JP5567771B2 - 屋根面への機能パネルの取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールのような機能パネルを屋根面に取付けるための屋根面への機能パネルの取付け構造に関するものである。
従来から、太陽電池モジュールのような機能パネルを屋根面に取付ける構造としては、例えば、特許文献1が知られている。
上記特許文献1に示された従来例にあっては、ベース板の水上側端部を除いた部分に水勾配方向に沿って上面側に凸曲した突条部を左右方向に複数列形成し、突条部の上に横桟を載置した状態で、横桟の水下側の側面部の下端から水下側に向けて突設した水下側突片からベース板を通して屋根面に固着具を打入してベース板と横桟とを屋根面に固着し、ベース板の水上側端部の突条や谷部を形成していない部分に、水上側の別のベース板の水下側端部を重ね、屋根の水勾配方向に隣合う横桟間に機能パネルを架け渡して横桟に取付けるようにしていた。
この従来例においては、ベース板の上面側に流入した雨水を突条と突条との間の谷部を介して排水するようにすることで、横桟とベース板とを屋根面に固着している固着具に沿って雨水が浸入しないようにしており、突条を形成した複雑な形状のベース板が必要であり、ベース板のコストが高くなるという問題があり、また、寄棟屋根などの場合、ベース板の端部を下り棟に沿って敷設しようとすると、ベース板の側端部を突条部分を斜めに横切るように切断する必要があるが、現場で上記突条部分を斜めに横切るように切断する作業が面倒であり、しかも、複数の谷部が斜めに切断した切断端部に露出することになり、多くの雨水が下り棟に沿って流れることになり、下り棟側における水仕舞が複雑になるという問題があった。
しかも、引用文献においては、上記のように突条を設けて突条間の谷部を介して雨水を排水することを基本にしていると言えども、ベース板の水上側端部の突条や谷部を形成していない部分に、水上側の別のベース板の軒側の端部を重ねるものであるため、水上側の別のベース板の軒側の端部から流れた雨水が水下側のベース板の軒側と反対側の端部の突条や谷部を形成していない部分に流れ、このベース板の軒側と反対側の端部の突条や谷部を形成していない部分から大部分は谷部に流れるが、雨水の一部は、突条の軒と反対側の端部の傾斜面に沿って突条の上面に流れ、更に、突条の上面と横桟の下面との間に流れ込み、水下側突片からベース板を通して屋根面に固着している固着具に沿って雨水が屋根面や屋根面の裏側に浸入するという問題があった。
また、従来は板金製のベース板にアルミニウム製の横桟を鋲により取付けているが、この鋲の取付け部分からも、突条の上面と横桟の下面との間に流れ込んだ雨水が屋根面に浸入し、屋根面が屋根材を葺かない屋根下地で構成してある場合には屋根下地に雨水が浸入するという問題があった。
特開2006−193976号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で横桟からベース板を通して屋根面に打設した固着具から雨水が浸入するのを防止することができ、また、ベース板として平板を用いても問題がなく、コストが安く且つ施工が容易な屋根面への機能パネルの取付け構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る屋根面への機能パネルの取付け構造は、屋根面1に、上面の水上側端部に横桟2を配置した複数のベース板3を、少なくとも水勾配方向に複数敷設して、横桟2からベース板3を通して屋根面1に打設した固着具4によりベース板3と横桟2とを屋根面1に固着し、水勾配方向に隣合う横桟2間に機能パネル5を架け渡して横桟2に取付ける屋根面1への機能パネル5の取付け構造であって、横桟2の水下側の側面部2aの下端から水下側に向けて水下側突片6を突設すると共に、横桟2の水上側の側面部2bの下端の水下側突片6と対応する部位から水上側に向けて水上側突片7を突設し、平板状のベース板3の上面の水上側に横桟2の水下側突片6及び水上側突片7を載置した状態で、水下側突片6からベース板3を通して屋根面1に打設した固着具4によりベース板3と横桟2とを屋根面1に固着し、ベース板3の水上側端部に横桟2の水上側突片7を介して水上側に位置する平板状の別のベース板3の水下側端部を重複し、横桟2の長手方向の一部に水を流すための排水空間8を設け、水上側突片7の横桟2の長手方向と平行な方向の端部を排水空間8の端部に臨ませ、水上側突片7の前記長手方向の長さが水下側突片6の前記長手方向の長さよりも長く、且つ、水上側突片7の前記長手方向における両端部が水下側突片6の前記長手方向における両端部よりもそれぞれ突出するように設けたこと特徴とするものである。
このような構成とすることで、機能パネル5の下方に浸入した雨水は、ベース板3上を水下側に流れるのであるが、水上側に位置するベース板3の水下側端部から、水下側に位置するベース板3の水上側端部に流れる際、水上側に位置するベース板3の水下側端部から、水下側に位置するベース板3の水上側端部に配設した横桟2の水上側の側面部2bに当たり、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れて、横桟2の水上側の側面部2bの端からベース板3上を水下側に流れることになる。この場合、横桟2の水上側の側面部2bの下端の上記水下側突片6と対応する部位から水上側に水上側突片7を突設し、横桟2の水上側突片7の上面に水上側に位置する別のベース板3の水下側端部を重複してあるので、水勾配の関係で横桟2の水上側突片7が、横桟2の水上側の側面部2bよりもレベルが高く、したがって、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れる雨水が水上側突片7の水上側端部を回りこんで当該水上側突片7とベース板3との間に浸入し、水下側突片6とベース板3とを屋根面1に固着している固着具4部分に雨水が至ることがなく、固着具4の固着部分から雨水が浸入することがない。
また、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れる雨水を、横桟2の長手方向の一部に設けた排水空間8からベース板3上を水下側にスムーズに流すことができ、この場合、水上側突片7の横桟2の長手方向と平行な方向の端部が上記排水空間8の端部に臨んでいるので、横桟2とベース板3との間に雨水が浸入しないようにできる。
また、ベース板3を平板とすることで、ベース板3の構成が簡略化し、コストが安く且つ施工が容易となる。
また、前記別のベース板3は、その水下側端部が水上側突片7上に直接配置されていることが好ましい。
本発明は、上記のように、横桟の水上側の側面部の下端の上記水下側突片と対応する部位から水上側に向けて水上側突片を突設し、水下側突片からベース板を通して屋根面に打設した固着具によりベース板と横桟とを屋根面に固着し、上記横桟の水上側突片の上面に水上側に位置する別のベース板の水下側端部を重複するので、簡単な構成で水下側突片からベース板を通して屋根面に打設した固着具から雨水が浸入するのを防止することができる。
また、横桟の長手方向の一部に水を流すための排水空間が設けてあり、水上側突片の横桟の長手方向と平行な方向の端部が上記排水空間の端部に臨ませることで、横桟の水上側の側面部に沿って横に流れる雨水を、横桟の長手方向の一部に設けた排水空間からベース板上を水下側にスムーズに流すことができ、この場合、水上側突片の横桟の長手方向と平行な方向の端部が上記排水空間の端部に臨んでいるので、横桟とベース板との間に雨水が浸入しないようにでき、固着具の固着部分からの雨水の浸入を防止すると共に雨水の滞留を防ぐことができる。
また、ベース板が平板であると、ベース板の構成が簡略化してベース板の製作に大型プレスを必要とせず、また、通常市販されている金属板を使用できて、コストが安く且つ施工が容易となる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
ベース板3は平板よりなる金属板で形成してある。
また、軒先ベース板3’はベース板3よりの水勾配方向(軒棟方向)の巾が狭い帯状金属板で形成してある。
横桟2は例えばアルミニウムの成形品で形成してある。図8には横桟2の一実施形態が示してあり、横桟2の水下側の側面部2aの下端から水下側に向けて水下側突片6を突設すると共に、横桟2の水上側の側面部2bの下端の上記水下側突片6と対応する部位から水上側に向けて水上側突片7を突設してある。また、横桟2の長手方向の1乃至複数個所には、横桟2の下端から上下方向の略中間部分又は上部にかけて切欠してあって、水上側、水下側に開口する排水空間8が形成してある。ここで、上記水上側突片7の横桟2の長手方向と平行な方向の端部が上記排水空間8の端部に臨んでいる。
また、軒先横桟2’は、例えばアルミニウムの成形品で形成してあり、軒先横桟2’の水上側の側面部2bの下端の上記水下側突片6と対応する部位から水上側に向けて水上側突片7を突設してある。また、軒先横桟2’の上部の水上側の角部は段落してあって、機能パネル支持部9が形成してある。また、軒先横桟2’の長手方向の1乃至複数個所には、軒先横桟2’の下端から上下方向の略中間部分又は上部にかけて切欠してあって、水上側、水下側に開口する排水空間8が形成してある。ここで、上記水上側突片7の軒先横桟2’の長手方向と平行な方向の端部が上記排水空間8の端部に臨んでいる。
上記の構成の横桟2は前述のベース板3の上面に、軒先側横桟2’は前述の軒先ベース板3’の上面にそれぞれ任意の取着手段21により横桟2が取着してある。横桟2、軒先横桟2’を取着するための取着手段21としては、例えば、コーキング剤、両面粘着テープのような防水テープ等を挙げることができるが、必ずしもこれにのみ限定されるものではない。
横桟2は図7のようにベース板3の上面の水上側端部に取着手段21により取着されるが、ベース板3の上面の水上側(棟側)に上記横桟2の水下側突片6及び水上側突片7を載置して取着する際、水上側突片7の水上端がベース板3の水上端よりも少し水下側にずれるような位置関係となるように取着する。また、横桟2の長手方向(軒と平行な方向)の両端部はそれぞれベース板3の水勾配と直交する方向(軒と平行な方向)の両端部よりも少し内側に引き込んで位置している。
また、軒先側横桟2’は、軒先ベース板3’に取着されるが、軒先ベース板3’の水上側突片7の水上端が軒先ベース板3’の水上端よりも少し水下側にずれるような位置関係となるように取着する。また、軒先側横桟2’の長手方向(軒と平行な方向)の両端部はそれぞれ軒先ベース板3’の水勾配と直交する方向(軒と平行な方向)の両端部よりも少し内側に引き込んで位置している。また、軒先側横桟2’の長手方向の少なくとも一方の端部は、軒先ベース板3’と取着せず単に載置している状態とする。
上記のように、上面に軒先側横桟2’を配設した軒先ベース板3’、上面に横桟2を配設したベース板3を、屋根面1に敷設し(この場合、少なくとも水勾配方向にはベース板3を複数枚敷設する)、横桟2、軒先側横桟2’の水下側突片6から固着具4を打設してベース板3(軒先ベース板3’)を通して屋根面1に固着し、屋根面1の水勾配方向に隣合う横桟2間に機能パネル5を架け渡して横桟2を取付けるようになっている。
施工に当たっては、以下のようにして行う。
まず、図9(a)に示すように、屋根面1の軒先側端部に沿って上面に軒先側横桟2’を配設した軒先ベース板3’を軒に沿って敷設し、軒先側横桟2’の水上側突片7からベース板3を通して屋根面1に固着具4を打設して、ベース板3と軒先側横桟2’とを屋根面1に固着する。添付図面に示す実施形態では、軒先に沿って複数の軒先ベース板3’を一列に敷設する。この場合、軒先と平行な方向に沿って隣接する一方の軒先ベース板3’の端部上に他方の軒先ベース板3’の端部を重ねると共に、一方の軒先ベース板3’の端部上面と軒先側横桟2’の端部との間に差し込んで両軒先側横桟2’の長手方向の端部同士を突き合わせる。
次に、図9(b)に示すように、1段目のベース板3の水下側端部を軒先ベース板3’の水上側端部に重ねる。この場合、1段目のベース板3の水下側端部は更に軒先ベース板3’の水上側突片7を覆うように重ねて、当該水上側突片7に打ち込んだ固着具4を覆う。この状態で、横桟2の水下側突片6からベース板3を通して屋根面1に固着具4を打設して、1段目のベース板3と横桟2とを屋根面1に固着する。添付図面に示す実施形態では、1段目のベース板3を軒と平行に複数一列に敷設する。この場合、軒と平行な方向に沿って隣接する一方の1段目のベース板3の端部上に他方の1段目のベース板3の端部を重ねると共に、一方の1段目のベース板3の端部上面と横桟2の端部との間に差し込んで両横桟2の長手方向の端部同士を突き合わせる。
次に、上記屋根面1に載設固着した1段目のベース板3の水上側端部の上に、2段目のベース板3の水下側端部を重ねる。この場合、2段目のベース板3の水下側端部は更に1段目のベース板3の水上側突片7を覆うように重ねて、当該水上側突片7に打ち込んだ固着具4を覆う。この状態で、2段目のベース板3に取着している横桟2の水下側突片6からベース板3を通して屋根面1に固着具4を打設して、2段目のベース板3と横桟2とを屋根面1に固着する。添付図面に示す実施形態では、1段目のベース板3を軒と平行に複数一列に敷設する。この場合、軒と平行な方向に沿って隣接する一方の2段目のベース板3の端部上に他方の2段目のベース板3の端部を重ねると共に、一方の2段目のベース板3の端部上面と横桟2の端部との間に差し込んで両横桟2の長手方向の端部同士を突き合わせる。
同様にして3段目、4段目……N段目のベース板3を敷設して図9(c)のようにする。
次に、図9(d)のように、各段のベース板3のうち軒と平行な方向の端部上に一端部に水返し部15を有する捨て水切板16を載置し、該捨て水切板16の片側半部をベース板3端部上面と横桟2の端部との間に差し込む。なお、ベース板3の他の片側半部上には後で図4のように屋根材14が載設される。
次に、図9(e)のように、軒先ベース板3’上に配設した横桟2上に軒先カバー11を固着具4により仮止めする。
次に、図10(a)のように、軒先ベース板3’に設けた横桟2の水上側角部に設けた機能パネル支持部9と、1段目のベース板3に設けた横桟2の水下側角部に設けた機能パネル支持部9に機能パネル5の水下側端部及び水上側端部を載設支持する。その後、図10(b)のように軒先カバー11を本固定して最下段の機能パネル5の水下側端部を軒先カバー11により押圧する。
次に、図10(c)のように、1段目の横桟2上に中間カバー12を固着具4により仮止めする。
次に、図10(d)のように、1段目のベース板3に設けた横桟2の水上側角部と、2段目のベース板3に設けた横桟2の水上側角部に設けた機能パネル支持部9に機能パネル5の水下側端部及び水上側端部を載設支持する。その後、図11(a)のように、上記仮止めしていた中間カバー12を固着して機能パネル5の水下側端部を中間カバー12により押圧する。
同様にして次々と機能パネル5、中間カバー12を取付け、その後、図11(b)のように、軒と平行な方向の端部に位置する機能パネル5の端部と、捨て水切板16との間の隙間を側カバー17により塞ぎ、側カバー17を横桟2の端部上に載設して固着具4により取付ける。
次に、図11(c)のように、最上段に位置するベース板3上に配設した横桟2上にジャンプ台13の水下側端部を固着具4により取付ける。ここで、ジャンプ台13の水上側端部は屋根面1上に載設され、このジャンプ台13の水上側端部の上に後工事で図3に示すように屋根材14が載設される。
次に、図11(d)のように、ジャンプ台13の水下側端部と最上段の機能パネル5の水上側端部上面を覆うように中間カバー12を横桟2に固着具4により取付ける。
機能パネル5としては、例えば太陽電池モジュールを挙げることができるが、これにのみ限定されず、屋根面1上に載設するものであれば他のものであってもよい。
また、添付図面に示す実施形態においては、屋根面1におけるベース板3、軒先ベース板3’を敷設する部分は屋根材14を葺いていない状態(つまり、構造用合板のような屋根下地材18の上に防水シート19を葺設した状態)としているが、ベース板3、軒先ベース板3’を敷設する部分も屋根材14を葺設してあってもよい。
上記のような構成において、横桟2の機能パネル5の載設支持部分、機能パネル5の端部間から機能パネル5の下方に雨水が浸入することがある。浸入した雨水は、ベース板3上を流れるのであるが、水上側に位置するベース板3の水下側端部から、水下側に位置するベース板3の水上側端部に流れる際、図6矢印イに示すように、水上側に位置するベース板3の水下側端部から、水下側に位置するベース板3の水上側端部に配設した横桟2の水上側の側面部2bに当たり、図6矢印ロに示すように横桟2の水上側の側面部2bに沿って水上側の側面部2bと水上側突片7のなすコーナ部分を横に流れて、図6矢印ハに示すように横桟2の水上側の側面部2bの端から排水空間8を通ってベース板3上を水下側に流れる。
この場合、水勾配の関係で横桟2の水上側突片7が、横桟2の水上側の側面部2bよりもレベルが高いため、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れる雨水は、水上側突片7の水上側端部に至ることなく、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れ、機能パネル5の下方の空間は風の影響を受けないので、排水空間8を通ってベース板3上面を水下側(軒側)に重力の作用で真っ直ぐに流下する。
ここで、横桟2の水上側の側面部2bの下端から水上側に突出している水上側突片7が固着具4を打入している水下側突片6と対応する位置に設けてあるので、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れる雨水が水上側突片7の水上側端部を回りこんで当該水上側突片7とベース板3との間に浸入して、水下側突片6とベース板3とを屋根面1に固着している固着具4部分に至ることがない。したがって、コーキング剤、両面粘着テープのような防水テープ等の取着手段22により水下側突片6をベース板3に取着してあるといえど、この取着は部分的であって、防水が確実であるとは言えない水下側突片6に打入した固着具4の固着部分に水が浸入することがなく、固着具4の固着部分から雨水が屋根面1側に浸入することがない。
排水空間8を通ってベース板3上面を水下側(軒側)に重力の作用で真っ直ぐに流下した雨水は、最終的には軒先ベース板3’上に配設した横桟2に設けた排水空間8を通って軒先より排水される。この場合、雨水の一部が軒先ベース板3’上に配設した横桟2の側面部2bに当たっても、該横桟2の側面部2bに沿って横に流れて、排水空間8を通って軒先ベース板3’上面から軒先に排水される。
軒先ベース板3’上に配設した横桟2の水上側突片7に固着具4を打入して固着してあるが、水勾配の関係で横桟2の水上側突片7が、横桟2の水上側の側面部2bよりもレベルが高いため、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れる雨水は、水上側突片7の固着具4の打入部分に至ることなく、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れ、排水空間8を通って軒先ベース板3’上面から軒先に排水され、軒先ベース板3’上に配設した横桟2の固着具4の打入部分から雨水が浸入するのを防止できる。
ところで、横桟2の水下側の側面部2aの下端から水下側に向けて水下側突片6を突設すると共に、横桟2の水上側の側面部2bの下端の上記水下側突片6と対応する部位から水上側に向けて水上側突片7を突設するという本発明の構成において、水上側突片7は軒と平行な方向の長さが水下側突片6の軒と平行な方向の長さと等しいか又は長く、且つ、水上側突片7の両端部がそれぞれ水下側突片6の両端部と軒と平行な方向において揃っているか又は水上側突片7の両端部がそれぞれ水下側突片6の両端部よりもいずれも軒と平行な方向の外側に向けて突出している。
図7には、水上側突片7の軒と平行な方向の長さが水下側突片6の軒と平行な方向の長さよりも長く、且つ、水上側突片7の両端部がそれぞれ水下側突片6の両端部よりもいずれも軒と平行な方向の外側に向けて突出している例を示している。この例の場合は、水上側突片7の両端部から排水空間8を通ってベース板3上面を水下側(軒側)に重力の作用で真っ直ぐに流下する際、水下側突片6の軒と平行な方向の両端部に触れることなく流下することになり、よりいっそう水下側突片6に打入した固着具4の固着部分から雨水が屋根面1側に浸入することがない。
図12には本発明の他の実施形態が示してある。前述の実施形態においては、ベース板3の上面の水上側端部に載設する横桟2に水下側突片6と水上側突片7とを設け、水下側突片6から打入した固着具4の固着部分から雨水が浸入しないように、水下側突片6と対応する位置に水上側突片7を設けた例を示したが、本実施形態においては、図12示すように、ベース板3の上面に配設する横桟2の水上側の側面部の下端から水上側に向けて水上側突片7を突設し、ベース板3の上面の水上側に上記横桟2の水上側突片7を載置した状態で、水上側突片7からベース板3を通して屋根面1に打設した固着具4によりベース板3と横桟2とを屋根面1に固着し、上記横桟2の水上側突片7の上面に水上側に位置する別のベース板3の水下側端部を重複するようにした構成に特徴がある。本実施形態は上記の構成が前述の実施形態と異なり、他の構成は同じなので、同じ構成の説明は省略する。
本実施形態においては、機能パネル5の下方に浸入した雨水は、水上側に位置するベース板3の水下側端部から、水下側に位置するベース板3の水上側端部に流れる際、水上側に位置するベース板3の水下側端部から、水下側に位置するベース板3の水上側端部に配設した横桟2の水上側の側面部2bに当たり、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れて、横桟2の水上側の側面部2bの端からベース板3上を水下側に流れる。したがって、横桟2の水上側の側面部2bに沿って横に流れる雨水が水上側突片7とベース板3とを屋根面1に固着している固着具4部分に雨水が至ることがなく、固着具4の固着部分から雨水が浸入することがない。
また、図13には本発明の他の実施形態が示してある。本実施形態においては、寄棟屋根に機能パネル5を取付ける例が示してある。
本実施形態においては、水勾配方向に隣合うベース板3を軒と平行な方向にずらし、軒と平行な方向の端部が階段状となるように葺設してある。そして、本実施形態においては、複数のベース板3の階段状となった軒と平行な方向の端部の水上側端部を入隅カバー20で覆って、この部分に雨水が浸入しないようになっており、上記の構成が前述の各実施形態と異なり、他の構成は前述の各実施形態と同様であるので説明は省略する。
また、図14には本発明の他の実施形態が示してある。
前述の各実施形態においては、横桟2の上部の水下側の角部、水上側の角部に設けた機能パネル支持部9の段落の深さが同じ深さであって、図1に示すように、水勾配方向に隣会う機能パネル5の上面が面一となるようにしてあるが、本実施形態においては、横桟2の上部の水下側の角部の機能パネル支持部9の段落の深さを、水上側の角部に設けた機能パネル支持部9の段落の深さよりも深くし、図14に示すように、水下側の機能パネル5の上面の水上側端部が、水上側の機能パネル5の上面の水下側端部よりも下段となるように、水勾配方向に段差ができるように機能パネル5を葺設できるようになっている。他の構成は前述の各実施形態と同様なので省略する。
本発明の要部拡大断面図である。 同上の軒先部分の断面図である。 同上の軒先と反対側の端部の断面図である。 同上の軒先と平行な方向の端部の断面図である。 同上の野縁の端部同士を突き合わせた部分の断面図である。 同上の水の流れを示す説明のための斜視図である。 同上に用いる上面に野縁を取着したベース板を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であり、(d)は要部拡大側面図である。 同上に用いる野縁の一部破断した斜視図である。 (a)(b)(c)(d)は同上の施工順序を示す斜視図である。 (a)(b)(c)(d)は同上の施工順序を示す斜視図である。 (a)(b)(c)(d)は同上の施工順序を示す斜視図である。 同上の他の実施形態の要部拡大断面図である。 同上の更に他の実施形態を示す斜視図である。 同上の更に他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 屋根面
2 横桟
2a 水下側の側面部
2b 水上側の側面部
3 ベース板
4 固着具
5 機能パネル
6 水下側突片
7 水上側突片
8 排水空間

Claims (2)

  1. 屋根面に、上面の水上側端部に横桟を配置した複数のベース板を、少なくとも水勾配方向に複数敷設して、横桟からベース板を通して屋根面に打設した固着具によりベース板と横桟とを屋根面に固着し、水勾配方向に隣合う横桟間に機能パネルを架け渡して横桟に取付ける屋根面への機能パネルの取付け構造であって、
    前記横桟の水下側の側面部の下端から水下側に向けて水下側突片を突設すると共に、前記横桟の水上側の側面部の下端の前記水下側突片と対応する部位から水上側に向けて水上側
    突片を突設し、
    平板状のベース板の上面の水上側に前記横桟の水下側突片及び水上側突片を載置した状態
    で、
    前記水下側突片から前記ベース板を通して前記屋根面に打設した固着具により前記ベース板と前記横桟とを前記屋根面に固着し、
    前記ベース板の水上側端部に前記横桟の水上側突片を介して水上側に位置する平板状の別のベース板の水下側端部を重複し
    前記横桟の長手方向の一部に水を流すための排水空間を設け、
    前記水上側突片の前記長手方向と平行な方向の端部を前記排水空間の端部に臨ませ、
    前記水上側突片の前記長手方向の長さが前記水下側突片の前記長手方向の長さよりも長く、且つ、前記水上側突片の前記長手方向における両端部が前記水下側突片の前記長手方向における両端部よりもそれぞれ突出するように設けたことを特徴とする屋根面への機能パネルの取付け構造。
  2. 前記別のベース板は、その水下側端部が前記水上側突片上に直接配置されていることを特徴とする請求項1記載の屋根面への機能パネルの取付け構造
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