JP5567142B2 - 減衰特性の能動的調整装置を有するステアリングダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、操舵軸回りに回転可能なハンドルバーを備えるステアリング装置を備える二輪車または四輪車に用いられる調整可能なステアリングダンパに関する。好ましくは、乗り物は、オートバイ、スノーモービル、または、全地形型乗り物(ATV)である。ステアリングダンパは、ステアリング装置に搭載され、また、フレームまたはシャーシに取付装置によって連結される。ステアリングダンパは、内側にメインチャンバが配置される外側ハウジングで構成される。メインチャンバは、作動液を備える。メインチャンバは、例えば境界部によって、2つのチャンバに仕切られている。境界部は、チャンバ内において第1の端部回りに回転可能であるか、または、側方に移動可能である。2つのチャンバ間の作動液の流れは、メインバルブによって調整される。2つのチャンバ間の作動液の流れは、メインバルブによって調整されるとともにステアリング装置とフレーム/シャーシとの間の相対運動の調整可能な減衰を可能とする。
ステアリングダンパは、乗り物の回転しているハンドルバーまたはステアリングホイールとこれらが固定されるフレームまたはシャーシとの間に、前輪からハンドルバーに伝達されるショックや強烈な動きを減衰するために搭載される。ステアリングダンパがオートバイに用いられると、ステアリングダンパは、オートバイが高速走行している際にぐらつきが生じるという問題をも解決する。ぐらつきは、振幅の増加を伴って操舵軸回に揺動し始めるオートバイの前輪に起因する。ステアリングダンパがATVと呼ばれる四輪車である全地形型乗り物に用いられると、ステアリングダンパは、まず最初に、例えば複数の車輪の非対称な荷重に起因する早急な操舵動作を減衰する。
ステアリングダンパでは、地面のでこぼこに起因して生じる望まれていない衝撃から、要求されたステアリング動作を切り離すことが問題になると証明されている。運転者がハンドルバーを回転したときのステアリング動作に遅れが生じることがないようにするために、要求された回転運動は減衰されないことが望ましい。同時に、運転者の手からハンドルバーが動き出す危険性を小さくするために、地面からの衝撃に起因する要求しない回転運動は可能な限り減衰されるべきである。従って、動作の原因の基礎に依存して減衰を能動的に適合するステアリングダンパを提供することが求められている。
EP1248013では、その問題は、運動が運転者または地面によって生じたかどうかに依存するハンドルバーの減衰を電子機器で感知するとともに制御するステアリングダンパによって解決される。
この問題を、主として機械的解法で解決するステアリングダンパは、知られていない。
この発明は、上記考察事項やそれ以外に関連してなされたものである。この発明は、上記言及事項の1つ以上の欠点と不利益との単独または組み合わせを、軽減、解決、または除去することを求める。特に、ステアリングダンパにおいて、発明者は、平坦でない地面により発生する要求されない衝撃から、要求されるステアリング動作を仕切る装置を達成することが望ましいことを理解している。さらに、ステアリングダンパにおいて、発明者は、要求されたステアリング動作の減衰を、地面のでこぼこに起因する衝撃から隔離する電子部品を要求しない装置を達成することが望ましいことを理解している。
また、異なる個々に対しても同様のダンピング特性を得ることができるダンパが要求されている。さらに、最終製品は、相対的に安価であってかつ作成する際に複雑にならないべきである。
これを達成するために、独立請求項によって規定される特徴を有する装置とステアリング装置とが設けられている。この発明のさらに有利な実施形態は、従属請求項によって規定されている。
この発明は、乗り物のステアリング装置の回転減衰を調整する装置に関する。この回転減衰は、操舵軸回りの回転運動が乗り物のステアリング装置に作用する力または乗り物において地面に接触している部分に作用している力によって生じたかによって、変化する。ステアリング装置に関して言えば、それは、乗り物のハンドルバー、ステアリングなどが参照され、地面に接触する乗り物の部品に関して言えば、それは、車輪、ころなど乗り物の地面に対して接触する部分を構成する配置が参照される。この発明は、さらに、乗り物に配置されるよう適合されるステアリング装置に関する。
この発明に係るこの装置とステアリング装置とは、例えば、1輪、2輪、3輪または4輪車に用いられる予定である。
この発明の第1の実施形態によると、乗り物に用いられる装置が設けられる。この装置は、ステアリング装置と、取付部と、ステアリングダンパとを備えている。ステアリング装置は、地面に接触するよう配置された乗り物の部分の方向を調整するために操舵軸回りに回転可能である。取付部は、地面に接触するよう配置された部分をステアリング装置に連結する。アタッチングパートは、ステアリング装置と一体に回転し、メインダンピングチャンバを収容するステアリングダンパのダンピングハウジングと一体に回転する。前記メインダンピングチャンバは、作動液を備えるとともに、第1,2のチャンバに仕切られる。そこで、ステアリング装置の回転減衰を調整するために、ステアリングダンパのダンピングチャンバ間の作動液の流れは、前記取付部と前記ステアリング装置とに機械的に取り付けられるメインバルブユニットによって調整されるように配置される。メインバルブユニットを通って流れる作動液の総量は、前記取付部と前記ステアリング装置との間の相対運動によって決定される。
言い換えると、メインバルブユニットが前記取付部と前記ステアリング装置とに連結されることによって、前記メインバルブユニットのオープニングエリアは、作動液の前記ステアリングダンパの前記各ダンピングチャンバからの流れ、または、前記ステアリングダンパの前記各ダンピングチャンバへの流れが前記回転運動の原因に依存することが制御されるように、前記取付部と前記ステアリング装置との相対運動によって決定されてもよい。
そのような形態によって、前記操舵軸回りの前記回転運動が、前記乗り物の前記ステアリング装置に作用する力に起因することに依存するか、または、前記乗り物の前記地面に接触するパーツに作用する力に起因することに依存するかによって変化するように、前記乗り物においてステアリング装置の回転減衰を可能とする手段があってもよい。言い換えると、この発明に係る装置は、ステアリングダンパにおいて、要求される操舵動作の減衰を、でこぼこ道に起因して発生する要求しない衝撃から切り分けることができるだろう。このことは、実質上、または、完璧な機械的構成によって達成されるだろう。従って、この発明の効果を達成するために、電子部品は要求されないだろう。
この発明の第2の実施形態では、乗り物に配置されるよう適合されるステアリングダンパが設けられる。乗り物は、ステアリング装置と、取付部とを備える。ステアリング装置は、地面に接触するように配置される前記乗り物の部分の方向を調整するために操舵軸回りに回転可能である。前記取付部は、地面に接触するよう配置される前記部分を前記ステアリング装置に連結する。ステアリングダンパは、ダンピングハウジングと、メインダンピングチャンバとを備えている。メインダンピングチャンバは、ダンピングハウジングによって規定される。メインダンピングチャンバは、作動液を備えている。メインダンピングチャンバは、第1のダンピングチャンバと、第2のダンピングチャンバとに仕切られている。前記ステアリング装置は、前記取付部の前記ステアリング装置との回転と前記ダンピングハウジングとの回転を可能とするように、前記取付部に機械的に連結可能である。メインバルブ装置は、ステアリング装置の回転減衰を調整するために、ダンピングチャンバ間を流れる作動液を調整するように適合される。前記メインバルブ装置は、取付部とステアリング装置とに機械的に連結可能である。ステアリングダンパは、取付部とステアリング装置との相対運動が、メインバルブユニットを通る作動液の流れの総量を決定するように構成される。
このように、メインバルブ装置を通る作動液の流れの総量は、取付部とステアリング装置との相対運動によって決定される。
ダンピングハウジングによって規定されるメインダンピングチャンバは、例えば、メインダンピングチャンバがダンピングハウジングによって囲まれるという配置に起因してもよい。
メインバルブ装置は、ステアリング装置と一体に配置されてもよい。
この発明の第2の実施形態に係る構成によって、第1の実施形態に係る装置によって達成される効果と同じまたは同様の効果が、全面的または部分的に達成されるだろう。
この発明を理解するために有効な構成の例示は、以下に説明される。
前記ステアリング装置は、前記取付部に弾性的に連結されてもよい。前記取付部と前記ステアリング装置間の1つの例に係る相対運動は、前記ステアリング装置の基本位置からの前記ステアリング装置の所定の初期回転運動間にのみ生じてもよい。
前記メインバルブユニットは、第1,2のメインバルブを備えてもよい。
前記装置または前記ステアリング装置は、前記第1のメインバルブ内に配置される第1のメインバルブパートと第2のメインバルブパートと、前記第2のメインバルブ内に配置される第3のメインバルブパートと第4のメインバルブパートとを備えてもよい。前記第1のメインバルブパートは、前記ステアリング装置に連結されてもよく、前記第2のメインバルブパートは、ステアリングダンパのダンピングハウジングに連結されてもよい。前記第3のメインバルブパートは、前記ステアリング装置に連結されてもよく、第4のメインバルブパートは、ステアリングダンパのダンピングハウジングに連結されてもよい。前記第1,2のメインバルブパートと、前記第3,4のメインバルブパートとの各々は、互いに関連して、前記作動液が流れることができる第1,2の可変オープニングエリアを形成するように、動くことが可能である。
前記第1,2のメインバルブパートと、前記第3,4のメインバルブパートとの各々において互いに相対的な位置が、ステアリング装置の第1の方向の回転運動によって決定されたとき、または、ステアリング装置のハウジングの第2の方向の回転運動によって決定されたとき、前記第1のメインバルブのオープニングエリアは減少してもよく、かつ、第2のメインバルブのオープニングエリアは増加してもよい。
前記第1,2のメインバルブパートと、前記第3,4のメインバルブパートとの各々において互いに相対的な位置が、ステアリング装置の第2の方向の回転運動によって決定されたとき、または、ステアリング装置のハウジングの第1の方向の回転運動によって決定されたとき、前記第1のメインバルブのオープニングエリアは増加してもよく、かつ、第2のメインバルブのオープニングエリアは減少してもよい。
前記第1,2のメインバルブの前記第1,3のメインバルブパートは、第1のメインバルブのオープニングエリアが、第2のメインバルブのオープニングエリアの増加とするのと実質上同じくらいに減少し、その逆も同じ関係であるように、同時にお互いに関連して移動してもよい。
前記装置または前記ステアリング装置は、第1のドライバと第2のドライバとを備えてもよい。前記第1のメインバルブパートは、前記第1のドライバを介して前記ステアリング装置に連結されてもよい。前記第3のメインバルブパートは、前記第2のドライバを介して前記ステアリング装置に連結されてもよい。
前記第1のドライバは、第1のリンクによって、第1のメインバルブパートに連結されてもよく、前記第2のドライバは第2のリンクによって第3のメインバルブパートに連結されてもよい。そして、リンクの両端は、蝶番連結される。
前記装置または前記ステアリング装置は、少なくとも1つのばね要素を備えてもよい。第1のドライバは、第1のメインバルブパートに向って、前記少なくとも一つのばね要素によって押圧されてもよく、前記第2のドライバは、前記第3のメインバルブパートに向って、その少なくとも1つのばね要素によって押圧されてもよい。
前記少なくとも1つのばね要素は、前記第1のメインバルブパートと前記第2のメインバルブパートとに押圧力を発生するために、前記第1,2のメインバルブパート間に配置されてもよい。
前記装置または前記ステアリング装置は、前記取付部と前記ステアリング装置との間に配置される少なくとも1つの支持手段(holding-up means)を備えている。前記少なくとも1つの支持手段は、初期回転運動の強さを決定するために、配置されている。
前記取付部は、例えば、オートバイのフロントフォーク配置に取り付けられるフォーククラウンを備えてもよい。
前記取付部は、内部を前記操舵軸が通るステアリング連結ロッドの回りに配置される筒状ユニットを備えてもよい。
前記取付部は、前記初期回転運動の強さを決定するために配置される弾性支持手段によって互いに連結される上部筒状部と、下部筒状部とに分けられてもよい。
前記装置または前記ステアリング装置は、メインダンピングチャンバ内に境界部を備えている。その境界部は、前記ダンピングハウジングに関連して動くことができる。
この発明の種々実施形態の更なる目的と効果とは、典型的な実施形態によって、以下に説明される。
この発明の典型的な実施形態は、添付の図面を参照して、以下に説明される。この中で、
図1は、本発明がオートバイに適用されている第1の実施形態の展望図である。 図2は、複数のうちの1つの取付手段の断面図である。 図3aは、取付手段に取り付けられた複数の支持手段を示している。 図3bは、取付手段に取り付けられた複数の支持手段を示している。 図4は、ステアリングダンパの第1のタイプを通る断面図である。 図5は、ステアリングダンパの第2のタイプを通る断面図である。 図6は、第1の実施形態に係るバルブ配置を示している。 図7は、第2の実施形態に係るバルブ配置を示している。 図8aは、乗り物が直前進しており、かつ、ステアリング手段に外乱が作用していない状態のときの、ステアリングダンパの機能を示している。 図8bは、運転者が能動的に右側に操舵したとき、または、操舵手段に左側から外乱が作用したときの、ステアリングダンパの機能を示している。 図8cは、運転者が能動的に左側に操舵したとき、または、操舵手段に右側から外乱が作用したときの、ステアリングダンパの機能を示している。 図9は、4輪のATVに用いられた本発明に係るステアリングダンパの展望図である。 図10は、ATVに搭載されたステアリングダンパの断面図である。
添付図面において、同じ符号は、展望図の隅から隅まで同じまたは同様の要素を示す。
詳細な説明
この発明は、以降、添付図を用いてより十分に説明される。添付図では、発明の典型的な実施形態が示されている。しかしながら、この発明は、多くの異なる形式で具現化されてよく、ここで述べられる実施形態に限定して解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が発明の範囲を当業者に導くように、例として供給される。さらに、全体を通して、同じ番号は、同じまたは同様の要素を参照する。
図1は、この発明の第1の実施形態の展望図であり、この発明がオートバイ形状の乗り物に適用される。このオートバイは、地面に接触する2つのパーツ3、つまり一つの前輪(図示せず)は、2つの足3aを備えるフロントフォークによってシャーシに連結されており、後輪は、スィングアーム(図示せず)によってシャーシに取り付けられている。本発明の考えによれば、この種の3輪の乗り物も可能である。オートバイのフロントフォーク足3とオートバイのフレームのフロントシャーシ6との連結は、1つまたは複数の取付部5によってなされる。この場合、取付部5は、フォーククラウン5a,5b形状を有している。フォーククラウン5a,5bは、操舵軸SA回りに回転可能である。操舵軸SAは、ステアリングコラム6の中心に配置されている。ステアリングコラム6は、フォーククラウン5a,5bの両方を貫通している。オートバイの前輪(図示せず)は、右側フォーク足と、対称的に配置される左側フォーク足3aの間に、前輪とフォーククラウン5a,5bとフォーク足3aの回転が、操舵軸SA回りに生じるように配置されている。ハンドルバー2の形のステアリング装置は、上部フォーククラウン5a内に、第1,2の取付手段7a,7bによって、取り付けられる。取付手段7a,7bは、2つのパーツ、つまり上方7a1,7b1と下方7a2,7b2を備えているおり、ハンドルバー2は、これらに挟持されている。
ハンドルバーに加えて、ステアリングホイールは、地面に接触する乗り物の部分3の方向を調整するためのステアリング装置2としても用いることができる。図1と8a〜8cに示されるように、ステアリング装置の回転運動はωr1,ωr2で記される矢印で示される。乗り物が前方に直進するときステアリング装置は、ハンドルバーまたはステアリングホイールが、力が車輪に作用していないとき地面に設置する乗り物の部分3が進行方向と平行になるようにセットされる基本位置にあると考えられる。
図1に示すように、ステアリングダンパ4は、ハンドルバー2の下方の取付手段7a,7b間に搭載されており、フォーククラウン5の上部5aに取り付けられている。ステアリングダンパ4は、各取付手段の下部7a2,7b2に第1,2のドライバ11a,11bによって連結されている。ステアリングダンパ4は、ハンドルバーの上方、または、ハンドルバーの付近の他の場所に搭載することも可能である。
図2では、取付手段7aの1つの断面図が示されている。好ましくは、両取付手段7a,7bは、同様に構成される。第3の取付部9a,9bは、取付手段7a7bと取付部5とを連結する取付部5内に取り付けられている。下部取付手段7a2,7b2と第3の取り付け部9a,9bとの間に、支持手段(holding-up means)10a,10bが配置されている。これら支持手段10a,10bは、下部取付手段7a2,7b2が、第3の取付部9a,9bに関連する初期回転運動に伴って回転するように、回転方向に弾性的になるように構成されている。第3の取付部9a,9bは省略可能であり、そのとき、下部取付手段7a2,7b2は、その代わりとして、支持手段10a,10bを介して取付部5に直接弾性的に取り付けられる。ドライバ8a,8bは、下部取付部7a2,7b2から延びており、このドライバ8a,8bは、同じ素材で形成されてもよいし、または、下部取付部に取り付けられた切り離されたユニットであってもよい。
支持手段10a,10bは、曲げられるときに比較して回転するときにより弾性力があるように構成することもできる。支持手段10a,10bは、そのようなケースでは、図3aに示すように取付手段内に取り付けることができる。そのようなケースでは、支持手段は、支持部の中心部が先細になることを意味するくびれた部分を備える。先細になることとは、支持手段の柔軟性が、支持手段がどのように取付手段7a,7bに搭載されるかに依存するように、好ましくは図3aの支持手段の全体回りに放射状に対称であるか、または、図3bの主に横方向である。従って、ハンドルバー2に連結される下部取付手段7a2,7b2は、第3の取付部9a,9bに関連して、水平的に比べ回転的に動ける。言い換えると、取付手段7a2,7b2と第3の取付部9a,9bは、お互いに関連して初期回転運動内で回転してもよいが、乗り物の移動方向に沿って運転者がハンドルバーに力を作用させたとき、連結は、主に非弾性的になる。なぜなら、ステアリング装置2は、取付部5に対して弾性的に連結されており、操舵軸SA回りのステアリング装置2の回転は、ステアリング装置のベース位置からの所定の初期回転運動が行われた後のみ、始まる。
内部移動可能な境界部11を備える第1,2のタイプのステアリングダンパは、図4,5中に詳細に示されている。
図4は、作動液を備えるとともに羽根形状11´の境界部11によって2つのダンピングチャンバC1,C2に分けられるメインダンピングチャンバを囲う外側ダンピングハウジング4aを備える第1のタイプのステアリングダンパつまり回転ステアリングダンパを通る断面図である。羽根11´は、第1の羽根端で操舵軸SA回りに回転可能である。メインダンピングチャンバは、作動液で満たされるよう配置されてもよい。作動液は、好ましくは、可能な限り添加物を含むオイルである。羽根端の外側表面はハウジング4aの特別な切り抜き内で回転し、第1の羽根端内には、レバー12が取り付けられている。レバー12は、羽根11´とともに外側ハウジング4aに関連して回転する。このことは、ステアリング装置2に関連して回転するステアリングダンパ4を乗り物のフレーム/シャーシ6に連結しようとする周知技術に関連している。この固定によって、ダンピングチャンバ内の取付部5の運動は、主に、乗り物のフレーム6に関連しているハンドルバー2と羽根11´との運動に関連する。ステアリングダンパのハウジング4aをシャーシ/フレーム6内に取り付けることと、羽根11´をハンドルバー2に関連して回転する取付部5に連結することは可能であり、同様の機能を達成する。
図5は、ピストンロッド13に連結されるピストン形状の境界部によって二つのダンピングチャンバC1,C2に分けられる外部の筒形状のハウジング4a“を備える第2のタイプのステアリングダンパ、つまり直線状のステアリングダンパを示している。ピストンロッド13は、筒状形状のハウジング4a全体を通るか、または、ピストン11´の脇に配置されている。ステアリングダンパハウジング4は、ハンドルバー2と一体に操舵軸回りに回転する取付部5に連結され、ピストンバー13は、シャーシ/フレーム6に連結される、または、逆も同じである。
図4,5に示される両実施形態では、操舵軸SA回りに回転するパーツとシャーシとの間の相対運動は、ステアリングダンパハウジング4に関連して移動して1つまたは複数の経路14を流れる作動液を圧縮する境界部11によって、減衰される。経路14は、好ましくは、ダンピングハウジング4内に孔として配置され、バルブ配置15によって仕切られている。
バルブ配置15は、図6に示されるとともに、少なくとも1つのノーリターンバルブ16、本実施形態では、2つのノーリターンバルブ16a,16bと、取付部5とステアリング装置2との両方に機械的に連結される1つまたは複数のメインバルブ17,18を備えるメインバルブユニットHVUとを備えている。
第1のメインバルブは、第1のメインバルブパート17aと、第2のメインバルブパート17bとを備えている。第1のメインバルブ17aは、第1のリンク19aから第1のドライバ8aを経て、ステアリング装置2に近接して連結されており、第2のメインバルブパート17bは、ステアリングダンパのダンピングハウジング4aを介して取付部5に近接して連結されている。第2のメインバルブは、第3のメインバルブパート18aと第4のメインバルブパート18bとを備えている。第3のメインバルブパート18aは、第2のリンクを経て第2のドライバ8bによってステアリング装置に近接して連結されており、第4のメインバルブパート18bは、同様に、ステアリングダンパのダンピングハウジング4aを介して取付部5に近接して連結されている。第1,2のメインバルブパート17a,17bと、第3,4のメインバルブパート18a,18bとは、各々、互いに相対的に初期回転運動間で移動可能である。このことは、ダンピングチャンバC1,C2間に差圧が発生したときと、ステアリング手段の初期回転運動の逆方向に外乱が作用していないときに作動液が流れる、第1,2の可変オープニングエリアA1,A2を形成する。それぞれの調整装置によるメインバルブの第1,2のメインバルブパートに対する調整された効果によって、第1のメインバルブ17のオープニングエリアA1は、同じ時に第2のメインバルブ18のオープニングエリアA2が増加する間減り、その逆も同じである。オープニングエリアの調整は、ステアリングダンパの各ダンピングチャンバC1,C2からの作業液の流れとステアリングダンパの各ダンピングチャンバC1,C2への作業液の流れの制御が可能であり、結局完全に自由に流れるか、または、初期回転が終了するとストップするという結果を生じる。
図7では、バルブ配置15の他の実施形態が示されている。このケースでは、ドライバ8a,8bと第1,3のメインバルブパート17a,18aとに連結されるリンク19a,19bが取り外され、1つまたは複数のばね要素22に代わっている。各ドライバ8a,8bに対向する第1,3のメインバルブパート17a,18aは、必然的な横方向の動きに適応するために半球体状の構成を有している。ばね要素122は、第1のメインバルブパート17aと第3のメインバルブパート18aとの間に、ばね要素がバルブパート17a,18aとの両方に圧縮力を形成するように、かつ、第1,3のメインバルブパート17a,18aとがあそびなしにドライバ8a,8bとに抗って圧縮されるように配置されている。
図8a〜8cでは、ステアリングダンパの機能がより詳細に示されている。全ての図面において、ダンピングチャンバC1,C2は、ダンピング経路14によって油圧で結合されており、経路14間の流れは、メインバルブHPV、言い換えれば17,18によって決定されており、ノーリターンバルブ16a,16bによって阻止される。ノーリターンバルブ16a,16bは、ダンピング経路15内でメインバルブと直列に配置されており、各流れ方向Q1,Q2を阻止する。各流れ方向Q1,Q2は、ステアリングダンパの回転方向によって決定される。周知の構成によれば、与圧貯蔵室21は、メインバルブとノーリターンバルブとに直列に配置可能である。与圧貯蔵室は、少なくとも基本圧力がダンピングチャンバC1,C2に常にあることと、作動液の総量の変化が吸収できることを保障する。与圧貯蔵室21は、もし、与圧貯蔵室内にダンピングチャンバ以上の高圧力があると、貯蔵室が各ダンピングチャンバにノーリターンバルブ20a,20bを経て常に連結するように、配置されている、
図8aは、乗り物が前方直進しており、運転者や地面の地形に起因されるものではない外乱がステアリングホイールに作用しているときの、ステアリングダンパの機能を示している。ステアリングダンパの移動可能な境界部11は、ダンピングチャンバが基本的に同じ大きさになるように配置されている。第1,2のバルブパートの間のオープニングは、開いており、作動液の流れは、メインバルブ17,18を経て、ダンピングチャンバC1,C2を往復する。
図8bは、ドライバが能動的に右側に、言い換えると第1の方向ωr1に舵をとったときのステアリングダンパの機能を示している。ダンピングハウジング4aは、第2のダンピングチャンバC2の容積が減るように、境界部11に関連して、ハンドルバー2とともに図中左側に回転される。ハンドルバー2と取付部5との間の可能な初期回転は、第1のメインバルブ17が閉じ第2のメインバルブ18が開くように、ドライバ8a,8bがメインバルブに作用するという結果となる。作動液は、ダンピングチャンバC2,C1間を白黒矢印で示すように、チャンネル14を介して第2のメインバルブ18の第3,4のメインバルブパートの間の完全に開いたオープニングを通ってQ1方向に流れる。車輪を左に回転させる原因となる外乱S1が車輪に作用すると、チャンネル14を通る作動液の流れQ2は、完全な黒い矢印で示されるように、完全に閉じた第1のメインバルブ17と第1のノーリターンバルブ16aによって完全に止められる。
図8cは、運転者が能動的に左に操舵したとき、または、ステアリング手段に右側から、言い換えると第2の方向ωr2に外乱が生じたときの、ステアリングダンパの機能を示している。ダンピングハウジング4aは、第1のダンピンチャンバC1の容積が減るように、ハンドルバー2と一体に境界部11に関連して図中右側に曲がる。この場合、初期回転は、ドライバ8a,8bが、第2のメインバルブ18が閉じ、第1のメインバルブ17を開くよう作用するという結果となる。作動液は、ダンピングチャンバC1,C2間を、完全に黒い矢印で示すように、チャンネル14を経て第1のメインバルブ17の第1,2のメインバルブパート17a,17bの間の完全に開いたオープニングを通って流れる。車輪を右に回転させる原因となる外乱S2が車輪に作用すると、黒白で示すチャンネル14を通る作動液の流れQ1は、完全に閉じた第2のメインバルブ18と第2のノーリターンバルブ16bとの両方によって、止められる。
第1,2のメインバルブ17,18が各々開いたとき、言い換えると、運転者によって、回転運動がハンドルバーに引き起こされたとき、作動液は、ダンピングチャンバ間を、規制なく、かつ、操舵動作に対する減衰なく基本的に自由に流れるが、もし、ステアリングダンパが搭載されていなければ、乗り物は、すぐに、反応する。もし、操舵のときに一定の減衰の総量も要求された場合、その減衰量の総量は、第1,2のメインバルブパート17a,17bと第1,2のメインバルブパート18a,18bの相対的に互いの位置を調整することによって達成されるだろう。ショックと衝撃とが、運転者の意思に反する回転を車輪に引き起こすとき、要求されない回転方向のメインバルブ17,18が閉じてダンピングチャンバ間の流れが阻止されるので、要求されない回転方向に対してハンドルバーの動きは阻止される、または、強力に減衰される。
図9は、ステアリングダンパの4輪のATV上の配置を示している。この場合、ダンピングハウジングは、操舵軸周りに同軸に配置されるシリンダ5´形状の取付部5に固定されている。シリンダ5´は、弾性支持手段10によって互いに連結される上・下部5a´,5b´に分けられる。シリンダ上部5a´は、ステアリング装置2に連結され、シリンダ下部5b´は、車輪3に1つまたは複数のサスペンション部品を介して連結される。この実施形態では、ステアリングダンパ4は、シリンダ下部5b´内に搭載されており、しかし、ステアリングダンパは、シリンダ上部5a´内にも搭載可能である。ステアリングダンパハウジング4aは、シリンダ部から突出しているフランジ19に固定されており、それゆえ、シリンダ下部5a´と一体に動く。この場合、境界部8とダンピングハウジング4aとが、互いに関連して動くように、ダンピングハウジング内で移動可能な境界部8は、レバー12を介して乗り物の固定されたシャーシ部6に連結される。
もちろん、図4bに示されたような直線状のステアリングダンパも、ATV応用に用いることができる。
最後に、装置は、乗り物において、回転減衰が、操舵軸回りの回転運動が乗り物のステアリング装置に作用する力によって引き起こされたか、または、操舵軸回りの回転運動が乗り物の地面に接触しているパーツに作用する力によって引き起こされたかに依存して変化するように、ステアリング装置の回転減衰の調整のために開示された。装置は、ダンピングハウジングを備える。ダンピングハウジングは、ダンピングチャンバを囲っている。ダンピングチャンバは、作動液を備えるとともに例えばダンピングハウジングに関連して移動可能な境界部によって第1,2のダンピングチャンバに仕切られる。ダンピングハウジングは、地面に接触する乗り物の部分をステアリング装置に連結する取付部に固定される。この発明は、ステアリングダンパ内を部分的にまたは全部を流れる作動液が、取付部とステアリング装置の両方に連結されるメインバルブユニットによって調整されることが特徴である。この連結によって、メインバルブユニットのオープニングエリアは、各ダンピングチャンバへの、または、各ダンピングチャンバからの作動液の流れが、回転運動の原因に依存するよう制御されるように、取付部とステアリング装置と相対運動によって決定される。
ここに、本発明の典型的な実施形態が説明されたが、ここに説明された発明に対して施された置換、改良、または、変更は、この技術分において通常の理解力を持つ者に対して明らかである。それゆえ、上記の本発明の種々の実施形態と添付された図面とは、発明の例を限定しないとものとしてみなされ、保護の範囲は、添えられる請求項によって決定される。請求項中のいずれの参照符号は、保護の範囲の限定を構成するものではない。
項目一覧
項目1
地面に接触する乗り物の部分(3)の方向を調整するために操舵軸(SA)回りに回転可能なステアリング装置(2)と、地面に接触する前記パーツ(3)を前記ステアリング装置(2)に連結する取付部(5,5´)と、前記ステアリング装置(2)の回転減衰を調整するステアリングダンパ(4)とを具備し、前記取付部(5,5´)は、前記ステアリング装置(2)と、作動液を備えるとともに前記メインダンピングチャンバ内に配置されて前記ダンピングハウジング(4a)に関連して運動可能な境界部(11)によって第1,2のダンピングチャンバ(C1,C2)に仕切られる前記メインダンピングチャンバを囲む前記ステアリングダンパのダンパハウジング(4a)とともに回転する乗り物の装置であって、
前記回転減衰、例えば、前記ステアリングダンパの前記ダンピングチャンバ(C1,C2)間の作動液の前記流れは、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)とに機械的に連結されるメインバルブユニット(HVU)によって調整されるよう配置され、前記メインバルブユニット(HVU)を通って流れる前記作動液の総量は、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)間の相対運動によって決定されることを特徴とする乗り物用装置。
項目2
前記ステアリング装置(2)は、前記取付部(5,5´)に弾性的に連結され、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間の相対運動は、前記ステアリング装置(2)の基本位置からの所定の前記ステアリング装置(2)の初期回転運動の間のみ生じることを特徴とする項目1に係る装置。
項目3
前記メインバルブユニット(HVU)は、第1、2のメインバルブ(17,18)を具備することを特徴とする項目1または2に係る装置。
項目4
前記第1のメインバルブには、前記ステアリング装置(2)に連結される第1のメインバルブパート(17a)と前記ステアリングダンパの前記ダンピングハウジング(4a)に連結される第2のメインバルブパート(17b)が配置され、第2のメインバルブ(18)内には、前記ステアリング装置(2)に連結される第3のメインバルブパート(18a)と前記ステアリングダンパの前記ダンピングハウジング(4a)に連結される第4のメインバルブパート(18b)とが配置され、第1,2のメインバルブパートと第3,4のメインバルブパートは、これらが、前記作動液が通って流れることが可能な第1,2の可変のオープニングエリア(A1,A2)を形づくるように、各々、互いに関連して、運動可能であることを特徴とする項目3に係る装置。
項目5
前記第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と、前記第3,4のメインバルブパート(18a,18b)のと各々において互いに相対的な位置が、前記ステアリング装置(2)の第1の方向(ωr1)の回転運動または前記ステアリング装置の前記ハウジング(4a)の第2の方向(ωr2)の回転運動によって決定されたとき、前記第1のメインバルブ(17)の前記オープニングエリア(A1)は減少して前記第2のメインバルブ(18)の前記オープニングエリア(A2)は増加し、前記第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と、前記第3,4のメインバルブパート(18a,18b)のと各々において互いに相対的な位置が、前記ステアリング装置(2)の第2の方向(ωr2)の回転運動または前記ステアリング装置の前記ハウジング(4a)の第1の方向(ωr1)の回転運動によって決定されたとき、前記第1のメインバルブ(17)の前記オープニングエリア(A1)は増加し、前記第2のメインバルブ(18)の前記オープニングエリア(A2)は減少することを特徴とする項目4に係る装置。
項目6
前記第2のメインバルブの前記オープニングエリア(A2)が増えるのと実質上同じくらい前記第1のメインバルブの前記オープニングエリア(A1)が減り、その逆も同じであるように、前記第1,2のメインバルブ(17,18)の前記第1,3のメインバルブパートが同時に互い関連して動くことを特徴とする項目4または5に係る装置。
項目7
前記第1のメインバルブパート(17a)は、第1のドライバ(8a)によって前記ステアリング装置(2)に連結され、前記第3のメインバルブパート(18a)は、第2のドライバ(8b)によって前記ステアリング装置(2)に連結されることを特徴とする項目4,5または6に係る装置。
項目8
前記第1のドライバ(8a)は、第1のリンク(19a)によって前記第1のメインバルブパート(17a)に連結され、前記第2のドライバ(8b)は、第2のリンク(19b)によって前記第3のメインバルブパート(18a)に連結され、リンク(19a,19b)の両端は蝶番連結されていることを特徴とする項目7に係る装置。
項目9
1つまたは複数のばね要素(22)によって、前記第1のドライバ(8a)は、前記第1のメインバルブパート(17a)に抗って押圧され、前記第2のドライバ(8b)は、前記第3のメインバルブパート(18a)に抗って押圧されることを特徴とする項目7または8に係る装置。
項目10
両バルブパート(17a,18a)に作用する押圧力を創造するために、前記ばね要素は、前記第1のメインバルブパート(17a)と前記第3のメインバルブパート(18a)との間に配置されることを特徴とする項目9に係る装置。
項目11
前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間に、前記初期回転運動の大きさを決定するために整えられた弾性支持手段(10,10a,10b)が配置されることを特徴とする上述の項目のいずれか1つに係る装置。
項目12
前記取付部(5)は、オートバイのフロントフォーク配置に配置されるフォーククラウン(5)であることを特徴とする前述の項目のいずれか1つに係る装置。
項目13
前記取付部(5)は、内部に前記操舵軸(SA)が通るステアリングコネクティングロッド回りに配置される筒状ユニット(5´)であることを特徴とする項目1〜10のうちのいずれか1つの項目に係る装置。
項目14
前記取付部(5´)は、前記初期回転運動の大きさを決定するために配置される弾性支持手段(10)によって連結される上方と下方の筒状部(5a´,5b´)とに仕切られることを特徴とする項目13に係る装置。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
地面に接触するように配置された乗り物の部分(3)の方向を調整するために操舵軸(SA)回りに回転可能なステアリング装置(2)と、地面に接触するよう配置された前記部分(3)を前記ステアリング装置(2)に連結する取付部(5,5´)と、ステアリングダンパ(4)とを具備し、前記取付部(5,5´)は、前記ステアリング装置(2)とともに回転し、かつ、前記ステアリングダンパのダンピングハウジング(4a)とともに回転し、前記ステアリングダンパ(4)はメインダンピングチャンバを囲み、メインダンピングチャンバは作動液を具備するとともに第1,2のダンピングチャンバ(C1,C2)に仕切られ、メインバルブユニット(HVU)が、ステアリングダンパの前記第1,2のダンピングチャンバ(C1,C2)間の作動液の流れ(Q1,Q2)を調整するために適合され、前記ステアリング装置(2)の回転減衰を調整するために、前記メインバルブ装置(HVU)は、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)とに、機械的に連結され、前記メインバルブ装置(HVU)を流れる作動液の総量は、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間の相対運動によって決定される乗り物用装置。
[2]
前記ステアリング装置(2)は、前記取付部(5,5´)に弾性的に連結され、前記取付部(5,5´)前記とステアリング装置(2)との間の相対運動は、前記ステアリング装置(2)の基本位置からの初期回転運動間にのみ発生する[1]に係る装置。
[3]
前記メインバルブユニット(HVU)は、第1のメインバルブ(17)と、第2のメインバルブ(18)とを具備する[1]または[2]に係る装置。
[4]
前記第1のメインバルブ(17)内に配置される第1のメインバルブパート(17a)と第2のメインバルブパート(17b)と、前記第2のメインバルブ(18)内に配置される第3のメインバルブパート(18a)と第4のメインバルブパート(18b)とを具備し、前記第1のメインバルブパート(17a)は、前記ステアリング装置(2)に連結され、前記第2のメインバルブパート(17b)は、前記ステアリングダンパの前記ダンピングハウジング(4a)に連結され、前記第3のメインバルブパート(18a)は、前記ステアリング装置(2)に連結され、前記第4のメインバルブパート(18b)は、前記ステアリングダンパの前記ダンピングハウジング(4a)に連結され、作動液が流れる第1,2のオープニングエリア(A1,A2)を形成するように第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と、第3,4のメインバルブパート(18a,18b)は、各々、互いに関連して動作可能である[3]に係る乗り物用装置。
[5]
前記第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と前記第3,4のメインバルブパート(18a,l8b)の位置が、各々、互いに相対的に、前記ステアリング装置(2)の第1の方向(ω r1 )の回転運動によって決定されたとき、または、前記ステアリング装置のハウジング(4a)の第2の方向の回転運動(ω r2 )によって決定されたとき、前記第1のメインバルブ(17)の第1のオープニングエリア(A1)は減少し、前記第2のメインバルブ(18)の前記第2のオープニングエリア(A2)は増加し、前記第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と第3,4のメインバルブパート(18a,18b)の位置が、各々、互いに相対的に、前記ステアリング装置(2)の前記第2の方向(ω r2 )の回転運動によって決定されたとき、または、前記ステアリング装置の前記ハウジング(4a)の前記第1の方向(ω r1 )の回転運動によって決定されたとき、前記第1のメインバルブ(17)の第1のオープニングエリア(A1)は増加し、前記第2のメインバルブ(18)の前記第2のオープニングエリア(A2)は減少する[4]に係る装置。
[6]
前記第1のメインバルブ(17)の前記第1のメインバルブパート(17a)と、前記第2のメインバルブ(18)の第3のメインバルブパート(18a)とは、前記第1のメインバルブの前記第1のオープニングエリア(A1)が、前記第2のメインバルブの前記第2のオープニングエリア(A2)の増加するのと実質上同じくらい減少し、その逆も同じであるように互いに関連して同時に動く[4]または[5]に係る装置。
[7]
第1のドライバ(8a)と第2のドライバ(8b)とを具備し、前記第1のメインバルブパート(17a)は、前記第1のドライバ(8a)によって前記ステアリング装置(2)に連結され、前記第3のメインバルブパート(18)aは、前記第2のドライバ(8b)によって前記ステアリング装置(2)に連結される[4]〜[6]のうちのいずれか1に係る装置。
[8]
前記第1のドライバ(8a)は、前記第1のメインバルブパート(17a)に、第1のリンク(19a)によって連結され、前記第2のドライバ(8b)は、第3のメインバルブパート(18a)に、第2のリンク(19b)によって連結され、前記リンク(19a,19b)の両端は、蝶番連結される[7]に係る乗り物用装置。
[9]
少なくとも1つのばね要素(22)を具備し、前記少なくとも1つのばね要素(22)によって、前記第1の駆動部(8a)は、第1のメインバルブパート(17a)に抗って圧縮され、第2の駆動部(8b)は、前記第3のメインバルブパート(18a)に抗って圧縮される[7]または[8]に係る装置。
[10]
前記少なくとも1つのばね要素は、前記少なくとも1つのばね要素が両バルブパート(17a,18a)に作用する圧縮力を創造するように、前記第1のバルブパート(17a)と前記第3のバルブパート(18a)との間に配置される[9]に係る装置。
[11]
前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間に配置される少なくとも1つの支持手段(10,10a,10b)を具備し、前記少なくとも1つの支持手段(10,10a,10b)は、前記初期回転運動の大きさを決定するために配置される請求項2に従属する上述の付記のいずれか1に係る装置。
[12]
前記取付部(5)は、オートバイのフロントフォーク配置に配置されるフォーククラウン(5)を具備する上述の付記のいずれか1に係る装置。
[13]
前記取付部(5)は、内部を操舵軸(SA)が通るステアリング連結ロッド周りに配置される筒状ユニット(5´)を具備する[1]〜[10]のうちのいずれか1項に係る装置。
[14]
前記取付部(5´)は、前記初期回転運動(α)の大きさを決定するために配置される弾性的支持手段(10)によって連結されるシリンダ上・下部(5a´,5b´)を具備する[13]に従属する[2]に係る装置。
[15]
前記メインバルブチャンバ内に配置され、前記ダンピングチャンバ(4a)に関連して移動可能な境界部(11,11´)具備する上述の付記のいずれか1つに係る装置。
[16]
地面に接触するよう配置された乗り物の部分(3)の方向を調整するように操舵軸(SA)回りに回転可能なステアリング装置(2)と、地面に接触するよう配置された前記パーツ(3)を前記ステアリング装置(2)に連結する取付部(5,5´)を具備する乗り物に配置されるために適合され、
ダンピングハウジング(4a)と、
前記ダンピングハウジング(4a)によって規定されるメインダンピングチャンバ、前記メインダンピングチャンバは、作動液を具備し、第1,2のダンピングチャンバに仕切られる、
を具備し、
前記ステアリング装置(2)は、前記取付部(5,5´)の
前記ステアリング装置(2)との回転と前記ダンピングハウジング(4a)との回転を可能するように前記取付部(5,5´)に機械的に連結され、メインバルブユニット(HVU)は、ステアリング装置(2)の回転減衰を調節するために、ダンピングチャンバ(C1,C2)間の作動液(Q1,Q2)の流れを調節するために適合され、前記メインバルブユニット(HVU)は、前記取付部(5,5´)とステアリング装置(2)との両方に機械的に連結可能であり、前記取付部(5,5´)とステアリング装置(2)間の相対運動は、前記メインバルブユニット(HVU)を流れる作動液の総量を決定するステアリングダンパ(4)。

Claims (16)

  1. 地面に接触するように配置された乗り物の部分(3)の方向を調整するために操舵軸(SA)回りに回転可能なステアリング装置(2)と、地面に接触するよう配置された前記部分(3)を前記ステアリング装置(2)に連結する取付部(5,5´)と、ステアリングダンパ(4)とを具備し、前記取付部(5,5´)は、前記ステアリング装置(2)とともに回転し、かつ、前記ステアリングダンパのダンピングハウジング(4a)とともに回転し、前記ステアリングダンパ(4)はメインダンピングチャンバを囲み、メインダンピングチャンバは作動液を具備するとともに第1,2のダンピングチャンバ(C1,C2)に仕切られ、メインバルブユニット(HVU)が、ステアリングダンパの前記第1,2のダンピングチャンバ(C1,C2)間の作動液の流れ(Q1,Q2)を調整するために適合され、前記ステアリング装置(2)の回転減衰を調整するために、前記メインバルブ装置(HVU)は、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)とに、機械的に連結され、前記メインバルブ装置(HVU)を流れる作動液の総量は、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間の相対運動によって決定される乗り物用装置。
  2. 前記ステアリング装置(2)は、前記取付部(5,5´)に弾性的に連結され、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間の相対運動は、前記ステアリング装置(2)の基本位置からの所定の初期回転運動間にのみ発生する請求項1に係る装置。
  3. 前記メインバルブユニット(HVU)は、第1のメインバルブ(17)と、第2のメインバルブ(18)とを具備する請求項1または2に係る装置。
  4. 前記第1のメインバルブ(17)内に配置される第1のメインバルブパート(17a)と第2のメインバルブパート(17b)と、前記第2のメインバルブ(18)内に配置される第3のメインバルブパート(18a)と第4のメインバルブパート(18b)とを具備し、前記第1のメインバルブパート(17a)は、前記ステアリング装置(2)に連結され、前記第2のメインバルブパート(17b)は、前記ステアリングダンパの前記ダンピングハウジング(4a)に連結され、前記第3のメインバルブパート(18a)は、前記ステアリング装置(2)に連結され、前記第4のメインバルブパート(18b)は、前記ステアリングダンパの前記ダンピングハウジング(4a)に連結され、作動液が流れる第1,2のオープニングエリア(A1,A2)を形成するように第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と、第3,4のメインバルブパート(18a,18b)は、各々、互いに関連して動作可能である請求項3に係る乗り物用装置。
  5. 前記第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と前記第3,4のメインバルブパート(18a,l8b)の位置が、各々、互いに相対的に、前記ステアリング装置(2)の第1の方向(ωr1)の回転運動によって決定されたとき、または、前記ステアリング装置のハウジング(4a)の第2の方向の回転運動(ωr2)によって決定されたとき、前記第1のメインバルブ(17)の第1のオープニングエリア(A1)は減少し、前記第2のメインバルブ(18)の前記第2のオープニングエリア(A2)は増加し、前記第1,2のメインバルブパート(17a,17b)と第3,4のメインバルブパート(18a,18b)の位置が、各々、互いに相対的に、前記ステアリング装置(2)の前記第2の方向(ωr2)の回転運動によって決定されたとき、または、前記ステアリング装置の前記ハウジング(4a)の前記第1の方向(ωr1)の回転運動によって決定されたとき、前記第1のメインバルブ(17)の第1のオープニングエリア(A1)は増加し、前記第2のメインバルブ(18)の前記第2のオープニングエリア(A2)は減少する請求項4に係る装置。
  6. 前記第1のメインバルブ(17)の前記第1のメインバルブパート(17a)と、前記第2のメインバルブ(18)の第3のメインバルブパート(18a)とは、前記第1のメインバルブの前記第1のオープニングエリア(A1)が、前記第2のメインバルブの前記第2のオープニングエリア(A2)の増加するのと実質上同じくらい減少し、その逆も同じであるように互いに関連して同時に動く請求項4または5に係る装置。
  7. 第1のドライバ(8a)と第2のドライバ(8b)とを具備し、前記第1のメインバルブパート(17a)は、前記第1のドライバ(8a)によって前記ステアリング装置(2)に連結され、前記第3のメインバルブパート(18)aは、前記第2のドライバ(8b)によって前記ステアリング装置(2)に連結される請求項4〜6のうちのいずれか1項に係る装置。
  8. 前記第1のドライバ(8a)は、前記第1のメインバルブパート(17a)に、第1のリンク(19a)によって連結され、前記第2のドライバ(8b)は、第3のメインバルブパート(18a)に、第2のリンク(19b)によって連結され、前記リンク(19a,19b)の両端は、蝶番連結される請求項7に係る乗り物用装置。
  9. 少なくとも1つのばね要素(22)を具備し、前記少なくとも1つのばね要素(22)によって、前記第1のドライバ(8a)は、第1のメインバルブパート(17a)に抗って圧縮され、第2のドライバ(8b)は、前記第3のメインバルブパート(18a)に抗って圧縮される請求項7または8に係る装置。
  10. 前記少なくとも1つのばね要素は、前記少なくとも1つのばね要素が両バルブパート(17a,18a)に作用する圧縮力を創造するように、前記第1のバルブパート(17a)と前記第3のバルブパート(18a)との間に配置される請求項9に係る装置。
  11. 前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間に配置される少なくとも1つの支持手段(10,10a,10b)を具備し、前記少なくとも1つの支持手段(10,10a,10b)は、前記初期回転運動の大きさを決定するために配置される請求項2に従属する上述の請求項のいずれか1項に係る装置。
  12. 前記取付部(5)は、オートバイのフロントフォーク配置に配置されるフォーククラウン(5)を具備する上述の請求項のいずれか1項に係る装置。
  13. 前記取付部(5)は、内部を操舵軸(SA)が通るステアリング連結ロッド周りに配置される筒状ユニット(5´)を具備する請求項1〜10のうちのいずれか1項に係る装置。
  14. 前記取付部(5´)は、前記初期回転運動(α)の大きさを決定するために配置される弾性的支持手段(10)によって連結されるシリンダ上・下部(5a´,5b´)を具備する請求項に従属する請求項13に係る装置。
  15. 前記メインバルブチャンバ内に配置され、前記ダンピングチャンバ(4a)に関連して移動可能な境界部(11,11´)具備する上述の請求項のいずれか1つに係る装置。
  16. 地面に接触するよう配置された乗り物の部分(3)の方向を調整するように操舵軸(SA)回りに回転可能なステアリング装置(2)と、地面に接触するよう配置された前記パーツ(3)を前記ステアリング装置(2)に連結する取付部(5,5´)を具備する乗り物に配置されるために適合され、
    ダンピングハウジング(4a)と、
    前記ダンピングハウジング(4a)によって規定されるメインダンピングチャンバ、前記メインダンピングチャンバは、作動液を具備し、第1,2のダンピングチャンバに仕切られる、
    を具備し、
    前記ステアリング装置(2)は、前記取付部(5,5´)の
    前記ステアリング装置(2)との回転と前記ダンピングハウジング(4a)との回転を可能するように前記取付部(5,5´)に機械的に連結され、メインバルブユニット(HVU)は、ステアリング装置(2)の回転減衰を調節するために、ダンピングチャンバ(C1,C2)間の作動液(Q1,Q2)の流れを調節するために適合され、前記メインバルブユニット(HVU)は、前記取付部(5,5´)とステアリング装置(2)との両方に機械的に連結可能であり、前記取付部(5,5´)とステアリング装置(2)間の相対運動は、前記メインバルブユニット(HVU)を流れる作動液の総量を決定するステアリングダンパ(4)。
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