JP3157312U - 流し台用水はね防止マット - Google Patents

流し台用水はね防止マット Download PDF

Info

Publication number
JP3157312U
JP3157312U JP2009008339U JP2009008339U JP3157312U JP 3157312 U JP3157312 U JP 3157312U JP 2009008339 U JP2009008339 U JP 2009008339U JP 2009008339 U JP2009008339 U JP 2009008339U JP 3157312 U JP3157312 U JP 3157312U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
sink
water
mat body
water splash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009008339U
Other languages
English (en)
Inventor
義明 大泉
義明 大泉
Original Assignee
有限会社大泉合成
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社大泉合成 filed Critical 有限会社大泉合成
Priority to JP2009008339U priority Critical patent/JP3157312U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3157312U publication Critical patent/JP3157312U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

【課題】流し台で使用することにより、この流し台での水はねを少なくすることができる流し台用水はね防止マットを提供する。【解決手段】マット本体12と、マット本体12の複数箇所にそれぞれ該マット本体12の表裏面を貫通して設けられた貫通孔13と、マット本体12の裏面に設けられた複数の針状突起14とを備える水はね防止マットを構成する。さらに前記針状突起は、前記マット本体部の中央部近傍箇所と該中央部近傍箇所からマット周縁部に向かって拡がるように適宜の間隔をおいて複数箇所に設けるとともに、前記マット本体部からの長さが該中央部近傍箇所からマット周縁部側へ向かうに従い短く形成する。【選択図】図3

Description

本考案は、主として流し台のシンクの底部に設置する流し台用水はね防止マットに関するものである。
従来、流し台のシンクは、ステンレス製のものが多い。このステンレス製のシンクは、キズが付き易く、また、滑りやすい。このため、シンクの底部には、シンクにキズを付けたくない、滑りを防止したい、食器を落としたときの衝撃を緩和したい等の理由により、上下面に貫通する水抜き用の孔を全面に設けた合成樹脂製の有孔マット等を設置することが多い(例えば、特許文献1参照)。
一般に、従来の有孔マットは、厚みが3〜7ミリのシートが用いられ、全体がほぼ同じ高さの平面状に形成されている。
実公平7−47081号公報
しかしながら、従来の有孔マットは、水はけが悪く、水道の蛇口から勢いよく水を出してマット上に落下させると、マットに当たった水がシンクの内側だけでなく、外側にもはねて流し台の外側を水浸しにしてしまうというような問題点があった。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みなされたものであって、流し台で使用することにより、この流し台での水はねを少なくすることができる流し台用水はね防止マットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本考案である流し台用水はね防止マットは、マット本体と、マット本体の複数箇所にそれぞれ該マット本体の表裏面を貫通して設けられた貫通孔と、マット本体の少なくとも表裏一方の面の少なくとも1箇所に設けられた針状突起と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、針状突起が設けられている面をシンクの底部に対峙させて、マットをシンクの底部上に配置すると、針状突起がマット本体とシンクの底部との間に水はけに寄与する隙間を形成して設置される。また、マット本体には、複数箇所に貫通孔が設けられているので、水道の蛇口から勢いよく水を出してマット上に落下させたとき、落下した水は、貫通孔を通ってマット本体の裏面とシンクの底部との間の隙間に流れ込む水と、マット本体の表面上を水平方向に流れる水とに別れる。
そして、マット本体の表面上を流れた水の一部は、表面上を通ってマット周縁部側に向かい、途中、さらに一部が貫通孔を通ってマット本体の裏面側に流れ込む。また、裏面側に流れず表面上に残された水の一部は、マット周縁部を通ってシンクの底部に流下し、排水口から排水される。
一方、直接または途中で、貫通孔を通ってマット本体の裏面側の隙間内に流れ込んだ水の一部は、その隙間を通って直接排水口に向かって流れて排水され、他の一部はマット本体の貫通孔から再びマット本体の表面上に戻される。また、マット本体の表面上に戻された水は、該表面上を直接流れた水と同じ様にして、途中、貫通孔から裏面側に流れる水を生じながらマット周縁部側に向かって流れ、その後、排水口から排水される。これが各貫通孔の部分において繰り返されることにより、水の勢いを弱めて水はねを防ぐことができる。
上記構成において、前記針状突起は、前記マット本体部の中央部近傍箇所と該中央部近傍箇所からマット周縁部に向かって拡がるように適宜の間隔をおいて複数箇所に設けられているとともに、前記マット本体部からの長さが該中央部近傍箇所からマット周縁部側へ向かうに従い短く形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、シンクの底部上でマット本体を支えている複数の針状突起の長さが、中央部近傍箇所からマット周縁部側へ向かうに従い短く形成されているので、マット本体をシンクの底部に載置すると、マット本体は中央部近傍箇所が頂点で、この中央部近傍箇所からマット周縁部側に向かって徐々に下がる側面視湾曲状をした状態で設置される。したがって、水道の蛇口から勢いよく水を出してマット上に落下させたとき、マット本体の表面を流れる水の一部はマット本体の湾曲面に倣ってマット私有縁部側へ流れ、水の勢いをさらに弱めて水はねを防ぐことができる。
また、前記課題を解決するために、本考案である流し台用水はね防止マットは、流し台のシンクの底部に設置する流し台用水はね防止マットであって、中央部が頂点となってシンクの底部から離れ、かつ、マット周縁部がシンクの底部と当接するようにして側面視湾曲状に形成されているマット本体と、マット本体の複数箇所にそれぞれ該マット本体の表裏面を貫通して設けられた貫通孔と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、マットをシンクの底部に載置すると、マット本体は、中央部近傍箇所が頂点で、この中央部近傍箇所からマット周縁部側に向かって徐々に下がる側面視湾曲状をなし、かつ、マット本体の裏面とシンクの底部との間に水はけに寄与する隙間を形成した状態で設置される。また、マット本体には、複数箇所に貫通孔が設けられているので、水道の蛇口から勢いよく水を出してマット上に落下させたとき、落下した水は、貫通孔を通ってマット本体の裏面とシンクの底部との間の隙間に流れ込む水と、マット本体の表面上を湾曲面に倣ってマット周縁部側へ流れる水とに別れる。
そして、マット本体の表面上を湾曲面に倣って流れる水の一部は、途中、さらに一部が貫通孔を通ってマット本体の裏面側に流れ込む。また、裏面側に流れず表面上に残された水の一部は、マット周縁部を通ってシンクの底部に流下し、排水口から排水される。
一方、直接または途中で、貫通孔を通ってマット本体の裏面側の隙間内に流れ込んだ水の一部は、マット本体の貫通孔から再びマット本体の表面上に戻される。また、マット本体の表面上に戻された水は、該表面上を直接流れた水と同じ様にして、途中、貫通孔から裏面側に流れる水を生じながらマット周縁部側に向かって流れ、その後、排水口から排水される。これが各貫通孔の部分において繰り返されることにより、水の勢いを弱めて水はねを防ぐことができる。
また、この構成では、針状突起を省略して、構造の簡略化を図ることができる。
上記各構成において、前記貫通孔の形状は多角形である、構成を採用できる。
この構成によれば、貫通孔の形状を、例えば三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形等の多角形にすると、美観の向上と共にさらに水はね防止効果を高めることができる。
上記各構成において、前記マット本体は、シリコン樹脂で形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、シリコン樹脂を使用して簡単に成形することができる。また、シリコン樹脂を使用することにより、緩衝効果及び滑り防止効果の高い水はね防止マットを簡単に得ることができる。
本考案によれば、流し台のシンクの底部との密着部分が少なくて水はけが良く、また、水道の蛇口から勢いよく水を出しても、水の勢いが弱められ、水はねを防止することができる。したがって、マットに当たった水がシンクの外側まではねて流し台の外側を水浸しにするような不都合を防止することができる。
本考案の第1の実施形態に係る水はね防止マットを示し、上面側より見たその全体斜視図である。 同上第1の実施の形態に係る水はね防止マットの上面図である。 同上第1の実施の形態に係る水はね防止マットの下面図である。 同上第1の実施の形態に係る水はね防止マットの側面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 図3のB−B線拡大矢視断面図である。 本考案の第2の実施形態に係る水はね防止マットの上面図である。 同上第2の実施の形態に係る水はね防止マットの側面図である。 図7のC−C線矢視断面図である。 本考案の第3の実施形態に係る水はね防止マットの上面図である。 同上第3の実施の形態に係る水はね防止マットの側面図である。 図10のD−D線矢視断面図である。
以下、図面を参照して本考案について詳細に説明する。なお、以下の説明では、各実施の形態を通じて、同じ要素には同じ符号を付して説明する。
(本考案の第1の実施形態)
図1乃至図6は本考案の第1の実施形態に係る水はね防止マットを示し、図1は上面側より見た同上マットの全体斜視図、図2は同上マットの上面図、図3は同上マットの下面図、図4は同上マットの側面図、図5は図2のA−A線矢視断面図、図6は図3のB−B線拡大断面図である。
図1乃至図6において、水はね防止マット11(以下、マット11という)は、マット本体12と、該マット本体12に設けられた複数個の貫通孔13,13…と、該マット本体12の裏面12b側に設けられた複数本の針状突起14,14…(図3乃至図6参照)とを有する概略長四角形のマットとして、合成樹脂材、例えばシリコン樹脂を成形することにより形成されている。
前記マット本体12に設けられた複数個の貫通孔13,13…は、それぞれ平面視六角形をした孔であり、表面(上面と同じ)12aから裏面(下面と同じ)12bに貫通して形成されている。なお、貫通孔13,13…は、図1及び図2,図3に示すように、縦方向と横方向にそれぞれ複数個ずつ規則正しく並設された状態で形成されている。また、貫通孔13の形状は六角形以外に、例えば三角形、四角形、五角形、七角形、八角形等、多角形であることが好ましく、この形状はマット本体12の水はけ状態及び強度並びに美観等を考慮して設定される。
前記マット本体12の裏面12b側に設けられている複数本の針状突起14,14…は、図4及び図5に示すように、マット本体12の裏面12bからほぼ直角に垂下して、マット本体12と一体に形成されている。また、これら複数本の針状突起14,14…は、図3に示すように、前記貫通孔13,13…が形成されている領域内において、マット本体12の中央部Oを中心とした中央不近傍箇所からマット周縁部15a,15a15b,15b側に向かって概略放射状に拡がるようにして適宜の間隔をおいた複数の箇所にそれぞれ1本ずつと、貫通孔13,13…が形成されている領域外であるマット本体12の縦方向に延びるマット周縁部15a,15a及び横方向に延びるマット周縁部15b,15bにそれぞれ沿うようにして適宜の間隔をおいた複数の箇所にそれぞれ1本ずつの、合計で約130本形成されている。
なお、針状突起14の使用本数及び長さ並びに直径は、マット11の大きさや材質等によって異なるものであり、例えばマット本体12の厚みを3〜15ミリ程度とすると、針状突起14の本数は全体で100本程度、長さは1〜10ミリ程度、直径は1〜2ミリ程度に設定される。
次に、上記のように構成した第1の実施形態のマット11の作用を説明する。このマット11は、図4に示すように、複数本の針状突起14,14…が設けられている裏面12bを流し台(図示せず)のシンクの底部100に対峙させて載置すると、針状突起14,14…がマット本体12とシンクの底部100との間に水はけに寄与する隙間Sを形成した状態にして設置される。
前記マット本体12には、複数箇所に貫通孔13,13…が設けられているので、水道の蛇口(図示せず)から勢いよく水が出されてマット11上に落下すると、落下した水は、貫通孔13,13…を通ってマット本体12の裏面12bとシンクの底部100との間の隙間Sに流れ込む水と、マット本体12の表面12a上を水平方向に流れる水とに別れる。
そして、マット本体12の表面12a上を流れた水の一部は、表面12a上を通ってマット周縁部15a,15a,15b,15b側にそれぞれ向かい、途中、さらに一部が貫通孔13,13…を通ってマット本体12の裏面12b側に流れ込む。また、裏面12b側に流れず表面12a上に残された水の一部は、マット周縁部15a,15a,15b,15bを通ってシンクの底部100に流下し、排水口(図示せず)から排水される。
一方、直接または途中で、貫通孔13を通ってマット本体12の裏面12b側の隙間S内に流れ込んだ水の一部は、その隙間Sを通って直接排水口に向かって流れて排水され、他の一部はマット本体12の貫通孔13から再びマット本体12の表面12a上に戻される。また、マット本体12の表面12a上に戻された水は、該表面12a上を直接流れた水と同じ様にして、途中、貫通孔13から裏面12b側に流れる水を生じながらマット周縁部15a,15a,15b,15b側に向かって流れ、その後、排水口から排水される。これが各貫通孔13,13…の部分において繰り返されることにより、水の勢いを弱めて水はねを防ぐことができる。
したがって、上記のように構成した第1の実施形態のマット11を流し台のシンクの底部100に設置して使用すると、マット11には複数個の貫通孔13,13…が設けられているので、流し台のシンクの底部100との密着部分が少なくて水はけが良くなり、また、水道の蛇口から勢いよく水が出されても、水の勢いを弱めて水はねを防止することができる。したがって、マット11に当たった水がシンクの外側まではねて流し台の外側を水浸しにするような不都合を防止することができることになる。
(本考案の第2の実施の形態)
図7乃至図9は本考案の第2の実施形態に係る水はね防止マット21を示し、図7は同上マットの上面図、図8は同上マットの側面図、図9は図7のC−C線矢視断面図である。この第2の実施形態に係る水はね防止マット21(以下、マット21という)は、マット本体12の裏面側に複数本設けている針状突起14,14…の長さが、図9に示すように、マット本体12の中央部Oを中心とした中央近傍箇所からマット周縁部15a,15a,15b,15bに向かうに従い徐々に短くなるように形成したものであり、他の構造は図1乃至図6と同一であるから同一部分に付いての重複説明は省略する。
上記のように構成した第2の実施形態のマット21は、図8に示すように、複数本の針状突起14,14…が設けられている裏面12bを流し台(図示せず)のシンクの底部100に対峙させて載置すると、針状突起14,14…がマット本体12とシンクの底部100との間に水はけに寄与する隙間Sを形成した状態にして設置される。また、シンクの底部100上でマット本体12を支えている複数本の針状突起14,14…の長さが、中央部近傍箇所からマット周縁部側へ向かうに従い短く形成されているので、マット本体12がシンクの底部100に載置されると、マット本体12は中央部Oの近傍箇所が頂点で、この中央部近傍箇所からマット周縁部15a,15a,15b,15側に向かって徐々に下がる側面視湾曲状をした状態で設置される。
そして、前記マット本体12には、複数箇所に貫通孔13,13…が設けられているので、水道の蛇口(図示せず)から勢いよく水が出されてマット11上に落下すると、落下した水は、貫通孔13,13…を通ってマット本体12の裏面12bとシンクの底部100との間の隙間Sに流れ込む水と、マット本体12の表面12aの湾曲面に倣って該表面12a上を流れる水とに別れる。
そして、マット本体12の表面12a上を流れた水の一部は、表面12a上を通ってマット周縁部15a,15a,15b,15b側にそれぞれ向かい、途中、さらに一部が貫通孔13,13…を通ってマット本体12の裏面12b側に流れ込む。また、裏面12b側に流れず表面12a上に残された水の一部は、マット周縁部15a,15a,15b,15bを通ってシンクの底部100に流下し、排水口(図示せず)から排水される。
一方、直接または途中で、貫通孔13を通ってマット本体12の裏面12b側における隙間S内に流れ込んだ水の一部は、その隙間Sを通って直接排水口に向かって流れて排水され、他の一部はマット本体12の貫通孔13から再びマット本体12の表面12a上に戻される。また、マット本体12の表面12a上に戻された水は、該表面12a上を直接流れた水と同じ様にして、途中、貫通孔13から裏面12b側に流れる水を生じながらマット周縁部15a,15a,15b,15b側に向かって流れ、その後、排水口から排水される。これが各貫通孔13,13…の部分において繰り返されることにより、水の勢いを弱めて水はねを防ぐことができる。
したがって、上記のように構成した第2の実施形態のマット21を流し台のシンクの底部100に設置して使用すると、マット21には複数個の貫通孔13,13…が設けられているので、流し台のシンクの底部100との密着部分が少なくて水はけが良く、また、水道の蛇口から勢いよく水が出されても、水の勢いを弱めて水はねを防止することができる。したがって、マット21に当たった水がシンクの外側まではねて流し台の外側を水浸しにするような不都合を防止することができることになる。
(本考案の第3の実施の形態)
図10乃至図12は本考案の第3の実施形態に係る水はね防止マット31を示し、図10は同上マットの上面図、図11は同上マットの側面図、図12は図10のD−D線矢視断面図である。この第3の実施形態に係る水はね防止マット31(以下、マット31という)は、第1,第2の実施の形態におけるマット11,21でマット本体12の裏面12b側に設けていた針状突起を無くし、かつ、図12に示すように、マット本体12全体の形状を、該マット本体12の表面12a側が上方に向かって側面視湾曲状に膨出してなる形状にしたものであり、他の構造は図1乃至図9と同一であるから同一部分に付いての重複説明は省略する。
さらに詳述すると、マット31のマット本体部12は、図11及び図12に示すように、マット本体部12の中央部Oを頂点とし、この中央部Oからマット周縁部15a,15a,15b,15bに向かってそれぞれ緩やかな曲面を描いて傾斜する湾曲状に形成されてなるものである。そして、表面12a側を上向きにしてマット31をシンクの底部100上に載置すると、図12に示すように、マット周縁部15a,15a,15b,15bがそれぞれシンクの底部100に当接して支えられ、このマット周縁部15a,15a,15b,15bよりも中央部O寄り側の部分全体がシンクの底部100から離れ、マット本体部12とシンクの底面との間に水はけに寄与する隙間Sが形成されるようになっている。
上記のように構成した第3の実施形態のマット31は、図11及び図12に示すように、表面12aを上側に向け、下側の裏面12bを流し台(図示せず)のシンクの底部100に対峙させて載置すると、マット本体12とシンクの底部100との間に水はけに寄与する隙間Sが形成され、かつ、該マット本体12が中央不Oの近傍箇所からマット周縁部15a,15a,15b,15bに向かって緩やかな曲面で下がる側面視湾曲状をした状態で設置される。
そして、水道の蛇口(図示せず)から水が吐き出されてマット31上に落下されると、落下した水は、貫通孔13,13…を通ってマット本体12の裏面12bとシンクの底部100との間の隙間Sに流れ込む水と、マット本体12の表面12a上を湾曲面に倣ってマット周縁部15a,15a,15b,15b側へ流れる水とに別れる。
そして、マット本体12の表面12a上を湾曲面に倣って流れる水の一部は、途中、さらに一部が貫通孔13を通ってマット本体12の裏面12b側に流れ込む。また、裏面12b側に流れず表面12a上に残された水の一部は、マット周縁部15a,15a,15b,15bを通ってシンクの底部100に流下し、排水口から排水される。
一方、直接または途中で、貫通孔13を通ってマット本体12の裏面12b側の隙間S内に流れ込んだ水の一部は、マット本体12の貫通孔13から再びマット本体12の表面12a上に戻される。また、マット本体12の表面12a上に戻された水は、該表面12a上を直接流れた水と同じ様にして、途中、貫通孔13から裏面12b側に流れる水を生じながらマット周縁部15a,15a,15b,15b側に向かって流れ、その後、排水口から排水される。これが各貫通孔13,13…の部分において繰り返されることにより、水の勢いを弱めて水はねを防ぐことができる。
したがって、上記のように構成した第3の実施形態のマット31を流し台のシンクの底部100に設置して使用すると、マット31には複数個の貫通孔13,13…が設けられているとともに、マット周縁部15a,15a,15b,15bがシンクの底部100に当接して、他の中央部O寄り側の部分全体がシンクの底部100から離れるようになっているので、流し台のシンクの底部100との密着部分が少なくて水はけが良く、また、水道の蛇口から勢いよく水が出されても、水の勢いを弱めて水はねを防止することができる。したがって、マット31に当たった水がシンクの外側まではねて流し台の外側を水浸しにするような不都合を防止することができることになる。
以上、本考案の好ましい実施例について詳述したが、本考案に係るマットは上述した実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。
例えば、上記第1,第2の実施の形態では、針状突起を裏面12b側に設けた構造を開示したが、表面12aと裏面12bの両方に設けた構造にしてもよい。
11 水はね防止マット
12 マット本体
12a 表面
12b 裏面
13 貫通孔
14 針状突起
15a,15b マット周縁部
21 水はね防止マット
31 水はね防止マット
S 隙間
O マット本体の中央部
100 シンクの底部

Claims (5)

  1. マット本体と、
    マット本体の複数箇所にそれぞれ該マット本体の表裏面を貫通して設けられた貫通孔と、
    マット本体の少なくとも表裏一方の面の少なくとも1箇所に設けられた針状突起と、
    を備えることを特徴とする流し台用水はね防止マット。
  2. 前記針状突起は、前記マット本体部の中央部近傍箇所と該中央部近傍箇所からマット周縁部に向かって拡がるように適宜の間隔をおいて複数箇所に設けられているとともに、前記マット本体部からの長さが該中央部近傍箇所からマット周縁部側へ向かうに従い短く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の流し台用水はね防止マット。
  3. 流し台のシンクの底部に設置する流し台用水はね防止マットであって、
    中央部が頂点となってシンクの底部から離れ、かつ、マット周縁部がシンクの底部と当接するようにして側面視湾曲状に形成されているマット本体と、
    マット本体の複数箇所にそれぞれ該マット本体の表裏面を貫通して設けられた貫通孔と、
    を備えることを特徴とする流し台用水はね防止マット。
  4. 前記貫通孔の形状は多角形であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の流し台用水はね防止マット。
  5. 前記マット本体は、シリコン樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の流し台用水はね防止マット。
JP2009008339U 2009-11-24 2009-11-24 流し台用水はね防止マット Expired - Fee Related JP3157312U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008339U JP3157312U (ja) 2009-11-24 2009-11-24 流し台用水はね防止マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008339U JP3157312U (ja) 2009-11-24 2009-11-24 流し台用水はね防止マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3157312U true JP3157312U (ja) 2010-02-12

Family

ID=54860991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009008339U Expired - Fee Related JP3157312U (ja) 2009-11-24 2009-11-24 流し台用水はね防止マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3157312U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106869259A (zh) * 2016-11-16 2017-06-20 湖南正海现代实验室设备有限公司 一种防溅水实验室水槽

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106869259A (zh) * 2016-11-16 2017-06-20 湖南正海现代实验室设备有限公司 一种防溅水实验室水槽
CN106869259B (zh) * 2016-11-16 2019-08-20 湖南正海现代实验室设备有限公司 一种防溅水实验室水槽

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10017926B2 (en) Debris trap for a drain
US20150257611A1 (en) Soap holder
JP2018053695A (ja) へアキャッチャー
JP3157312U (ja) 流し台用水はね防止マット
JP2019052422A (ja) 洗面器
JP5787862B2 (ja) コーヒードリッパー
JP3169778U (ja) 詰まり無しストレーナー
JP4060638B2 (ja) 洗い場床面の排水構造
JP5573000B2 (ja) 排水目皿
JP4485881B2 (ja) 洗米流出防止具
JP6862975B2 (ja) 浴室
JP7353961B2 (ja) 水栓カバー
JP5805972B2 (ja) 排水口用化粧蓋
JP6362020B2 (ja) 浴室の洗い場床
JP2008156881A (ja) 目皿装着型排水構造
JP3116225U (ja) 容器用栓
JP6452077B2 (ja) 排水口蓋
JP2018053692A (ja) ヘアキャッチャー
KR200375831Y1 (ko) 좌변기의 변기커버
JP4433982B2 (ja) 洗い場用床パン及び浴槽
JP4374411B2 (ja) 排水目皿
JP5316150B2 (ja) トレー
JP6455617B1 (ja) 浴室の洗い場床
JP2018053696A (ja) へアキャッチャー
JP6744620B2 (ja) 槽体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees