボルト孔118aに対し、容易に挿入することができる。
また、係合部118bは封止カバー118の長手方向の両端部に形成されているため、いずれの端部を上端面114eのストッパ部114g側に配置しても、封止カバー118の落下防止および上端面114e上における位置決めを行うことができる。
本実施形態によれば、ガスケット117が端子箱114に形成されたストッパ部114gと係合することにより、封止カバー118を被せる前に、あるいは封止カバー118を取り外した後に、ガスケット117が上端面114eから落下することを防ぐことができる。
また、ストッパ部114gは、端子箱114の外周側において上端面114eよりも端子箱114の突出方向に突き出ており、ガスケット117にはストッパ部114gを平面方向に挟む一対の突片117cが形成されていることにより、封止カバー118を被せる前に、あるいは封止カバー118を取り外した後に、例え、ガスケット117に外力が加わったとしても、ガスケット117が平面方向に移動することがなく、上端面114eからの落下を確実に防ぐことができる。
また、ストッパ部114gは、上端面114eのうち下方に位置する部位の外周側に形成され、封止カバー118の外周縁にはストッパ部114gに対し斜め上方から係合する係合部118bが形成されたことにより、封止カバー118も上端面114e上を降下することがなくなり、上端面114eからの落下が防止される。
また、端子箱114は金属材料によりモータハウジング11と一体成形され、上端面114eは、端子箱114を切削加工して端子箱114の高さを低下させて形成される。そして、ストッパ部114gは、端子箱114を加工する場合に未加工にすることにより、上端面114eよりも高く形成されるため、特別の工程を必要とせずに、ストッパ部114gを容易に形成することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明は、端子箱114の上端面114eが、水平方向に対して傾斜していない場合にも適用可能であり、この場合にも十分な効果を発揮することが可能である。
また、端子箱114に凹部を形成し、ガスケット117を凹部と係合させることにより、上端面114eからの落下防止を行ってもよい。
また、端子箱114は、モータハウジング11とは別体のものをモータハウジング11の外周面上に取り付けて形成してもよい。
また、ストッパ部114gは端子箱114に複数個設けてもよい。例えば、ストッパ部114gを、端子箱114の対向する側壁114aと114cまたは114bと114dの外周側に形成することにより、両方向からの外力に抗して、ガスケット117を上端面114e上に保持できる。また、ストッパ部114gを、側壁114a、114b、114c、114dの外周側にそれぞれ形成することにより、4方からの外力に抗して、ガスケット117を上端面114e上に保持できる。
また、ガスケット117の一対の突片117cは、ガスケット117の長手方向の両端部にそれぞれ形成してもよい。
また、封止カバー118の係合部118bは、封止カバー118の長手方向の一側の端部のみに形成されていてもよい。
また、本発明による電動モータ1は、同期モータ、誘導モータ、直流モータあるいはそれ以外のあらゆる回転電機に適用可能である。
また、本発明による電動モータ1は、電動機としてのみ使用してもよいし、発電機としてのみ使用してもよい。
図面中、1は電動モータ(回転電機)、11はモータハウジング(ハウジング)、13はロータ、14はステータ、114は端子箱(筒状部)、114eは上端面(突端部)、114gはストッパ部(突部)、115aはバスバー(コイル端子)、116はケーブル(電力供給用配線)、117はガスケット(シール部材)、117cは突片(係合片)、118は封止カバー(蓋板)、118bは係合部(当接部)、142はコイル(ステータコイル)、STは端子収容空間を示している。

Claims (2)

  1. ステータコイルを有するステータと、
    前記ステータと半径方向に対向して配置され、前記ステータに対して回転可能に設けられたロータと、
    前記ステータおよび前記ロータを内蔵したハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングの外周面からは筒状部が突出することにより、前記筒状部の内部には、前記ハウジングの外部と連通した端子収容空間が形成され、
    前記端子収容空間内においては、前記ステータコイルに対し電気的に接続されたコイル端子が配置されるとともに、外部からの電力供給用配線の端部が導入されて前記コイル端子に繋がれ、
    前記電力供給用配線と前記コイル端子とが接続された状態で、前記筒状部の突端部には、平板状のシール部材を挟むように蓋板が取り付けられることにより、前記端子収容空間と前記ハウジングの外部との連通が液密的に遮断される回転電機であって、
    前記突端部は、
    水平方向に対して一方向に所定角度だけ傾斜しており、
    傾斜した前記突端部のうち、下方に位置する部位の外周側には、前記突端部よりも前記筒状部の突出方向に突き出た突部が形成され、
    前記シール部材には、
    前記突部を平面方向に挟むように、一対の係合片が形成され、
    前記蓋板の外周縁には、
    前記突部に対し係合する当接部が形成されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記筒状部は、
    金属材料により前記ハウジングと一体成形され、
    前記突端部は、
    前記筒状部を切削加工して、前記筒状部の高さを低下させて形成され、
    前記突部は、
    前記筒状部を切削加工する場合に未加工にすることにより、前記突端部よりも高く形成されることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
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