JP5567616B2 - Led基板の取り付け部材 - Google Patents

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Description

この発明は、LED基板を取り付け対象物へ取り付けるための取り付け部材に関する。
LED照明器具の進化に伴い、その構造が大きく変化し、単一型のLEDライト(20mA)が2005年以降は組み合わせ型に変わった。
これにより、発光量も0.1W〜1Wから3W,5Wへと大きくなった。さらに、2010年以降は1Wの発光ダイオードを25個組み合わせた25Wのものや、50W,100W,200Wのものも出てきた。これにより、LEDライトが、一般のハロゲンライトやHID(高輝度放電)ランプに取って代わりつつある。
ところで、LEDライトの出力が大きくなるのに比例して発熱量も増大する。例えば、LEDライトの出力が10W以上になると発熱量が大きく、特に、25W〜100Wになると90℃以上にまで温度上昇する。
このため、放熱性が良いと共に取り付け対象物へのLED基板の取り付けが容易なLED基板の取り付け部材が求められている。
特開2011−187161号公報
そこで、この発明の課題は、取り付け対象物へのLED基板の取り付けを容易にできると共に放熱性にも優れたLED基板の取り付け部材を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のLED基板の取り付け部材は、複数の発光ダイオードが実装面に実装されていると共に上記発光ダイオードに電源を供給するための2つの電極配線が上記実装面の周囲の額縁面に形成されたLED基板の上記額縁面に対向させられる基板装着面と、
上記LED基板の複数の発光ダイオードを露出させる開口部と、
取り付け対象物に対して着脱自在に取り付けられる取り付け部と
を有する板状部材と、
上記板状部材に取り付けられ、かつ、上記LED基板の電極配線に当接して上記電極配線に電気的に接続されると共に上記LED基板の額縁面を押圧する2つの電源供給端子と
を備え、
上記2つの電源供給端子は、上記板状部材の上記開口部を挟んで対向した位置にあり、
上記電源供給端子は、
上記板状部材の上面に沿って延在しているリード部と、
上記リード部の先端に電気的に接続された接触部と
を有し、
上記接触部は、上記板状部材の貫通穴内に摺動自在に配置されており、上記貫通穴内に装着されたコイルばねによって、上記板状部材の上記基板装着面から突き出すように付勢されることを特徴としている。
この発明のLED基板の取り付け部材によれば、上記LED基板の額縁面に上記板状部材の基板装着面を対向させることで、上記電源供給端子を上記LED基板の電極配線に当接させて電気的に接続することができる。これにより、上記LED基板へ電源を供給するための電気的接続がなされる。また、上記LED基板の額縁面は上記電源供給端子によって押圧され、上記取り付け対象物に向けて上記LED基板が押圧されるので、上記LED基板の背面から上記取り付け対象物への放熱効果を向上できる。
したがって、この発明によれば、取り付け対象物へのLED基板の取り付けが容易で放熱性にも優れたLED基板の取り付け部材を実現できる。
また、一実施形態のLED基板の取り付け部材では、上記板状部材に形成されていると共に、上記基板装着面に沿って上記LED基板を挿入することを可能にする基板挿入部を備える。
この実施形態によれば、上記板状部材に形成された基板挿入部から上記LED基板を上記基板装着面に沿って挿入できるので、上記LED基板をより簡単に取り付け対象物に取り付けることができる。
また、一実施形態では、上記LED基板の背面に直接に当接する背面当接面を有すると共に上記板状部材の基板装着面と上記背面当接面との間に上記LED基板が装着される背面部材を備える。
この実施形態によれば、上記板状部材と上記背面部材との間に上記LED基板が装着されるので、上記LED基板を確実に保持して上記取り付け対象物に取り付けることができる。また、上記LED基板の背面から上記背面部材の背面当接面を介して上記取り付け対象物に確実に放熱できる。
この発明のLED基板の取り付け部材によれば、LED基板の額縁面に板状部材の基板装着面を対向させることで、電源供給端子を上記LED基板の電極配線に電気的に接続することができると同時に、上記電源供給端子が上記LED基板を上記取り付け対象物に向けて押圧することにより、上記LED基板の背面から上記取り付け対象物への放熱効果を向上でき、取り付け対象物への取り付けが容易で放熱性にも優れたLED基板の取り付け部材を実現できる。
この発明のLED基板の取り付け部材の第1実施形態の斜視図である。 上記第1実施形態の板状部材の斜視図である。 上記第1実施形態の背面部材の斜視図である。 上記第1実施形態の電源供給端子の斜視図である。 LED基板の斜視図である。 この発明のLED基板の取り付け部材の第2実施形態の取り付け状態を説明する斜視図である。 上記第2実施形態の板状部材の斜視図である。 LED基板の斜視図である。 この発明の第3実施形態の取り付け状態を示す斜視図である。 上記第3実施形態を模式的に示す斜視図である。 上記第1実施形態を用いたLEDモジュールがヒートシンクに取り付けられる様子を示す図である。 上記LEDモジュール,ヒートシンクがボードに取り付けられた様子を模式的に示す図である。 上記ヒートシンクの下端形状を示す部分斜視図である。 上記ボードに複数の発光モジュールを配列した発光表示装置を模式的に示す斜視図である。 上記第1実施形態を用いたLEDモジュールを備える発光装置を示す断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1Aは、この発明のLED基板の取り付け部材の第1実施形態の斜視図であり、図1Bは、上記第1実施形態の板状部材1の斜視図であり、図1Cは、上記第1実施形態の背面部材2の斜視図である。また、図1Dは、上記第1実施形態の電源供給端子3,5の斜視図であり、図1Eは、LED基板としてのCOB(チップオンボード)51の斜視図である。
図1Aに示すように、この実施形態の取り付け部材は、板状部材1と、この板状部材1に重ね合わされる背面部材2と、上記板状部材1と背面部材2との間に挟まれる2つの電源供給端子3,5とを備える。上記板状部材1および上記背面部材2は、一例として、ステンレス材、銅、アルミナ(Al)、カーボンを含有した硬質耐熱樹脂、アルミニウム、ジルコニウム、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のプラスチック合成樹脂や、ガラス等で作製される。すなわち、上記板状部材1および上記背面部材2は、熱や紫外線に影響されにくくて高温に耐え経年変化しにくい材料で作製される。特に、上記板状部材1および上記背面部材2を、セラミックスとしてのアルミナで作製することにより、耐腐食性、耐経年変化、耐放電、絶縁性、防水性が良く、生産性、導電性、耐薬品性、耐熱性、高圧絶縁性にも優れた低価格で生産性の良いものとすることができる。また、用途によっては、薄いウレタンゴム、シリコーンゴム、ポリプロピレン、ポリエチレンのようなプラスチック系樹脂や鉄鋼材、高分子材料によって、上記板状部材1および上記背面部材2を作製してもよい。
図1Bに示すように、上記板状部材1は、ほぼ中央に開口部7が形成されており、一端部1Aの略中央に形成されたねじ穴11を有し、上記ねじ穴11の両側にねじ穴12,13を有する。また、上記板状部材1の他端部1Bには、ねじ穴15,16が形成されている。また、上記開口部7の周面は、テーパ状に拡径していると共に反射面(鏡面)をなすように研磨されているか、もしくは銀蒸着等により反射材が形成されている。この反射面をなす開口部7の周面は、上記LED基板としてのCOBのLEDからの光を反射,集光し所定の方向へ光を収束させる機能を有している。
一方、図1Cに示すように、上記背面部材2は、一端部2Aの略中央に形成されたねじ穴21を有し、上記ねじ穴21の両側にねじ穴22,23を有する。また、上記背面部材2の他端部2Bには、ねじ穴25,26が形成されている。
上記板状部材1のねじ穴11と背面部材2のねじ穴21にネジ31が螺合され、上記板状部材1のねじ穴12と背面部材2のねじ穴22とにネジ32が螺合され、上記板状部材1のねじ穴13と背面部材2のねじ穴23とにネジ33が螺合される。また、上記板状部材1のねじ穴15と背面部材2のねじ穴25とにネジ34が螺合され、上記板状部材1のねじ穴16と背面部材2のねじ穴26とにネジ35が螺合される。これらのネジ31〜35によって上記板状部材1と背面部材2とが締結される。また、この締結により、上記2つの電源供給端子3,5は、上記板状部材1と背面部材2との間に挟まれた状態で固定される。上記板状部材1の4つのねじ穴12〜16と上記背面部材2の4つのねじ穴22〜26と上記4つのネジ32〜35が取り付け部を構成している。なお、各ねじ穴11〜16,ねじ穴21〜26には、ゴム等の弾性部材で作製されると共にねじ溝が形成されたブッシュ(図示せず)が嵌合されて締結時の破損防止が図られている。
図1Dに示すように、上記2つの電源供給端子3,5は、それぞれ、ばね性を有する板状部33,35と、この板状部33,35に形成された凸状の接触部36,37,38,39を有する。上記板状部33,35の端部33A,35Aは屈曲している。上記板状部33,35は、上記背面部材2の一端部2Aの上面に形成された溝40,41に嵌合すると共に、上記屈曲した端部33A,35Aは上記一端部2Aの端面に配置される。
図1Eに示すように、上記LED基板の一例としてのCOB(チップオンボード)51は、複数のLED(発光ダイオード)52がセラミック基板50の実装面に実装されていると共に上記LED52に電源を供給するための電極配線53,55が上記実装面の周囲の額縁面56に形成されている。このCOB51は、上記複数のLED52でもって、例えば、1W〜500Wの出力が得られる
上記板状部材1は、上記COB51の額縁面56に対向させられる基板装着面61を有し、上記開口部7に上記COB51の複数のLED52を露出させる。また、上記板状部材1は、図1A,図1Bに示すように、上記基板装着面61に沿って上記COB51を挿入して上記基板装着面61に上記COB51を装着可能にする基板挿入部62を有する。
上記構成の取り付け部材によれば、まず、上記背面部材2の一端部2Aの上面に形成された溝40,41に上記2つの電源供給端子3,5の板状部33,35を嵌合させて、上記背面部材2の背面当接面2C上に上記2つの電源供給端子3,5を位置決め配置する。この状態で、上記背面部材2の一端部2A上に上記板状部材1の一端部1Aが嵌合し、かつ、上記背面部材2の背面当接面2Cに上記板状部材1の基板装着面61が対向するように、上記板状部材1を上記背面部材2に重ね合わせる。次に、上記板状部材1のねじ穴11と背面部材2のねじ穴21にネジ31を螺合させる。次に、上記基板挿入部62から矢印71で示される方向に上記COB51を挿入する。このとき、上記COB51は、上記背面部材2の一端部2Aの段差面2A‐1に当接して上記挿入方向の位置決めがなされる。この挿入により、上記COB51は、電極配線53,55が上記電源供給端子3,5の凸状の接触部36,39に当接して電気的に接続される。同時に、上記電源供給端子3,5の計4つの凸状の接触部36,37,38,39は、上記COB51の額縁面56を上記背面部材2の背面当接面2Cに向けて押圧し、上記COB51の背面が上記背面当接面2Cに押圧され当接される。
次に、上記板状部材1のねじ穴12と背面部材2のねじ穴22とにネジ32が螺合され、上記板状部材1のねじ穴13と背面部材2のねじ穴23とにネジ33が螺合される。さらに、上記板状部材1のねじ穴15と背面部材2のねじ穴25とにネジ34が螺合され、上記板状部材1のねじ穴16と背面部材2のねじ穴26とにネジ35が螺合される。なお、上記螺合により、ネジ34は、COB51の額縁面56に形成された貫通穴66を貫通する。
さらに、この4本のネジ32〜35は、取り付け対象物(図示せず)に形成されたねじ穴に螺合される。これにより、この実施形態のLED基板の取り付け部材は、上記LED基板としてのCOB51をしっかりと保持した状態で上記取り付け対象物に取り付けられる。
このように、この実施形態のLED基板の取り付け部材によれば、上記基板挿入部62から矢印71で示される方向に上記LED基板としてのCOB51を挿入することで、上記COB51の額縁面56に上記板状部材1の基板装着面61を対向させ、上記電源供給端子3,5を上記COB51の電極配線53,55に電気的に接続することができる。これにより、上記COB51へ電源を供給するための電気的接続がなされる。同時に、上記電源供給端子3,5の4つの凸状の接触部36,37,38,39が上記COB51を上記背面部材2の背面当接面2Cに向けて押圧する。よって、上記COB51の背面から上記背面部材2を経由した上記取り付け対象物への放熱効果を向上できる。
また、この実施形態によれば、上記4つのネジ32〜35で、上記板状部材1と上記背面部材2との間に上記COB51を装着した状態で上記取り付け対象物に対して着脱自在に取り付けることができる。
したがって、この実施形態によれば、取り付け対象物への取り付けが容易で放熱性にも優れたLED基板の取り付け部材を実現できる。また、上記LED基板としてのCOB51は、上記取り付け部材から簡単に着脱可能であるから、修理等の際の交換も簡単に行うことができる。
なお、上記背面部材2を、電子回路のプリント基板をなすセラミック基板とし、電気回路部品をマウントしたものとしてもよい。
(第2の実施の形態)
図2Aは、この発明のLED基板の取り付け部材の第2実施形態の取り付け状態を説明する斜視図であり、図2Bは、上記第2実施形態の板状部材101の斜視図であり、図2Cは、LED基板の一例としてのCOB(チップオンボード)の斜視図である。
この第2実施形態の取り付け部材は、板状部材101と、上記板状部材101と取り付け対象物110との間に挟まれる2つの電源供給端子103,105とを備える。
図2Bに示すように、上記板状部材101は、ほぼ中央に開口部107が形成されており、この開口部107の周囲の4箇所にねじ穴111〜114が形成されている。このねじ穴111〜114には、前述の第1実施形態と同様、ゴム等の弾性部材で作製されると共にねじ溝が形成されたブッシュ(図示せず)が嵌合されて締結時の破損防止が図られている。また、上記板状部材101は、矢印171で示される挿入方向にCOB151が挿入される基板挿入部162が形成されている。上記開口部107の周面は、前述の第1実施形態の板状部材1の開口部の周面と同様、テーパ状に拡径する反射面になされている。なお、上記板状部材101は、前述の第1実施形態の板状部材1と同様の材料で作製することができる。また、この実施形態では、例えば、上記板状部材101を弾性部材(図示せず)で被覆してもよい。
図2Aに示すように、上記2つの電源供給端子103,105は、それぞれ、ばね性を有する板状部133,135と、この板状部133,135に形成された凸状の接触部136,137,138,139を有する。上記板状部133,135の端部133A,135Aは屈曲している。
図2Cに示すように、上記LED基板の一例としてのCOB(チップオンボード)151は、複数のLED152がセラミック基板150の実装面に実装されていると共に上記LED152に電源を供給するための電極配線153,155が上記実装面の周囲の額縁面156に形成されている。この額縁面156の四隅にはねじ穴171〜174が形成されている。
図2Bに示すように、上記板状部材101は、上記COB151の額縁面156に対向させられる基板装着面161を有し、上記開口部107に上記COB151の複数のLED152を露出させる。
上記構成の取り付け部材によれば、まず、上記取り付け対象物110の取り付け面110Aの所定の箇所に上記板状部材101を配置する。この際、上記2つの電源供給端子103,105の端部133A,135Aが板状部材101の一端部101Aの裏面に形成された溝(図示せず)に嵌合するように、上記板状部材101と取り付け面110Aとの間に電源供給端子103,105を挟んで位置決め配置する。
次に、4つのネジ141,142,143,144を、上記板状部材101の4つのねじ穴111,112,113,114、および上記4つのねじ穴111〜114に対応する上記取り付け面110Aの4つのねじ穴(図示せずに)に螺合させて上記板状部材101を上記取り付け対象物110に締結する。
次に、上記板状部材101の基板挿入部162から矢印171で示される方向に上記COB151を挿入する。このとき、上記COB151は、上記板状部材101の基板挿入部162の端面162Aに当接して上記挿入方向の位置決めがなされる。この挿入により、上記COB151は、電極配線153,155が上記電源供給端子103,105の凸状の接触部136,139に当接して電気的に接続される。同時に、上記電源供給端子103,105の計4つの凸状の接触部136,137,138,139は、上記COB151の額縁面156を押圧し、上記COB151の背面が上記取り付け対象物110の取り付け面110Aに向けて押圧され当接される。
このように、この実施形態のLED基板の取り付け部材によれば、上記基板挿入部162から矢印171で示される方向に上記LED基板としてのCOB151を挿入することで、上記COB151の額縁面156に上記板状部材101の基板装着面161を対向させ、上記電源供給端子103,105を上記COB151の電極配線153,155に電気的に接続することができる。これにより、上記COB151へ電源を供給するための電気的接続がなされる。同時に、上記電源供給端子103,105の4つの凸状の接触部136,137,138,139が上記COB151を上記取り付け対象物110の取り付け面110Aに向けて押圧する。よって、上記COB151の背面から上記取り付け対象物110への放熱効果を向上できる。
したがって、この実施形態によれば、取り付け対象物110への取り付けが容易で放熱性にも優れたLED基板の取り付け部材を実現できる。
(第3の実施の形態)
図3Aは、この発明のLED基板の取り付け部材の第3実施形態の取り付け状態を説明する斜視図であり、図3Bは、上記第3実施形態が備える板状部材301と2つの電源供給端子303,305を模式的に示す斜視図である。
図3Bに示すように、上記板状部材301は、ほぼ中央に形成された開口部307と4隅に形成された4つのねじ穴311,312,313,314とを有する。上記4つのねじ穴311〜314には、4つのネジ341〜344が螺合される。上記ねじ穴311〜314には、前述の第1実施形態と同様、ゴム等の弾性部材で作製されると共にねじ溝が形成されたブッシュ(図示せず)が嵌合されて締結時の破損防止が図られている。また、上記板状部材301は、前述の第1実施形態の板状部材1と同様の材料で作製することができる。また、上記開口部307の周面は、前述の第1実施形態の板状部材1の開口部の周面と同様、テーパ状に拡径する反射面になされている。また、上記板状部材301は、前述の第1実施形態の板状部材1と同様の材料で作製することができる。
また、図3Bに示すように、上記板状部材301には、2つの電源供給端子303と305が取り付けられている。この電源供給端子303,305は、板状部材301の上面301Aに沿って延在しているリード部303A,305Aと、このリード部303A,305Aの先端に電気的に接続された接触部303B,305Bとを有する。この接触部303B,305Bは、上記板状部材301の貫通穴331,332内に摺動自在に配置されており、上記貫通穴331,332内に装着されたコイルばね334,335によって、板状部材301の基板装着面361から突き出すように付勢される。
図3Bに示すように、上記板状部材301は、図3Aに示すCOB51の額縁面56に対向させられる基板装着面361を有し、上記開口部307に上記COB51の複数のLED52を露出させる。なお、上記COB51は、前述の第1実施形態で図1Eを参照して説明したCOB51である。また、図3Aでは、図3Bに示した電源供給端子303,305のリード部303A,305Aを省略している。
上記構成の取り付け部材によれば、図3Aに示すように、まず、取り付け対象物の取り付け対象面310の所定の箇所に上記COB51を載置して、このCOB51の2つの貫通穴66,67を上記取り付け対象面310に形成された4つのねじ穴(図示せず)のうちの対角位置の2つのねじ穴に対応する位置に配置する。
次に、上記板状部材301を上記COB51上に重ねて、このCOB51の複数のLED52が開口部307から露出すると共に上記4つのねじ穴311〜314が上記取り付け対象面310の4つのねじ穴(図示せず)に対応するように配置する。このとき、上記2つの電源供給端子303,305の2つの接触部303B,305Bは上記COB51の2つの電極配線53,55に当接される。
次に、上記4つのネジ341〜344を上記板状部材301の4つのねじ穴311〜314と上記取り付け面310の4つのねじ穴に螺合させて、板状部材301と取り付け対象面310との間にCOB51を挟んだ状態で板状部材301を取り付け対象面310に締結する。このとき、上記ネジ342とネジ343は、COB51の対角位置の2つの貫通穴66,67を貫通している。また、上記締結によって、上記2つの電源供給端子303,305の2つの接触部303B,305Bは、上記2つのコイルばね334,335によって、COB51の2つの電極配線53,55に押圧されて確実に電気的に接続される。同時に、上記2つの接触部303B,305Bは、上記COB51を取り付け対象面310に押圧しCOB51の背面を取り付け対象面310に密着させるので、上記COB51の背面から上記取り付け対象面310への放熱効果を向上できる。
したがって、この実施形態によれば、取り付け対象面310への取り付けが容易で放熱性にも優れたLED基板の取り付け部材を実現できる。
尚、図4Aに示すように、前述の第1実施形態のLED基板の取り付け部材にLED基板としてのCOB(チップオンボード)51を装着してレンズ部501を取り付けたものをLEDモジュール502としてもよい。このLEDモジュール502は、柱状のヒートシンク503の先端の装着部505に嵌合されて装着される。さらに、上記ヒートシンク503の円周状の端部504に反射面506Bを有する反射部材506が、ねじ穴506Aに挿通されるねじ(図示せず)を端部504に形成されたねじ穴503Aに螺合させてネジ止めされる。上記実施形態の取り付け部材でもってCOB51からの放熱性を向上できるので、レンズ部501のレンズをガラスレンズに替えてプラスチックレンズとすることも可能になる。
さらに、図4Bに示すように、ボード508の穴508Aに、上記LEDモジュール502が装着された上記先端装着部505を挿通させ、上記ヒートシンク503の円周状の端部504と上記先端装着部505との間に、U字形状の断熱部材507を嵌合させ、この断熱部材507をねじ509でボード508にねじ止めする。さらに、上記先端装着部505を囲む円筒形状のカバー510を上記断熱部材507に装着する。なお、図4Cは、上記柱状のヒートシンク503の下端の形状を示す部分斜視図である。また、図4Dは、上記ボード508に形成された複数の穴(図示せず)に、図4A〜図4Cで説明したLEDモジュール502,ヒートシンク503,U字形状の断熱部材507,カバー510で構成される発光モジュール511を複列に配列して電光掲示板のような発光表示装置512を構成した一例を模式的に示している。
また、図4Aに示したLEDモジュール502,ヒートシンク503を用いて、図5に示すような発光装置の一例を構成することもできる。図5に示す一例では、図4Aの反射部材506に替えて、反射部材606を有する。上記LEDモジュール502が装着部505に装着されたヒートシンク503をボード601の穴601Aに嵌合させている。そして、ねじ602,603を接続部材604の穴604A,反射部材606の穴606A,ボード601の穴(図示せず)を貫通して上記ヒートシンク503に形成されたネジ穴503Aに螺合させている。これにより、上記接続部材604,反射部材606を上記ボード601およびヒートシンク503に固定する。なお、上記反射部材606は反射面606Bを有し、接続部材604にも反射面604Bが形成されている。この反射面606B,604Bには、蒸着,コーティング,スパッター等により銀等の反射材が形成されている。
また、上記接続部材604の端部には、縦方向の孔607が形成され、この縦方向の孔607に対して外周側に連なる切り欠き608が上記接続部材604の側壁に形成されている。また、上記縦方向の孔607にはロッド608が嵌合,固定されている。そして、この接続部材604には、レンズ部材610が嵌合されている。このレンズ部材610は、支持枠611とこの支持枠611に嵌合,固定されたレンズ612とを有する。上記レンズ部材610の支持枠611には貫通孔611Aが形成され、この貫通穴611Aには上記ロッド608が貫通している。このロッド608に沿って上記支持枠611が矢印で示される縦方向にスライド可能になっている。そして、この支持枠611には横方向に貫通したねじ穴616が形成され、このねじ穴616に螺合されたねじ617の先端部を上記ロッド608に外周から当接させることで上記接続部材604に対する上記支持枠611の縦方向の位置決めがなされる。したがって、この図5に示す構成の発光装置によれば、上記LEDモジュール502に対する上記レンズ部材610の縦方向の位置を調整することができ、LEDモジュール502からの光の集光,拡散の程度を調節することが可能になる。
1,101,301 板状部材
1A 一端部
1B 他端部
2 背面部材
2A 一端部
2B 他端部
2C 背面当接面
3,5,103,105,303,305 電源供給端子
7,107,307 開口部
11〜16,21〜26,111〜114,311〜314 ねじ穴
31〜35,141〜144,341〜344 ネジ
33,35,133,135 板状部
36〜39,136〜139 凸状の接触部
50,150 セラミック基板
51,151 COB(チップオンボード)
52,152 LED(発光ダイオード)
53,55,153,155 電極配線
56,156 額縁面
61,161,361 基板装着面
62,162 基板挿入部
66,67 貫通穴
110 取り付け対象物
110A 取り付け面
171〜174 ねじ穴
303A,305A リード部
303B,305B 接触部
310 取り付け対象面
334,335 コイルばね
501 レンズ部
502 LEDモジュール
503 ヒートシンク
503A ねじ穴
504 端部
505 装着部
506 反射部材
506A ねじ穴
506B 反射面
507 U字形状の断熱部材
508 ボード
508A 穴
510 カバー
511 発光モジュール
512 発光表示装置
601 ボード
601A 穴
602,603 ねじ
604 接続部材
604A 穴
606B 反射面
606 反射部材
606A 穴
606B 反射面
607 孔
608 ロッド
609 切り欠き
610 レンズ部材
611 支持枠
611A 貫通穴
612 レンズ
616 ねじ穴
617 ねじ

Claims (3)

  1. 複数の発光ダイオードが実装面に実装されていると共に上記発光ダイオードに電源を供給するための2つの電極配線が上記実装面の周囲の額縁面に形成されたLED基板の上記額縁面に対向させられる基板装着面と、
    上記LED基板の複数の発光ダイオードを露出させる開口部と、
    取り付け対象物に対して着脱自在に取り付けられる取り付け部と
    を有する板状部材と、
    上記板状部材に取り付けられ、かつ、上記LED基板の電極配線に当接して上記電極配線に電気的に接続されると共に上記LED基板の額縁面を押圧する2つの電源供給端子と
    を備え、
    上記2つの電極配線は、上記複数の発光ダイオードを挟んで対向した位置にあり、
    上記2つの電源供給端子は、上記板状部材の上記開口部を挟んで対向した位置にあり、
    上記電源供給端子は、
    上記板状部材の上面に沿って延在しているリード部と、
    上記リード部の先端に電気的に接続された接触部と
    を有し、
    上記接触部は、上記板状部材の貫通穴内に摺動自在に配置されており、上記貫通穴内に装着されたコイルばねによって、上記板状部材の上記基板装着面から突き出すように付勢されることを特徴とするLED基板の取り付け部材。
  2. 請求項1に記載のLED基板の取り付け部材において、
    上記板状部材に形成されていると共に、上記基板装着面に沿って上記LED基板を挿入することを可能にする基板挿入部を備えることを特徴とするLED基板の取り付け部材。
  3. 請求項1または2に記載のLED基板の取り付け部材において、
    上記LED基板の背面に直接に当接する背面当接面を有すると共に上記板状部材の基板装着面と上記背面当接面との間に上記LED基板が装着される背面部材
    を備えることを特徴とするLED基板の取り付け部材。
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