JP5594948B2 - 斜板構造形式のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械 - Google Patents

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Description

本発明は、斜板構造形式のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械であって、回転軸線を中心として回転可能に支承されたシリンダドラムを備えており、該シリンダドラムに複数のシリンダ孔が設けられており、これらのシリンダ孔に各1つのピストンが長手方向シフト可能に支承されており、これらのピストンが各1つの滑り部材、特に滑りシューを介して斜板に支持されている形式のものに関する。
斜板機械として形成された、このようなハイドロスタティック式アキシャルピストン機械の場合、ピストンはシリンダ孔と共に、圧力負荷されるシリンダ室を形成する。このシリンダ室からは、ピストン長手方向軸線の方向に向けられたピストン力が発生し、このピストン力は滑りシューを介して斜板に支持されている。この場合、ピストンと滑りシューとの間の滑りシュー継手において横方向力が発生し、この横方向力は、アキシャルピストン機械の回転軸線を中心として所定のトルクを生ぜしめる。
このような斜板機械においては、ピストンと滑りシューとの間に形成された滑りシュー継手が、シリンダ孔内のピストンの外側の支持点からピストン長手方向で隔てられているので、ピストンを負荷する傾動モーメントが更に生ぜしめられる。この場合、この傾動モーメント及び前記横方向力は、ピストンに作用する、斜板側の支持力とシリンダ孔側の支持力とから形成された力対を介して支持される。この場合、斜板側の支持力は、シリンダ孔内のピストンの外側の支持点延いてはシリンダ孔内のピストンのガイド長さの外端部に作用する。シリンダ孔側の支持力は、シリンダ孔内のピストンの内側の支持点延いてはシリンダ孔内のピストンのガイド長さの内端部に作用する。これらの支持力は、ピストンとシリンダ孔との間の摩擦を高めるので、斜板機械の効率が低下する。
更に、ピストンを負荷する傾動モーメントによって、ピストンとシリンダ孔との間にギャップが生じ、このギャップを通って圧力媒体がシリンダ室からケーシングに流入する。このギャップ流により、前記横方向力とは逆方向に向けられたハイドロスタティックな力が生ぜしめられ、このハイドロスタティックな力はピストンにおいて、シリンダ孔内のピストンのガイド長さの中間に作用する。
この場合、前記のハイドロスタティックな力によって、斜板側の支持力が軽減されると同時に、シリンダ孔側の支持力は高められる。前記ギャップ流に基づき生じるハイドロスタティックな力と、特にこのハイドロスタティックな力に起因するシリンダ孔側の支持力の増大とによって、アキシャルピストン機械の摩擦が高められ、これにより、斜板機械の効率は低下する。更にこれにより、シリンダ孔側の支持力が作用する、ピストンの内側のシリンダ室側の端面における摩耗が増大する。
本発明の課題は、効率及び摩耗特性に関して改善された、冒頭で述べた形式のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械を提供することである。
この課題を解決するために本発明では、ピストンとシリンダ孔との間に少なくとも1つの環状溝が形成されており、該環状溝が、シリンダ孔内のピストンのガイド長さ、特に最小ガイド長さの内側半分の領域内に配置されているようにした。
この場合、環状溝の領域にはハイドロスタティックな力は生じず、このハイドロスタティックな力は単にガイド長さの外側半分にしか形成されない。これにより、従来技術の斜板機械に比べて、当該のハイドロスタティックな力の値はより小さくなっており、作用点はガイド面の中心からガイド面の外側半分へずらされている。これにより、本発明による斜板機械では、従来技術の斜板機械と比べて斜板側の支持力の軽減はより少なく且つシリンダ孔側の支持力の付加的な負荷はより小さい。これにより全体として、ハイドロスタティックな力が存在する場合の支持力の和が、ハイドロスタティックな力無しの場合の支持力の和よりも小さくなるということが得られる。即ち全体として、ハイドロスタティックな力の存在する場合延いてはギャップを介した流れの存在する場合に、より小さな支持力延いてはピストンとシリンダ孔との間のより小さな摩擦が得られ、これにより、斜板機械の改善された効率が得られる。更に、ハイドロスタティックな力によるシリンダ孔側の支持力のより小さな付加的な負荷に基づき、ピストンの内側のシリンダ室側の端面はより小さな負荷に晒されているので、より小さな摩耗が得られ、これにより、ピストン及びシリンダ孔用には、耐摩耗性が比較的低い、延いては比較的廉価な材料対を用いることができる。
本発明の有利な構成では、少なくとも1つの環状溝がピストンに形成されている。ピストンには1つの環状溝若しくは複数の環状溝を簡単に製作することができる。
本発明の別の有利な構成では、少なくとも1つの環状溝がシリンダ孔に形成されている。シリンダ孔に1つ若しくは複数の環状溝を形成することにより、ピストンの安定性が損なわれることはない。
本発明の更に別の有利な構成では、少なくとも1つの環状溝が、ガイド長さの内端部から見て、シリンダ孔内のピストンのガイド長さ、特に最小ガイド長さの0.15倍〜0.5倍の領域内に配置されている。このように、シリンダ孔内のピストンのガイド長さの内側半分の領域に1つ若しくは複数の環状溝を配置すると、ギャップ流に基づき生じるハイドロスタティックな力の摩擦を低下させる最大の効果が得られる。
この場合、前記環状溝は上で述べたガイド長さの領域の全体にわたって、又は部分的にのみ延在していてよい。
少なくとも1つの環状溝の内縁部が、ガイド長さの内端部から見て、このガイド長さ、特に最小ガイド長さの0.15倍の範囲内に配置されており且つ少なくとも1つの環状溝の外縁部が、ガイド長さの内端部から見て、最小ガイド長さの0.5倍の範囲内に配置されている限りは、最小ガイド長さの内側半分において、この最小ガイド長さの0.15倍〜0.5倍までの範囲内には、ギャップ流に基づきハイドロスタティックな力が生じることは無く且つガイド長さ、特に最小ガイド長さの0.15倍までのシリンダ孔側の端部において、シリンダ孔側の支持力を吸収するための十分なピストン領域が供与されているということが簡単に得られる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、斜板機械1として形成された、従来技術のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械の縦断面図が示されている。
この斜板機械1は、回転軸線2を中心として回転可能に支承されたシリンダドラム3を有しており、このシリンダドラム3は同心的に配置された複数のシリンダ孔4を備えており、これらのシリンダ孔4には各1つのピストン5が長手方向摺動可能に支承されている。この場合、シリンダドラム3は回転軸線2に対して同心的に配置された駆動軸14と相対回動不能に結合されている。
ピストン5は、それぞれ滑りシューとして形成された滑り部材6を介して斜板7に支持されている。このためには、ピストン5と滑り部材6との間に球状の滑りシュー継手8が形成されている。斜板7は、斜線で図示したケーシングに一体成形されていてよく、この場合、斜板機械1は不変の押退け体積を有している。但し、斜板7を移動可能に形成することも可能であり、これにより、斜板機械1は可変の押退け体積を有している。
シリンダドラム3は軸方向で、ケーシングに固定された制御面9に支持されており、この制御面9はディスク形の制御ボトム10に形成されている。この制御ボトム10は腎臓形の制御スリット11,12を備えており、これらの制御スリット11,12は斜板機械1の流入接続部と流出接続部とを形成している。シリンダドラム3は、各シリンダ孔4毎に1本の接続通路13を有しており、この接続通路13は、回転軸線2を中心としてシリンダドラム3が回転した場合に、シリンダ孔4及びピストン5により形成されたシリンダ室4aの、制御スリット11,12延いては流入接続部及び流出接続部との接続を可能にする。
図2には、最大ピストン行程で外側の死点にあるピストン5が示されている。この場合、このピストン5は図2の右側のシリンダ室側の端面を、シリンダ室4a内に滞留する圧力及びこの結果生じる、ピストン長手方向軸線に向けられたピストン力FKにより負荷されている。このピストン力FKは、ピストン長手方向軸線に対して斜めに配置された斜板7に設けられた滑り部材6を介して、斜めに配置された支持力FNにより支持される。この支持力に基づき、滑りシュー継手8に作用する横方向力FQが生じ、この横方向力FQはシリンダドラム3を介して所定のトルクを駆動軸14に生ぜしめる。
この場合、滑りシュー継手8は構造上、シリンダ孔4内のピストン5の外側の支持点Aからピストン5の長手方向で隔てられているので、横方向力FQによりピストン5に作用する傾動モーメントが生ぜしめられ、この傾動モーメントはピストン5の長手方向軸線を傾斜させ且つ図2に示した傾斜位置に負荷する。
横方向力FQ及び傾動モーメントは、ピストン5において斜板側の支持力FAとシリンダ孔側の支持力FBとから成る力対によって支持される。この場合、斜板側の支持力FAはシリンダ孔4内のピストン5の外側の支持点A延いてはシリンダ孔4内のピストン5のガイド長さLFの外端部に作用する。ピストン5の図示の位置では、前記の外側の支持点Aはシリンダドラムの斜板7に面した端面3aに位置しているので、斜板側の支持力FAはシリンダドラム3の斜板7に面した端面3aに作用する。ピストン5が滑りシュー継手8の領域に縁曲げ部を有している場合、当該ピストン5は同様に最小ピストン行程においても、内側の死点の領域が、今やシリンダ孔4内に位置する外側の支持点Aと滑りシュー継手8との軸方向間隔に基づき、傾動モーメントによって負荷されている。シリンダ孔側の支持力FBは、シリンダ孔4内のピストン5の内側の支持点B延いてはシリンダ孔4内のピストン5のガイド長さLFの内端部に作用する。図2においてピストン5は最大ピストン行程延いてはシリンダ孔4内の最小のガイド長さLFを有している。この場合、シリンダ孔4内のピストン5のガイド長さLFは、例えばシリンダドラム3の端面3aに位置する外側の支持点Aから、ピストン5のシリンダ室側の端面に位置する内側の支持点Bまで延びており、前記支持点Aはガイド長さLFの外端部を成しており、前記支持点Bはガイド長さLFの内端部を成している。
更に、前記傾動モーメント及びこれに起因するピストン5の傾斜位置に基づき、ピストン5とシリンダ孔4との間にはギャップ15が生じ、このギャップ15を介して圧力媒体がシリンダ室4からケーシングに流入する。
この場合、圧力媒体は図2において矢印16で示したように、シリンダ室4aからピストン5とシリンダ孔4との間で狭まるギャップ15に流入し、ピストン5を半径方向で周流し且つ再び広がるギャップ15を介してケーシングに流入する。この場合、ギャップ15を介して流れる圧力媒体流の圧力は、ピストン全周にわたって一定ではない。この場合、周方向で作用する圧力の統合により生じる、ガイド長さLFにわたる圧力分布Pが、図2に付加的な線図として示されている。ピストン5のガイド長さLF全体にわたって延びる前記の対称的な圧力分布は、全ての圧力が統合された場合にハイドロスタティックな力FEをもたらし、このハイドロスタティックな力FEは、前記横方向力FQとは逆方向に向けられており且つガイド長さLFの中間でピストン5とシリンダ孔4との間に作用する。
前記のハイドロスタティックな力FEにより、斜板側の支持力FAが軽減され且つシリンダ孔側の支持力FBが同程度負荷される。従って、支持力FA,FBの和延いてはこれに起因する摩擦力は、ハイドロスタティックな力FEを伴った運転状態と、ハイドロスタティックな力FEを伴わない運転状態とにおいて一定である。高い支持力FA,FBにより生ぜしめられる高い摩擦力は、従来技術の斜板機械1の効率の低下を招く。
更に、ハイドロスタティックな力FEにより生ぜしめられた、シリンダ孔側の支持力FBの増大は、図2の右側に示したピストン5のシリンダ室側の端面のより高い負荷延いてはピストン5のより大きな摩耗を生ぜしめる。
図3から判るように、本発明ではピストン5とシリンダ孔4との間に少なくとも1つの環状溝20が形成されており、この環状溝20はシリンダ孔4内のピストン5の最小限のガイド長さLFの内側半分LFiの範囲内に配置されている。図3では、前記環状溝20はシリンダ孔4に配置されている。この場合、環状溝20の内縁部21aは、ガイド長さLFの内端部から見て最小限のガイド長さLFの0.15倍の範囲内に配置されている。環状溝20の外縁部21bは、ガイド長さLFの内端部から見て最小限のガイド長さLFの0.5倍の範囲内に配置されている。
即ち、環状溝20はガイド長さLFの内側半分LFiの領域において、シリンダ孔4内のピストン5の最小限のガイド長さLFの0.15倍〜0.5倍の範囲内に配置されており且つガイド長さLFのこの範囲のほぼ全体にわたって延びている。
この場合、環状溝20によって、シリンダ室4aからギャップ15を介してケーシングに流入する圧力媒体は、環状溝20の領域で、この環状溝20により得られるピストン5とシリンダ孔4との間の大きなギャップ高さに基づき、ピストン5の周りをほぼ圧力損失無しで流れることができるので、ピストン5の周面にわたってほぼ同じ圧力が形成され、延いてはピストン周面にわたって圧力が統合された後も、環状溝20の領域においてピストン5とシリンダ孔4との間にハイドロスタティックな力は作用しない。つまり、ピストン周面に圧力が統合されると、図3に図示した圧力分布Pが形成され、この圧力分布Pはほぼガイド長さLFの外側半分LFaにわたってしか延在していない。
この場合、前記圧力分布Pに基づき生じるハイドロスタティックな力FEは、従来技術の斜板機械1におけるハイドロスタティックな力FEよりも小であり、当該のハイドロスタティックな力FEの作用点は、最早従来技術の斜板機械の場合のようにガイド長さLFの中間に位置するのではなく、図3の左側に示したシリンダドラム3の端面3aに向かって、ガイド長さLFの外側半分LFaにずらされている。
ハイドロスタティックな力FEの前記作用点及び値に基づき、本発明による斜板機械1では従来技術の斜板機械1と比べて、斜板側の支持力FAがより少なく軽減され且つシリンダ孔側の支持力FBがより少なく負荷される。
これにより、両支持力FA,FBの和は、ハイドロスタティックな力FEが加わった場合、このハイドロスタティックな力FE無しの運転状態よりも小さくなる。従って、本発明による環状溝20によりギャップ流に基づき生じるハイドロスタティックな力FEによって、両支持力FA,FB及びこれらの支持力FA,FBの結果生じる摩擦力の減少が得られ、これにより、本発明による斜板機械の効率の改善が得られる。更に、シリンダ孔側の支持力FBの比較的小さな増大に基づき、ピストン5のシリンダ室側の端面はより少なく負荷されるので比較的小さな摩耗が生じ、ピストン5及びシリンダ孔4のためには、耐摩耗性の低い、比較的廉価な材料対が使用可能である。
図3に示した実施例では、環状溝20はガイド長さLFの内端部から見て、ほぼ完全に最小ガイド長さLFの0.15倍〜0.5倍まで延びている。
但し同様に、図4に基づき、当該のガイド長さLFの内側半分LFiの領域に、複数の、例えば2つの環状溝20a,20bを配置することも可能である。この場合、内側の環状溝20aの内縁部21aは、図3に示した環状溝20の内縁部21aと同様、ガイド長さLFの内端部から見て、最小ガイド長さLFの0.15倍の領域内に配置されている。これに対応して、外側の環状溝20bの外縁部21bは、図3に示した環状溝20の外縁部21bと同様に、最小ガイド長さLFの0.5倍の領域内に配置されている。
更に、図5に基づき1つの環状溝20又は複数の環状溝をピストン5に配置することができ、この場合、ガイド長さLFに関する内縁部21a及び外縁部21bの配置形式は、図3及び図4に示した本発明による実施形態と同じである。
従来技術の斜板機械の縦断面図である。 図1の部分拡大図である。 本発明による斜板機械の第1実施例を図2と同様に示した図である。 本発明による斜板機械の第2実施例を図2と同様に示した図である。 本発明による斜板機械の第3実施例を図2と同様に示した図である。
符号の説明
1 斜板機械、 2 回転軸線、 3 シリンダドラム、 3a 端面、 4 シリンダ孔、 4a シリンダ室、 5 ピストン、 6 滑り部材、 7 斜板、 8 滑りシュー継手、 9 制御面、 10 制御ボトム、 11,12 制御スリット、 13 接続通路、 14 駆動軸、 15 ギャップ、 20 環状溝、 20a 内側の環状溝、 20b 外側の環状溝、 21a 内縁部、 21b 外縁部

Claims (3)

  1. 斜板構造形式のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械であって、回転軸線を中心として回転可能に支承されたシリンダドラムを備えており、該シリンダドラムに複数のシリンダ孔が設けられており、これらのシリンダ孔に各1つのピストンが長手方向シフト可能に支承されており、これらのピストンが各1つの滑り部材を介して斜板に支持されている形式のものにおいて、
    ピストン(5)とシリンダ孔(4)との間に少なくとも1つの環状溝(20;20a,20b)が形成されており、該環状溝が、ピストン(5)が外側の死点にあるときのシリンダ孔(4)内のピストン(5)の最小ガイド長さ(LF)の内側半分(LFi)の領域内に配置されており、
    前記の少なくとも1つの環状溝(20;20a,20b)がシリンダ孔(4)に形成されており、
    前記の少なくとも1つの環状溝(20;20a,20b)の全てが、最小ガイド長さ(L F シリンダ孔(4)内の内端部から見て、シリンダ孔(4)内のピストン(5)の最小ガイド長さ(LF)の0.15倍〜0.5倍までの領域内に配置されていることを特徴とする、斜板構造形式のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械。
  2. 前記の少なくとも1つの環状溝(20;20a,20b)の、最小ガイド長さの(L F )のシリンダ孔(4)内の内端部に最も近い内縁部(21a)が、最小ガイド長さ(L F シリンダ孔(4)内の内端部から見て、最小ガイド長さ(LF)の0.15倍の位置に配置されている、請求項1記載のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械。
  3. 前記の少なくとも1つの環状溝(20;20a,20b)の、最小ガイド長さの(L F )のシリンダ孔(4)内の内端部から最も遠い外縁部(21b)が、最小ガイド長さ(L F シリンダ孔(4)内の内端部から見て、最小ガイド長さ(LF)の0.5倍の位置に配置されている、請求項1又は2記載のハイドロスタティック式アキシャルピストン機械。
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