JP5596107B2 - ワイパーブレード - Google Patents

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Description

本発明は、複数のレバー部材からなる支持部をカバー部材で被覆したワイパーブレード(いわゆるデザインブレード)に関する。
ワイパーブレードにおいては、被払拭面(例えば自動車のガラス面)を払拭するワイパーラバーを支持する支持部を、互いに回動可能に連結された複数のレバー部材から構成したものがある(いわゆるトーナメント型ワイパーブレード)。更に、近年においては、複数のレバー部材からなる支持部をカバー部材で覆うことにより外観を向上させたワイパーブレード(いわゆるデザインブレード)が用いられるようになってきている。
特許第4227052号には、このようなデザインブレードが提案されている。
図10には、特許第4227052号で提案されているワイパーブレード101の一部を示す。図示されるように、ワイパーブレード101は、ワイパーラバー102を支持する支持部を構成するレバー部材として、プライマリレバー103とセカンダリレバー104を備えている。また、これらのレバー部材を覆うカバー部材として、センターカバー部105とサイドカバー部106とを備えている。
プライマリレバー103には、連結ピン107を介してセカンダリレバー104が回動可能に連結されている。また、プライマリレバー103は、連結ピン107に隣接して先端側に延びる延長部108を備えており、この延長部108には、連結穴109が形成されている。この連結穴109に、サイドカバー部106の連結突起110が嵌合することにより、サイドカバー部106は、プライマリレバー103に対して回動可能に連結されている。また、サイドカバー部106の先端部111は、ワイパーラバー102に対して取り付けられている。
このような構成により、ワイパーブレード101において、払拭作業の進行に伴ってワイパーラバー102が変形すると、サイドカバー部106がプライマリレバー103に対して回動して、ワイパーラバー102の変形に追従するようになっている。
特許第4227052号
このように、この従来のワイパーブレード101において、サイドカバー部106は、プライマリレバー103に対して連結されている。したがって、プライマリレバー103には、サイドカバー部106を取り付けるための延長部108が必要となっている。このため、この従来のワイパーブレード101では、既成のレバー部材とは異なる専用品を用いる必要があり、構成部品の汎用性が低下し、コストアップを招いてしまうという問題点がある。
また、従来から、トーナメント型ワイパーブレードとしては、支持部を3種類のレバー部材(プライマリレバー、セカンダリレバー、ヨークレバー)で構成したワイパーブレードが広く用いられている。このような多数のレバー部材をカバー部材で被覆してデザインブレードとする場合には、被払拭面の湾曲形状(ワイパーラバー及び支持部の変形)に対するカバー部材の追従性を高めるために、レバー部材毎にカバー部材を設けることとなり、部品点数の増加によるコストアップを招いてしまっていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、複数のレバー部材からなる支持部をカバー部材で被覆したワイパーブレードにおいて、被払拭面の湾曲形状に対するカバー部材の適切な追従を確保しつつ、部品の汎用性の向上及び部品点数の削減によるコスト削減を図り得るワイパーブレードを提供することを目的とする。
本発明は、被払拭面を払拭するワイパーラバーと、前記ワイパーラバーを支持する支持部と、前記支持部材の少なくとも一部を被覆する被覆部とを備えたワイパーブレードであって、前記支持部は、上位のレバー部材と、前記上位のレバー部材に対して回動可能に取り付けられた下位のレバー部材とを備え、前記被覆部は、前記上位のレバー部材の少なくとも一部を覆う上位のカバー部材と、前記下位のレバー部材の少なくとも一部を覆う下位のカバー部材とを備えたワイパーブレードにおいて、前記下位のカバー部材は、前記ブレードラバーに対しては結合されていない一方で、前記下位のレバー部材がワイパーブレードの長手方向に摺動可能に挿通されるレバー挿通部を備えた。
前記下位のカバー部材は、前記上位のカバー部材に対して回動可能に連結されていてもよい。
前記下位のレバー部材は、前記ワイパーラバー側において前記レバー挿通部の内側面と接触している一方、前記ワイパーラバーと反対側において前記レバー挿通部の内側面との間に隙間が設けられていてもよい。
前記下位のレバー部材の先端部には、前記ワイパーラバーを保持するための爪部が設けられており、前記レバー挿通部と前記爪部の間には、所定の間隔が設けられていてもよい。
前記下位のカバー部材と前記支持部の間には、空隙部が設けられていてもよい。
前記支持部は、ワイパーブレードの長手方向中央付近に配置されたプライマリレバーと、前記プライマリレバーに対して回動可能に連結されたセカンダリレバーと、前記セカンダリレバーに対して回動可能に連結されたヨークレバーとを備え、前記プライマリレバー及び前記セカンダリレバーが前記上位のレバー部材であり、前記ヨークレバーが前記下位のレバー部材であってもよい。
前記被覆部は、ワイパーブレードの長手方向中央付近に配置されたプライマリカバーと、ワイパーブレードの長手方向端部付近に配置されたセカンダリカバーとを備え、前記プライマリカバーが前記上位のカバー部材であり、前記セカンダリカバーが前記下位のカバー部材であってもよい。
本発明によれば、支持部(例えば支持部3)と被覆部(例えば被覆部4)とを備えたワイパーブレード(例えばワイパーブレード1)において、被覆部の下位のカバー部材(例えばセカンダリカバー30)に、支持部の下位のレバー部材(例えばヨークレバー13)が長手方向に摺動可能に挿通されるレバー挿通部(例えばレバー挿通部36)を備えたので、ワイパーブレードによる払拭作業中に、被払拭面上でのワイパーブレードの移動に伴う払拭位置における被払拭面の湾曲形状の変化に追従してワイパーラバー(例えばワイパーラバー2)及び支持部が変形したときに、下位のレバー部材の動きがレバー挿通部を介して下位のカバー部材に伝達される。したがって、被覆部を含めたワイパーブレードの全体形状が、被払拭面の湾曲形状に追従して一体的且つ適切に変形するようにできる。
また、下位のカバー部材を上位のカバー部材(例えばプライマリカバー20)に対して回動可能に連結すれば、上位のレバー部材(例えばプライマリレバー11)に下位のレバー部材を連結するための構成を備える必要が無くなるので、支持部を構成するレバー部材として既製品を用いることも可能となり、ワイパーブレードの構成部品の汎用性の向上によるコスト削減を図り得る。
また、支持部を構成するレバー部材の種類及び数量が増えたとしても、被覆部には、例えば2種類のカバー部材を設けておけば、被覆部は、被払拭面の湾曲形状に追従した十分に適切な変形(上位のカバー部材に対する下位のカバー部材の回動)をするので、部品点数を削減することができ、コスト削減が可能となる。
また、下位のレバー部材は、ワイパーラバー側においては、レバー挿通部の内側面(例えば保持板35)と接触している一方、ワイパーラバーと反対側においては、レバー挿通部の内側面(凹部34の底面)との間に隙間が設けられているようにすれば、下位のレバー部材の動きがレバー挿通部を介して下位のカバー部材に適切に伝達される一方で、下位のレバー部材の動きがレバー挿通部と干渉して阻害されることはない。
また、下位のレバー部材に設けられた爪部(例えば爪部17)とレバー挿通部の間に所定の間隔を設けるようにすれば、爪部とレバー挿通部が干渉してしまうことはなく、下位のレバー部材及び下位のカバー部材の動きは、共に阻害されることはない。
また、下位のカバー部材と支持部の間に空隙部37を設けるようにすれば、支持部と下位のカバー部材が干渉してしまうことはなく、支持部及び下位のカバー部材の動きは、共に阻害されることない。
本発明の実施形態におけるワイパーブレードの全体構成を示す側面図である。 同じくワイパーブレードの全体構成を示す平面図である。 同じくワイパーブレードの全体構成を示す側断面図である。 同じくプライマリカバーを示す底面図である。 同じくプライマリカバーを示す側断面図である。 同じくセカンダリカバーを示す底面図である。 同じくセカンダリカバーを示す側断面図である。 同じくワイパーブレードの一部を示す側断面図であり、ワイパーラバーが水平な状態を示す。 同じくワイパーブレードの一部を示す側断面図であり、ワイパーラバーが湾曲した状態を示す。 従来のワイパーブレードの一部を示す分解側面図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1から図3には、本発明のワイパーブレード1の全体構成を示す。図示されるように、ワイパーブレード1は、ワイパーラバー2と、ワイパーラバー2を支持する支持部3と、支持部3を覆う被覆部4とを備えている。
ワイパーラバー2は、自動車のガラス面等の被払拭面(図示せず)を払拭するゴム製の長尺部材であり、ワイパーブレード1の下端部に配置されている。ワイパーブレード1の払拭作業において、ワイパーラバー2は、その下端部2A被払拭面に対して押し付けられた状態で、被払拭面に沿って移動するようになっている。
ワイパーラバー2の両側の側部には、ワイパーラバー2の長手方向に沿って延びる金属製板部材であるバーティブラ5が装着されている。バーティブラ5は、ワイパーラバー2による払拭作業中に、ワイパーラバー2を被払拭面に押し付ける力が、ワイパーラバー2の長手方向全体に均一に作用するように機能する。
支持部3は、3種類のレバー部材を互いに回動可能に組み合わせて構成されている。具体的に、支持部3は、プライマリレバー11と、プライマリレバー11の両端部11Bに回動可能に連結された2本のセカンダリレバー12と、各セカンダリレバー12の両端部12Aに回動可能に連結された4本のヨークレバー13とを備えている。なお、本実施形態において、各レバー部材は、金属製のものである。
プライマリレバー11は、ワイパーブレード1の長手方向略中央付近に配置されたレバー部材である。プライマリレバー11の長手方向略中央部には、取り付け軸部11Aが設けられており、この取り付け軸部11Aに対して、図示されないワイパーアームとの結合のための結合部材14が取り付けられている。
プライマリレバー11の両端部11Bには、セカンダリレバー12の長手方向略中央部が、リベット15を介して連結されており、これにより、セカンダリレバー12は、プライマリレバー11に対して、リベット15の周りで回動可能となっている。また、各セカンダリレバー12の両端部12Aには、ヨークレバー13の長手方向略中央部が、リベット16を介して連結されており、これにより、ヨークレバー13は、セカンダリレバー12に対して、リベット16の周りで回動可能となっている。ヨークレバー13は、支持部3の最下端部を構成するレバー部材であり、両端の爪部17において、ブレードラバー2とバーティブラ5を一体に保持している。
このようなに、支持部3を構成するレバー部材(プライマリレバー11、セカンダリレバー12、ヨークレバー13)相互間の配置は、互いの回動により変更され得る。この結果、ワイパーブレード1による払拭作業中に、ワイパーブレード1が被払拭面に沿って移動するのに伴って、被払拭面の払拭されるべき場所の湾曲形状(曲率)が変化し、これに追従してワイパーラバー2が変形する場合、支持部3も、このワイパーラバー2の変形に対応した変形(レバー部材相互間の配置変更)をすることができる。すなわち、ワイパーラバー1は、支持部3とともに、払拭地点における被払拭面の湾曲形状の変化に追従して、適切に変形できるようになっている。
被覆部3は、プライマリカバー20と、プライマリカバー20の両側に配置されたセカンダリレバー30とから構成されている。プライマリカバー20は、ワイパーブレード1の長手方向中央部分を被覆するカバー部材であり、プライマリレバー21の全長にわたって延び、プライマリレバー21の略全体を覆っている。セカンダリカバー30は、ワイパーブレード1の長手方向両端付近を覆うカバー部材であり、セカンダリレバー12の一部と、ワイパーブレード1の両端に配置されたヨークレバー13の一部とを被覆している。なお、本実施形態では、プライマリカバー20及びセカンダリカバー30は、いずれもプラスチック製の部材となっている。
図4及び図5にも詳細に示すように、プライマリカバー20は、所定の形状に加工された頂部21と両側側壁22とからなる容器型の部材であり、支持部3を収容する空間として、頂部21と両側側壁22により囲まれた中空部23を有している。プライマリレバー11は、中空部23内に、略全体が嵌めこまれている。また、両側側壁22の内側面(中空部23側を向いた面)の要所には、複数の保持突起24が設けられている。これにより、中空部23内に収容されたプライマリレバー11が保持突起24と係合して保持されることにより、プライマリレバー11の中空部23からの脱落が防止されている。
プライマリカバー20の頂部21の長手方向略中央部には、開口部24が形成されている。プライマリカバー20にプライマリレバー11が装着されたとき、この開口部25の下方には、プライマリレバー11の長手方向中央部分(取り付け軸11A周辺部分)が配置される。これにより、取り付け軸11Aに取り付けられた結合部材14に対して、ワイパーブレード1の上方から、ワイパーアームを結合することができるようになっている。
プライマリカバー20の両側側壁22の長手方向両端部には、それぞれ、連結部26が延設されている。各連結部26には、連結軸穴27が形成されている。後述するように、これらの連結軸穴27に対して、セカンダリカバー30が回動可能に連結されるようになっている。
なお、図4及び図5におけるプライマリカバー20は、図1から図3における図示と、左右反対に図示されている。
図6及び図7にも詳細に示すように、セカンダリカバー30は、先端側に向けて高さが小さくなる流線型上に加工された容器型の部材であり、支持部3(セカンダリレバー12及びヨークレバー13の一部)を収容するための中空部31を備えている。
セカンダリカバー30の基端の両側内側面には、それぞれ、中空部31の内側に延び出す突起部である連結軸32が形成されている。これらの連結軸32が、プライマリカバー20の対応する連結軸穴27に対して嵌合することにより、セカンダリカバー30が、プライマリカバー20に対して回動可能に連結されるようになっている。
セカンダリカバー30の中空部31の所定箇所には、リブ33が設けられており、このリブ33の下端には、コの字型凹部34が形成されている。更に、このコの字型凹部34の両側下端には、内側に向けて水平方向に延び出す一対の保持板35が設けられている。このような構成により、凹部34と一対の保持板35は、ヨークレバー13の一部が取り囲まれた状態で挿通される囲繞部であるレバー挿通部36が構成している。
図8と図9には、それぞれ、ワイパーラバー2が初期状態(変形せずに長手方向に略直線状に延びた状態)にある場合と湾曲変形した状態にある場合のワイパーブレード1の先端付近の構成を詳細に示す。図示されるように、セカンダリカバー30内には、セカンダリレバー12の一部と、ワイパーブレード1の両端側に配置されたヨークレバー13が収容されている。ヨークレバー13は、セカンダリカバー30のレバー挿通部36内に挿通されており、保持板35によりレバー挿通部36からの脱落が防止されているとともに、レバー挿通部36に対してワイパーブレード1の長手方向に沿って移動可能となっている。
この場合、レバー挿通部26の下面(保持板35)とヨークレバー13は、軽く接触した状態となっている一方で、レバー挿通部36の上面(凹部34の底面)とヨークレバー13の間には、幅xの隙間が確保されている。これにより、図9に示すように、ワイパーラバー2が被払拭面の湾曲形状に追従して変形した場合でも、ヨークレバー14とレバー挿通部36の上面との間には隙間が確保され、ヨークレバー14がレバー挿通部36と干渉することで、ヨークレバー14の回動動作が阻害されることがないようになっている。
また、セカンダリレバー12とセカンダリカバー30の上側の内側面との間には、幅yの空隙部37が形成されている。これにより、図9に示すように、ワイパーラバー2が下側(ワイパーラバー2側)に変更して、セカンダリカバー30がセカンダリレバー12に近づいて場合でも、セカンダリレバー12とセカンダリカバー30が接触することはなく、セカンダリレバー12とセカンダリカバー30の動作は、共に阻害されないようになっている。
更に、レバー挿通部36とヨークレバー13の先端側の爪部17との間には、間隔zが確保されている。これにより、ワイパーブレード1の作動時に、爪部17がレバー挿通部36に接触して、レバー挿通部36に対するヨークレバー13の長手方向への動きが阻害されることがないようになっている。
ワイパーブレード1による払拭作業において、被払拭面上でのワイパーブレード1の移動に伴って払拭地点における被払拭面の湾曲形状(曲率)が変化すると、この変化に追従して、ワイパーラバー2の形状は、例えば、図8に示すような初期状態から図9に示すような湾曲状態へと変化する。この場合、ワイパーラバー2と爪部17により連結されているヨークレバー13は、図の時計回り方向に回動する。これにより、ヨークレバー13がレバー挿通部36の保持板35を下側に押す結果、セカンダリカバー30は、プライマリカバー20に対して、連結軸32の周りで回動する。したがって、プライマリカバー20とセカンダリカバー30との関係は、ワイパーラバー2の変形に対応して適切に変化するので、被覆部3を含めたワイパーブレード1全体の形状は、被払拭面の湾曲形状の変化に追従して、一体的かつ適切に変形する。
以上のように、本実施形態のワイパーブレード1によれば、プライマリカバー20に対してセカンダリカバー30を回動可能に取り付けるとともに、セカンダリカバー30に設けたレバー挿通部36に、ヨークレバー13を長手方向に摺動可能且つ脱落しないように挿通したので、被払拭面の湾曲形状に追従したワイパーラバー2の変形時に、ヨークレバー13の動きは、レバー挿通部36を介してセカンダリレバー30に伝達される。この結果、セカンダリカバー30は、ワイパーラバー2の変形に対応した適切な回動を行い、ヨークレバー13の動きに対して浮き上がってしまうようなことはない。したがって、被覆部3を含めた全体の形状が、被払拭面の湾曲形状に追従して、一体感を持って変形するワイパーブレード1を提供することができる。
また、ワイパーブレード1の両端に配置されたセカンダリカバー30が、支持部材3の両端に配置されたヨークレバー13の動きに合わせて、プライマリカバー20に対して回動するようになっているので、支持部材3が、3種類のレバー部材(プライマリレバー11、セカンダリレバー12、ヨークレバー13)を段階的に連ねて構成されているにも関わらず、2種類のカバー部材(プライマリカバー20、セカンダリカバー30)だけでも、
被覆部3は、被払拭面の湾曲形状に追従した適切な動きを行う。したがって、レバー部材毎にカバー部材を備える必要はなく、部品点数削減による製造コストの低減を図り得る。
また、セカンダリレバー30は、プライマリレバー20に対して連結されているので、プライマリレバー20(支持部3)には、セカンダリレバー30を回動可能に連結するための構成(例えば図10における延長部)を設ける必要がない。したがって、支持部3として、既製品のトーナメント型ワイパーブレードのレバー部材を、そのまま用いることができるので、ワイパーブレード1における構成部品の汎用性が高められ、製造コストを低減できる。
なお、上記実施形態では、プライマリカバー20に連結軸穴27を設け、セカンダリカバー30に連結軸32を設けるようにしたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、上位のカバー部材(プライマリカバー20)に対して下位のカバー部材(セカンダリカバー30)を回動可能に連結する構成であれば、任意の構成をとることができる。例えば、プライマリカバー20に対して連結軸を設け、セカンダリカバー30に対して連結軸穴を設けることも可能である。
また、上記実施形態では、レバー挿通部36を、コの字型凹部34と保持板35から形成される囲繞部としたが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。レバー挿通部36は、下位のレバー部材(ヨークレバー13)が長手方向に摺動可能に挿通される結果、下位のレバー部材の回動動作が、レバー挿通部36を介して下位のカバー部材(セカンダリカバー30)に伝達されるものであれば、任意の形態をとり得るものである。例えば、レバー挿通部は、リブ33に形成した貫通穴としてもよい。
1 ワイパーブレード
2 ワイパーラバー
3 支持部
4 被覆部
5 バーティブラ
11 プレイマリレバー
12 セカンダリレバー
13 ヨークレバー
14 結合部材
15 リベット
16 リベット
17爪部
20 プライマリカバー
21 プライマリカバーの頂部
22 プライマリカバーの両側側壁
23 プライマリカバーの中空部
24 保持突起
25 開口部
26 連結部
27 連結軸穴
30 セカンダリカバー
31 セカンダリレバーの中空部
32 連結軸
33 リブ
34 凹部
35 保持板
36 レバー挿通部
37 空隙部

Claims (7)

  1. 被払拭面を払拭するワイパーラバーと、前記ワイパーラバーを支持する支持部と、前記支持の少なくとも一部を被覆する被覆部とを備えたワイパーブレードであって、前記支持部は、上位のレバー部材と、前記上位のレバー部材に対して回動可能に取り付けられた下位のレバー部材とを備え、前記被覆部は、前記上位のレバー部材の少なくとも一部を覆う上位のカバー部材と、前記下位のレバー部材の少なくとも一部を覆う下位のカバー部材とを備えたワイパーブレードにおいて、
    前記下位のカバー部材は、前記ブレードラバーに対しては結合されていない一方で、前記下位のレバー部材がワイパーブレードの長手方向に摺動可能に挿通されるレバー挿通部を備えたワイパーブレード。
  2. 前記下位のカバー部材は、前記上位のカバー部材に対して回動可能に連結されている請求項1に記載のワイパーブレード。
  3. 前記下位のレバー部材は、前記ワイパーラバー側においては、前記レバー挿通部の内側面と接触している一方、前記ワイパーラバーと反対側においては、前記レバー挿通部の内側面との間に隙間が設けられている請求項1又は請求項2に記載のワイパーブレード。
  4. 前記下位のレバー部材の先端部には、前記ワイパーラバーを保持するための爪部が設けられており、前記レバー挿通部と前記爪部の間には、所定の間隔が設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイパーブレード。
  5. 前記下位のカバー部材と前記支持部の間には、空隙部が設けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイパーブレード。
  6. 前記支持部は、ワイパーブレードの長手方向中央付近に配置されたプライマリレバーと、前記プライマリレバーに対して回動可能に連結されたセカンダリレバーと、前記セカンダリレバーに対して回動可能に連結されたヨークレバーとを備え、前記プライマリレバー及び前記セカンダリレバーが前記上位のレバー部材であり、前記ヨークレバーが前記下位のレバー部材である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のワイパーブレード。
  7. 前記被覆部は、ワイパーブレードの長手方向中央付近に配置されたプライマリカバーと、ワイパーブレードの長手方向端部付近に配置されたセカンダリカバーとを備え、前記プライマリカバーが前記上位のカバー部材であり、前記セカンダリカバーが前記下位のカバー部材である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワイパーブレード。



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