JP5567377B2 - 電動ウォーターポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、電動ウォーターポンプの回路基板においてホールICを最適位置に安定且つ耐久性のある状態で装着することができる電動ウォーターポンプに関する。
近年車両の電動化,ハイブリッド化の進展により車両への電動ウォーターポンプの搭載が増加している。電動ウォーターポンプの中でもモータの機能を有する部分とポンプの機能を有する部分が一体となった、いわゆる一体型の電動ウォーターポンプが使用されることが多い。一体型の電動ウォーターポンプでは、モータの固定子の役割を担うステータコア及びコイルからなるステータと,モータの回転子の役割を担うインナーマグネットと,該インナーマグネットと一体化されたインペラとが配置されている。そしてコイルへの通電を制御することによりステータの磁力を制御し、インナーマグネットを持続的に滑らかに回転させている。
ステータは固定されているがインナーマグネットは回転するため、ステータの磁極とインナーマグネットの磁極との相対角度は時々刻々と変化していく。そしてステータの磁極とインナーマグネットの磁極との相対角度が、ある決められた角度である決められた大きさでステータに磁力を発生させることでインナーマグネットを持続的に滑らかに回転させている。上記動作を達成するためインナーマグネットの磁界の大きさを測定することによって、その時々のインナーマグネットの磁極の角度方向の位置(位相)を検知しており、磁界の向き及び大きさを測定する手段として、ホールICが広く一般に使用されている。
特開2001−304167
ホールICにてインナーマグネットの磁極の位相を検知する構成が開示された例として、特許文献1が挙げられる。まず特許文献1の従来の技術及び図3の構成では、羽根車(3)に着磁部(3c)が設けられ、該着磁部(3c)の磁界の大きさを測定する検出部(9)が設けられている。検出部(9)は、プリント基板(7)に一体的に形成された保持部(9a)に固定され配線されている。検出部(9)からの電気信号に対応してコイル(6)に羽根車(3)を回転させるた
めの駆動電力を供給する制御部(10)が配置されている。
しかしながら羽根車(3)の回転位置を検出するための検出信号としては、円筒部(3a)の
内面に着磁された着磁部(3c)の磁束を拾うように構成されているので、検出部(9)は、プ
リント基板(7)から離れた位置の着磁部(3c)に対向する位置に長尺な保持部(9a)を介して
配置する必要があり、保持部(9a)の歪等により検出のための位置精度を確保するのが困難となる。また、羽根車(3)が片持ち式に固定軸(15)に軸支されているので、円筒部(3a)が
揺動し検出部9との相対隙間が変化し易いので、検出のための位置精度を確保するのが困難となる。
また、特許文献1の実施例及び図1の構成では、プリント基板(22)に端子(13a,13b)を
介してコイル(6)が結合されており、ステータ(5)とプリント基板(22)とはそれぞれが直接連結されて固定されているものでは無いため、組み付け時にステータ(5)とプリント基板(22)の相対位置は誤差を含んだものとなる。そのためステータ(5)と検出部(21)との相対位
置も組み付け誤差を含んだものとなるため、ステータ(5)の磁極の切り替えタイミングに
誤差を含む可能性があり、モータとしての性能・特性を安定化させることには限界があった。
また、羽根車(20)の先端面(20b)の軸方向に対応した位置に検出部(21)が面実装されているため、ポンプ全体としての軸方向の長さが長くなってしまうという課題もあった。本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的)は、電動ウォーターポンプの回路基板において、ホールICを最適位置に安定且つ耐久性のある状態で装着することができ、しかも極めて簡単な構成にすることにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、モータハウジングと、樹脂製のインシュレータにて被覆されたステータコアとコイルとからなるステータと、回路基板と、該回路基板に装着されるホルダと、該ホルダに装着されるホールICとからなり、前記ホルダの底面部が前記回路基板の所定位置に固定され、前記インシュレータには、前記ホルダが挿入されるホルダ収納部が形成され、前記モータハウジング内に前記ステータが配置固定され、前記回路基板が前記モータハウジングに適正に装着されると共に、前記ホルダが前記ホルダ収納部に挿入支持され、前記インシュレータには周方向に複数の筋状の空隙となるスロットが形成され、前記ホルダ収納部は前記任意のスロットに連続形成され、前記ホルダの頂面部には前記スロットに挿入支持される固定突起条が形成されてなる電動ウォーターポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、ホールICを装着するホルダを備え、該ホルダは回路基板に固定されている。また、ステータのインシュレータには、前記ホルダを収納するホルダ収納部を設けている。よって、モータハウジングにステータ及び回路基板を装着固定するのみで、ホールICが装着されたホルダは、回路基板とホルダ収納部によって安定した状態で固定され、極めて簡単な構成にて正確な位置に取り付けることができる。また、ステータのインシュレータにホルダ収納部が形成され、ホルダが納められるので、電動ウォーターポンプは径方向及び軸方向に寸法が拡大することは無く、省スペース化を実現することもできる。これは、配置されるべき部材であるインシュレータ内をホルダ収納部として使用することで、スペースの増大を無くしている。
さらに請求項1の発明では、ホルダの頂面部に固定突起条が形成され、該固定突起条がステータの空隙部であるスロットに挿入される構成としたことで、ホルダの上下両側が回路基板とスロットによって確実に固定されることになる。これは、ホルダが上下方向において両端支持構成となり、ホールICは、ホルダを介して確実に設置されるため、外部からの振動の影響を受けても、ホールIC自身の振動を抑制できる。したがって、インナーマグネットの正確な磁界の測定が行え、もってより一層高い精度で正確なモータ制御を行うことが可能となる。
(A)は本発明の縦断側面図、(B)は(A)のX1−X1矢視断面図、(C)は(A)のX2−X2矢視断面図である。 (A)はステータと回路基板とホルダとを組み付けた状態の一部切除した斜視図、(B)はステータと回路基板とホルダとを組み付けた状態の横断平面図。 (A)は回路基板とホルダの斜視図、(B)は図2(A)のY1−Y1矢視図である。 (A)はホルダにホールICを装着した斜視図、(B)はホルダの斜視図、(C)はホルダの平面図、(D)はホルダの下面図、(E)は(B)のX3−X3矢視断面図、(F)は(B)のY2−Y2矢視断面図である。 (A)はホルダが装着された回路基板とステータとを組み付けようとする断面図、(B)はステータにホルダが装着された一部切除した斜視図、(C)はステータにホルダを組み付けようとする一部切除した斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の構成は、図1(A)に示すように主に、モータ部Aとポンプ部Bとから構成されている。さらにモータ部Aは、モータハウジング1と,ステータ2と,インナーマグネット3と,シャフト4と,回路基板5と,ホルダ6と,ホールIC7とから構成される。モータハウジング1は、樹脂製であり、内部に前記ステータ2及びインナーマグネット3が配置される。
モータハウジング1には、円筒カップ形状の隔壁部11が形成されている(図1参照)。該隔壁部11の周壁部11aと底部11bとから構成され、該底部11bには軸支部11cが形成されている〔図1(A)参照〕。該軸支部11cには、シャフト4が装着され、隔壁部11の内方側にインナーマグネット3が前記シャフト4によって回転自在に軸支され、前記隔壁部11の周壁部11aの外側にステータ2が装着されるようになっている。すなわち、ステータ2とインナーマグネット3とは隔壁部11によって水密的に仕切られる構造となる。
モータハウジング1は、前記隔壁部11の開口部から外方に向かってハウジングベース12が形成されている。ハウジングベース12の下面はベース開口部12aが形成され、該ベース開口部12aからモータハウジング1内にステータ2及び回路基板5が装着される構成である。ステータ2の具体的構成については、後述する。
インナーマグネット3は、後述するインペラ9が一体形成されたものである。インナーマグネット3は円筒形状のマグネット材31に樹脂製のマグネット外筒部32にて被覆され、マグネット材31の直径中心には前記シャフト4が挿通する軸孔33が形成されている。インナーマグネット3は、周方向に沿って角度が均等となるように偶数の磁極が形成されている〔図2(B)参照〕。なお、マグネット材31と、樹脂製のマグネット外筒部32はプラスチックマグネットにて一体形成しても良い。
回路基板5は、前記モータハウジング1の隔壁部11の底部11bに近接するようにしてベース開口部12aに配置され、回路基板5が前記シャフト4に対して垂直となるようにしてモータハウジング1内に配置される。回路基板5には、コイルに電力を供給する電子部品群と、該電力を供給する電子部品群を制御する電子部品群が配置されている。回路基板5上の電子部品は、モータハウジング1に一体形成されたコネクタから電力を供給される。
モータハウジング1のベース開口部12aから封止樹脂rが流し込まれ、加熱固化させることで、回路基板5及びモータ部Aの全領域が封止樹脂rにて被覆される。このような構成によりステータ2,回路基板5及び該回路基板5上の電子部品等のポンプ部B以外の部材が封止樹脂rで包まれる。封止樹脂rは放熱,防塵,水かかり防止(防水)等の機能を有する。
ホールIC7は、インナーマグネット3の磁極の位相を検知する役目をなすセンサである。インナーマグネット3を滑らかに回転させ続けるためには、ステータ2のコイル27に順番に電力を供給する。コイル27に電力を供給するタイミングは、インナーマグネッ
ト3の磁極の位相(角度位置)を検知することによって判断している。ホールIC7とは、磁界の向きと大きさを測定するセンサであり、このホールIC7にてインナーマグネット3の磁極の位相を検知し、その磁極の位相を基に制御を行い、適切なタイミングで適切な大きさの電力をコイル27に供給する。ホールIC7は、ホルダ6に装着される。
ホルダ6は、回路基板5の所定位置に取り付けられる〔図3(A)参照〕。すなわち、回路基板5がモータハウジング1のベース開口部12a内に適正に装着された状態で、前記ホールIC7の向きがインナーマグネット3の直径中心に向かうように回路基板5に設置される〔図1(B),(C)及び図2(B)参照〕。ホルダ6は、図4(A)乃至(E)に示すように、略五角柱形状の筐体状に形成されたものであり、高さ方向の一端の底面部61が回路基板5の所定位置に当接している。ホルダ6の回路基板5への装着については、前記底面部61に3つの小突起状の取付ピン61a,61a,…が形成され、該取付ピン61a,61a,…が回路基板5の所定位置に形成された3つの取付孔5a,5a,…に挿入されることによって固定される〔図3(B),図4(F)参照〕。ホルダ6の取付ピン61aは、回路基板5の取付孔5aに対して圧入嵌合される程度の構成であることが好ましく、また必要に応じて、取付ピン61aと取付孔5aとが接着剤によって、固着されてもよい。
ホルダ6の側面部62は、5つの面からなるものであり、回路基板5をモータハウジング1のハウジングベース12に適正に装着した状態で、前記隔壁部11の周壁部11aに近接した位置に正面62aが位置する。該正面62aを幅方向両側に位置する2つ横側面62b,62bにおいて、1つの横側面62bは正面62aに対して略直角に形成され、他方の面は鈍角となるように形成されている。また、前記正面62aと背面62cとは、略平行である。残りの面は、特に限定されるものではない。
ホルダ6の前記正面62aの上方には、素子支持部64が形成されている。該素子支持部64は、ホールIC7が装着される凹状収納部である〔図4(B),(C)参照〕。素子支持部64は、略直方体状に凹む空隙であり、ホルダ6の頂面部63からホールIC7を挿入するようにして装着できる構成となっている〔図4(A)参照〕。素子支持部64の幅方向両側には、幅方向中心に向かうと共に上下方向に沿う突起条64a,64aが形成される。両突起条64a,64aは、左右対称に形成され、両突起条64a,64a間から素子支持部64に収納されたホールIC7の検知面となる素子本体71が露出する〔図4(A)参照〕。
また、前記素子支持部64の下方には、素子リード72,72,…が挿通するリード支持通路65,65,…が形成されている。前記ホールIC7の素子リード72,72,…は、3本有り、前記リード支持通路65も3個形成される。そして、リード支持通路65,65,…は、ホルダ6の正面62aにおいて、前記素子支持部64の下端より溝状に2本形成され、残りの1個は、ホルダ6内において貫通孔状に形成されている〔図4(C)乃至(F)参照〕。
ホールIC7の3本の素子リード72,72,…は、その先端が三角形の頂点を構成するようにして回路基板5に設置されるので、ホルダ6内部のリード支持通路65は、他のリード支持通路65,65に対してホルダ6の底面部61に向かうに従い次第に間隔が広がるように形成されている。このときホルダ6内を貫通孔として形成されたリード支持通路65は、素子支持部64の下端に略長方形状の開口が形成され、底面部61に向かって次第に略正方形となるように狭くなる形状に形成されている〔図4(F)参照〕。ホルダ6の頂面部63には、一方側の横側面62bに沿って固定突起条66が形成されている〔図4(B),(C)参照〕。該固定突起条66は、横側面62bの全長に亘って形成される。
前記ステータ2のインシュレータ24には、ホルダ収納部26が形成されている〔図2(A),図3(B),図5(B)参照〕。ステータ2は、複数の磁極が形成されるものであって、鉄合金からなるステータコア21と、ティース部22と、該ステータコア21を覆う樹脂製のインシュレータ24と、該インシュレータ24及びステータコア21を多数回巻くコイル27とからなる〔図2(B)参照〕、ステータコア21とティース部22とは、一体的に形成され、ステータコア21が外周側で、ティース部22が内周側となるようにして配置され、樹脂製のインシュレータ24によって被覆され、完全な円環形状としたステータ2を構成している〔図2(B)参照〕。
ステータ2は、前述したように、外周側は完全な円環形状になっているが、内周側に円環状に配列されたティース部22,22,…の隣接箇所で、インシュレータ24に離間した空隙部であるスロット25,25,…が存在する。ステータコア21とティース部22とはそれぞれ、偶数個が設けられたもので、具体的には6個設けられている。したがって、前記スロット25,25,…は6個存在する。
ステータコア21の略全体を覆うように樹脂製の薄いインシュレータ24が形成されている。つまりステータコア21が樹脂製のインシュレータ24にて覆われ、ステータコア21にインシュレータ24を介してコイル27が巻き付けられている。インシュレータ24は、ステータコア21及びティース部22を被覆している部分とステータコア21及びティース部22が存在しない樹脂肉部分のみの箇所が存在する。すなわち、インシュレータ24は、ステータコア21とティース部22とを被覆すると同時にステータコア21とティース部22よりも大きめの体積を有するように形成される〔図1(A),図3(B)参照〕。
そして、インシュレータ24の回路基板5寄りの部分は、樹脂肉部のみとなるように構成され、ホルダ収納部26を形成しても、前記ステータコア21及びティース部22とは全く干渉しないようにできる〔図3(B)参照〕。前述したように、ステータ2の下方位置では、インシュレータ24内に、前記ステータコア21及びティース部22が存在しない、樹脂肉部のみの部分が存在する。この樹脂肉部のみの部分にホルダ収納部26が形成されており、該ホルダ収納部26にホルダ6が収まり、前記スロット25に固定突起条66が挿入する〔図2,図3(B)参照〕。
ステータコア21のホルダ収納部26が形成される部位は、インナーマグネット3から最も遠い部分であり、この部分には、前述したように、ステータコア21及びティース部22が存在しない。インナーマグネット3から最も遠い部分であっても、ホールIC7は、インナーマグネット3の他の部位と同様に磁力を測定することができる範囲である。ホールIC7が装着されたホルダ6が、モータハウジング1に固定されたステータ2のインシュレータ24のホルダ収納部26に収納され、ホルダ6の底面部61が回路基板5に支持固定されている。さらに、ホルダ6の頂面部63に形成された固定突起条66がステータ2のスロット25に挿入支持される。
このようにして、ホルダ6は底面部61,側面部62及び頂面部63が全て支持されることになる〔図2(A),図3(B)参照〕。これにより、ホルダ6は、上下方向両端及び中間が確実に支持され、ホルダ6に装着されたホールIC7も正確に配置され、車両から伝達されてくる振動やポンプ自身から発生する振動がホールIC7に到達しても、該ホールIC7の振動を最小限に抑えられるため、正確な磁力の測定が行え、結果としてモータ制御が正確に行えるものである。
ポンプ部Bは、樹脂製のポンプカバー部8と、樹脂製のインペラ9とからなる〔図1(
A)参照〕。ポンプカバー部8は、冷却水を吸入する吸入口81と,冷却水を吐出する吐出口82と,前記シャフト4の軸方向一端を軸支する軸支部83が設けられている。インペラ9は、前記インナーマグネット3と一体的に組み合わされてモータ部Aの働きによりインペラ9が回転し、インペラ9が冷却水を吸入口から吸込み、吐出口から吐き出す。
1…モータハウジング、2…ステータ、21…ステータコア、
24…インシュレータ、25…スロット、26…ホルダ収納部、
3…インナーマグネット、5…回路基板、6…ホルダ、66…固定突起条、
7…ホールIC、9…インペラ。

Claims (1)

  1. モータハウジングと、樹脂製のインシュレータにて被覆されたステータコアとコイルとからなるステータと、回路基板と、該回路基板に装着されるホルダと、該ホルダに装着されるホールICとからなり、 前記ホルダの底面部が前記回路基板の所定位置に固定され、前記インシュレータには、前記ホルダが挿入されるホルダ収納部が形成され、前記モータハウジング内に前記ステータが配置固定され、前記回路基板が前記モータハウジングに適正に装着されると共に、前記ホルダが前記ホルダ収納部に挿入支持され、前記インシュレータには周方向に複数の筋状の空隙となるスロットが形成され、前記ホルダ収納部は前記任意のスロットに連続形成され、前記ホルダの頂面部には前記スロットに挿入支持される固定突起条が形成されてなることを特徴とする電動ウォーターポンプ。
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