JP5569265B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機および発電機を含んだ回転電機に関する。
それぞれが別々の液圧ポンプに接続された一対のストレーナを油溜め内に配置し、各々の液圧ポンプを作動させて油溜め内の油をくみ上げ、油路を介して車両駆動用モータへ供給している電動モータの冷却装置に関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術によれば、車両の走行状態に応じて各々の液圧ポンプを作動させることにより、常に、車両駆動用モータへ十分な冷却油を供給することができる。
また、油溜め内の互いに異なる位置に、それぞれのストレーナが配置されていることにより、走行中に車両が傾斜等して油面が揺れた場合でも、少なくともいずれかのストレーナを油面より下方に位置させることができる。したがって、油面の揺動にも拘らず、常に、油を車両駆動用モータへ供給することができるというものである。
特開2010−28980号公報
ところで、上述した特許文献1に開示された冷却装置においては、車両の走行により油面が傾斜あるいは揺れた場合に、いずれかの液圧ポンプがストレーナを介して空気を吸う可能性がある。液圧ポンプが空気を吸った場合、吸引した空気の量だけ車両駆動用モータへ供給される油量が減少するため、その分だけ車両駆動用モータに対する冷却性能が低下する。
これを防止するために、上述した従来技術においては、液圧ポンプと車両駆動用モータとの間にチッェクボール弁を設けて、液圧ポンプからの流体に空気が混入していた場合に、チッェクボール弁によって油路を遮断したり、液圧ポンプから吐出される冷却油をキャッチタンクに供給して、冷却油と空気を分離したりしている。
このように、上述した冷却装置においては、液圧ポンプが吸引した空気を排除するために、チッェクボール弁やキャッチタンクを設けており、構成が複雑化するとともに装置が大型化し、コストの増大を余儀なくされている。
また、液圧ポンプによる空気の吸引を低減するために、油溜め内の油の量を増やして油面の高さを上昇させる方法もある。しかしながら、モータハウジング内に油溜めが設けられている場合、油面の高さが上昇すると、車両駆動用モータのロータの回転抵抗が増大し、車両の燃費が低下するという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成によって、ハウジング内に油を吐出する液圧ポンプが空気を吸引することを低減することのできる回転電機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る回転電機の発明の構成上の特徴は、ハウジングに取り付けられたステータと、ステータと半径方向に対向して設けられ、ステータに対し回転可能なロータと、ハウジング内に形成された油の貯留部と、貯留部内に配置されたフィルタと、吸入口がフィルタと接続され、フィルタを介して吸い込んだ貯留部内の油をハウジング内に吐出し、ハウジング内において冷却油または潤滑油もしくは作動油として機能させる液圧ポンプと、を備えた回転電機であって、フィルタは、ハウジングの壁部から貯留部内に突出しており、ハウジングは、フィルタの貯留部内に突出している部位を覆って、フィルタと貯留部とを隔離するとともに、フィルタを覆った部位には、フィルタと貯留部とを連通させる開口を有しており、開口を通った貯留部内の油が、フィルタを通過して液圧ポンプにより吸引されることである。
ここで、フィルタを覆う部位は、必ずしもステータ等を収容するハウジング本体と一体化されていなくてもよく、ハウジング本体と別体の部材をハウジング本体に取り付け、当該部材によりフィルタが覆われていてもよい。
また、フィルタと貯留部とを連通させる開口は、フィルタを覆った部位に複数個形成されていてもよい。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1の回転電機において、ロータは、クラッチ装置を介して、エンジンの駆動力により回転する入力部材と接続され、クラッチ装置は、ロータと連結され、入力部材に対して相対回転可能な伝達部材と、回転軸方向に移動可能で、入力部材および伝達部材のうちの一方とともに回転可能な摩擦部材と、回転軸方向に移動可能で、摩擦部材を、入力部材および伝達部材のうちの他方に向けて押圧する押圧部材と、入力部材および伝達部材のうちのいずれかに取り付けられ、押圧部材を回転軸方向に付勢する弾性部材と、入力部材および伝達部材のうちのいずれかと、押圧部材における弾性部材が取り付けられた側と反対側との間に形成された圧力室と、を備え、弾性部材からの付勢力を受けた押圧部材によって摩擦部材が押圧され、入力部材および伝達部材のうちの他方に対して圧着されることにより、入力部材とロータとの間において駆動力が伝達され、圧力室に液圧ポンプから吐出された液圧が供給されることにより、弾性部材を撓ませて押圧部材による摩擦部材に対する付勢を解除し、入力部材とロータとの間の駆動力の伝達を遮断する、あるいは、圧力室に液圧ポンプから吐出された液圧が供給されることにより、弾性部材の付勢力に抗して押圧部材を付勢し、付勢力を受けた押圧部材によって摩擦部材が押圧され、入力部材および伝達部材のうちの他方に対して圧着されることにより、入力部材とロータとの間において駆動力が伝達され、液圧ポンプからの液圧が解除されることにより、弾性部材により押圧部材が摩擦部材から離れる方向に付勢され、入力部材とロータとの間の駆動力の伝達を遮断することである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または2の回転電機において、ハウジングの下端部には、貯留部内の油を排出させるためのドレイン孔が貫通しており、開口とドレイン孔は、中心が互いに同軸上に位置するように形成されていることである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至3のうちのいずれかの回転電機において、開口は、ロータの回転軸を含んだ沿直方向に延びる平面に対して、ロータの回転方向下流側に位置することである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至4のうちのいずれかの回転電機において、貯留部内において、ハウジングの底部と開口が形成されたハウジングの部位とが対向しており、双方の間には、油が滞留する空間が形成されていることである。
請求項1に係る回転電機によれば、フィルタがハウジングの壁部から貯留部内に突出しており、ハウジングはフィルタの貯留部内に突出している部位を覆って、フィルタと貯留部とを隔離するとともに、フィルタを覆った部位には、フィルタと貯留部とを連通させる開口を有しており、開口を通った貯留部内の油が、フィルタを通過して液圧ポンプにより吸引される。
このため、ハウジングによりフィルタと貯留部とが隔離され、油面が傾斜あるいは揺動してもフィルタが油面上に露出することがなく、液圧ポンプが空気を吸引することを低減することができる。
請求項2に係る回転電機によれば、液圧ポンプから吐出された液圧は、クラッチ装置を接続するため、あるいは、クラッチ装置の接続を解除するために圧力室に供給されていることにより、液圧ポンプによる空気の吸引を防止し、クラッチ装置の作動を確実に行うことができる。
請求項3に係る回転電機によれば、開口とドレイン孔は、中心が互いに同軸上に位置するように形成されていることにより、ハウジング上に開口およびドレイン孔を形成する場合に、一つの穿孔工程によって同時に形成することができ、加工工程を低減することができる。
請求項4に係る回転電機によれば、開口は、ロータの回転軸を含んだ沿直方向に延びる平面に対して、ロータの回転方向下流側に位置することにより、よりいっそう、液圧ポンプが空気を吸引することを低減することができる。
本発明者は、ロータの回転によって、ハウジング内におけるロータの回転方向下流側の油面が、ロータの非回転時における油面よりも高くなることを見出した。したがって、開口をロータの回転方向下流側に位置させることにより、開口が空気にさらされることを防止し、液圧ポンプが空気を吸引することをさらに低減することができる。
請求項5に係る回転電機によれば、貯留部内において、ハウジングの底部と開口が形成されたハウジングの部位との間に、油が滞留する空間が形成されていることにより、開口が空気にさらされることがなく、液圧ポンプが空気を吸引することをさらに低減することができる。
本発明の一実施形態による電動モータを使用した車両の駆動システム図 図1に示した電動モータの車両に搭載された状態を示した断面図 図2に示した電動モータの内部にあるストレーナを回転軸方向に見た場合の部分断面図 図3に示した電動モータにおいて、油面が逆方向に揺動した場合の部分断面図 図3のA−A断面図 図3のB−B断面図
図1乃至図6に基づき、本発明の一実施形態による電動モータ1について説明する。電動モータ1は、ハイブリッド車両の車輪駆動用の同期モータである。しかしながら、本発明はこれに限定されるべきものではなく、家庭用電器に設けられるモータあるいは一般的な産業用機械を駆動するモータといった、あらゆる電動モータに適用することが可能である。
尚、説明中において回転軸方向あるいは軸方向という場合、特に断らなければ、電動モータ1の回転軸Cに沿った方向、すなわち図2における左右方向を意味する。また、図2において、左方を電動モータ1およびクラッチ装置3の前方といい、右方を後方ということがあるが、実際の車両上における方向とは無関係である。
図1は、本実施形態による電動モータ1を使用したハイブリッド車両のパワートレーンの概略を示している。図1において、太線は車両の機械的な連結を示し、細線は装置間をつなぐ油圧配管を示す。また、一点鎖線は電力の供給線を示し、破線による矢印は制御用の信号線を示している。
また、図1において、切換弁16、油圧ポンプ17およびリザーバ部18は電動モータ1と別体に記載されているが、実際には、切換弁16および油圧ポンプ17はクラッチ装置3とともに電動モータ1と一体化され、リザーバ部18は、モータハウジング11内に形成されている。これにより、電動モータ1、クラッチ装置3、切換弁16および油圧ポンプ17によって、フロントモジュールMD(本発明の回転電機に該当する)を形成している。
図1に示したように、車両のエンジン2と電動モータ1のロータ13(後述する)とは、湿式多板クラッチであるクラッチ装置3を介して直列に接続されている。また、ハイブリッド車両駆動用の電動モータ1には、車両のトランスミッション4が直列に接続されており、トランスミッション4には、デファレンシャル装置5を介して、車両の右駆動輪6Rおよび左駆動輪6Lが接続されている。以下、右駆動輪6Rおよび左駆動輪6Lを包括して駆動輪6R、6Lという。
エンジン2は、炭化水素系の燃料により出力を発生させる通常の内燃機関である。電動モータ1は、これに限定されるものではないが、車輪駆動用の同期モータであり、トランスミッション4は通常の自動変速機である。また、クラッチ装置3は、普段はエンジン2と電動モータ1との間を接続しているノーマリクローズタイプのクラッチ装置であり、エンジン2と電動モータ1との間のトルク伝達を断続している。
図1に示すように、切換弁16は3ポートを有する2ポジションの電磁弁であり、その一つのポートは、管路によって後述するクラッチ装置3の圧力室PCに接続されている。また、他の一つのポートには、油圧ポンプ17の吐出口が接続され、残る一つのポートには、電動モータ1内のリザーバ部18(本発明の貯留部に該当する)が接続されている。油圧ポンプ17の吸込口は、常に、リザーバ部18と接続されている。
切換弁16が、図1に示した作動位置P1にある場合、油圧ポンプ17の吐出口が圧力室PCに接続されており、リザーバ部18がオリフィスを介して油圧ポンプ17の吐出口および圧力室PCに接続されている。この時、油圧ポンプ17がリザーバ部18内のオイルを吸引して、切換弁16を介して圧力室PCへと吐出し、クラッチ装置3の接続を解除状態とする。この状態においては、圧力室PCとリザーバ部18との連通と、油圧ポンプ17からリザーバ部18へのオイルの供給とがオリフィスによって制限されるため、圧力室PC内には十分な液圧が発生する。
また、切換弁16が非作動位置P2にある場合、油圧ポンプ17の吐出口と圧力室PCとがリザーバ部18と接続され、圧力室PC内のオイル(液圧)がリザーバ部18へと戻されてクラッチ装置3が接続される。切換弁16が非作動位置P2にある場合、油圧ポンプ17は停止されている。
電動モータ1のステータ14(後述する)は、インバータ71を介して車両バッテリ72と接続されている。車両バッテリ72の電力は、インバータ71によって3相交流に変換された後、電動モータ1に供給されることにより電動モータ1のロータ13を駆動する。また、電動モータ1によって発電された電力は、インバータ71を介して車両バッテリ72へと充電される。
エンジンECU81は、エンジン2および後述するハイブリッドECU82と接続されており、ハイブリッドECU82からのエンジン出力信号に基づいて、エンジン2の回転数を制御する。
ハイブリッドECU82には、上述した切換弁16および油圧ポンプ17が電気的に接続されており、それぞれの作動を制御している。
また、ハイブリッドECU82にはインバータ71が接続されており、図示しないアクセル開度センサ、トランスミッション4のシフトポジションスイッチ、車速センサ等による検出信号に基づいて、インバータ71に対して駆動信号を送信して電動モータ1の駆動トルクを制御する。また、上述したように、ハイブリッドECU82はエンジンECU81に対してエンジン出力信号を送信し、エンジン2の回転数を制御している。さらに、ハイブリッドECU82には車両バッテリ72が電気的に接続されており、車両バッテリ72の充電状態に基づいて、適宜、電動モータ1を発電機として作動させる。
図1に示したパワートレーンを用いた車両は、発進時にはクラッチ装置3の接続を解除し、主に電動モータ1によりトランスミッション4を介して駆動輪6R、6Lを回転させる。
また、車両の走行中において加速する必要が生じた場合、クラッチ装置3を接続し、電動モータ1に加えてエンジン2の駆動力により走行する。
車両のブレーキ操作が行われた場合、クラッチ装置3の接続が解除された上で回生制動が行われる。さらに、電動モータ1は、クラッチ装置3を介してエンジン2により駆動され、発電機としても機能する。
図2に示すように、モータハウジング11(本発明のハウジングに該当する)はアルミニウム合金等により一体に形成され、ロータ13およびステータ14を内蔵した状態で、前方をモータカバー12により封止されている。モータカバー12の前方にはエンジン2が取り付けられ、モータハウジング11の後方にはトランスミッション4が配設されている。
また、電動モータ1を構成するロータ13とエンジン2との間には、湿式多板クラッチであるクラッチ装置3が介装されている。クラッチ装置3は、エンジン2、電動モータ1およびトランスミッション4の回転軸でもある回転軸Cを中心に回転する。
エンジン2のフライホイールには、ダンパを介してインプットシャフト31(本発明の入力部材に該当する)が連結されている(フライホイールおよびダンパはともに図示せず)。インプットシャフト31の外周面には、クラッチ装置3を形成するクラッチインナ311が形成されており、クラッチインナ311に対しエンジン2の駆動力が入力可能に形成されている。クラッチインナ311は、ベアリング121を介して、モータカバー12に支承されている。
クラッチインナ311の外周面には、複数のスプライン溝311aが形成されている。スプライン溝311aには、複数枚の駆動ディスク32(本発明の摩擦部材に該当する)が、回転軸方向に重ねられた状態で支承されている。各々の駆動ディスク32は略リング状に形成され、その内周端には、円周上に複数の突部32aが設けられており、これらの突部32aが、スプライン溝311aに対して係合している。これにより、各々の駆動ディスク32は、クラッチインナ311に対し回転軸C方向に移動可能で、かつ、クラッチインナ311とともに回転可能に形成されている。駆動ディスク32の表裏面には、摩擦材(図示せず)が形成されている。
一方、モータハウジング11の内周部には、電動モータ1のステータ14が、スクリュー144により取り付けられている。ステータ14の複数のコア141には、それぞれ回転磁界発生用のコイル142が巻回されている。コイル142は、バスリング143を介してインバータ71と接続されている。
また、ステータ14の半径方向内方には、電動モータ1のロータ13が配置されている。ロータ13は、ステータ14と所定のギャップを保持しながら対向するように設けられている。ロータ13は、複数の積層鋼板131が一対の保持プレート132a、132bにより挟まれた状態で、固定部材133を貫通させて端部をかしめることにより形成されている。また、ロータ13の円周上には、複数の界磁極用マグネット134が設けられている。
上述した構成を備えた電動モータ1において、車両バッテリ72からインバータ71を介して、コイル142に対し例えば三相の交流電流が供給される。これにより、ステータ14において回転磁界が発生し、回転磁界に起因する吸引力または反発力によって、ステータ14に対しロータ13が回転される。
ロータ13の一側の保持プレート132aの内端には、保持ボルト135により、クラッチアウタ33の軸方向の一端部が取り付けられている。クラッチアウタ33は、回転軸Cを中心に、クラッチインナ311に対し相対回転可能に形成されている。クラッチアウタ33には円筒部331が形成され、円筒部331の軸方向端部には、受圧プレート332が固定されている。受圧プレート332は、上述した駆動ディスク32のうち、軸方向の最端位置にあるものと対向している。
また、円筒部331の内周面側には、略リング状に形成された複数の従動プレート34が配置されている。円筒部331の内周面には、円周上に複数のスプライン溝331aが形成されている。一方、従動プレート34の外周部には複数の突部34aが設けられ、各々の突部34aがスプライン溝331aに係合している。これにより従動プレート34は、クラッチアウタ33に対して回転軸C方向に移動可能で、かつ、クラッチアウタ33とともに回転可能に形成されている。各々の従動プレート34は、それぞれ上述した複数の駆動ディスク32の間に、交互に介装されている。
クラッチアウタ33は半径方向内方に延びており、内端においてトランスミッション4のタービンシャフト41とスプライン嵌合している。タービンシャフト41の軸方向端部には、ポンプインペラーに連結された連結メンバ42が一体回転可能なように取り付けられている。これにより、クラッチアウタ33の駆動力が、トランスミッション4のトルクコンバータに入力可能に形成されている。クラッチアウタ33の内端部は、軸受38を介して、モータハウジング11の固定壁111に支承されている。
また、クラッチアウタ33には回転位置センサ15の可動体151が形成されており、可動体151と対向するように固定壁111に設けられた検出体152により、クラッチアウタ33が取り付けられたロータ13の回転位置が検出されている。
クラッチアウタ33には、コの字状に屈曲した収容部333が形成されている。収容部333中には、プランジャ部材35(本発明の押圧部材に該当する)が軸方向に移動可能に収容されている。プランジャ部材35は略円環状に形成され、内周端において収容部333に対して液密的に嵌合している。
また、プランジャ部材35の外周端には、軸方向に延びた当接部351が形成され、当接部351の内周面および収容部333に対し、固定部材36が液密的に嵌合している。固定部材36は、図2における左方には移動不能に形成されている。これにより、収容部333、プランジャ部材35および固定部材36とによって、圧力室PCが形成されている。尚、クラッチアウタ33、従動プレート34および固定部材36を包括した構成が、本発明の伝達部材に該当する。
図2に示すように、収容部333とプランジャ部材35との間には、ピストンスプリング37(本発明の弾性部材に該当する)が介装されている。ピストンスプリング37は、プランジャ部材35において圧力室PCが形成された側と反対側に当接し、プランジャ部材35を固定部材36に向けて(図2において左方に)付勢している。ピストンスプリング37により付勢されたプランジャ部材35の当接部351は、駆動ディスク32および従動プレート34を受圧プレート332に向けて押圧する。
固定壁111には、半径方向内方へと延びたオイル通路111aが形成され、オイル通路111aは途中において斜めへと延び、先端において軸方向に延びる供給通路111bに接続されている。オイル通路111aと供給通路111bの端部には、それぞれ止栓部材112a、112bが嵌着され、オイル通路111aおよび供給通路111bを外部に対して封止している。また、供給通路111bには、半径方向外方へと延びる吐出孔111cが接続されており、固定壁111には、吐出孔111cと連通するように外周スリット111dが全周上に形成されている。
さらに、クラッチアウタ33には、外周スリット111dと、上述した圧力室PCとを連通させるように貫通孔334が形成されている。これにより、油圧ポンプ17からオイル通路111aに供給された液圧は、供給通路111b、吐出孔111c、外周スリット111dおよび貫通孔334を介して、圧力室PCに導入される。
また、供給通路111bには潤滑孔111eが接続されており、油圧ポンプ17からの液圧は、潤滑孔111eを介して潤滑油あるいは冷却油として軸受38にも供給される。
上述したように、ピストンスプリング37によって、プランジャ部材35が固定部材36に向けて付勢されている。これにより、複数の駆動ディスク32と従動プレート34は、受圧プレート332とプランジャ部材35の当接部351との間で、互いに圧着されてトルク伝達が可能となる。したがって、クラッチ装置3が接続状態となり、駆動ディスク32と従動プレート34は一体に回転し、クラッチインナ311からクラッチアウタ33に対し、駆動力が伝達される。
一方、油圧ポンプ17からの液圧が圧力室PCに供給されることにより、ピストンスプリング37を撓ませてプランジャ部材35が図2において右方に移動し、当接部351による駆動ディスク32と従動プレート34との圧着状態が解除される。したがって、クラッチ装置3が非接続状態となり、クラッチインナ311からクラッチアウタ33への駆動力の伝達が遮断される。
図3に示すように、モータハウジング11の外周面には、前述した切換弁16と油圧ポンプ17とが取り付けられている。また、モータカバー12と固定壁111とで囲まれた空間には、オイルが封入された前述のリザーバ部18が形成されている。図3に示すように、リザーバ部18はモータハウジング11の下方に形成され、ロータ13の駆動抵抗を低減するため、その油面Hは、電動モータ1の静止状態においてロータ13の下端部付近に位置している。
図2に示すように、モータハウジング11の上端部にはオイル供給孔111fが貫通しており、オイル供給孔111fからリザーバ部18内にオイルが注入される。オイル供給孔111fには、封止プラグ113が螺着され、モータハウジング11内を外部と遮断している。
ストレーナ19(本発明のフィルタに該当する)は、濾過部材として通常に使用されるものであり、本実施形態においては、合成樹脂材料等により略円筒状に形成されている。ストレーナ19は、リザーバ部18内に配置されるように、モータハウジング11の外周壁114(本発明の壁部に該当する)から突出している(図3示)。モータハウジング11もリザーバ部18内に突出し、後述する吸引口114aを除いてストレーナ19の全面を覆っている。モータハウジング11がストレーナ19を覆うことにより、ストレーナ19とリザーバ部18とが隔離されている。モータハウジング11のうちストレーナ19を覆っている部位は、外周壁114と一体に形成されている。
モータハウジング11がストレーナ19を覆うことにより、モータハウジング11内には、シリンダ状のストレーナ室115が形成されている。ストレーナ19はストレーナ室115に圧入等されることによりモータハウジング11内に保持され、ストレーナ室115とモータハウジング11の外部とを液密的に遮断している。図5または図6に示すように、ストレーナ19を覆うモータハウジング11の部位は固定壁111と一体化しており、これにより、ストレーナ19は固定壁111中に内蔵される。
また、ストレーナ19を覆った部位の下方部には、ストレーナ19の下面とリザーバ部18とを連通させる吸引口114a(本発明の開口に該当する)が貫通している。換言すれば、吸引口114aはリザーバ部18とストレーナ室115とを連通している。
図3に示すように、モータハウジング11中においてストレーナ19が配置されたストレーナ室115と油圧ポンプ17の吸込口とは、吸込路116により接続されている。図6に示すように、吸込路116は固定壁111内に形成されている。また、吸込路116の下端部には、封止栓117が嵌着され、吸込路116をモータハウジング11の外部と遮断している(図3示)。さらに、油圧ポンプ17の吐出口は、接続路118を介して切換弁16と接続されており、切換弁16は前述したオイル通路111aに接続されている。
上述した構成によって、油圧ポンプ17が作動すると、リザーバ部18内のオイルが吸引口114aを通ってストレーナ室115内に流入する。ストレーナ19の外周側から内周側へと通過したオイルは、吸込路116を介して油圧ポンプ17により吸引される。
油圧ポンプ17により吐出されたオイルは、接続路118および切換弁16を介して前述したオイル通路111aへと供給され、クラッチ装置3の接続を解除するための作動油として機能する。
また、前述したように、油圧ポンプ17により吐出されたオイルは、潤滑孔111eを介して潤滑油あるいは冷却油として軸受38にも供給される。
また、リザーバ部18内のオイルは、ロータ13が回転することにより掻き上げられて、電動モータ1またはクラッチ装置3の冷却油、あるいは、潤滑油としても機能する。
図3に示したように、吸引口114aは、ロータ13の回転軸を含んだ沿直方向に延びる平面(図3においてVにて示した紙面に垂直な平面)に対して、ロータ13の回転方向下流側(図3において平面Vよりも左方)に位置している。
また、モータハウジング11の外周壁114の下端部には、リザーバ部18内のオイルをモータハウジング11の外部に排出させるためのドレイン孔111gが貫通している。リザーバ部18内にオイルを封入している場合、ドレイン孔111gにはシールプラグ119が螺着されている。図3に示すように、モータハウジング11に設けられた吸引口114aとドレイン孔111gは、中心が互いに同軸上に位置するように形成されている。
また、リザーバ部18内において、モータハウジング11の底部と吸引口114aが形成されたモータハウジング11の部位とが接近して対向している。これにより、双方の間には、入り江形状をした小さな空間であるオイル溜り部Sが形成されている。オイル溜り部Sは、常に、リザーバ部18内のオイルが容易に滞留しやすいように形成されている。
本実施形態によれば、ストレーナ19がモータハウジング11の外周壁114からリザーバ部18内に突出しており、モータハウジング11はストレーナ19のリザーバ部18内に突出している部位の全面を覆っている。また、モータハウジング11のストレーナ19を覆った部位には、ストレーナ19の下面とリザーバ部18とを連通させる吸引口114aが形成されており、吸引口114aを通ったリザーバ部18内のオイルが、ストレーナ19を通過して油圧ポンプ17により吸引される。
このため、モータハウジング11によりストレーナ19とリザーバ部18とが隔離され、油面が傾斜あるいは揺動してもストレーナ19が油面上に露出することがなく、油圧ポンプ17が空気を吸引することを低減することができる。
また、ストレーナ19とリザーバ部18とを連通させる吸引口114aは、ストレーナ19の下方に形成されているため油面上に露出することがなく、油圧ポンプ17は空気を吸い込むことがなく、吸引口114aを介してリザーバ部18内のオイルを確実に吸引することができる。
また、油圧ポンプ17から吐出された液圧は、クラッチ装置3の接続を解除するために圧力室PCに供給されていることにより、油圧ポンプ17による空気の吸引を防止し、クラッチインナ311とロータ13との間の接続を確実に遮断することができる。
また、吸引口114aとドレイン孔111gは、中心が互いに同軸上に位置するように形成されていることにより、少なくとも、モータハウジング11上に吸引口114aおよびドレイン孔111gの下穴(ドレイン孔111gに雌螺子山を設ける前に形成する孔)を形成する場合に、ドリル等を使用した一つの穿孔工程によって同時に形成することができ、加工工程を低減することができる。
また、複数の切削径を有する段付ドリルを使用することにより、吸引口114aとドレイン孔111gの下穴との間に内径の差があっても、一つのドリルによる切削工程によって双方を同時に加工することができる。
また、吸引口114aは、ロータ13の回転軸を含んだ沿直方向に延びる平面Vに対して、ロータ13の回転方向下流側に位置することにより、よりいっそう、油圧ポンプ17が空気を吸引することを低減することができる。
本発明者は、ロータ13の回転によって、モータハウジング11内におけるロータ13の回転方向下流側の油面が、ロータ13の非回転時における油面よりも高くなることを見出した。一方、ロータ13の回転によって、モータハウジング11内におけるロータ13の回転方向上流側の油面は、ロータ13の非回転時における油面よりも低くなることも分かった。
これに関しては、図3において、ロータ13が非回転状態にあり、かつ、電動モータ1の横方向(図3における左方)への加速度が働いた場合の油面を二点鎖線F1にて示し、この状態に加え、さらに、ロータ13が時計回りに回転した場合の油面を実線F2にて示している。
また、図4において、ロータ13が非回転状態にあり、かつ、電動モータ1の横方向(図3における右方)への加速度が働いた場合の油面を二点鎖線F3にて示し、この状態に加え、さらに、ロータ13が時計回りに回転した場合の油面を実線F4にて示している。
これから分かるように、吸引口114aをロータ13の回転方向下流側に位置させることにより、吸引口114aが空気にさらされることを防止し、油圧ポンプ17が空気を吸引することをさらに低減することができる。
また、リザーバ部18内において、モータハウジング11の底部と吸引口114aが形成されたモータハウジング11の部位との間に、オイルが滞留する入り江形状をした空間であるオイル溜り部Sが形成されていることにより、吸引口114aが空気にさらされることがなく、油圧ポンプ17が空気を吸引することをさらに低減することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
油圧ポンプ17により吐出されるオイルは、クラッチ装置3を断続させるための作動油としてのみ機能させてもよいし、モータハウジング11内の各部材の冷却油あるいは潤滑油としてのみ機能させてもよい。
また、ストレーナ19を覆う部位は、必ずしもステータ14等を収容するモータハウジング11の本体部分と一体化されていなくてもよく、モータハウジング11の本体部分と別体の部材を本体部分に取り付け、当該部材によりストレーナ19が覆われていてもよい。
また、ストレーナ19の下面とリザーバ部18とを連通させる吸引口114aは、ストレーナ19を覆った部位に複数個形成されていてもよい。
また、吸引口114aは必ずしもストレーナ19の下方に形成されていなくてもよく、例えば、ストレーナ19の側面とリザーバ部18とを連通していてもよい。
また、クラッチ装置3は、単板式のクラッチ装置であってもよい。
また、クラッチ装置3は、ノーマリオープンタイプのクラッチ装置であってもよい。すなわち、ピストンスプリング37の付勢力によって、プランジャ部材35を駆動ディスク32から離れる方向に付勢し、切換弁16が作動位置P1にある状態において、圧力室PCに油圧ポンプ17から吐出された液圧が供給されることにより、ピストンスプリング37の付勢力に抗してプランジャ部材35を付勢し、付勢力を受けたプランジャ部材35によって駆動ディスク32が押圧され、クラッチインナ311とクラッチアウタ33との間において駆動力が伝達されるようにし、切換弁16が非作動位置P2にある状態において、ピストンスプリング37によりプランジャ部材35が駆動ディスク32から離れる方向に付勢され、クラッチインナ311とクラッチアウタ33との間の駆動力の伝達を遮断するようにしてもよい。
また、本発明による電動モータ1は、同期モータ、誘導モータ、直流モータあるいはそれ以外のあらゆる回転電機に適用可能である。
また、本発明による電動モータ1は、電動機としてのみ使用してもよいし、発電機としてのみ使用してもよい。
図面中、1は電動モータ、2はエンジン、3はクラッチ装置、11はモータハウジング(ハウジング)、13はロータ、14はステータ、17は油圧ポンプ(液圧ポンプ)、18はリザーバ部(貯留部)、19はストレーナ(フィルタ)、31はインプットシャフト(入力部材)、32は駆動ディスク(摩擦部材)、33はクラッチアウタ(伝達部材)、35はプランジャ部材(押圧部材)、37はピストンスプリング(弾性部材)、111gはドレイン孔、114は外周壁(壁部)、114aは吸引口(開口)、MDはフロントモジュール(回転電機)、PCは圧力室、Sはオイル溜り部(油が滞留する空間)、Vはロータの回転軸を含んだ沿直方向に延びる平面を示している。

Claims (5)

  1. ハウジングに取り付けられたステータと、
    前記ステータと半径方向に対向して設けられ、前記ステータに対し回転可能なロータと、
    前記ハウジング内に形成された油の貯留部と、
    前記貯留部内に配置されたフィルタと、
    吸入口が前記フィルタと接続され、前記フィルタを介して吸い込んだ前記貯留部内の油を前記ハウジング内に吐出し、前記ハウジング内において冷却油または潤滑油もしくは作動油として機能させる液圧ポンプと、
    を備えた回転電機であって、
    前記フィルタは、
    前記ハウジングの壁部から前記貯留部内に突出しており、
    前記ハウジングは、
    前記フィルタの前記貯留部内に突出している部位を覆って、前記フィルタと前記貯留部とを隔離するとともに、前記フィルタを覆った部位には、前記フィルタと前記貯留部とを連通させる開口を有しており、
    前記開口を通った前記貯留部内の油が、前記フィルタを通過して前記液圧ポンプにより吸引されることを特徴とする回転電機。
  2. 前記ロータは、
    クラッチ装置を介して、エンジンの駆動力により回転する入力部材と接続され、
    前記クラッチ装置は、
    前記ロータと連結され、前記入力部材に対して相対回転可能な伝達部材と、
    回転軸方向に移動可能で、前記入力部材および前記伝達部材のうちの一方とともに回転可能な摩擦部材と、
    回転軸方向に移動可能で、前記摩擦部材を、前記入力部材および前記伝達部材のうちの他方に向けて押圧する押圧部材と、
    前記入力部材および前記伝達部材のうちのいずれかに取り付けられ、前記押圧部材を回転軸方向に付勢する弾性部材と、
    前記入力部材および前記伝達部材のうちのいずれかと、前記押圧部材における前記弾性部材が取り付けられた側と反対側との間に形成された圧力室と、
    を備え、
    前記弾性部材からの付勢力を受けた前記押圧部材によって前記摩擦部材が押圧され、前記入力部材および前記伝達部材のうちの他方に対して圧着されることにより、前記入力部材と前記ロータとの間において駆動力が伝達され、
    前記圧力室に前記液圧ポンプから吐出された液圧が供給されることにより、前記弾性部材を撓ませて前記押圧部材による前記摩擦部材に対する付勢を解除し、前記入力部材と前記ロータとの間の駆動力の伝達を遮断する、
    あるいは、
    前記圧力室に前記液圧ポンプから吐出された液圧が供給されることにより、前記弾性部材の付勢力に抗して前記押圧部材を付勢し、付勢力を受けた前記押圧部材によって前記摩擦部材が押圧され、前記入力部材および前記伝達部材のうちの他方に対して圧着されることにより、前記入力部材と前記ロータとの間において駆動力が伝達され、
    前記液圧ポンプからの液圧が解除されることにより、前記弾性部材により前記押圧部材が前記摩擦部材から離れる方向に付勢され、前記入力部材と前記ロータとの間の駆動力の伝達を遮断することを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 前記ハウジングの下端部には、
    前記貯留部内の油を排出させるためのドレイン孔が貫通しており、
    前記開口と前記ドレイン孔は、中心が互いに同軸上に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記開口は、
    前記ロータの回転軸を含んだ沿直方向に延びる平面に対して、前記ロータの回転方向下流側に位置することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 前記貯留部内において、前記ハウジングの底部と前記開口が形成された前記ハウジングの部位とが対向しており、双方の間には、油が滞留する空間が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の回転電機。
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