JP2007046422A - ヘアキャッチャー - Google Patents
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Abstract
【課題】 絡み付いた毛髪を確実かつ容易に除去することのできるヘアキャッチャーを提供する。
【解決手段】 縦方向櫛状の縦方向櫛部材9と、横方向櫛状の横方向櫛部材10で構成されて排水中の毛髪を捕集し得るヘアキャッチャー7であって、縦方向櫛部材9と横方向櫛部材10には、絡み付いた毛髪を除去するための櫛のバー9b,10bを貫通させる複数の孔11a,12aを有する可動式の押出し部材11,12が取り付けられている。
【選択図】 図5
【解決手段】 縦方向櫛状の縦方向櫛部材9と、横方向櫛状の横方向櫛部材10で構成されて排水中の毛髪を捕集し得るヘアキャッチャー7であって、縦方向櫛部材9と横方向櫛部材10には、絡み付いた毛髪を除去するための櫛のバー9b,10bを貫通させる複数の孔11a,12aを有する可動式の押出し部材11,12が取り付けられている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、浴室床面の排水枡内に設けられて毛髪を捕集し得るヘアキャッチャーに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているような、縦横の格子状に形成されたヘアキャッチャーが存在する。
特開平8−144343号公報
従来の特許文献1に開示されているようなヘアキャッチャーでは、絡み付いた髪の毛の1本1本を取り除くことが困難で、確実に毛髪を落とすことができないという問題点があり、また、形状が複雑で手入れがしにくいという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、絡んだ毛髪を確実に除去することができ、手入れが容易なヘアキャッチャーを提供せんとするものであり、その請求項1は、縦方向櫛状の縦方向櫛部材と横方向櫛状の横方向櫛部材で構成されて排水中の毛髪を捕集し得るヘアキャッチャーであって、前記縦方向櫛部材と横方向櫛部材の少なくとも一方には、毛髪を除去するための櫛のバーを貫通させる複数の孔を有する可動式押出し部材が取り付けられていることである。
本発明のヘアキャッチャーは、縦方向櫛状の縦方向櫛部材と横方向櫛状の横方向櫛部材で構成され、縦方向櫛部材と横方向櫛部材の少なくとも一方には、毛髪を除去するための櫛のバーを貫通させる複数の孔を有する可動式押出し部材が取り付けられていることにより、櫛部材に沿って可動式の押出し部材をスライド移動させることで、櫛部材に絡み付いた毛髪を確実に除去することができ、毛髪に触れることなく除去作業を良好に行なうことができるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の斜視構成図であり、浴室1内の洗い場2の浴槽3側には凹み状に排水枡4が設けられており、図2の拡大縦断面構成図で示すように、この排水枡4の底面中央部には、垂下状に円筒状のトラップフランジ5が設けられ、このトラップフランジ5の下方に図示しないトラップが設置されるものである。
図1は、浴室の斜視構成図であり、浴室1内の洗い場2の浴槽3側には凹み状に排水枡4が設けられており、図2の拡大縦断面構成図で示すように、この排水枡4の底面中央部には、垂下状に円筒状のトラップフランジ5が設けられ、このトラップフランジ5の下方に図示しないトラップが設置されるものである。
このトラップフランジ5には、内側へ突出して掛止鍔部5aが形成されており、この掛止鍔部5a上にヘアキャッチャー7を取り外し可能に載置して、このヘアキャッチャー7で髪の毛やゴミを捕集することができるものである。
なお、排水枡4の上面には目皿6が覆設されるものである。
なお、排水枡4の上面には目皿6が覆設されるものである。
なお、図2に示すように、ヘアキャッチャー7を水平面に対し斜めに配置しておくと、ゴミBを片面側に溜めることができ、ヘアキャッチャー7全面にゴミや髪の毛が付着して詰まってしまうのを良好に防ぐことができるものとなる。
なお、ヘアキャッチャー7は略水平状に設置したものであっても構わない。
なお、ヘアキャッチャー7は略水平状に設置したものであっても構わない。
本例では、このヘアキャッチャー7は、図3の使用状態図で、また図4では分解平面図で、また図5では取り外して下向きにした状態の斜視図で示すように構成されている。
ヘアキャッチャー7を説明すると、ヘアキャッチャー7は、L字状をなすL形フレーム8を備えており、このL形フレーム8は、縦フレーム8aと横フレーム8bで構成されて、横フレーム8bは縦フレーム8aに対し段部8cを介して一段低い位置に連結されている。
ヘアキャッチャー7を説明すると、ヘアキャッチャー7は、L字状をなすL形フレーム8を備えており、このL形フレーム8は、縦フレーム8aと横フレーム8bで構成されて、横フレーム8bは縦フレーム8aに対し段部8cを介して一段低い位置に連結されている。
縦フレーム8a及び横フレーム8bには、それぞれ内側に凹み状に凹部8d,8dが形成されており、それぞれの凹部8d,8dには、対向状に一対のボス8e,8eが内側へ突出して形成されている。
縦フレーム8aには、上下方向に回動可能に縦方向櫛部材9が取り付けられるものであり、また、横フレーム8bには、横方向櫛部材10が上下方向に回動可能に取り付けられるものである。
縦フレーム8aには、上下方向に回動可能に縦方向櫛部材9が取り付けられるものであり、また、横フレーム8bには、横方向櫛部材10が上下方向に回動可能に取り付けられるものである。
縦方向櫛部材9は、平行状に間隔をおいた5本の櫛バー9b,9b,9b,9b,9bを備え、この5本の各櫛バー9bの一端側が連結バー9aで連結されて一体化されたものであり、連結バー9aの両端側には凹み状に係止孔9c,9cが形成されており、この係止孔9c,9c内に縦フレーム8aのボス8e,8eが係入されることで、縦方向櫛部材9は、縦フレーム8aに上下方向に回動可能に取り付けられるものである。
また、横方向櫛部材10も同様に、5本の櫛バー10b,10b,10b,10b,10bが間隔をおいて平行状に設けられ、5本の櫛バー10b,10b,10bが連結バー10aで連結されており、この連結バー10aを横フレーム8bの凹部8d内に嵌め込んで上下方向に回動可能に取り付けることができるものである。
また、横方向櫛部材10も同様に、5本の櫛バー10b,10b,10b,10b,10bが間隔をおいて平行状に設けられ、5本の櫛バー10b,10b,10bが連結バー10aで連結されており、この連結バー10aを横フレーム8bの凹部8d内に嵌め込んで上下方向に回動可能に取り付けることができるものである。
図3に示すように、使用状態では、横方向櫛部材10の上面に縦方向櫛部材9が直交状に重ね合わされて配置されるものである。
なお、縦方向櫛部材9及び横方向櫛部材10には、それぞれ押出し部材11,12が予め取り付けられている。
この押出し部材11には、5個の通し孔11a,11a,11a,11a,11aが間隔をおいて貫通形成されており、それぞれの通し孔11a,11a,11a内に櫛バー9b,9b,9bが通されて、押出し部材11は櫛バー9b,9b,9bに沿ってスライド移動させることができるように構成されている。
なお、縦方向櫛部材9及び横方向櫛部材10には、それぞれ押出し部材11,12が予め取り付けられている。
この押出し部材11には、5個の通し孔11a,11a,11a,11a,11aが間隔をおいて貫通形成されており、それぞれの通し孔11a,11a,11a内に櫛バー9b,9b,9bが通されて、押出し部材11は櫛バー9b,9b,9bに沿ってスライド移動させることができるように構成されている。
同様に、横方向櫛部材10側に取り付けられた押出し部材12にも通し孔12a,12a,12aが形成されており、各通し孔12a,12a,12a内に櫛バー10b,10b,10bが通されており、押出し部材12を櫛バー10b,10bに沿ってスライド移動させることができるように構成されている。
なお、使用状態では、押出し部材11は連結バー9a側にほぼ当接状に配置され、また、押出し部材12は連結バー10a側にほぼ当接状に配置されるものである。
なお、使用状態では、押出し部材11は連結バー9a側にほぼ当接状に配置され、また、押出し部材12は連結バー10a側にほぼ当接状に配置されるものである。
図3のような使用状態から、ヘアキャッチャー7全体をトラップフランジ5から取り外して掃除する場合には、図5のように、縦方向櫛部材9及び横方向櫛部材10のそれぞれの櫛バー9b,10bを下向き状態にして、この図5の状態で押出し部材11,12を下方向へスライド移動させてゆくと、押出し部材11,12により櫛バー9b,10bに絡み付いている毛髪を1本残らず良好に下方側へかき取り、或いはかき落とすことができ、毛髪に手が触れることなく、確実良好に絡み付いた毛髪を容易な作業により除去することができる。
なお、押出し部材11,12は、例えばポリプロピレンやエラストマーなどの硬質樹脂で形成しておき、通し孔11a,12aが櫛バー9b,10bの外周にほぼ密着状態となり、しかも、良好にスライド移動できるように構成しておくことができる。
なお、本例では、L形フレーム8に縦方向櫛部材9と横方向櫛部材10を上下動可能に取り付けて一体化したものを例示しているが、L形フレーム8を無くして、縦方向櫛部材9と横方向櫛部材10のみを用いて、図2のように、トラップフランジ5内に縦方向櫛部材9と横方向櫛部材10を交差状に重ね合わせて設置するようにしても良く、このような構成では、縦方向櫛部材9を先ず取り出して掃除し、次に、横方向櫛部材10を取り出して、別々に掃除することができるものである。
1 浴室
2 洗い場
4 排水枡
5 トラップフランジ
7 ヘアキャッチャー
8 L形フレーム
8a 縦フレーム
8b 横フレーム
8c 段部
8d 凹部
8e ボス
9 縦方向櫛部材
9a 連結バー
9b 櫛バー
9c 係止孔
10 横方向櫛部材
10a 連結バー
10b 櫛バー
11,12 押出し部材
11a,12a 通し孔
2 洗い場
4 排水枡
5 トラップフランジ
7 ヘアキャッチャー
8 L形フレーム
8a 縦フレーム
8b 横フレーム
8c 段部
8d 凹部
8e ボス
9 縦方向櫛部材
9a 連結バー
9b 櫛バー
9c 係止孔
10 横方向櫛部材
10a 連結バー
10b 櫛バー
11,12 押出し部材
11a,12a 通し孔
Claims (1)
- 縦方向櫛状の縦方向櫛部材と横方向櫛状の横方向櫛部材で構成されて排水中の毛髪を捕集し得るヘアキャッチャーであって、前記縦方向櫛部材と横方向櫛部材の少なくとも一方には、毛髪を除去するための櫛のバーを貫通させる複数の孔を有する可動式押出し部材が取り付けられていることを特徴とするヘアキャッチャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005235022A JP2007046422A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | ヘアキャッチャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005235022A JP2007046422A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | ヘアキャッチャー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007046422A true JP2007046422A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37849470
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005235022A Pending JP2007046422A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | ヘアキャッチャー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007046422A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013712A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Maruichi Kk | 目皿部材 |
JP2010229763A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Noritz Corp | ヘアキャッチャー |
DE202017104903U1 (de) * | 2017-02-24 | 2018-05-25 | Tece Gmbh | Rostdeckel für Ablaufrinne |
WO2024040732A1 (zh) * | 2022-08-24 | 2024-02-29 | 武汉衷华脑机融合科技发展有限公司 | 一种定位隔板和面阵式微针结构 |
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JP2002047712A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-15 | Uchiyama Toyoko | 着脱上下運動髪の毛取り |
-
2005
- 2005-08-12 JP JP2005235022A patent/JP2007046422A/ja active Pending
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