JP5573178B2 - 非可逆回路素子 - Google Patents

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本発明は、非可逆回路素子、特に、マイクロ波帯で使用されるアイソレータやサーキュレータなどの非可逆回路素子に関する。
アイソレータやサーキュレータなどの非可逆回路素子は、予め定められた特定方向にのみ信号を伝送し、逆方向には伝送しない特性を有している。この特性を利用して、例えば、アイソレータは、自動車電話、携帯電話などの移動体通信機器の送信回路部に使用されている。
この種の非可逆回路素子として、特許文献1には、図6に記載の構成からなり、図7(A)に記載の等価回路を備えた2ポート型アイソレータが提案されている。この2ポート型アイソレータは、フェライト32の互いに平行に位置する二つの主面に第1中心電極35及び第2中心電極36を互いに電気的に絶縁状態で交差して配置し、インダクタL1,L2を形成している。そして、フェライト32の両主面に永久磁石41を接着してフェライト・磁石素子30とし、回路基板20上に搭載している。回路基板20の表面には、複数の端子電極21〜28が形成されている。また、回路基板20上には、それぞれチップタイプの整合用コンデンサC1,C2,C3,CS1,CS2、インダクタL3、終端抵抗Rが搭載されている。
図7(A)に示す等価回路を参照すると、第1中心電極35の一端(接続用電極35b)は第1端子電極21の端部21aに接続され、かつ、整合用コンデンサCS1を介して入力端子電極25(入力ポートP1)に接続されている。第1中心電極35の他端と第2中心電極36の一端(接続用電極35c)は第2端子電極22の端部22aに接続され、かつ、整合用コンデンサCS2を介して出力用端子電極26(出力ポートP2)に接続され、第2中心電極36の他端(接続用電極36p)は端子電極23に接続されて回路基板20内の内部電極(図示せず)を介してグランド端子電極24(グランドポートP3)に接続されている。
第1端子電極21の端部21bと第2端子電極22の端部22bの間には整合用コンデンサC1が接続されている。第2端子電極22とグランド端子電極24との間には整合用コンデンサC2が接続されている。第1端子電極21と端子電極28の一端との間にはコンデンサC3が接続され、端子電極28の他端と端子電極27の一端との間にはインダクタL3が接続され、端子電極27の他端と第2端子電極22の端部との間には終端抵抗Rが接続されている。
以上の回路構成からなる2ポート型アイソレータにおいては、入力端子電極25(入力ポートP1)に高周波電流が入力されると、第2中心電極36に大きな高周波電流が流れ、第1中心電極35にはほとんど高周波電流が流れず、挿入損失が小さく、広帯域で動作する。この動作時において、終端抵抗RやLC直列共振回路(インダクタL3とコンデンサC3)にも高周波電流はほとんど流れない。一方、出力端子電極26(出力ポートP2)に高周波電流が入力されると、終端抵抗RとLC直列共振回路のインピーダンス特性によって広帯域に整合され、アイソレーション特性が向上する。
このように、アイソレータの主要電気特性のうち、アイソレーションの中心周波数はC1,L1からなる並列共振回路で決まり、広帯域アイソレータの場合は、L1,C1,C3,L3からなる並列共振回路で決まる。なお、図7(B)は図7(A)に示した回路に対してシンプルで基本的な回路構成を示している。
ところで、携帯端末などで使用するマイクロ波帯のアイソレータでは、回路基板20上の導体線路を伝搬する信号の波長に比べて線路の長さが無視できなくなる。即ち、線路の長さの変化(ばらつき)がインダクタンスの変化につながる。そして、前記フェライト・磁石素子30は実装機を用いて回路基板20上に実装されるが、実装時の位置精度がばらつくことがあり、特に図6の矢印A方向にばらつきが生じると、インダクタンスの変化につながる。
詳しくは、図8(A)に示すように、第1中心電極35の一端接続用電極35bからコンデンサC1を介して他端接続用電極35cへ至る電気長は矢印b1,b2で示すとおりである。フェライト32が図8(B)に示すように矢印A方向にずれて実装されると、電気長は矢印b1’,b2’で示すように延長される。これにて、アイソレーションの中心周波数が変化してしまう。
800MHz帯において、フェライト・磁石素子30の位置ずれの影響をシミュレーションした結果を図9に示す。現状での一般的な実装機の精度は±0.05mm程度であることから、アイソレーションの中心周波数のばらつきは、±5MHz程度になる。携帯端末で使用される周波数帯域幅は、800MHz帯では20〜40MHz程度であるので、このばらつきは無視できない。
仮に、フェライト・磁石素子30を回路基板20上に実装してから永久磁石41の磁力調整を行うのであれば、実装位置ずれに起因した中心周波数の変化は磁力調整工程で修正可能である。しかし、実際上、フェライト・磁石素子30は、磁力調整を行った後に回路基板20上に実装されるため、位置ずれの影響を修正することはできなかった。
特開2009−302742号公報
そこで、本発明の目的は、フェライトの回路基板に対する実装位置ずれの影響を排除してアイソレーションの中心周波数の変化を防止できる非可逆回路素子を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一形態である非可逆回路素子は、
永久磁石と、
前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライトと、
前記フェライトに互いに絶縁状態で交差して配置された第1中心電極及び第2中心電極と、
表面に端子電極が形成され、前記永久磁石及び前記フェライトを保持する回路基板と、
を備え、
第1中心電極は一端が入力ポートに電気的に接続され、他端が出力ポートに電気的に接続され、
第2中心電極は一端が出力ポートに電気的に接続され、他端がグランドポートに電気的に接続され、
入力ポートと出力ポートとの間に第1整合容量が電気的に接続され、
出力ポートとグランドポートとの間に第2整合容量が電気的に接続され、
入力ポートと出力ポートとの間に抵抗が電気的に接続され、
第1中心電極の一端と第1整合容量の一端は前記回路基板上に設けた第1端子電極に電気的に接続され、第1中心電極の他端と第1整合容量の他端は前記回路基板上に設けた第2端子電極に電気的に接続され、
第1中心電極の一端から第1整合容量の一端に至る第1導体と、第1中心電極の他端から第1整合容量の他端に至る第2導体とが、前記回路基板上に互いに略180°逆方向に延在した状態で形成されていること、
を特徴とする。
前記非可逆回路素子においては、第1中心電極の一端から第1整合容量の一端に至る第1導体と、第1中心電極の他端から第1整合容量の他端に至る第2導体とが、回路基板上に互いに略180°逆方向に延在した状態で形成されているため、フェライトが僅かに位置ずれを生じた状態で回路基板上に実装されたとしても、第1中心電極の一端から第1整合容量を介して第1中心電極の他端に至る導体の電気長が変化することはなく、アイソレーションの中心周波数の変化が抑制される。
本発明によれば、フェライトの回路基板に対する実装位置ずれの影響を排除してアイソレーションの中心周波数の変化を防止できる。
本発明に係る非可逆回路素子(2ポート型アイソレータ)の一実施例を示す分解斜視図である。 中心電極付きフェライトを示す分解斜視図である。 フェライトを示す斜視図である。 フェライト・磁石素子の実装状態を示す説明図であり、(A)は設計どおりに実装された例、(B)は位置ずれを生じた例を示す。 回路基板上に形成された端子電極の他の例を示す説明図である。 従来の2ポート型アイソレータの一例を示す分解斜視図である。 (A)は2ポート型アイソレータの第1回路例を示す等価回路図、(B)は第2回路例を示す等価回路図である。 図6に示した2ポート型アイソレータにおけるフェライト・磁石素子の実装状態を示す説明図であり、(A)は設計どおりに実装された例、(B)は位置ずれを生じた例を示す。 第1中心電極の一端から第1整合容量を介して第1中心電極の他端へ至る電気長の変化とアイソレーションの中心周波数の変化を示すグラフ。
以下、本発明に係る非可逆回路素子の実施例について添付図面を参照して説明する。
本発明に係る非可逆回路素子の一実施例である2ポート型アイソレータの分解斜視図を図1に示す。この2ポート型アイソレータは、集中定数型アイソレータであり、図6に示した2ポート型アイソレータと基本的には同じ構成を有している。従って、図1に関して図6と同じ部材、部分には共通する符号を付し、重複する説明は省略し、以下により具体的な構成を説明する。
フェライト32には、図2に示すように、表裏の主面32a,32bに、絶縁材34A,34Bにて互いに電気的に絶縁された第1中心電極35及び第2中心電極36が形成されている。ここで、フェライト32は互いに平行な第1主面32a及び第2主面32bを有する直方体形状をなしている。
また、永久磁石41はフェライト32に対して磁界を主面32a,32bに垂直方向に印加するように主面32a,32bに対向して、例えば、エポキシ系の接着剤42(図1参照)を介して接着され、フェライト・磁石素子30を形成している。永久磁石41の主面はフェライト32の主面32a,32bと同一寸法であり、互いの外形が一致するように主面どうしを対向させて配置されている。
第1中心電極35は導体膜にて形成されている。即ち、図2に示すように、この第1中心電極35は、フェライト32の第1主面32aにおいて右下から立ち上がって左上に長辺に対して比較的小さな角度で傾斜して形成され、左上方に立ち上がり、上面32c上の中継用電極35aを介して第2主面32bに回り込む。第2主面32bにおいて、第1中心電極35は、第1主面32aと透視状態でほぼ重なるように形成され、その一端は下面32dに形成された接続用電極35bに接続されている。また、第1中心電極35の他端は下面32dに形成された接続用電極35cに接続されている。このように、第1中心電極35はフェライト32に1ターン巻回されている。そして、第1中心電極35と第2中心電極36とは、間に絶縁材34A,34Bが形成されて互いに絶縁された状態で交差している。中心電極35,36の交差角は必要に応じて設定され、入力インピーダンスや挿入損失が調整されることになる。
第2中心電極36は導体膜にて形成されている。この第2中心電極36は、まず、0.5ターン目36aが第1主面32aにおいて右下から左上に長辺に対して比較的大きな角度で傾斜して第1中心電極35と交差した状態で形成され、上面32c上の中継用電極36bを介して第2主面32bに回り込み、この1ターン目36cが第2主面32bにおいてほぼ垂直に第1中心電極35と交差した状態で形成されている。1ターン目36cの下端部は下面32dの中継用電極36dを介して第1主面32aに回り込み、この1.5ターン目36eが第1主面32aにおいて0.5ターン目36aと平行に第1中心電極35と交差した状態で形成され、上面32c上の中継用電極36fを介して第2主面32bに回り込んでいる。以下同様に、2ターン目36g、中継用電極36h、2.5ターン目36i、中継用電極36j、3ターン目36k、中継用電極36l、3.5ターン目36m、中継用電極36n、4ターン目36o、がフェライト32の表面にそれぞれ形成されている。また、第2中心電極36の両端は、それぞれ下面32dに形成された接続用電極35c,36pに接続されている。なお、接続用電極35cは第1中心電極35及び第2中心電極36のそれぞれの端部の接続用電極として共用されている。
また、接続用電極35b,35c,36pや中継用電極35a,36b,36d,36f,36h,36j,36l,36nは、図3に示すように、上下面32c,32dに形成されたスルーホール37a,37b,37cに電極用導体を塗布又は充填して形成されている。また、上下面32c,32dには各種電極と平行にスルーホール38a,38bも形成され、かつ、ダミー電極39a,39b,39cが形成されている。この種の電極は、マザーフェライト基板に予めスルーホールを形成し、このスルーホールを電極用導体で充填した後、スルーホールを分断する位置でカットすることによって形成される。なお、各種電極はスルーホールに導体膜として形成したものであってもよい。また、多数個取りの手法で製作される場合、マザーフェライト基板に接着剤を介して永久磁石をも積層した状態でカットされることもある。
フェライト32の下面32dは回路基板20への実装面であり、接続用電極35b,35c,36pは、回路基板20上の第1端子電極21の端部21a、第2端子電極22の端部22a、端子電極23にはんだ付けされる。一方、下面32dに露出することのない導電材は中継用電極36d,36h,36lであって、回路基板20の端子電極とは電気的に接続される必要のないものである。
以上説明した2ポート型アイソレータの等価回路は図7(A)に示したとおりであり、図7(B)に示した基本的な回路であってもよい。コンデンサC1は第1中心電極35と並列に挿入された第1整合容量を形成し、コンデンサC2は第2中心電極36と並列に挿入された第2整合容量である。コンデンサCS1は入力整合容量を形成し、コンデンサCS2は出力整合容量を形成している。インダクタL3とコンデンサC3は直列共振回路を形成している。
フェライト32の下面32dに形成した接続用電極35b,35c,36pと回路基板20上の端子電極21〜23との接続関係、及び、各チップタイプの素子C1,C2,CS1,CS2,C3,L3,Rと回路基板20上の端子電極21〜28との接続関係は図6を参照して説明したとおりである。これらの接続用電極やチップタイプの素子は、回路基板20上にリフローはんだ付けによって接続/一体化される。そして、フェライト・磁石素子30は、フェライト32の磁力を調整した後に回路基板20上に実装される。
ところで、以上の構成からなる2ポート型アイソレータにおいて、フェライト・磁石素子30を回路基板20上に実装機を用いて実装する際、実装位置がばらつくことがあり、図1の矢印A方向にずれるとインダクタンスの変化につながり、アイソレーションの中心周波数が変化する不具合を生じることは本明細書の背景技術で述べたとおりである。
しかしながら、本実施例では、第1中心電極35の一端(接続用電極35b)からコンデンサC1の一端に至る第1導体(図4の矢印c1で示す線路)と、コンデンサC1の他端から第1中心電極35の他端(接続用電極35c)に至る第2導体(図4の矢印c2で示す線路)とが、回路基板20上に互いに略180°逆方向に延在した状態で形成されている。具体的には、図1に示すように、第1端子電極21にスリット21cを形成して、第1中心電極35の一端が接続される端部21aを線状に加工している。
図4(A)は、フェライト・磁石素子30が設計どおりに実装された状態を示し、この状態から、フェライト・磁石素子30が、実際上、図4(B)に示すように、矢印A方向にaだけずれを生じて実装された場合であっても、線路c1’がaだけ短くなった分、線路c2’がaだけ長くなり、トータルの電気長は変化することがない。それゆえ、アイソレーションの中心周波数の変化が抑制され、フェライト・磁石素子30の回路基板20に対する実装位置ずれの影響を排除できるのである。
図4では、第1端子電極21の端部21a及び第2端子電極22の端部22aが回路基板20上でフェライト32の長辺方向と直交する方向に延在している例を示した。それ以外に、図5に示すように、第1端子電極21の端部21a及び第2端子電極22の端部22aが回路基板20上でフェライト32の長辺方向Dと平行な方向に延在していてもよい。
なお、本発明に係る非可逆回路素子は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、永久磁石41のN極とS極を反転させれば、入力ポートP1と出力ポートP2が入れ替わる。また、前記実施例では、整合用回路素子の全てをチップタイプとして回路基板20上に搭載したものを示したが、素子のいくつかは回路基板20の内部電極として形成してもよい。
また、第1及び第2中心電極35,36の形状は種々に変更することができる。例えば、第1中心電極35は主面32a,32b上で2本に分岐していてもよい。また、第2中心電極36は1ターン以上巻回されていればよい。
20…回路基板
21…第1端子電極
22…第2端子電極
30…フェライト・磁石素子
32…フェライト
35…第1中心電極
36…第2中心電極
35b,35c,36p…接続用電極
41…永久磁石
P1…入力ポート
P2…出力ポート
P3…グランドポート
C1…コンデンサ(第1整合容量)
C2…コンデンサ(第2整合容量)
R…終端抵抗

Claims (5)

  1. 永久磁石と、
    前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライトと、
    前記フェライトに互いに絶縁状態で交差して配置された第1中心電極及び第2中心電極と、
    表面に端子電極が形成され、前記永久磁石及び前記フェライトを保持する回路基板と、
    を備え、
    第1中心電極は一端が入力ポートに電気的に接続され、他端が出力ポートに電気的に接続され、
    第2中心電極は一端が出力ポートに電気的に接続され、他端がグランドポートに電気的に接続され、
    入力ポートと出力ポートとの間に第1整合容量が電気的に接続され、
    出力ポートとグランドポートとの間に第2整合容量が電気的に接続され、
    入力ポートと出力ポートとの間に抵抗が電気的に接続され、
    第1中心電極の一端と第1整合容量の一端は前記回路基板上に設けた第1端子電極に電気的に接続され、第1中心電極の他端と第1整合容量の他端は前記回路基板上に設けた第2端子電極に電気的に接続され、
    第1中心電極の一端から第1整合容量の一端に至る第1導体と、第1中心電極の他端から第1整合容量の他端に至る第2導体とが、前記回路基板上に互いに略180°逆方向に延在した状態で形成されていること、
    を特徴とする非可逆回路素子。
  2. 直方体形状をなす前記フェライトの長辺端面に第1中心電極及び第2中心電極のそれぞれの一端及び他端を接続した接続用電極をフェライトの長辺方向に並べて設け、
    第1導体及び第2導体が前記回路基板上で前記フェライトの長辺方向と直交する方向に延在していること、
    を特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
  3. 直方体形状をなす前記フェライトの長辺端面に第1中心電極及び第2中心電極のそれぞれの一端及び他端を接続した接続用電極をフェライトの長辺方向に並べて設け、
    第1導体及び第2導体が前記回路基板上で前記フェライトの長辺方向と平行な方向に延在していること、
    を特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
  4. 直方体形状をなす前記フェライトの両主面にそれぞれ前記永久磁石を固着してフェライト・磁石素子を構成していること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  5. 前記フェライト・磁石素子は前記回路基板上にフェライトの両主面が垂直に位置するように搭載されていること、を特徴とする請求項4に記載の非可逆回路素子。
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