JP4041411B2 - カード型led光源用回動ソケット - Google Patents

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    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属基板上にLEDベアチップを実装したカード型LEDモジュールに用いるソケットおよび照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、照明装置の光源として用いるために、金属ベース基板上に多数のLEDベアチップを実装したカード型LEDモジュール(なお、このカード型LEDモジュールとしては、スルーホール型のものは含まない。)の開発が行われている。このカード型LEDモジュールは、今後の研究開発によってLEDベアチップの発光効率を一層高めたり、実装密度を向上したりすることによって高輝度な光源を得ることができると考えられている。
【0003】
このようなカード型LEDモジュールを照明装置の光源として用いる場合には、図8に示すようにソケット920を用いて照明装置9に固定することが考えられる。
図8に示すように、照明装置9は、一般の白熱電球用のソケットにねじ込むタイプの口金91と、カード型LEDモジュール8が取り付けられるケース92とからなる。
【0004】
ケース92は、口金91の取り付けられた面と対向する底面にカード型LEDモジュール8を保持するソケット920が取り付けられている。
ソケット920は、カード型LEDモジュール8の側部801と嵌合する係合溝921が形成されており、ユーザがカード型LEDモジュール8を取り付ける際には、その側部801をソケット920の係合溝921に挿入し、さらにケース92の周縁部から中心に向けてスライドさせる。照明装置は、光源を中央に配することが望まれるので、上記ソケットによって、光源となるカード型LEDモジュール8を照明装置の中央に配することができる。
【0005】
なお、請求項に係る発明と関連性を有する技術の蓄積がなく、記載すべき先行技術文献情報はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カード型LEDモジュールは、照明用として輝度を確保するために比較的大電流が流されるので、発熱量が非常に大きく、照明以外として用いる場合に比べ寿命が短くなりやすい。そのため、ソケットにおいても、カード型LEDモジュールの放熱性を向上することや、寿命時における交換作業を容易にすることが求められている。
【0007】
しかしながら、上記のようなソケット920を用いる場合においては、放熱性が依然不十分と考えられ、一層の放熱性向上が求められている。さらに、寿命によってカード型LEDモジュール8を交換する際には、ユーザにとって交換作業が困難となる場合があると考えられる。例えば、カード型LEDモジュール8を取り外す際には、ユーザが係合溝921に沿ってカード型LEDモジュール8をケース92の中心から周縁までスライドさせる必要があり、このようにスライド距離が長くなると、係合溝921が光源部からケース92の端部まで続くため照明装置の外観を損ねる可能性があるとともに、側部801が係合溝921と引っかかりを生じたりして交換作業におけるユーザの負担を増大させる可能性がある。
【0008】
ここで、交換作業を容易にするため、ソケット920のスライド距離を短くしたものをケース92の底面に突出して載置した状態に取り付けることもできると考えられる。しかし、その場合には、ソケットがケースの中央に配されるため、カード型LEDモジュールの取り付けの際においてはカード型LEDモジュールを親指と人差し指等によりつまみながら作業することができず、ケース92の底面に親指等で押し付けた状態でスライドさせながらソケットに挿入する必要があり、交換作業が困難となる。
【0009】
このような場合、照明装置においては、ソケットがケースから突出するため、美観的な問題も生ずる。つまり、照明装置においては、ソケットをケースに形成した凹部に配置することが望ましく、このような凹部にソケットを配置したとしても、カード型LEDモジュールの交換作業を容易にすることができるものが望まれている。
【0010】
本発明は、上記課題に鑑みて、実使用に適したカード型LEDモジュールを光源とするカード型LED光源用ソケットおよび照明装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るカード型LED光源用回動ソケットは、基板上に発光部が形設されたカード型LEDモジュールを収納するカード型LED光源用ソケットであって、ヒートシンクに配される第1フレームに対し、カード型LEDモジュールの発光部を臨む窓部を有する第2フレームが回動可能に軸支され、第1フレームは、第2フレームが閉状態にあるときに当該第2フレームと直接的もしくは間接的に係止する係止部を備え、第2フレームは、係止部によって第1フレームに係止されているときにカード型LEDモジュールの周縁部を第1フレーム側に押圧する押圧部を備えることを特徴とする。
【0012】
これによれば、係止部によって第2フレームが第1フレームに係止されているときに、押圧部によってカード型LEDモジュールが第1フレーム側に押圧されるので、カード型LEDモジュールの発する熱を効率よく第1フレームもしくはヒートシンクに放熱することができる。また、係止部を開放すれば、第2フレームが回動するのでカード型LEDモジュールを容易に取り外すことが可能となり、その交換作業性が向上する。
【0013】
また、具体的には、第2フレームが、第1フレームに軸支される基底部を備えるとともに、当該基底部の両端からそれぞれ延出されたアーム部を備えることにより、基底部と両アーム部とによって囲まれる領域に窓部が形成され、各アーム部が、窓部側の辺において、カード型LEDモジュールの側端部をアーム部の長手方向に沿って案内する溝部を備え、押圧部が、カード型LEDモジュールが溝部に案内されたときに当該カード型LEDモジュールの端部を第1フレーム側に押圧するように溝部内部に形設されているような構成をとることができる。このような回動タイプにすれば、従来考えられるソケットよりもカード型LEDモジュールのスライド距離を短くすることができ、ユーザにかける交換作業の負担を低減することができる。
【0014】
また、第1フレームが、第2フレームが係止部によって係止されたときに、収納されたカード型LEDモジュールと対向する第1フレームの領域に開口部を有するようにすれば、カード型LEDモジュールとヒートシンクとの間に第1フレームを介在させる必要がなくなるので、より放熱効率を向上することができる。
また、係止部の具体的な構成としては、係止部が、第1フレームにおいて、第2フレームが閉状態にあるときにアーム部の長手方向にスライド可能に配されたスライド部を備え、スライド部がスライドされたときにアーム部とアーム部との間に収納されたカード型LEDモジュールの端部に係止され、第2フレームをカード型LEDモジュールを介して間接的に係止する構成とすることができる。
【0015】
さらに、係止部は、ロックレバーと連動して第2フレームに回動可能に軸支された係止突起と係止する被係止突起、もしくはロックレバーと連動して第1フレームに回動可能に軸支され、第2フレームに形設された被係止突起と係止する係止突起を備え、第1フレームもしくは第2フレームのロックレバーの押下によって前記第2フレーム係止突起もしくは被係止突起との係止が開放されるように構成することもできる。
【0016】
また、第1フレームは、カード型LEDモジュールの位置決めを行う位置決め突起を備え、第2フレームは、窓部周縁に押圧部を備え、カード型LEDモジュールは、位置決め突起によって位置決めされるとともに第2フレームが係止部によって第1フレームに係止されたときに第1フレームと第2フレームとに狭持されて収納される構成とすれば、カード型LEDモジュールの交換の際に、スライドさせて挿入する必要がなくなり、さらに交換作業性を向上することができる。ここで、例えば、窓部周縁の一辺に弾性体からなる給電端子を設け、残り三辺に押圧部を設けることによって、バランスよくカード型LEDモジュールを押圧することができる。
【0017】
ここで、第1フレームが、位置決め突起によって囲まれる領域に開口部が設けられているようにすれば、カード型LEDモジュールが直接ヒートシンクと接するように構成することができるので、より放熱効率を向上することができる。ここで、位置決め突起にバネ性をもたせ、その高さをカード型LEDモジュールよりも小さく設定すれば、カード型LEDモジュールは、しっかりと固定されるとともに逆さに取り付けても重力によって落下することはない。
【0018】
また、押圧部が、第2フレームの一部を切り欠き、折り曲げて一体的に形成されているようにすれば、ソケットの部品点数を抑制することができるので、コスト的なメリットも生じる。
また、係止部の回動軸を、係止突起と被係止突起との係止箇所の真上に配するようにすれば、間違って係止が開放される誤動作が起こりにくくなる。
【0019】
さらに、本発明に係る照明装置は、カード型LEDモジュールを用いる照明装置であって、基台となる第1フレームがケースに固定され、カード型LEDモジュールの発光部を臨む窓部を有する第2フレームの一端側が第1フレームに回動可能に軸支され、第2フレームが閉状態のときに第2フレームと直接的もしくは間接的に係止自在に係合する係止部を第1フレームに有するカード型LED光源用回動ソケットを備えるようにすれば、ケースに凹部を設け、その凹部にソケットを配した場合、ソケットが凹部に隠れるので、美観的にもすぐれるとともに、ソケットが凹部に隠れていたとしてもカード型LEDモジュールの交換作業性を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るカード型LEDモジュールを光源とするカード型LED光源用回動ソケット(以下、「ソケット」という。)を照明装置に適用した場合の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施の形態〕
(1)照明装置の全体構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る照明装置1の概略斜視図である。
【0021】
同図に示すように、照明装置1は、口金11と、ケース12と、ソケット13とを備え、光源となるカード型LEDモジュール8をソケット13に交換可能に収納することができるようになっている。
口金11は、一般的な白熱電球に用いられる規格と同じものであり、外部の商用電源から供給される交流電流をケース12の電源回路(不図示)に供給する。
【0022】
ケース12は、円錐をその中心軸と直交する方向において切断したような側面視台形形状を有しており、その上面には口金11が取り付けられているとともに、前記上面と対向する底面には、凹部121が形成されたヒートシンク122が設けられている。ケース12には、口金11から供給される交流電流を直流電流に変換してソケット13に供給するための公知の電源回路(不図示)が収納されている。
【0023】
ソケット13は、ヒートシンク122の凹部121において、光源が中心部に配されるようにビス123によってビス止めされており、カード型LEDモジュール8を挿抜可能に保持するとともに当該カード型LEDモジュール8に電力を供給する。なお、凹部121は、その高さがソケット13が凹部から飛び出さないような高さに設定され、さらにソケット13を除く領域にコの字型のカバー121aが挿入されるので、図8に示す照明装置よりも外観的にも優れている。
【0024】
カード型LEDモジュール8は、ここでは、図2に示すように、アルミニウムをベースとする金属ベース基板80(縦28.5mm×横23.5mm、厚み1.2mm)上に25個(縦5個×横5個)のLEDベアチップ81がマトリックス状に配列されて樹脂封止され、かつ金属ベース基板80表面端部にソケット13から電力供給を受けるための給電パターン82が形成されているものを用いる。このカード型LEDモジュール8の詳細な構成については、特願2001−242857号に記載されている。なお、カード型LEDモジュール8としては、白色光以外の発光色であってもよく、LEDベアチップの配列パターンも種々のものを用いることができる。ただし、砲弾型のLEDを用いるスルーホール型のものは含まない。
【0025】
(2)ソケット13の構成
次にソケット13の構成について説明する。
図2は、第1の実施の形態に係るソケット13の斜視図である。
同図に示すように、ソケット13は、ヒートシンク122(図1)に取り付けるための基台となるロアフレーム131と、ロアフレーム131に対して回動軸132aを中心に一端側が回動可能に固定され、かつバネ132bによって開く方向に付勢されたアッパーフレーム132と、ロアフレーム131に設けられ、アッパーフレーム132に収納されるカード型LEDモジュール8と係合し、アッパーフレーム132をロアフレーム131に対して閉じた状態に固定する係止部133を備える。
【0026】
ロアフレーム131は、例えば、熱伝導性に優れる黄銅基板にニッケルメッキした金属からなる基板1310に、その一部が切り欠かれて折り曲げられた、係止部支持部1311およびアッパーフレーム支持部1312が立設されている。
基板1310の端部には、図1に示すヒートシンク122にビス止めするためのビス穴1310aが穿設されている。
【0027】
係止部支持部1311は、基板1310の対向する二辺のうちの一方に一対設けられ、係止部133をスライド可能に保持する。係止部支持部1311には、係止部133をスライド可能に保持するための案内孔1311aがそれぞれ形成されており、当該案内孔1311aに沿って係止部133を一定方向に往復可能に案内する。
【0028】
アッパーフレーム支持部1312は、基板1310における係止部支持部1311と反対の辺に一対設けられ、アッパーフレーム132の一端側を回動可能に支持する。アッパーフレーム支持部1312には、図示しない孔がそれぞれ穿設されており、当該孔がアッパーフレーム132から突出された回動軸132aを支える。
【0029】
ここで、基板1310は、カード型LEDモジュール8が発する熱をヒートシンク122に伝熱して放熱させる機能を有し、その放熱効率を向上するためにカード型LEDモジュール8が装着されたときにこれと対向する領域に放熱シート1313が貼付されている。この放熱シート1313によってロアフレーム131とアッパーフレーム132との間に熱伝導率が非常に小さい空気を介する事がなくなるので、カード型LEDモジュールの放熱効率を向上することができる。
【0030】
アッパーフレーム132は、カード型LEDモジュール8を保持するための保持部1320と、当該保持部1320におけるアーム部1320bにそれぞれ形設され、保持部1320に挿入されたカード型LEDモジュール8の端部を押圧して固定する押圧部1321と、保持部1320の基底部1320aに形設され、挿入されたカード型LEDモジュール8に給電する給電部1322とを備える。
【0031】
保持部1320は、基底部1320aと、その両端からそれぞれ延出されたアーム部1320bとを備え、断面視コの字形状をしたフレームを平面視コの字形状となるように屈曲した形状を有し、これにより各アーム部1320bの対向する辺においては溝が長手方向に形成されている。ここで保持部1320における平面視コの字形状となるように切りかかれた部分、すなわち基底部1320aと両アーム部1320bとによって囲まれる部分がLEDモジュール8の発光部を臨む窓部となり、2本のアーム部1320bの溝にカード型LEDモジュール8の側端部が嵌合し、アーム部1320bが各LEDベアチップ81の形成された発光部から発光する光を妨げないように構成されている。
【0032】
図3は、カード型LEDモジュール8を挿入し、アッパーフレーム132を閉じた状態のソケット13の側断面図である。
同図に示すように、基底部1320aには、外部から供給される電力をカード型LEDモジュール8に供給する給電部1322が内設されている。
給電部1322は、カード型LEDモジュール8の給電パターン82とそれぞれ当接する短冊状の複数の給電端子1322aと、絶縁性樹脂からなり、基底部1320aに各給電端子1322aを列設した状態で固定する端子保持部1322bとを備える。
【0033】
給電端子1322aは、ばね性に優れるりん青銅からなり、一端側が基底部1320aから外方へ向けて突設されて図示しない給電用配線と接続され、他端側が弓なりに屈曲されており、その他端側の弾性によって、カード型LEDモジュール8の給電パターン82を基板1310側に押圧しながら給電可能に当接する。この押圧によって給電端子1322aは給電パターン82との電気的接続性が向上するとともに、カード型LEDモジュール8を放熱シート1313側に密着させることができるので、カード型LEDモジュール8の放熱性を向上することができる。
【0034】
押圧部1321は、図2に示すように、アーム部1320bの一部をT字状に切り欠いて折り曲げて板バネ状にすることによって、アッパーフレーム132と一体的に形成されており、図3における破線で示すように、挿入されたカード型LEDモジュール8の周縁部をロアフレーム131側に押圧する。このように押圧部1321を一体的に形成することによって部品点数が少なくなるので、別体にする場合に比べコストを抑制することができる。ここで、押圧部1321がカード型LEDモジュール8を押圧する力としては、カード型LEDモジュール8が破損することなく、また人間の手で抜き差し可能な程度に0.05〜1.00kg/cm2の範囲とすることが好ましい。
【0035】
また、アーム部1320bの先端においても、その上面側が基底部1320a側に折り返されて、カード型LEDモジュール8を挿入しやすくするとともに挿入されたカード型LEDモジュール8を押圧する押圧部1320cが形成されている。
係止部133は、図2に示すように、滑り止めの孔が穿設されたスライド板1330と、スライド板1330の側部を折り曲げて形設した、案内孔1311aと係合するスライド突起1331とを備える。
【0036】
係止部133は、ユーザがスライド板1330を図3に示す矢印方向にスライドさせたときにスライド突起1331が案内孔1311aに案内されてカード型LEDモジュール8の上面に係止されるようになっており、これによってアッパーフレーム132をカード型LEDモジュール8を介して間接的にロアフレーム131に係止することができる。
【0037】
(3)カード型LEDモジュール8の取り付け方法
カード型LEDモジュール8をソケット13に取り付ける方法について、図2および図3を用いて説明する。
図2に示すように、アッパーフレーム132が開状態、すなわちアーム部1320bが持ち上げられた状態において、ユーザは、カード型LEDモジュール8を各アーム部1320bの長手方向に形成された断面がコの字型の溝に係合するように挿入する。
【0038】
一番奥、すなわち基底部1320aに当接するまで挿入されると、カード型LEDモジュール8は、押圧部1320c,1321によって両側面がロアフレーム131側に押圧されるとともに、図3に示すように給電端子1322aによってカード型LEDモジュール8における給電パターン82が押圧されながら電気的に接続される。
【0039】
次に、ユーザがこのアーム部1320bを回動軸132aを中心に回転させ、図3に示すようにロアフレーム131側に押圧する。
そして、図3の破線で示すように、スライド板1330を矢印方向に移動させ、カード型LEDモジュール8の端部に係止させる。ここで、スライド板1330は、その高さがカード型LEDモジュール8の高さと放熱シート1313の厚みとの和とほぼ同様の高さ、もしくはそれより若干低い高さに設定されており、スライド板1330がカード型LEDモジュール8をロアフレーム131側に押圧した状態を保持することができる。これにより、カード型LEDモジュール8の背面が放熱シート1313に押圧され、熱伝導率の非常に小さい空気を介することなく放熱シート1313と密着するので、放熱効率を高めることができる。
【0040】
なお、カード型LEDモジュール8を取り外す際には、上記取り付け手順を逆に行えばよい。
このように、カード型LEDモジュール8を収納したアッパーフレーム132を係止部133によってロアフレーム131側に押圧した状態を維持しながら固定することができるので、カード型LEDモジュール8が発する熱を効率よく放熱することができる。また、カード型LEDモジュール8を交換する際においては、カード型LEDモジュール8をスライド移動させる距離を従来技術で述べたものよりも短くすることができるので、交換作業におけるユーザに強いる負担を軽減することができる。さらに、ソケット13は、図1に示すように、ケース12の凹部において埋没されて取り付けられるので、照明装置においては、カード型LEDモジュール8の交換作業を容易に行うことができるとともに、その美観を良好に保つことができる。
【0041】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明に係るソケットの第2の実施の形態について説明する。
図4は、本第2の実施の形態に係るソケット23の斜視図である。
なお、本第2の実施の形態においては、ソケット23のロアフレーム231、アッパーフレーム232、および係止部233の構成が第1の実施の形態と異なるのみで照明装置などの構成は同じであるため、主にソケットの異なる部分について説明を行う。
【0042】
同図に示すように、ロアフレーム231には、上記第1の実施の形態と異なり、基板2310の中央において、アッパーフレーム232よりも若干大きな開口部2312が設けられている。これにより、アッパーフレーム232をロアフレーム231側に閉じたときに、カード型LEDモジュール8とロアフレーム231が取り付けられるヒートシンクとの間に、ロアフレームが介在されなくなる。すなわち、図1のようにヒートシンク122にビス孔2310aを介してロアフレーム231がビス止めされたときには、ヒートシンク122の上方にカード型LEDモジュール8の底面が露出するようになる。ただし、このままでは、アッパーフレーム232における基底部2320aおよびアーム部2320bを構成する板材の厚み分だけカード型LEDモジュール8とヒートシンクとの間の距離が離れるので、その隙間に放熱シート(不図示)を介するようにすればよい。これによって、第1の実施の形態よりも基板2310の分だけカード型LEDモジュール8とソケット23が取り付けられるヒートシンクとの間に介在する部材の数を減らすことができるので、カード型LEDモジュール8の熱をヒートシンク122に効率よく伝熱することができ、放熱効率を高めることができると考えられる。
【0043】
係止部233は、ロアフレーム231における係止部支持部2311に固定される回動部2330と、係止部の両端から突設されアッパーフレーム233側にL字に屈曲されたアーム状の係止突起2331と、係止突起2331の屈曲と反対方向に屈曲して突出されたロックレバー2333とを備え、係止突起2331が、アッパーフレーム232におけるアーム部2320bの先端を一旦下方に折り曲げた後上方に折り曲げて形成された係止突起2323と係合するように構成されている。
【0044】
回動部2330は、両側端に回動軸2332が突設されており、これがロアフレーム231における係止部支持部2311によって回動自在に保持されている。
また、回動部2330には、係止突起2331とアーム部2320bにおける係止突起2323との係止箇所が、側面から見たときに回動軸2332の中心軸ほぼ真上にくるように配されている。回動部2330は、図示しないバネ体によって係止突起2331の屈曲方向に回動するように弾発付勢されており、回動軸2332の中心軸の真上に係止箇所が来るようにすることによって、アッパーフレーム232が開こうとしてアーム部2320bにおける係止突起2323が押し上げられたとしても、回動部2330が回動しにくくなり、係止突起2331との係止が外れにくくなるため、より確実にロックすることができる。
【0045】
カード型LEDモジュール8をソケット23に取り付ける場合には、まず、カード型LEDモジュール8をアッパーフレーム232におけるアーム部2320bの溝にスライドさせて挿入する。このとき、上記第1の実施の形態と同様、アーム部2320bにおける押圧部2321がカード型LEDモジュール8の周縁をロアフレーム231側に押圧するとともに、給電端子2322aによってカード型LEDモジュール8が電気的に接続される。
【0046】
次に、上記第1の実施の形態と同様にアッパーフレーム232をロアフレーム231側に押し下げ、係止部233における係止突起2331と、アーム部2320bにおける係止突起2323とを係止させることによって、アッパーフレーム232とロアフレーム231とを直接係止させる。
ここで、アッパーフレーム232の係止突起2323による押し下げ作用により、弾発付勢された回動部2330の係止突起2331を回動された後元の位置に戻るので、ロアフレーム231における係止突起2331の下にアッパーフレーム232における係止突起2323が位置するようになる。これによって、係止突起2331が係止突起2323と係止するようになり、アッパーフレーム232がロアフレーム231と係止するようになる。
【0047】
カード型LEDモジュール8を取り外すときには、ユーザがロックレバー2333を押し下げることによって、上記ロアフレーム231における係止突起2331が回動して係止突起2323との係止が外れる。これにより、バネ232bに弾発付勢されたアッパーフレーム232が立ち上がり一辺が開放されるため、カード型LEDモジュール8を抜き取ることができるようになる。
【0048】
このような構成によっても、第1の実施の形態と同様、カード型LEDモジュール交換の際にユーザに強いる負担を軽減することができる。さらに、第1の実施の形態よりもカード型LEDモジュール8とヒートシンク側との間に介在させる部材を減らすことができるので、放熱性を一層向上させることができる。また、本第2の実施の形態にかかるソケットを使用した照明装置においても上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0049】
〔第3の実施の形態〕
上記第1および第2の実施の形態においては、カード型LEDモジュール8がアッパーフレーム132,232の溝に挿入されて固定されていたが、本第3の実施の形態においては、ソケットの構成において、ロアフレームとアッパーフレームとの間にカード型LEDモジュールを挟み込むことによって固定する点が異なっている。
【0050】
図5は、本第3の実施の形態に係るソケット33の斜視図である。
ソケット33は、ロアフレーム331と、当該ロアフレーム331にその一端側が弾発付勢された状態で回動自在となるように固定されたアッパーフレーム332と、ロアフレーム331に回動自在に固定され、ロアフレーム331とアッパーフレーム332とを係止する係止部333とを備える。
【0051】
ロアフレーム331は、熱伝導性に優れる黄銅にニッケルメッキを施した基板3310からなり、その一端側の一部が切り欠かれて立ち上げられて形成され、アッパーフレーム332を支持するアッパーフレーム支持部3312と、これと対向する辺の一部が切り欠かれて立ち上げられて形成された係止部支持部3311と、係止部支持部3311に回動可能に保持された係止部333を備える。
【0052】
また、ロアフレーム331には、カード型LEDモジュール8の積載位置を位置決めするための複数の位置決め突起3313がフレームの一部が切り欠かれて折り曲げられて立設されている。この位置決め突起3313によって囲まれる領域にカード型LEDモジュール8が位置決めされて収納されるようになっている。
【0053】
アッパーフレーム332は、強度に優れるステンレスからなり、中心にカード型LEDモジュール8のLED実装部を臨む窓となる方形の開口部332cが穿設された角皿状の基板3320を有する。開口部332cの四辺のうち三辺には、基板3320をT字状に切り欠き内側に折り曲げて形成した押圧部3321がそれぞれ形成され、残りの辺、すなわち開口部332cにおける回動軸332a側の辺近傍には給電部3322が配されている。
【0054】
押圧部3321は、板バネ状に屈曲されており、アッパーフレーム332がロアフレーム331に係止されたときにその弾性によってカード型LEDモジュール8の端部をロアフレーム331側に押圧するようになっている。
給電部3322は、第1の実施の形態の給電部1322と同様、端子保持部3322aと複数の短冊状の給電端子3322bとからなり、図中では見えないが板バネ上に屈曲された給電端子3322bの弾性によって、アッパーフレーム332がロアフレーム331に係止されたときにカード型LEDモジュール8の給電端子と接触し、外部からの電力を供給できるようになっている。
【0055】
また、基板3320においては、給電端子3322aと対向する側の外周にロアフレーム331における係止部333の係止突起3331と係止する係止突起3323が突設されている。
係止部333は、係止部支持部3311によって回動可能に軸支された回動部3330と、回動部3330の一部を切り抜いてくの字に屈曲させて形成した係止突起3331と、回動部3330の側方に突設された回動軸3332と、回動部3330の両端から給電部3322が配されている方向に延出されたアーム部3333とを備える。
【0056】
係止突起3331は、アッパーフレーム332を閉状態としたときにアッパーフレーム332における係止突起3323と係止させることによって、アッパーフレーム332をロアフレーム331と係止することができるようになる。
回動軸3332は、ロアフレーム331における係止部支持部3311に軸支されている。
【0057】
アーム部3333は、回動部3330の回動にともなってその先端が上下するように構成されている。なお、このアーム部3333の回動を妨げないように、ロアフレーム331には切り欠き部3310bが形設されている。
図6は、カード型LEDモジュール8を装着するときのアーム部3333の動きを説明するためのソケット33の一部概略側面図である。
【0058】
図6(a)に示すように、アーム部3333は、回動部3330に対して90°よりも広角となる角度で突設されており、カード型LEDモジュール8が装着されていない状態において、ユーザが係止部333を回動させてアーム部3333の先端が持ち上げられた状態にする。ここで、係止部333は、図示しないバネによって、アーム部3333の先端が上がる方向に付勢されている。
【0059】
そこに、カード型LEDモジュール8を位置決め突起3313にあわせるように挿入すると、カード型LEDモジュール8の底面がアーム部3333と当接した後、図6(b)に示すようにアーム部3333が押し下げられる一方、回動部3330が立ち上がる。ここで、アーム部3333は、基板3310における切り欠き部3310bを通して、図示しないヒートシンクと当接するため、それ以上回動しない。
【0060】
次に、ユーザが係止突起3331を、基板3320の係止突起3323に押し下げて係止させると、ロアフレーム331とアッパーフレーム332とが係止するようになる。このとき、アーム部3333は、図示しないヒートシンクに押し付けられることになる。
カード型LEDモジュール8を取り外す際には、回動部3330を回動させることによってアーム部3333が持ち上がり、同時にカード型LEDモジュール8も位置決め突起3313から外れるように持ち上げられて取り出しやすくなる。
【0061】
このような構成によれば、カード型LEDモジュール8を固定する際にスライドして挿入することが不要となり、引っかかり等の問題が生じにくくなる。
さらに、カード型LEDモジュール8が放熱シートよりも熱伝導性に優れるロアフレーム331に直接当接するように積載されるため、第1および第2の実施の形態に比べてさらに放熱性を向上することができる。
【0062】
また、このようなソケットを図1のような照明装置に備える場合においては、実施の形態1と同様、美観を損ねることなく、放熱性および交換作業性を向上することができる。
〔第4の実施の形態〕
上記第3の実施の形態においては、カード型LEDモジュール8がロアフレーム331の上に積載されているようになっていたが、本第4の実施の形態においては、ロアフレームにカード型LEDモジュール8が嵌入されて位置決めされる開口部を設け、その開口部に位置決めされたカード型LEDモジュール8の背面がヒートシンクと直接接するように構成している点が異なる。また、係止部の構成も変更している。
【0063】
図7は、本第4の実施の形態に係るソケット43の斜視図である。
同図に示すように、ロアフレーム431においては、その基台4310の中央にカード型LEDモジュール8のLED実装部を臨む窓となる方形の開口部4314が設けられている。なお、ここでは図示していないが、ロアフレーム431は、図1に示すような照明装置に対してそのヒートシンクにビス止めされる。
【0064】
この開口部4314の周縁には、カード型LEDモジュール8の位置がずれないように固定する位置決め突起4313が複数立設されている。
また、基台4310には、その一部を切り欠いて立ち上がらせた係止部4331が、アッパーフレーム432における係合突起4323と係止するように形成されている。
【0065】
カード型LEDモジュール8は、ロアフレーム431における開口部4314に嵌入されるとともに、位置決め突起4313によって水平方向にずれないように位置決めされる。これによって、カード型LEDモジュール8は、その背面側がヒートシンク(不図示)と直接接触するように配される。
アッパーフレーム432は、その一端側に突設された回動軸432aがロアフレーム431におけるアッパーフレーム支持部4312によって回動可能に支持されており、その回動軸432a側に給電部4322が配されるとともに、給電部4322と対向する側に係止部433が配されている。
【0066】
係止部433は、ロックレバー4330と、当該レバー4330と直交する方向に延出され、先端に係止つめを有する係合突起4323とを備え、アッパーフレーム432の開口部4332dからロックレバー4330を外方に突出させるとともに、係合突起4323をアッパーフレーム432内方に突出させるように図示しない回動軸によって軸支されている。なお、係止部433は、図示しないバネによって回動可能に弾発付勢されている。
【0067】
ユーザは、カード型LEDモジュール8を取り付ける際に、開口部4314にカード型LEDモジュール8を挿入し、位置決め突起4313により位置決めを行う。そして、アッパーフレーム432を押し下げることによって、係合突起4323が係止部4331と係止する。このとき、カード型LEDモジュール8は、アッパーフレーム432における押圧部4321によってロアフレーム431側に押圧され、図示しないヒートシンクに直接押し当てられるので、ソケット43は、第3の実施の形態にくらべてカード型LEDモジュール8の放熱効率をさらに向上することができる。
【0068】
なお、カード型LEDモジュール8を取り外すときには、ユーザがロックレバー4330を押し下げることによって、係合突起4323が回動して係止部4331との係止が開放されるので、弾発付勢されたアッパーフレーム432が持ち上がり、カード型LEDモジュール8を取り外すことができる。
また、このようなソケットを図1のような照明装置に備える場合においては、実施の形態1と同様、美観を損ねることなく、放熱性および交換作業性を向上することができる。
【0069】
(変形例)
上記各実施の形態のソケットに対して、カード型LEDモジュールが収納されたときに当該LEDが押下してその挿入を検知する検知器を設け、検知されたときのみに給電端子からの電力供給を行う構成とするようにしてもよい。このような検知器を設けることによって、カード型LEDモジュール交換の際にユーザが給電端子に触っても安全に作業することができる。
【0070】
また、上記各実施の形態における係止部は、アッパーフレームをロアフレーム側に押圧した状態を維持しながら固定することができれば、アッパーフレームまたはロアフレームのどちらに設けるようにしてもよい。このような構成によっても本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明に係るソケットによれば、アッパーフレームがロアフレームに回動可能に軸支され、ロアフレームには、アッパーフレームをロアフレームに直接的または間接的に係止する係止部が備えられており、アッパーフレームには、その係止時にカード型LEDモジュールをロアフレーム側に押圧する押圧部を備えられているので、カード型LEDモジュールが発する熱を効率よくヒートシンク側に伝熱して放熱することができるとともに、カード型LEDモジュールの交換作業性を向上することができる。
【0072】
さらに、そのようなソケットを凹部に配した照明装置においては、外観を損ねることなく交換作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明装置の斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係るソケットの斜視図である。
【図3】上記ソケットの側断面図である。
【図4】第2の実施の形態に係るソケットの斜視図である。
【図5】第3の実施の形態に係るソケットの斜視図である。
【図6】第3の実施の形態に係るソケットの側面図である。
【図7】第4の実施の形態に係るソケットの斜視図である。
【図8】従来考えられる照明装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 照明装置
8 カード型LEDモジュール
11 口金
12 ケース
121 凹部
122 ヒートシンク
131 ロアフレーム
132 アッパーフレーム
132a 回動軸
132b バネ
133 係止部
1310 基板
1311 係止部支持部
1311a 案内孔
1320a 基底部
1320b アーム部
1320c 押圧部
1322 給電部
1322a 給電端子
1322b 端子保持部
1330 スライド板

Claims (10)

  1. 基板上に発光部が形設されたカード型LEDモジュールを収納するカード型LED光源用ソケットであって、
    ヒートシンクに配される第1フレームに対し、前記カード型LEDモジュールの発光部を臨む窓部を構成する第2フレームが回動可能に軸支され、
    前記第1フレームは、前記第2フレームが閉状態にあるときに当該第2フレームと直接的もしくは間接的に係止する係止部を備え、且つ前記第1フレーム中央部に開口部を備え、
    前記第2フレームは、
    前記カード型LEDモジュールの給電パターンに対して前記第1フレーム側に押圧して給電可能に当接する複数の給電端子部と、
    前記カード型LEDモジュールの周縁部を押圧する押圧部を備え、
    前記第2フレームが前記係止部によって前記第1フレームに係止されているときに、前記カード型LEDモジュールが、前記押圧部により、カード型LEDモジュールの発光部側に対して基板の裏面側と、第1フレームが取付けられるヒートシンクとの間に第1フレーム部材を介在しない構成で、前記ヒートシンクに直接当接するように押圧される
    ことを特徴とするカード型LED光源用回動ソケット。
  2. 基板上に発光部が形設されたカード型LEDモジュールを収納するカード型LED光源用ソケットであって、
    ヒートシンクに配される第1フレームに対し、前記カード型LEDモジュールの発光部を臨む窓部を構成する第2フレームが回動可能に軸支され、
    前記ヒートシンク上または前記第1フレーム上に放熱シートを備え、
    前記第1フレームは、前記第2フレームが閉状態にあるときに当該第2フレームと直接的もしくは間接的に係止する係止部を備え、
    前記第2フレームは、
    前記カード型LEDモジュールの給電パターンに対して前記第1フレーム側に押圧して給電可能に当接する複数の給電端子部と、
    前記カード型LEDモジュールの周縁部を前記第1フレーム側に押圧する押圧部を備え、
    前記第2フレームが前記係止部によって前記第1フレームに係止されているときに、前記カード型LEDモジュールが、前記押圧部により、前記放熱シートに密着するように押圧される
    ことを特徴とするカード型LED光源用回動ソケット。
  3. 第1フレーム中央部に開口部を備え、第2フレームを第1フレームに係止したときに、LEDモジュールの発光部側に対して基板の裏面側と、第1フレームが取付けられるヒートシンクとの間に第1フレーム部材を介在しない構成を有することを特徴とする請求項2に記載のカード型LED光源用回動ソケット。
  4. 前記第2フレームは、前記第1フレームに軸支される基底部を備えるとともに、当該基底部の両端からそれぞれ延出されたアーム部を備えることにより、前記基底部と両アーム部とによって囲まれる領域に前記窓部が形成され、
    前記各アーム部は、前記窓部側の辺において、前記カード型LEDモジュールの側端部をアーム部の長手方向に沿って案内する溝部を備え、
    前記押圧部は、前記カード型LEDモジュールが前記溝部に案内されたときに当該モジュールの端部を前記第1フレーム側に押圧するように前記溝部内部に形設されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のカード型LED光源用回動ソケット。
  5. 前記係止部は、前記第1フレームにおいて、第2フレームが閉状態のときに前記アーム部の長手方向にスライド可能に配されたスライド部を備え、前記スライド部がスライドされたときに前記アーム部とアーム部との間に収納された前記カード型LEDモジュールの端部に係止され、前記第2フレームを前記カード型LEDモジュールを介して間接的に係止する
    ことを特徴とする請求項4に記載のカード型LED光源用回動ソケット。
  6. 前記第1フレームは、前記カード型LEDモジュールの位置決めを行う位置決め突起を備え、前記第2フレームは、前記窓部周縁に前記押圧部を備え、前記カード型LEDモジュールは、前記位置決め突起によって位置決めされるとともに前記第2フレームが前記係止部によって第1フレームに係止されたときに第1フレームと第2フレームとに狭持されて収納される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカード型LED光源用回動ソケット。
  7. 第1フレームは、前記位置決め突起によって囲まれる領域に開口部が設けられていることを特徴とする請求項記載のカード型LED光源用回動ソケット。
  8. 前記押圧部は、前記第2フレームの一部を切り欠き、折り曲げて一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のカード型LED光源用回動ソケット。
  9. カード型LEDモジュールを用いる照明装置であって、
    基台となる第1フレームがヒートシンクに固定され、前記カード型LEDモジュールの発光部を臨む窓部を構成する第2フレームの一端側が前記第1フレームに回動可能に軸支され、
    前記第1フレームは、前記第2フレームが閉状態のときに当該第2フレームと直接的もしくは間接的に係止する係止部を有し、且つ前記第1フレーム中央部に開口部を備え、
    前記第2フレームは、
    前記カード型LEDモジュールの給電パターンに対して前記第1フレーム側に押圧して給電可能に当接する複数の給電端子部と、
    前記カード型LEDモジュールの周縁部を押圧する押圧部を備え、
    前記第2フレームが前記係止部によって前記第1フレームに係止されているときに、前記カード型LEDモジュールが、前記押圧部により、カード型LEDモジュールの発光部側に対して基板の裏面側と、第1フレームが取付けられるヒートシンクとの間に第1フレーム部材を介在しない構成で、前記ヒートシンクに直接当接するように押圧される
    ことを特徴とする照明装置。
  10. カード型LEDモジュールを用いる照明装置であって、
    基台となる第1フレームがヒートシンクに固定され、前記カード型LEDモジュールの発光部を臨む窓部を構成する第2フレームの一端側が前記第1フレームに回動可能に軸支され、
    前記ヒートシンク上または前記第1フレーム上に放熱シートを備え、
    前記第1フレームは、前記第2フレームが閉状態にあるときに当該第2フレームと直接的もしくは間接的に係止する係止部を備え、
    前記第2フレームは、
    前記カード型LEDモジュールの給電パターンに対して前記第1フレーム側に押圧して給電可能に当接する複数の給電端子部と、
    前記カード型LEDモジュールの周縁部を前記第1フレーム側に押圧する押圧部を備え、
    前記第2フレームが前記係止部によって前記第1フレームに係止されているときに、前記カード型LEDモジュールが、前記押圧部により、前記放熱シートに密着するように押圧される
    ことを特徴とする照明装置。
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