JP5573229B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置と、このアンテナ装置を用いる携帯型無線装置とに係り、特に、防水機能を有するアンテナ装置と、このアンテナ装置を用いる携帯型無線装置に係る。
現在、携帯型無線装置の分野では、小型化や薄型化が進むと共に、周波数容量拡大のために離れた複数の周波数帯域への対応が求められている。このため、無線回路は高密度化され、アンテナ形状は複雑化している。
その一方で、携帯型無線装置のアプリケーション機能も充実し、生活必需品となっている。その結果、携帯型無線装置が携帯される機会も増え、雨の中や、風呂場など、水に濡れる環境でも使用可能な携帯型無線装置が望まれている。このような要求に応えるため、防水機能を有する携帯型無線装置が開発されている。
図1は、従来技術による、防水機能を有する携帯型無線装置の例を示す透視俯瞰図群である。図1(a)は、アンテナ装置を筐体の外部から結合する携帯型無線装置の構成例を示す透視俯瞰図である。図1(b)は、アンテナ装置を筐体に内蔵する携帯型無線装置の構成例を示す透視俯瞰図である。
図1の携帯型無線装置の構成要素について説明する。これらの携帯型無線装置は、いわゆる折り畳み型であり、第1および第2の筐体1、2と、ヒンジ部3とを具備している。第1の筐体1は、第1の回路基板4と、パッキン9とを具備している。第2の筐体2は、第2の回路基板5と、電池6と、アンテナ装置7と、パッキン9とを具備している。ヒンジ部3は、フレキシブル基板8を具備している。
図1の携帯型無線装置の構成要素同士の接続関係について説明する。第1および第2の筐体1、2は、ヒンジ部3によって折り畳み可能に接続されている。第1および第2の回路基板4、5は、フレキシブル基板8によって接続されている。電池6と、アンテナ装置7とは、第2の回路基板5に接続されている。第1および第2の筐体1、2は、それぞれ、パッキン9を適宜な場所に配置することで、液体の侵入から保護されている。
図1の携帯型無線装置におけるアンテナ装置7の配置について説明する。図1(a)では、アンテナ装置7は、第2の筐体2に外部から結合されている。図1(b)では、アンテナ装置7は、第2の筐体2に内蔵されている。
防水機能を持たない携帯型無線装置では、図1(b)のように、アンテナ装置を筐体の内部に配置するのが一般的である。しかし、アンテナ装置を内蔵する携帯型無線装置に防水機能を持たせるとなると、図1(b)のように、パッキンを配置する必要が生じる。その結果、パッキンの体積が増えた分だけ、筐体に内蔵されたアンテナ装置、回路基板、電池などの体積を減らす必要が生じる。
ここで、図1(a)のように、アンテナ装置を筐体の外部から結合することで、アンテナ装置、回路基板、電池などの体積を減らさずにパッキンの体積を確保することが可能となる。しかし、この場合、アンテナ装置の形状に制限が設けられてしまう。
図2は、従来技術の携帯型無線装置において、アンテナ装置を筐体の外部に結合する場合の構成例を示す概略図群である。図2(a)は、筐体におけるアンテナ装置との結合部の構成例を示す概略図である。図2(b)は、筐体に結合するアンテナ装置12の構成例を示す概略図である。
図2(a)の結合部の構成について説明する。この結合部は、防水用両面テープ10と、固定用両面テープ11と、給電金具79とを具備している。給電金具79は、筐体に内蔵された図示されない回路基板に接続されている。
図2(b)のアンテナ装置12の構成について説明する。このアンテナ装置12は、第1および第2のアンテナ素子71、72と、第1および第2の給電部75、76とを具備している。第1および第2の給電部75、76は、第1および第2のアンテナ素子71、72の一方の端部にそれぞれ接続されている。
図2(b)のアンテナ装置を図2(a)の結合部に結合すると、第1および第2の給電部75、76が給電金具79にそれぞれ接続される。したがって、第1および第2のアンテナ素子71、72が図示されない回路基板に接続される。また、アンテナ装置12は、防水用両面テープ10および固定用両面テープ11によって筐体に固定される。同時に、第1および第2の給電部75、76ならびに給電金具79は、防水用両面テープ10によって液体の侵入から保護される。
図2(b)のアンテナ装置12は、その体積が制限されているために、全体的な形状が薄型になってしまう。このように薄型なアンテナ装置は、曲面状に形成可能なFPC(Flexible Printed Circuits:フレキシブルプリント基板)などで構成するのが一般的である。
しかしながら、複数の周波数帯域に対応するアンテナ装置を構成するためには、複数のアンテナ素子が必要であり、複数のアンテナ素子を平面上に構成するとアンテナ装置の面積が大きくなってしまう。その結果、無線装置内の基板や各部品と重なってしまい、アンテナ特性が劣化してしまう問題があった。さらに、無線機を使用する様な状態では手で保持されるため、アンテナ素子を筐体表面に近い平面に構成する手の影響を受けてしまい、さらにアンテナ特性が劣化してしまう問題があった。
これらの問題を解決するために、アンテナ装置内のアンテナ素子を立体的に配置する方法が知られている。図3は、立体的に配置された複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置の構成例を示す図群である。図3(a)は、立体的に配置された複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置の構成例を示す平面図である。図3(b)は、立体的に配置された複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置の構成例を示す俯瞰図である。
図3のアンテナ装置の構成について説明する。このアンテナ装置は、第1および第2のアンテナ素子71、72と、第1および第2の給電部75、76と、樹脂部17と、穴部77aとを具備している。
図3のアンテナ装置を形成するには、まず、第1および第2の給電部75、76にそれぞれ接続された第1および第2のアンテナ素子71、72を型に固定する。第1および第2のアンテナ素子71、72を型に固定するためには、穴部77aと同じ形状を有する図示されないリブを用いる。次に、型に樹脂を流し込む。樹脂が固まったら、型と、リブと、アンテナ装置とを分離する。このとき、樹脂部17からリブが抜けた後に穴部77aが残る。
穴部77aにおいて、第1および第2のアンテナ素子71、72は、その一部が樹脂部17から露出している。したがって、このようなアンテナ装置は、防水性能を持たない。
に関連して、特許文献1(特開2001−57505号公報)には、アンテナ装置の製造方法に関する記載が開示されている。このアンテナ装置の製造方法は、良導電性の金属薄板を打抜き加工して両端で折り返すように連続したメアンダ状の複数の直線状部を形成する。この直線状部の一方の側部を外周部から切離する。その後、複数の直線状部の少なくとも一部を交互に直線状部の長手方向と直行する方向へ略半円状に突出加工して、略円筒形で複数の細帯状部が他方の側部で外周部に連結された形状とする。この細帯状部の下端に取付金具を接続固定して素子板とする。この素子板の外周部と取付金具を保持して樹脂誘電体材料で第一次樹脂成形加工を行い、細帯状部の内周側を樹脂で埋めるように固定する心棒部を形成すると共に、取付金具を外方から支持する下部支持部を外周部と連結して形成する。その後、細帯状部の外周の両側部を心棒部の近くで切断加工して心棒部を外周部から分離する。こうすることにより、細帯状部のそれぞれが隣接する両側の細帯状部の端部とそれぞれ交互に連続して接続されたアンテナ素子とする。次に取付金具および外周部を保持しながら取付金具の一部を露出させて樹脂誘電体材料で第二次樹脂成形加工を行う。アンテナ素子の外周を覆うカバーを形成した後に取付金具から下部支持部を引き抜く。
特開2001−57505号公報
本発明の目的は、防水性能を有し、かつ、アンテナ素子の総数および形状を自由に設計可能なアンテナ装置を提供することである。
本発明によるアンテナ装置は、アンテナ素子部と、接続部と、樹脂部とを具備する。ここで、接続部は、アンテナ素子部に接続されて、かつ、アンテナ素子部を外部回路の端子に導通するための端子部を有する。樹脂部は、アンテナ素子部を包含し、かつ、端子部を露出する。樹脂部は、保持用樹脂部と、防水用樹脂部とを具備する。ここで、保持用樹脂部は、アンテナ素子部に密着してアンテナ素子部の形状を保持する。防水用樹脂部は、端子部が外部回路の端子に接続されている状態において、アンテナ素子部、接続部および外部回路の端子を液体から保護する。
本発明のアンテナ装置によれば、防水性能を確保しながら、内部のアンテナ素子を立体的に自由に配置することが可能となり、同じ体積でより良い通信特性を確保しやすくなる。
図1は、従来技術による、防水機能を有する携帯型無線装置の例を示す透視俯瞰図群である。図1(a)は、アンテナ装置を筐体の外部から結合する携帯型無線装置の構成例を示す透視俯瞰図である。図1(b)は、アンテナ装置を筐体に内蔵する携帯型無線装置の構成例を示す透視俯瞰図である。 図2は、従来技術の携帯型無線装置において、アンテナ装置を筐体の外部に結合する場合の構成例を示す概略図群である。図2(a)は、筐体におけるアンテナ装置との結合部の構成例を示す概略図である。図2(b)は、筐体に結合するアンテナ装置の構成例を示す概略図である。 図3は、立体的に配置された複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置の構成例を示す図群である。図3(a)は、立体的に配置された複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置の構成例を示す平面図である。図3(b)は、立体的に配置された複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置の構成例を示す俯瞰図である。 図4は、本発明の第1の実施形態による携帯型無線装置およびアンテナ装置の構成を示す透視俯瞰図群である。図4(a)は、本発明の第1の実施形態による携帯型無線装置の構成を示す透視俯瞰図である。図4(b)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置の構成を示す透視俯瞰図である。 図5は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第1の製造工程が完了した状態を示す透視図群である。図5(a)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第1の製造工程が完了した状態を示す透視平面図である。図5(b)は、図5(a)の部分的透過図である。 図6は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第2の製造工程が完了した状態を示す透視図群である。図6(a)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第2の製造工程が完了した状態を示す透視平面図である。図6(b)は、図6(a)の部分的透過図である。図6(c)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第2の製造工程が完了した状態を示す透視下面図である。 図7は、本発明の第1の実施形態において、アンテナ装置7を携帯型無線装置に組み込む方法を示す図群である。図7(a)は、本発明の第1の実施形態の携帯型無線装置の、アンテナ装置を組み込む部位の詳細な構成を示す俯瞰図である。図7(b)は、本発明の第1の実景帯においてアンテナ装置を携帯型無線装置に組み込んだ際の断面図である。 図8は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置7および携帯型無線装置の構成を示す断面図である。 図9は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置7および携帯型無線装置の構成を示す図群である。図9(a)は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置7および携帯型無線装置の構成を示す断面図である。図9(b)は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置7構成を示す俯瞰図である。
添付図面を参照して、本発明によるアンテナ装置と、このアンテナ装置を用いる携帯型無線装置とを実施するための形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態による携帯型無線装置およびアンテナ装置の構成を示す透視俯瞰図群である。図4(a)は、本発明の第1の実施形態による携帯型無線装置の構成を示す透視俯瞰図である。図4(b)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置の構成を示す透視俯瞰図である。
図4(a)の携帯型無線装置の構成要素について説明する。この携帯型無線装置は、いわゆる折り畳み型であり、第1および第2の筐体1、2と、ヒンジ部3とを具備している。第1の筐体1は、第1の回路基板4と、パッキン9とを具備している。第2の筐体2は、第2の回路基板5と、電池6と、アンテナ装置7と、パッキン9とを具備している。ヒンジ部3は、フレキシブル基板8を具備している。
図4(a)の携帯型無線装置の構成要素同士の接続関係について説明する。第1および第2の筐体1、2は、ヒンジ部3によって折り畳み可能に接続されている。第1および第2の回路基板4、5は、フレキシブル基板8によって接続されている。電池6と、アンテナ装置7とは、第2の回路基板5に接続されている。第1および第2の筐体1、2は、それぞれ、パッキン9を適宜な場所に配置することで、液体の侵入から保護されている。アンテナ装置7は、第2の筐体2に外部から結合されている。
図4(b)のアンテナ装置7の構成要素について説明する。このアンテナ装置7は、第1および第2の樹脂部73、74と、第1および第2のアンテナ素子71、72と、第1および第2の給電部75、76と、リブ部77bとを具備している。
図4(b)のアンテナ装置7の構成要素同士の接続関係につい徹背瞑する。第1および第2のアンテナ素子71、72は、第1および第2の給電部75、76にそれぞれ接続されている。
本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置の詳細な構成と、その製造方法とについて説明する。本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置は、大きく分けて、2つの工程を経て製造される。
図5は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第1の製造工程が完了した状態を示す透視図群である。図5(a)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第1の製造工程が完了した状態を示す透視平面図である。図5(b)は、図5(a)の部分的透過図である。
図5のアンテナ装置7は、図4のアンテナ装置7から第2の樹脂部74およびリブ部77bを取り除いたものに等しい。ここで、図4のリブ部77bに対応する場所には、同じ形状の穴部77aが配置されている。図5のアンテナ装置7のその他の構成は、図4のアンテナ装置7と同じであるので、さらなる詳細な説明を省略する。
本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第1の製造工程は、例えば、次のように行われる。第1および第2のアンテナ素子71、72と、第1および第2の給電部75、76とを所定の型に配置して、穴部77aに対応する形状の治具で固定する。この状態で、第1の樹脂を型に流し込み、固める。その後、治具を取り除く。
したがって、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7は、第1の製造工程が完了した状態において、第1および第2のアンテナ素子71、72と、第1および第2の給電部75、76とが、第1の樹脂部73の表面に配置されている。
図6は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第2の製造工程が完了した状態を示す透視図群である。図6(a)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第2の製造工程が完了した状態を示す透視平面図である。図6(b)は、図6(a)の部分的透過図である。図6(c)は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第2の製造工程が完了した状態を示す透視下面図である。
本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置7の、第2の製造工程は、例えば、次のように行われる。図5のアンテナ装置7の表面の、第1および第2の給電部75、76以外の全てを、第2の樹脂部74で包み込む。なお、第2の樹脂部74の材料として、防水性能を持つ樹脂を用いる。このとき、図5における穴部77aにも防水性の樹脂が入り込み、リブ部77bとなる。
第2の製造工程においては、第1および第2のアンテナ素子71、72が第2の樹脂部74によって外部の液体から保護され、かつ、第1および第2の給電部75、76が第2の樹脂部74から露出していることが重要である。
次に、図6のアンテナ装置7を、本発明の第1の実施形態による携帯型無線装置に組み込む方法について説明する。図7は、本発明の第1の実施形態において、アンテナ装置7を携帯型無線装置に組み込む方法を示す図群である。図7(a)は、本発明の第1の実施形態の携帯型無線装置の、アンテナ装置を組み込む部位の詳細な構成を示す俯瞰図である。図7(b)は、本発明の第1の実景帯においてアンテナ装置を携帯型無線装置に組み込んだ際の断面図である。
本発明の第1の実施形態による携帯型無線装置の、第2の筐体2は、フロント筐体21と、リア筐体22とを具備している。リア筐体22は、窪み23と、給電金具79と、防水用両面テープ10とを具備している。給電金具79は、第2の筐体2内部の第2の回路基板5に接続されている。
本発明の第1の実施形態において、アンテナ装置7を窪み23に組み込むと、給電金具79が、第1および第2の給電部75、76に接続される。同時に、防水用両面テープ10が、アンテナ装置7と、リア筐体22との間の隙間を、外部から液体が侵入しないように保護する。
このように、本発明の第1の実施形態によれば、第1および第2のアンテナ素子71、72と、第1および第2の給電部75、76と、給電金具79と、第2の回路基板5とについて、防水性が確保される。また、同時に、第1および第2のアンテナ素子71、72は、第1および第2の給電部75、76と、給電金具79とを介して、第2の回路基板5に接続されて、携帯型無線装置のアンテナとして機能する。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置7および携帯型無線装置の構成を示す断面図である。図8の断面図は、第2の筐体2の窪み23にアンテナ装置7が組み込まれている部分の断面を示している。
本発明の第2の実施形態による携帯型無線装置は、本発明の第1の実施形態による携帯型無線装置に、以下の変更を加えたものに等しい。すなわち、アンテナ装置7と、第2の筐体2との間にゴムパッキン13を追加し、また、アンテナ装置7に爪77cを追加している。本発明の第2の実施形態による携帯型無線装置のその他の構成は、本発明の第1の実施形態の場合と同じであるので、さらなる詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施形態では、アンテナ装置7を窪み23に組み込む際に、爪77cがリア筐体22に嵌まり込むことで、アンテナ装置7は第2の筐体2に固定される。このとき、アンテナ装置7と、第2の筐体2との間に設けられたゴムパッキン13が圧縮されて、携帯型無線装置の防水性が確保される。
なお、上記の説明では、ゴムパッキン13を独立した構成要素としたが、アンテナ装置7と一体化しても構わない。さらには、アンテナ装置7の第2の樹脂部の材料を、ゴムパッキン13と同様のゴムとすることで、ゴムパッキン13そのものを省略することも可能である。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置7および携帯型無線装置の構成を示す図群である。図9(a)は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置7および携帯型無線装置の構成を示す断面図である。図9(b)は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置7構成を示す俯瞰図である。
本発明の第3の実施形態による携帯型無線装置は、本発明の第1の実施形態による形態型無線装置に、以下の変更を加えたものに等しい。すなわち、アンテナ装置7および第2の筐体2の間にゴムパッキン13を追加し、また、アンテナ装置7にネジ穴78を設け、第2の筐体にネジボス16を設け、ネジ15がネジ穴78を通ってネジボス16に固定されることで、アンテナ装置7が第2の筐体2に固定される。なお、このとき、ネジ15の頭部と、アンテナ装置7との間にパッキン14を設けることが望ましい。
本発明の第3の実施形態による携帯型無線装置のその他の構成は、本発明の第1の実施形態の場合と同じであるので、さらなる詳細な説明を省略する。
本発明の第3の実施形態では、アンテナ装置7を窪み23に組み込む際に、ネジ15が、パッキン14と、ネジ穴78とを通ってネジボス16に螺合することで、アンテナ装置7が第2の筐体2に固定される。このとき、パッキン14と、ゴムパッキン13とが圧縮されて、携帯型無線装置の防水性が確保される。
なお、上記の説明では、ゴムパッキン13およびパッキン14をそれぞれ独立した構成要素としたが、アンテナ装置7と一体化しても構わない。さらには、アンテナ装置7の第2の樹脂部の材料を、ゴムパッキン13と同様のゴムとすることで、ゴムパッキン13またはパッキン14のいずれか一方または両方を省略することも可能である。
以上、本発明によるアンテナ装置7および携帯型無線装置について説明した。なお、本発明による携帯型無線装置を、いわゆる折り畳み型として説明したが、他の形状、例えばヒンジ部3の無いいわゆるストレート型などであっても本発明が成立することは言うまでも無い。
1 (第1の)筐体
2 (第2の)筐体
3 ヒンジ部
4 (第1の)回路基板
5 (第2の)回路基板
6 電池
7 アンテナ装置
8 フレキシブル基板
9 パッキン
10 防水用両面テープ
11 固定用両面テープ
12 アンテナ装置
13 ゴムパッキン
14 パッキン
15 ネジ
16 ネジボス
17 樹脂部
21 フロント筐体
22 リア筐体
23 窪み
71 (第1の)アンテナ素子
72 (第2の)アンテナ素子
73 (第1の)樹脂部
74 (第2の)樹脂部
75 (第1の)給電部
76 (第2の)給電部
77a 穴部
77b リブ部
77c 爪
78 ネジ穴
79 給電金具

Claims (6)

  1. アンテナ素子部と、
    前記アンテナ素子部に接続されて、かつ、前記アンテナ素子部を外部回路の端子に導通するための端子部を有する接続部と、
    前記アンテナ素子部を包含し、かつ、前記端子部を露出する樹脂部と
    を具備し、
    前記樹脂部は、
    前記アンテナ素子部に密着して前記アンテナ素子部の形状を保持する保持用樹脂部と、
    前記端子部が前記外部回路の端子に接続されている状態において、前記アンテナ素子部、前記接続部および前記外部回路の端子を前記外部回路の外部における液体から保護する防水用樹脂部と
    を具備する
    アンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナ素子部は、
    複数のアンテナ素子
    を具備し、
    前記接続部は、
    前記複数のアンテナ素子にそれぞれ接続された複数の端子部
    を具備する
    アンテナ装置。
  3. 請求項1または2に記載のアンテナ装置において、
    前記保持用樹脂部と、前記防水用樹脂部とは、それぞれ異なる樹脂材料で形成されている
    アンテナ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ装置と、
    前記外部回路と、
    前記外部回路を包含し、かつ、前記外部回路の端子を露出する筐体と
    を具備し、
    前記筐体は、
    前記アンテナ装置と結合することで、前記端子部が前記外部回路の端子に接続される形状
    を具備する
    携帯型無線装置。
  5. 請求項4に記載の携帯型無線装置において、
    前記筐体および前記防水用樹脂部の結合部分を液体の侵入から保護する防水パッキン
    をさらに具備する
    携帯型無線装置。
  6. 請求項4に記載の携帯型無線装置において、
    前記筐体および前記防水用樹脂部を、結合部分を液体の侵入から保護して結合する防水ネジ
    をさらに具備する
    携帯型無線装置。
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