JP5562543B2 - 運動支援装置、運動支援方法、及び運動支援プログラム - Google Patents

運動支援装置、運動支援方法、及び運動支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、体力レベルに応じたステップ運動に関する運動映像をユーザに出力することで運動支援を行う運動支援装置及び方法に関する。
特許文献1には、アンケートデータ項目中の年齢、性別、身長、体重、鍛えたい部位といった個人情報が入力されることで、運動メニューが構築される方法が開示されている。アンケートデータ中の個人情報に基づいて、ユーザの運動メニューが構築される。構築された運動メニューにおける動作を、人物モデルにより実施するための画像データが生成される。
特開2001−327639号公報
特許文献1に記載の運動構築方法は、ユーザが特に鍛えたい部位または機能回復(リハビリ)に関する運動メニューを構築することができる。また、ユーザが減量を目的とする場合、身長と体重とに関する情報から、運動により消費するカロリーを指標として運動メニューを構築することができる。しかしながら、特許文献1に記載された運動構築方法では、ユーザの運動経験及び体力レベルを考慮していない。ユーザにとって効果的なステップ運動の運動負荷は各ユーザの運動経験及び体力レベルによって異なるため、性別、身長、体重、鍛えたい部位といった個人情報だけでは、各ユーザに効果的な運動メニューを構築することができなかった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ユーザに効果的なステップ運動を提供するために、各ユーザの体力レベルに適した運動テンポを決定し、決定された運動テンポでステップ運動の運動映像をユーザに対して出力し得る運動支援装置及び運動支援方法を提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、複数種類のステップ運動を、前記ステップ運動毎の運動強度と対応付けて、記憶する運動記憶部を備え、運動経験を含むユーザの個人情報を取得する個人情報取得部と、前記個人情報から、個人体力レベルを決定する体力レベル決定部と、前記運動記憶部に記憶された複数種類のステップ運動に基づいて、ステップ運動の種類に応じて対応付けられた運動強度と、前記個人体力レベルに応じて、前記ステップ運動を実行する運動テンポの速さを決定する運動テンポ決定部と、前記ステップ運動を表す各運動映像情報を記憶する映像記憶部と、前記運動テンポの速さに応じて、前記ステップ運動の内容を表す運動映像情報を出力する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記映像記憶部は、前記各ステップ運動の内容を表す複数の静止画を記憶し、前記制御部は、前記複数の静止画の中から、前記運動テンポの速さに対応する数の静止画を出力することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記運動テンポ決定部は、ステップ運動の種類応じて対応付けられた運動強度と、前記体力レベル決定部により決定された個人体力レベルとに基づいて、ステップ運動を実行する運動テンポの速さを演算する運動テンポ演算部を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記運動記憶部に記憶される複数種類のステップ運動の中から、前記体力レベル決定部により決定された個人体力レベルに対応するステップ運動を選択するステップ運動選択部を備え、前記運動記憶部は、ステップ運動と前記ステップ運動に対応する体力レベルとを記憶することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記体力レベル決定部により決定された個人体力レベルに対応するステップ運動が、前記運動記憶部に記憶されているか否かを判定する運動判定部を備え、前記運動判定部により、前記個人体力レベルに対応するステップ運動が、前記運動記憶部に記憶されていないと判定された場合、前記ステップ運動選択部は、前記個人体力レベルより低い体力レベルに対応してステップ運動を選択することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、複数のステップ運動により構成される運動メニューを、前記個人情報に基づいて生成する運動メニュー生成部を備え、前記運動記憶部は、ユーザの体力レベルに対応するステップ運動を複数種類記憶し、前記運動メニュー生成部により生成された運動メニューが、体力レベルが同じステップ運動を複数含む場合、前記ステップ運動選択部は、体力レベルが同じステップ運動の中から、それぞれ異なる複数種類のステップ運動を選択することを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、複数のステップ運動から構成される運動メニューを、前記個人情報に基づいて生成する運動メニュー生成部を備え、前記運動記憶部は、ユーザの体力レベルに対応するステップ運動を複数種類記憶し、前記運動メニュー生成部により生成された運動メニューが、体力レベルが同じステップ運動を複数含み、且つ、前記運動記憶部が体力レベルが同じステップ運動を1種類のみ記憶する場合、前記ステップ運動選択部は、前記1種類のステップ運動のみを選択し、前記制御部は前記複数のステップ運動として、前記1種類のステップ運動に対応する運動映像情報を出力することを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、楽曲の楽曲テンポを含む楽曲情報を選択する楽曲選択部を備え、前記制御部は、前記楽曲テンポの替わりに前記運動テンポを用いて前記選択された楽曲情報を出力することを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、複数種類のステップ運動を、前記ステップ運動毎の運動強度と対応付けて、記憶する運動記憶する記憶部を備える運動支援方法であって、運動経験を含むユーザの個人情報を取得する個人情報取得ステップと、前記個人情報から、個人体力レベルを決定する体力レベル決定ステップと、前記運動記憶部に記憶された複数種類のステップ運動に基づいて、ステップ運動の種類に応じて対応付けられた運動強度と、前記個人体力レベルとに応じて、前記運動を実行する運動テンポの速さを決定する運動テンポ決定ステップと、前記複数種類の運動を表す各運動映像情報を記憶する映像記憶ステップと、前記運動テンポの速さに応じて、前記運動の内容を表す運動映像情報を出力する制御ステップと、を備えることを特徴とする運動支援方法である。
請求項10に記載の発明によれば、複数種類のステップ運動を、前記ステップ運動毎の運動強度と対応付けて、記憶する運動記憶する記憶部を備えるコンピュータであって、運動経験を含むユーザの個人情報を取得する個人情報取得ステップと、前記個人情報から、個人体力レベルを決定する体力レベル決定ステップと、前記運動記憶部に記憶された複数種類のステップ運動に基づいて、ステップ運動の種類に応じて対応付けられた運動強度と、前記個人体力レベルとに応じて、前記運動を実行する運動テンポの速さを決定する運動テンポ決定ステップと、前記複数種類の運動を表す各運動映像情報を記憶する映像記憶ステップと、前記運動テンポの速さに応じて、前記運動の内容を表す運動映像情報を出力する制御ステップと、をコンピュータに実現させるための運動支援プログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、運動経験を含むユーザの個人情報から、個人体力レベルが決定される。運動テンポ決定部は、個人体力レベルに応じて、前記運動を実行する運動テンポの速さを決定する。この結果、ステップ運動は、ステップ運動を実施する運動テンポによって運動の負荷が異なるため、各ユーザに適した運動テンポの運動映像が出力されることで、ユーザは過剰な負荷がかかるステップ運動を行なうことがない。従って、各ユーザに適した運動負荷のステップ運動を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、映像記憶部は、各ステップ運動の内容を表す複数の静止画を記憶する。制御部は、複数の静止画の中から、運動テンポの速さに対応する数の静止画を出力する。この結果、同一のステップ運動の内容を表す複数の静止画像を出力する画像数を運動テンポによって変えることで、負荷の異なるステップ運動メニューを出力することができる。また、ステップ運動に対応する複数の静止画像のみを記憶すれば良いため、運動テンポの種類に応じた数の画像データを記憶するよりも、少ないメモリ容量で複数の運動テンポに応じた運動映像を出力することができる。
請求項2に記載の発明によれば、運動テンポ決定部は、体力レベル決定部により決定された個人体力レベルに基づいて、ステップ運動を実行する運動テンポの速さを演算する運動テンポ演算部を備える。この結果、予めステップ運動に対応付けられた運動テンポを用いる必要がないため、各ユーザの体力状況に応じて臨機応変に精度良く、各ユーザが耐えられる運動負荷をステップ運動ごとに設定することができる。従って、各ユーザの耐えられる運動負荷に応じた運動映像を精度良く出力することができるため、ユーザは過剰な負荷がかかるステップ運動を行なうことがない。
請求項4に記載の発明によれば、ステップ運動選択部は、運動記憶部に記憶される複数種類のステップ運動の中から、体力レベル決定部により決定された個人体力レベルに対応するステップ運動を選択する。運動記憶部は、ステップ運動とステップ運動に対応する体力レベルとを記憶する。この結果、各ユーザに適した運動負荷のステップ運動が、体力レベルに基づいて、自動的に選択される。従って、ユーザは過剰な負荷がかかるステップ運動を行なうことがないため、各ユーザに効果的なステップ運動メニューを自動で構築することができる。
請求項5に記載の発明によれば、運動判定部により、個人体力レベルに対応するステップ運動が、運動記憶部に記憶されていないと判定された場合、ステップ運動選択部は、個人体力レベルより低い体力レベルに対応するステップ運動を選択する。この結果、個人体力レベルに適したステップ運動がない場合でも体力レベルの高い運動が選択されないため、ユーザは過剰な負荷がかかるステップ運動を行なうことがなく、安全に、且つ、各ユーザに効果的なステップ運動を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、運動メニュー生成部は、複数のステップ運動により構成される運動メニューを、個人情報に基づいて生成する。運動記憶部は、体力レベルに対応するステップ運動を複数種類記憶する。運動メニュー生成部により生成された運動メニューが、体力レベルが同じステップ運動を複数含む場合、ステップ運動選択部は、体力レベルが同じステップ運動の中から、それぞれ異なる複数種類のステップ運動を選択する。この結果、ユーザは体力レベルは同じであるが、異なる種類のステップ運動を行なうことができるため、同じ種類のステップ運動を繰り返し行うことで運動に飽きることを防ぐことができる。
請求項7に記載の発明によれば、運動メニュー生成部は、複数のステップ運動から構成される運動メニューを、個人情報に基づいて生成する。運動記憶部は、体力レベルに対応するステップ運動を複数種類記憶する。運動メニュー生成部により生成された運動メニューが、体力レベルが同じステップ運動を複数含み、且つ、運動記憶部が体力レベルの同じステップ運動を1種類のみ記憶する場合、ステップ運動選択部は、その1種類のステップ運動のみを選択する。この結果、通常では、体力レベルに対応する2種類以上のステップ運動が運動記憶部に記憶されているため、体力レベルは同じであるが異なる種類のステップ運動を選択できるが、体力レベルに対応するステップ運動として1種類のステップ運動しかない場合であっても、体力レベルが同じ複数のステップ運動に対して前記1種類のステップ運動を繰り返すことで、運動メニューの生成を中止することなく運動メニューを常に提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、楽曲選択部は、楽曲の楽曲テンポを含む楽曲情報を選択する。制御部は、前記楽曲テンポの替わりに前記運動テンポを用いて前記選択された楽曲情報を出力する。従って、ステップ運動の内容を表す映像と楽曲とで同期をとりながら運動を行なう場合であっても、体力レベルに対応する運動テンポにより楽曲が出力される。この結果、運動テンポと楽曲テンポが異なる楽曲であっても、ユーザは好みの楽曲を聴きながらステップ運動を行なうことができる。
請求項9及び請求項10に記載の発明によれば、運動経験を含むユーザの個人情報から、個人体力レベルが決定される。運動テンポ決定ステップは、個人体力レベルに応じて、前記運動を実行する運動テンポの速さを決定する。この結果、個人情報に基づいて運動テンポが決定されるため、各ユーザに適した運動負荷により、ユーザは運動を行なうことができる。従って、ユーザは過剰な負荷がかかる運動を行なうことがないため、各ユーザに効果的な運動メニューを構築することができる。
[第1の実施形態]
以下、運動支援装置に本発明を適用した第1の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態の外観図の説明>
図1は、本発明を適用した第1の実施形態の運動支援装置1の外観図である。運動支援装置1は、スピーカ2と、ディスプレイ3と、スピーカ4と、情報入力部5を備える。ディスプレイ3は、ユーザ100に運動映像110を表示する。運動映像110がディスプレイ3により表示されるときに、運動映像110と共に出力される楽曲が、スピーカ2とスピーカ4とにより出力される。情報入力部5により、ユーザの個人情報と、特定部位情報と、ステップ運動の選択と、楽曲を選択するための情報とが入力される。例えば、情報入力部5は、キーボードやマウスである。図1に示すように、ユーザ100は、ディスプレイ3により表示される運動映像110を見ることで、運動を行うことができる。情報入力部5は、本発明の個人情報取得部と楽曲選択部との一例である。
<第1の実施形態の電気的構成>
図2は、第1の実施形態の運動支援装置1の電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、第1の実施形態の運動支援装置1には、運動支援装置1を制御するCPU6が備えられている。CPU6には、ディスプレイ3と、スピーカ2と、スピーカ4と、情報入力部5と、HDD7と、RAM8とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU6は、HDD7、RAM8などの記憶手段と共に、運動支援装置1の動作を制御処理するコンピュータを構成している。本実施形態のコンピュータは、本発明の、体力レベル決定部と、ステップ運動選択部と、制御部と、運動判定部と、運動メニュー生成部と、運動テンポ決定部と、運動テンポ演算部との一例である。
HDD7は、運動情報71とプログラム72と運動映像情報と73楽曲情報74と体力レベルテーブル情報75と運動テンポ決定情報76とを含む。運動情報71は、ディスプレイ3により表示される運動内容である。プログラム72は、運動支援装置1を制御するためのプログラムである。運動映像情報73は、運動情報71として記憶される運動内容に対応する運動内容を示す映像情報である。楽曲情報74は、情報入力部5により選択され、スピーカ2とスピーカ4とにより出力される複数の楽曲情報である。体力レベルテーブル情報75は、情報入力部5により入力された情報に基づいて、ユーザの体力レベルを決定するためのテーブルである。運動テンポ決定情報76は、各ユーザの体力レベルに基づいて運動テンポを決定するための情報である。
運動情報71は、ステップ運動情報711と筋力トレーニング情報712とを含む。ステップ運動情報711は、複数種類のステップ運動内容を示す情報である。ステップ運動は、主に脚部を用いた運動で一定期間同じパターンを繰り返す運動である。ステップ運動は、各ユーザごとに適切な運動テンポにより実行されることで、効果的な有酸素運動として実行することができる。効果的な有酸素運動は、酸素を体に取り込みながら過度の疲労無しに続けることができる運動(例えば、ステップ運動及びジョギング)である。有酸素運動は、脂肪が燃焼し易い最低限の運動強度を越える運動である。適切なテンポ以下、例えばテンポが遅い場合、運動強度が弱く、有酸素運動としての効果が得られない可能性がある。また、適切なテンポ以上、例えばテンポが速い場合でも、運動強度が強く、有酸素運動としての効果が出ずに無酸素運動となってしまう可能性がある。この場合、過度の疲労をユーザは感じる事になり、運動を長時間続けられないだけではなく、有酸素運動としての効果が得られない可能性がある。第1の実施形態では、個人情報と運動経験として運動習慣を含む個人情報を入力することで、各ユーザに適切な運動テンポでステップ運動を実行させることが可能となる。そのため、ステップ運動は、各ユーザごとに適切な運動テンポにより有酸素運動として実行することができる。また、筋力トレーニング運動は、筋力トレーニングを実行する運動テンポを替えることで、持久力を付けるための筋力トレーニング運動と、瞬発力を付けるための筋力トレーニング運動とに切り替えることができる。そのため、筋力トレーニング運動は、持久力を付けたいのか瞬発力を付けたいのかといった筋力トレーニングの目的によって、各ユーザごとに運動テンポを変えることで、筋力トレーニングの目的を達成できる運動を実行することができる。筋力トレーニング情報712は、各身体部位の筋力を鍛えるための複数種類の運動内容を示す情報である。図3は、複数種類のステップ運動がステップ運動情報711としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。図3に示すように、複数種類のステップ運動が、そのステップ運動の運動強度と対応付けられて、ステップ運動情報711としてHDD7に記憶される。図4は、複数の身体部位と体力レベルとに対応する筋力トレーニング運動が、筋力トレーニング情報712として記憶される記憶状態を示す概念図である。図4に示すように、胸部、腹部、太腿といった身体部位と体力レベルとに対応した「腕立て」、「腹筋」、「スクワット」といった筋力トレーニング運動と、その筋力トレーニング運動を行う運動テンポとが、筋力トレーニング情報712としてHDD7に記憶される。ステップ運動情報711を記憶するHDD7は、本発明の運動記憶部の一例である。
プログラム72は、メイン動作プログラム721と、運動メニュー生成プログラム722とを含む。メイン動作プログラム721は、運動支援装置1の全体を制御するためのプログラムである。運動メニュー生成プログラム722は、情報入力部5により入力された運動習慣を運動経験として含む個人情報に基づいて体力レベルを決定し、体力レベルに応じたステップ運動と筋力トレーニング運動とを選択するプログラムである。
運動映像情報73は、ステップ運動映像情報731と筋力トレーニング映像情報732とを含む。ステップ運動映像情報731は、ステップ運動の内容を表す映像情報である。筋力トレーニング映像情報732は、筋力トレーニング運動の内容を表す映像情報である。図5は、ステップ運動または筋力トレーニング運動の内容を表す映像情報が、ステップ運動映像情報731または筋力トレーニング情報732としてディスプレイ3に表示される概念図である。図5(a)は、表示画面中におけるX軸、Y軸、Z軸を定義して、CGにより人の形をした映像情報50を構成する概念図である。また、図5(b)は、図5(a)に示す映像情報50をCGによりディスプレイ3に表示するための各身体部位の座標位置を示す概念図である。図5(b)のP1〜P17は、人の各身体部位を表している。図6は、図5(b)の各身体部位を表しているP1〜P17の座標位置により人の所定の1動作を表す座標位置を表す概念図である。図6に示す人の各身体部位を表すP1〜P17についてのX軸、Y軸、Z軸における座標位置がユーザの1動作を表す静止画像を示す。図6に示す人の所定の1動作を表す情報として静止画像が、複数連続してディスプレイ3に表示されることで、ステップ運動または筋力トレーニング運動を行う人の映像がディスプレイ3に表示される。図7は、ステップ運動情報731として記憶されている図7の運動名「マーチ」を表す映像情報が、ディスプレイ3により表示される表示状態を示す概念図である。図7中の「1」〜「16」の番号は、ディスプレイ3に表示される静止画の順序を表している。図7中の「1」〜「16」に対応する静止画がディスプレイ3により連続して表示されることで、映像としてステップ運動「マーチ」が1回実行される。図7に示す所定の運動内容を表す静止画像群が、ステップ運動映像情報731と筋力トレーニング映像情報732としてHDD7に記憶される。ステップ運動「マーチ」が実行される回数分だけステップ運動映像情報731がHDD7から読み出され、ディスプレイ3に表示される。ステップ運動映像情報731を記憶するHDD7は、本発明の映像記憶部の一例である。
楽曲情報74は、情報入力部5により選択される複数の楽曲情報である。図8は、複数の楽曲が、その楽曲を再生させる楽曲テンポと対応付けられて楽曲情報74として記憶される記憶状態を示す概念図である。図8に示すように、楽曲として曲名「A」及びアーティスト「a」に対応付けられた楽曲テンポ「130」が、楽曲情報74としてHDD7に記憶されている。
体力レベルテーブル情報75は、情報入力部5により入力された情報に基づいて、体力レベルを決定するためのテーブルである。図9は、体力レベルテーブル情報75として体力レベルテーブルがHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。図9(a)は、情報入力部5により性別が「男性」と入力されたときに用いられる体力レベルテーブルである。図9(b)は、情報入力部5により性別が「女性」と入力されたときに用いられる体力レベルテーブルである。情報入力部5により入力された性別と年齢と運動習慣とから、体力レベル「1」〜「5」が決定される。体力レベルの数字が大きいことは、体力が非常にあることを示す。体力レベルの数字が小さいことは、体力が非常にないことを示す。
運動テンポ決定情報76は、各ユーザの体力レベルに基づいて運動テンポを決定するための情報である。図10は、体力レベルテーブル情報75により決定された体力レベルに基づいて運動テンポを決定するための情報が、運動テンポ決定情報76としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。図10に示すように、運動テンポ決定情報76は、体力レベルに対応する補正値を表す。この補正値を用いて、各ユーザの運動内容についての運動テンポが決定される。
RAM8は、ユーザ情報81と、体力レベル情報82と、運動テンポ情報83と、運動メニュー情報84と、ユーザ選択楽曲情報85とを含む。
ユーザ情報81は、情報入力部5により入力されたユーザの個人情報である。図11は、情報入力部5によりユーザの個人情報が入力されるときに、ディスプレイ3により表示される表示情報60である。ユーザが図11に示す表示情報60を閲覧しながら、ユーザ情報81として、ユーザ名21と年齢22と性別23と身長24と体重25と運動習慣26とが情報入力部5により入力される。情報入力部5により入力されたユーザの個人情報は、ユーザ情報81としてRAM8に一時記憶される。図12は、ユーザ情報81としてにユーザの個人情報がRAM8に一時記憶される記憶状態を示す概念図である。図12に示すように、ユーザ名と年齢と性別と身長と体重と運動習慣とが、ユーザ情報81としてRAM8に一時記憶される。
体力レベル情報82は、ユーザ情報81に記憶される個人情報と体力レベルテーブル情報75とに基づいて決定された体力レベルである。図9に示す体力レベルテーブルに基づいて、体力レベルが決定され、体力レベル情報82としてRAM8にに一時記憶される。
運動テンポ情報83は、体力レベル情報82と、決定されたステップ運動とに基づいて決定される所定のステップ運動を実行するための運動テンポである。運動テンポは、運動強度と補正値とに基づいて決定される。運動強度は、ステップ運動情報711として記憶されるステップ運動と対応付けられて、HDD7に記憶される。補正値は、運動テンポ決定情報76としてHDD7に記憶される。例えば、体力レベルが「5」のユーザが、ステップ運動「バックランジ」を選択した場合、図10に示す体力レベル「5」に対応する補正値「140」がHDD7から読み出される。図3に示すステップ運動「バックランジ」に対応する運動強度「1.4」がHDD7から読み出される。補正値「140」を運動強度「1.4」により割ることにより算出される値が、「バックランジ」を実行するときに、ユーザに適した運動テンポと決定され、運動テンポ情報83としてRAM8に一時記憶される。各ステップ運動に対して上述した処理により運動テンポが決定され、運動テンポ情報83としてRAM8に一時記憶される。
運動メニュー情報84は、運動メニュー生成プログラム722により生成される複数のステップ運動と筋力トレーニング運動とから構成される運動メニューである。図13は、運動メニュー生成プログラム722により、生成される運動メニューが運動メニュー情報84としてRAM8に一時記憶される記憶状態を示す概念図である。運動メニュー情報84は、運動メニュー名と、運動内容と、運動内容を繰り返す運動回数と、運動内容を実行する運動テンポとから構成される。運動メニュー名「サーキット」として、ステップ運動情報711及び筋力トレーニング情報712としてHDD7に記憶される運動内容から所定の運動が選択され、各運動内容が運動回数分繰り返し行われる。図13の運動メニュー「サーキット」は、図13に示すステップ運動である「マーチ」、「サイドステップ」、「バックランジ」、「ニーアップ」と、筋力トレーニング運動である「腕立て伏せ」と「腹筋」とから、生成されている。
ユーザ選択楽曲情報は85は、ユーザにより選択された楽曲である。運動メニュー生成プログラム722により生成された運動メニューの各運動に対応する楽曲が、ユーザ選択楽曲情報85としてRAM8に一時記憶される。図14は、生成された運動メニューの各運動に対応する楽曲が、ユーザ選択楽曲情報85によりRAM8に一時記憶される記憶状態を示す概念図である。図14に示すように、各運動内容それぞれについて楽曲がユーザにより選択されて、ユーザ選択楽曲情報85としてRAM8に一時記憶される。例えば、運動内容として記憶されるステップ運動「マーチ」に対応する楽曲として曲名「C」とアーティスト「c」と楽曲テンポ「70」とが、対応付けられてユーザ選択楽曲情報85としてRAM8に記憶される。
<第1の実施形態のメイン動作の説明>
以上説明した構成からなる第1の実施形態の運動支援装置1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図15は、運動支援装置1におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。メイン動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と運動支援装置1とが接続されたことにより、CPU6がメイン動作プログラム721を実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU6により処理される。
運動支援装置1では、最初にステップS101で本装置の電源スイッチがユーザによりONされたかが判定される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS101が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS101が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されると、ステップS102が実行される。電源スイッチはハードウェアスイッチであっても、ソフトウェアにより動作される電源スイッチであっても良い。
ステップS102では、図11に示す表示情報60が、ディスプレイ3により表示される。ユーザは、図11に示す表示情報60を閲覧しながら、情報入力部5によりユーザ情報を入力することができる。ユーザ情報として入力された情報は、ユーザ情報81としてRAM8に一時記憶される。ステップS102は、本発明の個人情報取得ステップの一例である。
ステップS103では、ステップS102で入力された個人情報に基づいてユーザの体力が決定される。ユーザ情報81と体力レベルテーブル情報75とに基づいて、ユーザの体力が決定される。例えば、ステップS102により図11に示すユーザ情報が入力された場合、性別「女性」に対応する図9(b)のテーブルが選択される。そして、年齢が「25」で運動習慣が「4」であれば、それに対応する体力レベル「5」が決定される。決定された体力レベル「5」は、体力レベル情報82としてRAM8に一時記憶される。ステップS103は、本発明の体力レベル決定ステップの一例である。
ステップS104では、ユーザ情報81と体力レベル情報82とに基づいて、運動メニュー生成プログラム722により運動メニューが生成される。
ステップS105では、決定された運動メニューを構成する各運動が実行されるときに、スピーカ2とスピーカ4とから出力される楽曲が選択される。ユーザは、楽曲情報74としてHDD7に記憶される楽曲から、各運動ごとに好みの楽曲を選択する。選択された選択結果は、図14に示すようにユーザ選択楽曲情報85としてRAM8に一時記憶される。
ステップS106では、運動メニュー情報84とユーザ選択楽曲情報85とに基づいて、ディスプレイ3により映像情報が、スピーカ2とスピーカ4とにより楽曲が出力される。運動メニュー情報84として記憶される各運動内容と運動テンポとに対応する映像情報が、運動映像情報73として記憶されるHDD7から読み出され、ディスプレイ3に表示される。各ステップ運動が実行される運動テンポに基づいて、運動映像情報73としてHDD7に記憶される図7に示す静止画像の数が決定される。例えば、運動テンポが「100」のとき、図7に示す16個の静止画像が全てがディスプレイ3に表示されたとする。ユーザの体力レベルにより、運動テンポが「100」より小さい運動テンポ「50」と決定された場合、運動テンポが「100」のときと比較すると、ディスプレイ3により静止画像が出力される間隔が長くなる。そのため、単に運動テンポ「50」に合わせて16個の静止画像を出力するだけでは、静止画像を出力する間隔が長くなるため、滑らかな映像が表示されない。そのため、静止画像「1」と静止画像「2」、静止画像「2」と静止画像「3」と順番にそれぞれ補完して新しい静止画像を生成し、ディスプレイ3に表示する静止画像の数を31個とする。補完画像を生成し、ディスプレイ3に表示される静止画像の数を運動テンポに応じて決定することで滑らかな映像が出力される。補完画像を生成せず、静止画像「1」と静止画像「2」、静止画像「2」と静止画像「3」とそれぞれの静止画像の間の動作を示す静止画像が予め記憶されていても良い。また、ユーザの体力レベルにより、運動テンポが「100」より大きい運動テンポ「200」と決定された場合、運動テンポが「100」のときと比較すると、ディスプレイ3により静止画像が出力される間隔が短くなる。そのため、単に運動テンポ「200」に合わせて16個の静止画像を出力するだけでは、ディスプレイ3により表示を切り替える速度に追いつかず、滑らかな映像が表示されない場合がある。そのため、運動テンポが「100」のとき、16個の静止画像が出力されたのに対し、運動テンポが「200」のとき、静止画像「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」、「13」、「15」のみの8個の静止画像が出力される。ディスプレイ3により運動映像が表示されるとき、楽曲テンポの値が運動テンポの値に変更されて、スピーカ2とスピーカ4とにより楽曲が出力される。各運動内容に対応する映像が、ディスプレイ3により表示されるとともに、ステップ運動を実行する運動テンポに応じて楽曲がスピーカ2とスピーカ4とにより出力される。そのため、ユーザはステップ運動の効果を損なわず、好みの楽曲を聴きながらステップ運動を行なうことができる。ステップS106は、本発明の制御ステップとの一例である。
ステップS107では、ユーザにより電源スイッチがOFFされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS102が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS101へ戻り再びステップS101が実行される。
(運動メニュー生成処理動作)
図16は、運動メニュー生成プログラム722に従う運動支援装置1の運動メニュー生成処理を実行するフローチャートである。まず、ステップS201では、ユーザによりステップ運動が選択される。図3に示す複数のステップ運動の中から、ユーザが望むステップ運動と、選択されたステップ運動を繰り返す運動回数とが選択される。選択されたステップ運動は、運動メニュー情報84としてRAM8に一時記憶される。
ステップS202では、ユーザの体力に基づいて運動テンポが決定される。例えば、ユーザ情報81として、図12に示すユーザ情報が記憶され、ステップS201で、ステップ運動として、「マーチ」、「サイドステップ」、「バックランジ」、「ニーアップ」がユーザにより選択された場合、ステップS103で決定された体力レベル5に対応する補正値を用いて、「マーチ」の運動テンポは「140/1=140」と決定される。「サイドステップ」の運動テンポは「140/1.1=127」と、小数点以下は切り捨てられて決定される。「バックランジ」の運動テンポは「140/1.4=100」と決定される。「ニーアップ」の運動テンポは「140/1.5=93」と決定される。決定された運動テンポは、運動メニュー情報84としてRAM8に一時記憶される。ステップS202は、本発明の運動テンポ決定ステップの一例である。
ステップS203では、ユーザにより鍛えたい部位が入力される。筋力トレーニング情報722として記憶される身体部位として「胸部」、「腹部、」「太腿」の中から、希望身体部位がユーザにより選択され、運動メニュー情報84に一時記憶される。
ステップS204では、筋力トレーニング運動が決定される。ユーザの体力とステップS203で入力された身体部位に対応する筋力トレーニング運動が決定される。ステップS202と同様に、ユーザの体力レベルが「5」で、ステップS203で選択された身体部位が「胸部」、「腹部」の場合、「片手腕立て伏せ」と「ひねり腹筋」とが筋力トレーニング運動として決定される。また、「片手腕立て伏せ」を実行する運動テンポが、ユーザの体力レベル「5」に基づいて「120」と決定される。「ひねり腹筋」を実行する運動テンポが、ユーザの体力レベル「5」に基づいて「120」と決定される。決定された運動テンポは、運動メニュー情報84としてRAM8に一時記憶される。
ステップS205では、ステップS201とステップS204とで決定されたステップ運動と筋力トレーニング運動とにより、運動メニューが生成される。第1の実施形態では、ステップ運動と筋力トレーニング運動とが交互に実行されるように、図13に示すように、「マーチ→腕立て伏せ→サイドステップ・・・→ニーアップ→腹筋」の順に各運動を実行する運動メニューが生成される。生成された運動メニューは、運動を実行する運動テンポと、運動回数とが対応付けられて、運動メニュー84としてRAM8に一時記憶される。
(変形例1)
第1の実施形態の運動映像情報73の変形例1について説明する。第1の実施形態の変形例1では、複数の座標位置により所定の1動作を表す複数の静止画像が、映像情報73としてHDD7に記憶されている。変形例1では、実際の人が所定のステップ運動または筋力トレーニング運動を実行する映像が撮影され、撮影された映像情報が、映像情報73としてHDD7に記憶されても良い。変形例1では、運動メニュー生成処理のステップS202とステップS204とにより決定された運動テンポに基づいて、実際に撮影された映像をディスプレイ3により再生される再生速度が変更される。運動テンポの速さに応じて再生速度は速くなる。
(変形例2)
第1の実施形態のメイン動作処理のステップS106の変形例2について説明する。第1の実施形態のステップS106では、運動テンポが「100」のとき、図7に示す16個の静止画像が全てがディスプレイ3に表示される。運動テンポが「200」のとき、静止画像「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」、「13」、「15」のみの8個の静止画像が出力される。運動テンポが「50」のとき、16個の静止画像から補完画像を生成し、ディスプレイ3に表示する静止画像の数を31個としている。変形例2では、図7に示す16個の静止画像のみを運動映像情報73としてHDD7に記憶する。運動テンポが「50」、「100」、「200」のいずれのときでも、HDD7に記憶される16個の静止画像のみが、運動テンポに応じて出力されても良い。運動テンポに応じて出力する静止画像数が変わらなくても良い。
(変形例3)
第1の実施形態の運動メニュー生成処理ステップS201の変形例3について説明する。第1の実施形態では、ステップ運動はユーザにより選択される。変形例3では、運動支援装置1が所定のルールをHDD7に記憶しており、所定のルールに基づいて、ステップ運動が自動で決定されても良い。情報入力部5により入力された個人情報に基づいて、自動でステップ運動が決定されても良い。
(変形例4)
第1の実施形態の運動メニュー生成処理ステップS201の変形例4について説明する。第1の実施形態では、ステップ運動を繰り返し実行する回数は、ユーザにより選択される。変形例4では、運動支援装置1が所定のルールをHDD7に記憶しており、所定のルールに基づいて、ステップ運動を繰り返し実行する回数が自動で決定されても良い。情報入力部5により入力された個人情報に基づいて、ステップ運動を繰り返し実行する回数が自動で決定されても良い。
(変形例5)
第1の実施形態のステップS201とステップS202との変形例5について説明する。第1の実施形態では、ユーザによりステップ運動の内容が選択される。変形例5では、ユーザの体力レベルから所定のステップ運動を決定するためのステップ運動テーブルがHDD7に記憶されても良い。図17は、ステップ運動テーブルがHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。メイン動作処理のステップS103でユーザの体力が決定されると、HDD7に記憶されるステップ運動テーブルにより、自動でステップ運動が決定される。また、ユーザの体力レベルに対応したステップ運動がステップ運動テーブルにない場合、体力レベルが1ランク低いステップ運動が自動的に選択されても良い。例えば、ユーザの体力レベルが「2」と決定された場合、図17に示すようにユーザの体力レベル「2」に対応するステップ運動は「null」である。「null」は、体力レベル「2」に対応するステップ運動は存在しないことを表している。体力レベル「2」に対応するステップ運動が存在しない場合、代わりに体力レベルが1ランク低い体力レベル「1」に対応するステップ運動として「サイドステップ」、「ウォーキング」、「マーチ」のいずれかが決定される。なお、対応するステップ運動がない場合、最も低いランクの体力レベルのステップ運動を自動的に選択しても良い。
(変形例6)
第1の実施形態の変形例5におけるステップS205の変形例6について説明する。第1の実施形態の変形例5では、ユーザの体力レベルから所定のステップ運動を決定するためのステップ運動テーブルがHDD7に記憶される。変形例6では、ステップS205で複数のステップ運動を含む運動メニューを自動生成する際、HDD7に記憶されるステップ運動テーブルに所定の体力レベルに対応するステップ運動が1種類しかない場合、複数のステップ運動として1種類のステップ運動が繰り返し実行されても良い。また、HDD7に記憶されるステップ運動テーブルに所定の体力レベルに対応するステップ運動が複数記憶されている場合、運動メニューを構成する複数のステップ運動として、体力レベルが同じで異なるステップ運動により運動メニューが生成されても良い。例えば、ユーザの体力レベルが「1」と決定されたときに、複数のステップ運動を含む運動メニューが生成された場合、体力レベル「1」に対応するステップ運動として、「サイドステップ」、「ウォーキング」、「マーチ」がそれぞれ選択される。同様に、ユーザの体力レベルが「4」と決定されたときに、複数のステップ運動を含む運動メニューが生成された場合、体力レベル「4」に対応するステップ運動「バックランジ」がステップ運動として繰り返し実行される。
(変形例7)
第1の実施形態におけるメイン動作処理ステップS102の変形例7について説明する。第1の実施形態では、情報入力部5により個人情報が入力される。変形例7では、情報入力部5の代わりに、運動支援装置1にICカードや磁気カードの読取部が備えられ、ICカードや磁気カードに記録された個人情報が入力されても良い。また、運動支援装置1に備えられるHDD7に記録される個人情報が取得されても良い。
(変形例8)
第1の実施形態のHDD7に記憶される体力レベルテーブル情報の変形例8について説明する。第1の実施形態では、図9に示すように体力レベルテーブルは、「性別」と「年齢」と運動経験として「運動習慣」とにより体力レベルを決定する。変形例8では、情報入力部5により入力された個人情報「年齢」と「性別」と「身長」と「体重」と運動経験として「運動習慣」との中の少なくとも「運動習慣」により、体力レベルが決定されても良い。上述した個人情報全てにより、体力レベルが決定されても良い。上述した個人情報の一部により、体力レベルが決定されても良い。
第1の実施形態における運動支援装置1の外観図である。 第1の実施形態における運動支援装置1の電気的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるステップ運動情報721としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における筋力トレーニング運動情報722としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における映像情報50がディスプレイ3に表示される表示状態を示す概念図である。 第1の実施形態における運動映像情報73としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における運動映像情報73としてディスプレイ3に表示される表示状態を示す概念図である。 第1の実施形態における楽曲情報74としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における体力レベルテーブル情報75としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における運動テンポ決定情報76としてHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における情報入力部5によりユーザの個人情報が入力されるときに、ディスプレイ3により表示される表示情報60を説明するための説明図である。 第1の実施形態におけるユーザ情報81にユーザとして個人情報がRAM8に一時記憶される記憶状態を示す概念図である。 運動メニュー生成プログラム722により、生成される運動メニューが運動メニュー情報84としてRAM8に一時記憶される記憶状態を示す概念図である 生成された運動メニューの各運動に対応する楽曲が、ユーザ選択楽曲情報85としてRAM8に一時記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態におけるメイン動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における運動メニュー生成処理動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の変形例5におけるステップ運動テーブルがHDD7に記憶される記憶状態を示す概念図である。
符号の説明
1 運動支援装置
2 スピーカ
3 ディスプレイ
4 スピーカ
5 情報入力部
6 CPU
7 HDD
8 RAM
21 ユーザ名
22 年齢
23 性別
24 身長
25 体重
26 運動習慣
50 映像情報
60 表示情報
71 運動情報
72 プログラム
73 運動映像情報
74 楽曲情報
75 体力レベルテーブル情報
76 運動テンポ決定情報
81 ユーザ情報
82 体力レベル情報
83 運動テンポ情報
84 ユーザ選択楽曲情報
85 運動メニュー情報
100 ユーザ
110 運動映像
711 ステップ運動情報
712 筋力トレーニング情報
721 メイン動作プログラム
722 運動メニュー生成プログラム
731 ステップ運動映像情報
732 筋力トレーニング映像情報
P1 身体部位
P2 身体部位
P3 身体部位
P4 身体部位
P5 身体部位
P6 身体部位
P7 身体部位
P8 身体部位
P9 身体部位
P10 身体部位
P11 身体部位
P12 身体部位
P13 身体部位
P14 身体部位
P15 身体部位
P16 身体部位
P17 身体部位

Claims (10)

  1. 複数種類のステップ運動を、前記ステップ運動毎の運動強度と対応付けて、記憶する運動記憶部を備え、
    運動経験を含むユーザの個人情報を取得する個人情報取得部と、
    前記個人情報から、個人体力レベルを決定する体力レベル決定部と、
    前記運動記憶部に記憶された複数種類のステップ運動に基づいて、ステップ運動の種類に応じて対応付けられた運動強度と、前記個人体力レベルに応じて、前記ステップ運動を実行する運動テンポの速さを決定する運動テンポ決定部と、
    前記ステップ運動を表す各運動映像情報を記憶する映像記憶部と、
    前記運動テンポの速さに応じて、前記ステップ運動の内容を表す運動映像情報を出力する制御部と、
    を備えることを特徴とする運動支援装置。
  2. 前記映像記憶部は、前記各ステップ運動の内容を表す複数の静止画を記憶し、
    前記制御部は、前記複数の静止画の中から、前記運動テンポの速さに対応する数の静止画を出力することを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。
  3. 前記運動テンポ決定部は、
    ステップ運動の種類応じて対応付けられた運動強度と、前記体力レベル決定部により決定された個人体力レベルとに基づいて、ステップ運動を実行する運動テンポの速さを演算する運動テンポ演算部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運動支援装置。
  4. 前記運動記憶部に記憶される複数種類のステップ運動の中から、前記体力レベル決定部により決定された個人体力レベルに対応するステップ運動を選択するステップ運動選択部を備え、
    前記運動記憶部は、ステップ運動と前記ステップ運動に対応する体力レベルとを記憶することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の運動支援装置。
  5. 前記体力レベル決定部により決定された個人体力レベルに対応するステップ運動が、前記運動記憶部に記憶されているか否かを判定する運動判定部を備え、
    前記運動判定部により、前記個人体力レベルに対応するステップ運動が、前記運動記憶部に記憶されていないと判定された場合、前記ステップ運動選択部は、前記個人体力レベルより低い体力レベルに対応してステップ運動を選択することを特徴とする請求項4に記載の運動支援装置。
  6. 複数のステップ運動により構成される運動メニューを、前記個人情報に基づいて生成す
    る運動メニュー生成部を備え、
    前記運動記憶部は、ユーザの体力レベルに対応するステップ運動を複数種類記憶し、
    前記運動メニュー生成部により生成された運動メニューが、体力レベルが同じステップ運動を複数含む場合、前記ステップ運動選択部は、体力レベルが同じステップ運動の中から、それぞれ異なる複数種類のステップ運動を選択することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の運動支援装置。
  7. 複数のステップ運動により構成される運動メニューを、前記個人情報に基づいて生成する運動メニュー生成部を備え、
    前記運動記憶部は、ユーザの体力レベルに対応するステップ運動を複数種類記憶し、
    前記運動メニュー生成部により生成された運動メニューが、体力レベルが同じステップ運動を複数含み、且つ、前記運動記憶部が体力レベルが同じステップ運動を1種類のみ記憶する場合、前記ステップ運動選択部は、前記1種類のステップ運動のみを選択し、
    前記制御部は前記複数のステップ運動として、前記1種類のステップ運動に対応する運動映像情報を出力することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の運動支援装置。
  8. 楽曲の楽曲テンポを含む楽曲情報を選択する楽曲選択部を備え、
    前記制御部は、前記楽曲テンポの替わりに前記運動テンポを用いて前記選択された楽曲情報を出力することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の運動支援装置。
  9. 複数種類のステップ運動を、前記ステップ運動毎の運動強度と対応付けて、記憶する運動記憶する記憶部を備える運動支援方法であって、
    運動経験を含むユーザの個人情報を取得する個人情報取得ステップと、
    前記個人情報から、個人体力レベルを決定する体力レベル決定ステップと、
    前記運動記憶部に記憶された複数種類のステップ運動に基づいて、ステップ運動の種類に応じて対応付けられた運動強度と、前記個人体力レベルとに応じて、前記運動を実行する運動テンポの速さを決定する運動テンポ決定ステップと、
    前記複数種類の運動を表す各運動映像情報を記憶する映像記憶ステップと、
    前記運動テンポの速さに応じて、前記運動の内容を表す運動映像情報を出力する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする運動支援方法。
  10. 複数種類のステップ運動を、前記ステップ運動毎の運動強度と対応付けて、記憶する運動記憶する記憶部を備えるコンピュータであって、
    運動経験を含むユーザの個人情報を取得する個人情報取得ステップと、
    前記個人情報から、個人体力レベルを決定する体力レベル決定ステップと、
    前記運動記憶部に記憶された複数種類のステップ運動に基づいて、ステップ運動の種類に応じて対応付けられた運動強度と、前記個人体力レベルとに応じて、前記運動を実行する運動テンポの速さを決定する運動テンポ決定ステップと、
    前記複数種類の運動を表す各運動映像情報を記憶する映像記憶ステップと、
    前記運動テンポの速さに応じて、前記運動の内容を表す運動映像情報を出力する制御ステップと、
    をコンピュータに実現させるための運動支援プログラム。
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