JP2014222627A - ランプ - Google Patents

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JP2014222627A
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泰成 富吉
Yasunari Tomiyoshi
泰成 富吉
有岐也 金澤
Yukiya Kanazawa
有岐也 金澤
嘉隆 栗本
Yoshitaka Kurimoto
嘉隆 栗本
宜孝 太田
Nobutaka Ota
宜孝 太田
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Abstract

【課題】防水機能、防ガス機能を確保しつつ組立が容易な構造のランプを提供する。【手段】筒形状であって半導体発光素子12を外方に向けた状態で保持する筐体80と、開口端部が筐体に接合されることにより半導体発光素子12を覆うグローブ30と、グローブ30の開口端部31を周回するように配され、筐体80の一端部84の周縁部84aとグローブ30の開口端部31との接合面に生じる間隙に嵌挿されたシール部材90とを備え、グローブ30と筐体80との接合は、グローブ30の開口端部31に設けられた係止部32が、筐体80の一端部84の周縁部84aに設けられた被係止部85に係合することによりなされており、シール部材90は、間隙に沿って筐体80の外方と内方を結ぶ経路において係止部32よりも筐体の内方側に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等の半導体発光素子を光源とするランプ及び照明装置に関する。
近年、省エネルギーの観点から、白熱電球に代替する電球形ランプとして、半導体発光素子の一つであるLEDを光源として利用するランプが提案されている(例えば、特許文献1)。図6は、特許文献1に記載の従来のランプ900を示す断面図である。ランプ900は、半導体発光素子908を備えた発光モジュール901と、発光モジュール901を載置する基台902とを備える。さらに、発光モジュール901に電力を供給する回路ユニット904と、回路ユニット904を収容する回路ホルダ905と、外装を構成する筐体907及びグローブ906とを備える。基台902は、円板状の部材からなり、筐体907の一端に圧入され筐体907の一端を塞いでいる。基台902の外周面は、段差状になっており、段差部分と筐体907の一端との間にできた溝部にグローブ906の開口側の端部が挿入され接着剤923で固着されている。同時に、その溝部に接着剤923が充填されることにより基台902及び筐体907に固定(固着)されている。
特開2012−54213号公報
ところが、特許文献1記載のランプ900では、外装を構成するグローブ906と筐体907とを接着剤923にて固着する構造であるため、組立において接着剤の塗布工程と乾燥工程が必要であり、そのための製造コストを要し低コスト化の障害となっていた。また、接着剤に塗布ムラがあり接合部分の一部に接着材が塗布されていない領域があると、その部分の接合強度が低下するのみならず、その部分を通して内部に水分や気体が侵入するおそれがあり、防水機能、防ガス機能が低下することも懸念された。
これに対して、グローブの開口端部に係止爪を設け、筐体の一端部の周縁に設けた係止凹部に係合させることによりグローブと筐体とを接合し、組立工程を簡略化する方法が考えられる。
しかしながら、このような係止構造を採る場合にも、グローブと筐体との接合部分から内方に水分や気体が侵入することが懸念され、十分な防水機能、防ガス機能の確保が課題となる。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、信頼性の高い防水機能、防ガス機能を確保しつつ組立が容易なランプを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本明細書に開示されるランプは、半導体発光素子と、筒形状であって前記半導体発光素子を外方に向けた状態で一端部に保持する筐体と、開口端部が前記筐体の一端部の周縁部に接合されることにより前記半導体発光素子を覆うグローブと、前記グローブの開口端部を周回するように配され、前記筐体の一端部の周縁部と前記グローブの開口端部との接合面に生じる間隙に嵌挿されたシール部材とを備え、前記グローブと前記筐体との接合は、前記グローブの開口端部に設けられた係止部が、前記筐体の一端部の周縁部に設けられた被係止部に係合することによりなされており、前記シール部材は、前記間隙に沿って前記筐体の外方と内方を結ぶ経路において前記係止部よりも前記筐体の内方側に位置することを特徴とする。
また、別の態様では、前記シール部材は、弾性部材からなり前記グローブと前記筐体との接合方向と垂直に押圧されている構成であってもよい。
また、別の態様では、前記シール部材の前記経路における前記筐体の外方側には、前記筐体の一端部の周縁部又は前記グローブの開口端部の少なくとも一方に、前記シール部材に隣接して円周方向において少なくとも一部に段差が設けられており、前記シール部材は前記経路に垂直な方向において前記段差と一部が重なっている構成であってもよい。
また、別の態様では、前記筐体の一端部の周縁部の内側に前記グローブの開口端部が内挿されており、前記シール部材は、前記係止部よりも前記グローブの開口端部の先端側に配されている構成であってもよい。
また、別の態様では、前記グローブの開口端部の内側に前記筐体の一端部の周縁部が内挿されており、前記シール部材は、前記被係止部よりも前記筐体の一端部の先端側に配設されている構成であってもよい。
また、別の態様では、前記シール部材はOリングである構成であってもよい。
また、別の態様では、前記シール部材は、前記グローブと前記筐体との接合方向に押圧されていない構成であってもよい。
また、別の態様では、上記ランプと、前記ランプの装着を受け入れ、当該ランプを点灯させる照明器具であってもよい。
本明細書に開示されるランプは、水、薬品、埃、腐食ガス等が筐体の外方から係合部を通して筐体の内部に向けて侵入しようとする場合でも、大気圧下では係合部の微小な間隙を通り抜けることが難しくシール部材まで到達しにくい。これにより、シール部材は劣化しにくく信頼性の高い防水機能、防ガス機能を確保しつつ組立が容易な構造を実現できる。
第1の実施形態に係るランプ1を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係るランプ1を示す分解斜視図である。 図1におけるA部を拡大した拡大断面図である。 図1におけるA部と同じ部分を拡大した変形例に係るランプ1Aの拡大断面図である。 第2の実施形態に係るランプ300を示す縦断面図である。 従来のランプ900を示す縦断面図である。
≪第1の実施形態≫
[概略構成]
図1は、第1の実施形態に係るランプ1を示す縦断面図である。図2は、第1の実施形態に係るランプ1を示す分解斜視図である。ランプ1は、白熱電球の代替品となるLEDランプである。ランプ1は、発光モジュール10、基台20、グローブ30、回路ユニット40、回路ホルダ50、内筐体60、口金70、外筐体80およびシール部材90とを備える。
なお、図1において紙面上下方向に沿って描かれた一点鎖線は、ランプ1のランプ軸Jを示している。ランプ軸Jとは、ランプ1を照明装置のソケットに取り付ける際の回転中心となる軸であり、口金70の回転軸と一致している。また、図1において、紙面上方がランプ1の上方であり、紙面下方がランプの下方である。
[各部構成]
<発光モジュール10>
発光モジュール10は、実装基板11、半導体発光素子12および封止部材13を備える。
実装基板11としては、例えば、樹脂基板、セラミック基板、樹脂板と金属板とからなる金属ベース基板等の既存の実装基板を利用することができる。
半導体発光素子12は、ランプ1の光源である。半導体発光素子12は、実装基板11の上面にCOB(Chip on Board)技術を用いて、例えば、25個が5列5行でマトリックス状に実装されている。各半導体発光素子12としては、例えばGaN系の青色発光するLEDが用いられている。
封止部材13は、半導体発光素子12を一括で被覆するように、実装基板11上に設けられている。封止部材13は、波長変換材料が混入された透光性材料で構成されている。透光性材料としては、例えばシリコーン樹脂を利用することができる。また、波長変換材料は、半導体発光素子12から出射された青色光を黄色光に変換するためのものであり、例えば蛍光体粒子を利用することができる。
<基台20>
図2に示すように、基台20は略円板状であり、略円形の上面21の略中央に発光モジュール10が載置されている。発光モジュール10の基台20への固定方法としては、例えば、ねじ止め、接着、係止構造によるもの等がある。
図2に示すように、基台20の上面21には、回路ユニット40の一対のリード線44、45を挿通させるための一対の貫通孔24が形成されている。
基台20は、高熱伝導性材料で構成されている。高熱伝導性材料としては、例えば、金属材料、高熱伝導性樹脂材料等を用いることができる。高熱伝導性樹脂材料を用いる場合には、熱伝導性を有するフィラーを混入させることとしてもよい。基台20は、これらの材料を例えば射出成形することによって作製されている。
また、基台20として電気絶縁性材料を用いることで、発光モジュール10上の導体との間の沿面距離等、電気的絶縁性を考慮する必要が無く設計が容易になる。
基台20を構成する金属材料としては、例えば、アルミニウム、錫、亜鉛、インジウム、鉄、銅、銀、ニッケル、ロジウム、パラジウム等の単一の金属元素からなる純金属、複数の金属元素からなる合金、金属元素と非金属元素とからなる合金等が挙げられる。金属材料は特に熱伝導性が高く、さらに、プレス加工を用いて容易に作製することができる点で有利である。
高熱伝導性樹脂材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリプロピレンサルファイド、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンオキサイド、ポリサルフォン、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリフタールアミド等が挙げられる。
熱伝導性フィラーとしては、例えば、ガラス、酸化ケイ素、酸化ベリリウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、窒化ケイ素、窒化ホウ素、窒化チタニウム、窒化アルミニウム、ダイヤモンド、グラファイト、炭化ケイ素、炭化チタニウム、ホウ化ジルコニウム、ホウ化リン、ケイ化モリブデン、硫化ベリリウム、アルミニウム、錫、亜鉛、インジウム、鉄、銅、銀等の無機材料、あるいは、それらの内の2種類以上の金属材料からなる合金等で構成されるフィラーを使用することも可能である。さらに、これらのフィラーを複数種類併用することとしてもよい。
基台20の下面には、例えば、回路基板の端部を差し込む差込部23が形成し、この凹部に回路基板の端部が嵌合する構造にしてよい。この場合は、ランプ軸Jを中心とする基台20の回転移動が規制することができる。
<回路ユニット40>
回路ユニット40は、口金70を介して受電して半導体発光素子12を発光させるためのものである。回路ユニット40は、回路基板41、回路基板41の主面(実装面)に実装された複数の電子部品42、43、および回路基板41の他方の主面(実装面とは反対側の面)に配設された不図示の配線パターンを含む。なお、図面では一部の電子部品にのみ符号「42」および「43」を付している。
回路ユニット40は、回路ホルダ50に保持されている。具体的には、回路ユニット40は、回路基板41の主面がランプ軸J方向に沿う姿勢に保持されている。図2に示すように回路基板41は長尺状であり、回路基板41の長手方向がランプ軸Jに沿うように配置されている。このようにすることで、ランプ1の縮径化を図ることができる。
図1に示すように、回路ユニット40と発光モジュール10とは、一対のリード線44、45によって電気接続されている。一対のリード線44、45は、それぞれ基台20の貫通孔24を介して基台20の上方に導出されるとともに、発光モジュール10に接続されている。
図1に示すように、回路ユニット40と口金70とは、別の一対のリード線46、47によって電気接続されている。リード線46は、回路ホルダ50の小径部52に設けられた貫通孔54を通って、口金70のシェル部71と接続されている。また、リード線47は、回路ホルダ50の小径部52の下側開口56を通って、口金70のアイレット部72と接続されている。
ここで、図1に示すように、回路基板41における上方側の端部41aは、回路ホルダ50の上側開口55から露出している。
<回路ホルダ50>
回路ホルダ50は筒状部を有し、筒状部内において、回路基板41の主面が筒状部の筒軸方向に沿う姿勢に、回路ユニット40を保持するものである。ここで、ランプ1は白熱電球の代替品であるため、回路ホルダ50は円筒状をしており、回路ホルダ50の筒軸はランプ軸Jと一致している。本実施形態では、回路ホルダ50全体が筒状部となっている例を示している。
回路ホルダ50は、大径部51と小径部52とで構成される。大径部51は両側が開口し上方から下方へ向けて縮径した略円筒形状であり、大径部51の内部には、回路ユニット40の大部分が収容されている。大径部51の内周面51aには、回路基板41における外縁41bの一部を差し込むための溝部53が形成されている。外縁41bの一部が回路ホルダ50の溝部53に差し込まれることで、回路ユニット40が上記姿勢に保持される。
図1に示すように、小径部52には、口金70が外嵌されている。また、小径部52の外周面52aには、ランプ1の組立時において、回路ホルダ50の小径部52と外筐体80の円環部82における内周凹部とを位置合わせするために用いる凸部52bが形成されている。
回路ホルダ50は、例えば、樹脂材料や無機材料等の電気絶縁性材料で構成されている。樹脂材料としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が挙げられる。具体的には、ポリブチレンテレフタレート、ポリオキシメチル、ポリアミド、ポリフェニルサルフィド、ポリカーボネート、アクリル、フッ素系アクリル、シリコーン系アクリル、エポキシアクリレート、ポリスチレン、アクリロニトリルスチレン、シクロオレフィンポリマー、メチルスチレン、フルオレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、フェノール樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。
また、無機材料としては、ガラス、セラミック、シリカ、チタニア、アルミナ、シリカアルミナ、ジルコニア、酸化亜鉛、酸化バリウム、酸化ストロンチウム、酸化ジルコニウム等が挙げられる。
<内筐体60>
内筐体60は、回路ホルダ50における大径部51の外周面51bを覆う筒状部材である。内筐体60は円筒状をしている。内筐体60は熱伝導性材料で構成されており、ランプ1点灯時に発光モジュール10から発生する熱を口金70側に放散させる放熱部材、いわゆるヒートシンクとして機能する。内筐体60は、具体的には基台20と同様の材料で構成することができる。より具体的には、金属材料、高熱伝導性樹脂材料(熱伝導性を有するフィラーを混入させてもよい)等の高熱伝導性材料を用いることができる。内筐体60を金属材料で構成する場合、回路ホルダ50は電気絶縁性材料で構成されていることが望ましい。このようにすることで、回路ユニット40と内筐体60との間の電気的絶縁性を向上させることができる。
内筐体60は、円筒状の本体部61と、本体部61の下端に延設された円環状の係止部62とを含む。本体部61は、上方から下方へ向けて縮径している。本体部61は、回路ホルダ50の大径部51に外嵌されている。基台20は、本体部61の上側端部63に内嵌される。内筐体60と基台20とは、例えば、接着剤、かしめ等によって固定することができる。
図1に示すように、基台20の外周面22は、内筐体60の本体部61における内周面64の形状に合わせてテーパ形状となっている。したがって、基台20の外周面22が内筐体60の内周面64と面接触しているため、発光モジュール10で発生し基台20へ伝搬した熱が、内筐体60へ伝導し易くなっている。また、上述したように、基台20を高熱伝導性材料で構成されている。このため、基台20へ伝搬した熱を内筐体60へより効率良く伝導させることができる。そして、内筐体60に伝導した熱は、主に、回路ホルダ50の小径部52を介して口金70へ伝導し、口金70から照明器具側へ放熱される。
<口金70>
口金70は、ランプ1を点灯させる際に、照明器具のソケットから電力を受けるための部材である。口金70は、リード線46、47を介して回路ユニット40と電気接続されている。口金70は、回路ホルダ50における、小径部52の下側開口56を塞ぐように取着されている。口金70の種類は、特に限定されるものではないが、本実施形態ではエジソンタイプであるE26口金が使用されている。口金70は、略円筒形状であって外周面が雄ねじとなっているシェル部71と、シェル部71に絶縁部73を介して装着されたアイレット部72とを備える。
<外筐体80>
外筐体80は、内筐体60の外周面65を覆う、電気絶縁性材料で構成された筒状部材である。外筐体80は円筒状をしており、外筐体80の筒軸はランプ軸Jと一致している。外筐体80を構成する電気絶縁性材料としては、例えば、回路ホルダ50の説明の際に例示した樹脂材料や無機材料等が挙げられる。
外筐体80は、内筐体60の外周面65を覆う筒状の外殻部81と、外殻部81の下端からランプ軸Jに近づく方向に延出した円環部82と、円環部82の内周縁から下方に延出した筒状の絶縁部83とを含む。
外殻部81は、上方から下方へ向けて縮径している略円筒状である。外殻部81の内部には、内筐体60と、回路ホルダ50の大径部51とが収容されている。図1に示すように、円環部82は、内筐体60の係止部62を大径部51に押し付けることによって、内筐体60を回路ホルダ50に固定されている。絶縁部83は、回路ホルダ50の小径部52の根元部分に外嵌されており、内筐体60の本体部61と口金70との間に介在することで、内筐体60と口金70との間の電気的絶縁を確保している。
外筐体80の上側端部84とグローブ30とを接合するために、外筐体80の上側端部84の周縁部84aの内周面には、周縁部84aの表面を凹入されてなる係止凹部85が円周に沿って複数個所に形成されている。本実施形態では係止凹部85は内周上に、一例として4箇所形成されている。しかしながら、係止凹部85の個数はこれに限られない。また、周縁部84aの内周面全周に渡って連続して係止凹部を構成してもよい。
<グローブ30>
グローブ30は、発光モジュール10の上方を覆う、開口端部を有する略ドーム状の袋状体である。開口端部が筐体の一端部の周縁部に接合されることにより半導体発光素子12を封止する。グローブ30は、例えば、透光性を有する樹脂材料やガラスで構成されている。
グローブ30の内面には、発光モジュール10から発せられた光を拡散させるための拡散処理が施されていることとしてもよい。拡散処理としては、グローブ30の材質がガラスである場合には、例えば、シリカや白色顔料等による拡散処理や、シリカ、無定形シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン等をボンコート材に混合させたものを塗布する方法等がある。発光モジュール10から出射された光は、グローブ30の内面に入射し、グローブ30を透過して、グローブ30の外部へと取り出される。また、グローブ30の材質が樹脂である場合には、樹脂に拡散材を混入してグローブ30を拡散処理することができる。
グローブ30の開口端部31と外筐体80の上側端部84とを接合するために、グローブ30の開口端部31の外周面31aには、表面を凸出した係止爪32が外周に沿って複数個所に設けられている。本実施形態では係止爪32は外周上に、一例として、4箇所形成されている。しかしながら、係止爪32の個数はこれに限られない。また、開口端部31の外周面31a全周に渡って連続して係止爪を構成してもよい。
図3は、図1におけるA部を拡大した拡大断面図である。図3(a)は、周縁部84aの円周に沿った断面のうち係止爪32が存在する断面を示し、(b)は係止爪32が存在する断面を示す。図2及び図3に示すように、グローブ30の開口端部31の外周面31aにある係止爪32を外筐体80の上側端部84の周縁部84aに設けられた係止凹部85に係合させることにより、グローブ30と外筐体80とが接合される。すなわち、係止爪32を係止部としたとき係止凹部85は被係止部となり、係止爪32を被係止部としたとき係止凹部85は係止部となる。この構成により、グローブ30を外筐体80に挿入するだけで両者を接合できるので、グローブ30を外筐体80との組立工程を簡略化することができる。
<シール部材90>
シール部材90は、グローブ30の開口端部31の外周面と外筐体80の上側端部84の周縁部84aの内周面との間にシール部材90が嵌挿されている。シール部材90は、グローブ30と外筐体80との円周形状の接合面を周回するリング状の弾性部材であり、接合部分から内方に水分や硫化水素等の腐食ガス等が侵入することを防止するためのものである。
弾性部材は、ゴム、エラストマー等からなる。具体的には、ニトリルゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、水素化ニトリルゴムシリコーンゴム等を材質とするOリング、角リング、Dリング、その他特殊断面形状のリング等を用いることができる。本実施形態では、断面直径が1.5mm、周長120mm、ゴム硬度50度(国際ゴム硬さ(IRHD))のシリコーンゴムからなるOリングを単数用いた。
上述したように、グローブ30と外筐体80との接合は、グローブ30の開口端部31に設けられた係止爪32が、外筐体80の一端部84の周縁部84aに設けられた係止凹部85に係合することによりなされている。図1及び図3に示すように、シール部材90は、外筐体80の一端部84の周縁部84aとグローブ30の開口端部31との接合面に生じる間隙Bに沿って外筐体80の外方と内方を結ぶ経路b−b’において係止爪32と係止凹部85からなる係合部Cよりも外筐体80の内方b’側に位置するように配されている。間隙Bは約0.05から0.3mm程度の微小な隙間である。この構成により、水、薬品、埃、硫化水素等の腐食ガス等が外筐体80の外方bから経路b−b’を通して外筐体80の内部に向けて侵入しようとする場合でも、大気圧下では係合部Cが形成された微小な間隙Bの区間を通り抜けることが難しくシール部材90まで到達しにくくなる。
また、シール部材90の経路b−b’における外筐体80の外方b側には、グローブ30の開口端部31に、シール部材90に隣接して、円周方向において少なくとも一部、例えば係止爪32と重なる位置に段差33が設けてもよい。この場合、組立時にシール部材90を仮止めすることができる。また、シール部材90は経路b−b’に垂直な方向において段差33と一部が重なる状態にある。すなわち、シール部材90は経路b−b’において、一部が段差33によって外方bから見て隠れた状態にある。この構成により、水、薬品、埃、硫化水素等の腐食ガス等が外筐体80の外方bから経路b−b’を通して外筐体80の内部に向けて侵入し、シール部材90の近くまで到達した場合でも、シール部材90の表面において水、薬品、埃、腐食ガスに直接接触する部分の面積を軽減することができる。これにより、長期間、例えば、数年間使用した場合でもシール部材を構成する劣化し弾性が失われることを防止できる。尚、上記構成の他、段差33を設けない構造としてもよい。
また、シール部材90は、外筐体80の一端部84の周縁部84aとグローブ30の開口端部31の間に嵌挿され、各々の面から垂直な方向に圧力を受ける。外筐体80の一端部84の周縁部84a及びグローブ30の開口端部31の各表面は、グローブ30と外筐体80が接合されるランプ軸J平行であるため、シール部材90はグローブ30を外筐体80に接合する際にグローブ30を挿入する方向に対し垂直に押圧される。すなわち、接合方向にかかる力や位置の変動がシール部材90への押圧力に影響しないこととなる。これにより、シール部材90は、グローブ30と外筐体80との接合方向に押圧されていない。この構成により、係合部Cにおいて、グローブ30と外筐体80とが互いに接合される方向にガタを有しており、両者に相対的に動くような場合でも、この動きによってシール部材90の変形量が変わり、シール部材90にかかる押圧力が変動することを防止できる。その結果、グローブ30と外筐体80との寸法バラツキ等にかかわらず、シール部材90に均等な押圧力が付勢され一定の防水機能、防ガス機能を確保することができる。
以上説明したように、本実施形態では、上記した構成により、グローブ30を外筐体80に挿入するだけで両者を接合できるので、グローブ30を外筐体80との組立工程を簡略化することができる。また、上述のとおり、かかる組立が容易なランプ構造において、信頼性の高い防水機能、防ガス機能を確保することができる。
<変形例>
以上、第1の実施形態に係るランプについて説明したが、例示した照明装置1を以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示した通りの照明装置1に限られないことは勿論である。
上記した実施形態に係る照明装置1では、外筐体80の一端部84の周縁部84aの内側にグローブ30の開口端部31が内挿されており、シール部材90は、係止部32よりもグローブ30の開口端部31の先端側に配されている構成とした。しかしながら、シール部材90は、外筐体80との接合面に生じる間隙Cに沿って外筐体80の外方と内方を結ぶ経路b−b’において係止部Cよりも外筐体80の内方b’側に位置するように配されている構成であれば良く、下記のとおり変形可能である。
図4は、図1におけるA部と同じ部分を拡大した変形例に係るランプ1Aの拡大断面図である。ランプ1Aでは、グローブ130の開口端部131の内周面134に内筐体160の一端部163の周縁部163aが内挿されており、シール部材90は、被係止部166よりも内筐体160の一端部163の先端側に配設されている点で相違する。外筐体180は、内筐体160の外周161に密着するように配されている。
ランプ1Aでは、グローブ130と内筐体160との接合は、グローブ130の開口端部131に設けられた係止爪132が、内筐体160の一端部163の周縁部163aに設けられた係止凹部166に係合する。図4に示すように、シール部材90は、内筐体160の一端部163の周縁部163aとグローブ130の開口端部31との接合面に生じる間隙Dに沿って経路d−d’において係止爪132と係止凹部166からなる係合部Eよりも内筐体160の内方d’側に位置する。間隙Dは約0.05から0.3mm程度の微小な隙間である。この構成により、ランプ1同様に、水、薬品、埃、硫化水素等の腐食ガス等が内筐体160の外方dから経路d−d’を通して内筐体160の内部に侵入しようとする場合でも、大気圧下では係合部Eが形成された微小な間隙Dの区間を通り抜けることが難しくシール部材90まで到達しにくくなる。
また、経路d−d’における内筐体160の外方d側には、グローブ130の開口端部131に、シール部材90に隣接して円周方向において少なくとも一部、例えば係止爪132と重なる位置に段差133が設けてもよい。この場合、組立時にシール部材90を仮止めすることができる。また、シール部材90は、経路d−d’に垂直な方向において段差133と一部が重なる状態にある。すなわち、シール部材90は経路d−d’において、一部が段差133によって外方dから見て隠れた状態にある。この構成により、水、薬品、埃、腐食ガス等が内筐体160の外方dから経路d−d’を通して内筐体160の内部に向けて侵入し、シール部材90近くまで到達した場合でも、シール部材90の表面において水、薬品、埃、腐食ガスに直接触れる部分の面積を軽減することができる。これにより、長期間、例えば、数年間使用した場合でもシール部材を構成する劣化し弾性が失われることを防止できる。尚、上記構成の他、段差133を設けない構造としてもよい。
また、シール部材90は、内筐体160の一端部163の周縁部163aとグローブ130の開口端部31の間に嵌挿され、各々の面から垂直な方向に圧力を受ける。内筐体160の一端部163の周縁部163a及びグローブ130の開口端部131の各表面は、グローブ130と内筐体160が接合されるランプ軸J平行であるため、シール部材90はグローブ130を内筐体160に接合する際にグローブ30を挿入する方向に対し垂直に押圧される。そのため、接合方向にかかる力や位置の変動がシール部材90への押圧力に影響しないこととなる。これにより、シール部材90は、グローブ130と内筐体160との接合方向に押圧されていない。この構成により、係合部Eにおいて、グローブ130と内筐体160とが互いに接合される方向にガタを有し両者に相対的に動くような場合でも、この動きによってシール部材90の変形量が変わりシール部材90にかかる押圧力が変動することを防止できる。その結果、グローブ130と内筐体160との寸法バラツキ等にかかわらず、シール部材90に均等な押圧力が付勢され一定の防水機能、防ガス機能を確保することができる。
≪第2の実施形態≫
図5は、第2の実施形態に係るランプ300を示す縦断面図である。ランプ300は、半導体発光素子の照射角の狭さを補って、良好な配光特性を実現することが可能なランプである。図5において、第1の実施形態におけるランプ1と同様の構成については同符号を付しており、以降説明を省略する。
本実施形態に係るランプ300の主な特徴は、ランプ1の構成に加え、さらに、光散乱部材3100を備える点である。
発光モジュール310は、実装基板311、不図示の複数の半導体発光素子、半導体発光素子を個別に覆う複数の封止部材313を含む。実装基板311は円板状であり、その外周部には、複数の半導体発光素子および複数の封止部材313が円環状に等間隔に配置されている。
基台320は略円板状であり、上面321に発光モジュール310を載置する。基台320の下面323には、回路基板41の端部41aが差し込まれる差込部324が形成されている。差込部324は、第1の実施形態における差込部23と同様に、下面323の一部が上面321側に凹入してなる凹部である。差込部324に端部41aが差し込まれることで、ランプ軸Jを中心とする基台320の回転移動が規制される。図5においては、基台320の下面323側から見た差込部324の平面視形状、および回路基板41の主面側から見た端部41aの平面視形状については図示していないが、第1の実施形態およびその変形例で説明した構成を適用することができる。
光散乱部材3100は、略円筒状の第1部位3101と、第1部位3101の上方に設けられた略円筒状の第2部位3102とからなる。第1部位3101および第2部位3102は、いずれも外径が下方から上方へ向けて漸次拡径しており、その拡径した部分の外周面が光散乱部材3100の反射面3103、3104となっている。一方、光散乱部材3100の内径は、上下方向全体に亘って均一に形成されている。また、光散乱部材3100は、その中心軸が発光モジュール310の実装基板311と直交した状態で、3つのねじ301により、基台320に固定されている。
光散乱部材3100は、平均粒子径1[μm]以下の透光性光散乱粒子が分散混入された透光性材料からなる。具体的には、ポリカーボネート等の樹脂材料、ガラス、セラミック等の透光性材料で形成された基体部分に、チタニア、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛等の透光性材料で形成された粒子部分が分散されてなるものである。この基体部分および粒子部分を構成する透光性材料は、それぞれ無色透明であることが好ましいが、これに限定されず、透光性を有していれば有色透明であっても良い。光散乱部材3100の内部で効率良く光を散乱させるためには、粒子部分を構成する透光性材料は、基体部分を構成する透光性材料よりも、屈折率が高いほうが望ましい。
光散乱部材3100は、ランプ300の配光角を広げる機能を有する。この光散乱部材3100の機能により、照射角が狭い半導体発光素子が用いられている場合であっても、ランプ300の配光特性は良好となる。
本実施形態に係るランプの構成によっても、第1の実施形態で説明した効果を得ることが可能である。第2の実施形態に係るランプ300は、第1の実施形態と同様に、外筐体80の上側端部の周縁部の内側にグローブ30の開口端部31が内挿され係止されている。シール部材90は、外筐体80の上側端部の周縁部の内周面とグローブ30の開口端部31の外周面との間にシール部材90が嵌挿されている。シール部材90は、接合部分から内方に水分や硫化水素等の腐食ガス等が侵入することを防止するためのものである。かかる構成により、グローブ30を外筐体80に挿入するだけで両者を接合できるので、グローブ30を外筐体80との組立工程を簡略化することができる。また、かかる組立が容易なランプ構造において、信頼性の高い防水機能、防ガス機能を確保することができる。
また、図5では、第1の実施形態の構成を適用した例を示したが、第2の実施形態およびその変形例の構成を適用することも勿論可能である。
≪その他の変形例≫
以上、本発明の構成を、実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。例えば、実施形態に係るLEDランプの部分的な構成および下記の変形例に係る構成を、適宜組み合わせてなるLEDランプであっても良い。
また、上記実施形態に記載した材料、数値等は好ましいものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、LEDランプや照明装置の構成に適宜変更を加えることは可能である。
(1)上記の実施の形態等においては、口金70は、回路ホルダ50における、小径部52の下側開口56を塞ぐように小径部52に口金70が外嵌されている構成とした。しかしながら、回路ホルダの小径部52に口金70を外嵌する際に、小径部52と口金70の内周との間に口金用シール部材を介挿する構成としてもよい。口金用シール部材は、小径部52と口金70の内周との円周形状の接合面を周回するリング状の弾性部材であり、接合部分から内方に水分や硫化水素等の腐食ガス等が侵入することを防止するためのものである。弾性部材は、シール部材90と同様に、ゴム、エラストマー等からなる。具体的には、ニトリルゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、水素化ニトリルゴムシリコーンゴム等を材質とするOリング、角リング、Dリング、その他特殊断面形状のリング等を用いることができる。例えば、ゴム硬度50度(国際ゴム硬さ(IRHD))のシリコーンゴムからなるOリングを用いてもよい。この構成により、水、薬品、埃、硫化水素等の腐食ガス等が小径部52と口金70の隙間を経由して、回路ホルダ50における小径部52の下側開口56から回路ホルダ50の内部に侵入することを防止できる。
(2)上記の実施形態等においては、半導体発光素子としてLEDを用いる例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、LD(レーザダイオード)やEL素子(エレクトロルミネッセンス素子)等であっても良い。LEDをはじめ、これらの半導体発光素子はいずれも、白熱電球と比較して照射角が狭いものである。したがって、このような半導体発光素子を備えるランプに本発明を適用することにより、配光角向上効果の実効を図ることができる。
(3)上記の実施形態等においては、半導体発光素子が実装基板の上面にCOB技術を用いて実装されたものであることとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、SMD(Surface Mount Device)型のものを用いて実装されたものであっても良い。
(4)上記の実施形態等においては、半導体発光素子として青色LEDを用いるとともに、蛍光体粒子として黄色蛍光体粒子を用いることで白色光を得ることとしたが、本発明はこれに限定されない。白色発光のLEDを用いたり、青色発光、赤色発光および緑色発光の3種のLEDを用いて混色により白色光を得たりすることとしてもよく、この場合、蛍光体粒子は不要である。
(5)上記の実施形態等においては、実装基板上に半導体発光素子を実装することしたが、本発明はこれに限定されない。基台を電気的絶縁性材料で構成するとともに、基台の上面に配線パターンを形成し、その配線パターン上に半導体発光素子を直接実装する構成であっても良い。この構成の場合、実装基板は不要である。
(6)上記の実施形態等においては、口金がエジソンタイプのE型であることとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、GY、GX等のGタイプであっても良い。
(7)上記の実施形態等においては、回路ユニット40は、必ずしもその全部が回路ホルダ50の内部に収容されていることとしたが、本発明はこれに限定されない。 回路ユニット40は、必ずしもその全部が回路ホルダ50の内部に収容されている必要はなく、例えば、回路ユニット40の少なくとも一部が収容されていれてもよい。また、本実施形態では、回路基板41がその実装面とランプ軸Jとが垂直になるように配置されているが、回路基板41は、その実装面がランプ軸Jと平行する姿勢で配置されても良い。
≪補足≫
以上で説明した実施形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。実施形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、工程の順序などは一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、実施形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない工程については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
また、発明の理解の容易のため、上記各実施形態で挙げた各図の構成要素の縮尺は実際のものと異なる場合がある。また本発明は上記各実施形態の記載によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
さらに、照明装置においては基板上に回路部品、リード線等の部材も存在するが、電気的配線、電気回路について照明装置等の技術分野における通常の知識に基づいて様々な態様を実施可能であり、本発明の説明として直接的には無関係のため、説明を省略している。尚、上記示した各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
1、1A、300 ランプ
10、310 発光モジュール
11、311 実装基板
20、320 基台
30、130 グローブ
31、131 開口端部
31a、外周面
32、132 係止爪
40 電源回路
50 回路ホルダ
60、160筐体(内筐体)
63、163 端部
63a、163a 周縁
70 口金
80、180 カバー(外筐体)
84 端部
84a 周縁
85 係止凹部
90 シール部材
134 内周面
166 係止凹部
313 封止部材
3100 光散乱部材
3101 第1部位
3102 第2部位
3103、3104 反射面
3201 反射面

Claims (8)

  1. 半導体発光素子と、
    筒形状であって前記半導体発光素子を外方に向けた状態で一端部に保持する筐体と、
    開口端部が前記筐体の一端部の周縁部に接合されることにより前記半導体発光素子を覆うグローブと、
    前記グローブの開口端部を周回するように配され、前記筐体の一端部の周縁部と前記グローブの開口端部との接合面に生じる間隙に嵌挿されたシール部材とを備え、
    前記グローブと前記筐体との接合は、前記グローブの開口端部に設けられた係止部が、前記筐体の一端部の周縁部に設けられた被係止部に係合することによりなされており、
    前記シール部材は、前記間隙に沿って前記筐体の外方と内方を結ぶ経路において前記係止部よりも前記筐体の内方側に位置する、
    ことを特徴とするランプ。
  2. 前記シール部材は、弾性部材からなり前記グローブと前記筐体との接合方向と垂直に押圧されている
    ことを特徴とする請求項1記載のランプ。
  3. 前記シール部材の前記経路における前記筐体の外方側には、前記筐体の一端部の周縁部又は前記グローブの開口端部の少なくとも一方に、前記シール部材に隣接して円周方向において少なくとも一部に段差が設けられており、前記シール部材は前記経路に垂直な方向において前記段差と一部が重なっている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のランプ。
  4. 前記筐体の一端部の周縁部の内側に前記グローブの開口端部が内挿されており、
    前記シール部材は、前記係止部よりも前記グローブの開口端部の先端側に配されている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のランプ。
  5. 前記グローブの開口端部の内側に前記筐体の一端部の周縁部が内挿されており、
    前記シール部材は、前記被係止部よりも前記筐体の一端部の先端側に配設されている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のランプ。
  6. 前記シール部材はOリングである
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のランプ。
  7. 前記シール部材は、前記グローブと前記筐体との接合方向に押圧されていない
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のランプ。
  8. 請求項1から7の何れかに記載のランプと、前記ランプの装着を受け入れ、当該ランプを点灯させる照明器具を備えたことを特徴とする照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015018647A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 三菱電機株式会社 カバー取付機構及び照明装置
JP2017157275A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日立アプライアンス株式会社 電球形照明装置

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