JP2014107205A - ホルダおよびこれを用いた照明装置 - Google Patents

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Ryusuke Kodera
隆介 小寺
Hiroshi Noro
浩史 野呂
Katsushi Seki
勝志 関
Yoji Tateno
洋司 立野
Satoshi Fukano
智 深野
Akihiro Hirano
晶裕 平野
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Abstract

【課題】発光モジュールを1つのホルダで固定し、しかも、照明装置のコストを削減する。
【解決手段】ホルダ10は、端子保持部品11a,11bと連結部品12a,12bとを備える。端子保持部品11aは、電極に電気的に接続するための接触端子13aと、これを保持する本体部14aとを有する。端子保持部品11bは、電極に電気的に接続するための接触端子13bと、これを保持する本体部14bとを有する。端子保持部品11a,11bが連結部品12a,12bを介して連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光モジュールの機械的な固定と電気的な接続の両方を行うためのホルダに関する。
近年、照明装置の分野では、基板上にLED(Light Emitting Diode)のような発光素子を実装した発光モジュールが利用されている。照明装置に発光モジュールを組み込む際、照明装置の筐体の基台上に発光モジュールを固定する必要があり、また、照明装置の点灯回路を発光モジュールに電気的に接続する必要がある。そこで従来から、発光モジュールの機械的な固定と電気的な接続の両方を行うためのホルダが利用されている。
特許文献1、2は、2つのホルダを用いて発光モジュールを基台に固定する例を開示している。矩形状の基板の角に1つ目のホルダが配され、その対角位置の角に2つ目のホルダが配されている。そして、各ホルダが、基板の上面の対角位置をそれぞれ基台に向けて押さえつけている。これにより、発光モジュールの機械的な固定が図られている。また、各ホルダは、基板上の電極と電気的に接続するための接触端子を有する。各ホルダの接触端子は、発光モジュールが固定された状態で電極に接触する。これにより、発光モジュールの電気的な接続が図られている。
また、特許文献3、4は、1つの枠状のホルダを用いて発光モジュールを基台に固定する例を開示している。枠状のホルダは、発光モジュールの発光素子を枠内に収めた状態で基板の上面の周縁部を基台に向けて押さえつけている。これにより、発光モジュールの機械的な固定が図られている。また、ホルダは、基板上の電極と電気的に接続するための接触端子を有する。接触端子は、発光モジュールが固定された状態で電極に接触する。これにより、発光モジュールの電気的な接続が図られている。
これらのホルダを用いることで、発光モジュールの機械的な固定と電気的な接続の両方を行うことができるので、照明装置の組立工程において工数を削減することができる。
特開2010−287480号公報 特開2012−129144号公報 特開2012−164613号公報 特開2012−178346号公報
ところで、特許文献1、2のように2つのホルダを用いる場合、1つ目のホルダを用いて基板の角部を基台に固定し、その後、2つ目のホルダを用いて基板の対角位置の角部を基台に固定することになる。この場合、1つ目のホルダで基板の角部を固定した時点では、基板は1つ目のホルダから離れる方向には自由に移動することができる。そうすると、基板の対角位置の角部を2つ目のホルダで固定するまでに基板の位置が正規の位置からずれてしまうことがある。そのため、2つ目のホルダで基板を固定する前に、基板の位置を改めて調整する必要がある。
一方、特許文献3、4のように1つの枠状のホルダを用いる場合、ホルダの一箇所が固定されると基板の周縁部全体が押さえつけられるので、ホルダの別の箇所を固定するまでに基板の位置がずれるという事態は生じにくい。しかしながら、1つのホルダで発光モジュールを固定する場合、商品毎に発光モジュールのサイズが異なれば、それに応じて商品毎にホルダのサイズも異ならせる必要がある。そのため、照明装置のコストを削減しにくいという問題がある。
そこで、本発明は、発光モジュールを1つのホルダで固定でき、しかも、照明装置のコストを削減しやすいホルダおよびこれを用いた照明装置を提供する。
本発明に係るホルダは、第1および第2の電極を有する発光モジュールを基台上に固定すると共に、第1および第2電極と電気的に接続するためのホルダであって、第1端子保持部品と、第2端子保持部品と、連結部品とを備える。第1端子保持部品は、第1電極に電気的に接続するための第1接触端子と、第1接触端子を保持する第1本体部とを有する。第2端子保持部品は、第2電極に電気的に接続するための第2接触端子と、第2接触端子を保持する第2本体部とを有する。連結部品は、第1端子保持部品と第2端子保持部品とを連結するためのものである。第1本体部は、少なくとも1つの第1係合部を有し、第2本体部は、少なくとも1つの第2係合部を有し、連結部品は、第1係合部に適合する少なくとも1つの第1被係合部と、第2係合部に適合する少なくとも1つの第2被係合部とを有する。ここで、第1係合部と第1被係合部とが係合されると共に第2係合部と第2被係合部とが係合されることにより、第1端子保持部品と第2端子保持部品とが連結部品を介して連結されている。
上記構成によれば、第1端子保持部品、第2端子保持部品および連結部品がそれぞれ別体である。しかしながら、これらは互いに連結されることにより、あたかも一体の1つのホルダとして取り扱うことができる。したがって、このホルダを用いると、発光モジュールを1つのホルダで固定することができる。また、第1および第2端子保持部品のサイズが同じでも、連結部品のサイズを異ならせることにより、ホルダのサイズを複数種類作り出すことができる。したがって、商品毎に発光モジュールのサイズが異なる場合でも、第1および第2端子保持部品を各サイズで共通に利用することができるので、照明装置のコストを削減することができる。
第1の実施形態に係るホルダの上面側の斜視図 第1の実施形態に係るホルダの下面側の斜視図 第1の実施形態に係るホルダを用いて発光モジュールを基台に固定する方法を示す斜視図 第1の実施形態に係るホルダを用いて発光モジュールを基台に固定した状態の部分断面図 実施の形態1に係るホルダの分解斜視図 端子保持部品の上面側の分解斜視図 端子保持部品の下面側の分解斜視図 第1の実施形態のホルダの使用例を示す斜視図 第1の実施形態のホルダの使用例において連結部品のみを描いた場合の斜視図 第2の実施形態に係るホルダの上面側の斜視図 第2の実施形態に係るホルダの下面側の斜視図 第2の実施形態に係るホルダを用いて発光モジュールを基台に固定する方法を示す斜視図 第3の実施形態に係るホルダの上面側の斜視図 第3の実施形態に係るホルダの下面側の斜視図 第3の実施形態に係るホルダの分解斜視図 端子保持部品の上面側の分解斜視図 端子保持部品の下面側の分解斜視図 第4の実施形態に係る照明器具を示す断面図 第4の実施形態に係る照明装置を示す斜視図 第4の実施形態に係る照明装置を示す分解斜視図 端子保持部品の数量の変形例に係るホルダの上面側の斜視図 端子保持部品の数量の変形例に係るホルダの下面側の斜視図 係合部と被係合部の形状の変形例を説明するための斜視図 係合部と被係合部の突出と凹入の関係の変形例に係るホルダの分解斜視図 ホルダの全体形状の変形例を説明するための斜視図 ホルダの全体形状の変形例を説明するための斜視図 ホルダと発光モジュールの寸法関係の変形例を説明するための部分断面図
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<概略構成>
図1は、第1の実施形態に係るホルダの上面側の斜視図である。図2は、同ホルダの下面側の斜視図である。図3は、同ホルダを用いて発光モジュールを基台に固定する方法を示す斜視図である。
ホルダ10は、発光モジュール20の機械的な固定と電気的な接続の両方を行うためのものである。本実施形態では、発光モジュール20は、図3に示すように、矩形状の基板21と、基板21上の中央部に実装された発光部22と、基板21上の対角位置に設けられた電極23a,23bを備える。発光部22は、例えば、複数のLEDとこれらを共通に被覆する波長変換部材とからなる。LEDとしては、例えば、青色LEDを利用することができる。波長変換部材としては、例えば、緑色蛍光体の粒子と赤色蛍光体の粒子を樹脂材料中に分散した成形品を利用することができる。なお、蛍光体の種類はこれに限らず、黄色蛍光体を用いてもよい。電極23a,23bは、発光部22のLEDに給電するための給電端子である。
図1に示すように、ホルダ10は、端子保持部品11a,11bおよび連結部品12a,12bを備える。
端子保持部品11aは、発光モジュール20の電極23aに電気的に接続するための接触端子13aと、接触端子13aを保持する本体部14aとを有する。接触端子13aは、銅などの金属材料からなる。本体部14aは、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)等の電気絶縁材料からなる。これらの中でも、ポリプロピレンは電気絶縁性が高いので、端子保持部品11aの構成材料として好適である。
端子保持部品11bは、発光モジュール20の電極23bに電気的に接続するための接触端子13bと、接触端子13bを保持する本体部14bとを有する。接触端子13bの材料は、接触端子13aの材料と同じである。
連結部品12a,12bは、端子保持部品11a,11bを連結するためのものであり、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)等の電気絶縁材料からなる。これらの中でも、ポリカーボネートは機械的強度が高いので、連結部品12a,12bの構成材料として好適である。また、連結部品12a,12bに反射材料を含有させる、あるいは、連結部品12a,12bの外周面に反射材料を塗布してもよい。これにより、発光部から出射され連結部品12a,12bに向かう光を効率よく反射させることができ、照明装置の光取り出し効率を高めることができる。このような反射材料としては、例えば、酸化チタンなどが挙げられる。
図1〜3に示すように、端子保持部品11aの本体部14aは、上面から下面にかけて貫通する挿通孔141aを有する。同様に、端子保持部品11bの本体部14bは、上面から下面にかけて貫通する貫通孔141bを有する。これらの貫通孔141a,141bは、ホルダ10を基台30上に固定する際にネジ32a,32bを挿通するためのものである。
基台30にはネジ孔31a,31bが設けられている。ホルダ10は、発光モジュール20および基台30との位置関係が調整された状態で、基台30にネジ32a,32bを用いてネジ止めされる。このとき、接触端子13aの先端部131が電極23aに接触し、接触端子13bの先端部131が電極23bに接触する。これにより、ホルダ10は、配線15a,15bと電極23a,23bとを電気的に接続することができる。さらに、各接触端子13a,13bの先端部131が弾性押圧力により基板21の上面を基台30に向けて押さえつけることになる。これにより、ホルダ10は、発光モジュール20を機械的に固定することができる。
図2に示すように、端子保持部品11aの本体部14aの下面は、発光モジュール20の基板21の上面を部分的に覆うための被覆面142aを有する。同様に、端子保持部品11bの本体部14bの下面は、発光モジュール20の基板21の上面を部分的に被覆するための被覆面142bを有する。また、連結部品12aの下面は、発光モジュール20の基板21の上面を部分的に被覆するための被覆面152aを有する。同様に、連結部品12bの下面は、発光モジュール20の基板21の上面を部分的に被覆するための被覆面152bを有する。これらの被覆面142a,142b,152a,152bは、ホルダ10を発光モジュール20に被せたときに、発光モジュール20の基板21の上面を被覆する。これにより、接触端子13a,13bが端子保持部品11a,11bから脱落するなどの事情により発光モジュール20への押圧力が無くなることがあっても、発光モジュール20がホルダ10から脱落することを防止することができる。
また、被覆面142a,142b,152a,152bは、ホルダ10の下面から一段後退した段差になっている。この段差に発光モジュール20の基板21が嵌り込む形になる。これにより、組立過程においてホルダ10と発光モジュール20との位置関係を容易に調整することができる。
なお、基板21がセラミックス基板の場合、セラミックスの焼成過程において基板21に反りが生じてしまうことがある。また、基板21が樹脂基板や金属基板(金属板上に絶縁膜が被覆されたもの)の場合でも、半田付け工程などの加熱処理が行われた後の冷却過程で基板21に反りが生じてしまうことがある。基板21に反りが生じている場合に基板21の上面に無理な押圧力が印加されると、基板21が破損してしまう恐れがある。そこで、本実施の形態では、発光モジュール20を基台30に向けて押さえつける押圧力として、接触端子13a,13bの弾性押圧力を利用している。これにより、基板21の上面に無理な押圧力が印加されることがなく、基板21が破損してしまうという事態を回避することができる。
また、本実施の形態では、基板21に反りが生じても被覆面142a,142b,152a,152bに基板21が接触しないように、被覆面142a,142b,152a,152bと基板21の上面との間に隙間が設けられている。図4は、ホルダ10を用いて発光モジュール20を基台30に固定した状態の部分断面図である。同図には、端子保持部品11aおよび連結部品12aの断面が現れている。図4に示すように、被覆面152aの段差βが、基板21の厚みαよりも大きい。そのため、発光モジュール20が基台30に固定された状態において、被覆面142a,142b,152a,152bが基板21の上面に接触してしまうことを回避することができる。
また、図2に示すように、端子保持部品11aの本体部14aの下面にはボス149aが立設されている。同様に、端子保持部品11bの本体部14bの下面にはボス149bが立設されている。一方、図3に示すように、基台30にはボス149aに適合するボス孔33aと、ボス149bに適合するボス孔33bとが設けられている。ボス149aをボス孔33aに挿入し、ボス149bをボス孔33bに挿入することで、ホルダ10と基台30との位置関係を容易に調整することができる。なお、ボス149aとボス孔33aは、ネジ止めの際に本体部14aの回転止めとしても働く。同様に、ボス149bとボス孔33bは、ネジ止めの際に本体部14bの回転止めとしても働く。
<詳細構成>
図5は、実施の形態1に係るホルダの分解斜視図である。
端子保持部品11aの本体部14aは、第1平板部143aと、それに略直交する第2平板部144aとからなる。第1平板部143aは、係合部145aを有し、第2平板部144aは、係合部146aを有する。
端子保持部品11bの本体部14bは、第1平板部143bと、それに略直交する第2平板部144bとからなる。第1平板部143bは、係合部145bを有し、第2平板部144bは、係合部146bを有する(ただし、係合部145b,146bは、図5には現れていない。)。
連結部品12aは、第1平板部153aと、それに略直交する第2平板部154aとからなる。第1平板部153aは、係合部146aに適合する被係合部155aを有する。第2平板部154aは、係合部145bに適合する被係合部156aを有する。
連結部品12bは、第1平板部153bと、それに略直交する第2平板部154bとからなる。第1平板部153bは、係合部146bに適合する被係合部155bを有する。第2平板部154bは、係合部145aに適合する被係合部156bを有する。
連結部品12a,12bは、互いに同じ形状および同じ構造である。そのため、被係合部155a,155b,156a,156bは互いに同じ形状である。また、端子保持部品11a,11bは、互いに同じ形状および同じ構造である。そのため、係合部145a,145b,146a,146bは互いに同じ形状である。
係合部145aと被係合部156bとが係合され、係合部146aと被係合部155aとが係合され、係合部145bと被係合部156aとが係合され、係合部146bと被係合部155bとが係合されることにより、端子保持部品11aと端子保持部品11bとが連結部品12a,12bを介して連結されている。
図6は、端子保持部品11aの上面側の分解斜視図であり、図7は、端子保持部品11aの下面側の分解斜視図である。
図6および図7に示すように、接触端子13aは、先端部131、中間部132、基部上面部133、基部側面部134,136、切り起こし部135、137および折り返し部138からなる。接触端子13aは、一枚の金属板を屈曲加工することにより形成することができる。基部上面部133と基部側面部134,136とで接触端子13aの基部が構成される。基部は、第1平板部143aの上面に設けられた略直方体形状の凹部147aに嵌め込まれる。基部上面部133の幅は、凹部147aの幅と略同程度である。接触端子13aの基部が凹部147aに嵌め込まれたとき、切り起こし部135,137がそれぞれ凹部147aの内面を弾性的に押圧することになる。これにより、接触端子13aの基部の凹部147aからの抜け止めが実現されている。中間部132は、基部上面部133から下方に向けて屈曲させてある。これにより、ホルダ10が基台30にネジ止めされた場合に、電極23aに接触する先端部131を下向きに弾性的に押圧することができ、電極23aと先端部131との電気的な接続の信頼性を高めることができる。また、図7に示すように、第2平板部144aの側面には凹部147aに連通する配線挿入孔148aが設けられている。接触端子13aの基部が凹部147aに嵌め込まれた状態で、折り返し部138の先端と基部側面部134との隙間が配線挿入孔148aに面している。配線15aが配線挿入孔148aから挿入されると、配線15aの芯線が折り返し部138の先端と基部側面部134との隙間に挟まる。ここで、折り返し部138の先端と基部側面部134との隙間は、配線15aの芯線の直径よりも狭く設定されている。したがって、折り返し部138が配線15aの芯線を弾性的に押圧することとなり、接触端子13aと配線15aとの電気的な接続の信頼性を高めることができる。
また、図7に示すように、係合部146aは、第2平板部144aの下面に設けられた円形状の凹部161と、第2平板部144aの側面と凹部161とを繋ぐ溝部162からなる。溝部162の幅は、円形状の凹部161の幅(直径)よりも狭い。また、凹部161の深さと溝部162の深さは同じであり、且つ、第2平板部144aの厚みよりも小さい。係合部145a,145b,146bも係合部146aと同様である。
一方、図5に示すように、被係合部156aは、円板状の頭部171と、頭部171と第2平板部154aの側面とを繋ぐ平板状の首部172とからなる。首部172の幅は頭部171の幅よりも狭い。頭部171および首部172の厚みは同じであり、且つ、第2平板部154aの厚みよりも薄い。そして、頭部171および首部172の下面と第2平板部154aの下面とが面一である。円板状の頭部171の直径と円形状の凹部161の内径とが略同じであり、円板状の頭部171の厚みと円形状の凹部161の深さとが略同じである。また、平板状の首部172の幅と溝部162の幅とが略同じであり、平板状の首部172の深さと溝部162の深さとが略同じである。被係合部155a,155b,156bも被係合部156aと同様である。
係合部145a,145b,146a,146bおよび被係合部155a,155b,156a,156bがこのような形状および寸法関係なので、被係合部を下から上に向けてスライドさせることにより係合部に嵌め込むことができる。なお、係合部145a,145b,146a,146bの寸法を被係合部155a,155b,156a,156bの寸法よりも僅かに小さく設定しておき、被係合部を係合部に圧入することとしてもよい。この場合、係合部と被係合部とが係合された状態において、上下方向に応力が印加されたとしても係合部と被係合部とを外れにくくすることができる。
また、被係合部の首部の幅が頭部の幅よりも狭いので、係合部と被係合部とが係合された状態において、係合部が設けられた側面に対して垂直な方向に引っ張り応力が印加されたとしても、係合部と被係合部とを外れにくくすることができる。
また、ホルダ10が組まれた状態で、係合部145a,145b,146a,146bと被係合部155a,155b,156a,156bとが上下方向に重なり、係合部が被係合部の上側にある。したがって、ホルダ10をネジ止めした場合に、ネジ32a,32bが端子保持部品11a,11bを下向きに押さえつけ、これにより端子保持部品11a,11bが発光モジュール20を下向きに押さえつけると共に、連結部品12a,12bを下向きに押さえつけることになる。したがって、ホルダ10をネジ止めした状態において、連結部品12a,12bが端子保持部品11a,11bから脱落してしまうという事態を回避することができる。
<使用例>
図8は、本実施形態のホルダの使用例を示す斜視図である。図8(a)は、図1のホルダ10を用いて発光モジュール20を基台30に固定している様子を示す。また、図8(b)は、ホルダ10xを用いて発光モジュール20xを基台30xに固定している様子を示す。
発光モジュール20,20xは互いにサイズが異なる。そのため、ホルダ10,10xは互いにサイズが異ならせてある。また、基台30,30xも互いにサイズが異なる。
ホルダ10は、端子保持部品11a,11bと連結部品12a,12bとからなる。一方、ホルダ10xは、端子保持部品11a,11bと連結部品12ax,12bxとからなる。ホルダ10,10xでは、端子保持部品11a,11bは共通に利用されている。一方、ホルダ10では連結部品12a,12bが利用されているのに対し、ホルダ10xでは連結部品12ax,12bxが利用されている。そして、連結部品12a,12bのサイズと連結部品12ax,12bxのサイズが異なる(図8、図9参照)。これにより、共通の端子保持部品11a,11bを利用しながら、ホルダ10とホルダ10xとでサイズを異ならせることができる。
<まとめ>
上述のように、本実施形態では、端子保持部品および連結部品がそれぞれ別体である。しかしながら、これらは互いに連結されることにより、あたかも一体の1つのホルダとして取り扱われることが可能となる。したがって、ホルダを用いると、発光モジュールを1つのホルダで固定することができる。
また、連結部品のサイズを複数種類用意しておけば、ホルダのサイズを複数種類作り出すことができる。したがって、商品毎に発光モジュールのサイズが異なる場合でも、端子保持部品11a,11bを各サイズで共通に利用することができるので、照明装置のコストを削減することができる。
特に、端子保持部品11a,11bは、接触端子13a,13bの抜け防止のため、高度な寸法精度が要求されたり、凹部147aの内周面に僅かな傾斜を設けるなどの高度な成形技術が要求されたりすることがある。この場合、端子保持部品11a,11bを形成するための金型は比較的高価なものとなる。これに対し、連結部品12a,12bは、それほど高度な寸法精度や成形技術は要求されない。この場合、連結部品12a,12bを形成するための金型として比較的安価なものを利用することができる。したがって、比較的高価な金型が要求される端子保持部品11a,11bを各サイズでの共通部品とし、比較的安価な金型を利用することが可能な連結部品12a,12bをサイズ毎に用意する部品とすることで、照明装置のコストを削減することができる。
また、端子保持部品11a,11bの本体部14a,14bは接触端子13a,13bを保持しているので、電気絶縁性の高い樹脂材料で形成するのが好ましい。したがって、端子保持部品11a,11bの本体部14a,14bを、連結部品12a,12bよりも電気絶縁性の高い樹脂材料で形成してもよい。これに対し、連結部品12a,12bは端子保持部品11a,11bを連結しているので、機械的強度の高い樹脂材料で形成するのが好ましい。したがって、連結部品12a,12bを、端子保持部品11a,11bの本体部14a,14bよりも機械的強度の高い樹脂材料で形成してもよい。本実施形態では、端子保持部品11a,11bと連結部品12a,12bとが別体なので、各部品に必要な特性に応じて適切に材料を使い分けることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、第1の実施形態と比べて、係合部および被係合部の形状が異なる。それ以外の構成は第1の実施形態と同様なので説明を適宜省略する。
図10は、第2の実施形態に係るホルダの上面側の斜視図である。図11は、同ホルダの下面側の斜視図である。図12は、同ホルダを用いて発光モジュールを基台に固定する方法を示す斜視図である。
ホルダ210は、端子保持部品211a,211bおよび連結部品212a,212bを備える。
端子保持部品211aの本体部214aは、係合部245a,246aを有する。端子保持部品211bの本体部214bは、係合部245b,246bを有する。連結部品212aは、係合部246aに適合する被係合部255aと、係合部245bに適合する被係合部256aとを有する。連結部品212bは、係合部246bに適合する被係合部255bと、係合部245aに適合する被係合部256bとを有する。
係合部245a,245b,246a,246bは、互いに同じ形状である。また、被係合部255a,255b,256a,256bは互いに同じ形状である。以下、これらを代表して、係合部246aと被係合部255bについて説明する。
係合部246aは、本体部214aの下面から上面にかけて設けられた円形状の貫通孔と、本体部214aの側面と貫通孔とを繋ぐスリットからなる。一方、被係合部255bは、円板状の頭部と首部とからなる。頭部および首部の厚みは本体部214aの厚みと同じである。円板状の頭部の直径と円形状の貫通孔の内径とが略同じである。また、首部の幅と溝部の幅とが略同じである。
係合部245a,245b,246a,246bおよび被係合部255a,255b,256a,256bがこのような形状および寸法関係なので、被係合部を下から上に向けてスライドさせて係合部に嵌め込むことができ、逆に、被係合部を上から下に向けてスライドさせて係合部に嵌め込むこともできる。これにより、嵌め込みの向きを意識せずにホルダを組み立てることができるので、特に手作業でホルダを組み立てる場合などに便利である。なお、第1の実施形態と同様に、係合部245a,245b,246a,246bの寸法を被係合部255a,255b,256a,256bの寸法よりも僅かに小さく設定しておき、被係合部を係合部に圧入することとしてもよい。この場合、係合部と被係合部とが係合された状態において、上下方向に応力が印加されたとしても係合部と被係合部とを外れにくくすることができる。
また、本実施形態では係合部と被係合部とが上下方向に重ならない。したがって、発光モジュール20を基台30に固定する際には端子保持部品211a,211bと連結部品212a,212bとでホルダ210を構成しておき(図12(a)参照)、発光モジュール20を基台30に固定した後には端子保持部品211a,211bを残して連結部品212a,212bを取り除くことができる(図12(b)参照)。これにより、取り除いた連結部品212a,212bを別のホルダに流用することができる。なお、当然ながら、連結部品212a,212bは必ずしも取り除く必要はなく、そのまま残存させておいてもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第1の実施形態と比べて、係合部および被係合部の形状が異なる。それ以外の構成は第1の実施形態と同様なので説明を適宜省略する。
図13は、第3の実施形態に係るホルダの上面側の斜視図である。図14は、同ホルダの下面側の斜視図である。図15は、同ホルダの分解斜視図である。また、図16は、端子保持部品311aの上面側の分解斜視図であり、図17は、端子保持部品311aの下面側の分解斜視図である。
ホルダ310は、端子保持部品311a,311bおよび連結部品312を備える。
端子保持部品311aの本体部314aは、係合部345aを有する。端子保持部品311bの本体部314bは、係合部345bを有する。連結部品312は、係合部345aに適合する被係合部355aと、係合部345bに適合する被係合部355bとを有する。
係合部345aは、本体部314aの下面に設けられた溝部からなる。溝部は、本体部314aの形状に沿って屈曲している。係合部345bは、本体部314bの下面に設けられた溝部からなる。溝部は、本体部314bの形状に沿って屈曲している。被係合部355aは、環状の連結部品312の一部分である幅狭部である。被係合部355bは、環状の連結部品の別の一部分である幅狭部である。溝部の幅と幅狭部の幅とが略同じである。また、溝部の厚みと幅狭部の高さが略同じである。
このように連結部品312を環状にすることにより、ホルダを構成する部品の点数を削減することができる。そのため、ホルダの組立工程での工数を削減することができる。
(第4の実施形態)
図18は、第4の実施形態に係る照明器具を示す断面図である。図18に示すように、照明器具1は、例えば、天井2に埋め込むようにして取り付けられるダウンライトであって、筐体3、回路ユニット4および照明装置1000を備える。
筐体3は、例えば、金属製であって、ランプ収容部3a、回路収容部3bおよび外鍔部3cを有する。ランプ収容部3aは、例えば有底円筒状であって、内部に照明装置1000が着脱自在に取り付けられる。回路収容部3bは、例えばランプ収容部3aの底側に延設されており、内部に回路ユニット4が収容されている。外鍔部3cは、例えば円環状であって、ランプ収容部3aの開口部から外方へ向けて延設されている。筐体3は、ランプ収容部3aおよび回路収容部3bが天井2に貫設された埋込穴2aに埋め込まれ、外鍔部3cが天井2の下面2bにおける埋込穴2aの周部に当接された状態で、例えばネジによって天井2に取り付けられる。
回路ユニット4は、照明装置1000を点灯させるためのものであって、照明装置1000と電気的に接続される電源線4aを有し、電源線4aの先端には照明装置1000のリード線1071のコネクタ1072と着脱自在に接続されるコネクタ4bが取り付けられている。
図19は、第4の実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。図20は、第4の実施形態に係る照明装置を示す分解斜視図である。図19および図20に示すように、照明装置1000は、例えば、ホルダ10、発光モジュール20、基台30、カバー1050、カバー押え部材1060、および、配線部材1070等を備えるランプユニットである。
ホルダ10、発光モジュール20および基台30は、第1の実施形態で説明したものと同様である。なお、基台30は、例えば、アルミダイキャスト製の円板状である。基台30の周部には、挿通孔1023、ボス孔1024および切欠部1025が設けられている。
カバー1050は、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ガラス等の透光性材料により形成されており、発光モジュール20から出射された光はカバー1050を透過して照明装置1000の外部へ取り出される。カバー1050は、発光モジュール20を覆うドーム状であってレンズ機能を有する本体部1051と、本体部1051の周縁部から外方へ延設された外鍔部1052とを有し、外鍔部1052が基台30に固定されている。
カバー押え部材1060は、例えば、アルミニウム等の金属や白色不透明の樹脂のような非透光性材料からなり、カバー1050の本体部1051から出射される光を妨げないように円環板状になっている。カバー1050の外鍔部1052は、カバー押え部材1060と基台30とで挟持され固定されている。
カバー押え部材1060の下面側には、基台30側へ突出する円柱状のボス1061が設けられている。また、カバー1050の外鍔部1052には、ボス1061に対応する位置にボス1061を避けるための半円状の切欠部1053が形成されている。さらに、基台30の周縁部には、ボス1061に対応する位置にボス1061を挿通するためのボス孔1024が形成されている。カバー押え部材1060を基台30に固定する際は、カバー押え部材1060のボス1061を基台30のボス孔1024に挿通させ、基台30の下側からボス1061の先端部にレーザ光を照射して、先端部をボス孔1024から抜けない形状に塑性変形させる。これにより、カバー押え部材1060が基台30に固定される。
カバー1050の外鍔部1052、および、カバー押え部材1060の周縁部には、基台30の挿通孔1023に対応する位置にそれぞれ半円状の切欠部1054,1062が形成されており、挿通孔1023に挿通させるネジがカバー押え部材1060やカバー1050に当たらないようになっている。
配線部材1070は、発光モジュール20と電気的に接続された一組のリード線1071を有し、それらリード線1071の発光モジュール20に接続された側とは反対側の端部にはコネクタ1072が取り付けられている。発光モジュール20に接続された配線部材1070のリード線1071は、基台30の切欠部1025を介して照明装置1000の外部へ導出される。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限られない。例えば、以下のような変形例も考えられる。
(1)端子保持部品の数量の変形例
上記実施形態では、発光モジュールの電極が2個なので、ホルダを構成する端子保持部品も2個でとしてあるが、本発明はこれに限られない。例えば、発光モジュールの電極が4個の場合、ホルダを構成する端子保持部品を4個としてもよい。このような発光モジュールとしては、例えば、個別に点灯制御される高色温度と低色温度の2種類の発光部を有する発光モジュールが挙げられる。
図21は、端子保持部品の数量の変形例に係るホルダの上面側の斜視図である。図22は、同ホルダの下面側の斜視図である。
ホルダ410は、端子保持部品11a,11b,11c,11dと連結部品412a,412b,412c,412dを備える。端子保持部品11aは、係合部445a,446aを有する。端子保持部品11bは、係合部445b,446bを有する。端子保持部品11cは、係合部445c,446cを有する。端子保持部品11dは、係合部445d,446dを有する。連結部品412aは、被係合部455a,456aを有する。連結部品412bは、被係合部455b,456bを有する。連結部品412cは、被係合部455c,456cを有する。連結部品412dは、被係合部455d,456dを有する。
端子保持部品11a,11b,11c,11dは互いに同じ形状および同じ構造である。そのため、係合部445a,445b,445c,445d,446a,446b,446c,446dは互いに同じ形状である。また、連結部品412a,412bは互いに同じ形状および同じ構造である。連結部品412c,412dは互いに同じ形状および同じ構造である。そして、被係合部455a,455b,455c,455d,456a,456b,456c,456dは互いに同じ形状である。
係合部445aと被係合部456cとが係合され、係合部446aと被係合部455aとが係合され、係合部445bと被係合部456dとが係合され、係合部446bと被係合部455bとが係合され、係合部445cと被係合部455cとが係合され、係合部446cと被係合部456cとが係合され、係合部445dと被係合部456aとが係合され、係合部446dと被係合部455dとが係合されることにより、端子保持部品11a,11b,11c,11dが連結部品412a,412b,412c,412dを介して連結されている。
(2)係合部と被係合部の形状の変形例
上記実施形態では、被係合部は、円板状の頭部と平板状の首部とからなる形状を有するが、本発明は、この形状に限られない。例えば、図23(a)に示すように、三角板状の頭部571aと平板状の首部572aとからなる形状でもよい。また、図23(b)に示すように、菱形板状の頭部571bと平板状の首部572bとからなる形状でもよい。さらに、図23(c)に示すように、円柱状の頭部571cとそれよりも大径の円柱状の首部572cとからなる形状でもよい。また、係合部は、被係合部の形状に適合する形状であればよい。
図23(a)、(b)の例では、首部の幅が頭部の幅よりも狭いので、係合部と被係合部とが係合された状態において、係合部が設けられた側面に対して垂直な方向に引っ張り応力が印加されたとしても、係合部と被係合部とを外れにくくすることができる。また、引っ張り応力が印加されにくい場合では、図23(c)の例でも構わない。
また、第2の実施形態では、係合部を円形状の貫通孔とすることにより、係合部と被係合部とを上下の両方向から嵌め込み可能にしているが、本発明はこれに限られない。例えば、係合部の貫通孔を下面から上面に近づくほど縮径するテーパー形状とし、被係合部の頭部も下面から上面に近づくほど縮径するテーパー形状とすることで、一方向のみから嵌め込むようにしてもよい。
(3)係合部と被係合部の突出と凹入の関係の変形例
上記実施形態では、係合部が凹入部であり被係合部が突出部の関係であるが、本発明はこれに限られない。逆に、係合部が突出部であり被係合部が凹入部の関係でもよい。
図24は、係合部と被係合部の突出と凹入の関係の変形例に係るホルダの分解斜視図である。
ホルダ610は、端子保持部品611a,611bと連結部品612a,612bとを備える。端子保持部品611aの本体部614aは、係合部645a,646aを有する。端子保持部品611bの本体部614bは、係合部645b,646bを有する。連結部品612aは、被係合部655a,656aを有する。本変形例の係合部645a,645b,646a,646bは、第1の実施形態の被係合部155a,155b,156a,156bと同じ形状である。また、本変形例の被係合部655a,655b,656a,656bは、第1の実施形態の係合部145a,145b,146a,146bと同じ形状である。即ち、第1の実施形態では、係合部が凹入部であり被係合部が突出部であるのに対し、本変形例では、係合部が突出部であり被係合部が凹入部である。
係合部645a、645b,646a,646bの上面と本体部614a,614bの上面とが面一である。また、被係合部655a,655b,656a,656bは連結部品612a,612bの上面に設けられている。そのため、ホルダ610が組まれた状態で、係合部645a,645b,646a,646bと被係合部655a,655b,656a,656bとが上下方向に重なり、係合部が被係合部の上側にある。したがって、ホルダ610をネジ止めした場合に、ネジが端子保持部品611a,611bを下向きに押さえつけ、これにより端子保持部品611a,611bが発光モジュールを下向きに押さえつけると共に、連結部品612a,612bを下向きに押さえつけることになる。したがって、ホルダ610をネジ止めした状態において、連結部品612a,612bが端子保持部品611a,611bから脱落してしまうという事態を回避することができる。
第2および第3の実施形態に対応する変形例も同様に考えることができる。
なお、上記実施形態および本変形例ではホルダを基台にネジ止めするための挿通孔が端子保持部品に設けられている。そのため、端子保持部品の係合部が連結部品の被係合部の上側になるように係合部および被係合部の位置関係が設定されている。これに対し、ホルダを基台にネジ止めするための挿通孔を連結部品に設けることとしてもよい。この場合は、連結部品の被係合部が端子保持部品の係合部の上側になるように係合部および被係合部の位置関係を設定すればよい。そうすることで、ホルダを基台にネジ止めした際に、端子保持部品が連結部品から脱落してしまうという事態を回避することができる。
(4)ホルダの全体形状の変形例
上記実施形態では、ホルダの全体形状が四角形の枠状であるが、本発明は、これに限られない。例えば、図25(a)に示すようにホルダが円形の枠状でもよい。ホルダ710は、円弧状の端子保持部品711a,711bと円弧状の連結部品712a,712bとを備える。円形の場合、発光モジュールのサイズ(半径)が異なると、円弧の曲率も異なることとなる。したがって、円弧状の端子保持部品711a,711bをあらゆるサイズに共通に利用するのは難しい。しかしながら、端子保持部品711a,711bの円弧の長さを極力短くしておくことで、共通に利用できるサイズのバリエーションを広くとることができる。
また、図25(b)に示すようにホルダが六角形の枠状でもよい。ホルダ810は、端子保持部品811a,811bと連結部品812a,812bとを備える。四角形や六角形のように多角形であれば、端子保持部品を共通に利用しつつあらゆるサイズのホルダを構成することができる。
上記実施形態では、ホルダの全体形状が枠状であるが、本発明は、これに限られない。複数の端子保持部品が連結部品を介して連結していればよい。例えば、図26に示すように、ホルダ910は、端子保持部品11a,11bと連結部品12bとを備える。端子保持部品11a,11bは連結部品12bのみを介して連結されている。このような場合でも、ホルダ910をあたかも一体の1つのホルダとして取り扱うことができる。また、端子保持部品11a,11bのサイズが同じでも、連結部品12bのサイズを異ならせることにより、ホルダ910のサイズを複数種類作り出すことができる。
(5)ホルダと発光モジュールの寸法関係の変形例
上記実施形態では、被覆面142a,142b,152a,152bの段差βが、基板21の厚みαよりも大きいこととしているが、本発明は、これに限られない。被覆面142a,142b,152a,152bの段差βが、基板21の厚みαよりも小さいこととしてもよい。図27は、ホルダ10を用いて発光モジュール20を基台30に固定した状態の部分断面図である。同図には、端子保持部品11aおよび連結部品12aの断面が現れている。ここでは、被覆面152aの段差βが、基板21の厚みαよりも小さい。この例では、ホルダ10をネジ止めした場合に、ネジ32a,32bが端子保持部品11a,11bを下向きに押さえつけ、これにより端子保持部品11a,11bが発光モジュール20を下向きに押さえつけると共に、連結部品12a,12bを下向きに押さえつけることになる。これに伴い、連結部品12a,12bが発光モジュール20を下向きに押さえつけることになる。したがって、ホルダ10は、発光モジュール20の基板21の上面を略全周にわたり基台30に向けて押さえつけることができる。さらに、基板21の上面に印加される押圧力がネジ32a,32bによる押圧力なので、発光モジュール20を基台30に強固に固定することができる。この例は、基板21が樹脂基板や金属基板(金属板上に絶縁膜が被覆されたもの)など、基板21に押圧力を印加しても破損の心配があまりないようなものの場合に有用である。また、基板21がセラミックス基板であっても、反りが無視できる程度であれば利用可能である。
10,10x,210,310,410,610,710,810,910 ホルダ
11a,11b,11c,11d 端子保持部品
211a,211b 端子保持部品
311a,311b 端子保持部品
611a,611b 端子保持部品
711a,711b 端子保持部品
811a,811b 端子保持部品
12a,12b,12ax,12bx 連結部品
212a,212b 連結部品
312 連結部品
412a,412b,412c,412d 連結部品
612a,612b 連結部品
712a,712b 連結部品
812a,812b 連結部品
13a,13b 接触端子
145a,145b,146a,146b 係合部
245a,245b,246a,246b 係合部
345a,345b 係合部
445a,445b,445c,445d,446a,446b,446c,446d 係合部
645a,645b,646a,646b 係合部
155a,155b,156a,156b 被係合部
255a,255b,256a,256b 被係合部
355a,355b 被係合部
455a,455b,455c,455d,456a,456b,456c,456d 被係合部
655a,655b,656a,656b 被係合部

Claims (12)

  1. 第1および第2の電極を有する発光モジュールを基台上に固定すると共に、前記第1および第2電極と電気的に接続するためのホルダであって、
    前記第1電極に電気的に接続するための第1接触端子と、前記第1接触端子を保持する第1本体部とを有する第1端子保持部品と、
    前記第2電極に電気的に接続するための第2接触端子と、前記第2接触端子を保持する第2本体部とを有する第2端子保持部品と、
    前記第1端子保持部品と前記第2端子保持部品とを連結するための、少なくとも1つの連結部品と、を備え、
    前記第1本体部は、少なくとも1つの第1係合部を有し、
    前記第2本体部は、少なくとも1つの第2係合部を有し、
    前記連結部品は、前記第1係合部に適合する少なくとも1つの第1被係合部と、前記第2係合部に適合する少なくとも1つの第2被係合部とを有し、
    前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合されると共に前記第2係合部と第2被係合部とが係合されることにより、前記第1端子保持部品と前記第2端子保持部品とが前記連結部品を介して連結されていること
    を特徴とするホルダ。
  2. 前記第1係合部は、前記第1本体部の下面および上面の一方に設けられた第1凹部と、前記第1本体部の下面および上面の前記一方に設けられ前記第1凹部と前記第1本体部の側面とを繋ぐ第2凹部とからなり、前記第1本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2凹部の幅が前記第1凹部の幅よりも狭く、
    前記第2係合部は、前記第2本体部の下面および上面の一方に設けられた第1凹部と、前記第2本体部の下面および上面の前記一方に設けられ前記第1凹部と前記第2本体部の側面とを繋ぐ第2凹部とからなり、前記第2本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2凹部の幅が前記第1凹部の幅よりも狭く、
    前記第1および第2被係合部は、それぞれ、前記第1凹部に適合する第1部分と、前記第2凹部に適合し前記第1部分と前記連結部品の側面とを繋ぐ第2部分とからなり、前記連結部品の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2部分の幅が前記第1部分の幅よりも狭く、
    前記第1および第2係合部に対し前記第1および第2被係合部を、前記第1および第2本体部の下面および上面の前記一方から他方に向けてスライドさせることにより、前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合されると共に前記第2係合部と第2被係合部とが係合されていること
    を特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  3. 前記第1および第2被係合部は、それぞれ、前記連結部品の下面および上面の一方に設けられた第1凹部と、前記連結部品の下面および上面の前記一方に設けられ前記第1凹部と前記連結部品の側面とを繋ぐ第2凹部とからなり、前記連結部品の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2凹部の幅が前記第1凹部の幅よりも狭く、
    前記第1係合部は、前記第1凹部に適合する第1部分と、前記第2凹部に適合し前記第1部分と前記第1本体部の側面とを繋ぐ第2部分とからなり、前記第1本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2部分の幅が前記第1部分の幅よりも狭く、
    前記第2係合部は、前記第1凹部に適合する第1部分と、前記第2凹部に適合し前記第1部分と前記第2本体部の側面とを繋ぐ第2部分とからなり、前記第2本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2部分の幅が前記第1部分の幅よりも狭く、
    前記第1および第2被係合部に対し前記第1および第2係合部を、前記連結部品の下面および上面の前記一方から他方に向けてスライドさせることにより、前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合されると共に前記第2係合部と第2被係合部とが係合されていること
    を特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  4. 前記第1係合部は、前記第1本体部の下面から上面にかけて貫通する貫通孔と、前記第1本体部の下面から上面にかけて設けられ前記貫通孔と前記第1本体部の側面とを繋ぐスリットとからなり、前記第1本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記スリットの幅が前記貫通孔の幅よりも狭く、
    前記第2係合部は、前記第2本体部の下面から上面にかけて貫通する貫通孔と、前記第2本体部の下面から上面にかけて設けられ前記貫通孔と前記第2本体部の側面とを繋ぐスリットとからなり、前記第2本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記スリットの幅が前記貫通孔の幅よりも狭く、
    前記第1および第2被係合部は、それぞれ、前記貫通孔に適合する第1部分と、前記スリットに適合し前記第1部分と前記連結部品の側面とを繋ぐ第2部分とからなり、前記連結部品の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2部分の幅が前記第1部分の幅よりも狭く、
    前記第1および第2係合部に対し前記第1および第2被係合部を、前記第1および第2本体部の下面および上面の一方から他方に向けてスライドさせることにより、前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合されると共に前記第2係合部と第2被係合部とが係合されていること
    を特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  5. 前記第1および第2被係合部は、それぞれ、前記連結部品の下面から上面にかけて貫通する貫通孔と、前記連結部品の下面から上面にかけて設けられ前記貫通孔と前記連結部品の側面とを繋ぐスリットとからなり、前記連結部品の下面に垂直な方向から見たとき、前記スリットの幅が前記貫通孔の幅よりも狭く、
    前記第1係合部は、前記貫通孔に適合する第1部分と、前記スリットに適合し前記第1部分と前記第1本体部の側面とを繋ぐ第2部分とからなり、前記第1本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2部分の幅が前記第1部分の幅よりも狭く、
    前記第2係合部は、前記貫通孔に適合する第1部分と、前記スリットに適合し前記第1部分と前記第1本体部の側面とを繋ぐ第2部分とからなり、前記第2本体部の下面に垂直な方向から見たとき、前記第2部分の幅が前記第1部分の幅よりも狭く、
    前記第1および第2被係合部に対し前記第1および第2係合部を、前記連結部品の下面および上面の前記一方から他方に向けてスライドさせることにより、前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合されると共に前記第2係合部と第2被係合部とが係合されていること
    を特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  6. 前記第1本体部は、2つの第1係合部を有し、
    前記第2本体部は、2つの第2係合部を有し、
    前記連結部品は2つ存在し、
    各連結部品の連結部品は、それぞれ、一端に前記第1被係合部を有し、他端に前記第2被係合部を有し、
    一方の連結部品の前記第1被係合部と前記第1本体部の一方の第1係合部とが係合すると共に前記一方の連結部品の前記第2被係合部と前記第2本体部の一方の第2係合部とが係合し、
    他方の連結部品の前記第1被係合部と前記第1本体部の他方の第1係合部とが係合すると共に前記他方の連結部品の前記第2被係合部と前記第2本体部の他方の第2係合部とが係合しており、
    前記2つの連結部品の形状が互いに同一であること
    を特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  7. 前記第1本体部は、前記発光モジュールの上面を部分的に覆う第1被覆面を有し、
    前記第2本体部は、前記発光モジュールの上面を部分的に覆う第2被覆面を有し、
    前記連結部品は、前記発光モジュールの上面を部分的に覆う第3被覆面を有し、
    前記第1被覆面、第2被覆面および第3被覆面により前記発光モジュールの上面の周縁部が被覆されること
    を特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のホルダ。
  8. 前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合された状態において、前記第1係合部と前記第1被係合部とが上下方向に重なり、
    前記第2係合部と前記第2被係合部とが係合された状態において、前記第2係合部と前記第2被係合部とが上下方向に重なり、
    前記第1および第2端子保持部品並びに前記連結部品の一方が前記基台に固定された場合に、前記第1および第2端子保持部品並びに前記連結部品の他方を基台に向けて押さえつけること
    を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のホルダ。
  9. 前記第1および第2本体部は、前記連結部品よりも電気絶縁性の高い樹脂材料からなること
    を特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のホルダ。
  10. 前記連結部品は、前記第1および第2本体部よりも機械的強度の高い樹脂材料からなること
    を特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のホルダ。
  11. 前記第1係合部の形状と前記第2係合部の形状とが同一であり、
    前記第1被係合部の形状と前記第2被係合部の形状とが同一であること
    を特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載のホルダ。
  12. 基台と、
    第1および第2の電極を有する発光モジュールと、
    前記発光モジュールを基台上に固定すると共に、前記第1および第2電極と電気的に接続するためのホルダと、を備え、
    前記ホルダが、
    前記第1電極に電気的に接続するための第1接触端子と、前記第1接触端子を保持する第1本体部とを有する第1端子保持部品と、
    前記第2電極に電気的に接続するための第2接触端子と、前記第2接触端子を保持する第2本体部とを有する第2端子保持部品と、
    前記第1端子保持部品と前記第2端子保持部品とを連結するための連結部品を有する連結部品と、を備え、
    前記第1本体部は、少なくとも1つの第1係合部を有し、
    前記第2本体部は、少なくとも1つの第2係合部を有し、
    前記連結部品は、前記第1係合部に適合する少なくとも1つの第1被係合部と、前記第2係合部に適合する少なくとも1つの第2被係合部とを有し、
    前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合されると共に前記第2係合部と第2被係合部とが係合されることにより、前記第1端子保持部品と前記第2端子保持部品とが前記連結部品を介して連結されていること
    を特徴とする照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016012544A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
JP2016012545A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
JP2016081689A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 浜井電球工業株式会社 Cobホルダ、それを利用した光源モジュール、および、トンネル用照明灯具

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