JP6455617B1 - 浴室の洗い場床 - Google Patents
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Abstract
Description
図2は、図1の浴室における洗い場床を示す模式的上面図である。
図3および図4は、図2の洗い場床を示す模式的部分斜視図である。
図5は、図2の洗い場床における排水ピット内からみた洗い場床を示す模式的正面図である。
なお、図1には、洗い場床本体の表面に形成された凸部および凹部(溝部)の図示を省略している。
また、図3は、図2の洗い場床において凹部と切り欠き部の位置が合っていない(上面視において繋がっていない)位置を示す模式的部分斜視図であり、図4は、図2の洗い場床において凹部と切り欠き部の位置が合っている(上面視において繋がっている)位置を示す模式的部分斜視図である。
仮に、導水経路部における立壁面部の上端から排水縁部までの距離を洗い場床本体における下端から凹部の下端までの距離より小さいものであると、導水経路部に溜まる水の高さが凹部の下端より高いものに成長する前に、立壁面部から流れ落ちてしまう。このような洗い場床であると、凹部に溜まった水と導水経路部18上に溜まった水とが繋がらず、凹部に溜まった水が排水口へ適切に流れずに停滞してしまう。
一方で、本発明の実施の形態に係る洗い場床3では、導水経路部18における立壁面部16の上端から排水縁部10までの距離X1が洗い場床本体2における下端から凹部8の下端までの距離Yより大きいため、凹部8に溜まった水を導水経路部18上に溜まった水へ途切れないように適切に繋げることができる。
したがって、導水経路部18における立壁面部16の上端から排水縁部10までの距離X1を、洗い場床本体2における下端から凹部8の下端までの距離Yより、大きくしたことが、排水接続手段の1つである。
なお、導水経路部18における立壁面部16の上端のRが始まる位置から排水縁部10までの距離X2を、洗い場床本体2における下端から凹部8の下端までの距離Yより、大きくすることが、より好ましい。
したがって、切り欠き部20の深さを凹部8の深さより大きくしたことが、表面張力増大手段の1つである。
したがって、切り欠き部20の幅を凹部8の幅より狭くしたことも、表面張力増大手段の1つである。
したがって、切り欠き部20の表面粗さを凹部8の表面粗さより大きくしたことも、表面張力増大手段の1つである。
図10は、図2の洗い場床における排水ピットの切り欠き部部分を示す模式的部分断面図である。
なお、図8は、特に洗い場床の残水排出が行われている初期の状態における、図2の洗い場床における排水の流れを示す模式的部分斜視図であり、図9は、特に洗い場床の残水排出が行われている終期の状態における、図2の洗い場床における排水の流れを示す模式的部分斜視図である。図8及び図9において、矢印で表しているのは、仮想的な水の流れである。
これら一連の流れによって、洗い場床本体2の表面に溜まった水、導水経路部18の表面に溜まった水、そして切り欠き部20内の水は、互いに繋がった状態で、排水口へ排出されることになる。
一方、本発明の実施の形態に係る洗い場床3においては、図2や図5で示したように、切り欠き部20の数は、導水経路部18に繋がった凹部8の数より少ない。言い換えると、切り欠き部20の数は、排水縁部10に設けられた凹部8と繋がっている開口22の数より、少ない。このことにより、表面張力増大手段によって強力に水を排出した際にも、導水経路部18の表面に溜まった水が一気に排出されて水が途切れてしまうことを抑制できる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (2)
- 複数の凸部および前記複数の凸部の間に連続して形成された溝部を有する洗い場床本体と、前記洗い場床本体とは別部材であって前記洗い場床本体に形成された排水縁部に下方から接続されることで前記排水縁部よりも下方に排水口を形成する排水ピットと、を備えた浴室の洗い場床であって、
前記排水ピットの上面から前記溝部の下端まで段差が形成されており、
前記溝部は、前記排水縁部まで連続して繋がっており、
前記排水ピットは、
立壁面部と、
前記立壁面部及び前記排水縁部に接する前記排水ピットの上端の三方において、前記排水縁部よりも低い位置に形成された導水経路部と、
前記導水経路部に繋がるように前記立壁面部より洗い場床本体側へ凹状に下方へ向かって形成された切り欠き溝と、
を有し、
前記立壁面部及び前記排水縁部に接する前記排水ピットの上端の三方に形成された前記導水経路部における前記立壁面部の上端から前記排水縁部までの長さは、前記溝部に溜まった水を前記導水経路部上に溜まった水に対して途切れることを抑制するために、前記段差の高さより大きくなるように形成されていること、および前記切り欠き溝の前記導水経路部側の上端から前記導水経路部までの位置の曲率は、前記切り欠き溝の前記洗い場床本体側の上端の曲率よりも、大きいことを特徴とする浴室の洗い場床。 - 前記切り欠き溝の数は、前記溝部における前記排水縁部に繋がっている箇所の数より、少ないことを特徴とする請求項1に記載の浴室の洗い場床。
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JP2018099898A JP6455617B1 (ja) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | 浴室の洗い場床 |
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JP2010037898A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Toto Ltd | 洗い場床 |
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