JP5562727B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5562727B2
JP5562727B2 JP2010125959A JP2010125959A JP5562727B2 JP 5562727 B2 JP5562727 B2 JP 5562727B2 JP 2010125959 A JP2010125959 A JP 2010125959A JP 2010125959 A JP2010125959 A JP 2010125959A JP 5562727 B2 JP5562727 B2 JP 5562727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sipe
region
groove width
length direction
wear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010125959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011251611A (ja
Inventor
稔之 大橋
和生 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2010125959A priority Critical patent/JP5562727B2/ja
Priority to US13/150,766 priority patent/US8561660B2/en
Publication of JP2011251611A publication Critical patent/JP2011251611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5562727B2 publication Critical patent/JP5562727B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1204Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
    • B60C11/1218Three-dimensional shape with regard to depth and extending direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/11Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of isolated elements, e.g. blocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1272Width of the sipe
    • B60C11/1281Width of the sipe different within the same sipe, i.e. enlarged width portion at sipe bottom or along its length
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1204Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
    • B60C2011/1209Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe straight at the tread surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1236Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern
    • B60C2011/1254Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern with closed sipe, i.e. not extending to a groove

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特には、トレッド面の陸部にサイプを形成した空気入りタイヤに関するものである。
従来、トレッド面の陸部にサイプを形成したタイヤにおいては、排水性を向上したり、摩耗性能を向上するために、様々なサイプ構成が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、サイプの深さ方向における中央部から底部にかけて溝幅を大きくするための幅広部を設け、該幅広部をサイプの両端部から内側に入った位置で終端させた構成が開示されている。これにより、例えばスタッドレスタイヤにおいて、摩耗初期から摩耗末期に至るまでの適度な倒れ込みを発生させ、良好なエッジ効果を発揮させる。
下記特許文献2には、サイプ長さ方向の一部にトレッド表面からサイプ底部に至る途中で終端する第1幅広部を設けるとともに、サイプ長さ方向の異なる位置にサイプ深さ方向の途中の位置からサイプ底部にかけて第2幅広部を設けた構成が開示されている。これにより、例えばスタッドレスタイヤにおいて、サイプの閉塞を抑制して、エッジ効果や除水効果が確保される。
下記特許文献3には、サイプ深さ方向において順次に幅広となるように、サイプ長さ方向の全体にわたって延びる複数の幅広部をサイプ深さ方向に積み重ねて設けた構成が開示されている。これにより、例えばスタッドレスタイヤにおいて、摩耗が進行するほどにサイプ幅を大きくして、陸部剛性を低下させ、エッジ効果や除水効果が確保される。
下記特許文献4には、サイプをトレッド表面側の細溝部と、底部側の太溝部で形成するとともに、両者の境界線をサイプ長さ方向で傾斜させた構成が開示されている。これにより、摩耗末期に至るまでのノイズ性能の増大を抑制しつつ、ウェット性能の低下も抑制されると記載されている。
特開2006−036102号公報 特開2005−247105号公報 特開2009−051309号公報 特開平11−151913号公報
ところで、空気入りタイヤにおいては、通常走行時、とりわけ制動時において、トレッドのショルダー領域、特にショルダー領域内の接地端側で接地圧が局部的に高くなるような接地圧分布となっている。このような局部的な接地圧の上昇により、接地面内において接地圧が不均一になると、制動性能や摩耗性能に悪影響を与えることが考えられる。しかしながら、上記従来のサイプ構成では、かかるショルダー領域内の接地端側での局部的な接地圧上昇を抑制することはできなかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、摩耗初期から摩耗末期に至るまで、ショルダー領域内の接地端側での局部的な接地圧の上昇を抑制することにより、制動性能と摩耗性能を向上することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド部のショルダー領域に位置する陸部にタイヤ幅方向に延びるサイプが設けられた空気入りタイヤにおいて、前記サイプが、
サイプ深さ方向における開口側領域においてサイプ長さ方向の全体にわたって形成されるとともに、サイプ長さ方向におけるタイヤ赤道側の内側領域においてサイプ深さ方向の全体にわたって形成され、第1の溝幅を持つ第1サイプ部と、
サイプ長さ方向におけるトレッド接地端側の外側領域において、サイプ深さ方向における底部領域に形成され、前記第1の溝幅よりも広い第3の溝幅を持つ第3サイプ部と、
前記第1サイプ部と前記第3サイプ部との間の領域に形成され、前記第1の溝幅よりも広くかつ前記第3の溝幅よりも狭い第2の溝幅を持つ第2サイプ部とを備え
前記第2サイプ部が、サイプ長さ方向において前記内側領域と前記外側領域の間を中央領域とし、サイプ深さ方向において前記開口側領域と前記底部領域の間を中央深さ領域として、前記中央深さ領域におけるサイプ長さ方向の前記中央領域及び前記外側領域と、前記底部領域におけるサイプ長さ方向の前記中央領域に形成されたものである。
このようなサイプ構成を持つ空気入りタイヤであると、摩耗初期から摩耗末期に至るまで、ショルダー領域内の接地端側での接地圧を下げることができ、接地性が均一傾向となるので、制動性能と摩耗性能を向上することができる。また、摩耗時、とりわけ主溝による排水性が低下する摩耗末期に、サイプ長さ方向において外側領域ほど溝幅が大きくなるように設定されているので、排水性の低下を抑制することができる。
第1実施形態に係るタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 第1実施形態に係るブロックの平面図である。 第1実施形態に係るブロックの斜視図である。 第1実施形態に係るサイプの各摩耗段階における断面図である。 第2実施形態に係るブロックの平面図である。 第3実施形態に係るタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 第3実施形態に係るブロックの平面図である。 各比較例に係るブロックの平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
実施形態に係る空気入りタイヤは、図示を省略したが、左右一対のビード部及びサイドウォール部と、左右のサイドウォール部の径方向外方端部同士を連結するように両サイドウォール部間に設けられたトレッド部10とを備えて構成されており、一対のビード部間にまたがって延びるカーカスを備える。カーカスは、トレッド部10からサイドウォール部をへて、ビード部に埋設された環状のビードコアにて両端部が係止された少なくとも1枚のカーカスプライからなり、上記各部を補強する。トレッド部10におけるカーカスの外周側には、2層以上のゴム被覆スチールコード層からなるベルトが設けられており、カーカスの外周でトレッド部10を補強する。
トレッド部10には、図1に示すように、タイヤ周方向Aにストレート状に延びる複数の縦溝(主溝)12と、該縦溝12に交差する複数の横溝14が設けられており、縦溝12と横溝14により区分された複数のブロック16を備える。この例では、縦溝12がタイヤ幅方向Bに4本設けられ、これによりタイヤ幅方向Bにおいて5つのブロック列が配列されており、そのうちのタイヤ幅方向Bにおける両端部の領域がショルダー領域18である。なお、図1において、符号Cはタイヤ赤道、符号Eはトレッド接地端をそれぞれ示している。
ショルダー領域18に設けられた陸部であるブロック16A(以下、ショルダーブロックともいう。)には、タイヤ幅方向Bに延びるサイプ20が設けられている。サイプ20は、この例では、両端がブロック縁に開口しない切込み(即ち、縦溝12に開口せずにブロック内で終端する切込みであり、クローズドサイプともいう。)であり、タイヤ幅方向Bに沿って直線状に延び、各ブロック16Aに一本ずつ設けられている。
図2〜4に基づき、サイプ20の構成を詳細に説明する。サイプ20は、その長さ方向Gにおいて3つの領域に分け、タイヤ赤道C側の領域を内側領域22、タイヤ接地端E側の領域を外側領域24、これら内側領域22と外側領域24の間の領域を中央領域26とする。また、深さ方向Hにおいて3つの領域に分け、トレッド表面28側の領域を開口側領域30、サイプ底部側の領域を底部領域32、これら開口側領域30と底部領域32の間の領域を中央深さ領域34とする。
このように長さ方向Gと深さ方向Hの各領域を定義したとき、サイプ20は、上記開口側領域30における長さ方向Gの全体と上記内側領域22における深さ方向Hの全体にわたって形成された第1サイプ部36と、上記中央深さ領域34における長さ方向Gの中央領域26及び外側領域24と上記底部領域32における長さ方向Gの中央領域26とに形成された第2サイプ部38と、上記底部領域32における長さ方向Gの外側領域24に形成された第3サイプ部40とからなる。
詳細には、図3に示すように、第3サイプ部40は、サイプ20のタイヤ幅方向B外側端部におけるサイプ底部において、サイプ幅方向Jからみて矩形状をなし、上端部40Aがトレッド表面28に平行な直線状に形成されている。第2サイプ部38は、第1サイプ部36と第3サイプ部40の間の領域に形成されたサイプ部であり、第3サイプ部40のタイヤ赤道C側及びサイプ開口42側に隣接して設けられ、サイプ幅方向JからみてL字状に形成されている。第2サイプ部38の上端部38Aも、トレッド表面28に平行な直線状に形成されている。第1サイプ部36は、第2サイプ部38のタイヤ赤道C側及びサイプ開口42側に隣接して設けられており、サイプ幅方向JからみてL字状に形成されている。
これら第1〜3サイプ部36,38,40の溝幅(サイプ幅)は、第2サイプ部38の溝幅(第2の溝幅)W2が、第1サイプ部36の溝幅(第1の溝幅)W1よりも広く、かつ、第3サイプ部40の溝幅(第3の溝幅)W3が、第2サイプ部38の溝幅W2よりも広く設定されている(即ち、W1<W2<W3)。
この例では、第2サイプ部38が、第1サイプ部36に対してサイプ幅方向Jの一方側に張り出す第1幅広部44により第1サイプ部36よりも溝幅が大きく、即ちW2>W1に形成されている。また、第3サイプ部40が、第2サイプ部38に対して第1幅広部44と同じ側に張り出す第2幅広部46により第2サイプ部38よりも溝幅が大きく、即ちW3>W2に形成されている。第1幅広部44と第2幅広部46は、図3に示すように、この例ではサイプ幅方向Jからみてそれぞれ矩形状をなし、第1幅広部44に第2幅広部46が積み重ねられた形状に形成されている。
サイプ20の各寸法については、特に限定されないが、次のように設定されることが好ましい。サイプ長さ方向Gにおいて、各サイプ部36,38,40の長さを規定する各領域22,24,26の幅は、サイプ20の全長Lに対してそれぞれ20〜40%であることが好ましい(即ち、内側領域22:中央領域26:外側領域24=0.2L〜0.4L:0.2L〜0.4L:0.2L〜0.4L)。より好ましくは、サイプ20の全長Lを三等分することである。
また、サイプ深さ方向Hにおいて、第2サイプ部38と第3サイプ部40の各上端部38A,40Aの位置を規定する各領域30,32,34の深さは、サイプ20の深さDに対してそれぞれ20〜40%であることが好ましい(即ち、開口側領域30:中央深さ領域34:底部領域32=0.2D〜0.4D:0.2D〜0.4D:0.2D〜0.4D)。より好ましくは、サイプ20の深さDを三等分することである。なお、サイプ20の深さDは、縦溝12の深さの50〜90%であることが好ましい。
サイプ20の溝幅については、第1サイプ部36の溝幅W1が0.2〜0.6mmであることが好ましい。第2サイプ部38の溝幅W2は、第1の溝幅W1よりも0.1mm以上、更には0.2mm以上大きいことが好ましい。同じく、第3サイプ部40の溝幅W3は、第2の溝幅W2よりも0.1mm以上、更には0.2mm以上大きいことが好ましい。第3サイプ部40の溝幅W3の上限は、1.8mm以下であることが好ましい。
以上よりなるサイプ20であると、摩耗初期では、図4(a)に示すように、サイプ長さ方向Gの全体が第1サイプ部36からなる(この状態を第1の摩耗段階という。)。この第1の摩耗段階では、サイプ20の開口形状が、長さ方向Gの全体で一定、かつ狭い溝幅W1となっているが、サイプ20の底部側に溝幅の大きい第2サイプ部38及び第3サイプ部40がトレッド接地端E側に偏らせて設けられているので、ショルダーブロック16Aの剛性は、トレッド接地端E側で低くなっている。そのため、制動時に接地圧が高くなりやすい当該トレッド接地端E側の部分で接地圧を下げることができ、接地性が均一化される。
図4(b)に示すように、摩耗中期(例えば30〜50%摩耗した段階)では、第2サイプ部38が接地面に出現する(この状態を第2の摩耗段階という。)。これにより、サイプ20の開口形状は、長さ方向Gにおいて、外側領域24及び中央領域26での溝幅W2が、内側領域22での溝幅W1よりも大きくなる。
更に、図4(c)に示すように、摩耗末期(例えば60%以上摩耗した段階)では、第2サイプ部38に加えて第3サイプ部40も接地面に出現する(この状態を第3の摩耗段階という。)。これにより、サイプ20の開口形状は、長さ方向Gにおいて、外側領域24での溝幅W3が中央領域26での溝幅W2よりも大きく、かつ中央領域26での溝幅W2が内側領域22での溝幅W1よりも大きくなる。
このように制動時に接地圧が高くなりやすいトレッド接地端E側に行くほど、サイプ20の溝幅が大きくなるように設定しているので、当該トレッド接地端E側の部分での剛性を局部的に下げて、接地圧を小さくすることができる。特に、ブロック16Aは、摩耗の進行に伴い高さが低くなって、剛性が高くなるが、剛性低下に寄与する上記第2及び第3サイプ部38,40を摩耗の進行に伴って出現させることにより、トレッド接地端E側の部分での局部的な接地圧上昇をより効果的に抑えることができる。
以上のように本実施形態の空気入りタイヤであると、摩耗初期から摩耗末期に至るまで、ショルダーブロック16Aの接地端E側での局部的な接地圧上昇を抑えることができ、通常走行時、とりわけ制動時における接地性を均一化することができるので、タイヤの制動性能と摩耗性能を向上することができる。
なお、仮にサイプが深さ方向の全体において、トレッド接地端側に行くほど溝幅が大きくなるような一定断面形状に設定されていると、摩耗初期の段階においてブロックの剛性が小さくなりすぎてしまい、摩耗初期から摩耗末期に至るまでの接地圧の均一化を図ることが難しくなる。そのため、上記のように摩耗の進行に伴って第2及び第3サイプ部38,40を出現させるようにしている。
本実施形態であると、また、摩耗時、とりわけ縦溝12や横溝14の溝体積が小さくなり、これらの溝12,14による排水性が低下する摩耗末期に、サイプ20は、その長さ方向Gにおいて外側領域24ほど溝幅が徐々に大きくなるように設定されている。そのため、サイプ20に侵入してきた水を内側領域22から外側領域24に向けてスムーズに導くことができ、外側領域24から外部に抜くことができるので、排水性の低下を抑制することができる。このことから、上記接地圧の均一化と相俟って、湿潤路面での制動性能(ウェット制動性能)に優れる。
また、図4に示すように、サイプ20は、摩耗の進行に伴って開口形状が変化するので、摩耗過程を識別するための摩耗インジケータとして利用することもできる。特に、本実施形態のものでは、第2サイプ部38を、第1サイプ部36に対してサイプ幅方向Jの一方側に張り出す第1幅広部44により形成し、また、第3サイプ部40を、第2サイプ部38に対して第1幅広部44と同じ側に張り出す第2幅広部46により形成しているので、各サイプ部間の境界の段差形状が判別しやすい。とりわけ、この例では、図4に示すように、サイプ開口形状が摩耗の進行に伴って階段状に変化しており、判別性に優れる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係るブロックを示す平面図である。この例では、第3サイプ部40の構成が上記第1実施形態とは異なる。すなわち、この例では、第3サイプ部40は、第2サイプ部38に対して第1幅広部44とはサイプ幅方向Jにおいて異なる側に張り出す第2幅広部46により、第2サイプ部38よりも溝幅が大きく形成されている。その他の構成は、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果が奏される。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態に係るタイヤのトレッドパターンを示し、図7は、そのうちのブロックを拡大して示す図である。この例では、サイプ20を、ショルダー領域18に設けられた複数のブロック16Aにおいて、踏み込み側部50と蹴り出し側部52にそれぞれ設けたことを特徴としている。
すなわち、この例では、上記サイプ20が、各ショルダーブロック16において、タイヤ周方向Aの一端側の踏み込み側部50と、他端側の蹴り出し側部52に、それぞれ設けられている。図7に示すように、横溝14を挟んで、その踏み込み側部50に設けられたサイプ20と蹴り出し側部52に設けられたサイプ20は、第1及び第2幅広部44,46を設けた側が互いに向き合うように設けられている。なお、これとは逆に、横溝14の踏み込み側と蹴り出し側に配置した一対のサイプ20について、第1及び第2幅広部44,46を設けていない側が互いに向き合うように設けてもよく、あるいはまた、第1及び第2幅広部44,46を設けた側がタイヤ周方向Aにおいて同じ方向を向くように設けてもよい。
第3実施形態に関し、その他の構成は、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果が奏される。そして、特に第3実施形態では、上記一対のサイプ20を、トゥアンドヒール摩耗のインジケータとして利用することができる。なお、この場合、図6に示す例のように、各ブロック16Aの踏み込み側部50と蹴り出し側部52にそれぞれサイプ20を設けてもよく、あるいは、例えば、各ブロック16Aに1本ずつサイプ20を設け、これらのサイプ20を隣接するブロック間において、横溝14を挟んだ踏み込み側部50と蹴り出し側部52に設けるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
上記実施形態において、サイプ20はタイヤ幅方向Bに平行に設けていたが、サイプ20は、タイヤ幅方向Bに向かって延びる限りにおいて、当該幅方向Bに対して傾斜して延びるものであってもよい。また、上記実施形態において、サイプ20は、その両端が閉塞したクローズドサイプとしたが、例えば、タイヤ赤道C側の端部を横溝14に開口させたサイプとすることもできる。
また、上記実施形態では、第1サイプ部36と第3サイプ部40との間に、単一の第2サイプ部38を設けて摩耗段階を3段階で構成したが、複数の第2サイプ部を設けて、摩耗段階を4段階以上に設定することもできる。
また、上記実施形態では、全てのショルダーブロック16Aにサイプ20を設けたが、必ずしも全てのショルダーブロック16Aに設ける必要はない。また、上記実施形態では、ショルダー領域22にブロック列を形成した例について説明したが、本発明は、このようなブロック列の場合に限定されるものではなく、タイヤ周方向Aに連続した陸部であるリブ(即ち、ショルダーリブ)において、同様のサイプ20を設けて構成してもよい。その他、一々列挙しないが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
実施例として図6,7に示す第3実施形態のトレッドパターンを持つ空気入りラジアルタイヤと、図8に示す比較例1〜3のトレッドパターンを持つ空気入りラジアルタイヤを、それぞれ試作して摩耗性能とウェット制動性能を評価した。
実施例のタイヤにおけるサイプ20の各寸法は、次の通りである。サイプ全長L=24mm、サイプ深さD=6mm、第1の溝幅W1=0.3mm、第2の溝幅W2=0.6mm、第3の溝幅W3=0.9mm。サイプ長さ方向Gにおける各領域の幅は、内側領域22:中央領域26:外側領域24=8:8:8(mm)とし、サイプ深さ方向Hにおける各領域の深さは、開口側領域30:中央深さ領域34:底部領域32=2:2:2(mm)とした。
比較例1のサイプ100は、実施例のサイプ20に対して第1及び第2幅広部44,46を設けておらず、溝幅Wが0.3mmでサイプ長さ方向及び深さ方向において一定の例である。
比較例2のサイプ102は、比較例1のサイプ100に対して、トレッド表面から2mmだけ深さ方向にある位置から始まりサイプ底部まで延びる幅広部103を設けた例である。該幅広部103は、サイプ102の端部からL1=6mmだけ内側に入った位置で終端している。幅広部103でのサイプ幅W10=0.6mmとした。
比較例3のサイプ104は、比較例1のサイプ100に対して、トレッド表面から深さ方向に延び底部に至る途中(3mmの高さ)で閉塞した上側幅広部105と、幅広部105よりもトレッド接地端側に位置して、幅広部105の底部と同じ高さからサイプ底部まで延びる下側幅広部106を設けた例である。幅広部105,106の長さL2=8mmとし、幅広部105,106でのサイプ幅W11=0.6mmとした。
タイヤサイズ:195/65R15、リムサイズ:15×6とし、2000cc乗用車(FFセダン)に4輪装着し(空気圧:210kPa)、性能評価を行った。評価方法は以下の通りである。
・摩耗性能:舗装道路を8000km走行したときのタイヤショルダーブロック16Aでのトゥアンドヒール摩耗量を測定し、摩耗量の逆数につき、比較例1を100とした指数で表示した。数値が大きいほど、トゥアンドヒール摩耗量が少なく、摩耗性能に優れることを示す。トゥアンドヒール摩耗量とは、隣接するブロック間の踏み込み側摩耗量と蹴り出し側摩耗量との差である。
・ウェット制動性能:湿潤路面(水深1mmの舗装路面)において、速度100km/hから制動力をかけてABSを作動させたときの速度20km/hまで減速時の制動距離を測定することで評価し、タイヤ新品時と70%摩耗時のものについて行った。結果は、制動距離の逆数について、比較例1の値を100とした指数で表示した。数値が大きいほど、制動距離が短く、ウェット制動性能に優れることを示す。なお、70%摩耗時は、実施例のタイヤでは第3の摩耗段階にある。
結果は、下記表1に示す通りであり、従来例である比較例1のサイプ形状に対して、本発明とは異なる幅広部を追加した比較例2や比較例3のタイヤでは、摩耗性能やウェット制動性能において改良効果はほとんどみられなかった。これに対し、実施例に係るタイヤであると、摩耗初期だけでなく、摩耗末期でも、ウェット制動性能に優れており、また、トゥアンドヒールの偏摩耗が抑えられ、摩耗性能にも優れていた。
Figure 0005562727
10…トレッド部 16A…ブロック 18…ショルダー領域
20…サイプ 22…内側領域 24…外側領域
26…中央領域 28…トレッド表面 30…開口側領域
32…底部領域 34…中央深さ領域 36…第1サイプ部
38…第2サイプ部 40…第3サイプ部 42…サイプ開口
44…第1幅広部 46…第2幅広部 50…踏み込み側部
52…蹴り出し側部 B…タイヤ幅方向 C…タイヤ赤道
E…トレッド接地端 G…サイプ長さ方向 H…サイプ深さ方向
J…サイプ幅方向 W1…第1の溝幅 W2…第2の溝幅
W3…第3の溝幅

Claims (4)

  1. トレッド部のショルダー領域に位置する陸部にタイヤ幅方向に延びるサイプが設けられた空気入りタイヤにおいて、
    前記サイプは、
    サイプ深さ方向における開口側領域においてサイプ長さ方向の全体にわたって形成されるとともに、サイプ長さ方向におけるタイヤ赤道側の内側領域においてサイプ深さ方向の全体にわたって形成され、第1の溝幅を持つ第1サイプ部と、
    サイプ長さ方向におけるトレッド接地端側の外側領域において、サイプ深さ方向における底部領域に形成され、前記第1の溝幅よりも広い第3の溝幅を持つ第3サイプ部と、
    前記第1サイプ部と前記第3サイプ部との間の領域に形成され、前記第1の溝幅よりも広くかつ前記第3の溝幅よりも狭い第2の溝幅を持つ第2サイプ部と
    を備え
    前記第2サイプ部は、サイプ長さ方向において前記内側領域と前記外側領域の間を中央領域とし、サイプ深さ方向において前記開口側領域と前記底部領域の間を中央深さ領域として、前記中央深さ領域におけるサイプ長さ方向の前記中央領域及び前記外側領域と、前記底部領域におけるサイプ長さ方向の前記中央領域に形成された
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第2サイプ部が、前記第3サイプ部のタイヤ赤道側及びサイプ開口側に隣接して設けられ、前記第1サイプ部が、前記第2サイプ部のタイヤ赤道側及びサイプ開口側に隣接して設けられた請求項記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第2サイプ部は、前記第1サイプ部に対してサイプ幅方向の一方側に張り出す第1幅広部により前記第1サイプ部よりも溝幅が大きく形成され、前記第3サイプ部は、前記第2サイプ部に対して前記第1幅広部と同じ側又は異なる側に張り出す第2幅広部により前記第2サイプ部よりも溝幅が大きく形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイプが、前記ショルダー領域に設けられたブロックにおいて、踏み込み側部と蹴り出し側部にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
JP2010125959A 2010-06-01 2010-06-01 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP5562727B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010125959A JP5562727B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 空気入りタイヤ
US13/150,766 US8561660B2 (en) 2010-06-01 2011-06-01 Pneumatic tire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010125959A JP5562727B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011251611A JP2011251611A (ja) 2011-12-15
JP5562727B2 true JP5562727B2 (ja) 2014-07-30

Family

ID=45021090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010125959A Expired - Fee Related JP5562727B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 空気入りタイヤ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8561660B2 (ja)
JP (1) JP5562727B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5356285B2 (ja) * 2010-03-09 2013-12-04 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP6305313B2 (ja) * 2014-10-28 2018-04-04 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP6585472B2 (ja) * 2015-11-05 2019-10-02 Toyo Tire株式会社 空気入りタイヤ
JP6844377B2 (ja) * 2017-03-30 2021-03-17 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP6975624B2 (ja) * 2017-11-29 2021-12-01 Toyo Tire株式会社 制動性能評価方法
USD886042S1 (en) * 2018-12-20 2020-06-02 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire tread wear indicator
USD886728S1 (en) * 2018-12-20 2020-06-09 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire tread wear indicator

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259107A (ja) * 1985-08-15 1987-03-14 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2890310B2 (ja) * 1989-01-30 1999-05-10 横浜ゴム株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JPH09272312A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Yokohama Rubber Co Ltd:The 重荷重用空気入りタイヤ
JP3518830B2 (ja) 1996-07-17 2004-04-12 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP4188437B2 (ja) 1997-08-06 2008-11-26 住友ゴム工業株式会社 サイプ付き自動車用タイヤ
JP3822338B2 (ja) 1997-11-19 2006-09-20 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2000102925A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Ngk Fine Mold Kk サイプ形成用骨およびタイヤ金型の製造方法
JP2000211320A (ja) * 1999-01-21 2000-08-02 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ及びサイプ用ブレ―ド
US20020134202A1 (en) * 2001-03-23 2002-09-26 Andre Domange Composite blade
JP3701021B2 (ja) 2002-11-14 2005-09-28 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP4094571B2 (ja) 2004-03-03 2008-06-04 東洋ゴム工業株式会社 空気入りラジアルタイヤ
DE102004034116A1 (de) * 2004-07-15 2006-02-02 Continental Aktiengesellschaft Fahrzeugluftreifen
JP3791926B2 (ja) 2004-07-21 2006-06-28 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
US7270162B2 (en) 2004-07-21 2007-09-18 The Yokohama Rubber Co. Ltd. Pneumatic tire with tread surface having blocks with sipes forming meandrous shape
JP4128163B2 (ja) 2004-07-29 2008-07-30 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
US20060037683A1 (en) 2004-08-23 2006-02-23 Andre Cuny Tire tread wear indicator and molding device for forming a tread wear indicator
US20070272337A1 (en) 2006-05-25 2007-11-29 Lorie Jean Bovaird Pneumatic tire with tread siping
JP4404922B2 (ja) 2007-08-24 2010-01-27 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
US8561660B2 (en) 2013-10-22
US20110290392A1 (en) 2011-12-01
JP2011251611A (ja) 2011-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5875814B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5562727B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6652507B2 (ja) 空気入りタイヤ
US11285763B2 (en) Pneumatic tire
JP6657587B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6841276B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5432071B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2013189131A (ja) 空気入りタイヤ
JP4388281B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6088336B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2018131126A (ja) 空気入りタイヤ
JP5432076B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2018122772A (ja) 空気入りタイヤ
JP2013151235A (ja) 空気入りタイヤ
JP2016137763A (ja) 空気入りタイヤ
JP6449005B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2018131048A (ja) 空気入りタイヤ
JP6430310B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2013006549A (ja) スタッドレスタイヤ
JP5734669B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6593058B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5835410B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5943814B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4437421B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6241149B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5562727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees