JP5575205B2 - 電動パワーステアリング制御装置および電動パワーステアリング制御方法 - Google Patents

電動パワーステアリング制御装置および電動パワーステアリング制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電動モータによりハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング制御装置および電動パワーステアリング制御方法に関するもので、特に、制御装置の熱対策に関するものである。
従来の電動パワーステアリング制御装置においてモータを駆動する場合には、必要な電流を流して必要なアシストトルクを発生させているため、各部位の発熱対策が必要であった。その中でも、制御装置は、モータ電流供給のために多数の部品が介在しており、それぞれの部品の放熱性を向上させるばかりでなく、電流制限を行って制御量を可変とすることによっても、熱対策を行っていた。
従来装置として、モータ制限電流を、電流の単なる1乗、2乗の式ではなく、それらの組合せより、実部品の放熱状況により近い対応式として利用するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、別の従来装置として、モータに供給する制御回路に使用されている部品に応じて、その熱時定数を長・短時間に分類し、この2種類の電流制限値を有し、両者の値の低い方を選択して、電流制限を付加するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特許第4064600号公報 特許第3605349号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
従来装置は、電流制限が可能であり、熱対策も実行できるものではある。しかしながら、安全面を優先するあまり、モータ電流を制限しすぎる傾向となっていた。そのため、モータ電流に大電流が流れると早めに制限し、モータ電流が減った、あるいは駆動停止した後も、制限が比較的長く継続され、操舵力のアシストの低減につながっていた。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、モータ電流供給のために使用する部品の熱特性に応じてより適切な熱対策を実現できるとともに、従来と比較してより多くのアシストトルクを発生させることが可能な電動パワーステアリング制御装置および電動パワーステアリング制御方法を得ることを目的とする。
本発明に係る電動パワーステアリング制御装置は、電動モータを駆動するための電流を供給する制御ユニットを備え、車両のハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング制御装置であって、制御ユニットは、制御ユニット内に搭載されたそれぞれの部品ごとに、それぞれの部品の発熱源電流値と、電流上限値の増減量を規定する過熱保護係数との対応関係を特定する過熱保護特性として、自部品の発熱放熱に対応する第1の過熱保護特性と、前記自部品に熱的な影響を及ぼす周囲部品の発熱放熱に対応する第2の過熱保護特性の2種類をあらかじめ記憶部に記憶しておき、第1の過熱保護特性および第2の過熱保護特性の両特性の過熱保護係数を用いてそれぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値に従って電動モータを駆動するための電流に制限をかけて電動モータの電流制御を継続するものである。
また、本発明に係る電動パワーステアリング制御方法は、電動モータを駆動するための電流を供給する制御ユニットを備え、車両のハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング制御装置に適用され、制御ユニット内に搭載されたそれぞれの部品の熱特性に応じた電流上限値に従って電動モータの電流制御を行う電動パワーステアリング制御方法であって、それぞれの部品ごとに、それぞれの部品の発熱源電流値と、電流上限値の増減量を規定する過熱保護係数との対応関係を特定する過熱保護特性として、自部品の発熱放熱に対応する第1の過熱保護特性と、前記自部品に熱的な影響を及ぼす周囲部品の発熱放熱に対応する第2の過熱保護特性の2種類をあらかじめ記憶部に記憶させておくステップと、制御ユニットにおいて、第1の過熱保護特性および第2の過熱保護特性の両特性の過熱保護係数を用いてそれぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値に従って電流制御を継続するステップとを備えたものである。
本発明によれば、制御装置に使用される部品毎に、自己発熱特性および周囲温度特性の2つの熱特性を考慮して各部品について加熱保護のための電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値を選択して電流制御を行うことで、モータ電流供給のために使用する部品の熱特性に応じてより適切な熱対策を実現できるとともに、従来と比較してより多くのアシストトルクを発生させることが可能な電動パワーステアリング制御装置および電動パワーステアリング制御方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1における電動パワーステアリング制御装置の全体構成図である。 本発明の実施の形態1における熱特性図である。 本発明の実施の形態1における熱特性図である。 本発明の実施の形態1における部品毎の過熱保護特性図である。 本発明の実施の形態2における過熱保護特性図である。 本発明の実施の形態3における過熱保護特性図である。 本発明の実施の形態4における過熱保護特性図である。
以下、本発明の電動パワーステアリング制御装置および電動パワーステアリング制御方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における電動パワーステアリング制御装置の全体構成図である。本実施の形態1における電動パワーステアリング制御装置は、トルクセンサ1、車速センサ2、モータ3、バッテリ4、および制御ユニット10を備えて構成されている。なお、モータ3は、3相のブラシレスモータを採用しており、各コイル3u、3v、3wを有している状態を例示している。
また、制御ユニット10は、CPU11、駆動部12、チョークコイル13、電源リレー14、およびモータリレー15を備えて構成されている。さらに、駆動部12は、FETなどに代表される6個のスイッチング素子T1〜T6、3個のノイズ防止用コンデンサC1、C2、C3、およびモータに流れている電流を検出するための3個のシャント抵抗Ru、Rv、Rwを含んで構成されている。
トルクセンサ1は、車両のハンドル付近(図示せず)に配置され、運転者の操舵トルクを検出する。また、車速センサ2は、車両の速度を検出する。また、車両のステアリングコラム、あるいはラック軸に搭載されたモータ3の回転により、ハンドルの操舵力がアシストされる。
モータ3への電流供給源は、車両のバッテリ4であり、その制御量の演算、出力は、制御ユニット10が担っている。制御ユニット10内のCPU11は、演算、処理の中枢となる部分である。そして、駆動部12は、CPU11の出力信号(Sout)に基づいて、モータ3を駆動する駆動回路である。さらに、駆動部12の元電源部には、ノイズ用チョークコイル13、および電源リレー14が配置されている。
このように、CPU11は、トルクセンサ1、および車速センサ2の信号入力に基づいて、スイッチング素子T1〜T6をスイッチング制御することで、モータ3の各コイル3u、3v、3wへ所望の電流を供給するように、モータ3へ供給する制御量を算出する。
一方、シャント抵抗Ru、Rv、Rwにより検出された検出電流Iu、Iv、Iwは、入力信号(Sin)としてCPU11へ伝達される。そして、CPU11は、電流値に換算した制御量と、検出電流との偏差による最終電流出力値を算出し、これを電圧値に変換することで、各スイッチング素子T1〜T6を駆動するための出力信号Soutを出力する。このようにして、CPU11は、電流によるいわゆるフィードバック制御を行っている。
さらに、CPU11は、電源リレー14を開閉制御することで、異常時には、モータ電流供給を遮断することもできる。また、モータコイル3wとその駆動用のスイッチング素子T5、T6との途中には、モータリレー15(電源リレー14と区別するため、モータリレー15と称している)が配設されている。
説明簡略のため、モータコイル3wにのみモータリレー15を配設した場合を例示しているが、その他の相にモータリレー15を挿入することも可能である。このようなモータリレー15を設けることで、1相のみ異常が発生した場合に、その相の回路を遮断できるように構成することができる。
なお、スイッチング素子T1〜T6は、図示していないが放熱体(ヒートシンク)の近傍に搭載されている。また、制御ユニット10には、温度センサ16が駆動部12の発熱部品(例えば、スイッチンング素子)、またはその放熱のためのヒートシンクの近傍に搭載されている。
以上のように構成された制御装置について、過熱保護すべき部品をピックアップすると、上流から、以下の7部品が挙げられる。
(1)チョークコイル13、
(2)電源リレー14、
(3)コンデンサC1、C2、C3、
(4)スイッチング素子T1〜T6、
(5)シャント抵抗Ru、Rv、Rw、
(6)モータリレー15、
(7)モータコイル3u、3v、3w
また、図1に記載されていない部品としては、モータ3に内蔵された永久磁石、配線、配線同士を接続するターミナル等も存在する。しかしながら、配線、およびターミナルは、その素材と抵抗値より、上述した7部品よりも耐熱性があるため、ここでは無視することにする。
上述した7部品は、その素材、電流値、放熱構造等によって、夫々過熱保護特性が異なっている。そして、これらの個々に異なる特性を、代表するいずれかの特性を用いて上限電流値を決定するためには、より耐熱性の弱い部品の過熱保護特性に合わせざるを得ない。この結果、耐熱性の強い部品にとっては、行き過ぎた対策となってしまう可能性があった。
そこで、モータ電流供給のために使用する個々の部品の熱特性に応じてより適切な熱対策を実現できる本発明による過熱保護判断手法について、以下に、詳細に説明する。なお、この過熱保護判断は、CPU11により実行される。
一般的には、対象部品の温度が、部品の定格(上限)温度を越えないように、電流値を決定する必要がある。ここで、部品の電流に対する過熱保護のための特性は、通電時の部品の温度上昇特性に依存する。部品は、放熱性向上のために、ヒートシンクに装着する場合も多く、ここでは、ヒートシンクも含めた部品の特性として考える。
一般的に、発熱量Wで発熱を開始した部品のt時間後の温度上昇は、下式(1)で表される。
△T1=RW1*W1*{1−exp(−t/τ1)} (1)
但し、△T1:部品の発熱による温度上昇値(℃)、
RW1:熱抵抗(℃/W)、
W1:発熱量(W)、
τ1:時定数(sec、部品から周囲への熱抵抗*熱容量)
発熱量W1は、部品の抵抗値R1(Ω)、流れる電流I1(A)を使用し、下式(2)で表される。
W1=R1*I1 (2)
上式(2)を上式(1)に代入すると、下式(3)が得られる。
T1=K1*I1*{1−exp(−t/τ1)} (3)
但し、K1=RW1*R1
ここで、部品の周囲温度が初期の周辺温度Ti(℃)から変化しないものとすると、部品の温度T1は、下式(4)で表される。
T1=△T1+Ti (4)
しかしながら、実際には、部品の周囲温度は、他の部品からの放熱に伴って変化するため、基本的には、部品の周囲温度も上昇するものと考えられる。この周囲温度は、様々な部品からの発熱に影響を受けるが、基本的には、支配的な部品の発熱を考慮し、上式(3)と同等の式を、周囲温度算出の式として使用する。すなわち、部品温度は、下式(5)のように表すことができる。
T1=K1*I1*{1−exp(−t/τ1)}
+K2*I2*{1−exp(−t/τ2)}
+Ti (5)
ここで、上式(5)に基づき、各部品の温度変化について、詳細に考察する。
[スイッチング素子T1〜T6について]
まず、スイッチング素子T1〜T6としてFETを使用した際の、u相のFET(スイッチング素子T1、T2に相当)を代表にして考える。FETは、制御ユニット10内でヒートシンクに装着されている。そのため、他の相のFETの発熱の影響を受け、ヒートシンクの温度も変化する。
FETは、すべて同一仕様部品であり、ヒートシンクへの放熱の際の熱抵抗が同一、さらにヒートシンクの熱分布は均一とすると、u相のFETは、下式(6)〜(9)のように表すことができる。
Tfet_u=K1*Iu*{1−exp(−t/τ1)}
+K2*Iu*{1−exp(−t/τ2)}
+K2*Iv*{1−exp(−t/τ2)}
+K2*Iw*{1−exp(−t/τ2)}
+Ti (6)
Tfet_u=K1*Iu*{1−exp(−t/τ1)}
+K2*(Iu+Iv+Iw)*{1−exp(−t/τ2)}
+Ti (7)
Tfet_u=K1*Iu*{1−exp(−t/τ1)}
+K2*Im*{1−exp(−t/τ2)}
+Ti (8)
Tfet_u=K1*Iu*{1−exp(−t/τ1)}
+K2*Km*Iu*{1−exp(−t/τ2)}
+Ti (9)
但し、Iu:u相FETを流れる電流[A]、
Iv:v相を流れる電流[A]、
Iw:w相を流れる電流[A]、
Im:モータ電流[Arms]
(Im=√(Iu+Iv+Iw)/3=Km*Iu)、
Km:モータ駆動状態により決まる係数
ここで、上式(6)は、u相FET(T1、T2)の自己発熱による温度上昇+u相FET発熱によるヒートシンクの温度上昇+v相FET発熱によるヒートシンクの温度上昇+w相FET発熱によるヒートシンクの温度上昇となっている。また、上式(8)、(9)は、同様に、部品の自己発熱による温度上昇+周囲部品による温度上昇を表している。ここで、ヒートシンクは、FETよりも熱容量が大きく、熱時定数も長いため、下式(10)の関係となる。
τ1<τ2 (10)
図2、図3は、本発明の実施の形態1における熱特性図である。図2は、自己発熱のみで許容温度を超えてしまうほどの大電流領域で、継続してFETに電流を流した場合の熱特性に相当する。この場合には、自己発熱が支配的であるといえる。一方、図3は、周囲部品による温度上昇が加わることにより許容温度を超えてしまうような小電流領域で、継続してFETに電流を流した場合の熱特性に相当する。この場合には、周囲部品による温度上昇が支配的といえる。
以上より、Iuが大電流領域では、自己発熱(上式(9)の第1項)が、Iuが小電流領域では、周囲温度(式(9)の第2項)が、夫々支配的となる傾向となる。図4は、本発明の実施の形態1における部品毎の過熱保護特性図である。
ここで、本発明で採用する過熱保護特性とは、その部品自身に流れる電流値あるいはその部品に熱的な影響を最も及ぼす部品の電流値(以下、これらの電流値を総称して発熱源電流値と称す)と、モータ3を電流制御する際に用いられる電流上限値の増減量を規定する過熱保護係数との対応関係を特定するものである。そして、図4においては、1部品としてFETを例にした過熱保護特性として、自己発熱特性20と周囲温度特性21の2種類が示されている。
FETの温度上昇特性に対する過熱保護特性(係数)は、概ね、この図4に示したように、自己発熱に依存する特性20と、周囲温度に依存する特性21を加算したものとなる。
例えば、FETに流れる電流(発熱源電流、単位はアンペア(A))が、少ない電流領域(0〜C1、あるいは0〜C2)の場合、過熱保護係数は、最大値A1、A2からB1、B2を介してC1、C2までは減少していき、係数値が0となる。一方、C1、C2以上の大電流領域では、過熱保護係数は0から負の値への漸減方向の値となり、過熱保護制限を付加しなければならないこととなる。
このような大電流領域では、自己発熱による特性20は、周囲温度による特性21に比較して急な漸減を示す。この特性20は、過熱保護係数として使用でき、その単位は、電流上限値の単位時間当たりの増減量として規定することができ、アンペア/秒(A/s)となる。
図4の特性(係数)についてさらに説明すると、FETに流れている電流がC1以下であれば、この特性は、あまり必要がない。しかし、もし大電流要求(E)が算出され、この電流を流し出すと、漸減係数は、N(A/s)となっている。そのため、過熱保護制限を行わなければならない。このときの係数Nに従って、CPU11は、上限電流値を、1秒間にNアンペア(A)の割合で減少させることとなる。
例えば、E=50(A)、N=−3(A/s)、C1=20(A)、B1=10(A)、A1=1(A/s)とし、FETに流れる電流値が50(A)であった場合には、1秒間に3(A)の速度でFETの電流上限値の減少が始まり、C1に達することとなる。このように、過熱保護係数を用いて、それぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正することができる。
さらに、B1、A1の特性が存在する理由は、運転者がハンドル操作を終了した場合に、放熱性を考慮して、B1からA1の間の過熱保護係数を正の係数とすることで、モータの電流上限値を定格電流値に向かって戻すためである。
両特性20、21を有し、これらを加算器25により、該当部品の過熱保護特性(係数La)を加算して算出し、この値に応じて電流の上限値を演算する。このようにして、それぞれの部品毎に、電流上限値を求める。
[モータコイル、電源リレー、モータリレー、シャント抵抗について]
次に、モータコイルについて考える。コイルも大電流領域では、コイル自体の発熱が支配的となり、小電流領域では、周囲温度が支配的となる。このため、モータコイルも、先に説明したスイッチング素子と同様に、図4の特性21と類似の特性を持つ。ただし、モータコイルのこの特性における各値(A2、B2、C2)および漸減曲線は、FETとは異なってもよい。
また、電源リレー14、モータリレー15が機械的なスイッチ機構を有する構造であれば、スイッチ機構における電位差は、ほとんど生じない。従って、過熱保護は、無視できる場合もある。また、周囲温度の影響のみ(図4の特性21に相当)を考慮することでもよい。
しかしながら、電源リレー14、モータリレー15として電子リレー(例えば、FET、IGBT)を利用するのであれば、前記のような漸減特性を使用できる。また、シャント抵抗Ru、Rv、Rwも、電流的にはFETと同等なため、FETと同様に扱うことができる。
[コンデンサについて]
次に、コンデンサC1〜C3について説明する。これらのコンデンサは、FETのスイッチングによるリップル除去、FETへの電力供給用であり、FETの近傍に配置される。このため、自己発熱も存在するが多くはなく、主に周囲温度の影響を受け、FETとヒートシンクの温度が支配的であり、ほぼヒートシンク温度上昇が大半である。
そのため、全電流領域において、周囲温度(上式(5)の第2項)が支配的である。従って、過熱保護特性(係数)は、先の図4に示した特性21のようになる。また、発熱源電流は、同一相内の供給電流、つまり、FETに流れる電流を利用することができる。
[チョークコイルについて]
次に、チョークコイル13は、流れる電流に依存し、先の図4に示した特性21と類似となる。この場合の電流は、正確にはバッテリ電流に依存する。この理由は、モータ電流は、目標値になるようにフィードバック制御されているが、チョークコイル13は、バッテリ電圧が高ければ、電流は減少し、逆に、バッテリ電圧が低ければ、電流は増加するためである。
なお、推定電流としてバッテリ電流ではなく、下流の各部品に流れている全電流に依存するとしても使用可能である。また、CPU11により算出された制御電流値を利用して、相電流に依存するとしてもよい。つまり、特性21のX軸の電流が異なり、特性21には類似しているが、各定数(A2、B2、C2)と漸減曲線が異なるものを用いてもよい。
また、制御ユニット10の外であるが、モータに使用されている永久磁石では、自己発熱がないため、周囲温度で特性は決定され、また、そのときの電流は、チョークコイル13と同様に全電流に依存する。従って、永久磁石の特性は、先の図4に示した特性21と同等な特性(係数)となる。ただし、各値(A2、B2、C2)、漸減曲線は、チョークコイル13とは異なってもよい。
永久磁石は、発熱の多いモータコイル3u、3v、3wの近傍に配置されているため、場合によっては、各相電流に依存する可能性と、モータ全体に温度が均等に分布している場合には、全電流に依存する可能性もある。そのため、各相電流と全電流のそれぞれに対する2種類の特性を保有することもできる。
以上のように、実施の形態1によれば、自己発熱特性と周囲温度特性の2種類の特性を保有し、発熱源電流に対する過熱保護係数を部品毎に算出している。そして、最終的には、その算出結果に基づいて、それぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、その中から最小のものを選択することにより、電流制限を実施してモータ制御を継続している。
そのため、モータに供給される電流の上限値は、最小値となるが、部品毎に自己発熱特性と周囲温度特性を考慮して決定された電流上限値に対応しているため、従来装置に比較してできる限り行き過ぎた過熱保護対策をしないような制御となる。これにより、制御の継続性が図れ、操舵力アシストを有効的に付加できる電動パワーステアリング制御装置を実現できる。
実施の形態2.
先の実施の形態1においては、自己発熱の大きな部品については、自己発熱依存分と周囲温度依存分の両方を加味して、該当部品の過熱保護特性(係数)を算出する場合について説明した。これに対して、本実施の形態2では、両方の特性を1つの特性として扱う場合について説明する。
先の図4をみると、小電流領域(A1〜C1、およびA2〜C2)では、両者の特性に大きな差異があるものではなく、大電流領域(C1以上、およびC2以上)では、明らかに両者の特性に差異があることがわかる。
図5は、本発明の実施の形態2における過熱保護特性図である。図5に示すように、大電流領域以下では、統一された値(A3、B3、C3)を用い、大電流領域(C3以上)について2種類の漸減曲線を合せたものとすることで、両方の特性を1つの特性としている。
より具体的には、例えば、大電流領域の途中の値Dまでは、周囲温度特性に依存した漸減曲線21を使用し、D値以上では、自己発熱特性に依存した曲線20を使用する。つまり、このようにして統合された漸減曲線22は、周囲温度特性と自己発熱特性の2種類の特性を合わせて1本の特性としたものに相当する。
以上のように、実施の形態2によれば、自己発熱特性と周囲温度特性を併せ持った1つの特性に統合し、部品毎に1本の過熱保護特性を保有するようにしている。この結果、先の実施の形態1と同様の効果を得た上で、CPUのメモリ容量、処理時間を減らすことができる。
なお、上述した実施の形態2では、大電流領域におけるそれぞれの特性の漸減状態において、1点(D)で特性を変更して統合する場合を説明したが、特性を変更する点は、1点に限ったことではなく、複数の点であってもよい。
すなわち、それぞれの部品の発熱、放熱性を考慮して、特性を変更する点の数を適切に設定し、現実の状況に最も近い特性とすることが望ましい。なお、この特性は、数式で表すことも可能であるが、複数の特性を可変するのであれば、マップ化してCPUに保有してもよい。
実施の形態3.
本実施の形態3では、1つの部品について、雰囲気温度に応じて複数の特性を持たせる場合について説明する。先の図1に示した制御ユニット10には、駆動部12の発熱部品(例えば、スイッチンング素子T1〜T6)、または、その放熱のためのヒートシンクの近傍に、温度センサ16が搭載されている。
この温度センサ16は、サーミスタのような温度感応素子であってもよい。CPU11は、温度センサ16が検出した温度情報を読み取ることで、温度センサ16の搭載場所付近の温度を把握できる。
図6は、本発明の実施の形態3における過熱保護特性図である。図6の特性図において、実線の特性23は、該当部品についての基本特性23に相当している。本実施の形態3では、この基本特性23に対して、ほぼ相似の特性を複数本(特性23b、23c)有しており、温度情報に応じて(特に、温度上昇に応じて)特性23から23a、23bと変更して使用することを技術的特徴としている。
例えば、特性23は、温度センサ16の搭載場所付近の温度が30度における特性としてあらかじめ設定されている。同様に、特性23aは、当該温度が40度、特性23bは、当該温度が50度における特性としてあらかじめ設定されている。そして、CPU11は、温度センサ16の測定結果に応じて、現在の温度に応じて適切な特性を選択して使用する。
つまり、雰囲気温度が上昇するに従って部品の許容温度上昇範囲が狭くなるので、これを応用して、特性を変更し、図6に示すように、温度が高い場合の特性ほど、漸減曲線による減少割合を多くして、過熱保護特性を厳しくするものである。
以上のように、実施の形態3によれば、雰囲気温度に応じて部品毎に複数の過熱保護特性を有し、雰囲気温度に依存して部品毎に適切な特性を選択している。このため、先の実施の形態1、2と同様の効果を得た上で、より制御装置の実状に応じた過熱保護対策ができる。
なお、本実施の形態3における過熱保護特性は、温度条件に応じて複数の特性を持たせているものである。そして、温度変化は、急激なものではないため、特性の変更、切替えは、頻繁に発生させる必要はない。そこで、頻繁に特性が変わることがないように、変更、切替えの発生を抑制するために、フィルタ、ヒステリシスを挿入するとよい。
実施の形態4.
本実施の形態4では、発熱源の電流値が増加していく場合の過熱保護特性と、発熱源の電流値が減少していく場合の過熱保護特性とを別々に持たせる場合について説明する。図7は、本発明の実施の形態4における過熱保護特性図である。図7においては、周囲温度に対する加熱保護特性を例に、発熱源の電流値が増加していく際には、C3以降で漸減曲線となる特性23を採用し、発熱源の電流値が減少していく際には、C4以降で漸減曲線となる特性23cを採用する場合を例示している。
このように、発熱源の電流が増加傾向にある場合には、特性23を用いることにより、より厳しい漸減特性に基づく過熱保護係数を設定でき、迅速な過熱保護を図ることができる。一方、発熱源の電流が減少傾向にある場合には、特性23cを用いることにより、より緩やかな漸減特性に基づく過熱保護係数を設定できる。この結果、電流が減少傾向となった後には、制限を緩和して、操舵力のアシストの低減を抑制することができ、行き過ぎた過熱保護とならないようにして、適切な過熱保護を図ることができる。
以上のように、実施の形態4によれば、発熱源の電流値が増加傾向にある場合と減少傾向にある場合のそれぞれに応じて部品毎に別々の過熱保護特性を有し、電流値の増加/減少傾向に依存して部品毎に適切な特性を選択している。このため、先の実施の形態1〜3と同様の効果を得た上で、より制御装置の実状に応じた過熱保護対策ができる。
なお、上述した実施の形態1〜4では、モータを3相ブラシレスタイプとしたが、本発明は、これにこだわるものではなく、ブラシ付きモータ、4相以上のモータであっても適応可能である。さらに、モータ電流の流れる経路にある部品としては、上述した以外の部品についても、上述した内容と同様な考えの下に過熱保護特性を規定することで、適用可能である。
1 トルクセンサ、2 車速センサ、3 モータ 4 バッテリ、10 制御ユニット、11 CPU、12 駆動部、13 チョークコイル、14 電源リレー、15 モータリレー、16 温度センサ。

Claims (8)

  1. 電動モータを駆動するための電流を供給する制御ユニットを備え、車両のハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング制御装置であって、
    前記制御ユニットは、前記制御ユニット内に搭載されたそれぞれの部品ごとに、それぞれの部品の発熱源電流値と、電流上限値の増減量を規定する過熱保護係数との対応関係を特定する過熱保護特性として、自部品の発熱放熱に対応する第1の過熱保護特性と、前記自部品に熱的な影響を及ぼす周囲部品の発熱放熱に対応する第2の過熱保護特性の2種類をあらかじめ記憶部に記憶しておき、前記第1の過熱保護特性および前記第2の過熱保護特性の両特性の過熱保護係数を用いてそれぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値に従って前記電動モータを駆動するための電流に制限をかけて前記電動モータの電流制御を継続する
    電動パワーステアリング制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記制御ユニットは、第1の過熱保護特性と前記第2の過熱保護特性の2種類をあらかじめ前記記憶部に記憶しておく代わりに、前記第1の過熱保護特性および前記第2の過熱保護特性を統合した第3の過熱保護特性をあらかじめ前記記憶部に記憶しておき、前記第3の過熱保護特性の過熱保護係数を用いてそれぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値に従って前記電流制御を継続する
    電動パワーステアリング制御装置。
  3. 請求項1に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記制御ユニットは、前記第1の過熱保護特性から算出された過熱保護係数と、前記第2の過熱保護特性から算出された過熱保護係数とを加算することにより、それぞれの部品の最終過熱保護係数を算出し、算出した最終過熱保護係数を用いてそれぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値に従って前記電動モータを駆動するための電流に制限をかけて前記電動モータの電流制御を継続する
    電動パワーステアリング制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記記憶部に記憶される過熱保護特性は、電流の領域が小電流領域および大電流領域の2区分からなり、前記大電流領域においては、電流値が増えるに従って、前記過熱保護係数が0から負の値への漸減方向に変化し、前記小電流領域においては、電流値が増えるに従って、前記過熱保護係数が正の値から0への漸減方向に変化する
    電動パワーステアリング制御装置。
  5. 請求項2に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記記憶部に記憶された前記第3の過熱保護特性は、
    電流の領域が小電流領域および大電流領域の2区分からなり、前記大電流領域においては、電流値が増えるに従って、前記過熱保護係数が0から負の値への漸減方向に変化し、前記小電流領域においては、電流値が増えるに従って、前記過熱保護係数が正の値から0への漸減方向に変化するとともに、
    前記大電流領域は、第1の大電流領域と、前記第1の大電流領域よりも電流値の大きい領域である第2大電流領域の2区分からなり、自己発熱の多い部品に対する前記第3の過熱保護特性として、前記第1の大電流領域においては周囲部品の発熱放熱に対応する前記第2の過熱保護特性を採用し、前記第2の大電流領域においては自部品の発熱放熱に対応する前記第1の過熱保護特性を採用することで、前記第1の過熱保護特性および前記第2の過熱保護特性が統合されている
    電動パワーステアリング制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記制御ユニットは、前記制御ユニット内の発熱部品の温度状態に応じて異なる複数の過熱保護特性をあらかじめ前記記憶部に記憶しており、前記発熱部品の近傍に搭載された温度センサの検出結果に基づく温度情報に応じて、前記複数の過熱保護特性の中から1つの過熱保護特性を選択し、選択した前記1つの過熱保護特性を用いてそれぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値に従って前記電動モータを駆動するための電流に制限をかけて前記電動モータの電流制御を継続する
    電動パワーステアリング制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記記憶部に記憶されるそれぞれの過熱保護特性は、電流値が増加傾向にある場合に過熱保護係数を求めるために使用される電流増加用過熱保護特性と、電流値が減少傾向にある場合に過熱保護係数を求めるために使用される電流減少用過熱保護特性との2種類で構成されており、
    前記制御ユニットは、過熱保護係数を求める際に、前記増加傾向においては電流増加用過熱保護特性を採用し、前記減少傾向においては電流減少用過熱保護特性を採用する
    電動パワーステアリング制御装置。
  8. 電動モータを駆動するための電流を供給する制御ユニットを備え、車両のハンドルの操舵力をアシストする電動パワーステアリング制御装置に適用され、前記制御ユニット内に搭載されたそれぞれの部品の熱特性に応じた電流上限値に従って前記電動モータの電流制御を行う電動パワーステアリング制御方法であって、
    前記それぞれの部品ごとに、それぞれの部品の発熱源電流値と、電流上限値の増減量を規定する過熱保護係数との対応関係を特定する過熱保護特性として、自部品の発熱放熱に対応する第1の過熱保護特性と、前記自部品に熱的な影響を及ぼす周囲部品の発熱放熱に対応する第2の過熱保護特性の2種類をあらかじめ記憶部に記憶させておくステップと、
    前記制御ユニットにおいて、前記第1の過熱保護特性および前記第2の過熱保護特性の両特性の過熱保護係数を用いてそれぞれの部品から求まる電流上限値を逐次修正し、修正結果の中で最小の電流上限値に従って前記電流制御を継続するステップと
    を備えた電動パワーステアリング制御方法。
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