JP5565821B1 - 舗装構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手がよい、具体的には水はけがよく座屈せず雑草抑制が可能な舗装構造物を提供する。
【解決手段】本発明の舗装構造物は、上下面が開口した正六角形の枠体が複数連接されたハニカム構造で、砂利が充填される矩形状の本体部と、前記本体部の下面に接着されて前記本体部の下面を閉鎖する水透過性のベースシートと、を備え、前記ベースシートが不織布からなることを特徴とする。なお、枠体の壁は、下部が最も肉厚で上部に向かって肉厚が漸減するように形成される。枠体の壁が交差する部分の複数箇所には、壁の厚さ寸法より大きな径を有し、壁と同じ高さの中実な柱部が一体に形成される。ベースシートは、矩形状の本体部より縦と横の寸法が大きく、本体部の一対の短辺と長辺に重ね代が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、舗装構造物に係り、より詳しくは、水はけがよく、座屈せず、雑草抑制が可能な舗装構造物に関する。
砂利を充填して使用する舗装構造物は、施工が簡便で、撤去も可能で短期間のイベント会場の敷地等に使用され、イベント終了後は直ちに元の更地に戻すことができる。(特許文献1参照)
このような舗装構造物は、砂利が太陽光を乱反射して表面温度を下げることや、雨が降っても雨水を地盤に浸み込ませて歩きやすい環境を作れることから、長期に亘って使用される駐車場、玄関へのアプローチ、庭、歩道、屋上等での使用が望まれる。その場合、いくつか改良すべき点がある。例えば、四角形の枠体の底部には、水はけ用の孔が設けられているが、孔が大きいと砂利が下の地盤に流出して、枠体を覆うように敷設した砂利の間から枠体が露出するものとなる。また、孔を通して雑草が生えて来るので、手入れが大変になる。孔を小さくすると水はけが悪くなり、少しの雨量でも枠体に水が溜り歩きにくいものとなる。
このような舗装構造物を駐車場に適用すると、枠体がプラスチックの薄い板であるため、車両の重量で座屈する場合がある。枠体の壁の交差部分のすべてに中空円錐状の柱部を設けるなどの対応を行なうと、強度は向上するが舗装構造物が著しく複雑なものとなる。
特開2006−241927号公報
本発明の目的は、使い勝手がよい、具体的には水はけがよく座屈せず雑草抑制が可能な舗装構造物を提供することにある。
本発明による舗装構造物は、上下面が開口した正六角形の枠体が複数連接されたハニカム構造で、砂利が充填される矩形状の本体部と、不織布からなり、前記本体部の下面に接着されて前記本体部の下面を閉鎖する水透過性のベースシートと、を備え、前記枠体の壁は、下部が最も肉厚で上部に向かって肉厚が漸減するように形成され、前記枠体の壁のすべての交差部分に対して間引きして設けられ、壁の厚さ寸法より大きな径を有して、壁と同じ高さの中実な柱部が一体に形成されると共に、複数の前記枠体の底部には、網目状底板部が一体に形成され、前記枠体には、粒径が3〜6mmの充填砂利が充填され、その上に粒径が8〜16mmの仕上げ砂利が前記枠体を覆うように充填されることを特徴とする。
前記ベースシートは、矩形状の前記本体部より縦と横の寸法が大きく、前記本体部の一対の短辺と長辺に重ね代が設けられることを特徴とする。
本発明による舗装構造物によれば、(1)本体部は、上下面が開口した正六角形の枠体が複数連接されたハニカム構造とし、該本体部の下面に接着され本体部の下面を閉鎖する水透過性の不織布からなるベースシートを設けたので、枠体の底面に孔をあけた場合に比較して水はけが大幅に改善できる。また、雑草がベースシートを突き抜けて出てこないので雑草抑制効果もある。充填する砂利の保持性もよい。(2)本体部は、枠体が複数連接されたハニカム構造としたので、座屈に極めて強いものとできる。車両などが走行しても座屈しない。
枠体の壁は、下部が最も肉厚で、上部に向かって肉厚が漸減するように形成したので、さらに座屈に極めて強いものとできる。
枠体の壁が交差する部分に、壁の厚さ寸法より大きな径を有し、壁と同じ高さの中実な柱部が一体に形成し、この柱部は、枠体の壁のすべての交差部分に対して間引きして設けられるが、それによってもさらに座屈に強いものとできる。
ベースシートは、本体部より縦と横の寸法を大きくして、本体部の一対の短辺と長辺に「重ね代」を設けたので、複数の矩形状の舗装構造物を敷設する場合、隣接する部分にベースシートの隙間ができないようにできる。
本発明による舗装構造物の斜視図である。 図1の枠体の断面構造を示す斜視図である。 本発明による舗装構造物が施工された地盤の縦断面図である。 本発明による舗装構造物の施工手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明による舗装構造物を詳しく説明する。
図1は、本発明による舗装構造物の斜視図である。舗装構造物100は、本体部1と、本体部1の下面に接着される水透過性のベースシート2からなる。ベースシート2は、本体部1の下面を全面的に閉鎖している。本体部1の素材はポリプロピレンでリサイクルされたものを利用することができる。本体部1は、上下面が開口した正六角形の枠体4が複数連接されたハニカム構造とした。ハニカム構造は座屈に強い。本実施例では、舗装構造物100は、縦が約80cm、横が1.2mの矩形状で、高さは約30mmである。重量は、約1.5kgである。枠体4に内接する円の直径は約4.5cmである。ただし、このような寸法、重量に限られるものではない。
ベースシート2は、ポリプロピレンの不織布を使用したので、酸やアルカリにも強く、繊維を絡み合わせたものなので水はけがよい。また、ベースシート2は、本体部1より縦と横の寸法が大きく、本体部1の一対の短辺と長辺に重ね代3が設けられる。舗装構造物100を左方向、または前方向に延長して敷設する場合、重ね代3に重なるように舗装構造物100が敷設できるので、舗装構造物100のつなぎ目部分にベースシート2の隙間ができない。舗装構造物100は、2箇所の枠体4に網目状底板部10を一体成形で設けた。駐車位置の目印部材を枠体4に固定する場合等に使用できる。
図2は、枠体4の断面構造を示す斜視図である。枠体4を形成する壁4aは、下部が最も肉厚で、上部に向かって肉厚が漸減するように形成される。本実施例では、下端の肉厚が1.4mmで、上端の肉厚が0.8mmとした。枠体4の壁4aが交差する部分には、中実な柱部5を設けた。柱部5は、壁4aの厚さ寸法より大きな径を有し、ここでは径が5mmとした。柱部5は、壁4aと同じ高さにした。柱部5は、壁4aの上方に突出するものではないので、露出してつまずく要因になるようなものではない。柱部5は、壁4aのすべての交差部分には設けず、図1の柱部5(丸印)で示すように間引きして設けた。このようにしても、十分な強度が得られ、約100トン/mの荷重(砂利は充填していない状態)に耐えることができる。なお、これら寸法は、実施例であって、これに限られるものではない。
図3は、本発明による舗装構造物100が施工された地盤の縦断面図である。まず、下層路盤に砕石9を敷設し、厚さが20〜25cmの層を形成する。使用する砕石9は、岩石を割ってふるいを掛けていない、最も大きい石でも40mm以下のC40クラッシャーランを使用することができる。砕石9の層の上には、厚さが40〜60mmとなるように敷き砂8を敷く。敷き砂8を敷いて、上から転圧し、不陸(でこぼこ)がないように平坦にする。次に矩形状の舗装構造物100を敷設する。隙間なく重ね代3が重なるように敷設する。最後に砂利が枠体4を覆うように充填される。砂利は、下側に粒径が3〜6mmの小さな充填砂利7、表面に粒径が8〜16mmの大きな仕上げ砂利6を充填することができる。
図4は、本発明による舗装構造物100の施工手順を示すフローチャートである。S1は、砕石9を敷設して下層路盤を改修するステップである。S2は、敷き砂8を敷くステップである。S3は、表面が平坦にされた敷き砂8の上に舗装構造物100を敷設するステップである。S4は、周囲の枠が湾曲していて矩形状の舗装構造物100がはみ出すような場合、舗装構造物100の縁を鋸等で切断し整合させるステップである。S5は、舗装構造物100のハニカム構造の枠体4に砂利を充填するステップである。図3では、粒径によって2層に分けたが、粒径が3〜16mmの1種類の砂利を使用して1層で充填してもよい。S6は、レーキ(熊手)等を使用し不陸(でこぼこ)がないように砂利を慣らすステップである。砂利が充填された舗装構造物100の上を、例えば、自転車や車椅子でも走行でき、轍やくぼみができにくい。砂利道なのに歩きやすい。ハイヒールを履いて歩くこともできる。
本発明は、砂利を敷き詰めても安定した地表面にできる舗装構造物として好適である。
1 本体部
2 ベースシート
3 重ね代
4 枠体
4a 壁
5 柱部
6 仕上げ砂利
7 充填砂利
8 敷き砂
9 砕石
10 網目状底板部
100 舗装構造物
S1〜S6 施工手順の各段階を示す。

Claims (2)

  1. 上下面が開口した正六角形の枠体が複数連接されたハニカム構造で、砂利が充填される矩形状の本体部と、不織布からなり、前記本体部の下面に接着されて前記本体部の下面を閉鎖する水透過性のベースシートと、を備え、
    前記枠体の壁は、下部が最も肉厚で上部に向かって肉厚が漸減するように形成され、
    前記枠体の壁のすべての交差部分に対して間引きして設けられ、壁の厚さ寸法より大きな径を有して、壁と同じ高さの中実な柱部が一体に形成されると共に、
    複数の前記枠体の底部には、網目状底板部が一体に形成され、
    前記枠体には、粒径が3〜6mmの充填砂利が充填され、その上に粒径が8〜16mmの仕上げ砂利が前記枠体を覆うように充填されることを特徴とする舗装構造物。
  2. 前記ベースシートは、矩形状の前記本体部より縦と横の寸法が大きく、前記本体部の一対の短辺と長辺に重ね代が設けられることを特徴とする請求項1に記載の舗装構造物。
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