JP5586871B2 - 熱処理方法、熱処理装置、熱処理システム、及び処理方法用セット - Google Patents
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Description
本発明においては、被処理物(被冷却物又は被加熱物)の周囲に充填された金属製柱状小片を調温気体(冷却気体又は加熱気体)によって冷却又は加熱し、その金属製柱状小片を介して被処理物を冷却又は加熱するので、非常に効率的に冷却又は加熱を実施することができる。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
載置用トレイに載せた被処理物を収容する熱処理室に、気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体を供給することによって、前記被処理物を熱処理する方法であって、
前記載置用トレイ上に金属製柱状小片を、前記被処理物と直接に接触させるか、あるいは前記被処理物を包装している包装体の外壁に直接に接触させるように前記載置用トレイ上に充填することを特徴とする、前記熱処理方法によって解決することができる。
この態様においては、調温気体接触部と、その調温気体接触部に連結すると共に前記金属製柱状小片と接触する熱伝達部とを備える伝熱媒介体を用い、調温気体を前記調温気体接触部に接触させて冷却又は加熱エネルギーを前記調温気体接触部に捕捉させ、前記熱伝達部を介して前記冷却又は加熱エネルギーを金属製柱状小片に伝達し、金属製柱状小片を介して前記被処理物を熱処理することができる。
この態様においては、前記載置用トレイの下方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する下方傾斜遮蔽板を設け、前記載置用トレイの底板に設けた通風孔に、トレイの上方から下方に向けて前記調温気体を通過させることができる。
また、この態様においては、前記熱処理室において、前記載置用トレイの上方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する上方傾斜遮蔽板を設けると共に、前記載置用トレイの下方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する下方傾斜遮蔽板を設け、
しかも、前記上方傾斜遮蔽板の気体流案内方向と下方傾斜遮蔽板の気体流案内方向とを相互に平行とし、トレイの上方から下方に向けて、又はトレイの下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させることもできる。
前記載置用トレイ上に金属製柱状小片が、前記被処理物と直接に接触させるか、あるいは前記被処理物を包装している包装体の外壁に直接に接触させるように前記載置用トレイ上に充填されていることを特徴とする、前記熱処理装置にも関する。
前記熱処理トンネルは、熱処理コンテナが通過する順に、装入ゾーン、熱処理ゾーン、及び取出ゾーンを含む。前記装入ゾーンと前記熱処理ゾーンとの間に、予備ゾーンを設けることができ、前記熱処理ゾーンと前記取出ゾーンとの間に、緩衝ゾーンを設けることができる。前記予備ゾーン、前記熱処理ゾーン、及び前記緩衝ゾーンには、それぞれ、所定温度に加熱又は冷却された調温気体を熱処理コンテナに供給することのできる気体調温室を備えている。
被処理物載置用トレイと、
金属製柱状小片と、
調温気体接触部とその調温気体接触部に熱伝達的に連絡する金属製柱状小片接触部とを備える伝熱媒介体と
を含む熱処理方法用セットにも関する。
被処理物載置用底面を有する底板に、前記被処理物を保持するが、気体を通過させることのできる通風孔を有する被処理物載置用トレイと、
前記載置用トレイの底板に設けた通風孔から落下しない金属製柱状小片と
を含む熱処理方法用セットにも関する。
被処理物載置用底面を有する底板に、前記被処理物を保持するが、気体を通過させることのできる通風孔を有する被処理物載置用トレイと、
前記載置用トレイの底板に設けた通風孔から落下しない金属製柱状小片と
底板に気体を通過させることのできる通風孔を有する内側バスケットと
を含む熱処理方法用セットにも関する。
ここで、「冷凍温度帯」とは、被処理物を凍結させる温度領域、すなわち、0℃以下の温度領域を意味する。具体的には、氷結点(食品類中ではじめて氷結晶が生じる温度)以下の凍結状態を含み、当然、−18℃以下の凍結状態も含む。また、「非冷凍温度帯」とは、被処理物を凍結させない温度領域、すなわち、0℃より高い温度領域を意味し、例えば、常温温度帯、及び冷蔵温度帯が含まれる。なお、「冷凍温度帯」への「冷却」を単に「冷凍」と称することがあり、本明細書の以下の説明においては、簡便化の目的で「非冷凍温度帯への冷却」を、単に「非冷凍冷却」と称することがある。
また、加熱処理には、殺菌加熱処理や調理加熱処理が含まれる。
本発明においては、金属製柱状小片、特に高熱伝導度及び高熱容量を有する金属製柱状小片を用いる。ここで、柱状とは、円柱状、楕円柱状、又は角柱状(すなわち、三角柱状ないし多角柱状、例えば六角柱状)を意味する。
図1は、本発明で用いることのできる円柱状小片31の斜視図であり、図1(a)は、幅(w)に対して高さ(h)が短い扁平型円柱状小片31Aを示し、図1(b)は、幅(w)に対して高さ(h)が長い細長型円柱状小片31Bを示す。図2は、本発明で用いることのできる六角柱状小片32の斜視図であり、図2(a)は、幅(w)に対して高さ(h)が短い扁平型六角柱状小片32Aを示し、図2(b)は、幅(w)に対して高さ(h)が長い細長型六角柱状小片32Bを示す。図1及び図2に示すように、底面(又は上面)の最大長に相当する幅(w)と、軸方向の長さに相当する高さ(h)の比率は特に限定されず、種々の比率の柱状小片を用いることができる。
なお、図1及び図2に示す態様の金属製柱状小片は、後述する平行流方式において用いるのが好ましい。
なお、被処理物が果物や加工食品のように比較的大きな場合は、金属製柱状小片の寸法は被処理物よりも小さくなるが、例えば、コショウ粒のような小型の被処理物の場合には、金属製柱状小片の寸法を被処理物よりも大きくするのが一般的である。
次に、本発明で利用する処理方式について説明する。
以下、「上下・下上流方式」について最初に説明し、次に、「上下・下上流方式」において「傾斜板」を利用する態様について説明し、続いて、「平行流方式」の態様について説明する。
本発明で利用することのできる上下・下上流方式の原理を、図9及び図10(本発明)並びに図26及び図27(従来技術)の模式的説明図に沿って説明する。図9及び図10並びに図26及び図27では、説明の便宜のために3つの被処理物21,82のみを示すが、実際の適用例では、多数の被処理物21,82が同じトレイ上に相互に間隔を隔てて併置される。以下、本明細書に添付の各図面においては、被処理物を1つ〜3つ程度までしか図示していないが、これも説明の便宜のためであり、実際の適用例では、多数の被処理物が同じトレイ上に相互に間隔を隔てて併置される。なお、調温気体としては、一般的は、調温空気を使用する。
すなわち、これらの金属製柱状小片(又はその組合せ)は、トレイに充填された際に、上下・下上流調温気体を円滑に通過させる流通性を有することが要求されると共に、調温気体から冷却又は加熱エネルギーを有効に捕捉して蓄熱することが好ましい。
すなわち、これらの金属製柱状小片(又はその組合せ)は、トレイに充填された際に、上下・下上流調温気体を円滑に通過させる流通性を有することが要求されると共に、調温気体から冷却又は加熱エネルギーを有効に捕捉して蓄熱することが好ましい。
本発明において利用可能な上下・下上流方式は、上方・下方傾斜板方式と組合せて実施することができる。すなわち、上下・下上流方式では、前記熱処理室において、前記載置用トレイの上方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する上方傾斜遮蔽板を設けると共に、前記載置用トレイの下方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する下方傾斜遮蔽板を設けることができる。この場合、これらの上方傾斜遮蔽板の気体流案内方向と下方傾斜遮蔽板の気体流案内方向とを相互に平行にする。
なお、図18では、下上流調温気体を通過させる態様を示したが、逆に、上下流調温気体を通過させることもできる。
本発明は、「平行流方式」、すなわち、従来法と同様に、調温気体(冷却気体又は加熱気体)をトレイ底板と平行に通過させる熱処理方式(冷却方式又は加熱方式)によって実施することもできる。具体的には、金属製柱状小片充填方式と平行流方式とを組合せた平行流/金属製柱状小片充填方式として実施することもできる。
本発明は、上下・下上流方式及び平行流方式のいずれについても、バッチ法又は連続法によって実施することもできる。上下・下上流方式と傾斜板方式との組合せ態様によるバッチ法は、例えば、図18に示す装置を用いて実施することができる。傾斜板方式を用いない上下・下上流方式や、平行流方式のバッチ法も、図18に示す装置を変形して実施することができる。
熱処理システム60は、装入ゾーン61A、熱処理ゾーン61C、及び取出ゾーン61Eを含み、装入ゾーン61Aと熱処理ゾーン61Cとの間に予備ゾーン61Bを設けることができ、熱処理ゾーン61Cと取出ゾーン61Eとの間に緩衝ゾーン61Dを設けることができる。
本発明は、任意の被処理物に適用することができる。冷却処理の対象としては、例えば、各種の食品(例えば、加工食品、又は生鮮食品)、植物(特に、観賞用植物の全体又はその一部分)、飼料、又は人若しくは動物の死体を挙げることができる。
また、加熱処理の対象としては、比較的低温の加熱殺菌を必要とする任意の対象を挙げることができ、例えば、各種の食品(例えば、加工食品)、コショウ粒や銀杏などの食用実(種)又はナッツ類に好適に適用することができる。
更に、例えば、魚類のように、被処理物をそのまま金属製柱状小片と接触させると、エラから金属製柱状小片が混入する可能性があるので、薄フィルム(プラスチック、紙、布、金属箔など)で包装してから接触させるのが好ましい。このような一時的包装体も、本発明の包装体に含まれる。
例えば、茶碗蒸し(プラスチック製容器詰め及びプラスチックフィルムカバーを付けた状態)は、従来法で冷凍すると卵が変質し、巣が形成されるのに対し、本発明によれば、卵の変質も起きず、巣の形成も観察されない。また、本発明により、食品の加熱殺菌処理を、コショウ粒について実施したところ、コショウ粒では、風味の変化も認められなかった。
また、被処理物の品質に影響を与えない比較的低温の加熱殺菌に利用することができる。更に、食品の加熱調理にも適用可能である。
15・・・カゴ型トレイ;15T・・・底板;16・・・係止桟;
17・・・カゴ型トレイ;17T・・・半球状底板;
18・・・カゴ型トレイ;18T・・・凸状底板;21・・・被処理物;
22A・・・大型金属製柱状小片充填領域;
22B・・・小型金属製柱状小片充填領域;
23・・・金属製柱状小片;23S,28S・・・小型金属製柱状小片;
23L・・・大型金属製柱状小片;24・・・;分離筒状体;
25・・・分離用内側バスケット;25T・・・底面;
26・・・分離用貫通孔;27・・・把持部;
31・・・円柱状小片;32・・・六角柱状小片;
33・・・有孔円柱状小片;33a,33b・・・通風貫通孔;
34・・・有孔六角柱状小片;34a,34b・・・通風貫通孔;
35・・・溝付円柱状小片;35a,35b・・・通風溝;
36・・・溝付六角柱状小片;36a,36b・・・通風溝;
37・・・溝付円柱状棒状体;38・・・有孔六角柱状棒状体;
41・・・熱処理室;
42・・・載置用トレイ;43・・・天井;
44・・・上方傾斜遮蔽板;44A・・・非通風性案内表面;
45・・・床;46・・・下方傾斜遮蔽板;46A・・・非通風性案内表面;
47・・・取入口;48・・・排出口;50・・・熱処理装置;
50A・・・熱処理室;50B・・・気体調温室;
51・・・第1トレイ;52・・・第2トレイ;
53・・・第3トレイ;54・・・第4トレイ;
51A・・・第1上方傾斜遮蔽板;52A・・・第2上方傾斜遮蔽板;
53A・・・第3上方傾斜遮蔽板;54A・・・第4上方傾斜遮蔽板;
51B・・・第1下方傾斜遮蔽板;52B・・・第2下方傾斜遮蔽板;
53B・・・第3下方傾斜遮蔽板;54B・・・第4下方傾斜遮蔽板;
55・・・熱交換器;55・・・熱交換器;55A・・・熱交換器用ファン;
56・・・調温気体供給ダクト;56A,56B・・・送気用ファン;
57・・・排出ダクト;58・・・吸気用ファン;
60・・・熱処理システム;61A・・・装入ゾーン;
61B・・・予備ゾーン;61C・・・熱処理ゾーン;
61D・・・緩衝ゾーン61D;61E・・・取出ゾーン;
62・・・熱処理トンネル;62E・・・恒温室;
64・・・入口;64A・・・装入口ドア;65・・・出口;
65A・・・排出口ドア;66A・・・シール用固定突起;
66B・・・シール用固定突起;
67B,67C1,67C2,67C3,67D・・・気体調温室;
68・・・熱交換器;69a,69b,69c・・・送気用ファン;
71・・・伝熱媒介体;72・・・調温気体接触部;73・・・熱伝達部;
74・・・突起;75・・・カゴ型トレイ;75T・・・底板;
90・・・熱処理コンテナ;
90c1,90c2,90c3・・・処理位置;
91・・・断熱壁;91T・・・天井壁;91B・・・底面壁;
91R・・・右側面壁;91L・・・左側面壁;91F・・・前方壁;
91P・・・後方壁;92・・・熱処理室;
93,93a,93b,93c・・・取入窓;
94,94a,94b,94c・・・排出窓;
95・・・移動用車輪;95A・・・案内軌道;
96,97・・・断熱シール部;97A・・・断熱壁。
Claims (10)
- 載置用トレイに載せた被処理物を収容する熱処理室に、気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体を供給することによって、前記被処理物を熱処理する方法であって、
前記載置用トレイ上に金属製柱状小片を、前記被処理物と直接に接触させるか、あるいは前記被処理物を包装している包装体の外壁に直接に接触させるように前記載置用トレイ上に充填し、前記金属製柱状小片の間隙に前記調温気体を通過させることを特徴とする、前記熱処理方法。 - 前記熱処理室において、前記調温気体を前記載置用トレイの載置面と平行方向に流し、前記調温気体を金属製柱状小片と接触させる、請求項1に記載の熱処理方法。
- 前記載置用トレイとして、載置用底板に、前記被処理物及び金属製柱状小片を保持するが、前記調温気体を通過させることのできる通風孔を有するトレイを用い、前記載置用トレイの底板に設けた通風孔に、トレイの上方から下方に向けて、又はトレイの下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる、請求項1に記載の熱処理方法。
- 前記載置用トレイの下方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する下方傾斜遮蔽板を設け、前記載置用トレイの底板に設けた通風孔に、トレイの上方から下方に向けて前記調温気体を通過させる、請求項3に記載の熱処理方法。
- 前記熱処理室において、前記載置用トレイの上方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する上方傾斜遮蔽板を設けると共に、前記載置用トレイの下方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する下方傾斜遮蔽板を設け、
しかも、前記上方傾斜遮蔽板の気体流案内方向と下方傾斜遮蔽板の気体流案内方向とを相互に平行とし、トレイの上方から下方に向けて、又はトレイの下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる、請求項3に記載の熱処理方法。 - 載置用トレイに載せた被処理物を収容する熱処理室と、所定温度に加熱又は冷却された調温気体を前記熱処理室に供給する気体調温室とを含む熱処理装置であって、
前記載置用トレイ上に金属製柱状小片が、前記被処理物と直接に接触させるか、あるいは前記被処理物包装体の外壁に直接に接触させるように前記載置用トレイ上に充填されており、しかも、前記金属製柱状小片の間隙に前記調温気体を通過させることができるように充填されていることを特徴とする、前記熱処理装置。 - 移動可能な熱処理コンテナと、その熱処理コンテナを内部に通過させて熱処理を行う熱処理トンネルとを含む連続式熱処理システムであって、
前記熱処理コンテナが、断熱筐体の内部に、載置用トレイに載せた被処理物を収容すること、及び
前記載置用トレイ上に金属製柱状小片が、前記被処理物と直接に接触させるか、あるいは前記被処理物包装体の外壁に直接に接触させるように前記載置用トレイ上に充填されており、しかも、前記金属製柱状小片の間隙に前記調温気体を通過させることができるように充填されていることを特徴とする、前記連続式熱処理システム。 - 被処理物載置用トレイと、
金属製柱状小片と、
調温気体接触部とその調温気体接触部に熱伝達的に連絡する金属製柱状小片接触部とを備える伝熱媒介体と
を含む熱処理方法用セット。 - 被処理物載置用底面を有する底板に、前記被処理物を保持するが、気体を通過させることのできる通風孔を有する被処理物載置用トレイと、
前記載置用トレイの底板に設けた通風孔から落下しない金属製柱状小片と
を含む熱処理方法用セットであって、
前記金属製柱状小片が、前記載置用トレイ上において、前記被処理物と直接に接触するか、あるいは前記被処理物を包装している包装体の外壁に直接に接触し、しかも、前記金属製柱状小片の間隙に調温気体を通過させるように充填可能であること、及び
前記金属製柱状小片が、個々に、前記被処理物載置用トレイと分離可能であること
を特徴とする、前記熱処理方法用セット。 - 金属製柱状小片と、
前記金属製柱状小片を保持するが、気体を通過させることのできる通風孔を有する底板を含む載置用トレイと、
被処理物を保持するが、前記金属製柱状小片を通過させることのできる貫通孔を有する底面を含む内側バスケットと
を含む熱処理方法用セットであって、
前記内側バスケットが、前記載置用トレイ上に装入可能であること、
前記金属製柱状小片が、前記内側バスケットの内側において、前記被処理物と直接に接触するか、あるいは前記被処理物を包装している包装体の外壁に直接に接触し、しかも、前記金属製柱状小片の間隙に調温気体を通過させるように充填可能であること、及び
前記金属製柱状小片が、個々に、前記載置用トレイ及び前記内側バスケットと分離可能であること
を特徴とする、前記熱処理方法用セット。
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