JP5595526B2 - 通信インターフェイス装置、空気調和機、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信インターフェイス装置、空気調和機、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、シリアルインターフェイスのサンプリング技術を用いた通信機能が実装された空調機器間の通信インターフェイス装置、空気調和機、通信制御方法、及びプログラムに関する。
受信したシリアルデータに基づいてデータ転送速度を検知し、データ転送速度に応じた最適な周波数でサンプリングする通信処理システム等が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
例えば、特許文献2に開示された通信処理システムは、通信用信号からデータ転送速度を検知し、この検知したデータ転送速度に応じたサンプリングクロックを生成する。さらに、この通信処理システムは、周波数特性の異なる複数のサンプリングフィルタ回路の中から、検知したデータ転送速度に応じたサンプリングフィルタ回路を選択して、入力信号のデータ転送速度に応じた最適な周波数でサンプリングする。
特許第3199666号公報 特開2006−303928号公報
このように、通信用信号からデータ転送速度を検知し、データ転送速度に応じた最適な周波数でサンプリングする技術は従来から知られている。しかしながら、受信したシリアルデータに基づいてデータ転送速度を決定するとともに、通信環境に応じてデータ転送速度を適正化する技術は未だに確立されていない。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、通信環境に応じてデータ転送速度を適正化することができる通信インターフェイス装置、空気調和機、通信制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明に係る通信インターフェイス装置は、プロセッサの通信インターフェイス装置であって、サンプリング部は、通信線を介して受信した受信信号のサンプリングを行う。データ転送速度取得部は、受信信号に基づいてデータ転送速度を取得する。ビット判定部は、データ転送速度取得部によって取得されたデータ転送速度で受信信号のビット判定を行うことにより、受信信号に含まれるシリアルデータを取得する。送信部は、プロセッサから送信されたシリアルデータを含む送信信号を、データ転送速度取得部によって取得されたデータ転送速度で、通信線を介して送信する。プロセッサ通信部は、プロセッサから送信されたシリアルデータを送信部に出力し、ビット判定部によって取得されたシリアルデータをプロセッサに出力する。調整部は、データ転送速度が異なる複数の送信信号を送信部から送信させたときの応答信号の受信状態に基づいて、データ転送速度を調整する。
この発明によれば、調整部が、データ転送速度が異なる複数の送信信号を送信部から送信されたときの応答信号の受信状態に基づいて、データの転送速度を調整する。これにより、実際のデータの送受信の状態に基づいてデータ転送速度を決定することができるので、通信環境に応じてデータ転送速度を適正化することができる。
この発明の実施の形態1に係る通信インターフェイス装置が組み込まれた空調ユニットの構成を示すブロック図である。 図1の通信インターフェイス装置の概略的な構成を示すブロック図である。 受信信号を受信したときの処理の流れを示すシーケンス図(その1)である。 受信信号を受信したときの処理の流れを示すシーケンス図(その2)である。 送信信号を送信するときの処理の流れを示すシーケンス図(その1)である。 送信信号を送信するときの処理の流れを示すシーケンス図(その2)である。 図7(A)及び図7(B)は、伝送路上の符号方式であるRZ(Return to Zero)方式の信号波形の一例を示す図である。 データ転送速度測定処理を説明するための模式図である。 空調ユニット間でデータ転送速度が調整される様子を説明するためのシーケンス図である。 この発明の実施の形態2に係る通信インターフェイス装置の構成を示すブロック図である。 図11(A)は、送信直後の信号波形を示す図である。図11(B)は、受信直前の信号波形を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る通信インターフェイス装置を用いて空調ユニット間でデータ転送速度が調整される様子を説明するためのシーケンス図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。
この実施の形態では、空調ユニットとは、空調機の室内機、室外機又はリモートコントローラを指す。
図1には、この実施の形態に係る空調ユニット100の構成が示されている。図1に示すように、空調ユニット100には、通信インターフェイス(I/F)装置1が組み込まれている。通信I/F装置1は、例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって実装される。
より具体的には、空調ユニット100は、通信I/F装置1と、MPU2と、レベル変換回路3と、を備える。
通信I/F装置1とMPU2とは、シリアル伝送路である専用通信線L1で接続されている。また、通信I/F装置1と、レベル変換回路3とは、シリアル伝送路である専用通信線L2、L3で接続されている。また、レベル変換回路3は、シリアル伝送路である通信線L4を介して、他の空調ユニット(不図示)と接続されている。なお、専用通信線L2、L3は、接続されており、専用通信線L2の信号レベルの変化は、専用通信線L3の信号レベルと常に同じになっている。
MPU2は、空調ユニット100全体を統括制御するとともに、通信線L4を介して接続される他の空調ユニットのMPUとデータ通信を行って、空調ユニット間の協調動作を行う。
レベル変換回路3は、専用通信線L2を介して通信I/F装置1から出力された信号の電圧を変えて通信線L4へ出力する。また、レベル変換回路3は、通信線L4を介して入力された信号を通信I/F装置1に適合した電圧に変えて、通信I/F装置1に出力する。
通信I/F装置1は、レベル変換回路3を介して、MPU2の外部通信インターフェイスとして機能する。
図2には、この実施の形態に係る通信インターフェイス(I/F)装置1の構成が概略的に示されている。図2に示すように、通信I/F装置1は、MPU(Micro Processing Unit)通信部10と、送信部11と、サンプリング部12と、データ転送速度調整部13と、ビット判定部14と、エラー判定部15と、送信データレジスタ16と、受信データレジスタ17と、エラー状態レジスタ18と、を備える。
MPU通信部10は、MPU2と専用通信線L1で接続されている。MPU通信部10は、MPU2との間でコマンド、応答、割込み信号を送受信する。MPU通信部10は、コマンド解析部20と、応答部21と、割込み生成部22とを備える。MPU通信部10は、MPU2から送信されたシリアルデータを送信部11に出力し、ビット判定部14によって取得されたシリアルデータをMPU2に出力する。
コマンド解析部20は、専用通信線L1を介してMPU2から受信したコマンドを解析する。応答部21は、コマンドの解析結果に基づいて、専用通信線L1を介して応答データをMPU2に返信する。割込み生成部22は、専用通信線L1を介してMPU2へ割込み信号を出力する。
送信部11はレベル変換回路3と専用通信線L2で接続されている。送信部11は、専用通信線L2を介してレベル変換回路3に、MPU2から送信されたシリアルデータを含む送信信号を送信する。
サンプリング部12は、レベル変換回路3と専用通信線L3で接続されている。サンプリング部12は、設定されたサンプリング間隔で、専用通信線L3を介して受信した受信信号のサンプリングを行うハードウエア回路である。なお、このサンプリングの周波数は、受信信号のビットレートよりも十分に大きくなるように設定されている。
データ転送速度調整部13は、サンプリング部12でサンプリングされた受信信号に含まれるスタートビットのサンプリング数に基づいてデータ転送速度を測定するデータ転送速度測定部として機能する。さらに、データ転送速度調整部13は、データ転送速度が異なる複数の送信信号を送信部11から送信させたときの、その応答信号の受信状態に基づいて、データ転送速度を調整する調整部としても機能する。
ビット判定部14は、データ転送速度調整部13で測定されたデータ転送速度で専用通信線L3を介して受信された受信信号のビット判定を行う。これにより、ビット判定部14は、受信信号に含まれるシリアルデータを取得する。
エラー判定部15は、ビット判定部14によって取得されたシリアルデータの受信エラーの発生の有無を判定する。
送信データレジスタ16には、送信部11から送信されるシリアルデータが格納される。受信データレジスタ17には、ビット判定部14によるビット判定の結果得られたシリアルデータが格納される。エラー状態レジスタ18には、エラー判定部15によるエラー判定の結果が格納される。
なお、図2では示していないが、通信I/F装置1は、計時を行う計時部を備えている。
図3には、通信I/F装置1がレベル変換回路3からの受信信号を受信し、MPU2にシリアルデータを引き渡すまでの流れが示されている。
レベル変換回路3から専用通信線L3を介して受信信号Sig1を受信すると、サンプリング部12は、受信される受信信号Sig1に対してサンプリングを行う(ステップS1)。サンプリングは、計時部により計時される時刻に基づいて、定期的に行われる。サンプリングされた受信信号は、データ転送速度調整部13と、ビット判定部14に出力される。なお、このサンプリング周期は短ければ短いほど望ましい。
ここで、受信信号Sig1は、スタートビット1ビット、データビット8ビット、パリティビット1ビット、ストップビット1ビットから構成されており、計11ビットを1フレームとするものとする。
続いて、データ転送速度調整部13は、サンプリング部12によってサンプリングされたスタートビットのビット幅(サンプリング数)に基づいてデータ転送速度を測定する(ステップS2)。測定されたデータ転送速度は、ビット判定部14に出力される。
ビット判定部14は、スタートビットに続くビット(データビット、パリティビット、ストップビット)に対し、データ転送速度調整部13によって測定されたデータ転送速度でビット判定を行う(ステップS3)。指定されたビット数分、ビットの値が確定したら、ビット判定により得られたシリアルデータは、受信データレジスタ17に格納されるとともに、エラー判定部15に出力される。
エラー判定部15は、ビット判定の結果に対してエラー判定を行う(ステップS4)。エラー判定でエラーが検出されなかった場合、エラー判定部15は、その旨をビット判定部14に出力する。
これを受けて、ビット判定部14は、MPU通信部10(割込み生成部22)に割込みコマンドを出力する(ステップS5)。これを受けて、MPU通信部10(割込み生成部22)は、MPU2に対して受信割込み信号Sig2を出力する(ステップS6)。ここで、1フレーム分の11ビットを、受信割込み信号Sig2における指定ビット数とする。
受信割込みSig2を受信したMPU2は、受信データ取得コマンドSig3をMPU通信部10(コマンド解析部20)に送信する(ステップS7)。受信データ取得コマンドSig3を受信したMPU通信部10(コマンド解析部20)は、解析の結果、受信データ取得要求を抽出する(ステップS8)。MPU通信部10(応答部21)は、受信データレジスタ17から読み出したシリアルデータを応答データSig4としてMPU2へ送信する(ステップS9)。
ここで、通信I/F装置1とMPU2との間で送受信されるコマンド、応答、割込み信号は、クロック同期型のシリアル通信によって送受信される。これらの信号は、8ビット単位で送受信される。
図4には、エラー判定部15のエラー判定においてエラーが検出された場合の処理の流れが示されている。図4に示すように、エラー判定部15は、エラーを検出すると、エラー状態をエラー状態レジスタ18に記憶する(ステップS4)。続いて、エラー判定部15は、MPU通信部10(割込み生成部22)に、エラー割込みコマンドを出力する(ステップS11)。
MPU通信部10(割込み生成部22)は、MPU2に対してエラー割込み信号Sig12を発信する(ステップS12)。エラー割込み信号Sig12を受信したMPU2は、エラー取得コマンドSig13をMPU通信部10(コマンド解析部20)に送信する(ステップS13)。
MPU通信部10(コマンド解析部20)は、受信したエラー取得コマンドSig13を解析し、エラー取得要求を抽出する(ステップS14)。MPU通信部10(応答部21)は、エラー状態レジスタ18に記憶されたエラー状態を応答データSig15としてMPU2に送信する(ステップS15)。このとき、エラー状態レジスタ18の内容はクリアされる。
なお、エラー判定では、パリティビットが正常値でないパリティエラー、ストップビットが正常値でないストップビットエラーなどの判定が行われる。
エラー判定部15で受信エラーの発生が判定されると、データ転送速度調整部13は、データ転送速度を減少させるようにしてもよい。
続いて、図5を参照して、通信I/F装置1がMPU2から送信信号を受信し、レベル変換回路3に送信信号を送信するまでの流れについて説明する。
通信I/F装置1は、MPU2から送信信号を受信することが可能になると、MPU通信部10(割込み生成部22)からMPU2に対して送信可能割込み信号Sig21を発信する(ステップS21)。送信可能割込み信号Sig21を受け取ったMPU2は、送信コマンド・送信データSig22をMPU通信部10(コマンド解析部20)に送信する(ステップS22)。
MPU通信部10(コマンド解析部20)は、コマンド解析によって送信要求を抽出する(ステップS23)。ここで、送信データ(シリアルデータ)は、送信データレジスタ16に格納される。MPU通信部10(コマンド解析部20)は、送信部11に送信要求を出力する。
送信部11は、送信データレジスタ16に格納された送信データ8ビットに、スタートビット、パリティビット、ストップビットを付加する(ステップS24)。付加された送信データは、エラー判定部15に出力される。
なお、送信信号は、受信信号と同様、スタートビット1ビット、データビット8ビット、パリティビット1ビット、ストップビット1ビットを1フレームとする。
また、MPU2から通信インターフェイス装置1へ送信される送信コマンドと送信データのデータサイズはそれぞれ8ビットであり、それらの送信は、受信と同様に、クロック同期型のシリアル通信によって行われる。
続いて、送信部11は、初期設定又はデータ転送速度調整部13により調整されたデータ転送速度でシリアルデータを含む送信信号Sig23をレベル変換回路3に順次シリアル送信する(ステップS25)。
専用通信線L2、L3の信号レベルは同じであるため、サンプリング部12は、送信信号Sig23を受信可能となっている。サンプリング部12は、この送信信号Sig23をサンプリングする(ステップS26)。サンプリングにより得られた送信信号Sig23は、ビット判定部14でビット判定される(ステップS27)。これにより、データ転送速度調整部13で設定されたデータ転送速度で受信されたシリアルデータが取得される。この受信されたシリアルデータは、ビット判定部14を介して、エラー判定部15に送られる。
エラー判定部15は、送信されたシリアルデータと受信されたシリアルデータとを比較する(ステップS28)。比較の結果、これらのシリアルデータが一致する場合、エラー判定部15は、MPU通信部10(割込み生成部22)に送信完了割込みコマンドを出力する(ステップS29)。MPU通信部10(割込み生成部22)は、送信完了割込み信号Sig26を、MPU2に送信する(ステップS30)。
一方、図6に示すように、比較の結果、送信されたシリアルデータと受信されたシリアルデータとが異なる場合には、エラー判定部15は、データ衝突エラーが起きたものと判定し、エラー状態をエラー状態レジスタ18に記憶するとともに、エラー割込みコマンドを、MPU通信部10(割込み生成部22)に出力する(ステップS28)。
MPU通信部10(割込み生成部22)は、MPU2に対してエラー割込み信号Sig31を発信する(ステップS31)。エラー割込み信号Sig31を受信したMPU2は、エラー取得コマンドSig32をMPU通信部10(コマンド解析部20)に送信する(ステップS32)。MPU通信部10(コマンド解析部20)は、エラー取得コマンドSig32を解析してエラー取得要求を抽出する(ステップS33)。MPU通信部10(応答部21)は、エラー状態レジスタ18に記憶されたエラー状態を応答データSig34としてMPU2に送信する(ステップS34)。そのとき、エラー状態レジスタ18の内容はクリアされる。
続いて、図7(A)、図7(B)及び図8を参照して、データ転送速度調整部13におけるデータ転送速度設定処理について説明する。
図7(A)及び図7(B)には、伝送路上の符号方式であるRZ(Return to Zero)方式の信号波形30が示されている。この実施の形態において、送信信号及び受信信号のすべてのビットの中で、少なくともスタートビットは、この方式で表現される。
ビット値が1のスタートビットの信号波形30は、図7(A)に示すようになる。この信号波形30では、前半の半ビット長分はハイレベルとなり、後半の半ビット長分はローレベルとなる。ここで、半ビット長は1ビット長の半分とする。
一方、ビット値が0のスタートビットの信号波形30は、図7(B)に示すようになる。この信号波形30では、1ビット長の間ローレベルとなっている。
この実施の形態では、スタートビットはビット値が1であり、ストップビットはビット値が0であるものとする。さらに、データ送信が行われていない間は、専用通信線L2、L3の信号レベルがローレベルに維持されているものとする。
スタートビットにRZ方式を用いることにより、スタートビットに続く次のビットが1であっても、スタートビットとそれに続く次のビットとの切分けが可能となるので、スタートビット長を測定することができる。
図8には、データ転送速度算出処理が模式的に示されている。図8に示すように、サンプリング部12により、1ビット分の受信信号に対して所定サンプリング周期で複数回のサンプリングが行われている。まず、データ転送速度調整部13は、サンプリング部12によってサンプリングされた値が連続で1(ハイレベル)であるサンプリング数nを算出する。図8に示す例では、n=32が算出される。
続いて、データ転送速度調整部13は、以下の式(1)を用いてデータ転送速度R[bps]を算出する。
R=1/(2×n×T)[bps] … (1)
ここで、T[s]はサンプリング周期である。nは、上述のように、連続で1(ハイレベル)となるサンプリング数である。式(1)の分母(2×n×T)[s/bit]は、1ビット長である。
次に、図9を参照して、この実施の形態における通信環境に応じたデータ転送速度の適正化について説明する。
空調ユニット100a、100b間におけるデータ転送速度の設定は、空調ユニット100aをデータ転送速度設定モードに設定することで開始される。データ転送速度設定モードは、空調ユニット100aの通信I/F装置1がMPU2からデータ転送速度設定モード設定要求コマンドを受信することにより設定される。このとき、データ転送速度調整部13は、データ転送速度の調整を開始する。
まず、空調ユニット100aは、予め設定されていた初期データ転送速度X[bps]で送信信号を空調ユニット100bに送信する(ステップS50)。データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度での送信信号の受信に成功(すなわちエラー無し)した空調ユニット100bでは、データ転送速度調整部13が、そのデータ転送速度を自身の送受信時のデータ転送速度に設定し、送信部11が、応答信号を空調ユニット100aに送信する(ステップS51)。
空調ユニット100aでは、データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度で、応答信号の受信に成功すると、データ転送速度調整部13が、自身の送受信時のデータ転送速度を、現行のデータ転送速度X[bps]より大きいX+d[bps]として、送信部11が、再度、送信信号を空調ユニット100bに送信する(ステップS52)。
データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度で送信信号の受信に成功すると、空調ユニット100bでは、データ転送速度調整部13が、測定されたデータ転送速度を自身の送受信時のデータ転送速度として設定し、送信部11が、応答信号を空調ユニット100aに送信する(ステップS53)。
このように、空調ユニット100a、100bは、送信信号の送信と、応答信号の受信とが成功する限り、データ転送速度をd[bps]ずつ上げながら、送信信号の送受信と、応答信号の送受信とを繰り返す。
ここで、空調ユニット100bでは、データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、エラー判定部15によりエラーが判定され、測定されたデータ転送速度で送信信号の受信に失敗したとする(ステップS54)。この場合、空調ユニット100bは、応答信号を返信しないので、空調ユニット100aでは、タイムアウトが発生する。
タイムアウトが発生すると、空調ユニット100aは、1段階前のデータ転送速度(例えば、現行のデータ転送速度がX+2d[bps]であればX+d[bps])をデータ転送速度として設定し、再度、送信信号S20を空調ユニット100bに送信する(ステップS55)。空調ユニット100bは、データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度で送信信号の受信に成功すると、現行のデータ転送速度(X+d[bps])で、空調ユニット100bに応答信号を送信する(ステップS56)。
送信信号に対する応答信号の受信に成功した場合、空調ユニット100aは、データ転送速度を現行のものに決定し、データ転送速度設定モードを終了する。
言い換えると、データ転送速度設定モードでは、データ転送速度調整部13は、測定したデータ転送速度で、送信部11から送信された送信信号に対する応答信号の受信に成功した場合に、測定されたデータ転送速度よりも大きい速度で、送信部11から送信信号を再度送信させる。一方、データ転送速度調整部13は、応答信号の受信に失敗した場合に、測定されたデータ転送速度よりも小さい速度で、送信部11から送信信号を再度送信させ、その応答信号の受信に成功した場合に、そのときのデータ転送速度を送受信時のデータ転送速度として設定する。
以上詳細に説明したように、この実施の形態に係る通信I/F装置1によれば、MPU2に負荷をかけることなく、受信信号に応じたデータ転送速度で受信信号を受信するとともに、通信環境に応じたデータ転送速度の適正化が可能となる。この結果、空調ユニット間の通信速度と通信品質が向上する。
なお、この実施の形態では、スタートビットの信号波形をRZ方式とした。より具体的には、スタートビットの信号波形を、前半の半ビットがハイレベル、後半の半ビットをローレベルとした。しかしながら、前半の半ビットがローレベル、後半の半ビットがハイレベルとしてもよい。このとき、データ転送速度調整部13は、スタートビットのサンプリング値のローレベルの連続数によってデータ転送速度を測定するようにしてもよい。
また、この実施の形態では、データ転送速度設定の際、空調ユニット100a、100b間で送受信される送信信号、応答信号に現在のデータ転送速度を示す情報を含めるようにしてもよい。
また、この実施の形態に係る通信I/F装置1は、MPU2からデータ転送速度設定コマンドを受け取ることにより、データ転送速度を変更できるようにしてもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
図10には、この発明の実施の形態2に係る通信I/F装置1の構成が示されている。図10に示すように、この実施の形態において、通信I/F装置1は、サンプリング部12がサンプリングによって得た値を記憶するために、ログ管理部50とサンプリングログレジスタ51をさらに備える点が、上記実施の形態1と異なる。この実施の形態では、上記実施の形態1と同じ構成要素には同一の符号を付与し、説明を省略する。
ログ管理部50は、サンプリング部12がサンプリングによって得た値をサンプリングログレジスタ51に記憶する。サンプリングログレジスタ51では、一定数のサンプリング値が記憶される。サンプリングログレジスタ51では、サンプリング値のサイズが一定数を超えると、古いサンプリング値から上書きされていく。
ログ管理部50は、サンプリングしたすべての値を、サンプリングログレジスタ51に記憶する必要はなく、例えば、数回に1回にサンプリングの値を記憶するようにしてもよい。また、ログ管理部50は、例えば、一定数連続でサンプリング値を記憶した後、一定数のサンプリング値を破棄する処理を繰り返すようにしてもよい。
MPU2から通信I/F装置1にサンプリングログ取得コマンドが送信されると、通信I/F装置1のコマンド解析部20は、コマンドを解析し、応答部21が、サンプリングログレジスタ51に記憶している値を応答データとしてMPU2に送信する。
MPU2は、受信した時系列のサンプリング値のログデータを、通信エラーの解析に用いる。その解析例について、図11(A)、図11(B)を参照して説明する。図11(A)には、送信側の空調ユニット100aから送信された送信直後の信号波形60が示されている。また、図11(B)には受信側の空調ユニット100bで受信された受信直前の信号波形61が示されている。
図11(A)と図11(B)と比較するとわかるように、受信直前の信号波形61は、ノイズの影響や、ハイレベルからローレベルに電圧が下がるまでの遅延などによって、変形している。
このように、受信した信号波形が変形していると、受信側の空調ユニットがスタートビットの半ビット幅からデータ転送速度を算出する際に、正確なデータ転送速度を算出するのが困難になる。
このため、MPU2はサンプリングログ取得コマンドを通信I/F装置1に送信することによって、時系列のサンプリング値のログデータを取得する。このようにすれば、MPU2は、受信波形が想定と異なる形になっていることを認識し、エラー原因を解明し、その対策を講じることができる。例えば、データ転送速度を遅くしたり、ビット判定に使用するサンプリングの位置をずらしたりすることにより、受信波形の歪みに対応したデータ受信が可能となる。MPU2は、MPU通信部10を介してビット判定部14にビット判定のタイミング調整情報を送信する。ビット判定部14は、このビット判定のタイミング調整情報に基づいて、ビット判定のタイミングを調整することができる。
以上詳細に説明したように、この実施の形態に係る通信I/F装置1によれば、サンプリングログを記憶することができるうえ、MPU2によりそのログを取得することができる。これにより、MPU2において、通信エラーの原因の解明と対策が可能となる。
なお、この実施の形態では、サンプリングログレジスタ51にサンプリング値のみを記憶しているが、計時部によって計測されたサンプリング時間やエラー判定結果なども同時に記憶して、それらの情報をMPU2から取得できるようにしてもよい。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
この実施の形態に係る通信I/F装置1の構成は、図1に示す上記実施の形態1の通信I/F装置1の構成と同じである。この実施の形態では、上記実施の形態1と同じ構成要素には同一の符号を付与し、説明を省略する。
図12を参照して、この実施の形態における空調ユニット間の通信環境に応じたデータ転送速度の適正化処理について説明する。前提として、空調ユニット100a、100bでは、データ転送速度設定モードが設定されているものとする。
空調ユニット100aは、空調ユニット100bに対して、予め設定されていた初期データ転送速度X[bps]で送信信号を送信する(ステップS60)。最初の送信信号の送信は、空調ユニット100aにおいて、MPU2から通信I/F装置1に対してデータ転送速度設定の開始要求のコマンドが送信されることで開始される。
データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度で送信信号の受信に成功した空調ユニット100bでは、データ転送速度調整部13が測定されたデータ転送速度より大きい速度(X+d[bps])を送信部11に設定する。送信部11は、そのデータ転送速度で、送信信号を空調ユニット100aに送信する(ステップS61)。
空調ユニット100aでは、データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度で送信信号の受信に成功すると、さらに加算されたデータ転送速度(X+2d[bps])で、空調ユニット100bと同様の動作が行われる(ステップS62)。以降、送信信号の受信に成功する限り、空調ユニット100a、100bは、同じ処理を繰り返す。この繰り返しにより、データ転送速度が徐々に上がっていくようになる。
この繰り返しで、例えば、空調ユニット100aが、送信信号の受信に失敗したとする(ステップS63)。この場合、空調ユニット100aは、空調ユニット100bへの送信信号を送信しない。このため、空調ユニット100bでは、タイムアウトが発生する。タイムアウトが発生すると、空調ユニット100bは、データ転送速度を1段階小さくして(例えば、現行のデータ転送速度がX+3d[bps]であればX+2d[bps]として)、確定信号を空調ユニット100aに送信する(ステップS64)。
データ転送速度調整部13がスタートビットからデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度で確定信号の受信に成功すると、空調ユニット100aは、そのデータ転送速度(例えば、X+2d[bps])を自身の送受信時のデータ転送速度に設定し、設定されたデータ転送速度で、空調ユニット100bに確定応答信号を送信する(ステップS65)。空調ユニット100bが確定応答信号を受信することにより、データ転送速度の設定処理が終了する。
もし、確定信号を送信した空調ユニット100aが、タイムアウトを起こして確定応答信号の受信に失敗した場合、その空調ユニット100bは、さらに1段階前のデータ転送速度(例えば、現行のデータ転送速度がX+2d[bps]であればX+d[bps])を自身の送受信時のデータ転送速度として設定し、再度、空調ユニット100aに確定信号を送信すればよい。
図12に示すシーケンスでは、空調ユニット100aでデータ転送速度処理が開始されたが、空調ユニット100bからデータ転送速度処理を開始するようにしてもよい。
また、図12に示すシーケンスでは、空調ユニット100bでタイムアウトが発生したが、空調ユニット100aでタイムアウトが発生する場合もある。
以上詳細に説明したように、この実施の形態の通信I/F装置1によれば、データ転送速度の適正化をより短時間で行なうことができる。これにより、通信I/F装置1の初期設定の時間短縮が可能となる。
なお、この実施の形態では、データ転送速度設定の際、空調ユニット100a、100b間で送信信号、確定信号、確定応答信号の送受信が行われているが、これらの信号に現在のデータ転送速度を示す情報を含めるようにしてもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
この発明は、空調ユニット間のデータ通信に好適である。より具体的には、本発明に係る通信インターフェイス装置を、室内機と室外機との間や、リモートコントローラと室内機との間のデータ通信に採用すれば、各機器のプロセッサに負荷をかけずに通信環境に応じたデータ通信速度の自動設定が可能となる。
1 通信インターフェイス(I/F)装置
2 MPU
3 レベル変換回路
10 MPU通信部
11 送信部
12 サンプリング部
13 データ転送速度調整部
14 ビット判定部
15 エラー判定部
16 送信データレジスタ
17 受信データレジスタ
18 エラー状態レジスタ
20 コマンド解析部
21 応答部
22 割込み生成部
30 信号波形
50 ログ管理部
51 サンプリングログレジスタ
60、61 信号波形
100、100a、100b 空調ユニット
L1 専用通信線
L2、L3 専用通信線
L4 通信線

Claims (13)

  1. プロセッサの通信インターフェイス装置であって、
    通信線を介して受信した受信信号のサンプリングを行うサンプリング部と、
    前記受信信号に基づいてデータ転送速度を取得するデータ転送速度取得部と、
    前記データ転送速度取得部によって取得されたデータ転送速度で前記受信信号のビット判定を行うことにより、前記受信信号に含まれるシリアルデータを取得するビット判定部と、
    前記プロセッサから送信されたシリアルデータを含む送信信号を、前記データ転送速度取得部によって取得されたデータ転送速度で、通信線を介して送信する送信部と、
    前記プロセッサから送信されたシリアルデータを前記送信部に出力し、前記ビット判定部によって取得された前記シリアルデータを前記プロセッサに出力するプロセッサ通信部と、
    前記データ転送速度が異なる複数の前記送信信号を前記送信部から送信させたときの、その応答信号の受信状態に基づいて、前記データ転送速度を調整する調整部と、
    を備える通信インターフェイス装置。
  2. 前記調整部は、
    前記データ転送速度取得部により取得されたデータ転送速度で、前記送信部から送信された前記送信信号に対する応答信号の受信に成功した場合に、
    取得されたデータ転送速度よりも大きい速度で、前記送信部から前記送信信号を再度送信させ、
    前記応答信号の受信に失敗した場合に、取得されたデータ転送速度よりも小さい速度で、前記送信部から前記送信信号を再度送信させ、その応答信号の受信に成功した場合に、そのときのデータ転送速度を送信時のデータ転送速度として設定する、
    請求項1に記載の通信インターフェイス装置。
  3. 前記調整部は、
    前記データ転送速度取得部により取得されたデータ転送速度で、前記受信信号の受信に成功した場合に、測定されたデータ転送速度よりも大きい速度で、前記送信部から前記送信信号を送信させ、
    前記送信信号を送信した後、前記受信信号を受信することなくタイムアウトが発生した場合に、取得されたデータ転送速度よりも小さいデータ速度で、前記送信部から確認信号を再度送信させ、その確認信号の応答信号の受信に成功した場合に、そのときのデータ転送速度を送信時のデータ転送速度として設定する、
    請求項1に記載の通信インターフェイス装置。
  4. 前記調整部は、
    前記プロセッサ通信部を介して
    前記プロセッサからデータ転送速度設定コマンドが入力されたときに、
    前記データ転送速度の調整を開始する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信インターフェイス装置。
  5. 前記データ転送速度取得部は、前記受信信号に含まれるスタートビットのサンプリング数に基づいてデータ転送速度を取得する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信インターフェイス装置。
  6. 前記データ転送速度取得部は、
    前記サンプリング部による前記受信信号のサンプリング結果に基づいて、RZ(Return to Zero)方式のスタートビットの半ビット幅に相当するサンプリング数を測定し、
    測定されたサンプリング数に基づいて、前記受信信号のデータ転送速度を算出する、
    請求項に記載の通信インターフェイス装置。
  7. 前記ビット判定部によって取得された前記シリアルデータのエラーの発生の有無を判定するエラー判定部をさらに備え、
    前記プロセッサ通信部は、
    前記エラー判定部により受信エラーが発生したと判定された場合、その受信エラーの内容を、前記プロセッサに出力する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信インターフェイス装置。
  8. 前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのログを記憶するサンプリングログ記憶部をさらに備え、
    前記プロセッサ通信部は、
    前記プロセッサからの要求により、前記サンプリングログ記憶部によって記憶された前記データのログを前記プロセッサに出力する、
    請求項に記載の通信インターフェイス装置。
  9. 前記ビット判定部は、
    前記サンプリングログ記憶部によって記憶された前記データのログに基づいて、
    ビット判定のタイミングを調整する、
    請求項に記載の通信インターフェイス装置。
  10. 前記サンプリング部は、
    前記送信部から送信される前記送信信号を、前記受信信号としてサンプリングし、
    前記エラー判定部は、
    前記シリアルデータと、前記ビット判定部のシリアルデータとが一致しない場合に、データ衝突エラーが発生したと判定し、
    前記プロセッサ通信部は、
    前記エラー判定部によりデータ衝突エラーが発生したと判定された場合、そのデータ衝突エラーの内容を、前記プロセッサに出力する、
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載の通信インターフェイス装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の通信インターフェイス装置を備える空気調和機。
  12. プロセッサの通信インターフェイス装置を用いた通信制御方法であって、
    通信線を介して受信した受信信号のサンプリングを行うサンプリング工程と、
    前記受信信号に基づいてデータ転送速度を取得するデータ転送速度取得工程と、
    前記データ転送速度取得工程において取得されたデータ転送速度で前記受信信号のビット判定を行うことにより、前記受信信号に含まれるシリアルデータを取得するビット判定工程と、
    前記プロセッサから送信されたシリアルデータを含む送信信号を、前記データ転送速度取得工程において取得されたデータ転送速度で、通信線を介して送信する送信工程と、
    前記プロセッサから送信されたシリアルデータを前記送信工程で出力し、前記ビット判定工程において取得された前記シリアルデータを前記プロセッサに出力するプロセッサ通信工程と、
    前記データ転送速度が異なる複数の前記送信信号を前記送信工程で送信させたときの、その応答信号の受信状態に基づいて、前記データ転送速度を調整する調整工程と、
    を含む通信制御方法。
  13. プロセッサの通信インターフェイス装置として動作するコンピュータを、
    通信線を介して受信した受信信号のサンプリングを行うサンプリング部、
    前記受信信号に基づいてデータ転送速度を取得するデータ転送速度取得部、
    前記データ転送速度取得部によって取得されたデータ転送速度で前記受信信号のビット判定を行うことにより、前記受信信号に含まれるシリアルデータを取得するビット判定部、
    前記プロセッサから送信されたシリアルデータを含む送信信号を、前記データ転送速度取得部によって取得されたデータ転送速度で、通信線を介して送信する送信部、
    前記プロセッサから送信されたシリアルデータを前記送信部に出力し、前記ビット判定部によって取得された前記シリアルデータを前記プロセッサに出力するプロセッサ通信部、
    前記データ転送速度が異なる複数の前記送信信号を前記送信部から送信させたときの、その応答信号の受信状態に基づいて、前記データ転送速度を調整する調整部、
    として機能させるプログラム。
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