JP5565599B2 - ヘアキャッチャー - Google Patents

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本願発明は、主として浴室の洗い場床面に開口した排水口に取り付けた目皿の表面を被覆するように重ねて取り付け、排水口へと流れ込もうとする排水中の抜け毛やごみ等を捕捉するためのヘアキャッチャーに関する。
浴室や洗面台や台所の流し台等の排水口には、抜け毛や糸くず等が排水管に流れ込まないようにするために、排水口に目皿を取り付けている。目皿は、直径と平行な長溝よりなる通水溝を防錆性を有する金属製円形に穿設し、通水溝とエッジ部を平行な位置関係を保持して交互に配設している。そして、目皿表面のエッジ部に抜け毛等を引っ掛けて捕捉し、排水筒へ流れ落ちないようにするものである。しかし、目皿の通水溝は溝幅も幅広で長さも長いため、抜け毛等が排水と共に容易に通水溝を通過して排水筒へと流れ落ち、流れ込んだ抜け毛等で排水管を詰まらせていた。
目皿の通水溝を通る抜け毛や糸ごみ等を捕捉する目的で、目皿表面に直接的に貼り付けて使用するシート状のものが提案されている。例えば、非特許文献1の「髪の毛集めてポイ(小林製薬株式会社の商品名)」は不織布を材料とし内側に通水孔が穿設された円形シートの周縁対向位置に舌片を連設し、裏面には接着剤層を設けたものや、特許文献1に開示の裏面に粘着層が被着されたネット状の毛取りシートが提案されている。非特許文献1や特許文献1に開示のシート状のものであると、第1に浴室の床面がタイル貼りである場合は目地部分とタイル部分とに凹凸が形成されているため、シート裏面の粘着層が目地部分には接着しにくく、使用中に流れてくる水の作用でシートが周縁側から捲れ、剥離しやすいということ、第2にシートを目皿から剥離すると粘着層の粘着剤が目皿表面に移り付着しており、新しいシートを貼着前に目皿表面に残存する粘着剤を拭き取らなければならず拭取り作業が面倒であること、第3にシートを貼着するには被貼着面が完全な乾燥状態であることを必要とし、貼着前に乾燥時間が必要であること、第4に再使用ができず不経済であること、以上の問題点があった。
再使用可能なシート状のものとしては、シリコンゴムを材料とし、目皿の直径よりも大径なリング状周縁部分の内側に、リング状周縁部分よりは肉薄なネット状部を設け、シリコンゴムの弾力性及び高摩擦抵抗性を利用して流水の作用で排水口用毛髪等ごみ取りフィルターを目皿に密着させるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に開示の排水口用毛髪等ごみ取りフィルターであると、 排水の強い水流がリング状周縁部分の外側面に作用すると、水流の作用する方向へ移動して目皿表面から位置がずれることがあり、実用的ではないという問題点があった。
リング状フレームの内側略全体にネットを張設し、フレームに目皿の通水溝に差し込まれる爪状或は舌状の切り起し片と、起立させて指で掴む掴み部を設けた排水口用ごみ取りネットが提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に開示の排水口用ごみ取りネットであると、合成樹脂製のフレーム本体及びネットが一面状の平面状であるため、浴室床面を流れる湯水の温度で反り返り、加えて、図11に示すような取り付け或は取り外し作業の繰り返し等により周縁から上方に反り返り、目皿表面と反り返り上方に浮いた周縁部分との隙間から抜け毛等が入り込み、ごみ取りネットとして機能しなくなるという問題点があった。
円形ごみ取りの周縁の内側に上方に隆起する隆起部を同心円上に沿って設け、該隆起部の裏面にはピン部を垂設し、該ピン部には横方向に多数の突起部を横方向に突設し、該突起部が目皿のエッジ部裏面或は側面に係止して目皿から離脱しないように取り付けるようにしたごみ取り器が提案されている(例えば、特許文献4参照)。抜け毛は水の流れに従い浴室床面を這って排水口へと送り込まれる。特許文献4に開示のごみ取り器であると、周縁部を目皿受に対して下方に押し付ける力が弱いため、目皿接触部と目皿受との間に抜け毛が入り込み、抜け毛が入り込んだ微細な隙間に更に抜け毛やごみ等が入り込んでごみ取り器を上方へ浮かせるように作用し、突起部の目皿エッジ部裏面への係合力が弱いことより突起部はエッジ部側面を摺接しながらピン部を通水溝より上方へ移動させ、ごみ取り器は極めて容易に目皿から離れるという問題点があった。
特開2006−336363号公報 特開2005−171516号公報 特開平8−85990号公報 実用新案登録第3080092号の登録実用新案公報
小林製薬株式会社のホームページ
本願発明者は、合成樹脂製平板は温湯により反り返ること、及びヘアキャッチャーの周縁部が目皿受けに対して強く圧力を加えていなければ、排水中の抜け毛がヘアキャッチャーの周縁部と目皿受けとの間の微小な隙間に入り込むことに着目した。本願発明は、ヘアキャッチーの形状を周縁部が中心部と比較して高さ方向に於いて下方に位置し、且つ、目皿に確実に取り付けるために目皿のエッジ部と交差する係止片を設け、係止片を目皿のエッジ部裏面に引っ掛けることでヘアキャッチャーの周縁部底面が目皿受けに加圧した状態で取り付けるようにし、ヘアキャッチャーの周縁部底面と目皿受けとの間に微小な隙間も形成しないようにしたヘアキャッチャーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本願発明のうち請求項1に記載の発明は、洗い場の排水口に設けられている目皿の表面を覆って重ねて取り付け、洗い場の排水に含まれる抜け毛等が前記目皿の通水溝を通過しないように排水中の抜け毛等を予め捕捉するためのヘアキャッチャーであって、目皿を内側に被覆可能な大きさのヘアキャッチャー本体と、前記目皿にヘアキャッチャー本体を重ねて取り付けるための係止片よりなり、前記ヘアキャッチャー本体は略円形の合成樹脂製薄板を底面側の頂部と底面側の周縁との高さ方向距離差が使用する目皿の肉厚よりも僅かばかり長くし、且つ中心部が平面側に緩やかに膨出し、直径を通る断面が略円弧状の全体形状がドーム状に形成され、前記ヘアキャッチャー本体の内側には多数の排水孔が穿設され、前記係止片は前記目皿の底面に係止可能に、前記ヘアキャッチャー本体の底面に下方に延びる連結棒を介して側方に連続的に延設され、前記係止片の上面位置と前記ヘアキャッチャー本体の周縁位置とは高さ方向に於いて略同じ位置に配設されたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、洗い場の排水口に設けられている目皿の表面を覆って重ねて取り付け、洗い場の排水に含まれる抜け毛等が前記目皿の通水溝を通過しないように、予め抜け毛等を捕捉するためのヘアキャッチャーであって、目皿を内側に被覆可能な大きさのヘアキャッチャー本体と、前記目皿にヘアキャッチャー本体を重ねて取り付けるための係止片とよりなり、前記ヘアキャッチャー本体は略円形の合成樹脂製薄板よりなり、底面側の頂部と底面側の周縁との高さ方向距離差が使用する目皿の肉厚よりも僅かばかり長くし、且つ中心部が平面側に緩やかに膨出し直径を通る断面が略円弧状の全体形状がドーム状に形成され、前記ヘアキャッチャー本体には内側に多数の排水孔が穿設され、前記ヘアキャッチャー本体の平面には、前記排水孔を回避する位置に凸条が設けられ、前記係止片は、前記ヘアキャッチャー本体の底面より下方に延びる連結棒を介して側方に連続して延設され、前記係止片の上面位置と前記ヘアキャッチャー本体の周縁位置とは高さ方向に於いて略同じ位置に配設されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャーの係止片が、連結棒を中心として連結棒の軸心と略90度の角度を有して左右両側方に連設されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3の何れかに記載のヘアキャッチャーが、ヘアキャッチャー本体の平面に、係止片を目皿取り付けるための摘み部を設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャーの係止片が、ヘアキャッチャー本体底面の同一直径上に於いてヘアキャッチャー中心から夫々反対方向に所定距離を有して離隔した位置に設けられた夫々の連結棒の下端に、連結棒と略90度の角度を有して互いに相反する方向であって、互いに平行な位置関係に連設されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャーの係止片が、ヘアキャッチャー本体底面の同一直径上にヘアキャッチャー中心から夫々反対方向に所定距離を有して離隔した位置に設けられた連結棒の下端に、連結棒と90度の角度を有し前記ヘアキャッチャー本体の中心方向を向いて連続的に一側方に延設されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャーの係止片が、ヘアキャッチャー本体底面に所定距離を有して離隔した位置に設けた夫々の連結棒の下端に、連結棒と90度の角度を有して互いに同一方向であって、互いに平行な位置関係に設けられていることを特徴とする。
本願発明は、平面側に緩やかに膨出し直径を通る断面が略円弧状の全体形状がドーム状に形成され、且つ底面側には連結棒を介して側方に連続的に延設された係止片を設けているため、係止片を目皿のエッジ部裏面にエッジ部と直交させて係止すると、流水の強い力の作用でも目皿からヘアキャッチャーは離脱しないという効果がある。
本願発明は、係止片の上面位置とヘアキャッチャー本体底面の周縁位置とは高さ方向に於いて略同じ位置に配設されているので、ヘアキャッチャーは目皿を覆って周縁部底面が目皿受けに対して圧接し、ヘアキャッチャー周縁部底面と目皿受けとの間に微小な隙間も形成せず抜け毛を入り込ませる隙間を形成しないという効果がある。
本願発明は、合成樹脂製薄板が平板状ではなく、平面側に緩やかに膨出すると共に、直径に沿う断面が略円弧状の全体形状がドーム状に形成されているため、高温の湯水によっても周縁が上方へ反り返らず、使用によってヘアキャッチャーの機能が低下することがないという効果がある。
本願発明は、ヘアキャッチャー本体の平面に摘み部を設けているので、係止片を目皿のエッジ間に差し込みやすいという効果がある。
ヘアキャッチャーの平面斜視図である。(実施例1) ヘアキャッチャーの底面斜視図である。(実施例1) ヘアキャッチャーの正面図である。(実施例1) ヘアキャッチャーの平面図である。(実施例1) 図4のA−A線拡大断面図である。(実施例1) 目皿にヘアキャッチャーを取り付ける状態を示す側面説明図である。(実施例1) ヘアキャッチャーの平面斜視図である。(実施例2) ヘアキャッチャーの底面斜視図である。(実施例3) ヘアキャッチャーの係止片の構成を説明する一部切欠底面図である。(実施例4) ヘアキャッチャーの係止片の構成を説明する一部切欠底面図である。(実施例5) ヘアキャッチャーの平面斜視図である。(実施例6) ヘアキャッチャーの底面斜視図である。(実施例6) ヘアキャッチャーの正面図である。(実施例6) ヘアキャッチャーの平面図である。(実施例6) 図14のB−B線拡大断面図である。(実施例6)
ヘアキャッチャー本体の形状を平面側に緩やかに膨出し直径を通る断面が略円弧状の全体形状がドーム状にすることで、温度による反り返り等の変形防止を実現可能にした。係止片を連結棒から側方に延設することで、目皿のエッジ部裏面にエッジ部の中心線と交差して係止片を係止可能にし、流水による加圧によっても目皿からヘアキャッチャーが浮き上って、目皿から取り外されることがないようにした。又、係止片の上面位置とヘアキャッチャー本体の周縁位置とは高さ方向に於いて略同じ位置に配設することで、ヘアキャッチャー本体の周縁で目皿受けを加圧し、ヘアキャッチャー本体周縁底面と目皿受けとの間に微小な隙間をも形成せず、排水と共に流れてきた抜け毛等がヘアキャッチャー本体周縁底面と目皿受けとの間から侵入することがなく、ヘアキャッチャー本体表面へ確実に送り込むことを実現した。
図1〜図6に基いて実施例1を説明する。ヘアキャッチャー1は合成樹脂を材料とし、一体成型等の手段を用いて製造されている。ヘアキャッチャー1は、主として直径が使用する目皿2の直径よりも大きい平視が略円形のヘアキャッチャー本体3と、係止片4及び摘み部5、5とよりなる。
ヘアキャッチャー本体3は合成樹脂製薄板よりなり、底面側に於いて周縁から平視中心部に亘り平面側に突出するように緩やかに彎曲した全体形状がドーム状に形成されている。つまり、ヘアキャッチャー本体3の直径に沿う断面は、ヘアキャッチャー本体3の平視中心部が最も平面側に突き出した緩やかな円弧状を呈している。ヘアキャッチャー本体3の底面に於ける頂部と、底面に於ける周縁との高低差は、取り付けられる目皿2の厚みよりも僅かばかり大きく設定されている。
ヘアキャッチャー本体3の内側には多数の排水孔6が穿設されている。排水孔6は、ヘアキャッチャー本体3の平視中心を中心として同心円上に沿う位置に穿孔されてなる。換言すれば、ヘアキャッチャー本体3の中心を中心として多数の同心円上に沿って排水孔6が穿設されている。同じ円上に沿う排水孔6群と、直径が異なる隣り合う同心円上に沿う排水孔6群との間には、凸条7が同心円に設けられている。すなわち、同心円上に設けられた排水孔6と同心円の凸条7が、ヘアキャッチャー本体3の中心から周縁部21にかけて交互に設けられている。ヘアキャッチャー本体3の平面側に於ける周縁部21は僅かばかり隆起し、外側に向けて下傾する傾斜面を備えている。目皿2の直径が9.40cmの場合は、ヘアキャッチャー本体3の直径が10.00cm程度、排水孔6の直径は0.45cm程度であることが好適である。
ヘアキャッチャー本体3の底面側には、ヘアキャッチャー本体3と連続して連結棒8が垂設されている。連結棒8は、ヘアキャッチャー本体3の底面側に於ける中心部を回避した位置に底面と略90度の角度を有して連設されている。目皿2の中心には、使用の際に防臭椀9の雌螺子部10にボルトを螺着して一体的に取り付けるためのボルト孔が穿設されており、目皿2の中心を通る線上に設けられた通水溝はボルト孔を中心として2分され、目皿2の中心には係止片4を係止可能なエッジ部が存在しないためである。連結棒8の下端には左右両側方に延びる係止片4が連設されている。係止片4の上面は平坦面に形成され、連結棒8の軸心と90度の角度を有して延設されている。係止片4の平坦な上面とヘアキャッチャー本体3の周縁底面との高さ方向位置は、同一位置か、若しくはヘアキャッチャー本体3の周縁底面の方が下方に位置するように設定されている。
ヘアキャッチャー本体3の周縁には対向する位置に摘み部5、5が設けられている。摘み部5、5は、ヘアキャッチャー本体3の周縁から上方に立ち上がる立ち上がり片11、11を介して外側方に上傾している。
次に作用について説明する。図6に示すように、ヘアキャッチャー1は、係止片4を目皿2の通水溝に沿わせて下降し、係止片4を目皿2のエッジ部の裏面よりも下方に位置させた後にヘアキャッチャー本体3を周方向に回転させ、係止片4の上面をエッジ部の裏面に当接させて目皿2に取り付けて使用するものである。
係止片4の上面平坦面がエッジ部裏面と交差するため、ヘアキャッチャー1は確実に目皿2に装着される。
ヘアキャッチャー本体3が中心部が平面側に膨出したドーム状であること、及び係止片4の高さ方向上面位置がヘアキャッチャー本体3の底面側周縁の高さ方向位置と同じか、或は僅かばかり上方であることより、ヘアキャッチャー本体3の底面側周縁は、目皿2の周囲の目皿受けに圧接する。ヘアキャッチャー本体3の底面側周縁は、目皿受けに加圧しているため、ヘアキャッチャー本体3の底面側周縁と目皿受けとの間には隙間は形成されることなく密着し、ヘアキャッチャー本体3と目皿2との間に抜け毛が入り込まない。
平面側に於ける周縁部21は外側に向けて下傾する傾斜面を具備しているので、抜け毛がヘアキャッチャー本体3の平面に乗り上がりやすい。
ヘアキャッチャー本体3の平面に、中心から周縁部21にかけて排水孔6を避けて多数の凸条7を設けているため、ヘアキャッチャー本体3の平面に乗り上がった抜け毛等は、凸条7間に架け渡って凸条7の頂部に点状に付着し、ヘアキャッチャー本体3の平面に張り付かず簡単に除去することができる。
排水と共に流れ着いた抜け毛が一方の摘み部5に絡んだ場合は、他方の摘み部5を手に取りヘアキャッチャー1を目皿2から取り外した後、一方の摘み部5を下にして振ると容易に一方の摘み部5に絡んでいた抜け毛は脱落し、捕捉した抜け毛の処理が簡便である。
図7に示される実施例について説明する。説明を簡単にするために、図1〜図6と同様な作用を有する部分は図1〜図6と同じ符号を用いて説明する。図1〜図6に示される実施例1と異なる点は、ヘアキャッチャー本体3の平面に凸条が無い点、及び摘み部5が1個のみである点である。
図8に示される実施例について説明する。ヘアキャッチャー本体12の底面には、同一直径上に平視中心部を中心として側方に所定距離を有して離隔した位置に、連結棒13、13がヘアキャッチャー本体12の底面と略90度の角度を以って連設されている。連結棒13、13の下端には互いに相反する方向であって、互いに平行な位置関係の係止片14、14が連結棒13、13の軸心と90度の角度を有して連設されている。
係止片14、14を目皿の通水溝に差し込んだ後に、ヘアキャッチャーを周方向に回転すると、係止片14、14は目皿のエッジ部裏面に係止する。
図9に示される実施例について説明する。ヘアキャッチャー本体15の底面には、同一直径上に平視中心部を中心として側方に所定距離を有して離隔した位置に、連結棒16、16がヘアキャッチャー本体15の底面と略90度の角度を以って連設されている。連結棒16、16の下端には、内向し、互いに同一直線上に沿う係止片17、17が連結棒16、16の軸心と90度の角度を有して連設されている。
図10に示される実施例について説明する。ヘアキャッチャー本体18の底面には、同一直径上に平視中心部を中心として側方に所定距離を有して離隔した位置に、連結棒19、19がヘアキャッチャー本体18の底面と略90度の角度を以って連設されている。連結棒19、19の下端には、互いに平行で同一方向を向く係止片20、20が連結棒19、19の軸心と90度の角度を有して連設されている。
図11から図15に示される実施例について説明する。中心部が平面方へ緩やかに突出するドーム状に彎曲した合成樹脂製円形薄板よりなるヘアキャッチャー本体22の平面には凸条7が同心円に設けられている。隣り合う凸条7間には排水孔6が穿設されている。凸条7間に穿設されている排水孔6の中心を結ぶ仮想線は円を描く。ヘアキャッチャー本体22の底面には、連結棒23が垂設され、連結棒23の下端には連結棒23の軸心と90度の角度を有して横方向に延びる係止片24を連設している。ヘアキャッチャー本体22の平面に於ける連結棒23の取付位置には摘み部25を設けている。連結棒23の軸心線の延長線上に摘み部25の中心線が位置するように取り付けられていることが好適である。摘み部25を指で持ち操作すると、係止片24を目皿2のエッジ間に間に簡単且つ正確に差し込み可能で、又、ヘアキャッチャー本体22を目皿に圧接する際に力を入れやすいという作用効果がある。
1 ヘアキャッチャー
2 目皿
3、12、15、18、22 ヘアキャッチャー本体
4、14、17、20、24 係止片
6 排水孔
7 凸条
8、13、16、19、23 連結棒
25 摘み部

Claims (7)

  1. 洗い場の排水口に設けられている目皿の表面を覆って重ねて取り付け、洗い場の排水に含まれる抜け毛等が前記目皿の通水溝を通過しないように排水中の抜け毛等を予め捕捉するためのヘアキャッチャーであって、
    目皿を内側に被覆可能な大きさのヘアキャッチャー本体と、前記目皿にヘアキャッチャー本体を重ねて取り付けるための係止片よりなり、
    前記ヘアキャッチャー本体は略円形の合成樹脂製薄板を底面側の頂部と底面側の周縁との高さ方向距離差が使用する目皿の肉厚よりも僅かばかり長くし、且つ中心部が平面側に緩やかに膨出し、直径を通る断面が略円弧状の全体形状がドーム状に形成され、
    前記ヘアキャッチャー本体の内側には多数の排水孔が穿設され、
    前記係止片は前記目皿の底面に係止可能に、前記ヘアキャッチャー本体の底面に下方に延びる連結棒を介して側方に連続的に延設され、
    前記係止片の上面位置と前記ヘアキャッチャー本体の周縁位置とは高さ方向に於いて略同じ位置に配設されたことを特徴とするヘアキャッチャー。
  2. 洗い場の排水口に設けられている目皿の表面を覆って重ねて取り付け、洗い場の排水に含まれる抜け毛等が前記目皿の通水溝を通過しないように、予め抜け毛等を捕捉するためのヘアキャッチャーであって、
    目皿を内側に被覆可能な大きさのヘアキャッチャー本体と、前記目皿にヘアキャッチャー本体を重ねて取り付けるための係止片とよりなり、
    前記ヘアキャッチャー本体は略円形の合成樹脂製薄板よりなり、底面側の頂部と底面側の周縁との高さ方向距離差が使用する目皿の肉厚よりも僅かばかり長くし、且つ中心部が平面側に緩やかに膨出し直径を通る断面が略円弧状の全体形状がドーム状に形成され、
    前記ヘアキャッチャー本体には内側に多数の排水孔が穿設され、
    前記ヘアキャッチャー本体の平面には、前記排水孔を回避する位置に凸条が設けられ、
    前記係止片は、前記ヘアキャッチャー本体の底面より下方に延びる連結棒を介して側方に連続して延設され、
    前記係止片の上面位置と前記ヘアキャッチャー本体の周縁位置とは高さ方向に於いて略同じ位置に配設されたことを特徴とするヘアキャッチャー。
  3. 上記係止片が、連結棒を中心として連結棒の軸心と略90度の角度を有して左右両側方に連設されていることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャー。
  4. 上記ヘアキャッチャー本体の平面には、係止片を目皿取り付けるための摘み部を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3の何れかに記載のヘアキャッチャー。
  5. 上記係止片が、ヘアキャッチャー本体底面の同一直径上に於いてヘアキャッチャー中心から夫々反対方向に所定距離を有して離隔した位置に設けられた夫々の連結棒の下端に、連結棒と略90度の角度を有して互いに相反する方向であって、互いに平行な位置関係に連設されていることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャー。
  6. 上記係止片が、ヘアキャッチャー本体底面の同一直径上にヘアキャッチャー中心から夫々反対方向に所定距離を有して離隔した位置に設けられた連結棒の下端に、連結棒と90度の角度を有し前記ヘアキャッチャー本体の中心方向を向いて連続的に一側方に延設されていることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャー。
  7. 上記係止片が、ヘアキャッチャー本体底面に所定距離を有して離隔した位置に設けた夫々の連結棒の下端に、連結棒と90度の角度を有して互いに同一方向であって、互いに平行な位置関係に設けられていることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載のヘアキャッチャー。
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