JP5593643B2 - 情報処理装置及びプレイリスト表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプレイリスト表示方法に関し、例えばテレビジョン番組を録画し、又は再生する録画再生装置に適用して好適なものである。
従来、テレビジョン放送により放送されるテレビジョン番組をハードディスクドライブ(ハードディスクドライブ)等に録画し、ユーザの操作に応じて再生する例えばハードディスクレコーダのような録画再生装置が普及しつつある。
かかる録画再生装置においては、録画したテレビジョン番組(以下、これをコンテンツと呼ぶ。)の画像信号や音声信号を解析することによって特徴を検出し、その特徴に基づいてチャプタを自動的に設定することにより、コマーシャルと番組本編とをチャプタによって区切るようになされている。
また録画再生装置においては、コンテンツの特徴から特定される代表的シーンだけを集めたプレイリストに従って当該代表的シーンをダイジェスト再生することが出来るようにもなされている。
具体的に録画再生装置では、例えば当該コンテンツがサッカーの試合であれば、図1(A)に示すように、ゴールシーンだけを集めたゴールシーンプレイリストに従ってゴールシーンだけをダイジェスト再生することができる。
また録画再生装置では、図1(B)に示すように、歓声が大きくなった歓声シーンだけを集めた歓声シーンプレイリストに従って歓声シーンだけをプレイリスト再生(ダイジェスト再生)することが考えられる。
このように録画再生装置では、1つのコンテンツに対して複数種類のプレイリスト(ゴールシーンプレイリスト及び歓声シーンプレイリスト)を生成し、ユーザの好みに合わせてゴールシーンプレイリスト又は歓声シーンプレイリストを選択してプレイリスト再生(ダイジェスト再生)することが出来るようになされている。
因みに、プレイリストに含まれる複数の楽曲について当該楽曲の関連情報を再生順にみたときの推移を示すストーリー情報を基に、複数のプレイリストの中からユーザの好みに合ったプレイリストを抽出して提示するプレイリスト検索装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2007-287256公報
ところで、上述した構成の録画再生装置においては、1つのコンテンツに対して複数種類のプレイリスト(ゴールシーンプレイリスト及び歓声シーンプレイリスト)が互いに独立して成立しており、図1(C)に示すように、双方のプレイリストを合成して提示する場合、見にくくなると共にユーザにとっては利用しずらいという問題があった。
特に、ゴールシーンプレイリストの再生区間PP1〜PP3と、歓声シーンプレイリストの再生区間PP11〜PP14とが、時間軸tの狭い範囲内で互いに重ねられた状態で表示される部分が多くなり(図1(C))、ユーザに理解させ難いという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザにとって有用な複数種類のプレイリストを直感的かつ理解させ易く提示し得る情報処理装置及びプレイリスト表示方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置及びプレイリスト表示方法では、1つのコンテンツのそれぞれ1又は複数の再生区間を指定すると共に、当該指定した再生区間の再生を指示するように生成され、記憶手段に対応付けて記憶された複数種類のプレイリストを当該記憶手段から読み出し、複数種類のプレイリストの何れか1つに従ってプレイリスト再生を行い、プレイリスト再生に用いているプレイリストを、当該プレイリストが指定する1又は複数の再生区間を時間軸に沿って示すように所定の表示部に表示し、プレイリスト再生を行っているときユーザからの切替指示に応じて、再生使用プレイリストを他のプレイリストに切り替えた後、当該他のプレイリストに従ってプレイリスト再生を行わせると共に、再生使用プレイリストから切り替えて他のプレイリスト表示部に表示させるようにする。
これにより、何れかのプレイリストと他のプレイリストとを交互に切り替えてプレイリスト再生しながら、そのプレイリスト再生に用いているプレイリストを切り替えて表示することができるので、どのプレイリストに従って現在プレイリスト再生が行われているかをユーザに対して瞬時に認識させることができる。
本発明によれば、何れかのプレイリストと他のプレイリストとを交互に切り替えてプレイリスト再生しながら、そのプレイリスト再生に用いているプレイリストを切り替えて表示することができるので、どのプレイリストに従って現在プレイリスト再生が行われているかをユーザに対して瞬時に認識させることができ、かくしてユーザにとって有用な複数種類のプレイリストを直感的かつ理解させ易く提示し得る情報処理装置及びプレイリスト表示方法を実現することができる。
従来の複数種類のプレイリストに対する取扱いの説明に供する略線図である。 本発明における録画再生装置の全体構成を示す略線的斜視図である。 録画再生装置の回路構成を示す略線的ブロック図である。 マルチプレイリストの階層構造を示す略線図である。 ルートプレイリストと各種プレイリストを示す略線図である。 ルートプレイリスト(親)からプレイリスト(子)の生成手法を示す略線図である。 一般再生切替処理とプレイリスト再生切替処理の説明に供する略線図である。 第1のプレイリスト再生切替処理パターンを示す略線図である。 第2のプレイリスト再生切替処理パターンを示す略線図である。 第3のプレイリスト再生切替処理パターンを示す略線図である。 プレイリスト再生切替処理手順を示すフローチャートである。 プレイリスト再生切替表示例(1)を示す略線図である。 プレイリスト再生切替表示例(2)を示す略線図である。 プレイリスト再生切替表示例(3)を示す略線図である。 ユーザプレイリストの自動生成手法の説明に供する略線図である。 ユーザプレイリスト自動生成処理手順を示すフローチャートである。 ユーザプレイリストの手動生成手法の説明に供する略線図である。 空の状態のユーザプレイリストを示す略線図である。 ユーザプレイリスト生成過程(1)を示す略線図である。 ユーザプレイリスト生成過程(2)を示す略線図である。 ユーザプレイリスト生成過程(3)を示す略線図である。 ユーザプレイリスト生成過程(4)を示す略線図である。 ユーザプレイリスト生成過程(5)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるプレイリスト再生切替処理パターン(1)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるプレイリスト再生切替処理パターン(2)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるプレイリスト再生切替処理パターン(3)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるプレイリスト再生切替処理パターン(4)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるユーザプレイリストの自動生成手法の説明に供する略線図である。
以下、発明を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.他の実施の形態
<1.実施の形態>
[1−1.録画再生装置の全体構成]
図2に示すように、録画再生装置1は例えばハードディスクドライブを内蔵するブルーレイディスクレコーダであり、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブル1Aを介してテレビジョン受像機100と接続されている。
この録画再生装置1は、BS(Broadcasting Satellite)/CS(Communication Satellite)ディジタル放送、地上ディジタル放送、又はインターネットを介して行われる放送によって提供されるコンテンツの映像及び音声をテレビジョン受像機100から出力させたり、当該コンテンツをハードディスクドライブに録画させる。
また録画再生装置1は、各種放送波やインターネットを介して放送局から配信されるEPG(Electric Program Guide)データを取得して管理し、ユーザからの要請に応じてEPGデータに基づく電子番組ガイドをテレビジョン受像機100に表示させる。なお、このEPGデータには、それぞれのコンテンツに対して、コンテンツタイトル、放送日時、ジャンル、出演者等の当該コンテンツに関する情報が含まれている。
さらに録画再生装置1は、リモートコントローラ(以下、これをリモコンと呼ぶ。)4の操作ボタン群4Aに対するユーザの押下操作に応じて赤外線送信される各種コマンドを受け取り、当該各種コマンドに応じた所定の処理を実行するようになされている。
なお、リモコン4には、プレイリスト切替ボタン4B及びプレイリスト登録ボタン4Cが設けられており、プレイリスト切替ボタン4B及びプレイリスト登録ボタン4Cがユーザによって押下操作されたときには、後述するプレイリスト再生切替処理及びユーザプレイリスト生成処理等を実行するようになされている。
[1−2.録画再生装置の回路構成]
図3に示すように録画再生装置1は、制御部2により全体を統括制御するようになされており、当該制御部2と各部とがバス3を介して接続されている。制御部2は、CPU(Central Processing Unit)2Aを中心に構成され、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)2B及びCPU2Aのワークエリアとして利用されるRAM(Random Access Memory)2Cが設けられている。
制御部2は、ROM2Bから読み出した録画プログラムや再生制御プログラム等をRAM2Cに展開して実行することにより、テレビジョン番組であるコンテンツの録画処理やプレイリスト再生処理等の各種処理を実行し得るようになされている。
リモコン4は、放送チャンネルを指定するためのチャンネルボタン(図示せず)、操作ボタン群4A、プレイリスト切替ボタン4B及びプレイリスト登録ボタン4C等が設けられており、ユーザによる各ボタンの押下操作に応じた各種命令を赤外線信号により録画再生装置1へ送信するようになされている。
操作部5は、リモコン4から送信される赤外線信号を所定の受光部(図示せず)を介して受信し、それを電気信号でなる指示命令に変換し、バス3を介して当該指示命令を制御部2へ送出する。制御部2は、指示命令に応じて各種処理を実行するようになされている。
例えば、リモコン4のチャンネルボタン(図示せず)が押下操作された場合、赤外線信号を受信した操作部5から制御部2に対してチャンネルを指示するチャンネル指示命令が送出される。これに応じて制御部2は、チューナ部11に対してチャンネル指示命令に対応したチャンネルを指示するようになされている。
チューナ部11は、地上ディジタル放送波、BSディジタル放送波及びCSディジタル放送波に対応している。このチューナ部11は、アンテナ12を介して受信した受信信号のうち制御部2から指示されたチャンネルに相当する搬送周波数帯を選択する。
そしてチューナ部11は、選択した搬送周波数帯の受信信号に対してQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)復調処理等や誤り訂正処理等を施すことによりトランスポートストリームTSを生成する。
またチューナ部11は、トランスポートストリームTSのうち映像を表すビデオストリーム及び音声を表すオーディオストリームを分離し、これらをエンコーダ/デコーダ13等へ供給する。以下、説明の都合上、ビデオストリーム及びオーディオストリームをまとめてAVストリームSTと呼ぶ。
さらにチューナ部11は、トランスポートストリームTSのうちEPGデータ等のデータ放送用の付加情報、コピー制限情報、暗号化のための鍵データとなるライセンス情報等(以下、これらを番組情報と呼ぶ)を分離して制御部2へ供給するようになされている。
エンコーダ/デコーダ13は、MPEG(Motion Pictures Expert Group)方式等の符号化方式に従ってビデオデータ及びオーディオデータの圧縮符号化処理及び伸張復号化処理を行うようになされている。
実際上、エンコーダ/デコーダ13は、チューナ部11から供給されるビデオストリーム及びオーディオストリームをそれぞれデコードしてビデオデータ及びオーディオデータを復元し、これらをビデオ処理部14及びオーディオ処理部15へそれぞれ供給する。
ビデオ処理部14は、ビデオデータを例えばアナログのビデオ信号に変換し、さらに所定の映像処理を施して外部のテレビジョン受像機100へ送出する。またオーディオ処理部15は、オーディオデータを例えばアナログのオーディオ信号に変換し、これを当該テレビジョン受像機100や他のオーディオ機器(図示せず)等へ送出する。
この結果、録画再生装置1は、外部のテレビジョン受像機100を介してコンテンツの映像及び音声をユーザに視聴させることができる。
ハードディスクドライブ(HDD)16は、例えば500[GB]や1[TB]といった比較的大きな記憶容量を有しており、制御部2の制御に基づき各種データの書込及び読出を行うようになされている。
制御部2は、テレビジョン番組であるコンテンツの受信中にリモコン4の録画ボタンが押下操作された場合、コンテンツをハードディスクドライブ16に記憶させる録画処理を実行するようになされている。因みに制御部2は、予め指定された予約録画時刻になった場合にも、同様の録画処理(以下これを予約録画処理と呼ぶ)を実行するようになされている。
このとき制御部2は、録画処理として、チューナ部11により抽出されたAVストリームSTをハードディスクドライブ16に記憶させる。
これと共に制御部2は、AVストリームSTに対し所定の特徴量検出処理を実行することにより特徴量DSを生成し、これをハードディスクドライブ16に格納するようになされている。ここで特徴量DSとは、例えばオーディオデータに対して所定の解析処理を施すことにより得られる、コンテンツの再生時間と共に変動する値であり、コンテンツ(テレビジョン番組)における盛り上がりの度合いやシーンの切り替わりが表れた値となっている。
例えば制御部2は、オーディオデータに基づいて音量レベルを監視し、当該音量レベルが所定の閾値を超えたことを検出することにより特徴量DSを生成することができる。
因みに制御部2は、例えば特許文献2に開示された技術を用いることにより、特徴量DSを生成することもできる。
国際公開WO2006/016605号公報
さらに制御部2は、当該コンテンツ(すなわちテレビジョン番組)について、番組情報に含まれているタイトル名、ジャンル及び出演者等の情報並びに録画日時等でなるタイトル情報TFを生成し、これを当該コンテンツと対応付けてハードディスクドライブ16に記憶させる。
因みにハードディスクドライブ16には、コンテンツを格納・管理するコンテンツデータベースDBC、タイトル情報TFを格納・管理するタイトルデータベースDBT、及び特徴量DSを格納・管理する特徴量データベースDBSが設けられている。
不揮発性メモリ17は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等でなり、CPU2Aが実行すべき各種プログラム、暗号化処理や復号化処理に必要なデータ等が格納されるようになされている。因みに不揮発性メモリ17は、記憶容量が比較的小さいものの、データ等の書込及び読出をハードディスクドライブ16よりも高速で行い得るようになされている。
光ディスクドライブ18は、例えばBD(Blu-ray Disc、登録商標)方式の光ディスク50に各種データを書き込み、また当該光ディスク50から各種データを読み出し得るようになされている。
メモリカードインタフェース(I/F)19は、例えばメモリースティック(登録商標)等の規格に準拠したメモリカード51に各種データを書き込み、また当該メモリカード51から各種データを読み出し得るようになされている。
ネットワークインタフェース20は、Ethernet(登録商標)等のネットワークを介して外部機器(図示せず)と通信し、各種データの送受信を行い得るようになされている。
制御部2は、リモコン4を介したユーザからの指示に従い、ハードディスクドライブ16、光ディスク50、メモリカード51、或いはネットワークインタフェース20を介して接続された外部機器との間でコンテンツを相互に移動又は複写させ得るようにもなされている。
このとき制御部2は、暗号処理回路21により、著作権保護されたコンテンツの移動や複写を行う際に必要な暗号化処理及び復号化処理を行わせるようになされている。
一方、制御部2はユーザによりタイトルの再生指示がなされた場合、再生処理として、ハードディスクドライブ16から当該タイトルにより表されるコンテンツのAVストリームSTを読み出し、これをエンコーダ/デコーダ13へ供給させる。
因みに制御部2は、タイトル表示画面等においてタイトルが選択された状態でリモコン4の再生ボタンが押下操作され、操作部5により生成された再生指示命令を取得したときに、再生指示がなされたと判断する。
エンコーダ/デコーダ13は、コンテンツ(テレビジョン番組)を受信した場合と同様、AVストリームSTをデコードしてビデオデータ及びオーディオデータを生成し、これらをビデオ処理部14及びオーディオ処理部15へそれぞれ供給する。
ビデオ処理部14は、ビデオデータを例えばアナログのビデオ信号に変換して外部へ送出する。またオーディオ処理部15は、オーディオデータを例えばアナログのオーディオ信号に変換して外部へ送出する。これにより録画再生装置1は、ハードディスクドライブ16から選択されたタイトルの映像及び音声を、外部のテレビジョン受像機100を介してユーザに視聴させることができる。
因みに制御部2は、光ディスク50又はメモリカード51に格納されたコンテンツのタイトルが選択され再生指示がなされた場合にも、同様の再生処理を行うようになされている。
このように録画再生装置1は、ユーザの操作指示に従い、コンテンツ(テレビジョン番組)に対しAVストリームST、タイトル情報TI及び特徴量DSを互いに対応付けた状態でハードディスクドライブ16に記憶させるようになされている。
[1−3.マルチプレイリストの階層構造]
ところで録画再生装置1の制御部2は、録画処理によりコンテンツ(テレビジョン番組)のAVストリームSTをハードディスクドライブ16に記憶させる際、当該コンテンツについてそれぞれ異なるポリシーによって複数種類のプレイリスト(以下、これをマルチプレイリストと呼ぶ。)を生成し、これをAVストリームSTと対応付けて記憶するようになされている。
ここでプレイリストは、AVストリームSTの一部又は全部の範囲を指定し、必要な部分だけを再生する指示を表しており、ユーザからはコンテンツのタイトルとして取扱い得るようになされている。すなわちプレイリストは、ユーザからみて、コンテンツの部分的な再生が連続して行われることを暗黙に期待する映像及び音声の単位となっている。
例えば、図4に示すように、録画再生装置1の制御部2は、コンテンツの本編に対する映像の切り換わり点すなわちカットチェンジ点を区切り点CT0〜CTnとして複数設定することにより、図5(A)に示すようなルートプレイリストを生成することができる。
因みに、録画再生装置1の制御部2は、カットチェンジ点を区切り点CT0〜CTnとして複数設定するだけではなく、コンテンツに本編以外のコマーシャル映像が含まれている場合には、当該コマーシャル映像の特徴点DSを検出し、その検出したフレームを区切り点CTとして設定するようになされている。
ここで、録画再生装置1の制御部2は、コンテンツにおける音声の無音区間と、その無音区間の時間間隔等に基づいてコマーシャル映像の特徴点DSを検出し、それをコマーシャル映像の区切り点CTとして設定することができる。
因みに、これは日本国内におけるコンテンツのコマーシャル映像を検出する場合に関する技術であり、米国のテレビ放送におけるコマーシャル映像を検出する場合には適用できない。
何故なら、米国のテレビ放送番組では、日本のように無音区間の検出だけではコマーシャル映像の特徴点DSを正確に検出することはできず、米国特有の輝度レベルが低く、ほぼ黒レベルに近い複数フィールドの映像区間を検出する必要があるからである。
すなわち米国のテレビ放送番組を考えた場合、コマーシャル映像の間隔が15秒の倍数の時間長であることに変わりはないが、コマーシャル映像の開始時点及び終了時点において輝度レベルがほぼ黒レベルである複数フィールドを検出することにより、コマーシャル映像の特徴点DSを検出し、それをコマーシャル映像の区切り点CTとして設定すれば良い。
録画再生装置1の制御部2は、親のルートプレイリストから例えば音楽属性、歓声属性及びゴール属性等のジャンル属性(図4)を検出することにより、図5(B)、(C)及び(D)に示すような子供の音楽シーンプレイリスト、歓声シーンプレイリスト、ゴールシーンプレイリストを生成することができる。
音楽シーンプレイリストでは、ルートプレイリストの区切り点CT0〜CT3までの再生区間が1つ目の第1音楽シーンMSC1として生成され、ルートプレイリストの区切り点CT14〜CT17までの再生区間が2つ目の第2音楽シーンMSC2として生成されている。
歓声シーンプレイリストは、ルートプレイリストの区切り点CT4〜CT8までの再生区間が1つ目の第1歓声シーンWSC1として生成され、ルートプレイリストの区切り点CT11〜CT14までの再生区間が2つ目の第2歓声シーンWSC2として生成され、ルートプレイリストの区切り点CT15〜CT19までの再生区間が3つ目の第3歓声シーンWSC3として生成されている。
ゴールシーンプレイリストは、ルートプレイリストの区切り点CT5〜CT7までの再生区間が1つ目の第1ゴールシーンGSC1として生成され、ルートプレイリストの区切り点CT10〜CT13までの再生区間が2つ目の第2ゴールシーンGSC2として生成され、ルートプレイリストの区切り点CT16〜CT18までの再生区間が3つ目の第3ゴールシーンGSC3として生成されている。
ここで図6(A)及び(B)に示すように、音楽シーンプレイリストはルートプレイリストの区切り点CT0〜CT3までの再生区間において画像又は音声の特徴量が所定の閾値レベルTH1を超えているので、その区切り点CT0〜CT3までの再生区間が第1音楽シーンMSC1として設定されている。
また、図6(A)及び(C)に示すように、歓声シーンプレイリストはルートプレイリストの区切り点CT4〜CT8までの再生区間において画像又は音声の特徴量が所定の閾値レベルTH2を超えているので、その区切り点CT4〜CT8までの再生区間が第1歓声シーンWSC1として設定されている。
なお、図示しないがゴールシーンプレイリストについても同様に、ルートプレイリストの区切り点CT5〜CT7までの再生区間において画像又は音声の特徴量が所定の閾値レベルを超えているので、その区切り点CT5〜CT7までの再生区間が第1ゴールシーンGSC1として設定されている。
このようにして生成された音楽シーンプレイリスト(図4)は、その音楽シーンプレイリストを用いて音楽シーンだけを連続再生するのに適した例えば音楽ジュークアプリケーションへ渡されることになる。
同様に、歓声シーンプレイリスト(図4)は、その歓声シーンプレイリストを用いて歓声シーンだけを連続再生するのに適した例えばダイジェスト再生アプリケーションへ渡され、ゴールシーンプレイリストは、そのゴールシーンプレイリストを用いてゴールシーンだけを連続再生するのに適した例えば早見アプリケーションへ渡されることになる。
因みに、ゴールシーンプレイリスト(図4)は、そのゴールシーンプレイリストを用いてゴールシーンだけを連続再生するのに適したダイジェスト再生アプリケーションへ渡されても良い。この場合、ダイジェスト再生アプリケーションでは、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストの何れかを選択してダイジェスト再生を行うことができる。
[1−4.一般再生切替処理とプレイリスト再生切替処理]
録画再生装置1の制御部2は、図7に示すように、一般再生切替処理GPCとプレイリスト再生切替処理PPCとを、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4B又は一般再生切替ボタン(図示せず)に対する押下操作に応じて切り替えるようになされている。
具体的に録画再生装置1の制御部2は、リモコン4の一般再生切替ボタンとして割り当てられている例えば黄ボタン(図示せず)に対する押下操作に応じて、コンテンツを通常再生する一般的な通常再生モードMD1から早見再生モードMD2へ切り替えることができる。
その後、録画再生装置1の制御部2は、リモコン4の黄ボタンに対する再度の押下操作に応じて、早見再生モードMD2から通常再生モードMD1へ切り替えることができる。
ここで、通常再生モードMD1は、そのコンテンツを最初から最後まで通常の再生方法によって連続的に再生するモードである一方、早見再生モードMD2は、そのコンテンツを所定時間間隔で飛ばしながら部分的に再生するモードである。
ところで録画再生装置1の制御部2は、通常再生モードMD1又は早見再生モードMD2によるコンテンツの一般再生切替処理GPCを行っている最中に、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されたことを確認すると、一般再生切替処理GPCからプレイリスト再生切替処理PPCへ遷移するようになされている。
録画再生装置1の制御部2は、プレイリスト再生切替処理PPCに移った場合、そのコンテンツに対して音楽シーンプレイリスト、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストを予め生成してハードディスクドライブ16に記憶していた場合(図4)、まず音楽シーンプレイリスト、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストを読み出す。
そして録画再生装置1の制御部2は、音楽ジュークアプリケーションにより音楽シーンプレイリストを用いた音楽ジューク再生モードMD3もしくはダイジェスト再生アプリケーションにより歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストを用いたダイジェスト再生モードMD4へ移る。
録画再生装置1の制御部2は、例えば音楽ジュークアプリケーションにより音楽シーンプレイリストを用いた音楽ジューク再生モードMD3にあるとき、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されたことを確認すると、ダイジェスト再生アプリケーションにより歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストを用いたダイジェスト再生モードMD4へ遷移する。
そして録画再生装置1の制御部2は、ダイジェスト再生アプリケーションにより歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストを用いたダイジェスト再生モードMD4にあるとき、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されたことを確認すると、ゴールシーンプレイリスト又は歓声シーンプレイリストを用いたダイジェスト再生モードMD4へ遷移する。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、ダイジェスト再生モードMD4において、プレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じて、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストの何れかによるダイジェスト再生を交互に切り替えることができる。
その後、録画再生装置1の制御部2は、ダイジェスト再生モードMD4で歓声シーンプレイリストを用いたダイジェスト再生、ゴールシーンプレイリストを用いたダイジェスト再生の双方を切り換えて行った後、プレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されたことを確認すると、音楽ジュークアプリケーションにより音楽シーンプレイリストを用いた音楽ジューク再生モードMD3へ遷移するようになされている。
なお録画再生装置1の制御部2は、音楽ジューク再生モードMD3又はダイジェスト再生モードMD4によるコンテンツのプレイリスト再生切替処理を行っている最中に、リモコン4の一般再生切替ボタン(図示せず)が押下操作されたことを確認すると、プレイリスト再生切替処理PPCから一般再生切替処理GPCへ戻るようになされている。
[1−5.プレイリスト再生切替処理]
続いて録画再生装置1の制御部2は、ダイジェスト再生モードMD4において、歓声シーンプレイリストを用いたプレイリスト再生(ダイジェスト再生)と、ゴールシーンプレイリストを用いたプレイリスト再生(ダイジェスト再生)とを交互に切り換えて行うときのプレイリスト再生切替処理について具体的に説明する。
なお、録画再生装置1の制御部2は、音楽シーンプレイリストを用いた音楽ジューク再生と、歓声シーンプレイリストを用いたダイジェスト再生とを交互に切り換えて行うときのプレイリスト再生切替処理や、音楽シーンプレイリストを用いた音楽ジューク再生と、ゴールシーンプレイリストを用いたダイジェスト再生とを交互に切り換えて行うときのプレイリスト再生切替処理については基本的に同様であるので便宜上その説明を省略する。
[1−5−1.第1のプレイリスト再生切替処理]
録画再生装置1の制御部2は、図8(A)に示すように、あるタイトルのコンテンツを通常再生モードMD1で再生中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、図8(A)及び(B)に示すように歓声シーンプレイリストの再生区間である第1歓声シーンWSC1の先頭に再生位置をジャンプしてダイジェスト再生モードMD4へ移り、歓声シーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を開始する。
そして録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストの第1歓声シーンWSC1の先頭からプレイリスト再生を開始し、現在、第2歓声シーンWSC2に対してプレイリスト再生を行っている最中に、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
このとき録画再生装置1の制御部2は、図8(B)及び(C)に示すように、第2歓声シーンWSC2に対するプレイリスト再生を停止すると共に、その再生停止位置ST0のタイムコードを記憶した後、次の処理を行う。
録画再生装置1の制御部2は、切替先のゴールシーンプレイリストに対して過去にプレイリスト再生を行ったことがない場合、第2歓声シーンWSC2の再生停止位置ST0からゴールシーンプレイリストの第1ゴールシーンGSC1の先頭へ再生位置をジャンプし、そこからプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を開始するようになされている。
このように録画再生装置1の制御部2は、図8(B)及び(C)に示すように、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じて、歓声シーンプレイリストを用いた歓声シーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)から、ゴールシーンプレイリストを用いたゴールシーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)へ切り替え得るようになされている。
[1−5−2.第2のプレイリスト再生切替処理]
録画再生装置1の制御部2は、図9(A)に示すように、あるタイトルのコンテンツを通常再生モードMD1で再生中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、図9(A)及び(B)に示すように歓声シーンプレイリストの再生区間である第1歓声シーンWSC1の先頭に再生位置をジャンプしてダイジェスト再生モードMD4へ移り、歓声シーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を開始する。
そして録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストの第1歓声シーンWSC1の先頭からプレイリスト再生を行っている最中に、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
このとき録画再生装置1の制御部2は、図9(B)及び(C)に示すように、第1歓声シーンWSC1に対するプレイリスト再生を停止すると共に、その再生停止位置ST1のタイムコードを記憶した後、次の処理を行う。
録画再生装置1の制御部2は、その再生停止位置ST1が切替先の歓声シーンプレイリストの再生区間である第1歓声シーンWSC1と対応しており、かつゴールシーンプレイリストに対して過去にプレイリスト再生を停止した第1ゴールシーンGSC1の再生停止位置ST2が存在する場合、その再生停止位置ST2へ再生位置をジャンプしてゴールシーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)をその途中から再開する。
その後、録画再生装置1の制御部2は、ゴールシーンプレイリストの第1ゴールシーンGSC1の再生停止位置ST2からプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を再開後、第2ゴールシーンGSC2をプレイリスト再生中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、図9(C)及び(B)に示すように、第2ゴールシーンGSC2のプレイリスト再生を停止すると共に、その再生停止位置ST3のタイムコードを記憶する。
その後、録画再生装置1の制御部2は、当該再生停止位置ST3が切替先の歓声シーンプレイリストの再生区間と対応しているが、過去にプレイリスト再生を停止した再生停止位置が存在しない場合、その再生区間である第2歓声シーンWSC2の先頭へ再生位置をジャンプし、そこからプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を再開するようになされている。
このように録画再生装置1の制御部2は、図9(B)及び(C)に示すように、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じて、歓声シーンプレイリストを用いた歓声シーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)と、ゴールシーンプレイリストを用いたゴールシーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)とを、その再生停止位置ST1、ST3の近傍から再生再開できるよう交互に切り替え得るようになされている。
[1−5−3.第3のプレイリスト再生切替処理]
録画再生装置1の制御部2は、図10(A)に示すように、あるタイトルのコンテンツを通常再生モードMD1で再生中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、図10(A)及び(B)に示すように歓声シーンプレイリストの第1歓声シーンWSC1の先頭に再生位置をジャンプしてダイジェスト再生モードMD4へ移り、歓声シーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を開始する。
そして録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストの第1歓声シーンWSC1の先頭からプレイリスト再生を開始し、現在、第2歓声シーンWSC2の途中までプレイリスト再生を行っている最中に、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、図10(B)及び(C)に示すように、第2歓声シーンWSC2の途中でプレイリスト再生を停止すると共に、その再生停止位置ST4のタイムコードを記憶する。
そして録画再生装置1の制御部2は、再生停止位置ST4のタイムコードがゴールシーンプレイリストの再生区間である第1ゴールシーンGSC1〜第3ゴールシーンGSC3の何れかと重なるか否かを判別する。
このとき録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストの再生停止位置ST4がゴールシーンプレイリストの再生区間である第1ゴールシーンGSC1〜第3ゴールシーンGSC3の何れに対しても重なることがないので、次の処理を行う。
録画再生装置1の制御部2は、その再生停止位置ST4から最も近い未来側の再生区間である第3ゴールシーンGSC3の先頭、或はその再生停止時点から最も近い過去側の再生区間である第2ゴールシーンGSC2の先頭に再生位置をジャンプし、そこからゴールシーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を開始する。
このように録画再生装置1の制御部2は、図10(B)及び(C)に示すように、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じて、歓声シーンプレイリストを用いた歓声シーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)から、ゴールシーンプレイリストを用いたゴールシーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)へ切り替える際、その再生位置を再生停止位置ST4から直近の未来側又は過去側の再生区間へジャンプさせてプレイリスト再生を開始するようになされている。
[1−5−4.プレイリスト再生切替処理手順]
続いて、上述した録画再生装置1の制御部2が第1のプレイリスト再生切替処理パターン又は第2のプレイリスト再生切替処理パターンを用いて行うプレイリスト再生切替処理を、図11のフローチャートにより具体的に説明する。
録画再生装置1の制御部2は、ルーチンRT1の開始ステップから入って次のステップSP1へ移り、ユーザにより電源が投入されたことを認識すると、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2において録画再生装置1の制御部2は、リモコン4を介してユーザにより選択されたユーザ所望の実行すべき表示対象となるプレイリストを例えば歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストとして決定し、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3において録画再生装置1の制御部2は、ステップSP2で決定した歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストに従ってプレイリスト再生を開始し、次のステップSP4へ移る。
ここで録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストのうち予めユーザにより選択された何れか一方を用いてプレイリスト再生を開始する。但し、これに限るものではなく、録画再生装置1の制御部2はデフォルトの設定として、プレイリスト生成日時の古い方を用いてプレイリスト再生を開始するようにしても良い。
実際上、録画再生装置1の制御部2は、例えば歓声シーンプレイリストにおける再生区間である第1歓声シーンWSC1〜第3歓声シーンWSC3、……、だけを連続して再生することにより、プレイリスト再生(すなわちダイジェスト再生)を開始する。
このとき同時に録画再生装置1の制御部2は、図12に示すように、テレビジョン受像機100の画面に歓声シーンプレイリストに対応した歓声シーンプレイリスト表示欄WDを表示することにより、現在、歓声シーンプレイリストによるプレイリスト再生を実行中であることを、ユーザに対して視覚的に示すようになされている。
この歓声シーンプレイリスト表示欄WDでは、歓声シーンプレイリストが表示され、第1歓声シーンWSC1を現在プレイリスト再生中であることを矢印の再生マークPM1によって表現すると共に、その第1歓声シーンWSC1が10個ある歓声チャプタのうち1番目に相当することを「歓声チャプタ(1/10)」のテキスト表示によって表現している。
なお録画再生装置1の制御部2は、現時点ではプレイリスト再生の対象ではないが、プレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じてプレイリスト再生の対象となり得るゴールシーンプレイリストのゴールシーンプレイリスト表示欄GDについても、僅かに目視確認できる程度の表示形態(破線で示す)で表示するようになされている。
これにより録画再生装置1の制御部2は、ゴールシーンプレイリスト表示欄GDに表示された現在プレイリスト再生を行っている歓声シーンプレイリストだけでなく、ゴールシーンプレイリスト表示欄GDによりプレイリスト再生の切替先としてゴールシーンプレイリストが存在することをユーザに対して直感的に認識させ得るようになされている。
ステップSP4において録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストに従って第1歓声シーンWSC1〜第3歓声シーンWSC3、……、に対するプレイリスト再生を実行中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されたか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは、歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を実行中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されていないことを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2はステップSP3へ戻って歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を継続して実行する。
これに対してステップSP4で肯定結果が得られると、このことは歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を実行中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されたことを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP5へ移る。
ステップSP5において録画再生装置1の制御部2は、プレイリスト切替ボタン4Bが押下操作された時点で、歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を停止し、その再生停止位置STを示すタイムコードをRAM2Cに保存し、次のステップSP6へ移る。
ステップSP6において録画再生装置1の制御部2は、プレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じて再生対象のプレイリストを歓声シーンプレイリストからゴールシーンプレイリストに切り替え、次のステップSP7へ移る。
ステップSP7において録画再生装置1の制御部2は、切り替えた先のゴールシーンプレイリストを過去に再生したことがあるか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことはゴールシーンプレイリストについては未だプレイリスト再生したことがないことを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP8へ移る。
ステップSP8において録画再生装置1の制御部2は、図8に示したように、歓声シーンプレイリストの再生停止位置ST0から切替先のゴールシーンプレイリストにおける最初の再生区間である第1ゴールシーンGSC1の先頭を開始点に設定し、次のステップSP11へ移る。
これに対してステップSP7において肯定結果が得られると、このことはゴールシーンプレイリストを使って過去にプレイリスト再生を行ったことがあることを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP9へ移る。
ステップSP9において録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を停止したときの再生停止位置STが、切替先のゴールシーンプレイリストにおける何れかの再生区間と重なっているか否かを判定する。
ここで肯定結果が得られると、このことは例えば歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を停止したときの再生停止位置ST1(図9(B))が、切替先のゴールシーンプレイリストにおける再生区間の第1ゴールシーンGSC1に対応していることを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP10へ移る。
ステップSP10において録画再生装置1の制御部2は、切替先のゴールシーンプレイリストにおける第1ゴールシーンGSC1の過去の再生停止位置ST2を、当該ゴールシーンプレイリストに従ってプレイリスト再生を再開するときの開始点に設定し、次のステップSP11へ移る。
ステップSP11において録画再生装置1の制御部2は、ステップSP8又はステップSP10で設定したプレイリスト再生の開始点へ再生位置をジャンプして歓声シーンプレイリストからゴールシーンプレイリストに切り替えてプレイリスト再生を開始した後、再度ステップSP4へ戻って以降の処理を繰り返す。
このとき録画再生装置1の制御部2は、図13に示すように、テレビジョン受像機100の画面に歓声シーンプレイリストに対応した歓声シーンプレイリスト表示欄WDをユーザが僅かに目視確認できる程度の表示形態(破線で示す)に変更すると共に、ゴールシーンプレイリスト表示欄GDを表示する。
これにより録画再生装置1の制御部2は、現在、歓声シーンプレイリストによるプレイリスト再生からゴールシーンプレイリストによるプレイリスト再生に切り替えて実行中であることを、ユーザに対して視覚的に示すようになされている。
このゴールシーンプレイリスト表示欄GDでは、ゴールシーンプレイリストが表示され、例えば第2ゴールシーンGSC2を現在プレイリスト再生中であることを矢印の再生マークPM2によって表現すると共に、その第2ゴールシーンGSC2が全部で7個あるゴールチャプタのうち2番目に相当することを「ゴールチャプタ(2/7)」のテキスト表示によって表現している。
一方、ステップSP9で否定結果が得られると、このことは例えば歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を停止したときの再生停止位置ST4(図10(B))が、切替先のゴールシーンプレイリストにおける再生区間の第2ゴールシーンGSC2や第3ゴールシーンGSC3の何れにも対応していないことを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP12へ移る。
ステップSP12において録画再生装置1の制御部2は、例えば歓声シーンプレイリストに従ったプレイリスト再生を停止したときの再生停止位置ST4(図10(B))が、切替先のゴールシーンプレイリストにおける再生区間の第2ゴールシーンGSC2や第3ゴールシーンGSC3の何れにも対応していないので、その再生停止位置ST4に最も近い過去側又は未来側の再生区間である第2ゴールシーンGSC2又は第3ゴールシーンGSC3の先頭を、プレイリスト再生を再開するときの開始点に設定し、次のステップSP11へ移る。
ステップSP11において録画再生装置1の制御部2は、ステップSP12で設定したプレイリスト再生の開始点へ再生位置をジャンプしてプレイリスト再生を開始した後、再度ステップSP4へ戻って以降の処理を繰り返す。
このとき録画再生装置1の制御部2は、図14に示すように、テレビジョン受像機100の画面に歓声シーンプレイリストに対応した歓声シーンプレイリスト表示欄WDをユーザが僅かに目視確認できる程度の表示形態(破線で示す)に変更すると共に、ゴールシーンプレイリスト表示欄GDを表示する。
これにより録画再生装置1の制御部2は、現在、歓声シーンプレイリストによるプレイリスト再生からゴールシーンプレイリストによるプレイリスト再生に切り替えて実行中であることを、ユーザに対して視覚的に示すようになされている。
このゴールシーンプレイリスト表示欄GDでは、ゴールシーンプレイリストが表示され、例えば第2ゴールシーンGSC2について現在プレイリスト再生中であることを矢印の再生マークPM3によって表現すると共に、その第2ゴールシーンGSC2が全部で7個あるゴールチャプタのうち2番目に相当することを「ゴールチャプタ(2/7)」のテキスト表示によって表現している。
このようにして録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストによるプレイリスト再生と、ゴールシーンプレイリストによるプレイリスト再生とを、第1のプレイリスト再生切替処理パターン〜第3のプレイリスト再生切替処理パターンのうちの何れかを用いて交互に切り替え得るようになされている。
そのとき録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストによるプレイリスト再生と、ゴールシーンプレイリストによるプレイリスト再生とを切り替えたとき、図12〜図14に示したように、プレイリスト再生中の歓声シーンプレイリスト表示欄WD又はゴールシーンプレイリスト表示欄GDを主に表示することにより、何れのプレイリストが用いられているのかをユーザに対して瞬時に理解させることができる。
そして録画再生装置1の制御部2は、最後の再生区間である第3歓声シーンWSC3や第3ゴールシーンGSC3までプレイリスト再生が終了すると、自動的に最初の再生区間である第1歓声シーンWSC1や第1ゴールシーンGSC1に戻ってプレイリスト再生を最初から繰り返し実行するようになされている。
これは、プレイリスト再生が終了したときに、プレイリスト再生を再度再開するための命令を与えなければならないというユーザの手間を省くためであり、歓声シーンプレイリストやゴールシーンプレイリストに設定された再生区間が少なく、プレイリスト再生が短時間で終了してしまうときに有効である。
なお、便宜上、歓声シーンプレイリストとゴールシーンプレイリストとを切り替える例を挙げて説明したが、歓声シーンプレイリストと音楽シーンプレイリストとを切り替えたり、ゴールシーンプレイリストと音楽シーンプレイリストとを切り替える場合も同様であり、ここでは説明を省略する。
[1−6.ユーザプレイリストの生成手法]
次に、録画再生装置1の制御部2では、歓声シーンプレイリストとゴールシーンプレイリストとを切り替えながらプレイリスト再生を実行したときの再生履歴に基づいて、そのユーザ独自のユーザプレイリストを自動的に生成するユーザプレイリスト自動生成方法を説明する。
また録画再生装置1の制御部2では、ユーザプレイリスト自動生成方法だけでなく、歓声シーンプレイリストとゴールシーンプレイリストとを手動により任意のタイミングで切り替えながらプレイリスト再生を実行したときの操作結果に基づいて、そのユーザ独自のユーザプレイリストを直接手動的に生成するユーザプレイリスト手動生成方法についても、引き続き説明する。
[1−6−1.ユーザプレイリスト自動生成方法]
図15(A)〜(C)に示すように録画再生装置1の制御部2は、あるタイトルのコンテンツに対して予め生成された歓声シーンプレイリストと、ゴールシーンプレイリストとを実際に切り替えながらプレイリスト再生を数回以上繰り返し行ったとき、何れの再生区間をどのような頻度で再生したかをカウントしておくようになされている。
この結果、録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストにおける最初の再生区間である第1歓声シーンWSC1を2回再生し、第3歓声シーンWSC3を5回再生していることを歓声シーンプレイリストに対する再生履歴として保持する。
また録画再生装置1の制御部2は、ゴールシーンプレイリストにおける2番目の再生区間である第2ゴールシーンGSC2を8回再生していることをゴールシーンプレイリストに対する再生履歴として保持する。
そして録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストのうち、少なくとも2回以上再生している再生区間を抽出し、それらを時間軸上に並べることにより、図15(D)に示すような、ユーザが頻繁に再生している再生区間だけを集めて合成したユーザプレイリストを自動的に生成するようになされている。
このユーザプレイリストは、歓声シーンプレイリストにおける第1歓声シーンWSC1の再生区間と、ゴールシーンプレイリストにおける第2ゴールシーンGSC2の再生区間と、歓声シーンプレイリストにおける第3歓声シーンWSC3の再生区間とを時間軸上に並べることにより生成されている。
このように録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストと、ゴールシーンプレイリストとを交互に切り替えてプレイリスト再生を繰り返し実行しながら再生履歴を生成し、これを用いてユーザプレイリストを当該ユーザに何ら意識させることなく自動的に生成し得るようになされている。
実際上、図16に示すように録画再生装置1の制御部2は、ルーチンRT2の開始ステップから入って次のステップSP21へ移り、あるタイトルのコンテンツに対して予め生成されているプレイリスト再生対象の複数のプレイリストを認識し、次のステップSP22へ移る。
ステップSP22において録画再生装置1の制御部2は、複数のプレイリスト(例えば歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリスト)のうちの任意のプレイリストに対して着目し、そのプレイリストに対する再生回数が少なくとも1回以上あるか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは、そのプレイリストに対してはプレイリスト再生が1度も行われていないので、ユーザプレイリストを自動的に生成する際に再生履歴を参照する必要のないプレイリストであることを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2はステップSP22へ戻る。
ステップSP22において録画再生装置1の制御部2は、複数のプレイリストのうち再生回数が1回以上あるプレイリストを検出するまで当該ステップSP22の処理を繰り返す。
これに対してステップSP22で肯定結果が得られると、このことは、そのプレイリストに対する再生回数が少なくとも1回以上あって、ユーザプレイリストを自動的に生成する際に再生履歴を参照する必要のある有益なプレイリストであることを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP23へ移る。
ステップSP23において録画再生装置1の制御部2は、そのプレイリストにおける再生区間の再生回数が所定の閾値(例えば2回)以上であるか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、その再生区間についてはユーザが何度も好んでプレイリスト再生した再生区間に該当しないことを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP24へ移る。
ステップSP24において録画再生装置1の制御部2は、その再生区間についてはユーザが何度も好んでプレイリスト再生した再生区間に該当しないので、ユーザプレイリストの候補とすることなく、次のステップSP25へ移る。
ステップSP25において録画再生装置1の制御部2は、そのプレイリストに対する次の再生区間を検証すべく、当該次の再生区間へ移った後、再度ステップSP23へ戻る。
これに対してステップSP23で肯定結果が得られると、このことはそのプレイリストにおける再生区間の再生回数が所定の閾値(例えば2回)以上であって、その再生区間についてはユーザが何度も好んでプレイリスト再生した再生区間であることを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP26へ移る。
ステップSP26において録画再生装置1の制御部2は、その再生区間に対してはユーザが何度も好んでプレイリスト再生した再生区間であるので、新たに生成するユーザプレイリストの候補に設定した後、次のステップSP27へ移る。
ステップSP27において録画再生装置1の制御部2は、そのプレイリストにおける全ての再生区間に対してステップSP23の閾値比較が行われたか否かを判定し、否定結果が得られた場合、ステップSP23へ戻って以降の処理を繰り返す。
これに対してステップSP27で肯定結果が得られると、このことは、そのプレイリストにおける全ての再生区間に対してステップSP23の閾値比較が終了し、ユーザプレイリストの候補となる再生区間を全て設定し終えたことを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP28へ移る。
ステップSP28において録画再生装置1の制御部2は、全てのプレイリストに対して再生区間の閾値比較が終了したか否かを判定し、否定結果が得られた場合、ステップSP23へ戻って、以降の処理を繰り返すことにより次のプレイリストに対する再生区間の閾値比較を行う。
これに対してステップSP28で肯定結果が得られると、このことはステップSP21で認識した複数のプレイリストに対して再生区間の閾値比較が終了し、ユーザプレイリストの候補を全て設定完了したことを表しており、このとき録画再生装置1の制御部2は次のステップSP29へ移る。
ステップSP29において録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストからユーザプレイリストの候補として設定した複数の再生区間を時系列順に並べることにより、歓声シーンプレイリストとゴールシーンプレイリストとを混在したようなユーザプレイリスト(図17(D))を生成し、次のステップSP30へ移る。
すなわちユーザプレイリストは、歓声シーンプレイリストにおける第1歓声シーンWSC1の再生区間と、ゴールシーンプレイリストにおける第2ゴールシーンGSC2の再生区間と、歓声シーンプレイリストの第3歓声シーンWSC3の再生区間とが時系列順に並べられて構成されている。
ステップSP30において録画再生装置1の制御部2は、ステップSP29で生成したユーザプレイリストをハードディスクドライブ16に保存した後、次のステップSP31へ移って処理を終了する。
このように録画再生装置1の制御部2は、複数のプレイリストにおいて頻繁に再生されている再生区間だけを時系列順に並べたユーザプレイリストを、当該ユーザに何ら意識させることなく再生履歴を用いて自動的に生成し得るようになされている。
[1−6−2.ユーザプレイリスト手動生成方法]
図17(A)〜(C)に示すように録画再生装置1の制御部2は、あるタイトルのコンテンツに対して予め生成された歓声シーンプレイリストの第1歓声シーンWSC1に対するプレイリスト再生中に、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じてゴールシーンプレイリストの第2ゴールシーンGSC2に再生対象を切り替える。
その後、録画再生装置1の制御部2は、再度のプレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じて、ゴールシーンプレイリストの第2ゴールシーンGSC2から歓声シーンプレイリストの第3歓声シーンWSC3に再生対象を切り替える。
このとき録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストを切り替えながらプレイリスト再生を行う度に、プレイリスト再生を行った再生区間である第1歓声シーンWSC1、第2ゴールシーンGSC2及び第3歓声シーンWSC3を時系列に並べることにより、ユーザの嗜好に合致した新たなユーザプレイリストを手動的に生成するようになされている。
このようなユーザのプレイリスト切替操作に合わせてユーザプレイリストを生成するまでの生成過程を、続く図18〜図23を用いて具体的に説明する。
実際上、録画再生装置1の制御部2は、リモコン4を介したユーザの操作によりユーザプレイリスト手動生成モードに入ると、図18に示すように、まだユーザプレイリストが生成されていない状態であるため、テレビジョン受像機100の画面に空のユーザプレイリスト提示枠UFを表示する。
録画再生装置1の制御部2は、プレイリスト再生すべきコンテンツがユーザにより選択されると、図19に示すように、当該コンテンツに対して予め生成された歓声シーンプレイリストに対応した歓声シーンプレイリスト提示枠WF及びゴールシーンにプレイリストに対応したゴールシーンプレイリスト提示枠GFを表示する。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、ユーザプレイリスト提示枠UFの上に、歓声シーンプレイリスト提示枠WF及びゴールシーンプレイリスト提示枠GFを重ねるように表示する。
録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストにおける最初の再生区間である第1歓声シーンWSC1をプレイリスト再生中、リモコン4のプレイリスト登録ボタン4Cに対するユーザの押下操作(図19)に応じて、当該第1歓声シーンWSC1をユーザプレイリストの候補に設定する。
このとき録画再生装置1の制御部2は、図20に示すように、ユーザプレイリストの候補に設定した第1歓声シーンWSC1をユーザプレイリスト提示枠UFに表示することにより、当該ユーザプレイリスト提示枠UFを介してユーザプレイリストの生成過程をユーザに対して目視確認させ得るようになされている。
その後、録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストの第1歓声シーンWSC1から、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bに対するユーザの押下操作に応じて、ゴールシーンプレイリストの第2ゴールシーンGSC2へ再生対象をジャンプする。
録画再生装置1の制御部2は、ゴールシーンプレイリストにおける第2ゴールシーンGSC2をプレイリスト再生中、リモコン4のプレイリスト登録ボタン4Cに対するユーザの押下操作(図20)に応じて、当該第2ゴールシーンGSC2をユーザプレイリストの候補に設定する。
このときも録画再生装置1の制御部2は、図21に示すように、ユーザプレイリストの候補に設定した第2ゴールシーンGSC2を第1歓声シーンWSC1に続けてユーザプレイリスト提示枠UFに表示することにより、当該ユーザプレイリスト提示枠UFを介してユーザプレイリストの生成過程をユーザに対して目視確認させ得るようになされている。
ところで、この場合のプレイリスト再生切替処理パターンとしては、プレイリスト切替ボタン4Bに対する押下操作に応じて、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストの再生区間を切り替える際、時系列的に同じ再生区間が重なることのないように、必ず、1つ未来側の再生区間へジャンプしてプレイリスト再生を実行するようになされている。
引き続き録画再生装置1の制御部2は、ゴールシーンプレイリストの第2ゴールシーンGSC2から、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bに対するユーザの押下操作に応じて、歓声シーンプレイリストの第3歓声シーンWSC3へ再生対象をジャンプする。
録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストにおける第3歓声シーンWSC3をプレイリスト再生中、リモコン4のプレイリスト登録ボタン4Cに対するユーザの押下操作(図21)に応じて、当該第3歓声シーンWSC3をユーザプレイリストの候補に設定する。
この場合も録画再生装置1の制御部2は、図22に示すように、ユーザプレイリストの候補に設定した第3歓声シーンWSC3を第1歓声シーンWSC1、第2ゴールシーンGSC2に続けてユーザプレイリスト提示枠UFに表示することにより、当該ユーザプレイリスト提示枠UFを介してユーザプレイリストの生成過程をユーザに対して目視確認させ得るようになされている。
このように録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストに対するプレイリスト再生が終了したとき、これまでユーザプレイリストの候補として設定してきた再生区間に相当する第1歓声シーンWSC1、第2ゴールシーンGSC2及び第3歓声シーンWSC3を時系列に並べたユーザプレイリストを完成し、これをハードディスクドライブ16に保存するようになされている。
そして録画再生装置1の制御部2は、図23に示すように、このようにして完成したユーザプレイリストをユーザプレイリスト提示枠UFに表示する一方、歓声シーンプレイリスト提示枠WF及びゴールシーンプレイリスト提示枠GFを消去することにより、ユーザプレイリストを生成し終わったことをユーザに対して直感的に認識させ得るようになされている。
このように録画再生装置1の制御部2は、あるタイトルのコンテンツに対して予め生成された歓声シーンプレイリストと、ゴールシーンプレイリストとを実際に切り替えながらプレイリスト再生を行う度に、実際にプレイリスト再生を行った再生区間だけを用いてユーザプレイリストを生成するようになされている。
[1−7.動作及び効果]
以上の構成において、録画再生装置1の制御部2は、あるタイトルのコンテンツに対して複数種類の属性により生成した歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストに従ってプレイリスト再生を実行する。
その際、録画再生装置1の制御部2は、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bに対するユーザの押下操作に応じて、プレイリスト再生の対象を歓声シーンプレイリストとゴールシーンプレイリストとの間で交互に切り替えながら続行する。
これにより録画再生装置1では、そのときのユーザの嗜好に合致した歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストをプレイリスト再生中に選択して切り替えることができるので、ユーザ所望のシーンだけを好きなタイミングで目視確認させることができる。
このとき録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストにおける何番目の再生区間をプレイリスト再生しているかを歓声シーンプレイリスト表示欄WD及びゴールシーンプレイリスト表示欄GD(図12、図13)を介して提示する。
これにより録画再生装置1の制御部2は、現在どのプレイリストがプレイリスト再生対象であるかを歓声シーンプレイリスト表示欄WD及びゴールシーンプレイリスト表示欄GDによりユーザに認識させると共に、その再生位置についても再生マークPM1、PM2等により視覚的に認識させることができる。
さらに録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストを交互に切り替えながらユーザ所望の再生区間を複数回プレイリスト再生した場合、その再生履歴に基づいてユーザプレイリストを自動的に生成することができる。
これにより録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストによるプレイリスト再生を行ったときの再生履歴を用いることにより、ユーザ自身に何ら煩雑な操作をさせることなく、当該ユーザの嗜好に合致した新たなユーザプレイリストをユーザの知らないうちに生成して提供することができる。
この結果、録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト、ゴールシーンプレイリストに加えて新たなユーザプレイリストについても、プレイリスト再生の対象として交互に切り替えながらプレイリスト再生を実行することができるようになる。
さらに録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストを交互に切り替えながらユーザ所望の再生区間をプレイリスト再生しているとき、ユーザのプレイリスト登録ボタン4Cに対する押下操作に応じて、その再生区間をユーザプレイリストの候補として設定することにより、手動的にユーザプレイリストを生成することもできる。
この場合、録画再生装置1では、ユーザプレイリストを自動的に生成するときに比べて、再生履歴として参照する再生区間の再生回数に拘わらず、ユーザの嗜好を直接反映した状態のユーザプレイリストをその場で生成することができる。
以上の構成によれば、録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストに従ってプレイリスト再生を実行中、プレイリスト切替ボタン4Bの押下操作に応じて、プレイリスト再生対象を交互に切り替えることができるので、ユーザ所望のシーンだけを好きなタイミングで目視確認させることができる。
また録画再生装置1の制御部2は、その際、歓声シーンプレイリスト又はゴールシーンプレイリストに従って何れのプレイリスト再生を実行中であるかを、歓声シーンプレイリスト表示欄WD及びゴールシーンプレイリスト表示欄GDを介して表示することにより、プレイリスト再生状況をユーザに対して直感的かつ理解させ易く提供することができる。
<2.他の実施の形態>
なお上述した実施の形態においては、プレイリスト再生対象として複数の区切り点CTnにより再生区間がチャプタとして区切られた歓声シーンプレイリストやゴールシーンプレイリストを用いるようにした場合について述べた。しかしながら、本発明はこれに限らず、区切り点CTnだけで構成されたプレイリストをプレイリスト再生の対象として用いるようにしても良い。
また上述した実施の形態においては、図9に示した第2のプレイリスト再生切替処理パターンのように、再生停止位置ST3が切替先の歓声シーンプレイリストの再生区間と対応しているが、過去にプレイリスト再生を停止した再生停止位置が存在しない場合、その再生区間である第2歓声シーンWSC2の先頭へ再生位置をジャンプし、そこからプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を再開するようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、図24に示すように、再生停止位置ST3が切替先の歓声シーンプレイリストの再生区間と対応しているが、過去にプレイリスト再生を停止した再生停止位置が存在しない場合であっても、第2歓声シーンWSC2において再生停止位置ST3の時点へ再生位置をジャンプし、そこからプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を再開するようにしても良い。この場合、録画再生装置1の制御部2は、同一部分の再生映像を重複して表示することを回避することができる。
さらに上述した実施の形態においては、図10に示したように、再生停止位置ST4から最も近い未来側の再生区間であるゴールシーンプレイリストの第3ゴールシーンGSC3の先頭に再生位置をジャンプし、そこからゴールシーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を開始するようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、図25に示すように、再生停止位置ST4から最も近い未来側の再生区間であるゴールシーンプレイリストの第3ゴールシーンGSC3の先頭までジャンプするのではなく、そのタイトルのコンテンツを早送り再生することにより、再生停止位置ST4から第3ゴールシーンGSC3までの間をユーザに目視確認させるようにしても良い。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストの第2歓声シーンWSC2からゴールシーンプレイリストの第3ゴールシーンGSC3までの間の再生映像をユーザに対して目視確認させることができるので、いきなりシーンが変わって再生映像の流れを理解できなくなる事態を予め回避することができる。
さらに上述した実施の形態においては、図10に示したように、再生停止位置ST4から最も近い過去側の再生区間であるゴールシーンプレイリストの第2ゴールシーンGSC2の先頭に再生位置をジャンプし、そこからゴールシーンだけのプレイリスト再生(ダイジェスト再生)を開始するようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、図26に示すように、再生停止位置ST4から最も近い過去側の再生区間であるゴールシーンプレイリストの第2ゴールシーンGSC2の先頭までジャンプするのではなく、そのタイトルのコンテンツを早戻し再生することにより、再生停止位置ST4から第2ゴールシーンGSC2までの間をユーザに目視確認させるようにしても良い。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、歓声シーンプレイリストの第2歓声シーンWSC2からゴールシーンプレイリストの第2ゴールシーンGSC2までの間の再生映像をユーザに対して目視確認させることができるので、いきなりシーンが変わって再生映像の流れを理解できなくなる事態を予め回避することができる。
さらに上述した実施の形態においては、あるコンテンツに対して所定の属性に応じた複数種類のプレイリストを生成し、これらを切り替えながらプレイリスト再生するようにした場合について述べた。しかしながら、本発明はこれに限らず、コンテンツの本編映像だけを集めた本編シーンプレイリストと、本編映像以外のコマーシャル映像だけを集めたCMシーンプレイリストとを生成し、交互に切り替えながらプレイリスト再生するようにしても良い。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、図27(A)に示すように、あるタイトルのコンテンツを通常再生モードで再生中、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
録画再生装置1の制御部2は、図27(A)及び(B)に示すように本編シーンプレイリストの第1本編シーンMSC1の先頭に再生位置をジャンプして本編シーンだけのダイジェスト再生(プレイリスト再生)を開始する。
そして録画再生装置1の制御部2は、本編シーンプレイリストの第1本編シーンMSC1の先頭からプレイリスト再生を行っている最中に、リモコン4のプレイリスト切替ボタン4Bが押下操作されると、次の処理を行う。
この場合、録画再生装置1の制御部2は、図27(B)及び(C)に示すように、第1本編シーンMSC1を再生停止すると共に、その再生停止位置ST10のタイムコードを記憶した後、CMシーンプレイリストの第1CMシーンCSC1の先頭に再生位置をジャンプしてCMシーンだけのダイジェスト再生(プレイリスト再生)を開始する。
さらに上述した実施の形態においては、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストを用いて生成したユーザプレイリストを録画再生装置1の制御部2がハードディスクドライブ16に保存するようにした場合について述べた。しかしながら、本発明はこれに限らず、ネットワーク上のサーバにユーザプレイリストをアップロードし、他のユーザが所有する録画再生装置と当該ユーザプレイリストを共有(シェア)するようにしても良い。
この場合、他の録画再生装置は、録画再生装置1の制御部2が生成したユーザプレイリストを受け取ってプレイリスト再生に用いる際、ユーザプレイリストのタイムコードと同期を取ることにより、再生区間の微小なズレが生じることを予め回避することができる。
さらに上述した実施の形態においては、歓声シーンプレイリスト及びゴールシーンプレイリストを用いてユーザの知らないうちに自動的に生成したユーザプレイリストを録画再生装置1の制御部2がハードディスクドライブ16に保持し、ユーザからの要求に応じてプレイリスト再生時に用いるようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、録画再生装置1の制御部2が、ユーザの視聴履歴等に基づくユーザの嗜好を考慮して、例えばサッカーゲームのコンテンツを好むユーザに対しては、サッカーゲームに関して既に生成されているユーザプレイリストを推薦プレイリストとしてリコメンドするようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ユーザプレイリストを生成する際(図15)、再生回数が2回以上の再生区間の第1歓声シーンWSC1、第2ゴールシーンGSC2及び第3歓声シーンWSC3を時系列順に並べてユーザプレイリストを生成するようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、図28に示すように、録画再生装置1の制御部2は歓声シーンプレイリストとゴールシーンプレイリストとの間で再生回数が2回以上の再生区間が同じ時間帯で重なっていた場合、再生回数の多い方を優先し、第1ゴールシーンGSC1、第2ゴールシーンGSC2及び第3歓声シーンWSC3を時系列順に並べてユーザプレイリストを生成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記憶手段としてのハードディスクドライブ16と、再生手段及びプレイリスト表示制御手段としての制御部2及びビデオ処理部14と、プレイリスト切替制御手段としての制御部2とによって本発明の情報処理装置としての録画再生装置を構成するようにした場合について述べた。しかしながら、本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる記憶手段、再生手段、プレイリスト表示制御手段及びプレイリスト切替制御手段によって本発明の情報処理装置を構成するようにしても良い。
本発明の情報処理装置及びプレイリスト表示方法は、テレビジョン番組を録画し、又は再生するブルーレイディスクレコーダのような録画再生装置に用いられる他、コンテンツを再生可能な再生専用の再生装置、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器に適用することもできる。
1……録画再生装置、2……制御部、3……バス、4……リモコン、4B……プレイリスト切替ボタン、4C……プレイリスト登録ボタン、5……操作部、11……チューナ部、12……アンテナ、13……エンコーダ/デコーダ、14……ビデオ処理部、15……オーディオ処理部、16……ハードディスクドライブ、17……不揮発性メモリ、18……光ディスクドライブ、19……メモリカードインタフェース、20……ネットワークインタフェース、21……暗号処理回路、50……光ディスク、51……メモリカード、100……テレビジョン受像機。

Claims (9)

  1. 1つのコンテンツのそれぞれ1又は複数の再生区間を指定すると共に、当該指定した上記再生区間の再生を指示するように生成された複数種類のプレイリストを対応付けて記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段から読み出した複数種類の上記プレイリストの何れか1つに従ってプレイリスト再生を行う再生手段と、
    上記プレイリスト再生に用いている上記プレイリストを、当該プレイリストが指定する上記1又は複数の再生区間を時間軸に沿って示すように所定の表示部に表示するプレイリスト表示制御手段と、
    上記プレイリスト再生を行っているときユーザからの切替指示に応じて、再使用の上記プレイリストを他の上記プレイリストに切り替え、上記再生手段により当該他の上記プレイリストに従ってプレイリスト再生を行わせると共に、上記プレイリスト表示手段により再使用の上記プレイリストから切り替えて他の上記プレイリスト上記表示部に表示させるプレイリスト切替制御手段と
    を具える情報処理装置。
  2. 上記プレイリスト切替制御手段は、再使用の上記プレイリストから他上記プレイリストへ切り替えて上記プレイリスト再生を行う際、再使用の上記プレイリストに従い再生していた再生時点に対応する再生区間が他上記プレイリストに存在しない場合、上記再生時点に最も近い当該他の上記プレイリストにおける再生区間の先頭から上記プレイリスト再生を開始する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記プレイリスト切替制御手段は、上記再生時点から未来へ向かって最も近い他上記プレイリストにおける再生区間の先頭から上記プレイリスト再生を開始する
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 上記プレイリスト切替制御手段は、上記再生時点から未来へ向かって最も近い他上記プレイリストにおける再生区間の先頭から上記プレイリスト再生を開始する際、上記再生時点から他上記プレイリストにおける再生区間の先頭までの間について上記コンテンツを早送り再生する
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 上記プレイリスト切替制御手段は、上記再生時点から過去へ向かって最も近い他上記プレイリストにおける再生区間の先頭から上記プレイリスト再生を開始する
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 上記プレイリスト切替制御手段は、上記再生時点から過去へ向かって最も近い他上記プレイリストにおける再生区間の先頭から上記プレイリスト再生を開始する際、上記再生時点から他上記プレイリストにおける再生区間の先頭までの間について上記コンテンツを早戻し再生する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 上記プレイリスト切替制御手段は、上記再生中プレイリストから他上記プレイリストに切り替えてプレイリスト再生を行ったときの再生区間ごとの再生履歴に基づいて新たなユーザプレイリストを生成する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 上記プレイリスト切替制御手段は、再使用の上記プレイリストから他上記プレイリストに切り替えてプレイリスト再生を行ったときの再生区間を用いて新たなユーザプレイリストを生成する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 1つのコンテンツのそれぞれ1又は複数の再生区間を指定すると共に、当該指定した上記再生区間の再生を指示するように生成され、記憶手段に対応付けて記憶された複数種類のプレイリストを当該記憶手段から読み出し、複数種類の上記プレイリストの何れか1つに従って所定の再生手段によりプレイリスト再生を行うプレイリスト再生ステップと、
    上記プレイリスト再生に用いている上記プレイリストを所定のプレイリスト表示制御手段により当該プレイリストが指定する上記1又は複数の再生区間を時間軸に沿って示すように所定の表示部に表示するプレイリスト表示ステップと、
    上記プレイリスト再生を行っているときユーザからの切替指示に応じて、所定のプレイリスト切替制御手段により、再使用の上記プレイリストを他の上記プレイリストに切り替えた後、上記再生手段により当該他の上記プレイリストに従ってプレイリスト再生を行わせると共に、上記プレイリスト表示制御手段により再使用の上記プレイリストから切り替えて他上記プレイリスト上記表示部に表示させるプレイリスト切替制御ステップと
    を有するプレイリスト表示方法。
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