JP5579016B2 - 無線認証装置及び通行管理システム - Google Patents
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Description
一方、例えば特許文献1や特許文献2に示されているように電波を使ってICカードに相当する人が所持する移動機と、扉付近に設置されたカード読み取り装置に相当する固定機との間で通信を行い、人が扉から数mから数十cm離れていてもIDの認証を行い、扉を制御するシステムが提案されている。このようなシステムでは移動機側に通信処理を行うためのバッテリが必要であるが、移動機側から一定時間毎にIDを送信しているとバッテリの消費が激しくバッテリ交換の頻度が高まるという問題があった。そこで、送信する時間間隔を長くすることにより、通信回数を減らすことでバッテリ消費を節減する方法が考えられるが、送信する時間間隔を長くすると、認証後、扉を開閉するまでの平均時間が長くなり扉の前で待つ時間が長くなるという問題がある。このような問題を解決するため、扉付近の固定機から送信指示のための電波を発し、移動機は送信指示の電波を受けたときのみ、IDを送信するシステムが提案されている。一般的に電波の送信は受信よりも電力消費が大きいために移動機側では常時電波受信状態にあり必要なときのみ電波を送信することでバッテリ消費を節減することができる。
図1は、この発明の実施の形態1による無線認証装置を示す構成図である。
図1に示す無線認証装置は、移動機100および固定機200からなる。
固定機200は人が出入りする扉の付近に設置され、移動機100は人が所持する機器である。移動機100は、送信指令受信部101、送信指令記録部102、ID送信部103、休止判定部104、休止・起動実行部105、起動指示ボタン106を備えている。
送信指令受信部101は、固定機200から送信された送信指令を受信する。送信指令記録部102は、送信指令受信部101で受信された送信指令を記録する。ID送信部103は、送信指令受信部101で送信指令を受信した場合は、予め設定された移動機識別情報である移動機IDを送信するものである。休止判定部104は、内部に送信指令カウンタ104aとタイマ104bを備え、これら送信指令カウンタ104aのカウント値とタイマ104bの経過時間に基づいて休止判定を行う機能を有している。また、タイマ104bは前回の送信指令を受けてから経過した時間を計測するためのタイマである。送信指令カウンタ104aは、送信指令記録部102で記録した送信指令をカウントするためのカウンタであり、連続して送信指令を受けた場合の送信指令の回数を数えるためのものである。休止・起動実行部105は、休止判定部104で休止と判定した場合は、移動機100を休止状態とするものである。また、これら休止判定部104と休止・起動実行部105で、移動機100を休止させる休止手段を構成している。起動指示ボタン106は、移動機100が休止状態にある場合、その休止状態を動作状態に復帰させる復帰手段を構成している。
固定機200では、送信受信制御部202によって一定周期で送信指令送信部201から送信指令を送信する。移動機100が固定機200からの送信指令の届く範囲にある場合は移動機100の送信指令受信部101が送信指令を受信する。
送信指令受信部101が、固定機200からの送信指令を受けると(ステップST1)、ID送信部103はID送信を実行する(ステップST2)。また、送信指令記録部102に送信指令が記録されると、休止判定部104では、タイマスタート後、一定時間を経過したかどうかを判定する(ステップST3)。タイマスタート後一定時間を経過していればタイマ104bおよび送信指令カウンタ104aをリセットして送信指令待ち状態に戻る(ステップST4,ST5)。一方、タイマスタート後一定時間を経過していなければ、送信指令カウンタを1段階カウントアップする(ステップST6)。その後、タイマをリセットする(ステップST7)。その後、送信指令カウンタ104aが一定値以上になっているか否かを判定し、一定値以上になっていなければ送信指令待ち状態に戻る(ステップST8)。このステップST8において、送信指令カウンタ104aが一定値以上になっていれば、送信指令カウンタ104aをリセットして(ステップST9)、移動機100を休止させるための信号を休止・起動実行部105に出力する。これにより、休止・起動実行部105は、移動機100を休止状態とする(ステップST10)。
以上の動作により、送信指令を一定時間内に一定回数受けると移動機100の動作を休止させることができる。
固定機200は、送信指令送信部201から送信した指令に対し移動機100がID送信部103によりIDを送信した場合は、ID受信部203によってIDを受信する。また、固定機200には、ID認証部204に予め認証するIDが記録されており、ID認証部204ではID受信部203から受け取ったIDが予め記録されたIDと一致すれば認証OKとして、一致しなければ認証NGとして外部通信部205に認証結果を伝える。外部通信部205には一般的に扉の開閉制御装置が接続されており、認証OKの場合は、扉の鍵を開錠するといった動作や、扉が自動ドアの場合は扉を開くといった動作を行う。
移動機100の休止・起動実行部105では、休止時は移動機100の全ての電子回路の電源を切り休止させる。このため休止時は移動機100でのバッテリの消費はゼロとなる。移動機100は休止すると送信指令を受けることができなくなるため、移動機100を所持する者が固定機200に近づいてもIDを送ることができず、扉または扉の鍵を開くことはない。移動機100の所持者は扉または扉の鍵が開かないために移動機100が休止していることを知る。移動機100は起動指示ボタン106を有し、このボタンを押すことで移動機100は休止・起動実行部105により起動し、休止前の状態に戻る。休止前の状態に戻ると移動機100は送信指令を受けることができるため、固定機200から送信指令を受けるとID送信を行い、固定機200でIDを受信することで扉を開くことができる。
実施の形態1では起動指示ボタン106は移動機100が休止状態から起動状態へ戻るためだけのものであるが、起動指示ボタン106を押した場合に休止していたかどうかにかかわらず、また送信指令の受信の有無にかかわらず、固定機200に対してID送信を1回行うこととすれば、送信指令を待つことなくID送信ができるためボタンを押してから扉が開くまでの時間が短くなる。即ち、実施の形態2では、起動指示ボタン106でボタンが押下された場合は、ID送信部103よりID送信が行われるよう構成されている。その他の各構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態1では、固定機200から受信間隔が所定時間以内の送信指令を所定回数以上受信した場合に移動機100の動作を休止させるとしていたが、更に、休止判定部104において、移動機100のバッテリの残量が一定値以下になった場合に移動機100が休止することとすれば、休止状態に入ることでバッテリの消費を抑えバッテリが完全に消耗することを抑止することができる。即ち、実施の形態3の休止判定部104では、移動機100の電源供給を行うバッテリの電圧が所定値以下に低下した場合は、移動機100の休止信号を送出するよう構成されている。尚、実施の形態3における図面上の構成は図1と同様であるが、バッテリについては図示されていない。
ゲート、扉などにより、通行方法が規制されている場所では実施の形態1の手段が可能である。しかし、廊下、通路、会議室といった室内の机付近、講堂等の広い空間など、通過可否について物理的制約を課することができない場所において、移動機の有無をリアルタイムで把握するために固定機を設置した場合、起動指示ボタンを用いた起動方式は不向きである。即ち、起動指示ボタンを備える移動機を所持する人物が上記場所を通過の際に、既に移動機が休止中であっても、ゲート等がないことから本人の通過は可能であるため、休止であることを知ることが難しい。よって、所持者に休止を解除させる方式ではこのような問題に対応できないことから、休止させない方式が望ましい。一方、単に休止させない構成としただけでは、固定機設置箇所にて移動機の所持者が滞留した場合、送信指令が続き、ID送信が多発することでバッテリ消費が多くなってしまう。そこで、実施の形態4では、このように送信指令が同じ固定機から一定時間以内に続いた場合、2度目からの送信指令に対しては移動機自らの判断でID送信を行わないよう構成する。この制御方法により、滞留時にもID送信回数を必要最小限に抑えることでバッテリ消費を抑えることが可能になる。
一方で、送信指令周期を早くすることで迅速に移動機100aを検知することができる。移動機100aが移動した際に、移動先付近に固定機200aが存在した場合、違う固定機200aであることが判別できれば複数の固定機200aが存在する環境においても直ちに応答を返すことが可能である。違う固定機200aであることを判別するために、例えば、固定機200aから送信する送信指令の中に、固定機200a自らのID等識別子を埋め込むことで、移動機100aは異なる固定機200aからの送信指令であると認識できる。尚、上位システム300は、固定機200aを制御すると共に固定機200aからの認証結果に基づいて入退室管理や扉の開閉制御といった種々の動作を行うシステムである。
図示のように、移動機100aは、送信指令受信部101、送信指令記録部102、ID送信部103、休止判定部114を備えている。送信指令受信部101〜ID送信部103は、図1に示した実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。休止判定部114は、固定機200a毎に付与される固定機IDといった固定機識別情報の記憶部(図示省略)を有し、固定機200aの識別を行う機能を有している。そして、休止判定部114は、任意の固定機200aから送信指令を受けた場合、その送信指令に含まれる固定機IDと記憶されている固定機IDとに基づき、一定時間内にこの固定機200aから送信指令を受けたかを判定し、受けていない場合にのみ移動機識別情報を送信するよう制御する。即ち、前回と同じ固定機200aからの送信指令であった場合は、ID送信部103からのID送信を停止させるよう制御を行う。
移動機100aでは、固定機IDを初期化した(ステップST11)後、送信指令受信部101が、固定機200aからの送信指令を受けると(ステップST12)、休止判定部114は、送信指令記録部102に記録された送信指令に基づき、前回とは異なる固定機IDか(一定時間内に送信指令を受けた固定機か)を判定する(ステップST13)。尚、固定機200aに固有の固定機IDは送信指令中に含まれているものとする。ステップST13において、前回とは異なる固定機IDであった場合、ID送信部103はIDの送信を実行する(ステップST14)と共に、休止判定部114は、その固定機IDを記録する(ステップST15)。一方、ステップST13において、前回と同じ固定機IDであった場合、休止判定部114は、ID送信部103からのID送信を停止させるよう指示する。即ち、そのまま、ステップST12に戻る。
実施の形態5は、実施の形態4の構成に加え、移動機100aがある固定機200aの固定機送信範囲20から外れたと判断した瞬間にもID送信を行うことが特徴である。図面上の構成は、実施の形態4と同様であるため、図3及び図4を用いて説明する。
図3に示したように、実施の形態4では移動機100aがAからBに移動した瞬間にIDを送信するが、実施の形態5ではこれに加えて図3中のBからCに移動した、即ち、移動機100aが固定機200aの固定機送信範囲20外に移動した瞬間にもIDを送信する。Cの位置では、固定機200aの送信を移動機100aが受信することはできないが、移動機100aの送信を固定機200aが受信することは可能である。これは、移動機100aと固定機200aの送受信に異なる周波数の電波を用いるなどして移動機100aの送信範囲が固定機200aの送信範囲よりも広くなるよう構成することで実現できる。
ここで、ステップST11〜ステップST15aにおける基本的な処理は図5に示した実施の形態4の動作と同様であるため、これらのステップの説明は省略する。一方、ステップST12において、送信指令を受けていない場合、休止判定部114は、最後の送信指令から一定時間が経過したかを判定する(ステップST21)。即ち、休止判定部114は、何らかの送信指令を受けた時点でタイマをスタートさせ、このタイマがタイムアウトしたかを判定する。ステップST21において、最後の送信指令から一定時間が経過していない場合はそのままステップST12に戻り、一定時間が経過している場合はステップST14に移行してID送信部103によるID送信を行う。即ち、固定機200aからの送信指令が一定時間以上無かった場合は、移動機100aが固定機200aの固定機送信範囲20外に移動したと判断してIDを送信する。また、この場合は固定機IDを初期化する(ステップST15a)。尚、ステップST21における一定時間の値は、移動機100aを持つ人物の移動速度と固定機200aの固定機送信範囲20との関係に基づいて適宜決定する。
実施の形態6は、実施の形態4または実施の形態5の構成に加えて、上位システム300から特別な指令があった場合は移動機100aから移動機識別情報を強制的に送信するようにしたことが特徴である。図面上の構成は、実施の形態4と同様であるため、図3及び図4を用いて説明する。
ここで、ステップST13a以外のステップは実施の形態5と同様であるため、実施の形態5とは異なる部分のみ説明する。ステップST12において送信指令を受けた場合、休止判定部114は、前回とは異なる固定機IDか、または上位システム300からの強制送信指令かを判定する(ステップST13a)。いずれかであった場合は、ID送信部103に対してIDの送信を行うよう指示し、ID送信部103によってIDが送信される(ステップST14)。
このような構成により、移動機100aのID送信を減らしながら、上位システム300は、移動機100aの所在を確実に把握することができる。
実施の形態7は、複数ある固定機からの送信指令を同期して制御するようにしたものである。
第1の方法として、固定機送信範囲が重複する固定機は、全く同じ電波の送信指令を同じタイミングで送出する。図8の例では、固定機200bと固定機200c、また、固定機200cと固定機200dの固定機送信範囲がそれぞれ重複しているため、固定機200bと固定機200cの送信指令を同じ電波で同じタイミング、また、固定機200cと固定機200dの送信指令を同じものとして同じタイミングで送出する。尚、固定機200b〜200dを全て同じ送信指令としかつ同じタイミングで送信してもよい。
このような同期制御を行うことにより、電波の干渉が少なくなり通信が成立すると共に、固定機送信範囲の重複領域に移動機100bが存在する場合でも、移動機100bからは複数の固定機からの送信指令に対して1回の応答で済むことになり、移動機100bの電力消費量を抑えることができる。例えば、図8では、2つの固定機送信範囲が重なりを持っているが、この重なりが更に3個,4個,・・・,N個と多くなった場合でも、移動機100bはN個全ての固定機からの同期した送信指令に対して、ID送信を1回実行するだけでよい。このため、たとえ移動機が固定機送信範囲の重なり数が多い領域に存在した場合でも、電力消費を低く抑えることができる。
このような同期制御を行うことにより、電波の干渉は全くなく確実な通信を行うことができると共に、複数の固定機のうち、一つの固定機が送信指令を送信している間は他の固定機は送信指令の送信が待たされることになるため、非同期に送信指令の送信を行う場合に比べて、単位時間当たりの送信回数を減少させることが可能となる。その結果、移動機100bの電力消費量を抑えることができる。
図8の例を元に説明すれば、固定機送信範囲22と21または23は干渉するが、固定機送信範囲21と23とは干渉しない。このとき固定機送信範囲21、23の組み合わせと、固定機送信範囲22の2組に分けて交互に送信すれば、電波の干渉を避けて効率的に通信を行うことができる。これが第1の位置関係を利用した制御例である。また、同様に図8の例を元に説明すれば、上位システム300が、システムの管轄する固定機200b,200c,200d全ての送信範囲の中に、仮に1つの移動機100bしか存在しないことを知っていた場合、図8の例で、移動機100bが固定機送信範囲21の送信範囲に居た場合、次のタイミングでは固定機送信範囲22に移動することはあっても、固定機送信範囲22を飛ばして固定機送信範囲23に移動することはありえないことが分かる。この場合、固定機送信範囲23については送信を停止してもシステム上問題はない。このように移動機100bの存在条件と、固定機200b〜200dの位置関係から、送信停止してもシステム上問題ない固定機を割り出し、この固定機の送信指令を停止させることを、第2の位置関係を利用した制御例とする。
実施の形態8は、固定機送信範囲内に移動機が存在するか、存在しないかによって、固定機からの送信指令の間隔を動的に制御するようにしたものである。尚、固定機と移動機との関係は図8に示した実施の形態7と同様であるため、図8を用いて説明する。
図9は、固定機の送信指令の送信間隔の説明図であり、上段は時間毎の送信指令の発生状況を示したものである。また、下段はその固定機送信範囲内における移動機の時間毎の存在の有無を示したものである。
例えばある固定機(仮に固定機200bとする)が移動機100bからのID送信を受け取らず、その固定機送信範囲21内に移動機100bが存在しないと判断した場合は、固定機200bからの送信指令の実行間隔を短く、例えば周期T1にする。もし、固定機200bが移動機100bからのID送信を受け取った、即ち、固定機送信範囲21内に移動機100bが存在すると判断した場合は、固定機200bからの送信指令の実行間隔を長く、例えばT2にする。このように移動機100bの存在の有無に応じて固定機200bの送信指令の実行間隔をT1からT2まで(T1<T2)、動的に制御することにより、移動機100bを見失った状態から発見する際はできるだけ迅速に検出しつつ、検出後は移動機100bからのID送信回数が少なく保たれ、電力消費を抑えることができる。
実施の形態1では扉の制御への適用、実施の形態4では廊下、通路、講堂等の広い空間などへの適用について無線認証装置の説明を行った。本実施の形態では扉の制御と廊下、通路、講堂等での移動機の有無の検知を併用する場合について説明する。
先ず、それぞれの固定機200aは、固定機IDを、扉用固定機とそれ以外の固定機とを識別できるように変えておく。また、扉用固定機については、一定回数以上連続して同じ移動機IDを受けた場合のみ外部通信部を通じて扉を開くよう制御するものとする。
以上の実施の形態では、固定機からの送信指令に応じて移動機がIDを送信するという動作が基本であった。これは、固定機から送信指令を出すことにより、固定機が必要なときに即座に移動機のIDを取得できるという特徴の他、図3中のBにて示される、固定機からの固定機送信範囲内に移動機が存在することが保証される、つまり、固定機の位置が確かならば、移動機はその付近に存在するということで位置が特定できるという特徴を持つ。位置の特定がそれほど重要でない場合、移動機からの送信電波が十分な距離において通信可能であれば、送信指令に応答せず、移動機自らの判断で適宜送信すれば、移動機の存在が十分把握できる。例えば、数秒毎に定期的に移動機が自らIDを送信すれば、付近の固定機が受信することで付近のいずれかに移動機が存在することが可能である。こうすることにより、固定機からの送信指令の周期にかかわらず、移動機は定期的に自らの存在を示すことができ、かつ、固定機付近に移動機が滞留した場合も、以上までの実施の形態で示したような送信方法を取る必要なく、電池消費量が上昇してしまうことを避けることができる。
移動機100cは、送信指令の受信待ち状態(ステップST12)で送信指令を受けた場合は移動機IDを送信する(ステップST14)。即ち、この場合は、固定機200eからの送信指令であるため移動機IDを送信する。一方、ステップST12において、送信指令を受けない場合は一定時間が経過したかを判定し(ステップST41)、経過した場合は移動機IDを送信する(ステップST14)。即ち、この場合は、移動機100cが固定機200eの固定機送信範囲24に存在しない場合であり、部屋内404の状態であると考えられるため、移動機100cは移動機IDを一定時間毎に送信する。
移動機100cは、送信指令の受信待ち状態(ステップST12)で送信指令を受けた場合は、その送信指令は固定機200eからであるか(扉用固定機IDであるか)を判定する(ステップST31)。ステップST31で固定機200eからの送信指令であった場合は移動機IDを送信する(ステップST14)。一方、ステップST31において固定機200eからの送信指令ではなかった場合はステップST12に戻って送信指令の受信待ち状態となる。そして、一定時間が経過した場合(ステップST41)は移動機IDを送信する(ステップST14)。
移動機100cは、先ず、入室中であるかを判定する(ステップST42)。この判定方法としては例えば次の通りである。固定機200eより暫く送信指令を受け続けると入室と判断する。そして、一定時間後に再度固定機200eより暫く送信指令を受け続けると退室と判断する、といった方法である。
実施の形態4では、移動機100aで受信した送信指令について、同じ固定機200aからの送信指令であり、かつ前回の送信指令からの間隔が短い場合、移動機100aからの送信を省略することで、移動機100aにおける電力消費量を削減することを行っている。
送信指令701の実時間上での間隔を移動機100aにて全て判断する場合、移動機100aが、移動機100a内外を問わず、時計や、水晶振動子などを実時間でチェックし続ける必要がある。ここで、固定機200a側から送信する送信指令701にて、時刻あるいは時刻の代わりとなる情報を同時に移動機100aに通知することにより、移動機100aは直前に通知された時刻情報と比較することで、時間の経過を計算することが可能になる。この手法を用いることにより、演算処理部124は、送信指令701をトリガとして起動し、電波受信処理と、時刻の判断の処理を行うだけで再び停止することが可能になる。このときの消費電力は、図16中の省電力化した場合の演算処理部消費電力602に示される消費電力程度まで減らすことが可能になる。
図3にて、固定機200aより定期的に送信指令を行い、これを受信した移動機100aが移動機識別情報を送信する。このため、固定機200aの固定機送信範囲20に入った移動機100aは移動機識別情報を送信する。固定機200aがいずれかの扉の開錠動作に連動している場合、扉を通行したい移動機100aの所有者については移動機識別情報を送信することにより、扉を開錠し、通行することが可能になるため、有益である。しかし、扉の通行意思はなく、偶然固定機200a付近を通行した移動機100aについても移動機識別情報が送信されてしまい、この送信電力については無駄になり、また、無用に開錠されるためセキュリティ上も好ましくない。
無線のリモートコントローラの例としては、移動機100aが持つボタン(他スイッチ類)を押され、移動機100aよりボタンが押された旨の通知が固定機200aに送信されるなど、固定機200aに通信可能な機器がリモートコントローラの一種と考えられる。
こうすることで、不必要に移動機100aから移動機識別情報を送信しないため、固定機200a付近の通行による無駄な消費電力の増加を抑えることができ、かつ、固定機200a側も、送信指令を必要最小限に抑えることができるので、送信に係る電力を削減することができる。
実施の形態12において、不要な移動機識別情報の通信を極力避けることは可能であるが、複数の移動機100a所有者が付近に同時に存在した場合は、不要であったとしても移動機識別情報の通信を避けることは難しい。
実施の形態13では、固定機200aへの通行意思の通知があった場合、固定機200aより特定の移動機100aを指定して送信指令を送信することで、付近に通行意思とは無関係の移動機100aが存在した場合にも、これらとの通信を避けるようにしたものである。即ち、実施の形態13では、固定機200aは、移動機100aからの情報に基づいて、移動機100aが認証を希望する意思があり、かつ、認証を許可されているか否かを判別する認証判別手段を備え、この認証判別手段で認証を希望する意思があり、かつ、認証が許可されている移動機100aと判定した場合にのみ、その移動機100aを指定して送信指令を送信するようにしたものである。
図3にて、送信指令を固定機200aより送信後、扉を開錠したとき、送信指令を停止してしまうと、扉開錠中に他の移動機100aが接近、通行したとき、これら後より扉を通行した他の移動機100aについては、これらの通行を固定機200aが知ることはできない。よって開錠中においても扉の通行を管理したい場合、開錠中でも送信指令を送信し続ける運用が必要になる。実施の形態12でも述べたように、固定機200aの設置箇所によって、付近の通行者が多い場合など、移動機100aとの不要な通信を避けるために、固定機送信範囲20を狭く設定する場合がある。この例を図21に示す。固定機送信範囲25のように送信範囲を狭く設定することで、移動機100dとの不要な通信を避けるように設置された例を図示している。
実施の形態4にて、図3のB行程にて、移動機100aより移動機識別情報を送信後に扉が施錠した場合、固定機送信範囲20の内側に移動機100aが存在し続ける限り、移動機識別情報を再度送信することはないため、扉が開錠されることはない。例えば、開き扉において、ダンパー機構を所有することにより、自閉動作を行う扉は一般的であり、多く存在する。このような自閉機構を持つ扉において、他者により開かれた扉に接近し、固定機送信範囲20に到達し、移動機識別情報を送信後、直近にて扉が閉まり、施錠するような場合がある。他に、自ら固定機送信範囲20に到達、移動機識別情報を送信することで扉を開錠、扉を通過し、通過直後扉の直近で停止、扉が閉まった後に、再度扉を開こうとした場合(例えば、一旦扉を通過したが通過直後に忘れ物等に気付き、直ぐに戻りたいといった場合)でも、扉は施錠されて閉まっており、通過ができないことになる。
通行を管理したいシステムにおいて、複数の通行箇所(扉)が存在する場合、これらの条件が異なることもある。例えば、正面玄関では、十分に広い空間が確保できるため、実施の形態12に示すようなセンサやボタン操作は不要であるが、内部にて事務所に入るための扉付近などでは十分にスペースが確保できないため手かざし動作に反応するセンサを用いて実施の形態12を実施することが必要、また、事務所内にて機密情報を保管するための小部屋が存在する場合は、実施の形態13の実施が必要になるなど、同一の建物(システム)内においても、要求される条件が異なることが多い。
Claims (5)
- 固定機からの送信指令を受信した場合に、移動機識別情報を送出する移動機を備えた無線認証装置において、
前記移動機は、受信間隔が所定時間以内の前記送信指令を所定回数以上受信した場合は、当該移動機を休止させる休止手段と、前記移動機が休止状態にある場合、当該休止状態を動作状態に復帰させる復帰手段とを備え、
前記休止手段は、前記所定時間以内に前記送信指令を受信しなかった場合には、前記送信指令を受信した回数をリセットすることを特徴とする無線認証装置。 - 前記休止手段は、前記移動機の電源供給を行うためのバッテリの電圧が所定値以下に低下した場合に休止状態とすることを特徴とする請求項1記載の無線認証装置。
- 固定機からの送信指令を受信した場合に、移動機識別情報を送出する移動機を備えた無
線認証装置において、
前記移動機は、受信間隔が所定時間以内の前記送信指令を所定回数以上受信し、前記移動機の電源供給を行うためのバッテリの電圧が所定値以下に低下した場合は、当該移動機を休止させる休止手段と、前記移動機が休止状態にある場合、当該休止状態を動作状態に復帰させる復帰手段とを備えた無線認証装置。 - 前記復帰手段は、所定の操作を受けた場合は、移動機識別情報を送出させることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の無線認証装置。
- 複数の通行箇所にそれぞれ設置された複数の無線認証装置により、前記複数の通行箇所
の通行を管理する通行管理システムにおいて、
前記複数の無線認証装置として、少なくとも請求項1から請求項4のうちのいずれか
1項記載の無線認証装置を含むことを特徴とする通行管理システム。
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