JP6108223B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6108223B2
JP6108223B2 JP2013102033A JP2013102033A JP6108223B2 JP 6108223 B2 JP6108223 B2 JP 6108223B2 JP 2013102033 A JP2013102033 A JP 2013102033A JP 2013102033 A JP2013102033 A JP 2013102033A JP 6108223 B2 JP6108223 B2 JP 6108223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
circuit
circuit board
axis direction
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013102033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014222985A (ja
Inventor
藤田 寛
寛 藤田
佳明 八谷
佳明 八谷
泰成 富吉
泰成 富吉
有岐也 金澤
有岐也 金澤
嘉隆 栗本
嘉隆 栗本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013102033A priority Critical patent/JP6108223B2/ja
Priority to CN201420224576.1U priority patent/CN203848049U/zh
Publication of JP2014222985A publication Critical patent/JP2014222985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6108223B2 publication Critical patent/JP6108223B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等を光源として用いた照明装置に関する。
近年、省エネルギーの観点から、白熱電球に代替する電球形ランプとして、半導体発光素子の一つであるLEDを光源として利用するランプが提案されている(例えば、特許文献1,2)。
図19は、特許文献1,2に係るランプを示す断面図である。ランプ900は、発光モジュール901、基台902、回路ユニット903、回路ホルダ904、口金905、グローブ906及びカバー914を備える。
発光モジュール901は、実装基板907とこれに実装された半導体発光素子908とを含む。発光モジュール901は基台902の上面に載置されている。基台902は発光モジュール901で発生した熱を放熱するために金属製である。回路ユニット903は半導体発光素子908を発光させるためのものであり、電子部品910を含む直流電源回路が形成された回路基板909を有する。
一般に直流電源回路は、整流平滑回路、スイッチング回路、制御回路を備える。スイッチング回路は整流平滑回路から供給される直流電力を発光モジュール901の点灯用の電力に変換するDC−DCコンバータであり、スイッチング素子を備える。
回路ユニット903は回路ホルダ904に保持されていて、回路ホルダ904は基台902に固定されている。
国際公開第2011/039998号 特開2012−054213号公報
回路ユニット903の直流電源回路における電路には、スイッチング素子のオンオフ動作によりスイッチングノイズが発生する。このノイズは上記電路における電圧変動として現れ、空間に放射される。
従来のランプ900では基台902は電気的に浮遊(フローティング)の状態にある。このため、スイッチング素子から発生したノイズは基台902に伝搬した後、回路ユニット903の安定電位箇所であるグラウンドに帰還する経路がないため、ランプ900外に放射される。
このノイズ対策として、基台902と回路ユニット903の直流電源回路のグラウンドとをリード線で接続する方法が考えられる。しかし、リード線で接続するには、そのための工程が増えて手間がかかる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、組立工程を増やすことなく、簡便な方法でノイズが低減された照明装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明装置は、金属製の基台と、前記基台の一方の面に設けられた発光モジュールと、前記発光モジュールに直流電力を供給する直流電源回路が形成された回路基板を有する回路ユニットと、を備え、前記回路基板に前記直流電源回路のグラウンドと電気的に接続された電気伝導性部材が設けられ、前記基台の前記発光モジュールが設けられている部分とは異なる部分に前記電気伝導性部材が差込まれる差込部が設けられ、前記差込部に前記電気伝導性部材が差込まれることにより、前記基台が前記グラウンドに電気的に接続されている、ことを特徴とする。
また、前記直流電源回路は整流平滑回路を有し、前記グラウンドは前記整流平滑回路の低電位側の出力端子であってもよい。
また、前記電気伝導性部材と前記出力端子とはキャパシタを介して接続されていてもよい。
また、前記電気伝導性部材は、前記回路基板の主面の端部に設けられた電極パッドであり、前記差込部は、前記基台の他方の面に形成されていて、且つ、前記回路基板の前記電極パッドが設けられた前記端部が差込まれる凹部であってもよい。
本発明の一態様に係る照明装置では、発光モジュールに直流電力を供給する直流電源回路の安定電位箇所であるグラウンドと電気的に接続された電気伝導性部材が回路基板に設けられている。また、基台の発光モジュールが設けられている部分とは異なる部分に電気伝導性部材が差込まれる差込部が設けられている。さらに、差込部に電気伝導性部材が差込まれることにより、基台がグラウンドに電気的に接続されている。
これにより、回路ユニット内で発生したノイズが基台に伝搬しても、伝搬したノイズを回路ユニットのグラウンドに帰還する経路があるため、照明装置外に伝搬するノイズを低減することが可能となる。これは基台が丁度、ノイズを静電シールドする機能を果たしていることになる。
さらに、基台に設けられた差込部に電気伝導性部材が差込まれることで、基台が回路ユニットの直流電源回路のグラウンドと電気的に接続される。このため、基台とグラウンドとをリード線等で接続する必要がなく、組立時に差込むだけで上記接続が可能となる。
従って、本発明の一態様に係る照明装置によれば、組立工程を増やすことなく、簡便な方法でノイズが低減された照明装置を提供することができる。
実施の形態に係るランプを示す縦断面図である。 実施の形態に係るランプを示す分解斜視図である。 (a)は実施の形態に係る基台に回路基板を差込む際の斜視図であり、(b)は差込み後の斜視図である。 実施の形態に係る回路ユニット40の回路構成を示す回路図である。 (a)は比較例のノイズ測定結果を示す図であり、(b)は実施例1のノイズ測定結果を示す図である。 比較例と実施例のノイズ測定結果を示す図である。 (a)は変形例1に係る基台に回路基板を差込む際の斜視図であり、(b)は差込み後の斜視図である。 (a)は変形例2に係る基台に回路基板を差込む際の斜視図であり、(b)は差込み後の斜視図である。 (a)は変形例3に係る基台に回路基板を差込む際の斜視図であり、(b)は差込み後の斜視図である。 (a)は変形例4に係る基台に回路基板を差込む際の斜視図であり、(b)は差込み後の斜視図である。 変形例5に係る基台に回路基板を差込む際の斜視図である。 (a)は変形例6に係る基台の斜視図であり、(b)は変形例7に係る基台の斜視図であり、(c)は変形例8に係る基台の斜視図であり、(d)は変形例9に係る基台の斜視図である。 (a)は変形例10に係る回路基板を側面から見たときの基台と回路基板の断面図であり、(b)は回路基板を正面から見たときの基台と回路基板の断面図である。 変形例11に係る基台と回路基板の断面図である。 (a)は変形例12に係る直管型ランプを示す斜視図であり、(b)は断面図である。 変形例13に係るライトエンジンを示す分解斜視図である。 変形例13に係るライトエンジンを示す断面図である。 変形例14に係るランプを示す縦断面図である。 従来技術に係るランプを示す断面図である。
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
≪実施の形態≫
[概略構成]
図1は、実施の形態に係るランプ1を示す縦断面図である。図2は、実施の形態に係るランプ1を示す分解斜視図である。ランプ1は、白熱電球の代替品となる電球型のLEDランプである。ランプ1は、発光モジュール10、基台20、グローブ30、回路ユニット40、回路ホルダ50、内筐体60、口金70、外筐体80およびOリング90を備える。
なお、ランプ1のランプ軸Jは、図1における一点鎖線であり、口金70の回転軸と一致している。
[各部構成]
<発光モジュール10>
発光モジュール10は、実装基板11、半導体発光素子12および封止部材13を備える。
実装基板11としては、例えば、樹脂基板、セラミック基板、樹脂板と金属板とからなる金属ベース基板等の既存の実装基板を利用することができる。
半導体発光素子12は、ランプ1の光源である。半導体発光素子12は、実装基板11の上面にCOB(Chip on Board)技術を用いて、図2に示すように25個が5列5行でマトリックス状に実装されている。各半導体発光素子12としては、例えばGaN系の青色発光するLEDが用いられている。
図2に示すように、封止部材13は、25個の半導体発光素子12を一括で被覆するように、実装基板11上に設けられている。封止部材13は、波長変換材料が混入された透光性材料で構成されている。透光性材料としては、例えばシリコーン樹脂を利用することができる。また、波長変換材料は、半導体発光素子12から出射された青色光を黄色光に変換するためのものであり、例えば蛍光体粒子を利用することができる。
<基台20>
図2に示すように、基台20は略円板状であり、略円形の上面21の略中央に発光モジュール10が載置されている。発光モジュール10の基台20への固定方法としては、例えば、ねじ止め、接着、係止構造によるもの等がある。
図2に示すように、基台20の上面21には、回路ユニット40の一対のリード線44,45を挿通させるための一対の貫通孔22が形成されている。
基台20は発光モジュール10で発生した熱を放熱するために金属製である。基台20を構成する金属材料としては、例えば、アルミニウム、錫、亜鉛、インジウム、鉄、銅、銀、ニッケル、ロジウム、パラジウム等の単一の金属元素からなる純金属、複数の金属元素からなる合金、金属元素と非金属元素とからなる合金等が挙げられる。金属材料は特に熱伝導性が高く、さらに、プレス加工を用いて容易に作製することができる点で有利である。
後程、詳述するが、基台20において発光モジュール10が設けられている上面21と反対側の下面には、回路基板41の端部が差込まれる差込部(凹部)20aが設けられている。
<グローブ30>
グローブ30は、発光モジュール10の上方を覆う、略ドーム状の部材である。グローブ30は、例えば、透光性を有する樹脂材料やガラスで構成されている。
グローブ30の内面32には、発光モジュール10から発せられた光を拡散させるための拡散処理が施されていることとしてもよい。拡散処理としては、例えば、シリカや白色顔料等による拡散処理や、シリカ、無定形シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン等をエマルジョン型粘着剤に混合させたものを塗布する方法等がある。発光モジュール10から出射された光は、グローブ30の内面32に入射し、グローブ30を透過して、グローブ30の外部へと取り出される。
<回路ユニット40>
回路ユニット40は、口金70を介して受電して半導体発光素子12を発光させる直流電力を生成し、回路基板41、回路基板41の主面(実装面)に実装された複数の電子部品42,43、および回路基板41の他方の主面41aに配設された配線パターンを含む。これらの電子部品と配線パターンとで直流電源回路が構成されている。なお、図面では一部の電子部品にのみ符号「42」および「43」を付している。
回路ユニット40は、回路基板41の主面がランプ軸J方向に沿う姿勢で回路ホルダ50に保持されている。図2に示すように回路基板41は長尺状であり、このように保持することで、ランプ1の縮径化を図ることができる。
図1に示すように、回路ユニット40と発光モジュール10とは、一対のリード線44,45によって電気的に接続されている。一対のリード線44,45は、それぞれ基台20の貫通孔22を介して基台20の上方に導出されるとともに、発光モジュール10に接続されている。
また、回路ユニット40と口金70とは、別の一対のリード線46,47によって電気的に接続されている。リード線46は、回路ホルダ50の小径部52に設けられた貫通孔54を通って、口金70のシェル部71と接続されている。また、リード線47は、回路ホルダ50の小径部52の下側開口56を通って、口金70のアイレット部72と接続されている。
<回路ホルダ50>
回路ホルダ50は、大径部51と小径部52とで構成され、大径部51は上方から下方へ向けて縮径した略円筒形状である。大径部51の内部には、回路ユニット40の大部分が収容されている。図2に示すように大径部51の内周面51aには、回路基板41における外縁41cの一部を差し込むための溝部53が形成されている。外縁41cの一部が回路ホルダ50の溝部53に差し込まれることで、回路ユニット40が上記姿勢に保持される。
回路ホルダ50は、例えば、樹脂材料や無機材料等の電気絶縁性材料で構成されている。樹脂材料としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が挙げられる。具体的には、ポリブチレンテレフタレート、ポリオキシメチル、ポリアミド、ポリフェニルサルフィド、ポリカーボネート、アクリル、フッ素系アクリル、シリコーン系アクリル、エポキシアクリレート、ポリスチレン、アクリロニトリルスチレン、シクロオレフィンポリマー、メチルスチレン、フルオレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、フェノール樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。
また、無機材料としては、ガラス、セラミック、シリカ、チタニア、アルミナ、シリカアルミナ、ジルコニア、酸化亜鉛、酸化バリウム、酸化ストロンチウム、酸化ジルコニウム等が挙げられる。
<内筐体60>
内筐体60は、回路ホルダ50における大径部51の外周面51bを覆う筒状部材であり、円筒状の本体部61と、本体部61の下端に延設された円環状の係止部62とを含む。本体部61は、上方から下方へ向けて縮径している。内筐体60は熱伝導性材料で構成されており、ランプ1点灯時に発光モジュール10から発生する熱を口金70側に放散させる放熱部材、いわゆるヒートシンクとして機能する。具体的には、金属材料、高熱伝導性樹脂材料(熱伝導性を有するフィラーを混入させてもよい)等の高熱伝導性材料を用いることができる。内筐体60を金属材料で構成する場合、回路ホルダ50は電気絶縁性材料で構成されていることが望ましい。このようにすることで、回路ユニット40と内筐体60との間の電気的絶縁性を向上させることができる。
基台20は、本体部61の上側端部63に内嵌される。内筐体60と基台20とは、例えば、接着剤、かしめ等によって固定することができる。
<口金70>
口金70は、ランプ1を点灯させる際に、照明器具のソケットから電力を受けるための部材であり、略円筒形状であって外周面が雄ねじとなっているシェル部71と、シェル部71に絶縁部73を介して装着されたアイレット部72とを備える。口金70の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態ではエジソンタイプであるE26口金が使用されている。口金70は、回路ホルダ50における小径部52の下側開口56を塞ぐように取着されている。
<外筐体80>
外筐体80は、内筐体60の外周面65を覆う、電気絶縁性材料で構成された筒状部材である。内筐体60の外周面65を覆う筒状の外殻部81と、外殻部81の下端からランプ軸Jに近づく方向に延出した円環部82と、円環部82の内周縁から下方に延出した筒状の絶縁部83とを含む。
外筐体80の筒軸はランプ軸Jと一致している。外筐体80を構成する電気絶縁性材料としては、例えば、回路ホルダ50の説明の際に例示した樹脂材料や無機材料等が挙げられる。
外殻部81は上方から下方へ向けて縮径している。外殻部81の内部には、内筐体60と、回路ホルダ50の大径部51とが収容されている。図1に示すように、円環部82は、内筐体60の係止部62を大径部51に押し付けることによって、内筐体60を回路ホルダ50に固定されている。絶縁部83は、回路ホルダ50の小径部52の根元部分に外嵌されており、内筐体60の本体部61と口金70との間に介在することで、内筐体60と口金70との間の電気的絶縁を確保している。
[回路基板41の組立て手順]
図3に示すように回路基板41の上方の端部には2つの板状の凸部41dが設けられている。凸部41dのうち、複数の電子部品42,43が実装されている主面と反対側の主面41a側には電気伝導性部材からなる電極パッド41bが設けられている。本実施の形態で用いた電極パッド41bの材質は、銅箔であるが、アルミ等を用いてもよい。電極パッド41bは主面41aに配設される不図示の配線パターンと同じ工程で形成される。
基台20の下面には凸部41dが丁度、差込まれる2つの差込部である凹部20aが設けられている。
ここで、丁度、差込まれるためには、まず、凸部41dと電極パッド41bを合わせた厚みw2が凹部20aの幅w1とほぼ等しいことが必要である。また、凸部41dの長さl2と凹部20aの長さl1とがほぼ等しい、または、l1の方がl2よりも大きいことも必要である。さらに、凸部41d同士のピッチP2と凹部20a同士のピッチP1がほぼ等しいことも必要である。
本実施の形態では、w2がw1とほぼ等しいので、組立時に基台20の凹部20aに凸部41dを単に差込むだけで、電極パッド41bと基台20とが接触することとなり、その結果、これらが電気的に接続されることになる。
また、w2をw1より僅かに厚くしておき、凸部41dを凹部20aに圧入することにしてもよい。これにより、電極パッド41bと基台20との接触の信頼性を高めることができる。
[回路ユニット40の回路図の説明]
図4は回路ユニット40の回路図を示したものである。回路ユニット40における直流電源回路40aは、整流平滑回路40b、ハーフブリッジ型のコンバータ回路40d、整流平滑回路40eを含む。
整流平滑回路40bは交流電源ACから供給される交流電圧を全波整流した後、直流電圧に平滑化する。ハーフブリッジ型のコンバータ回路40dはこの直流電圧を一旦、高周波の交流電圧に変換する。コンバータ回路40d内のQ1,Q2がスイッチング素子であり、これらが約50kHzの高周波でオンオフ動作をしている。そして、整流平滑回路40eがこの交流電圧を発光モジュール10の点灯用の直流電圧に再度、変換する。整流平滑回路40e内のダイオードD8〜D11も約50kHzの高周波で全波整流している。
電極パッド41bは、直流電源回路40aの安定電位であるグラウンド40cとキャパシタC7を介して電気的に接続されている。キャパシタC7の容量は2200pFである。グラウンド40cは直流電源回路40aにおける整流平滑回路40bの低電位側の出力端子である。その結果、基台20は回路ユニット40の直流電源回路40aのグラウンド40cと電気的に接続される。
本実施の形態ではハーフブリッジ型のコンバータ回路40dと整流平滑回路40eとを用いたが、この構成に限定されるものではない。フルブリッジ方式、シングルフォワード方式、フライバック方式、プッシュプル方式、マグアンプ方式、降圧チョッパー方式、昇圧チョッパー方式、昇降圧チョッパー方式等、適宜選択可能である。
[ランプ1のノイズ低減効果]
図5はノイズ測定結果を示す図である。(a)は比較例として、基台20と直流電源回路40aのグラウンド40cとの接続がないものであり、(b)は実施例1として、基台20と直流電源回路40aのグラウンド40cとをキャパシタC7を介して接続したものである。
図5(a),(b)において、横軸は周波数[Hz]、縦軸はノイズレベル[dBμV]である。
図5(a),(b)の比較により、実施例1では、基台20と直流電源回路40aのグラウンド40cとをキャパシタC7を介して接続することで、主に300kHz〜1MHz付近のノイズが低減されていることが分かる。
図6は、上記の比較例と実施例1に加えて、基台20と直流電源回路40aのグラウンド40cとをキャパシタを介さずに直接接続したものを実施例2としてノイズ量の測定を行った結果である。
図6からも分かるように、比較例と比べて実施例1および実施例2では150kHz〜500kHzおよび500kHz〜1MHzの両方の帯域において、ノイズ量が低減されている。
尚、実施例1のようにキャパシタを介して接続する場合には、直流成分が流れることはないので、万が一の感電防止の観点からはキャパシタC7を介して接続することがより好ましい。
[ノイズ低減のメカニズム]
次に、本実施の形態におけるランプ1でノイズが低減されるメカニズムについて考察した。
ここで、基台20に生じるノイズについて、上述の直流電源回路40aの動作について説明しながら述べる。
上述したように、直流電源回路40aでは、コンバータ回路40dにおいて、第1のスイッチング素子Q1及び第2のスイッチング素子Q2が交互にオンオフ動作を行うことにより、交流の二次電圧が誘起される。このとき、これら第1のスイッチング素子Q1及び第2のスイッチング素子Q2は、約50kHzでスイッチング動作を行う。従って、コンバータ回路40dから整流平滑回路40eに供給される電流の周波数は50kHzとなる。
整流平滑回路40eでは、ダイオードブリッジを構成する4つのダイオードが、コンバータ回路40dから供給された50kHzの電流でスイッチング動作する。その結果、整流平滑回路40eにおいて、例えば周波数が300kHz〜700kHzのノイズが発生する。
その結果、直流電源回路40aから発光モジュール10に供給される所定の直流電圧には、周波数300kHz〜700kHzのノイズが重畳されている。つまり、直流電源回路40aから発光モジュール10へ直流電圧を供給するための出力線401a及び401bには、周波数300kHz〜700kHzのノイズが重畳された電圧が供給される。
ここで、出力線401a及び出力線401bは周囲と静電結合している。具体的には、出力線401aは、出力線401aの近傍の金属部材である基台20と静電容量C10aにより静電結合している。同様に、出力線401bは、出力線401bの近傍の金属部材である基台20と静電容量C10bを介して静電結合している。
その結果、出力線401a及び401bに生じるノイズが、静電容量C10a及びC10bを介して基台20に伝搬する。
また、発光モジュール10に供給される直流電圧にノイズが重畳されていることから、発光モジュール10からもノイズが発生する。この発光モジュール10で発生したノイズは、静電容量C9を介して基台20へと伝搬する。
ところで、ランプ1で生じるノイズとしては、出力線401a及び401bから生じるノイズ以外に、直流電源回路40a自体で生じるノイズが挙げられる。直流電源回路40aで生じるノイズとは、例えば、第1のスイッチング素子Q1及び第2のスイッチング素子Q2におけるスイッチング動作により生じる、例えば周波数50kHzのノイズや、ダイオードD6及びD7で生じる、例えば周波数300〜700kHzのノイズである。上記のように発生したノイズは空間に放射され、金属製の基台20に伝搬する。
しかし、本実施の形態では、基台20と回路ユニット40の直流電源回路40aにおけるグラウンド40cとはキャパシタC7を介して接続されている。このため、基台20に伝搬したノイズは回路ユニット40の安定電位であるグラウンド40cに帰還する。発生するノイズは高周波成分が多く、このような高周波成分にとってはキャパシタC7のインピーダンスは小さいので、ノイズはグラウンド40cの方に伝搬する。ここで仮に、ノイズが基台20からグラウンド40cに帰還する経路がないとすると、図4においてFで示した経路で対大地容量を介してランプ1外に放射される。しかし、本実施の形態ではグラウンド40cに帰還する経路を設けているので、ランプ1外に放射されるノイズが低減する。これは基台が丁度、ノイズを静電シールドする機能を果たしていることになる。
本実施の形態ではキャパシタC7の容量としては2200pFとしたが、この値に限らず、例えば、220pF〜3300pFの範囲であれば上記と同様の効果が得られる。
[本実施の形態の優位性]
ノイズ対策としては本実施の形態のような方法の他に、基台20とグラウンド40cとをリード線で電気的に接続する方法も考えられる。
しかし、リード線で接続するにはリード線の両端をそれぞれ基台20とグラウンド40cに接続するための工程が増えて手間がかかる。また、基台20はアルミニウム製であることが多く、リード線を半田で接続することはできない。半田の他に、リード線の先端にリングを付けて基台20にねじ止めする方法も考えられるが、ねじ止めも手間がかかる。
その他の方法として、回路基板41に弾性力を発揮する接触端子を設け、この接触端子で基台20と回路ユニット40のグラウンド40cとを電気的に接続する方法も考えられる。しかし、基台20は発光モジュールからの発熱で100℃程度の高温になる。バネのような弾性体は温度上昇とともに弾性力が低下するので、基台20とグラウンド40cとの接触が外れてしまうおそれがあり、長期信頼性の点で劣る。
本実施の形態のランプ1によれば、基台20に電極パッド41bを単に差込むだけで基台20と回路ユニット40のグラウンド40cとの電気的接続を行っているので、長期信頼性も高い上、組立工程も増やすことがなく、簡便な方法でノイズ対策が可能となる。
また、基台20をプレス加工で作る場合には凹部20aの面積が小さい方が作りやすい。本実施の形態のランプ1では基台20の凹部20aの面積は比較的小さいので、基台の製造上の観点からも本実施の形態はメリットがある。
そして、電極パッド41bは主面41aに配設される不図示の配線パターンと同じ工程で形成されるので、凹部20aに接続するための部材を別途、用意する必要がないというメリットもある。
さらに、基台20の内方に回路基板41の一部が差込まれるので、回路基板41上の部品配置スペースが制限されないというメリットもある。
≪変形例≫
上記した実施の形態は本発明の一形態であり、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で改変することができる。以下にそのような改変可能な例を示す。
尚、以下の変形例において、上述の実施の形態で用いた用語と同じ用語は符号が異なっていても、同じ機能を有しているものであるので、その詳しい説明は省略する。
[変形例1]
図7に示す変形例1では、基台120と回路基板141との連結態様を一部変更した例を示す。前の実施の形態では基台20には2つの凹部を形成し、回路基板41には2つの凸部を形成していたが、この変形例では凹部120aも凸部141dも1つにしている。ただ、凹部120aの長さとの関係で凸部141dは回路基板の1辺の両端を面取りしている。凸部141dのほぼ全長に亘って電極パッド141bが形成されている。
この結果、基台120に回路基板141を差込んだ場合、基台との接触面積が大きくなり、接触抵抗がその分減じるという特徴がある。
[変形例2]
図8に示す変形例2では、基台121の差込部が変形例1と異なり、その他の構成は変形例1と同じである。基台121の底面に2本の併走する凸部121a,121aを基台121と一体に形成し、凸部121a,121aの間の間隙を差込部としている。2つの凸部121a,121aの間隔w3は、凸部142dと電極パッド142bを合わせた厚みw4とほぼ等しく設定されている。これにより回路基板142の凸部142dが2つの凸部121a間に密嵌できる。
また、基台121から凸部121aが突出しているので、回路基板142を差込む際に見やすく、差込みやすいという作業性の観点でのメリットもある。
[変形例3]
図9に示す変形例3では、基台122の差込部である凹部122aと回路基板143の凸部143dの形状がこれまでと異なっている。つまり、図9に示すように凹部122a、凸部143dともに三角柱状に形成されている。
このような形状にすると回路基板143の差込み方向が一通りしかなく、誤って表裏反転して差込むことが防止される。
[変形例4]
図10に示す変形例4では、変形例1と略同じ構成であるが、変形例1と異なり、回路基板144の上辺144dの両端が面取りされておらず、上辺全体が差込部123aに差込まれる。電極パッド144bは上辺144dの全体に亘って形成されている。
この結果、基台123に回路基板144を差込んだ場合、基台との接触面積が変形例1よりもさらに大きくなり、接触抵抗がその分さらに減じるという特長がある。
[変形例5]
図11に示す変形例5では、基台124の差込部が実施の形態と異なり、その他の構成は実施の形態と同じである。基台124と一体に形成された2組の2つの凸部124a,124aの間の間隙が差込部の機能を果たす。
これにより、変形例2と同様、回路基板145を差込む際に見やすく、差込みやすいという作業性の観点でのメリットもある。
[変形例6〜9]
図12(a)は変形例6に係る基台125を、図12(b)は変形例7に係る基台126を、図12(c)は変形例8に係る基台127を、図12(d)は変形例9に係る基台128を示す。基台における差込部としては、図12(a)〜(d)のような形状であってもよい。
[変形例10]
図13に示す変形例10では、回路基板146において実装面である主面146a側の上方の端部に電気伝導性部材である金属ピン147が装着されている。変形例10で用いた金属ピン147の材質は、銅であるが、ニッケル、アルミ等を用いてもよい。金属ピン147は回路ユニット40のグラウンド40cと電気的に接続されている。基台129の下面には金属ピン147が差込まれる1つの凹部129aがある。
変形例10では、回路基板146とは別部材の金属ピン147を用いているので、回路基板146の主面の向きはY−Z面に平行な面内に制限されず、回路ホルダ50内に収納される範囲内で任意に決められるというメリットがある。
[変形例11]
図14に示す変形例11ではこれまでと異なり、回路基板148はランプ軸であるZ軸方向に対して直交する面に平行に設置されている。回路基板148において実装面と反対側である主面148a側に金属ピン149が装着されている。
変形例11でも変形例10と同様、回路基板148の主面の向きを回路ホルダ50内に収納される範囲内で任意に決められるというメリットがある。
[変形例12]
図15は直管型ランプ200に適用した例を示す図である。図15(b)の断面図に示すように直管型ランプ200は、発光モジュール209、基台202、回路ユニット205、ヒートシンク210、樹脂製の管201を備える。
図15に示すように変形例12では回路基板203はZ軸方向に対して直交する面に平行に設置されている。回路基板203において実装面と反対側である主面203a側に金属ピン206が装着されている。
変形例12でも変形例10と同様、回路基板203の主面の向きをヒートシンク210内に収納される範囲内で任意に決められるというメリットがある。
[変形例13]
図16および図17はライトエンジン300に適用した例を示す図である。ライトエンジン300は熱伝導シート301、基台302、回路ユニット305、充填部材307、実装基板308、筐体309、固定用ねじ310、反射鏡311、透光性カバー312を備える。実装基板308には半導体発光素子を含む発光モジュール(不図示)が実装されている。
図17に示すように変形例13では回路基板303はZ軸方向に対して直交する面に平行に設置されている。回路基板303において実装面と反対側である主面303a側に2本の金属ピン306が装着されている。
変形例13では2本の金属ピンを用いているので、基台302とグラウンドとの接続をより信頼性の高いものにすることができる。
[変形例14]
図18は、変形例14に係るランプ400を示す縦断面図である。ランプ400は、半導体発光素子の照射角の狭さを補って、良好な配光特性を実現することが可能なランプである。図18において、実施の形態におけるランプ1と同様の構成については同符号を付しており、以降説明を省略する。
変形例14に係るランプ400の主な特徴は、ランプ1の構成に加え、さらに、光散乱部材4100と反射部材4200とを備える点である。
発光モジュール410は、実装基板411、不図示の複数の半導体発光素子、半導体発光素子を個別に覆う複数の封止部材413を含む。実装基板411は円板状であり、その外周部には、複数の半導体発光素子および複数の封止部材413が円環状に等間隔に配置されている。
基台420は略円板状であり、上面421に発光モジュール410を載置する。基台420の下面423には、回路基板41の端部が差込まれる差込部(凹部)420aが形成されている。そして組立時に凹部420aに回路基板41の凸部41dを単に差込むだけで、電極パッド41bと基台420とが接触して、これらが電気的に接続される。
光散乱部材4100は、略円筒状の第1部位4101と、第1部位4101の上方に設けられた略円筒状の第2部位4102とからなる。第1部位4101および第2部位4102は、いずれも外径が下方から上方へ向けて漸次拡径しており、その拡径した部分の外周面が光散乱部材4100の反射面4103,4104となっている。一方、光散乱部材4100の内径は、上下方向全体に亘って均一に形成されている。また、光散乱部材4100は、その中心軸が発光モジュール410の実装基板411と直交した状態で、3つのねじ401により、基台420に固定されている。
光散乱部材4100は、平均粒子径1μm以下の透光性光散乱粒子が分散混入された透光性材料からなる。具体的には、ポリカーボネート等の樹脂材料、ガラス、セラミック等の透光性材料で形成された基体部分に、チタニア、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛等の透光性材料で形成された粒子部分が分散されてなるものである。この基体部分および粒子部分を構成する透光性材料は、それぞれ無色透明であることが好ましいが、これに限定されず、透光性を有していれば有色透明であっても良い。光散乱部材4100の内部で効率良く光を散乱させるためには、粒子部分を構成する透光性材料は、基体部分を構成する透光性材料よりも、屈折率が高いほうが望ましい。
反射部材4200は、円筒状に形成されており、光散乱部材4100の空洞部4105に配置されている。反射部材4200は、実装基板411の上方に配置された状態で、3つのねじ401により、基台420に固定されている。反射部材4200は、金属材料から形成されている。金属材料としては、例えばAl、Ag、Au、Ni、Rh、Pd等の単一の金属元素からなる純金属、さらには、複数の金属元素あるいは金属元素と非金属元素とからなる合金等が挙げられる。なお、反射部材4200を構成する材料としては、金属材料に限定されるものではなく、例えば、白色のポリカーボネート樹脂等の可視光域での光反射率の高い他の材料であってもよい。
光散乱部材4100および反射部材4200は、ランプ400の配光角を広げる機能を有する。まず、各半導体発光素子から出射され反射面4103に入射した光は、その一部が反射面4103によって基台420の上面421を避けた斜め下方へ反射され、他の一部が第1部位4101を透過して第2部位4102または空洞部4105へ向かう。第1部位4101を透過した光のうち第2部位4102に向かう光は、反射面4104に入射し、その一部が反射面4104によって基台420の上面421を避けた斜め下方へ反射される。反射面4104に入射した光の他の一部は、第2部位4102を透過して上方へ向かう。
また、第1部位4101を透過して空洞部4105へ向かう光は、反射部材4200の反射面4201に入射し、基台420の上面421を避けた斜め下方へ反射される。このような光散乱部材4100および反射部材4200の機能により、照射角が狭い半導体発光素子が用いられている場合であっても、ランプ400の配光特性は良好である。
≪その他の事項≫
発光モジュールは、COB技術を用いて実装されたものに限定されず、例えばSMD(Surface Mount Device)型のものが実装基板に搭載されていてもよい。
また、発光素子は、LEDに限定されず、例えば、LD(レーザーダイオード)やEL素子(エレクトロルミネッセンス素子)であってもよい。
本発明に係る照明装置は、上記実施の形態およびその変形例の部分的な構成を、適宜組み合わせてなる構成であってもよい。また、上記実施の形態に記載した材料、数値等は好ましいものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることは可能である。本発明は、照明用途全般に広く利用可能である。
1 ランプ
10 発光モジュール
20,120,121,122,123,124,125,126,127,128,
129,130,202,302 基台
20a,120a,121a,122a,123a,124a,125a,126a,
127a,128a,129a,130a,202a,302a 差込部
40 回路ユニット
40a 直流電源回路
40b 整流平滑回路
40c グラウンド
41,141,142,143,144,145,146,148,203,303 回路基板
41a,141a,142a,143a,144a,145a,146a,148a,203a,303a 主面
41b,141b,142b,143b,144b,145b,147,149,206,306 電気伝導性部材

Claims (9)

  1. 金属製の基台と、
    前記基台の一方の面に設けられた発光モジュールと、
    前記発光モジュールに直流電力を供給する直流電源回路が形成された回路基板を有する回路ユニットと、
    を備え、
    前記回路基板に前記直流電源回路のグラウンドと電気的に接続された電気伝導性部材が設けられ、
    前記基台の前記発光モジュールが設けられている部分とは異なる部分に前記電気伝導性部材が差込まれる差込部が設けられ、
    前記差込部に前記電気伝導性部材が差込まれることにより、前記基台が前記グラウンドに電気的に接続され、
    前記電気伝導性部材は、前記回路基板の主面の端部に設けられた電極パッドであり、
    前記差込部は、前記基台の他方の面に形成されていて、且つ、前記回路基板の前記電極パッドが設けられた前記端部が差込まれる凹部である
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記直流電源回路は整流平滑回路を有し、前記グラウンドは前記整流平滑回路の低電位側の出力端子であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記電気伝導性部材と前記出力端子とはキャパシタを介して接続されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記端部が前記差込部に差し込まれた状態において、前記電極パッドと前記凹部とは前記基台の一方の面と平行な一の方向を法線方向として接触している
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  5. さらに、筒状部を有し、当該筒状部内において、前記筒状部の内周面に形成されている溝部に前記回路基板における外縁の一部が差し込まれることより、前記回路基板の主面が筒軸方向に沿う姿勢で前記回路ユニットを保持するとともに、筒軸を中心とする前記回路基板の回転移動を規制するように前記回路ユニットを保持する電気絶縁性材料で構成された回路ホルダと
    前記回路ホルダの外周面を覆い、筒軸方向の一端部において前記基台の外周縁を内嵌している熱伝導性材料で構成された筒状の筐体とを備えた
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の照明装置
  6. 前記回路ホルダは、前記電気伝導性部材が前記筒状部の筒軸方向の一端部より突出する姿勢に前記回路ユニットを保持し、
    前記筐体の筒軸方向の前記一端部は、前記筒状部の筒軸方向の一端部よりも筒軸方向に延出されることにより、前記回路ホルダと前記基台とは筒軸方向に離間している
    ことを特徴とする請求項5に記載の照明装置
  7. 前記回路ホルダは、前記筒状部の内面と前記回路基板における外縁の一部とが当接することにより、筒軸方向において前記電気伝導性部材が前記差込部から抜ける方向の前記回路ユニットの移動を規制している
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の照明装置
  8. 前記筒状部は、前記基台側から筒軸方向に向けて配された、前記回路基板の一部を内包する大径部と前記大径部よりも縮径した小径部とを有し、
    前記回路基板における外縁の一部は前記小径部に筒軸方向に当接している
    ことを特徴とする請求項7に記載の照明装置
  9. 前記回路ユニットには、前記回路基板の主面に電子部品が実装されており、筒軸方向において前記電極パッドが位置する範囲には前記電子部品は実装されていない
    ことを特徴とする請求項5から8の何れか1項に記載の照明装置。
JP2013102033A 2013-05-14 2013-05-14 照明装置 Active JP6108223B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102033A JP6108223B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 照明装置
CN201420224576.1U CN203848049U (zh) 2013-05-14 2014-05-04 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102033A JP6108223B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014222985A JP2014222985A (ja) 2014-11-27
JP6108223B2 true JP6108223B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=51561064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013102033A Active JP6108223B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 照明装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6108223B2 (ja)
CN (1) CN203848049U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104913222A (zh) * 2015-06-26 2015-09-16 唐水 灯座、led灯具及led灯
CN104930380A (zh) * 2015-06-26 2015-09-23 唐水 一种led组件、led装置和led灯

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4784493B2 (ja) * 2006-11-22 2011-10-05 パナソニック電工株式会社 電源別置型のled点灯装置
JP5263592B2 (ja) * 2008-09-30 2013-08-14 東芝ライテック株式会社 Led点灯装置および照明器具
JP5320105B2 (ja) * 2009-02-23 2013-10-23 パナソニック株式会社 Led点灯装置及びそれを用いたled照明器具
WO2011092693A2 (en) * 2010-01-26 2011-08-04 Nahorled Ltd. Resonant fly-back power converter and led lighting unit powered therefrom
WO2011105025A1 (ja) * 2010-02-25 2011-09-01 パナソニック株式会社 電球形ランプ
KR20120015232A (ko) * 2010-08-11 2012-02-21 삼성엘이디 주식회사 Led 램프 및 led 램프용 구동 회로
JP2013069530A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Toyoda Gosei Co Ltd Led照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN203848049U (zh) 2014-09-24
JP2014222985A (ja) 2014-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5999498B2 (ja) Ledおよび照明装置
JP4854798B2 (ja) 照明装置
WO2010058808A1 (ja) Ledランプ
EP2505912A2 (en) Lamp device and luminaire
JP5570018B2 (ja) Ledモジュール
JP4866975B2 (ja) Ledランプおよび照明器具
JP6191914B2 (ja) 照明装置
JP2016528665A (ja) 超薄型ledライトエンジン
JP5849238B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP5555371B2 (ja) 照明用光源装置
JP6183655B2 (ja) 直管形ランプ及び照明装置
JP5513281B2 (ja) Ledランプおよび照明器具
TW201506296A (zh) 發光二極體燈泡
JP5129411B1 (ja) ランプ
JP6108223B2 (ja) 照明装置
JP5679897B2 (ja) Ledモジュール
JP2012164614A (ja) Led基板押さえ部材およびそれを用いたledランプ
JP2011181252A (ja) 照明器具
JP2014072149A (ja) 照明用光源及び照明装置
JP5824680B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP6566347B2 (ja) 照明装置
JP2014222627A (ja) ランプ
JP5669136B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP5811960B2 (ja) 発光モジュール
KR101023790B1 (ko) 나사형 엘이디 패키지 및 이를 이용한 조명장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141006

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170223

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6108223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151