JP2009007777A - 排水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】目皿の取手部に毛髪が引っ掛かって絡まることを防止できる排水構造を提供する。
【解決手段】排水孔2に配置される目皿6を備える。排水孔2の上端周縁部に載置されて目皿6の上方に位置する排水カバー16を備える。目皿6の外側端部から上方に向けて取手部12を突設する。排水カバー16と排水孔2の周縁部の間に排水孔2側に水を流すための流水用隙間18を形成する。排水カバー16の下面に流水用隙間18から流入した水が取手部12側へ流れることを防止するための遮断用リブ20を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】排水孔2に配置される目皿6を備える。排水孔2の上端周縁部に載置されて目皿6の上方に位置する排水カバー16を備える。目皿6の外側端部から上方に向けて取手部12を突設する。排水カバー16と排水孔2の周縁部の間に排水孔2側に水を流すための流水用隙間18を形成する。排水カバー16の下面に流水用隙間18から流入した水が取手部12側へ流れることを防止するための遮断用リブ20を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は排水孔に目皿を配置した排水構造に関する。
従来、例えば特許文献1に示すように、浴室の洗い場に形成される排水孔2の周縁部上には排水孔2を覆う排水カバー16の周縁部が載置され、洗い場上の水は排水カバー16と排水孔2の周縁部の間に形成された流水用隙間18を介して排水孔2に排出される。
通常、上記排水孔2には図3に示すように目皿6が配置され、流水用隙間18からの水を目皿6に通過させることで毛髪やごみを捕集するようにしている。また、この目皿6は捕集した毛髪やゴミを取り除くために定期的に排水孔2から取り出す必要があるため、目皿6には取り出しを容易にするために外側端部から上側に向けて取手部12を突設している。
しかし、上記取手部12を設けた場合、流水用隙間18から目皿6側に流れる排水に含まれた毛髪が目皿6の取手部12に引っ掛かって絡まることがあり、このように取手部12に絡まった毛髪は取り除き難いという問題がある。
特開2000−297450号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、目皿の取手部に毛髪が引っ掛かって絡まることを防止できる排水構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る排水構造は、排水孔2に配置される目皿6と、排水孔2の上端周縁部に載置されて目皿6の上方に位置する排水カバー16を備え、目皿6の外側端部から上方に向けて取手部12を突設し、排水カバー16と排水孔2の周縁部の間に排水孔2側に水を流すための流水用隙間18を形成し、排水カバー16の下面に前記流水用隙間18から流入した水が取手部12側へ流れることを防止するための遮断用リブ20を設けて成ることを特徴とする。このように排水カバー16の下面に遮断用リブ20を設けることで、流水用隙間18から流入した排水の流れを遮断用リブ20により遮断して、流水用隙間18からの排水が取手部12側へ流れることを防止でき、これにより目皿6の取手部12に排水に含まれる毛髪が引っ掛かって絡まることを防止でき、目皿6に付着した毛髪を取り除く手間を大幅に軽減できる。
また、請求項2は請求項1において、前記遮断用リブ20は、少なくとも取手部12の排水孔2とは反対側と両側の三方を囲み、該遮断用リブ20の下端を排水孔2の周縁部上に沿わせて成ることを特徴とする。遮断用リブ20により、確実に流水用隙間18から流入した排水の流れを遮断できる。
請求項1に係る発明では、流水用隙間から流入した排水の流れを遮断用リブにより遮断して、排水が取手部側へ流れることを防止でき、これにより目皿の取手部に排水に含まれる毛髪が引っ掛かって絡まることを防止でき、目皿に付着した毛髪を簡単に取り除くことができる。
また請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、確実に目皿の取手部に毛髪が引っ掛かることを防止できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本実施形態の一例の排水構造は、水受面となる浴室の洗い場の床1に排水孔2を形成し、該排水孔2を介して排水を行うものである。
図1及び図2に示すように、床1に形成した円形の排水孔2の上端周縁部は周囲の床1よりも一段低くなって上方に開口するカバー収納凹所3を形成している。排水孔2の内周面には段差4を形成してあり、段差4上方の排水孔2の上端部にはカバー収納凹所3に連通する目皿収納凹所5を形成している。
排水孔2の目皿収納凹所5には目皿6(ヘアキャッチャー)を配設している。目皿6は金属等で形成された平面視円環状の多数の排水用孔を有する目皿部7を備えており、該目皿部7により排水孔2に流入した水に含まれる毛髪やゴミを補足するものである。目皿部7の外周部は合成樹脂等で形成された円筒状の外筒部8の下端部に接続してあり、外筒部8は目皿6の外周縁部を構成する。また、目皿部7の内周部は合成樹脂等で形成された円筒状のオーバーフロー管部9の下端部に接続してあり、該オーバーフロー管部9は目皿部7の中央から上方に突出し、上端が目皿部7よりも上方の位置で開口している。オーバーフロー管部9は目皿部7が毛髪やゴミ等で目詰まりした場合に目皿部7に代わって排水を通過させる流路を構成する。
目皿6は目皿収納凹所5に着脱自在に取り付けられるものであり、目皿収納凹所5から目皿6を取り出して、目皿6に付いた毛髪やゴミを取り除くことができるようになっている。以下に目皿6の取り付け構造の一例を挙げる。
外筒部8の外周面には下方に開口するL字状の係合溝10を形成してあり、該係合溝10の横方向に伸びる横溝部には目皿収納凹所5の内周面に形成した係合突起部11を係脱自在に係合できるようにしてある。即ち、上方から目皿6を排水孔2の目皿収納凹所5内に嵌め込んで、係合溝10の縦溝部(図示せず)の下開口から係合突起部11を挿入し、該係合突起部11を係合溝10の縦溝部の上端部に位置させた状態で目皿6を一方向に回動操作して係合溝10の横溝部に係合突起部11を係合することで目皿6を目皿収納凹所5に取り付け、また、この取付け状態で上記と逆に回動して係合溝10の縦溝部の上端部に位置させて係合溝10と係合突起部11との係合を解除し、ここから目皿6を引き上げることで目皿6を目皿収納凹所5から取り外すことができるようになっている。
上記目皿6の外筒部8の周方向の一部からは上方に向けて取手部12を一体に突設してあり、図示例では取手部12を目皿6の対向する両側2箇所設けている。各取手部12は、外筒部8から上方に突出する立上片部13と、立上片部13の上端部から目皿6の径方向外側に向けて突出する摘み部14とからなり、立上片部13は目皿の中心側を向く縦片状に形成され、摘み部14は横片状に形成されて全体でL字状をしている。各取手部12は図1のように目皿6を排水孔2に取り付けた状態で目皿収納凹所5よりも上方に突出し、摘み部14は排水孔2の上端周縁部の上面の上方に位置して容易に指で摘むことができるようになっている。なお、取手部12は目皿6に1個だけ設けてあっても良いし、3以上の複数設けてあっても良い。
排水孔2に連通するカバー収納凹所3には排水孔2の上端開口である排水口15を上方から覆う平面視円形の排水カバー16を配設している。排水カバー16の外側端部には下方に向けて突出する脚部17を設けてあり、排水カバー16は脚部17を排水孔2の上端周縁部を構成するカバー収納凹所3の底面上に載置することでカバー収納凹所3に配置される。このように配置した排水カバー16の上面は洗い場の床1の上面と略面一となり、また、排水カバー16と排水孔2の周縁部の間には排水孔2側に水を流すための流水用隙間18が形成される。流水用隙間18は、排水カバー16の外周縁から下方に突出して脚部17を構成する外周壁部の下端部に切欠を設け、該切欠を流水用隙間18としたり、排水カバー16の外周部の周方向の複数箇所に脚部17を設け、脚部17間の隙間を流水用隙間18とする等して形成される。
上記により、洗い場の床1上の水は図1の矢印に示すようにカバー収納凹所3の内周面と排水カバー16の外周面との間の隙間19から前記流水用隙間18を介して排水カバー16の下方に位置する目皿収納凹所5内に流入し、この後、内側の排水口15から排水孔2に流入し、目皿6の目皿部7を通過して排水される。また、この洗い場から排水される水には毛髪やゴミが含まれている場合があるが、これら毛髪やゴミは排水孔2に設けた目皿6の目皿部7によって捕集され、これにより毛髪やゴミが排水と共に排出されることが防止されている。
ここで、上記排水カバー16の下面には上記のように流水用隙間18から流入した水が取手部12側へ流れることを防止するための遮断用リブ20を設けている。図2に示すように遮断用リブ20は排水カバー16の下面において各取手部12に対応する位置である両側部分に夫々設けている。各遮断用リブ20は水平断面で排水孔2側に開口するコ字状をしており、また図1に示すように各遮断用リブ20の下方への突出長さは脚部17の下方への突出長さと略同じとしてある。
上記遮断用リブ20を設けた排水カバー16を排水孔2の周縁部上に載置した状態では、断面コ字状の各遮断用リブ20の内側に対応する目皿6の取手部12の立上片部13の上部及び摘み部14が配置され、さらに各遮断用リブ20の下端は排水孔2の周縁部の上面に沿う。なお、各遮断用リブ20の下端は排水孔2の周縁部上に当接して排水カバー16の脚として機能するものであっても良いし、毛髪が通過しない程度のわずかな隙間を介して排水孔2の周縁部の上面に沿わせてあっても良い。図示例の各遮断用リブ20は、図2のように断面コ字状の各遮断用リブ20の両側の外角部を直角とせずに面取り形状に傾斜しており、これにより排水孔2とは反対側から流れてきた水を二分してスムーズに排水孔2側に流すことができるようにしてある。
上記のように排水カバー16の下面に遮断用リブ20を設けることで、前述した排水において流水用隙間18から排水孔2側に流れる水の流れは図2の矢印に示すように取手部12を囲む遮断用リブ20により遮断され、これにより流水用隙間18から流入した水が取手部12側へ流れることが防止される。従って、目皿6の取手部12の立上片部13には排水に含まれる毛髪が引っ掛かって絡まることを防止でき、目皿6に付着した毛髪を取り除く手間を大幅に軽減できる。
なお、本例の遮断用リブ20は取手部12の排水孔2とは反対側と両側の三方を囲むものであり、取手部12の排水孔2側は開放されているが、遮断用リブ20で取手部12の全周を囲み、大量に排水された場合等において排水孔2側から取手部12側に水が流れることも防止できるようにしても良い。
2 排水孔
6 目皿
12 取手部
16 排水カバー
18 流水用隙間
20 遮断用リブ
6 目皿
12 取手部
16 排水カバー
18 流水用隙間
20 遮断用リブ
Claims (2)
- 排水孔に配置される目皿と、排水孔の上端周縁部に載置されて目皿の上方に位置する排水カバーを備え、目皿の外側端部から上方に向けて取手部を突設し、排水カバーと排水孔の周縁部の間に排水孔側に水を流すための流水用隙間を形成し、排水カバーの下面に前記流水用隙間から流入した水が取手部側へ流れることを防止するための遮断用リブを設けて成ることを特徴とする排水構造。
- 前記遮断用リブは、少なくとも取手部の排水孔とは反対側と両側の三方を囲み、該遮断用リブの下端を排水孔の周縁部上に沿わせて成ることを特徴とする請求項1に記載の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007168205A JP2009007777A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007168205A JP2009007777A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 排水構造 |
Publications (1)
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JP2009007777A true JP2009007777A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40323131
Family Applications (1)
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JP2007168205A Withdrawn JP2009007777A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 排水構造 |
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JP (1) | JP2009007777A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113646516A (zh) * | 2019-03-22 | 2021-11-12 | 本田技研工业株式会社 | 作业机 |
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2007
- 2007-06-26 JP JP2007168205A patent/JP2009007777A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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CN113646516B (zh) * | 2019-03-22 | 2023-10-13 | 本田技研工业株式会社 | 作业机 |
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