JP6215073B2 - 排水口用フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば風呂や洗面所等の排水口に設けられた目皿上に取り付けて使用する排水口用フィルタに関するものである。
一般に風呂、洗面所等の排水口には、排水管内に毛髪や塵芥等のごみが流入することを防止するために、毛髪や塵芥等のごみを除去する目皿が取り付けられている。毛髪や塵芥等のごみが目皿に詰まり、水が排水し難くなると、目皿上に溜まった毛髪や塵芥等のごみを除去する必要があるが、目皿に絡みついた毛髪等のごみを除去するのはなかなか厄介である。
そこで近年では、排水口に装着された目皿上に使い捨ての排水口用フィルタを取り付け、掃除の手間を軽減する方法が採用されることがある。このための特許文献1に開示された排水口用フィルタでは、不織布又はフィルムシートから成る基材層の裏面に目皿に粘着するための粘着層を設け、これらの基材層及び粘着層に孔穿け加工を施して、透水性を付与するための多数の開口孔を形成している。
特開2004−68588号公報
しかし、上述の排水口用フィルタの使用を続けると、通常では比較的短期間で毛髪等のごみが開口孔に目詰まりして排水性能が低下する。排水口付近に排水が滞留すると不衛生な状態となるので、現状の排水口用フィルタを剥がして廃棄し、新たな排水口用フィルタに貼り替える必要がある。
或る程度、ごみが開口孔に目詰まりしても、排水性能を低下しないようにするために開口孔の径を大きくすると、逆にごみが開口孔から流出してしまうという問題がある。また、不織布等から成る排水口用フィルタが破れ易くなるという問題もある。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、基材シートの一部を拡げることにより排水通過部を立体形状にして、ごみの捕捉効率を向上させると共に、基材シートの大きさを小さくし、材料コストを低減する排水口用フィルタを提供することにある。
上述の目的を達成するための本発明に係る排水口用フィルタは、裏面に粘着層を設けた基材シートと、前記粘着層に貼り付けた離型紙とから成る排水口用フィルタであって、前記基材シートにはスリット状の切込部と該切込部間を接続する接続部とを交互に直線状に配置した切込列を平行に複数列に配列し、前記切込列の前記切込部の側方に縁片部を介して隣接する前記切込部の前記接続部が位置するようにし、使用時に、前記離型紙を剥離した前記基材シートを、前記切込部の切込方向に対し直交方向に引っ張ることにより、前記切込部を拡げて開口すると共に前記縁片部を立ち上げることを特徴とする。
本発明の排水口用フィルタによれば、排水通過部を立体的な構造とすることで水はけがよくなると同時に、毛髪や塵芥等のごみを捕捉し易くする。
実施例の排水口用フィルタの平面図である。 横方向から引っ張った際の排水口用フィルタの平面図である。 基材シートを伸張した状態の一部を拡大した斜視図である。 排水口用フィルタを目皿上に取り付ける場合の説明図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の排水口用フィルタの平面図、図2は横方向から引っ張った状態の排水口用フィルタの平面図を示している。
排水口用フィルタ1は例えば長さ15cm、幅14cm程度の縦方向に稍々長い略長方形状のシート状である。この、排水口用フィルタ1は、裏面に粘着層を設けた基材シート1aと、この基材シート1aを覆うように基材シート1aの粘着層に貼り付けられたほぼ同形状の離型紙1bとから構成されている。なお、排水口用フィルタ1の大きさは使用する排水口の大きさに適合するようなサイズを準備しておけばよい。
基材シート1aはポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等から成る濾過性を有する不織布、合成樹脂フィルム、又は紙材等から構成されている。そして、基材シート1aには、中央部に縦帯状に設けたスリット部2と、この中央帯状のスリット部2の両側に左右対称に円弧状に配置した複数個の透孔3と、四隅に設けた剥がし片4とが形成されている。
スリット部2では、スリット状の多数の切込部2aが縦方向に直線状にマイクロスリット加工等により切り込まれている。これらの切込部2aの端部間は、切込部2aよりも長さが短い接続部2bにより交互に直線状に接続されて、1列の切込列2cが形成されている。このような切込列2cの多数列が、例えば2mmの間隔をおいて平行に形成されている。
切込部2aの長さは例えば5〜15mm程度で、8mmが好適であり、接続部2bの長さは例えば1〜3mm程度で、2mm程度が好適である。
これらの切込列2cは横方向に切込部2aの縁部である縁片部2dを介して前述したように他の切込列2cと平行に設けられ、各切込部2aの横方向には、隣接する切込列2cの接続部2bが位置するように配列されている。このように配置することで、切込部2aは千鳥状に配置されることになり、1列おきの切込列2cは、同じ位置に配置された切込部2aと接続部2bとを有する。
また、透孔3は両端が丸みを帯びた矩形状とされ、基材シート1aのスリット部2の両側に設けられており、長辺の延長線が基材シート1aの中心で交差するように放射状に配置されている。なお、透孔3は矩形状としたが、透孔3の幅方向である短辺と同等の長さの径の円形孔を多数、配置するようにしてもよい。
スリット部2の切込部2a及び透孔3を形成するのは基材シート1aのみでもよく、基材シート1a及び離型紙1bの両方に切込部2a及び透孔3を設けるようにしてもよい。
また、透孔3を設けることなく、スリット部2のみを設ける構成にすることもできる。このような場合には、図1の排水口用フィルタ1と同等の排水性を保つために切込列2cの列数を増やすことが好ましい。
図2に示すように基材シート1aを横方向の矢印方向に引っ張ると、スリット部2の各切込部2aは切込み方向と直交する方向である横方向に拡がり、唇形状の開口部2eに変形する。このように拡がった開口部2eは、隣接する開口部2eとは千鳥状に配置されることになる。
図3は基材シート1aを横方向に引っ張った状態の一部を拡大した斜視図である。切込部2aを開口部2eに拡げることにより、開口部2eに接する縁片部2dが捩られてめくり上げられ、縁片部2dは開口部2eに対して表側又は裏側に向けて立ち上がることになる。
このように、立ち上がった縁片部2dにより立体的構造となった排水通過部により、毛髪や塵芥等のごみが絡まって捕捉し易くなる。また、開口部2eで捕捉されたごみの間には、従来製品の平面上の隙間に比べて立体的な隙間が生じているため、ごみの目詰まりによる排水性能の低下が従来製品に比べて発生し難い。また、透孔3は両端を半円形とした略矩形孔としているので、排水の流下性を良くしている。
この排水口用フィルタ1の使用時には、離型紙1bから剥がし片4を摘んで剥離した後に、両手の指で切込部2aの切込方向と直交する横方向に引っ張って基材シート1aを略正方形とした状態で、図4に示すように基材シート1aを粘着層を下にして排水口の目皿M上に貼り付ける。このようにして、粘着層により目皿Mに貼り付けることによって、排水の水流により基材シート1が目皿Mから剥がれることが防止できる。
基材シート1aを目皿Mに貼り付けた後に例えば洗髪を行うと、排水は基材シート1aの開口部2e及び透孔3、目皿Mの排水孔を通って排水管に流出する。この際に、抜け落ちた毛髪や大きな塵芥類のごみは、開口部2e及び透孔3を通過することができないので、開口部2e及び透孔3に捕捉された状態となる。
例えば、数週間、連続して基材シート1aを使用すると、基材シート1aの表面、主に開口部1eの周辺にごみが溜まるので、基材シート1aを目皿Mから剥がして、毛髪や塵芥等と共に廃棄する。この場合に、ごみは縁片部2dが立ち上っていることにより立体的に捕捉される分だけ、平面状の従来製品よりも大量のごみに対処することができる。そして、新しい基材シート1aを目皿Mに貼り付ければよい。
特許文献1等の従来製品の排水口用フィルタは、使用前と使用中の排水口の大きさは、一致している。これに対して、本実施例の排水口用フィルタ1は、図2に示すように引っ張って使用する状態では、引っ張る前よりも横方向の長さが大きくなり、切込部2aが拡がって開口部2eとなることにより、従来製品に比べて基材シート1aの面積を小さく製造することができるので、材料コストを抑制することが可能となる。
また、基材シート1aを横方向に引っ張ることにより、切込部2aの縁部である縁片部2dが立ち上り、立体的な機能を有するフィルタとなるので、ごみの収集率が高まる。
1 排水口用フィルタ
1a 基材シート
1b 離型紙
2 スリット部
2a 切込部
2b 接続部
2c 切込列
2d 縁片部
2e 開口部
3 透孔
4 剥がし片
M 目皿

Claims (5)

  1. 裏面に粘着層を設けた基材シートと、前記粘着層に貼り付けた離型紙とから成る排水口用フィルタであって、
    前記基材シートにはスリット状の切込部と該切込部間を接続する接続部とを交互に直線状に配置した切込列を平行に複数列に配列し、
    前記切込列の前記切込部の側方に縁片部を介して隣接する前記切込部の前記接続部が位置するようにし、
    使用時に、前記離型紙を剥離した前記基材シートを、前記切込部の切込方向に対し直交方向に引っ張ることにより、前記切込部を拡げて開口すると共に前記縁片部を立ち上げることを特徴とする排水口用フィルタ。
  2. 前記切込部の長さは前記接続部の長さよりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の排水口用フィルタ。
  3. 前記基材シートは略四角形状としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の排水口用フィルタ。
  4. 複数列の前記切込列は、前記基材シートの中央帯状に配置したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の排水口用フィルタ。
  5. 前記中央帯状に配置した複数列の前記切込列の両側に、複数個の透孔をそれぞれ配置したことを特徴とする請求項4に記載の排水口用フィルタ。
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