JP4611165B2 - 排水口カバー - Google Patents

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Description

本発明は、排水枡の上面に被せられる排水口カバーに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、キッチンの排水口等の段部に、ヌメリ取り器を一体化した排水口カバーを設置したものが開示されている。
この排水口カバーのヌメリ取り器は、リング状の薬剤収納ケースを装着して、外周上端部に排水の流入孔と下面に溶解液の流出孔を備えている。
特開2000−144840号公報
特許文献1に開示されているような排水口カバーのヌメリ取り器では、リング状に形成されているため、中央部から排水が排水枡内に流下する構造であり、排水枡の内周壁に沿って流下する排水は少なく、排水枡の内周面に付着するヌメリを良好に除去できないという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、排水枡内周壁に付着するヌメリを確実に取ることができる排水口カバーを提供するものであり、その請求項1は、排水枡の内周面上部の段部上に床パンの床面と面一状となるように被せられ、外周側から排水を排水枡内に流し込むことのできる排水口カバーであって、
該排水口カバーの前記排水枡の段部上に配置される部位には、固形薬剤を内蔵したカートリッジを着脱可能に取り付けできる収納部が形成され、
該収納部に取り付けられた前記カートリッジの側面または下面には、排水をカートリッジ内へ流入させる流入口と固形薬剤が溶解された薬液の流出口とを兼ねる流入流出口が前記段部上に臨むように開口されていることである。
本発明は、排水枡の内周面上部の段部上に床パンの床面と面一状となるように被せられ、外周側から排水を排水枡内に流し込むことのできる排水口カバーであって、該排水口カバーの前記排水枡の段部上に配置される部位には、固形薬剤を内蔵したカートリッジを着脱可能に取り付けできる収納部が形成され、該収納部に取り付けられた前記カートリッジの側面または下面には、排水をカートリッジ内へ流入させる流入口と固形薬剤が溶解された薬液の流出口とを兼ねる流入流出口が前記段部上に臨むように開口されていることにより、排水枡の段部に排水口カバーを設置した状態では、段部上にカートリッジの流入流出口が位置し、排水枡内に流入する排水の一部がカートリッジの流入流出口からカートリッジ内に入り、カートリッジ内に入った排水により、内部の固形薬剤が溶解されて、溶解された薬液が流入流出口から排水枡の段部上に流れ落ち、段部から下方の排水枡内周面に沿って薬液が流下して、排水枡の内周面のヌメリを良好に取ることができるものとなる。
なお、側面または下方から排水をカートリッジ内に取り入れるものであるため、排水を上部から取り入れるものと比較して髪の毛がカートリッジ内に入り難いものとなり、髪の毛の絡みを防ぐことができるものとなる。
また、排水口カバーが設置された状態では、カートリッジは段部上に配置されて上面からは隠れるために、排水口カバーがすっきりとした設置状態を呈することとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の縦断面構成図であり、図2は、浴室の床面を構成する床パンの平面構成図である。
床パン1の浴槽側Bには、床面1aと連続して凹み状に排水枡2が形成されており、この排水枡2の下面には排水トラップTPが設けられ、排水枡2の上面に排水カバー3が覆設されるものである。
図3は、縦断面拡大構成図を示し、排水枡2は、縦方向に延びる内周面2aの上部部位に略水平な段部2bが形成されており、この段部2b上に排水口カバー3が被せられるものである。
排水口カバー3は、図5の分解図で示すように、方形板状に形成されており、その外周四辺のそれぞれの裏側に凹み状に収納部3a,3a,3a,3aが形成されて、この各収納部3aにカートリッジ4を着脱可能に取り付けできるように構成されている。
カートリッジ4内には、固形薬剤5を入れることができ、固形薬剤5を入れたカートリッジ4を各収納部3a内に嵌め込んで、収納部3aの側面には、板状の側面蓋6を取り付けて、側面蓋6で側面側を覆蓋できるものである。
図4は、カートリッジ4を取り付けた排水口カバー3の設置状態の要部拡大縦断面構成図であり、排水口カバー3は、図6に示すように、裏側四隅にゴム脚3b,3b,3bが垂設されており、このゴム脚3bが排水枡2の段部2b上に当接して、排水口カバー3は床パン1の床面1aと面一状となるように設置できるように構成されており、排水口カバー3を排水枡2に設置した状態で、排水口カバー3の外周側から排水を排水枡2内に流し込むことができるものであり、排水は段部2bを通り内周面2aに沿って下方側へ流下されて、排水枡2の底側に設けられているヘアキャッチャー7に排水が当たり、ヘアキャッチャー7で排水内の髪の毛が集められるように構成されている。
なお、図8は、排水口カバー3に、固形薬剤5を内蔵したカートリッジ4を取り付けた状態の配置構成図であり、カートリッジ4は図9の平面図で、また図10の側面図で、また図11の裏面図で示すように、底面4aには横方向に延びるスリット状の流入流出口4bが複数開口形成されており、各流入流出口4b間には仕切りが設けられて、底面4a上に固形薬剤5を入れることができるものである。
また、カートリッジ4の長手方向の左右両側には、係止爪片4c,4cが一体形成されており、この係止爪片4cの先端の突起4dが嵌り込む係合溝3cを図12の拡大図で示すように、排水口カバー3の収納部3aの奥側に形成させておけば、この収納部3aの係合溝3c内に突起4dを係入させて、係止爪片4cの弾性により良好に排水口カバー3の収納部3aにカートリッジ4を着脱可能に取り付けできるものである。
このように、予め排水口カバー3の四辺それぞれの裏側の収納部3aに、それぞれ固形薬剤5を内蔵したカートリッジ4を取り付けておけば、図4に示すように、排水口カバー3が設置された状態で、排水枡2内に流入する排水の一部がカートリッジ4の底面4aに下向きに開口されている流入流出口4bからカートリッジ内に入り、カートリッジ4内に入った排水により、内部の固形薬剤5が溶解されて、溶解された薬液が同じ流入流出口4bから流れ落ちて排水枡2の段部2b上に薬液が落下し、落下した薬液は段部2bに沿って更に内周面2aの上端から内周面2aの壁伝いに下方側に流下されて、良好に段部2bおよび内周面2aのヌメリを薬液で取ることができ、更には、薬液は下方のヘアキャッチャー7にも流下して、ヘアキャッチャー7のヌメリも良好に取ることができるものである。
なお、カートリッジ4の流入流出口4bは、排水枡の段部2b上で下向きに開口しており、排水とともに排水枡2内に流れ込む髪の毛がカートリッジ4内に入り込むことがなく、髪の毛の絡みつきを良好に防ぐことができるものとなる。
また、排水口カバー3の設置状態では、カートリッジ4は上面からは見えないために、排水口カバー3はすっきりとした意匠性を呈して排水枡2の上面に設置できるものである。
なお、固形薬剤5がなくなった場合には、各収納部3aごとにカートリッジ4を新たなものと交換して取り付けることができるものである。
なお、本例では、カートリッジ4を係止爪片4cを用いて収納部3a内に着脱できるように構成したが、係止爪片4cに限らず、スライド式等の手段で着脱できるものであっても良い。
なお、図13は、変更例の図4に対応した要部拡大構成図であるが、図13のように、カートリッジ4の流入流出口4bは、排水枡の段部2b上で側面向きに開口していても良く、排水枡2内に流入する排水の一部が流入流出口4bからカートリッジ内に入り、カートリッジ4内に入った排水により、内部の固形薬剤5が溶解されて、溶解された薬液が同じ流入流出口4bから流れ落ちて排水枡2の段部2b上に薬液が落下し、落下した薬液は段部2bに沿って更に内周面2aの上端から内周面2aの壁伝いに下方側に流下されて、良好に段部2bおよび内周面2aのヌメリを薬液で取ることができる。
また、排水とともに排水枡2内に流れ込む髪の毛がカートリッジ4内に入り込むことがなく、髪の毛の絡みつきを良好に防ぐことができるものとなる。
浴室の縦断面構成図である。 床パンの平面構成図である。 床パンの排水枡上面に排水口カバーを設置した状態の要部縦断面構成図である。 図3の要部を更に拡大した拡大構成図である。 排水口カバーとカートリッジと固形薬剤と側面蓋の分解斜視図である。 カートリッジを取り付けた状態の排水口カバーの裏面から見た斜視図である。 排水口カバーに側面蓋を取り付けた状態の斜視構成図である。 排水口カバーにカートリッジを取り付けた状態の水平面で切断した配置構成図である。 カートリッジの平面図である。 カートリッジの側面図である。 カートリッジの裏面図である。 カートリッジを排水口カバーの収納部に係止爪片を介し取り付けた状態の要部拡大構成図である。 変更例の図4に対応した要部拡大構成図である。
1 床パン
1a 床面
2 排水枡
2a 内周面
2b 段部
3 排水口カバー
3a 収納部
3b ゴム脚
3c 係合溝
4 カートリッジ
4a 底面
4b 流入流出口
4c 係止爪片
5 固形薬剤
6 側面蓋
7 ヘアキャッチャー

Claims (1)

  1. 排水枡の内周面上部の段部上に床パンの床面と面一状となるように被せられ、外周側から排水を排水枡内に流し込むことのできる排水口カバーであって、
    該排水口カバーの前記排水枡の段部上に配置される部位には、固形薬剤を内蔵したカートリッジを着脱可能に取り付けできる収納部が形成され、
    該収納部に取り付けられた前記カートリッジの側面または下面には、排水をカートリッジ内へ流入させる流入口と固形薬剤が溶解された薬液の流出口とを兼ねる流入流出口が前記段部上に臨むように開口されていることを特徴とする排水口カバー。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01164356U (ja) * 1988-05-06 1989-11-16
JPH04126977U (ja) * 1991-05-13 1992-11-19 石野 香麻理 排水トラツプ
JP2001095712A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Sekisui Chem Co Ltd 排水溝用蓋
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JP2003119862A (ja) * 2001-10-18 2003-04-23 Nippon Soda Co Ltd 台所流し台の排水口用蓋

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