JP5563811B2 - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1および2では、集積度の向上のために、バイポーラトランジスタを有する半導体装置の抵抗素子を素子分離領域に形成することを開示している。たとえば、特許文献1によれば、トレンチ形成後に、シリコン酸化膜をトレンチ内部から基板表面の全面に形成し、その後、抵抗素子部となるポリシリコンを形成し、トレンチ部にポリシリコンを残す加工を行うことにより抵抗素子を形成していることが記載されている。
また、特許文献3では、MOSトランジスタを作成する際には、基板に素子分離領域を設けるという技術が開示されている。同文献によれば、基板に素子分離領域を設ける際には、素子分離形成領域以外に一旦マスクを形成し、素子分離を形成した後、マスクはウェットエッチングにより除去されることが記載されている。
特開平1−144648号公報 特開平7−273288号公報 特開2001−077189号公報
上記文献記載の従来技術において、MOSトランジスタを形成する場合には、トランジスタ形成部分の半導体基板表面を露出させる必要がある。
しかしながら、上記従来技術においては、トランジスタの形成前に、受動素子の側壁部分の絶縁膜がトレンチ内部から基板表面にかけて全面に形成されている。このため、受動素子を形成した後、基板表面をウェットエッチングで露出させるために、トレンチ内部には側壁絶縁層を残しつつ半導体基板表面の酸化膜のみ除くという選択的な除去が困難であった。すなわち、ウェットエッチングを行うと、基板表面の絶縁膜だけでなく、トレンチ内部の側壁絶縁層も除去されてしまい、その結果、受動素子と基板間にショートが発生することがあった。
本発明によれば、
基板上に研磨ストッパ膜を形成する工程と、
選択的エッチングにより、前記研磨ストッパ膜および前記基板を除去して、前記基板内に第1のトレンチを形成する工程と、
前記第1のトレンチを埋め込むように、前記研磨ストッパ膜と異なる材料から構成された第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜を研磨して、前記研磨ストッパ膜を露出させる工程と、
選択的エッチングにより、前記第1の絶縁膜に凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように、第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜を研磨して、前記研磨ストッパ膜および前記第1の絶縁膜を露出させ、前記第1のトレンチに受動素子層を形成する工程と、
エッチングにより前記研磨ストッパ膜を除去して、前記基板の表面および前記第1の絶縁膜の側壁を露出させる工程と、を含む半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の製造工程において、第1のトレンチ内の側壁上の第1の絶縁膜は、基板の表面上の研磨ストッパ膜と異なる材料から構成されている。異なる材料のエッチングレートの違いを利用して、研磨ストッパ膜のみ選択的に除去できる。このため、第1のトレンチ内において、第1のトレンチと受動素子層との間に第1の絶縁膜を残したまま、基板を露出させることができる。このため、受動素子層と基板との間のショートを抑制することができ、受動素子層の近くにMOSトランジスタを設けることができる。
また、本発明によれば、
基板と、
前記基板に設けられた第1のトレンチと、
前記第1のトレンチに埋め込まれた受動素子層と、
前記第1のトレンチと前記受動素子層との間に設けられた第1の絶縁膜と、を備え、
上面視において、前記第1のトレンチの周縁部分と、前記第1の絶縁膜の周縁部分とが略一致している、半導体装置が提供される。
本発明の半導体装置は、受動素子層の側壁と基板との間に、第1の絶縁膜が設けられている。このため、受動素子層と基板との間のショートを抑制することができる。
また、第1の絶縁膜の周縁部分は、第1のトレンチの周縁部分と略一致しているので、第1の絶縁膜の周縁部分が基板に占める占有面積を小さくすることができる。そのため、受動素子層の近くにMOSトランジスタを設けることができる。
本発明によれば、信頼性および集積性に優れた半導体装置およびその製造方法が提供される。
第1の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第1の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第2の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第2の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第2の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第2の実施の形態における半導体装置の製造手順の一部の変形例を示す工程断面図である。 第3の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第3の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第3の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第4の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 第4の実施の形態における半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図2(d)は、本実施の形態の半導体装置の一部を示す。
本実施の形態の半導体装置は、不図示のMOSトランジスタを備えるものである。
本実施の形態の半導体装置は、基板(シリコン基板1)と、シリコン基板1に設けられた第1のトレンチ3と、第1のトレンチ3に埋め込まれた受動素子層10と、第1のトレンチ3と受動素子層10との間に設けられた第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)と、を備え、上面視において、第1のトレンチ3形成の周縁部分と第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)の周縁部分とが略一致している。
また、本実施の形態の半導体装置は、シリコン基板1に設けられた第2のトレンチ8と、第2のトレンチ8に埋め込まれた素子分離膜9とを備える。
図2(d)に示すように、シリコン窒化膜4(第1の絶縁膜)は、第1のトレンチ3からはみ出す、はみ出し部分を有しない。すなわち、シリコン窒化膜4(第1の絶縁膜)は、第1のトレンチ3の内側に設けられ、外側には設けられていない(ただし、製造工程のバラツキ等は許容する)。
また、図2(d)に示すように、第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)は、第1のトレンチ3から突出した受動素子層10の側壁に沿って、第1のトレンチ3から凸設している。また、素子分離膜9は、第2のトレンチ8から突出した形状を有してもよい。
図2(d)に示すように、受動素子層10およびその側壁に設けられているシリコン窒化膜4の上面は、シリコン基板1の表面を基準面としたとき、この基準面より高く設けられている。
また、受動素子層10の上面およびシリコン窒化膜4の上面は、略同一平面を構成している(ただし、製造工程のバラツキ等は許容する)。
また、上記基準面からの受動素子層10およびシリコン窒化膜4の上面の高さは、同一とすることができる。さらに、上記基準面からの受動素子層10の上面の高さは、特に限定されないが、たとえば受動素子層10の抵抗値に応じて適宜設定できる。
受動素子層10の延設方向に対して直角方向の断面形状は、特に限定されないが、たとえば矩形、正方形、台形、テーパ状等とすることができる。また、受動素子層10は、たとえば柱状とすることができる。
また、シリコン窒化膜4の延設方向に対して直角方向から見たとき、一体に設けられていてもよく、分離して設けられていてもよい。シリコン窒化膜4の延設方向に対して直角方向の断面形状は、コの字状、ハの字状等でもよい。特に、上記基準面から凸設した部分のシリコン窒化膜4の延設方向に対して直角方向の断面形状は、たとえば矩形、正方形、台形等とすることができるシリコン基板1の平面視において、凸設した部分のシリコン窒化膜4の端部は、受動素子層10を囲むように形成することができる。
さらに、シリコン窒化膜4の凸設した部分は、受動素子層10の側壁に形成され、すなわち、第1のトレンチ3の側壁の延長線上に囲まれた、第1のトレンチ3形成領域内に形成されている(ただし、製造工程のバラツキ等は許容する)。
また、図2(d)に示すように、素子分離膜9は、第2のトレンチ8の側壁の延長線上に囲まれた、第2のトレンチ8形成領域内に形成されている。素子分離膜9の延設方向に対して直角方向の断面形状は、矩形、正方形、台形、テーパ状等でもよい。
さらに、本実施の形態では、第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)と素子分離膜9とを、略同一のエッチングレートを有する材料で構成することができる。たとえば、第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)と素子分離膜9とを、同じ材料から構成されている。本実施の形態では、材料として、シリコン窒化膜を用いることができる。
上記基準面からの素子分離膜9および受動素子層10の膜厚(高さ)は、略同一とすることができ、また上記基準面からの素子分離膜9およびシリコン窒化膜4の膜厚(高さ)は、略同一とすることができる(ただし、製造工程のバラツキ等は許容する)。
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図1および図2は、本実施の形態の半導体装置の製造手順の工程断面図を示す。
本実施の形態の半導体装置の製造方法は、基板(シリコン基板1)上に研磨ストッパ膜(シリコン酸化膜2)を形成する工程と、選択的エッチングにより、シリコン酸化膜2およびシリコン基板1の一部を除去して、シリコン基板1内に第1のトレンチ3を形成する工程と、第1のトレンチ3を埋め込むように、シリコン酸化膜2と異なる材料から構成された第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)を形成する工程と、シリコン窒化膜4を研磨して、シリコン酸化膜2を露出させる工程と、選択的エッチングにより、シリコン窒化膜4に凹部6を形成する工程と、凹部6を埋め込むように、第2の絶縁膜(シリコン膜7)を形成する工程と、シリコン膜7を研磨して、シリコン酸化膜2およびシリコン窒化膜4を露出させ、第1のトレンチ3に受動素子層10を形成する工程と、エッチングによりシリコン酸化膜2を除去して、シリコン基板1の表面およびシリコン窒化膜4の側壁を露出させる工程と、を含む。
また、本実施の形態の製造工程において、上記第1のトレンチ3を形成する工程は、シリコン基板1内に第1のトレンチ3とともに、第2のトレンチ8を形成する工程を含む。
さらに、本実施の形態の製造工程は、上記第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)を形成する工程において、第2のトレンチ8を埋め込むように、シリコン窒化膜4を形成し、上記露出させる工程において、第2のトレンチ8上のシリコン窒化膜4を露出させて、素子分離膜9を形成し、上記シリコン基板1の表面およびシリコン窒化膜4の側壁を露出させる工程において、素子分離膜9の側壁を露出させる。
まず、図1(a)に示すように、シリコン基板1上にシリコン酸化膜2(研磨ストッパ膜)を形成する(図1(a))。続いて、シリコン基板1内に、第1のトレンチ3および第2のトレンチ8を形成する(図1(b))。このとき、トレンチを形成する方法としては、たとえば、リソグラフィ工程およびドライエッチング工程を採用することができる。具体的には、シリコン酸化膜2上にシリコン窒化膜を成膜し、リソグラフィとドライエッチング工程を経て、所望の領域(第1のトレンチ3の形成予定領域または第2のトレンチ8の形成予定領域)のシリコン窒化膜およびシリコン酸化膜2を除去する。そして、このようにパターン化したシリコン酸化膜2をマスクとして用い、シリコン基板1に、第1のトレンチ3および第2のトレンチ8を形成する(図1(b))。このとき、マスクにおいて、第1のトレンチ3の形成予定領域に相当する開口部は、第2のトレンチ8の形成予定領域に相当する開口部より大きくすることができる。本工程では、その現象を積極的に利用し、第1のトレンチ3と、第2のトレンチ8の断面形状を異なるように形成することができる。たとえば、第1のトレンチ3の断面形状は、矩形に形成して、一方第2のトレンチ8の断面形状は、テーパ状に形成できる。ドライエッチングは、ガス組成を変えることにより側面のテーパ角を変えることができるが、付着量にはサイズ依存性がある。
続いて、第1のトレンチ3および第2のトレンチ8をシリコン窒化膜4で埋め込む。このとき、シリコン基板1上の全面にシリコン窒化膜4を形成することができる(図1(c))。続いて、シリコン窒化膜4の表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法等により平坦化する。CMPに際して、シリコン基板1上には、シリコン酸化膜2(研磨ストッパ膜)が設けられているので、図1(d)に示す素子分離膜9およびシリコン窒化膜4のシリコン基板1の表面(基準面)からの高さは、シリコン酸化膜2の膜厚で制御することができる。
そして、抵抗素子形成予定領域用のレジストパターン(抵抗素子形成予定領域に相当する開口部を有するマスク5)を形成する(図1(d))。この開口部は、基板平面視において、シリコン窒化膜4の領域内に配置されるように形成される。
続いて、シリコン窒化膜4内に、抵抗素子用の凹部6を形成する(図2(a))。ここで、凹部6を形成する方法としては、たとえば図1(b)の工程において、トレンチを形成する方法と同様の方法を適用することができる。そして、凹部6を埋め込むように、抵抗素子(抵抗体)となるシリコン膜7(第2の絶縁膜)を形成する(図2(b))。このとき、シリコン膜7中に、必要な量のドーパントを導入することができる。ここで、ドーパントの導入はシリコン膜7成膜時でも良いし、図2(c)に示す表面平坦化工程後でも良い。ドーパントとしては、たとえばボロン、リン、砒素等を用いることができる。また、Siを含む膜(シリコン膜7)としては、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコン、シリサイド等を適用することができるが、本工程では、多結晶シリコン(ポリシリコンと称することもある)を用いた。
続いて、シリコン基板1上を平坦化する(図2(c))。このとき、図1(c)と同様に、CMPに際して、シリコン基板1上設けられているシリコン酸化膜2は、研磨ストッパ膜として作用するので、図2(c)に示すように、シリコン基板1の表面(基準面)からの素子分離膜9(シリコン窒化膜4)、シリコン窒化膜4および受動素子層10の各膜厚は、同一とすることができる。このように、上記基準面から凸設した部分の素子分離膜9、シリコン窒化膜4および受動素子層10の膜厚は、シリコン酸化膜2の膜厚で制御することができる。
続いて、シリコン基板1上のシリコン酸化膜2を除去する(図2(d))。ここで、シリコン酸化膜2を除去する方法としては、たとえばウェットエッチング方法等を用いることができる。このとき、シリコン酸化膜2とシリコン窒化膜4(または受動素子層10、第2のトレンチ8)とのエッチングレートの違いを利用できるので、シリコン酸化膜2を選択的に除去することができる。本工程では、シリコン酸化膜2を選択的に除去するエッチング溶液としては、たとえば、NHFを含む溶液(具体的には、NHF、HFおよびHOを含む溶液)、HFを含む溶液(具体的には、HFおよびHOを含む溶液)等を用いることができる。
このように、シリコン窒化膜4を選択的に除去できるので、シリコン基板1の表面およびシリコン窒化膜4の凸設部分の側壁を露出させることができる(図2(d))。また、本工程にて、同時に素子分離膜9の凸設部分の側壁を露出させることができる。この後、シリコン基板1上に不図示のMOSトランジスタを設けることができる。
以上により、図2(d)に示す本実施の形態の半導体装置を得ることができる。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態の半導体装置は、受動素子層10の側壁とシリコン基板1との間に、シリコン窒化膜4(第1の絶縁膜)が設けられている。このとき、本製造工程において、第1のトレンチ3内の側壁上のシリコン窒化膜4(第1の絶縁膜)は、シリコン基板1表面上のシリコン酸化膜2(研磨ストッパ膜)と異なる材料から構成されていて、連続していない。異なる材料のエッチングレートの違いを利用して、シリコン酸化膜2のみ除去できる。すなわち、第1のトレンチ3内の側壁上のシリコン窒化膜4を残したまま、シリコン酸化膜2を選択的に除去できる。そのため、受動素子層10とシリコン基板1との間のショートを抑制することができる。このように、本実施の形態の半導体装置の信頼性を向上させることができる。
また、シリコン窒化膜4の周縁部分は、第1のトレンチの周縁部分に略一致するように設けられている。このため、シリコン窒化膜4の周縁部分が、シリコン基板1に占める占有面積を小さくすることができる。このとき、本製造工程においては、受動素子層10の側壁上の第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)と受動素子層10付近のシリコン基板1表面上のシリコン酸化膜2(研磨ストッパ膜)とのエッチングレートの違いを利用して、シリコン酸化膜2のみ除去できる。すなわち、このため、受動素子層10付近のシリコン基板1表面上において、シリコン酸化膜2を除去してシリコン基板1を露出させることができる。そのため、受動素子層10の近くにMOSトランジスタを併設することができる。このように、本実施の形態の半導体装置の集積性を向上させることができる。
さらに、第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)は、第1のトレンチ3から突出した受動素子層10の側壁に沿って、第1のトレンチ3領域の直上のみに凸設されている。このため、突出した受動素子層10の側壁についても、シリコン窒化膜4で保護されているので、受動素子層10とシリコン基板1との間のショートを抑制することができる。このように、受動素子層10の形状に依らず、本実施の形態の半導体装置の信頼性を向上させることができる。
本実施の形態の半導体装置は、受動素子層10と離間して、シリコン基板1に素子分離膜9を設けることができる。本実施の形態では、素子分離膜9とシリコン窒化膜4とを同じ材料(またはエッチングレートが同じ材料)で構成することができる。そのため、上述のとおり、素子分離膜9とシリコン酸化膜2とのエッチングレートの違いを利用して、素子分離膜9を残したまま、シリコン酸化膜2のみを除去することができる。そのため、素子分離膜9の第2のトレンチ8から突出した部分の側壁は、除去されずに選択的に残るので、設計通りの素子分離膜9を形成することができる。このため、トランジスタ特性が変動を抑制することができる。そして、本実施の形態の半導体装置の信頼性を向上させることができる。
また、シリコン基板1の表面を基準面としたとき、抵抗体(受動素子層10)およびその側壁に設けられているシリコン窒化膜4の上記基準面からの高さは、シリコン酸化膜2の膜厚で制御することができる。これは、シリコン酸化膜2が、研磨ストッパ膜として作用するためである。たとえば、抵抗体(受動素子層10)の抵抗値を上げたい場合には、シリコン酸化膜2の膜厚を厚くすればよい。
ここで、シリコン酸化膜2はCMPのストッパ膜として作用する。このため、受動素子層10の膜厚は、CMPによってほとんど変化させないようにすることが可能になる。すなわち、本実施の形態では、受動素子層10の膜厚を設計通りの膜厚に精度良く制御できる。そのため、抵抗体(受動素子層10)の膜厚のバラツキを抑制し、抵抗値のバラツキを抑制することができる。このように、本実施の形態では、所望の特性を有する受動素子(抵抗体)の形成とともに、MOSトランジスタの形成が両立できる。
また、側壁にシリコン窒化膜4が設けられていた受動素子層10と素子分離膜9とを同一の工程で形成することができるので、製造工程が簡略化できる。さらに、シリコン酸化膜2を選択的に除去して、設計通りの素子分離膜9およびシリコン窒化膜4を形成できるので、製造マージンが向上する。
なお、本工程において、ウェットエッチングでなくてドライエッチングで行うことも考えられる。ドライエッチングは、通常確実なシリコン酸化膜2除去のためにオーバーエッチングを行い、一方、ウェットエッチングは、シリコン酸化膜2の選択的除去を行うことができる。これらの事情を考慮すると、より信頼性が向上する観点から、ウェットエッチングの方が好ましい。
次に、従来技術と比較しつつ、本実施の形態の効果についてさらに説明する。
上記特許文献に記載の従来技術は、それほど微細化が進んでいない時代の技術である。くわえて、バイポーラ素子という表面の凹凸形状がMOSトランジスタに較べると大きな影響を及ぼさない素子を対象としている。MOSトランジスタの場合、素子分離(STI:Shallow Trench Isolation)部の表面の凹凸やSiとSTI界面の状態がトランジスタ特性に大きな影響を与えるので、STI形成時に表面の酸化膜をどのくらい除去するかは慎重に制御されている。
このような従来技術において、MOSトランジスタを形成する場合には、トランジスタ形成部分の半導体基板表面を露出させる必要がある。しかしながら、MOSトランジスタの形成において、素子分離領域と受動素子部を同一トレンチプロセスで形成する場合に従来例で示される方法では以下の問題がある。
従来例に示される方法ではトランジスタの形成前に、受動素子の側壁部分の酸化膜がトレンチ内部から基板表面にかけて全面に形成されている。このため、素子分離領域と受動素子を形成した後、基板表面をウェットエッチングで露出させる際に、トレンチ内部には側壁絶縁層を残し、半導体基板表面の酸化膜のみ除くという選択的な除去ができない。その結果、上記の公知例を単純にメタルゲートのMOSトランジスタに適用しようとしても、STI/Si境界のシリコン酸化膜が過剰に除去され、MOSトランジスタの特性を悪化させるなどの問題が生じてしまうことになる。
これに対して、本実施の形態では、第1のトレンチ3内の側壁上のシリコン窒化膜4(第1の絶縁膜)および素子分離膜9は、シリコン基板1表面上のシリコン酸化膜2(研磨ストッパ膜)と異なる材料から構成されている。そのため、素子分離領域と受動素子部を同一トレンチプロセスで形成する場合に、これらの異なる材料のエッチングレートの違いを利用して、シリコン基板1の表面上のシリコン酸化膜2のみを選択的に除去することができる。そのため、STI/Si境界が過剰に除去され、MOSトランジスタの特性を悪化させるなどの従来技術の問題を防止することができる。
また、シリコン基板1内部およびシリコン基板1から突出した部分の受動素子層10の側壁と、シリコン基板1との間に、シリコン窒化膜4(第1の絶縁膜)が設けることができる。そして、受動素子層10とシリコン基板1との間のショートを抑制することができる。
さらに、シリコン酸化膜2を除去してシリコン基板1を露出させることができるので、受動素子層10の近くにMOSトランジスタを併設することができる。
このように、本実施の形態では、半導体装置の信頼性を向上させつつ、集積性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の半導体装置は、第2のトレンチ8の内部において、基板(シリコン基板1)と第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)との間に、第3の絶縁膜(シリコン酸化膜71)が設けられている(図4(d))。第2の実施の形態は、この点が異なる以外は、第1の実施の形態と同様である。
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図3から図5は、本実施の形態の半導体装置の製造手順の工程断面図を示す。
また、図6は、半導体装置の製造手順の一部の変形例を示す。
本実施の形態の製造工程は、上記第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)を形成する工程において、第1のトレンチ3の内部に第3の絶縁膜(シリコン酸化膜71)を形成する工程と、第1のトレンチ3を埋め込むように、シリコン酸化膜71上にシリコン窒化膜4を形成する工程と、を含む。
まず、シリコン基板11上にシリコン酸化膜12、ポリシリコン膜13およびシリコン窒化膜14をこの順番で形成する。そして、リソグラフィ工程を用いてレジスト15にパターンを形成する(図3(a))。続いて、シリコン基板11に、第1のトレンチ16および第2のトレンチ70を離間して形成する。このとき、たとえば、レジスト15をマスクとして、ドライエッチングを用いて第1のトレンチ16および第2のトレンチ70を形成できる(図3(b))。また、シリコン窒化膜14上に更に膜を形成し、ハードマスク構造を用いて、これらのトレンチを形成することも可能である。
続いて、第1のトレンチ16および第2のトレンチ70を埋め込むように、シリコン酸化膜17を形成する(図3(c))。続いて、CMPを用いて、シリコン酸化膜17を平坦化する(図3(d))。さらに、埋め込んだシリコン酸化膜17をエッチングし、シリコン酸化膜71の表面をシリコン基板11の表面(基準面)よりも下方に形成する(図4(a))。この後、凹部73または凹部74の側壁にシリコン酸化膜を薄く形成してもよい。
続いて、凹部73および凹部74を埋め込むように、シリコン窒化膜18を形成する(図4(b))。そして、ポリシリコン膜13をストッパ膜として利用して、CMPを用いてシリコン窒化膜18を平坦化する(図4(c))。このようにして、2層構造を有するSTI(シリコン酸化膜72およびシリコン窒化膜76)を形成する。その後、シリコン窒化膜75上にレジスト19を形成し、リソグラフィ技術を用いて、所望の場所(受動素子膜22形成予定領域)のレジスト19を開口する。そして、シリコン窒化膜75を除去して、凹部20を形成する(図4(d))。このとき、2層構造のSTI(シリコン窒化膜75およびシリコン酸化膜71)のうち、下層のシリコン酸化膜71をストッパ膜として利用して、ドライエッチング技術を用いてシリコン窒化膜75を除去する。続いて、凹部20を埋め込むように、ポリシリコン膜21を形成する(図5(a))。
ここで、図4(d)に示す凹部20を形成する工程において、第1の絶縁膜(シリコン窒化膜4)を貫通し第3の絶縁膜(シリコン酸化膜71)に達する、凹部20を形成してもよい。すなわち、エッチングの制御性が高く、常に一定の深さに凹部20を形成することが可能である場合には、シリコン窒化膜75のエッチング途中で止めて、その後、ポリシリコン膜21を埋込んでも良い(図6)。
続いて、シリコン酸化膜12をストッパとして利用してCMPにより、ポリシリコン膜21およびポリシリコン膜13を研磨する。そして、STIに埋め込まれたポリシリコン抵抗素子(受動素子膜22)を形成する(図5(b))。このとき、凹部20の深さのバラツキに応じてCMPのオーバー研磨量を調整し、常に同じポリシリコン抵抗素子の膜厚に調整する。これにより、抵抗値のバラツキを低減することができる。
続いて、第1の実施の形態と同様にして、シリコン基板11の表面上に残存しているシリコン酸化膜12を選択的に除去する(図5(c))。続いて、露出したシリコン基板11上に、ゲート絶縁膜23を形成する(図5(d))。ゲート絶縁膜23としては、シリコン酸化膜やSiON膜に加えて、Hfシリコン酸化膜、HfSiON、HfO2膜等の高誘電率膜を用いることができる。
従来技術では、STIの溝がシリコン酸化膜(シリコン基板表面上のシリコン酸化膜と同じ)で埋め込まれているため、同時にSTIが後退しディボットが大きくなる。
これに対して、本実施の形態では、シリコン窒化膜75またはシリコン窒化膜76(シリコン基板11表面上のシリコン酸化膜12と異なる)で埋め込まれているため、STIの後退が無く、又、ディボットも発生しない。
この後、何度も酸化膜を除去する工程が繰り返されるが、従来技術ではその度にSTIが後退しディボットが大きくなる。その為、従来技術では、接合漏洩電流を抑制するために、あらかじめSTIの後退量を最小限に留める策として、あえてSTIを埋め込んだ酸化膜の上端面をSi基板の上端面よりも高くすることで後退を抑制している。
これに対して、本実施の形態では、STIの後退が無く、又、ディボットも発生しない。このように、STIの後退が小さいため、STIを埋め込んだシリコン窒化膜75の上端面をシリコン基板11の上端面とほぼ同じ高さにすることもできる。
また、第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の半導体装置は、受動素子膜22とSTI(シリコン窒化膜76およびシリコン酸化膜72)との間に、ゲート電極膜(第2の金属膜39、第3の金属膜40)が設けられている(図9(d))。第3の実施の形態は、この点が異なる以外は、第1の実施の形態と同様である。
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図7から図9は、本実施の形態の半導体装置の製造手順の工程断面図を示す。
本実施の形態の製造工程は、受動素子膜22と素子分離膜(シリコン窒化膜76およびシリコン酸化膜72)との間のシリコン基板1上に、ゲート電極膜を形成する工程をさらに含む。
ここで、本実施の形態では、置換型メタルゲートプロセスへの適用フローを示す。
まず、第2の実施の形態と同様に図4(d)に示す構造を形成する。そして、ゲート絶縁膜23上に、ポリシリコン膜30を成膜した後、レジスト32を塗布する(図7(a))。このとき、ポリシリコン膜30の上に精度良くリソグラフィ工程を行うための複数のレジスト膜などによる積層構造にしても良い。続いて、リソグラフィ技術を用いて、ゲート絶縁膜23上に、第1のダミーゲート電極31と第2のダミーゲート電極33とを離間して形成する(図7(b))。このとき、STI(シリコン窒化膜76およびシリコン酸化膜72)上にもダミーゲート電極を形成する。ここで、続いて、イオン注入技術とアニール技術を併用し、第1のダミーゲート電極31および第2のダミーゲート電極33の側壁にサイドウォール34を形成する。また、シリコン基板11表面付近に、拡散層80を形成する。このようにして、半導体素子の接合部分を形成する(図7(c))。
次に、リソグラフィ技術を用いてポリシリコン抵抗素子及び、拡散層抵抗素子やe−Fuse素子等のシリサイドを形成させない部分の上部を酸化膜等のカバー膜35で覆い、所望の場所を除いてシリサイド36の形成を行う(図7(d))。このとき、従来技術では、STI端のディボットが大きいため、シリサイドが潜り込み接合漏洩電流を劣化させる。一方、本実施の形態ではディボットの落ち込みが無い為、シリサイドの潜り込みが抑制でき、接合漏洩電流の劣化が無い。
続いて、シリコン酸化膜等の第1の層間絶縁膜37を形成する(図8(a))。そして、CMPを用いて、第1のダミーゲート電極31および第2のダミーゲート電極33の上端面が露出するまで研磨する(図8(b))。このとき、従来技術ではポリシリコン抵抗素子のコンタクト接続部のシリサイド形成部まで研磨してしまう為、接触抵抗の増大を招き特性を劣化させる。この問題を従来技術の中で回避するには、CMPを非常に高い精度で制御する(但し、現実的ではない)か、あるいはSTIの上面を高くしておく(但し、接合漏洩電流が劣化する)などが必要になるが、それぞれデメリットを有する。これに対して、本実施の形態によれば、ポリシリ抵抗層はSTI部に埋めこめられているため、弊害無く容易に実現できる。
続いて、レジスト32をパターニングして、第1のダミーゲート電極31上に開口部を形成しておく。そして、第1のメタルゲートを形成するために、PMOS形成予定領域の第1のダミーゲート電極31のポリシリコンを除去する。そして、第3の凹部81内に第1の金属膜38を成膜する(図8(c))。続いて、CMPを用いて不要な第1の金属膜を除去する(図8(d))。このとき、従来技術ではポリシリ抵抗層が更に削られることがある。
続いて、第2のメタルゲートを形成するために、NMOS形成予定領域の第2のダミーゲート電極33のポリシリコンを除去する。そして、第4の凹部82内に第2の金属膜39を成膜する(図9(a))。そして、ゲート電極内部(第3の凹部81および第4の凹部82)を完全に埋め込むように、第3の金属膜40を成膜する(図9(b))。続いて、余分な第2の金属膜39と第3の金属膜40を除去するように、CMPを用いて研磨する(図9(c))。このとき、従来技術ではポリシリ抵抗層が再三削られることになり、膜厚の制御性が劣化し、結果として抵抗値のバラツキを発生させる。
この後、通常のコンタクト形成技術及び配線形成技術を用いて、第2の層間絶縁膜41、コンタクトプラグ42、配線層43などを形成する。
以上により、本実施の形態の半導体装置が得られる(図9(d))。
以上示したように、メタルゲートを更に形成する場合、受動素子部が予めSTI部にストッパを用いて膜厚精度良く形成されている。このため、このようなフローを整合性良く形成できる。
また、第3の実施の形態は、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態では、NMOS形成予定領域に第1のダミーゲート電極31を設け、PMOS形成予定領域に第2のダミーゲート電極33を設けてもよい。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態の半導体装置は、受動素子膜22とSTI(シリコン窒化膜76およびシリコン酸化膜72)との間に、ゲート電極膜(第2の金属膜39、第3の金属膜40)が設けられている(図11(d))。第4の実施の形態は、この点が異なる以外は、第1の実施の形態と同様である。
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図10および図11は、本実施の形態の半導体装置の製造手順の工程断面図を示す。
本実施の形態の製造工程は、受動素子膜22と素子分離膜(シリコン窒化膜76およびシリコン酸化膜72)との間のシリコン基板1上に、ゲート電極膜(第2のポリシリコンゲート電極53)を形成する工程をさらに含む。
ここで、本実施の形態では、FUSI(フルシリサイド)ゲートプロセスへの適用フローを示す。
まず、第2の実施の形態と同様に図4(d)に示す構造を形成する。ゲート絶縁膜23上に、ポリシリコン膜50、シリコン窒化膜51(絶縁膜)を、この順番で形成する。そして、シリコン窒化膜51上に、レジスト60を塗布する(図10(a))。このとき、精度良くリソグラフィ工程を行う観点から、シリコン窒化膜51の上に複数のレジスト膜等の積層構造を形成しても良い。続いて、リソグラフィ技術を用いて、第1のポリシリコンゲート電極52と第2のポリシリコンゲート電極53とを離間して形成する(図10(b))。このとき、受動素子膜22と素子分離膜(シリコン窒化膜76およびシリコン酸化膜72)との間のシリコン基板1上に、第2のポリシリコンゲート電極53を形成する。次いで、イオン注入技術とアニール技術を併用し、第1のポリシリコンゲート電極52および第2のポリシリコンゲート電極53の側壁にサイドウォール54を形成する。また、シリコン基板11表面付近に、拡散層80を形成する。このようにして、半導体素子の接合部分を形成する(図10(c))。
続いて、リソグラフィ技術を用いてポリシリコン抵抗素子及び、拡散層抵抗素子やe−Fuse素子等のシリサイドを形成させない部分の上部を酸化膜等のカバー膜55で覆い、所望の場所を除いてシリサイド56の形成を行う(図10(d))。このとき、従来技術では、STI端のディボットが大きいため、シリサイドが潜り込み接合漏洩電流を劣化させる。一方、本実施の形態ではディボットの落ち込みが無い為、シリサイドの潜り込みが抑制でき、接合漏洩電流の劣化が無い。
続いて、シリコン酸化膜等の第1の層間絶縁膜57を形成する(図11(a))。そして、CMPを用いて、第1のポリシリコンゲート電極52および第2のポリシリコンゲート電極53の上端面、またはこれらの上部のシリコン窒化膜51の上端面が露出するまで研磨する(図11(b))。このとき、従来技術ではポリシリコン抵抗素子のコンタクト接続部のシリサイド形成部まで研磨してしまう為、接触抵抗の増大を招き特性を劣化させる。この問題を従来技術の中で回避するには、CMPを非常に高い精度で制御する(但し、現実的ではない)か、あるいはSTIの上面を高くしておく(但し、接合漏洩電流が劣化する)などが必要になるが、それぞれデメリットを有する。これに対して、本実施の形態によれば、ポリシリ抵抗層はSTI部に埋めこめられているため、弊害無く容易に実現できる。
続いて、FUSIゲートを形成するために、組成制御技術または不純物制御技術等を用いる。そして、PMOS領域の第1のポリシリコンゲート電極52のポリシリコンおよびNMOS領域の第2のポリシリコンゲート電極53のポリシリコンをフルシリサイド化する。そして、異なる電動型のトランジスタ用に、第1のFUSIゲート電極58と第2のFUSIゲート電極59を形成する(図11(c))。このとき、従来技術ではポリシリ抵抗層がフルシリサイド化されないように、事前に覆い隠しておく事が必要となる。
この後は、通常のコンタクト形成技術及び配線形成技術を用いて、第2の層間絶縁膜61、コンタクトプラグ62、配線層63等を形成する。
これにより、本実施の形態の半導体装置が得られる(図11(d))。
以上示したように、FUSIゲートを更に形成する場合、受動素子部が予めSTI部にストッパを用いて膜厚精度良く形成されている。このため、このようなフローを整合性良く形成できる。
本実施の形態では、受動素子膜22と素子分離膜(シリコン窒化膜76およびシリコン酸化膜72)との間のシリコン基板1上に、第2のFUSIゲート電極59を形成している。このため、さらに半導体装置の集積性を向上させることができる。
また、第4の実施の形態は、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態では、NMOS領域に第1のFUSIゲート電極58を設け、PMOS領域に第2のFUSIゲート電極59を設けてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、本実施の形態の半導体装置において、抵抗素子(抵抗体)に代えて、ヒューズを設けることができる。このとき、受動素子層(ヒューズ)を形成する方法として、Siを含む膜に代えて、たとえば、Ti、TiN、Ta、TaN、W、Mo、Cr、Ni、Al、Cuからなる群から選ばれる一種以上を含有する膜を用いることができる。
1 シリコン基板
2 シリコン酸化膜
3 第1のトレンチ
4 シリコン窒化膜
5 マスク
6 凹部
7 シリコン膜
8 第2のトレンチ
9 素子分離膜
10 受動素子層
11 シリコン基板
12 シリコン酸化膜
13 ポリシリコン膜
14 シリコン窒化膜
15 レジスト
16 第1のトレンチ
17 シリコン酸化膜
18 シリコン窒化膜
19 レジスト
20 凹部
21 ポリシリコン膜
22 受動素子膜
23 ゲート絶縁膜
30 ポリシリコン膜
31 第1のダミーゲート電極
32 レジスト
33 第2のダミーゲート電極
34 サイドウォール
35 カバー膜
36 シリサイド
37 第1の層間絶縁膜
38 第1の金属膜
39 第2の金属膜
40 第3の金属膜
41 第2の層間絶縁膜
42 コンタクトプラグ
43 配線層
50 ポリシリコン膜
51 シリコン窒化膜
52 ポリシリコンゲート電極
53 ポリシリコンゲート電極
54 サイドウォール
55 カバー膜
56 シリサイド
57 第1の層間絶縁膜
58 第1のFUSIゲート電極
59 第2のFUSIゲート電極
60 レジスト
61 第2の層間絶縁膜
62 コンタクトプラグ
63 配線層
70 第2のトレンチ
71 シリコン酸化膜
72 シリコン酸化膜
73 凹部
74 凹部
75 シリコン窒化膜
76 シリコン窒化膜
80 拡散層
81 第3の凹部
82 第4の凹部

Claims (18)

  1. 基板上に研磨ストッパ膜を形成する工程と、
    選択的エッチングにより、前記研磨ストッパ膜および前記基板を除去して、前記基板内に第1のトレンチを形成する工程と、
    前記第1のトレンチを埋め込むように、前記研磨ストッパ膜と異なる材料から構成された第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜を研磨して、前記研磨ストッパ膜を露出させる工程と、
    選択的エッチングにより、前記第1の絶縁膜に凹部を形成する工程と、
    前記凹部を埋め込むように、第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜を研磨して、前記研磨ストッパ膜および前記第1の絶縁膜を露出させ、前記第1のトレンチに受動素子層を形成する工程と、
    エッチングにより前記研磨ストッパ膜を除去して、前記基板の表面および前記第1の絶縁膜の側壁を露出させる工程と、を含む半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1のトレンチを形成する工程は、前記基板内に前記第1のトレンチとともに、第2のトレンチを形成する工程を含む、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の絶縁膜を形成する工程において、前記第2のトレンチを埋め込むように、前記第1の絶縁膜を形成し、
    前記露出させる工程において、前記第2のトレンチ上の前記第1の絶縁膜を露出させて、素子分離膜を形成し、
    前記基板の表面および前記第1の絶縁膜の側壁を露出させる工程において、前記素子分離膜の側壁を露出させる、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記受動素子層と前記素子分離膜との間の前記基板上に、ゲート電極膜を形成する工程をさらに含む、請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1の絶縁膜を形成する工程において、前記第1のトレンチの内部に第3の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1のトレンチを埋め込むように、前記第3の絶縁膜上に前記第1の絶縁膜を形成する工程と、を含む、請求項1からのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第3の絶縁膜が、シリコン酸化膜である、請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記凹部を形成する工程において、前記第1の絶縁膜を貫通し前記第3の絶縁膜に達する、前記凹部を形成する、請求項5または6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記研磨ストッパ膜が、シリコン酸化膜である、請求項1からのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1の絶縁膜が、シリコン窒化膜である、請求項1からのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第2の絶縁膜が、Siを含む膜である、請求項1からのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 基板と、
    前記基板に設けられた第1のトレンチと、
    前記第1のトレンチに埋め込まれた受動素子層と、
    前記第1のトレンチと前記受動素子層との間に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記基板に設けられた第2のトレンチと、
    前記第2のトレンチに埋め込まれた素子分離膜と、を備え、
    上面視において、前記第1のトレンチの周縁部分と、前記第1の絶縁膜の周縁部分とが略一致しており、
    前記第1の絶縁膜と前記素子分離膜とが、同じ材料から構成されており、
    前記素子分離膜は、前記第2のトレンチから突出した形状を有する半導体装置。
  12. 前記第1の絶縁膜は、前記第1のトレンチから突出した前記受動素子層の側壁に沿って、前記第1のトレンチから凸設している、請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記基板の表面からの、前記第1の絶縁膜の膜厚と前記素子分離膜の膜厚とが略同一である、請求項1に記載の半導体装置。
  14. 基板と、
    前記基板に設けられた第1のトレンチと、
    前記第1のトレンチに埋め込まれた受動素子層と、
    前記第1のトレンチと前記受動素子層との間に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記基板に設けられた第2のトレンチと、
    前記第2のトレンチに埋め込まれた素子分離膜と、を備え、
    上面視において、前記第1のトレンチの周縁部分と、前記第1の絶縁膜の周縁部分とが略一致しており、
    前記第1の絶縁膜と前記素子分離膜とが、同じ材料から構成されており、
    前記第1のトレンチの内部において、前記基板と前記第1の絶縁膜との間に、第3の絶縁膜が設けられている半導体装置。
  15. 前記受動素子層が、前記第1の絶縁膜を貫通して前記第3の絶縁膜に接触している、請求項1に記載の半導体装置。
  16. 基板と、
    前記基板に設けられた第1のトレンチと、
    前記第1のトレンチに埋め込まれた受動素子層と、
    前記第1のトレンチと前記受動素子層との間に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記基板に設けられた第2のトレンチと、
    前記第2のトレンチに埋め込まれた素子分離膜と、を備え、
    上面視において、前記第1のトレンチの周縁部分と、前記第1の絶縁膜の周縁部分とが略一致しており、
    前記第1の絶縁膜と前記素子分離膜とが、同じ材料から構成されており、
    前記受動素子層と前記素子分離膜との間の前記基板上に、ゲート電極膜が設けられている半導体装置。
  17. 前記ゲート電極膜の構成材料が、シリサイドを含む、請求項1に記載の半導体装置。
  18. 基板と、
    前記基板に設けられた第1のトレンチと、
    前記第1のトレンチに埋め込まれた受動素子層と、
    前記第1のトレンチと前記受動素子層との間に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記基板に設けられた第2のトレンチと、
    前記第2のトレンチに埋め込まれた素子分離膜と、を備え、
    上面視において、前記第1のトレンチの周縁部分と、前記第1の絶縁膜の周縁部分とが略一致しており、
    前記第1の絶縁膜と前記素子分離膜とが、同じ材料から構成されており、
    前記受動素子層が、抵抗素子またはヒューズである半導体装置。
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