JP5589800B2 - コーマ - Google Patents

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Description

本発明は、コーマに係り、詳しくはニッパゲージ調整機構を備えたコーマに関する。
コーマは、複数(一般には8個)のコーミングヘッドを配設した作業部を備えている。各コーミングヘッドは、所定量ずつ送り出されてニッパ装置に把持されたラップの先端を、コーミングシリンダにより梳り、梳られたフリースをニッパ装置の前進によってデタッチングローラへ向けて移動させる。このフリースの前進に対応してデタッチングローラが逆転し、先に引き取ったフリース(先行フリース)を後退させ、このフリースの後端部と新たに梳られたフリース(後続フリース)の先端部とを重ね合わせる。その後、デタッチングローラが正転してニッパ装置からフリースを引き取るとともに、フリース内に突き刺されたトップコームによりフリースの後端を梳る。そして、この作用の繰返しにより各コーミングヘッドにおいて作られたフリースを束ねてドラフトした後、カレンダローラで圧縮してスライバとする。
ニッパ装置は基本的にはニッパフレームと、その先端に固定されたボトムニッパと、ボトムニッパと協同してラップを把持するトップニッパとからなり、トップニッパはボトムニッパの先端においてラップを把持する。そして、ニッパ装置はボトムニッパの先端がコーミングシリンダのシリンダ針の回動軌跡と近接する位置と、デタッチングローラの近傍に近づく位置との間で揺動するように構成されている。
コーマにおいては落綿量を調整する場合、ニッパフレームが最前進位置に移動した際のデタッチングローラとニッパとの距離(ニッパゲージ)を調整する必要がある。従来、複数のコーミングヘッドのニッパゲージを一度に調整するニッパゲージ調整機構が提案されている(特許文献1参照)。図7に示すように、従来のニッパゲージ調整機構61は、ギヤボックス62を貫通するように設けられたニッパシャフト63の一端に対して、一部がギヤボックス62内に突出した状態で一体回転可能に固定されている。ニッパゲージ調整機構61は略円筒状に形成されるとともに、ギヤボックス62から突出する部分が二つ割りに形成されるとともに、ねじ64でニッパシャフト63に締め付け固定され、ねじ64を弛めるとニッパシャフト63に対して相対回動可能になるように構成されている。
ニッパゲージ調整機構61のギヤボックス62内に突出した箇所にはアーム65の一端部65aが図示しないねじにより一体回転可能に固定されている。ギヤボックス62内にはコーミングシリンダと同期して駆動される駆動ギヤ66が設けられており、アーム65を挟んで駆動ギヤ66と対向する位置に、回転部材67が駆動ギヤ66と同軸上に位置する状態で設けられている。アーム65は駆動ギヤ66及び回転部材67間に設けられた支持部68に支承されるスライダ部69を介して駆動ギヤ66に作動連結されている。即ち、ねじ64が締め付けられてニッパゲージ調整機構61がニッパシャフト63と一体回転可能な状態では、駆動ギヤ66の回転に同期してニッパゲージ調整機構61を介してニッパシャフト63が所定範囲で揺動(往復回動)される。また、ねじ64を弛めた状態でニッパシャフト63をニッパゲージ調整機構61に対して相対回動させた後、ねじ64を締め付けることにより、ニッパゲージ量が変更可能、即ちニッパゲージ量が調整可能になっている。
ドイツ特許出願公開DE10206605A1号公報
ところが、従来のニッパゲージ調整機構61は、ギヤボックス62を貫通するように配設されたニッパシャフト63の突出端にギヤボックス62の壁を貫通した状態で取り付けられた構成のため、ニッパシャフト63がギヤボックス62の所定位置に取り付けられた状態でニッパゲージ調整機構61をニッパシャフト63に組み付ける必要がある。また、ギヤボックス62との間のシール性を確保した状態でニッパシャフト63に一体回転に固定され、かつ、ねじ64を弛めた状態において、ニッパシャフト63と相対回動可能な状態になる必要がある。そのため、組み付け性が悪く、ひいてはコーミング部全体の製造性も悪くなる。
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ニッパゲージ調整機構の組み付け性及びニッパ駆動部を含めたニッパ装置の製造性を高めることができるコーマを提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明のコーマは、複数のコーミングヘッドを有し、全てのコーミングヘッドの各ニッパフレームが共通のニッパシャフトの往復回動によって同期して前後方向に揺動され、前記ニッパシャフトはギヤボックス内に設けられたニッパシャフト駆動部によりコーミングシリンダと同期して往復回動される。前記ニッパシャフト駆動部は、少なくとも一端が前記ギヤボックスの外部に突出する状態で設けられるとともに前記コーミングシリンダと同期して前記ニッパシャフトと同軸上で往復回動される出力軸を有する。前記出力軸の前記ギヤボックスの外部に突出した前記ニッパシャフト側の端部と、前記ニッパシャフトの一端との間に、ニッパゲージ調整機構が設けられている。前記ニッパゲージ調整機構は、前記ニッパシャフトと前記出力軸とを一体回転可能な状態と、前記ニッパシャフトを前記出力軸に対して相対回動可能な状態とに切り換え可能に構成されている。
この発明では、ニッパシャフトは、ギヤボックス内に設けられたニッパシャフト駆動部の出力軸にニッパゲージ調整機構を介して一体回転可能に連結された状態で、コーミングシリンダと同期して往復回動(揺動)される。ニッパゲージの調整は、ニッパシャフトが出力軸に対して相対回動可能な状態において、ニッパシャフトを出力軸に対して必要調整量相対回動させた後、再びニッパシャフトと出力軸とが一体回転可能な状態にニッパゲージ調整機構を介して連結することにより行われる。「必要調整量」とは、落綿量が目的の量になるニッパゲージと対応する回動量を意味する。ニッパシャフト駆動部は、ニッパゲージ調整に拘らず常に同じ状態で出力軸を揺動させる。一方、ニッパシャフトは、ニッパゲージ調整が行われると、その揺動開始位置が変化するため、揺動範囲も変化してニッパフレームの前後方向への揺動範囲が変更されてニッパゲージが変更される。従来技術と異なり、ニッパゲージ調整機構は、ギヤボックス内に設けられたニッパシャフト駆動部の出力軸のギヤボックス外へ突出した端部と、ニッパシャフトの一端との間に設けられているため、ニッパゲージ調整機構の組み付け性及びニッパ駆動部を含めたニッパ装置の製造性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ニッパゲージ調整機構は、前記出力軸に一体回転可能に固定される第1部材と、前記ニッパシャフトに一体回転可能に固定される第2部材とで継手部が構成され、前記第2部材には前記ニッパシャフトの周方向に延びる長孔が形成され、前記第1部材と前記第2部材とは前記長孔に挿通される締結具により、前記締結具の締結状態においては互いに相対回動不能な状態に保持され、前記締結具の弛め状態においては相対回動可能な状態に保持される。
この発明では、ニッパゲージ調整機構は、ニッパシャフト駆動部及びニッパシャフトに対して独立して製造し、ニッパシャフト駆動部及びニッパシャフトに対して後付けで組み付けることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第1部材と前記第2部材との間には軸心合わせ部が設けられている。この発明では、ニッパゲージ調整を行うためにニッパシャフトが第2部材とともに第1部材に対して相対回動されても、出力軸とニッパシャフトとの同軸性が確保される。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ニッパゲージ調整機構は、前記出力軸に一体回転可能に固定される固定部と、前記ニッパシャフトに相対回転可能な状態又は相対回転不能な状態に切り換えられる連結部とを有する継手部を備え、前記連結部には前記ニッパシャフトの周面に形成された雌ねじ部と対向する位置に前記ニッパシャフトの周方向に延びるように長孔が形成され、前記長孔を貫通して前記雌ねじ部に螺合されるボルトの締め付け状態で前記連結部が前記ニッパシャフトに対して相対回転不能な状態になり前記ボルトの弛め状態で前記ニッパシャフトに対して相対回転可能な状態になる。この発明では、継手部が第1部材と第2部材とで構成される請求項2の発明のニッパゲージ調整機構に比べて部品点数が少なくなる。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記継手部は、前記出力軸及び前記ニッパシャフトが挿入される挿入孔と、前記挿入孔及び継手部の外周面に連通する溝と、前記溝と直交するボルト孔とを有し、前記ボルト孔に螺合するボルトの締め付けにより前記出力軸及び前記ニッパシャフトに固定されている。この発明では、継手部が出力軸やニッパシャフトを挟むように分割可能な複数の部品で構成された場合に比べて部品点数が少なく、組み付け性が向上する。
本発明によれば、ニッパゲージ調整機構の組み付け性及びニッパ駆動部を含めたニッパ装置の製造性を高めることができるコーマを提供することができる。
コーミングヘッドの概略側面図。 (a)はニッパゲージ調整機構の断面図、(b)は(a)のA−A線断面図。 ニッパフレーム駆動機構及びニッパゲージ調整機構を示す一部破断平面図。 (a),(b)は作用を説明するための側面図。 (a)は第2の実施形態のニッパゲージ調整機構の断面図、(b)は(a)のB−B線断面図。 別の実施形態のニッパゲージ調整機構の断面図。 従来技術の模式平面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
一般に、コーマは、8個のコーミングヘッドを配設した作業部を備えている。図1に示すように、コーミングヘッド11は、一対のラップローラ12と、フィードローラ13を備えたニッパ装置14と、コーミングシリンダ15と、前後2対のデタッチングローラ16,17とを備えている。ニッパ装置14は、コーミングシリンダ15の上方で前後進揺動可能に配設されたニッパフレーム18を有し、ニッパフレーム18は、その底部にボトムニッパ19が設けられている。ニッパフレーム18には支軸18aを介してニッパアーム20が回動可能に設けられ、ニッパアーム20の先端にトップニッパ20aが固定されている。トップニッパ20aはニッパフレーム18の前後進揺動運動に同期して所定のタイミングで開閉して、ボトムニッパ19と協同してラップLを挟持するようになっている。ニッパフレーム18にはトップコーム21がボトムニッパ19の前方において、ニッパフレーム18と同期して所定の運動を行うように取り付けられている。
コーミングシリンダ15の後方、かつニッパフレーム18の下方には、ニッパシャフト22が往復回動可能に配設されている。ニッパシャフト22にはニッパフレーム駆動アーム23の第1端部が一体回動可能に固定され、その第2端部にニッパフレーム18の後端部が支軸23aを介して回動可能に支持されている。ニッパフレーム18の前端は、シリンダシャフト15aに回転可能に支持された支持アーム24の先端に対して支軸24aを介して回動可能に支持されている。そして、ニッパフレーム18は、ニッパシャフト22の往復回動(揺動運動)によって、ボトムニッパ19の先端部がデタッチングローラ16,17に対して接近・離間するように前後に揺動する構成になっている。シリンダシャフト15a及びニッパシャフト22には、図示しないメインモータにより駆動される駆動シャフトの回転が歯車装置やクランク等の機械機構を介して伝達され、ニッパ装置14はコーミングシリンダ15と同期して駆動されるようになっている。
次に、ニッパシャフト駆動部及びニッパゲージ調整機構について説明する。図3に示すように、ニッパシャフト駆動部25は、機台の端部に設けられたギヤボックス26内に設けられている。ニッパシャフト駆動部25は、駆動シャフトにより駆動される駆動ギヤ27を有し、駆動ギヤ27はニッパシャフト22と直交する面内で回転するように配置されている。ギヤボックス26内には、一端がギヤボックス26外に突出する状態で出力軸28がニッパシャフト22と同軸上に位置するように軸受29を介して支持されている。出力軸28にはアーム30の一端が一体回転可能に固定されている。ギヤボックス26にはアーム30を挟んで駆動ギヤ27と対向する位置に、回転部材31が駆動ギヤ27と同軸上に位置する状態で設けられている。アーム30は駆動ギヤ27及び回転部材31間に設けられた支持部32に支承されるスライダ部33を介して駆動ギヤ27に作動連結されている。即ち、駆動ギヤ27、出力軸28、アーム30、回転部材31、支持部32及びスライダ部33によりスライダクランク機構が構成され、駆動ギヤ27の回転に同期して出力軸28が所定範囲で揺動(往復回動)される。
図3に示すように、ニッパゲージ調整機構34は、ギヤボックス26の外部に突出した出力軸28のニッパシャフト22側の端部と、ニッパシャフト22の一端との間に設けられている。ニッパゲージ調整機構34は、ニッパシャフト22と出力軸28とを一体回転可能な状態と、出力軸28が固定された状態でニッパシャフト22を出力軸28に対して相対回動可能な状態とに切り換え可能に構成されている。また、ニッパゲージ調整機構34は、出力軸28が固定されてニッパシャフト22が出力軸28に対して相対回動可能な状態でニッパシャフト22を出力軸28に対して必要調整量相対回動させた後、再びニッパシャフト22と出力軸28とを一体回転可能な状態に連結可能に構成されている。
詳述すると、ニッパゲージ調整機構34は、図2及び図3に示すように、出力軸28に一体回転可能に固定される第1部材35と、ニッパシャフト22に一体回転可能に固定される第2部材36とで継手部37が構成されている。図2(a),(b)に示すように、第2部材36にはニッパシャフト22の周方向に延びる長孔38が形成され、第1部材35には長孔38と対応する位置にねじ孔39が形成されている。第1部材35と第2部材36とは長孔38に挿通されるとともにねじ孔39に螺合する締結具としてのボルト40により、ボルト40の締結状態においては互いに相対回動不能な状態に保持され、ボルト40の弛め状態においては相対回動可能な状態に保持される。
第1部材35は略円筒状に形成され、出力軸28が挿入される挿入孔35aと、挿入孔35a及び第1部材35の外周面に連通する溝35bと、溝35bと直交するボルト孔35cとを有し、ボルト孔35cに螺合するボルト41の締め付けにより出力軸28に固定されている。ボルト41には六角穴付きボルトが使用されている。前記ねじ孔39は、第1部材35の円筒部の一端側において円筒部の外周面に突設された凸部35dに形成されている。
第2部材36も第1部材35と同径の略円筒状に形成され、ニッパシャフト22が挿入される挿入孔36aと、挿入孔36a及び第2部材36の外周面に連通する溝36bと、溝36bと直交するボルト孔36cとを有し、ボルト孔36cに螺合するボルト42の締め付けによりニッパシャフト22に固定されている。ボルト42には六角穴付きボルトが使用されている。前記長孔38は、第2部材36の円筒部の一端側において円筒部の外周面に突設された凸部36dに形成されている。即ち、継手部37は、出力軸28及びニッパシャフト22が挿入される挿入孔35a,36aと、挿入孔35a,36a及び継手部37の外周面に連通する溝35b,36bと、溝35b,36bと直交するボルト孔35c,36cとを有し、ボルト孔35c,36cに螺合するボルト41,42の締め付けにより出力軸28及びニッパシャフト22に固定されている。
また、第1部材35と第2部材36との間には軸心合わせ部43が設けられている。この実施形態では、軸心合わせ部43は、第1部材35の内周側の第2部材36と対向する端面に形成された略円環状の凸条44と、第2部材36の内周側の第1部材35と対向する端面に形成されるとともに凸条44と嵌合する略円環状の凹部45とにより構成されている。なお、凸条44及び凹部45は溝35b,36bに対応する部分が切り欠かれた形状になっている。
ニッパシャフト22と出力軸28との間にニッパゲージ調整機構34を組み付ける場合は、第1部材35及び第2部材36を分離し、ボルト41,42を弛めた状態で、第1部材35を出力軸28の端部に、第2部材36をニッパシャフト22の端部にそれぞれ嵌合させた後、ボルト41,42を締め付けて取り付ける。次にニッパシャフト22と出力軸28とが同軸上に位置する状態で、第1部材35及び第2部材36を軸心合わせ部43の凸条44と凹部45とが嵌合するようにニッパシャフト22を移動させた後、ボルト40を第2部材36の長孔38を貫通する状態で第1部材35のねじ孔39に螺合させて締め付ける。以上によりニッパゲージ調整機構34の組み付けが完了する。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
コーマの運転時、図示しないメインモータにより駆動される駆動シャフトを介して駆動ギヤ27がコーミングシリンダ15と同期して回転される。駆動ギヤ27の回転によりニッパシャフト駆動部25の出力軸28が所定角度の範囲で往復回動(揺動)され、ニッパゲージ調整機構34を介してニッパシャフト22が出力軸28と一体に揺動される。ニッパシャフト22の揺動に伴ってボトムニッパ19がニッパフレーム18と共に前後に揺動され、トップニッパ20aが上下に揺動されてボトムニッパ19の先端部との間でラップLの把持、解放を行う。また、ニッパ装置14に把持されたラップLの先端が、コーミングシリンダ15のコーミングセグメント15bにより梳られる。ラップLがコーミングセグメント15bにより梳られる際に除去される落綿量は、コーミングセグメント15bがニッパ装置14に把持されたラップLを梳るタイミングにより変化する。
コーミングシリンダ15は紡出条件に応じて所定速度で回転され、コーミングセグメント15bは所定周期でボトムニッパ19の下方を通過する。一方、ニッパフレーム18はコーミングシリンダ15と同期して揺動されるニッパシャフト22の揺動により、所定の範囲で前後に揺動される。したがって、ニッパフレーム18の最前進位置が変更されると、コーミングセグメント15bがニッパ装置14に把持されたラップLの先端を梳るタイミングが変更されて落綿量が変化する。
紡出される製品の品質により落綿量を適正な値とするため、ニッパフレーム18が最前進位置に移動した際のデタッチングローラ16とボトムニッパ19の前端との距離、即ちニッパゲージGを調整する必要がある。ニッパゲージGの調整は、コーマの運転に先立ってニッパゲージ調整機構34を調整することにより行われる。ニッパゲージGの調整は、コーマの停止状態においてボルト40を弛めてボルト40による第1部材35と第2部材36との締結を解除した状態で、第1部材35をニッパシャフト22と共に必要調整量回動させた後、ボルト40を締結状態にすることで完了する。なお、落綿量を適正な値とするための必要調整量は予め求められており、そのデータに基づいて紡出条件に対応した適切な値にニッパゲージGが調整される。
図4(a)に示すニッパゲージGが狭い状態から、ニッパゲージ調整のため、ニッパシャフト22を出力軸28に対して相対回動可能な状態で図4(a)の時計方向に回動させると、ニッパフレーム駆動アーム23がニッパシャフト22と一体に回動され、ニッパフレーム18を介して支持アーム24がシリンダシャフト15aを中心に時計方向に回動される。その結果、図4(b)に示すように、ニッパゲージGが広くなる。ニッパシャフト22が回動される際、シリンダシャフト15aは停止状態にあるため、支持アーム24が回動されてもコーミングシリンダ15は回動されず、コーミングセグメント15bの位置は変化しない。その結果、ニッパゲージ調整が行われるとニッパ装置14とコーミングセグメント15bとの位置関係が変化し、コーマ運転時における落綿量が変化する。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)コーマのニッパシャフト駆動部25は、一端がギヤボックス26の外部に突出する状態で設けられるとともにコーミングシリンダ15と同期してニッパシャフト22と同軸上で往復回動される出力軸28を有する。出力軸28のギヤボックス26の外部に突出したニッパシャフト22側の端部と、ニッパシャフト22の一端との間に、ニッパゲージ調整機構34が設けられている。ニッパゲージ調整機構34は、ニッパシャフト22と出力軸28とを一体回転可能な状態と、出力軸28が固定された状態でニッパシャフト22を出力軸28に対して相対回動可能な状態とに切り換え可能に構成されている。したがって、ニッパゲージ調整機構34の組み付け性及びニッパシャフト駆動部25を含めたニッパ装置の製造性を高めることができる。
(2)ニッパゲージ調整機構34は、出力軸28に一体回転可能に固定される第1部材35と、ニッパシャフト22に一体回転可能に固定される第2部材36とで継手部37が構成されている。第2部材36にはニッパシャフト22の周方向に延びる長孔38が形成され、第1部材35と第2部材36とは長孔38に挿通される締結具(ボルト40)により、締結具の締結状態においては互いに相対回動不能な状態に保持され、締結具の弛め状態においては相対回動可能な状態に保持される。したがって、ニッパゲージ調整機構34は、ニッパシャフト駆動部25及びニッパシャフト22に対して独立して製造し、ニッパシャフト駆動部25及びニッパシャフト22に対して後付けで組み付けることができる。
(3)第1部材35と第2部材36との間には軸心合わせ部43が設けられている。したがって、ニッパゲージ調整を行うためにニッパシャフト22が第2部材36とともに第1部材35に対して相対回動されても、出力軸28とニッパシャフト22との同軸性が確保される。
(4)軸心合わせ部43は第1部材35の内周側の第2部材36と対向する端面に形成された略円環状の凸条44と、第2部材36の内周側の第1部材35と対向する端面に形成されるとともに凸条44と嵌合する略円環状の凹部45とにより構成されている。したがって、軸心合わせ部43が第1部材35及び第2部材36と別体に形成される構成に比べて、部品点数が少なくなる。
(5)ニッパゲージ調整機構34の継手部37は、出力軸28及びニッパシャフト22が挿入される挿入孔35a,36aと、挿入孔35a,36a及び継手部37の外周面に連通する溝35b,36bと、溝35b,36bと直交するボルト孔35c,36cとを有し、ボルト孔35c,36cに螺合するボルト41,42の締め付けにより出力軸28及びニッパシャフト22に固定されている。したがって、継手部37が出力軸28やニッパシャフト22を挟むように分割可能な複数の部品で構成とした場合に比べて部品点数が少なく、組み付け性が向上する。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を図5にしたがって説明する。この実施形態では、ニッパゲージ調整機構の構成が第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図5(a)に示すようにニッパゲージ調整機構50は、出力軸28に一体回転可能に固定される固定部51aと、ニッパシャフト22に相対回転可能な状態又は相対回転不能な状態に切り換えられる連結部51bとを有する継手部51を備えている。図5(b)に示すように、連結部51bにはニッパシャフト22の周面に形成された雌ねじ部22aと対向する位置にニッパシャフト22の周方向に延びるように長孔52が形成されている。連結部51bは、長孔52を貫通して雌ねじ部22aに螺合されるボルト40の締め付け状態でニッパシャフト22に対して相対回転不能な状態になり、ボルト40の弛め状態でニッパシャフト22に対して相対回転可能な状態になる。
この実施形態のニッパゲージ調整機構50は、ボルト41を弛めた状態で出力軸28に対して移動可能になる。また、ボルト40及びボルト42を弛めた状態でニッパシャフト22が継手部51に対して相対回動可能になり、ボルト40の雌ねじ部22aに対する螺合を解除、かつボルト42を弛めた状態でニッパシャフト22に対して軸方向に移動可能になる。
ニッパゲージ調整機構50をニッパシャフト22と出力軸28との間に組み付ける場合は、ボルト41,42を弛めた状態で、連結部51bをニッパシャフト22に取り付け、ボルト40を雌ねじ部22aに螺合させる。次にニッパシャフト22と出力軸28とが同軸上に位置する状態で、第1部材35が固定部51aに挿入されるようにニッパシャフト22を移動させた後、ボルト41,42を締め付ける。
したがって、この第2の実施形態によれば、第1の実施形態の(1),(5)と同様な効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(6)継手部51が軸方向に分割可能な第1部材35と第2部材36とで構成される第1の実施形態のニッパゲージ調整機構34に比べて部品点数が少なくなる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 図6に示すように、第1部材35に凸条44に代えて第2部材36の凹部45と同心で同径の凹部46を設け、両凹部45,46と両凹部45,46に嵌合するリング47とにより軸心合わせ部43を構成してもよい。
○ 第1部材35及び第2部材36を出力軸28やニッパシャフト22を挟むように分割可能な複数の部品で構成したり、継手部51を出力軸28やニッパシャフト22を挟むように分割可能な複数の部品で構成したりしてもよい。この場合、ニッパシャフト22を最終組み付け位置、即ち出力軸28と同軸上で出力軸28との距離が所定の値の位置に配置した後、ニッパゲージ調整機構34,50を組み付けることができる。また、ニッパゲージ調整機構34,50を交換する際に、ニッパシャフト22を、ニッパゲージ調整機構34,50をニッパシャフト22及び出力軸28から取り外し可能な位置まで移動させる必要がない。
○ 第1部材35と第2部材36との間に設けられる軸心合わせ部43を構成する凸条44を第2部材36側に設け、凹部45を第1部材35側に設けてもよい。
○ 出力軸28は両端がギヤボックス26の外部に突出する構成にしてもよい。
○ 第1部材35の凸部35dに長孔38を形成し、第2部材36の凸部36dにねじ孔39を形成してもよい。
○ 第1部材35あるいは固定部51aが出力軸28を締め付ける構成、第2部材36あるいは連結部51bがニッパシャフト22を締め付ける構成は、ボルト41,42をボルト孔35c,36cに螺合する構成に代えて、雌ねじ部を有さないボルト孔を貫通するボルトにナットを螺合する構成にしてもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項3に記載の発明において、前記軸心合わせ部は、前記第1部材及び第2部材の対向する端部のいずれか一方に設けられた凸部と、他方に設けられた凹部とにより構成されている。
(2)請求項3に記載の発明において、前記軸心合わせ部は、前記第1部材及び第2部材の対向する端部にそれぞれ設けられた凹部と、両凹部に嵌合されるリングとにより構成されている。
11…コーミングヘッド、15…コーミングシリンダ、18…ニッパフレーム、22…ニッパシャフト、22a…雌ねじ部、25…ニッパシャフト駆動部、26…ギヤボックス、28…出力軸、34,50…ニッパゲージ調整機構、35…第1部材、35a,36a…挿入孔、35b,36b…溝、35c,36c…ボルト孔、36…第2部材、37,51…継手部、38,52…長孔、40,41,42…ボルト、43…軸心合わせ部、51a…固定部、51b…連結部。

Claims (5)

  1. 複数のコーミングヘッドを有し、全てのコーミングヘッドの各ニッパフレームが共通のニッパシャフトの往復回動によって同期して前後方向に揺動され、前記ニッパシャフトはギヤボックス内に設けられたニッパシャフト駆動部によりコーミングシリンダと同期して往復回動されるコーマにおいて、
    前記ニッパシャフト駆動部は、少なくとも一端が前記ギヤボックスの外部に突出する状態で設けられるとともに前記コーミングシリンダと同期して前記ニッパシャフトと同軸上で往復回動される出力軸を有し、前記出力軸の前記ギヤボックスの外部に突出した前記ニッパシャフト側の端部と、前記ニッパシャフトの一端との間に、ニッパゲージ調整機構が設けられ、前記ニッパゲージ調整機構は、前記ニッパシャフトと前記出力軸とを一体回転可能な状態と、前記ニッパシャフトを前記出力軸に対して相対回動可能な状態とに切り換え可能に構成されていることを特徴とするコーマ。
  2. 前記ニッパゲージ調整機構は、前記出力軸に一体回転可能に固定される第1部材と、前記ニッパシャフトに一体回転可能に固定される第2部材とで継手部が構成され、前記第2部材には前記ニッパシャフトの周方向に延びる長孔が形成され、前記第1部材と前記第2部材とは前記長孔に挿通される締結具により、前記締結具の締結状態においては互いに相対回動不能な状態に保持され、前記締結具の弛め状態においては相対回動可能な状態に保持される請求項1に記載のコーマ。
  3. 前記第1部材と前記第2部材との間には軸心合わせ部が設けられている請求項2に記載のコーマ。
  4. 前記ニッパゲージ調整機構は、前記出力軸に一体回転可能に固定される固定部と、前記ニッパシャフトに相対回転可能な状態又は相対回転不能な状態に切り換えられる連結部とを有する継手部を備え、前記連結部には前記ニッパシャフトの周面に形成された雌ねじ部と対向する位置に前記ニッパシャフトの周方向に延びるように長孔が形成され、前記長孔を貫通して前記雌ねじ部に螺合されるボルトの締め付け状態で前記連結部が前記ニッパシャフトに対して相対回転不能な状態になり前記ボルトの弛め状態で前記ニッパシャフトに対して相対回転可能な状態になる請求項1に記載のコーマ。
  5. 前記継手部は、前記出力軸及び前記ニッパシャフトが挿入される挿入孔と、前記挿入孔及び継手部の外周面に連通する溝と、前記溝と直交するボルト孔とを有し、前記ボルト孔に螺合するボルトの締め付けにより前記出力軸及び前記ニッパシャフトに固定されている請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のコーマ。
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