JP3169778U - 詰まり無しストレーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルター部が残滓で塞がれて排水口が詰まることによって、シンク、浴室等が水で溢れることを未然に防止するスタレーナーを提供する。【解決手段】詰まり無しストレーナー1は、シンク,浴室等の排水口の周囲面に載置される環状平面板部11と、排水口より小さな外形を有し、環状平面板部11より下位に窪み、多数の透孔12aが穿設された孔付領域でなる第1フィルター部12と、環状平面板部11より上位に突出し、多数の透孔13aが穿設された孔付領域でなる第2フィルター部13とを備え、環状平面板部11が排水口の周囲面に載置されるとともに、第1フィルター部12が排水口に嵌入して配置され、残滓が第1フィルター部12に沈下して堆積することにより、第2フィルター部13が残滓で覆われることを未然に防止する。【選択図】図1

Description

本考案は詰まり無しストレーナーに関し、より詳しくはシンク,浴室等の底面(フロアー)の排水口に配置される詰まり無しストレーナーに関する。
従来のストレーナーは、シンク,浴室等の底面より下位に、あるいはシンク,浴室等の底面より上位にフィルター部を形成するようになっていた。例えば、特許文献1ないし4には、フィルターがシンク,浴室等の底面より下位に形成されたストレーナーが開示されている。
一方、例えば、特許文献5および6には、フィルター部がシンク,浴室等の底面より上位に形成されているストレーナーが開示されている。
実願平5−47089号(実開平7−8467号)のCD−ROM 実願昭49−63890号(実開昭50−152460号)のマイクロフィルム 特開2005−171716号公報 実願平2−87380号(実開平4−46169号)のマイクロフィルム 米国特許第1903366号明細書 特開2001−355264号公報
しかしながら、特許文献1ないし4に開示されたストレーナーでは、残滓がストレーナーに沈下して堆積すると、フィルター部を塞いで排水口が詰まることにより、シンク,浴室等が水で溢れるという問題点があった。
また、特許文献5および6に開示されたストレーナーでは、残滓がフィルター部で滞留するときに、フィルター部を塞いで排水口が詰まることにより、シンク,浴室等が水で溢れるという問題点があった。
本考案の目的は、上述の点に鑑み、シンク,浴室等の底面より下位に窪んだ第1フィルター部と、シンク,浴室等の底面より上位に突出した第2フィルター部とを備え、残滓による排水口の詰まりを解消するようにした詰まり無しストレーナーを提供することにある。
請求項1記載の詰まり無しストレーナーは、排水口の周囲面に載置される環状平面板部と、前記排水口より小さな外形を有し、前記環状平面板部より下位に窪み、多数の透孔が穿設された孔付領域でなる第1フィルター部と、前記環状平面板部より上位に突出し、多数の透孔が穿設された孔付領域でなる第2フィルター部とを備え、前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の詰まり無しストレーナーは、円環状の平面板で形成された環状平面板部と、多数の透孔が穿設された円板状に形成された第1フィルター部と、前記環状平面板部と前記第1フィルター部との境界線に沿ってほぼ半周にわたって次第に細くなる「コンマ」字状に形成され、最も厚い基端部から最も薄い末端部に向けて高さが次第に低くなる第2フィルター部とを備え、 前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする。
請求項3記載の詰まり無しストレーナーは、円環状の平面板で形成された環状平面板部と、排水栓のノブの幅よりも大きい中央間隙を介して相対する一対の弓形に形成され、底面に多数の透孔が穿設されているとともに周側面に多数の縦長孔が穿設されている第1フィルター部と、前記中央間隙と対応する位置に前記環状平面板部の両側部分を跨ぐように、かつ前記環状平面板部から円弧面状に盛り上げられて形成され、円弧面には多数の透孔が穿設されているとともに、前記第1フィルター部と連結する両側面には多数の縦長孔が穿設されている第2フィルター部とを備え、前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする。
請求項4記載の詰まり無しストレーナーは、円環状の平面板で形成された環状平面板部と、球面状の窪みとして形成され多数の透孔が穿設された第1フィルター部と、前記環状平面板部の一側部に四半円球面状に突出するように形成され、多数の透孔が穿設されているとともに、前記第1フィルター部に連結する湾曲側面に多数の縦長孔が穿設されている第2フィルター部とを備え、 前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする。
請求項1記載の詰まり無しストレーナーによれば、排水口の周囲面に載置される環状平面板部と、排水口より小さな外形を有し、環状平面板部より下位に窪み、多数の透孔が穿設された孔付領域でなる第1フィルター部と、環状平面板部より上位に突出し、多数の透孔が穿設された孔付領域でなる第2フィルター部とを備え、環状平面板部が排水口の周囲面に載置されるとともに第1フィルター部が排水口に嵌入して配置されるようにしたことにより、残滓が第1フィルター部に沈下して堆積しても、第2フィルター部が残滓で覆われることを未然に防止することができ、排水口が詰まってシンク,浴室等が水で溢れるということがなくなるという効果がある。
請求項2記載の詰まり無しストレーナーによれば、円環状の平面板で形成された環状平面板部と、多数の透孔が穿設された円板状に形成された第1フィルター部と、環状平面板部と第1フィルター部との境界線に沿ってほぼ半周にわたって次第に細くなる「コンマ」字状に形成され、最も厚い基端部から最も薄い末端部に向けて高さが次第に低くなる第2フィルター部とを備え、 環状平面板部が排水口の周囲面に載置されるとともに第1フィルター部が排水口に嵌入して配置されるようにしたことにより、残滓が第1フィルター部に沈下して堆積しても、第2フィルター部が残滓で覆われることを未然に防止することができ、排水口が詰まってシンク,浴室等が水で溢れるということがなくなるという効果がある。
請求項3記載の詰まり無しストレーナーは、円環状の平面板で形成された環状平面板部と、排水栓のノブの幅よりも大きい中央間隙を介して相対する一対の弓形に形成され、底面に多数の透孔が穿設されているとともに周側面に多数の縦長孔が穿設されている第1フィルター部と、中央間隙と対応する位置に環状平面板部の両側部分を跨ぐように、かつ環状平面板部から円弧面状に盛り上げられて形成され、円弧面には多数の透孔が穿設されているとともに、第1フィルター部と連結する両側面には多数の縦長孔が穿設されている第2フィルター部とを備え、環状平面板部が排水口の周囲面に載置されるとともに第1フィルター部が排水口に嵌入して配置されるようにしたことにより、残滓が第1フィルター部に沈下して堆積しても、第2フィルター部が残滓で覆われることを未然に防止することができ、排水口が詰まってシンク,浴室等が水で溢れるということがなくなるという効果がある。
請求項4記載の詰まり無しストレーナーは、円環状の平面板で形成された環状平面板部と、球面状の窪みとして形成され多数の透孔が穿設された第1フィルター部と、環状平面板部の一側部に四半円球面状に突出するように形成され、多数の透孔が穿設されているとともに、第1フィルター部に連結する湾曲側面に多数の縦長孔が穿設されている第2フィルター部とを備え、環状平面板部が排水口の周囲面に載置されるとともに第1フィルター部が排水口に嵌入して配置されるようにしたことにより、残滓が第1フィルター部に沈下して堆積しても、第2フィルター部が残滓で覆われることを未然に防止することができ、排水口が詰まってシンク,浴室等が水で溢れるということがなくなるという効果がある。
(a)ないし(c)は本考案の実施例1に係る詰まり無しストレーナーの平面図、正面図および斜視図である。 実施例1に係る詰まり無しストレーナーの作用および効果を説明する要部断面図である。 (a)ないし(d)は本考案の実施例2に係る詰まり無しストレーナーの平面図、正面図、側面図および斜視図である。 実施例2に係る詰まり無しストレーナーの作用および効果を説明する要部断面図である。 (a)ないし(e)は本考案の実施例3に係る詰まり無しストレーナーの平面図、正面図、側面図、裏面図および斜視図である。 実施例3に係る詰まり無しストレーナーの作用および効果を説明する要部断面図である。
以下、本考案の各実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)ないし(c)は、本考案の実施例1に係る詰まり無しストレーナー1を示す平面図、正面図および斜視図である。本実施例1に係る詰まり無しストレーナー1は、シンクS(図2参照)等の排水口D(図2参照)の周囲面P(図2参照)に載置される環状平面板部11と、排水口Dより小さな外形を有し環状平面板部11より下位に窪んだ孔付領域でなる第1フィルター部12と、環状平面板部11より上位に突出した孔付領域でなる第2フィルター部13とを備えて構成されている。
環状平面板部11は、円環状の平面板で形成され、多数の透孔11aが穿設されているとともに、リム11bが一段下がったように形成されている。なお、環状とは、円環状のみを意味するものではなく、四角環状、六角環状等の他の環状であってもよいことはいうまでもない(以下同様)。
第1フィルター部12は、多数の透孔12aが穿設された円板状に形成され、第1フィルター部12と環状平面板部11とを連結する内周側面には多数の縦長孔12bが穿設されている。
第2フィルター部13は、環状平面板部11と第1フィルター部12との境界線に沿って12時位置から6時位置に向けてほぼ半周にわたって次第に細くなる「コンマ」字状に形成され、最も厚い基端部から最も薄い末端部に向けて高さが次第に低くなるようになっている。
図2は、実施例1に係る詰まり無しストレーナー1をシンクSの排水口Dの周囲面Pに載置した状態を示す断面図である。排水パイプWの上端である排水口Dに第1フィルター部12が嵌入するように、環状平面板部11が排水口Dの周囲面Pに載置されている。この状態では、第1フィルター部12は周囲面Pより下位に位置し、第2フィルター部13は周囲面Pより上位に位置している。
次に、このように構成された実施例1に係る詰まり無しストレーナー1の作用および効果について説明する。
残滓Rは、水の流れとともに詰まり無しストレーナー1に集まり、排水口Dの周囲面Pより上位に位置する第2フィルター部13に沿って螺旋状に渦を巻きながら排水口Dの周囲面Pより下位に位置する第1フィルター部12に流れ込む。これにより、水が第1フィルター部12の透孔12aおよび縦長孔12bならびに第2フィルター部13の縦長孔13bを通じて排出口Dに排出されるとともに、残滓Rが第1フィルター部12に沈下して堆積する。
そして、図2に示すように、残滓Rが第1フィルター部12に堆積されて第1フィルター部12の透孔12aおよび縦長孔12bが塞がれたとしても、第2フィルター部13の縦長孔13bおよび透孔12aが周囲面Pよりも上位に位置しているので、水は第2フィルター部13の縦長孔13bおよび透孔13aを通して排水口Dに流れることができ、排水口Dが残滓Rで詰まってシンクSが水で溢れるということはない。
このように、実施例1に係る詰まり無しストレーナー1によれば、環状平面板部11が排水口Dの周囲面Pに載置されるとともに、第1フィルター部12がシンクSの排水口Dに嵌入して配置されている状態では、第2フィルター部13が周囲面Pよりも上位に位置しているので、残滓Rが第1フィルター部12に沈下して堆積されたとしても、第2フィルター部13が残滓Rで覆われることが未然に防止されるため、排水口Dが残滓Rで詰まってシンクSが水で溢れるということがない。
図3(a)ないし(d)は、本考案の実施例2に係る詰まり無しストレーナー2を示す平面図、正面図、側面図および斜視図である。本実施例2に係る詰まり無しストレーナー2は、シンクS(図4参照)の排水口D(図4参照)の周囲面P(図4参照)に載置される環状平面板部21と、シンクSの排水口Dより小さな外形を有し、環状平面板部21より下位に窪んだ孔付領域でなる第1フィルター部22と、環状平面板部21より上位に突出した孔付領域でなる第2フィルター部23とを備えている。
環状平面板部21は、円環状の平面板で形成され、多数の透孔21aが穿設されているとともに、リム21bが一段下がったように形成されている。
第1フィルター部22は、中央間隙24(図3(c)参照)を介して相対する一対の弓形に形成され、第1フィルター部22の底面には多数の透孔22aが穿設されているとともに、第1フィルター部22の周側面には多数の縦長孔22bが穿設されている。中央間隙24の幅は、排水栓WPのノブWP1(図4参照)の幅よりも大きく形成されている。
第2フィルター部23は、中央間隙24と対応する位置に環状平面板部21の両側部分を跨ぐように、かつ環状平面板部21から円弧面状に盛り上げられて形成されている。第2フィルター部23の円弧面には、多数の透孔23aが穿設されているとともに、第2フィルター部23と第1フィルター部22とを連結する両側面には、多数の縦長孔23bが穿設され、第1フィルター部22の縦長孔22bと連通されている。
図4は、実施例2に係る詰まり無しストレーナー2をシンクSの排水口Dに載置した状態を示す断面図である。排水パイプWの上端である排水口Dに取り付けられた排水栓WPに第1フィルター部22が嵌入するように、環状平面板部21が排水口Dの周囲面Pに載置されている。この状態では、第1フィルター部22は周囲面Pより下位に位置し、第2フィルター部23は周囲面Pより上位に位置している。また、排水栓WPのノブWP1が第1フィルター部22の中央間隙24に遊嵌されている。このため、排水口Dに排水栓WPが取り付けられていても、詰まり無しストレーナー2を排水口Dに配置するときに障害となることはない。
次に、このように構成された実施例2に係る詰まり無しストレーナー2の作用および効果について説明する。
残滓Rは、水の流れとともに詰まり無しストレーナー2に集まり、第2フィルター部23を避けながら第1フィルター部22に流れ込み、水だけが第1フィルター部22の透孔22aおよび縦長孔22bならびに第2フィルター部23の縦長孔23bを通じて排水口Dに排出される。このため、第1フィルター部22に残滓Rが沈下して堆積される。
そして、図4に示すように、第1フィルター部22に残滓Rが堆積されて透孔22aおよび縦長孔22bが塞がれたとしても、第2フィルター部23が周囲面Pよりも上位に位置しているので、水は第2フィルター部23の縦長孔23bおよび透孔23aを通して排水口Dに流れることができ、排水口Dが残滓Rで詰まってシンクSが水で溢れるということはない。
このように、実施例2に係る詰まり無しストレーナー2によれば、環状平面板部21が排水口Dの周囲面Pに載置されるとともに、第1フィルター部22がシンクSの排水口Dに嵌入して配置されている状態では、第2フィルター部23が周囲面Pよりも上位に位置しているので、残滓Rが第1フィルター部22に沈下して堆積されたとしても、第2フィルター部23が残滓Rで覆われることが未然に防止されるため、排水口Dが残滓Rで詰まってシンクSが水で溢れるということがない。
図5(a)ないし(e)は、実施例3に係る詰まり無しストレーナー3の平面図、正面図、側面図、底面図および斜視図である。実施例3に係る詰まり無しストレーナー3は、浴室等の排水口D(図6参照)の周囲面P(図6参照)に載置される環状平面板部31と、浴室等の排水口Dより小さな外形を有し、環状平面板部31より下位に窪み、多数の透孔31aが穿設された孔付領域でなる第1フィルター部32と、環状平面板部31より上位に突出し、多数の透孔33aが穿設された孔付領域でなる第2フィルター部33と、第1フィルター部32を囲うように環状平面板部31より下方に突設された円弧面壁34とを備えて構成されている。
環状平面板部31は、円環状の平面板で形成され、多数の透孔31aが穿設されているとともに、リム31bが一段下がったように形成されている。
第1フィルター部32は、中央に球面状の窪みとして形成され、第1フィルター部32の球状面には多数の透孔32aが穿設されている。
第2フィルター部33は、環状平面板部31の一側部に四半円球面状に突出するように形成され、多数の透孔33aが穿設されている。また、第2フィルター部33の、第1フィルター部32に連結する湾曲側面には、多数の縦長孔33bが穿設されている。
円弧面壁34は、浴室等の排水口Dに取り付けられたフロアートラップFTから孔付きカバーFT1を取り除いた孔に嵌入する大きさに形成されている。
図6は、実施例3に係る詰まり無しストレーナー3を、浴室等の排水口Dに取り付けられたフロアートラップFTから孔付きカバーFT1を取り除いて配置した状態を示す断面図である。この状態では、詰まり無しストレーナー3の円弧面壁34が、浴室等の排水口Dに取り付けられたフロアートラップFTから孔付きカバーFT1を取り除いた孔に嵌入されているので、第1フィルター部32が浴室等の周囲面Pより上位に位置し、第2フィルター部33が周囲面Pより上位に位置している。
次に、このように構成された実施例3に係る詰まり無しストレーナー3の作用および効果について説明する。
残滓Rは、水の流れとともに詰まり無しストレーナー3に集まり、第2フィルター部33を避けながら第1フィルター部32に流れ込み、水だけが第1フィルター部32の透孔32aを通じて排水口Dに排出され、残滓Rが第1フィルター部32に沈下して堆積される。
そして、例え、第1フィルター部32に残滓Rが堆積されて透孔32aが塞がれたとしても、第2フィルター部33が周囲面Pよりも上位に位置しているので、水は第2フィルター部33の縦長孔33bおよび透孔33aを通して排水口Dに流れることができ、排水口Dが残滓Rで詰まって浴室等が水で溢れるということはない。
このように、実施例3に係る詰まり無しストレーナー3によれば、環状平面板部31が浴室等の排水口Dに取り付けられたフロアートラップFTから孔付きカバーFT1を取り除いた孔の周囲面に載置されるとともに、第1フィルター部32が排水口Dに嵌入して配置された状態では、第2フィルター部33が周囲面Pよりも上位に位置しているので、残滓Rが第1フィルター部32に沈下して堆積されたとしても、第2フィルター部33が残滓Rで覆われることが未然に防止されるため、排水口Dが残滓Rで詰まってシンクSが水で溢れるということがない。
以上、本考案の各実施例について説明したが、これらはあくまでも例示にすぎず、本考案はこれらに限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1,2,3 詰まり無しストレーナー
11,21,31 環状平面板部
11a,21a,31a 透孔
11b,21b,31b リム
12,22,32 第1フィルター部
12a,22a,32a 透孔
12b,22b 縦長孔
13,23,33 第2フィルター部
13a,23a,33a 透孔
13b,23b,33b 縦長孔
D 排水口
P 周囲面
S シンク

Claims (4)

  1. 排水口の周囲面に載置される環状平面板部と、
    前記排水口より小さな外形を有し、前記環状平面板部より下位に窪み、多数の透孔が穿設された孔付領域でなる第1フィルター部と、
    前記環状平面板部より上位に突出し、多数の透孔が穿設された孔付領域でなる第2フィルター部とを備え、
    前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする詰まり無しストレーナー。
  2. 円環状の平面板で形成された環状平面板部と、
    多数の透孔が穿設された円板状に形成された第1フィルター部と、
    前記環状平面板部と前記第1フィルター部との境界線に沿ってほぼ半周にわたって次第に細くなる「コンマ」字状に形成され、最も厚い基端部から最も薄い末端部に向けて高さが次第に低くなる第2フィルター部とを備え、
    前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする詰まり無しストレーナー。
  3. 円環状の平面板で形成された環状平面板部と、
    排水栓のノブの幅よりも大きい中央間隙を介して相対する一対の弓形に形成され、底面に多数の透孔が穿設されているとともに周側面に多数の縦長孔が穿設されている第1フィルター部と、
    前記中央間隙と対応する位置に前記環状平面板部の両側部分を跨ぐように、かつ前記環状平面板部から円弧面状に盛り上げられて形成され、円弧面には多数の透孔が穿設されているとともに、前記第1フィルター部と連結する両側面には多数の縦長孔が穿設されている第2フィルター部とを備え、
    前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする詰まり無しストレーナー。
  4. 円環状の平面板で形成された環状平面板部と、
    球面状の窪みとして形成され多数の透孔が穿設された第1フィルター部と、
    前記環状平面板部の一側部に四半円球面状に突出するように形成され、多数の透孔が穿設されているとともに、前記第1フィルター部に連結する湾曲側面に多数の縦長孔が穿設されている第2フィルター部とを備え、
    前記環状平面板部が前記排水口の周囲面に載置されるとともに前記第1フィルター部が前記排水口に嵌入して配置されるようにしたことを特徴とする詰まり無しストレーナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015045152A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 丸一株式会社 ヘアキャッチャー
JP2016061105A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 レック株式会社 ヘアキャッチャー

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