JP2013202153A - 運動支援装置、運動支援方法、及び、プログラム - Google Patents

運動支援装置、運動支援方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、表示される運動映像の運動動作に合わせて、楽曲及びナレーションの音量を自動で調整することが可能な運動支援装置、運動支援方法、及び、プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
音量設定テーブルは、「前半」の楽曲音量よりも、「中盤」の楽曲音量の方が大きくなっている。さらに、音量設定テーブルは、「中盤」の楽曲音量よりも、「後半」の楽曲音量の方が大きくなっている。一方で音量設定テーブル全てについて、「ウォームアップ」のナレーション音量が、「前半」、「中盤」、「後半」のナレーション音量よりも大きくなっている。さらに、「前半」のナレーション音量が、「中盤」及び「後半」のナレーション音量よりも大きくなっている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、運動支援装置に関する。具体的には、楽曲と、運動映像と、運動動作を声でサポートするナレーションとを合わせて出力することで運動を支援する技術に関する。
従来、楽曲と運動映像とを合わせて出力することで運動を支援する運動支援装置が知られている。例えば、特許文献1には、運動コンテンツを受信した場合、音楽の音量を下げる技術が開示されている。
特開2010−227173号公報
運動支援をさらに効果的に行うために、楽曲及び運動映像に加え、運動動作を声でサポートするナレーションを出力することが考えられる。具体的には、運動支援システムによっては、運動を指導するインストラクターの設定に基づいて運動を行う場合、運動コンテンツとして、運動動作の映像及び楽曲に合わせて、ナレーションが出力される。ユーザは、運動映像を見ることに加えナレーションを聞きながら、運動を行うことができる。しかしながら、従来技術では、音楽の音量について、音量を下げる技術が開示されているだけであり、運動コンテンツとして出力される楽曲及びナレーションの両方の音量を自動で調整することができず、インストラクターが意図する運動指導を行うことができなかった。
本発明は、以上のことを鑑みてなされたものである。本発明の目的は、表示される運動映像の運動動作に合わせて、楽曲及びナレーションの音量を自動で調整することが可能な運動支援装置、運動支援方法、及び、プログラムを提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、運動動作を示す運動情報を複数含むレッスン情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動映像を表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段により運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って、前記運動映像に合わせて出力される楽曲、及び、前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を制御する音制御手段と、を備え、前記音制御手段は、前記表示制御手段により表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくし前記表示制御手段により表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくすることを特徴とする運動支援装置である。
請求項2に記載の発明によれば、前記記憶手段は、前記レッスン情報として、前記運動情報と、前記運動情報を行う運動テンポとを対応付けて記憶し、前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動動作を表す運動映像を、前記運動テンポに従って表示させ、前記音制御手段は、前記運動テンポに従って出力されるMIDIデータの音量を、楽曲の音量として制御するための第1制御指令によりMIDI音源を制御し、ナレーションの音量を制御するための第2制御指令により、ナレーションの音声を出力するソフトウェア音源を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記音制御手段は、前記表示制御手段により運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って前記運動映像に合わせて出力される効果の音量を、さらに、制御し、前記音制御手段は、レッスンの前半部分の運動動作の効果音よりも、レッスンの後半部分の運動動作の効果音の音量を大きくすることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、レッスンを行うユーザが、高齢者であるかを示す識別情報を取得する取得手段と、取得された前記識別情報が高齢者を示す情報であるかを判定する判定手段と、前記判定手段により高齢者であると判定された場合、前記音制御手段は、前記レッスン情報に従って表示される前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を所定値よりも大きくすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、運動動作を示す運動情報を複数含むレッスン情報を記憶する記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動映像を表示させる表示制御ステップと、前記表示制御ステップにより運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って、前記運動映像に合わせて出力される楽曲、及び、前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を制御する音制御ステップと、を含み、前記音制御ステップは、前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくし、前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくすることを特徴とする運動支援方法である。
請求項6に記載の発明によれば、運動動作を示す運動情報を複数含むレッスン情報を記憶する記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動映像を表示させる表示制御ステップと、前記表示制御ステップにより運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って、前記運動映像に合わせて出力される楽曲、及び、前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を制御する音制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記音制御ステップは、前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくし、前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくすることを特徴とするプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、音制御手段は、表示制御手段により表示される運動映像を示す運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくする。また、音制御手段は、表示制御手段により表示される運動映像を示す運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくする。従って、運動に慣れていないレッスンの前半部分はナレーションの音量が大きくされることで、運動動作を、映像及び音声の両方により詳細に理解することができる。また、運動に慣れて身体もほぐれて盛り上がってくるレッスンの後半部分に、楽曲の音量を大きくすることで、楽曲に合わせてリズムよくユーザに運動を行わせることができる。この結果、表示される運動映像の運動動作に合わせて、楽曲及びナレーションの音量を自動で調整することができる。
請求項2に記載の発明によれば、表示制御手段は、記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、レッスン情報が含む運動情報が示す運動動作を表す運動映像を、運動テンポに従って表示させる。また、音制御手段は、運動テンポに従って出力されるMIDIデータの音量を、楽曲の音量として制御するための第1制御指令によりMIDI音源を制御し、ナレーションの音量を制御するための第2制御指令により、ナレーションの音声を出力するソフトウェア音源を制御する。この結果、運動テンポに合わせて、運動映像及びMIDIデータが出力される場合であっても、MIDI音源及びソフトウェア音源の夫々を独立して制御することで、楽曲及びナレーションの音量を自動で調整することができる。
請求項3に記載の発明によれば、音制御手段は、レッスンの前半部分の運動動作の効果音よりも、レッスンの後半部分の運動動作の効果音の音量を大きくする。この結果、運動に慣れて身体もほぐれて盛り上がってくるレッスンの後半部分に、効果音の音量を大きくすることで、効果音に合わせてユーザに運動を行わせることができる。
請求項4に記載の発明によれば、判定手段により高齢者であると判定された場合、音制御手段は、レッスン情報に従って表示される運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を所定値よりも大きくする。この結果、年齢が高齢なユーザには、身体に合った適切な運動動作が行えるように、ナレーションの音量を自動で大きくして、運動支援を行うことができる。
請求項5及び請求項6に記載の発明によれば、音制御ステップは、表示制御ステップにより表示される運動映像を示す運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくする。また、音制御ステップは、表示制御ステップにより表示される運動映像を示す運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくする。従って、運動に慣れていないレッスンの前半部分はナレーションの音量が大きくされることで、運動動作を、映像及び音声の両方により詳細に理解することができる。また、運動に慣れて身体もほぐれて盛り上がってくるレッスンの後半部分に、楽曲の音量を大きくすることで、楽曲に合わせてリズムよくユーザに運動を行わせることができる。この結果、表示される運動映像の運動動作に合わせて、楽曲及びナレーションの音量を自動で調整することができる。
運動支援装置1の概要を説明する図である。 運動支援装置1の電気的構成を説明する図である。 レッスン情報一時記憶領域81にレッスン情報が一時記憶される記憶状態を示す概念図である。 運動コンテンツとしてモーション情報と運動種類情報とが運動コンテンツ記憶領域74に記憶される記憶状態を示す概念図である。 音量設定テーブルが、音量設定テーブル記憶領域75に記憶される記憶状態を示す概念図である。 本実施形態のメイン動作を示すフローチャートである。 本実施形態の初期設定処理を示すフローチャートである。 本実施形態のディスプレイ4に表示される機能設定画面の一例である。 音量設定テーブルについて、高齢者設定が実行される説明を示す説明図である。 本実施形態の音量最適化処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態について、説明する。本実施形態では、運動支援装置1を例に、図面を参照して説明する。
<運動支援装置1の外観的構成>
図1は、本実施形態の運動支援装置1の外観図である。運動支援装置1は、スピーカ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、情報入力部5とを備える。ディスプレイ4は、運動映像160を表示する。運動映像160がディスプレイ4により表示されるときに、運動映像160と共に出力される楽曲が、スピーカ2とスピーカ3とにより出力される。情報入力部5を用いて、ユーザ150は、運動を選択するための情報と楽曲を選択するための情報とを入力する。例えば、情報入力部5は、キーボードやマウスである。図1に示すように、ユーザ150は、ディスプレイ4により表示される運動映像160を見て運動を行うことができる。運動支援装置1により、運動映像と160と楽曲とから構成される運動コンテンツが提供可能になっている。
<運動支援装置1の電気的構成>
図2は、本実施形態の運動支援装置1の電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態の運動支援装置1には、運動支援装置1を制御するCPU6が備えられている。CPU6には、スピーカ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、情報入力部5と、HDD7と、RAM8と、ネットワーク接続部9とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU6は、HDD7、RAM8などの記憶手段と共に、運動支援装置1の動作を制御処理するコンピュータを構成している。ネットワーク接続部9は、インターネットを介してネットワーク上のサーバと通信する。
RAM8は、レッスン情報一時記憶領域81と、第1設定情報一時記憶領域82と、第2設定情報一時記憶領域83と、最適化フラグ一時記憶領域84と、最適音量情報一時記憶領域85とを含む。
レッスン情報一時記憶領域81は、レッスン情報を一時記憶する。図3は、レッスン情報一時記憶領域81にレッスン情報が一時記憶される記憶状態を示す概念図である。図3に示すように、レッスン情報は、モーション情報と、運動種類情報と、運動テンポと、繰り返し回数と、楽曲識別情報とを含む。モーション情報は、運動動作を識別可能な情報である。本実施形態の運動支援装置1では、運動動作として図3に示すように、「マーチ」、「ニーアップ」、「サイドステップ」・・・等が、実行可能である。このため、マーチ」、「ニーアップ」、「サイドステップ」・・・等を識別可能なモーション情報が、運動支援装置1により設定可能となっている。本実施形態では、まず、モーション情報が選択される。本実施形態のレッスン情報一時記憶領域81は、本発明の記憶手段の一例である。
また、運動種類情報は、各モーション情報の運動の種類を示す情報である。運動種類情報は、図3に示すように、例えば、「有酸素運動」、「バーベル運動」等である。なお、運動種類情報の詳細は、後述する。そして、運動テンポと繰り返し回数とが決定される。運動テンポは、選択されたモーション情報に対応する運動動作が実行されるテンポである。運動テンポは、例えば、BPM(BeatPer Minutes:BPM)である。設定された運動テンポの値に応じて、映像情報が出力される。選択されたモーション情報夫々について、図3に示すように運動テンポが設定される。
繰り返し回数は、運動動作を繰り返す回数である。選択されたモーション情報夫々について、図3に示すように繰り返し回数が設定される。また、図3に示すように、モーション情報に対して、楽曲識別情報が割り当てられる。楽曲識別情報は、楽曲を識別可能な情報である。例えば、楽曲識別情報は、楽曲を識別可能な楽曲名、アーティスト名、ID番号等である。レッスン情報が含む楽曲識別情報に基づいて、所定の楽曲がHDD7から読み出される。なお、図3は、複数のモーション情報に対して、1つの楽曲識別情報が割り付けられた例である。例えば、図3では、楽曲情報「TT」は、モーション情報「マーチ」と「ニーアップ」とに対応付けられている。各モーション情報ごとに楽曲情報が割り当てられても良い。
上述の処理により生成されたレッスン情報に基づいて、映像情報と楽曲情報とが出力される。具体的には、図3に示すモーション情報が、「マーチ」、「ニーアップ」、「サイドステップ」、「第1バーベル運動」、「パンチ」、「キック」、「背中ストレッチ」、「太ももストレッチ」の順番に実行される。まず、モーション情報「マーチ」に対応する映像情報が、ディスプレイ4により出力される。モーション情報「マーチ」に対応する映像情報が、ディスプレイ4により出力される共に、モーション情報「マーチ」に対応する楽曲識別情報「TT」に対応する楽曲情報が、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。また、楽曲情報と共に、モーション情報「マーチ」に対応するナレーション情報及び効果音情報とが、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。この場合、映像情報と楽曲情報とは、モーション情報「マーチ」と対応付けられた運動テンポ「120」BPMに従って出力されることになる。また、モーション情報「マーチ」に対応する映像情報が、モーション情報「マーチ」と対応付けられた繰り返し回数「4」回分繰り返し出力される。その後、「ニーアップ」、「サイドステップ」、「第1バーベル運動」、「パンチ」、「キック」、「背中ストレッチ」、「太ももストレッチ」の順番に、夫々のモーション情報と対応付けられた映像情報と楽曲情報とナレーション情報と効果音情報とが出力される。このように、映像情報と楽曲情報とナレーション情報と効果音情報とが合わせて出力される運動コンテンツが、運動支援装置1により出力される。なお、映像情報と楽曲情報の出力方法の詳細は、特開2010−107817号公報等で公知のため、詳細な説明は省略する。
第1設定情報一時記憶領域82は、第1設定情報を一時記憶する。第1設定情報は、ナレーション、楽曲、効果音のいずれかの音量に対して最適化処理を行う場合の設定に関する情報である。第1設定情報の詳細は、図8を用いて後述する。第2設定情報一時記憶領域83は、第2設定情報を一時記憶する。第2設定情報は、ナレーションの音量に対して、高齢者向けの設定を行う場合の設定に関する情報である。第2設定情報の詳細は、図8を用いて後述する。
最適化フラグ一時記憶領域84は、最適化フラグを一時記憶する。最適化フラグは、運動支援装置1により出力される楽曲、ナレーション、効果音の少なくともいずれかに対して、最適化を行うか否かを示すフラグである。
最適音量情報一時記憶領域85は、音量設定テーブルに基づいて最適化された音量のパラメータを一時記憶する。一時記憶されたパラメータに基づいて、音量が最適化される。
HDD7は、プログラム情報記憶領域71と、映像情報記憶領域72と、楽曲情報記憶領域73と、運動コンテンツ記憶領域74と、音量設定テーブル記憶領域75とを含む。プログラム情報記憶領域71は、運動支援装置1を制御するためのメイン動作プログラムを記憶する。なお、上記プログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしても良いし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されてこの記録媒体を介して読み込まれるようにしても良い。
映像情報記憶領域72は、映像情報を記憶する。本実施形態では、映像情報として、3次元ComputerGraphic(以下、3DCG)の映像が、映像情報記憶領域72に記憶される。具体的には、各運動動作に対応した映像情報が、映像情報記憶領域72に記憶される。
楽曲情報記憶領域73は、楽曲情報を記憶する。楽曲情報は、スピーカ2及びスピーカ3により楽曲を出力するための情報である。本実施形態では、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データが楽曲情報記憶領域73に記憶される。具体的には、楽曲情報と楽曲識別情報とが対応付けられて楽曲情報記憶領域73に記憶される。本実施形態では、ソフトウェアによりMIDIデータが出力される。具体的には、ソフトウェアによりMIDIデータを出力可能なソフトシンセサイザーが、HDD7の所定の記憶領域に記憶されている。MIDIデータに従って、CPU6は、ソフトシンセサイザーにより所定の音を生成する。そして、CPU6は、生成された音を、スピーカ2及びスピーカ3により出力させる。発声された音を出力するように、CPU6は、スピーカ2及びスピーカ3に音の出力指令を送信する。なお、ソフトシンセサイザー以外に、MIDIデータに従って音を出力可能な専用の音源ボードが、運動支援装置1に備えられても良い。また、本実施形態の後述するナレーションまたは効果音は、ナレーション情報及び効果音情報に従って、CPU6がスピーカ2及びスピーカ3に所定の音を発するように、音信号を生成する。生成された音信号に従って、スピーカ2及びスピーカ3は、ナレーション及び効果音を出力する。
運動コンテンツ記憶領域74は、レッスン情報を構成するモーション情報と運動種類情報とを対応付けて運動コンテンツとして記憶する。モーション情報は、各運動動作を識別可能な情報である。また、運動種類情報は、各モーション情報の運動の種類を示す情報である。図4は、運動コンテンツとしてモーション情報と運動種類情報とが運動コンテンツ記憶領域74に記憶される記憶状態を示す概念図である。図4では、モーション情報として、「マーチ」、「バックランジ」、「第1バーベル運動」、「パンチ」、「首ストレッチ」という各運動動作を識別するモーション情報が記憶される。そして、モーション情報に対応する映像情報が、映像情報記憶領域72から読み出されることになる。また、図4に示すように、各モーション情報の運動種類を示す運動情報が記憶される。例えば、モーション情報「バックランジ」に対応する運動種類情報は、「有酸素運動」である。これは、モーション情報「バックランジ」の運動種類が、「有酸素運動」であることを示す。また、ナレーション情報と効果音情報とが、モーション情報と対応付けられて運動コンテンツ記憶領域74に記憶される。ナレーション情報は、スピーカ2及びスピーカ3によりナレーションを出力させる情報である。また、効果音情報は、スピーカ2及びスピーカ3により効果音を出力させる情報である。
具体的に有酸素運動は、ステップ運動を含む。ステップ運動は、各ユーザごとに適切な運動テンポにより実行されることで、効果的な有酸素運動として実行することができる。ステップ運動は、主に脚部を用いた運動で一定期間同じパターンを繰り返す運動である。効果的な有酸素運動は、酸素を体に取り込みながら過度の疲労無しに続けることができる運動(例えば、ステップ運動及びジョギング)である。有酸素運動は、脂肪が燃焼し易い最低限の運動強度を越える運動である。適切なテンポ以下、例えばテンポが遅い場合、運動強度が弱く、有酸素運動としての効果が得られない可能性がある。また、適切なテンポ以上、例えばテンポが速い場合でも、運動強度が強く、有酸素運動としての効果が出ずに無酸素運動となってしまう可能性がある。この場合、過度の疲労をユーザは感じる事になり、運動を長時間続けられないだけではなく、有酸素運動としての効果が得られない可能性がある。本実施形態では、各モーション情報ごとに運動テンポ(Beat Per Minutes:BPM)を設定可能である。そのため、各ユーザに適切な運動テンポでステップ運動を実行させることができる。そのため、ステップ運動は、各ユーザごとに適切な運動テンポにより有酸素運動として実行することができる。
また、バーベル運動は、バーベルを用いた筋力トレーニング運動の一種である。また、格闘は、格闘の動作を用いた運動である。なお、バーベル運動及び格闘は、無酸素運動の1つである。ウォーミングアップ運動は、運動レッスンの主となるメイン運動の前に準備を行う運動動作である。また、クールダウン運動は、運動レッスンの主となるメイン運動の後に身体をクールダウンさせる運動動作である。本実施形態の図4に記載した運動種類情報以外に、「ヨガ」が用いられても良い。ヨガは、人の身体部位を所定の姿勢に保持する運動である。ヨガは、人間の身体により多種多様なポーズをとり姿勢を保持することで、身体を動作させる運動である。
音量設定テーブル記憶領域75は、音量設定テーブルを記憶する。本実施形態では、各運動種類情報ごとに、音量設定テーブルが登録されて、音量設定テーブル記憶領域75に記憶されている。図5は、音量設定テーブルが、音量設定テーブル記憶領域75に記憶される記憶状態を示す概念図である。図5(a)は、運動種類情報が「ストレッチ」または「ヨガ」の音量設定テーブルである。また、図5(b)は、運動種類情報が「有酸素運動」の音量設定テーブルである。また、図5(c)は、運動種類情報が「バーベル運動」の音量設定テーブルである。また、図5(d)は、運動種類情報が「格闘」の音量設定テーブルである。以下、図5(a)の音量設定テーブルを用いて詳細を説明する。
音量設定テーブルは、楽曲音量と、ナレーション音量と、効果音音量とから構成される。楽曲音量は、MIDIデータ等により出力される楽曲の音量を示す。ナレーション音量は、映像情報により表示される運動映像を音声にて解説する音の音量である。また、ナレーション音量は、映像情報により表示される運動映像を音声にて支援する音の音量である。効果音音量は、映像情報により表示される運動映像に合わせて発音される効果音の音量である。本実施形態では、レッスンの前半、中盤、後半の夫々に適した音量が、音量設定テーブルに基づいて設定される。
具体的には、本実施形態では、レッスンの開始時から所定時間以内の運動動作は、ウォームアップ運動と判断される。例えば、図3のレッスン情報では、モーション情報「マーチ」がウォームアップ運動と判断される。また、図3のレッスン情報では、レッスンの終了時から所定時間前の運動動作が、クールダウン運動と判断される。例えば、図3のレッスン情報では、モーション情報「太ももストレッチ」が、クールダウン運動と判断される。
「レッスンの前半」は、レッスン情報を構成するモーション情報の前半部分を示す。具体的には、レッスン情報が含むモーション情報の中から、ウォーミングアップ運動とクールダウン運動とが除かれる。ウォーミングアップ運動とクールダウン運動とが除かれたモーション情報の中で、前半部分の1/3に含まれるモーション情報が、「レッスンの前半」として決定される。例えば、図3のレッスン情報では、ウォーミングアップ運動とクールダウン運動とが除かれたモーション情報は、「ニーアップ」、「サイドステップ」、「第1バーベル運動」、「パンチ」、「キック」、「背中ストレッチ」の6個のモーション情報である。このため、前半部分の1/3に含まれる2個(6個×1/3=2個)のモーション情報が、「レッスンの前半」として決定される。このため、図3の例では、モーション情報「ニーアップ」と、モーション情報「サイドステップ」とが、「レッスンの前半」として決定される。
また、ウォーミングアップ運動とクールダウン運動とが除かれたモーションの中で、「レッスンの前半」以降のモーション情報から、2個(6個×1/3=2個)のモーション情報が、「レッスンの中盤」として決定される。図3の例では、モーション情報「第1バーベル運動」と、モーション情報「パンチ」とが、「レッスンの中盤」として決定される。さらに、ウォーミングアップ運動とクールダウン運動とが除かれたモーションの中で、「レッスンの中盤」以降のモーション情報から、2個(6個×1/3=2個)のモーション情報が、「レッスンの後半」として決定される。図3の例では、モーション情報「キック」と、モーション情報「背中ストレッチ」とが、「レッスンの後半」として決定される。本実施形態では、レッスン情報から、ウォーミングアップ運動とクールダウン運動とが除かれたモーション情報から、「レッスンの前半」、「レッスンの中盤」、「レッスンの後半」が決定されていたが、ウォーミングアップ運動及びクールダウン運動を含むレッスン情報全体から、「レッスンの前半」、「レッスンの中盤」、「レッスンの後半」が決定されても良い。また、本実施形態では、レッスン情報が含むモーション情報の数に基づいて、「レッスンの前半」、「レッスンの中盤」、「レッスンの後半」が決定されていたが、これに限定されるものではない。例えば、各モーションが実行される実行時間が、夫々決定されても良い。この場合、各モーションの実行時間に基づいて、レッスンの実行時間が決定されても良い。決定されたレッスンの実行時間に基づいて、「レッスンの前半」、「レッスンの中盤」、「レッスンの後半」が決定されても良い。
例えば、図3の例では、「レッスンの前半」であるモーション情報「ニーアップ」は、「有酸素運動」である。このため、まずは、図5に示す音量設定テーブルの中から、図5(b)の音量設定テーブルが決定される。そして、図5(b)の「前半」として登録された楽曲音量、ナレーション音量、及び、効果音音量が、モーション情報「ニーアップ」の音量として決定される。決定された音量が、最適音量情報一時記憶領域85へ一時記憶される。なお、図5(b)の例では、「前半」についての楽曲音量、ナレーション音量、及び、効果音音量は、全て「6」と登録されている。これは、本実施形態では、10段階による音量の調整が可能であり、その中で、「6」番目に音量が大きいことを示している。レッスン情報が含む他のモーション情報についても、上述の処理と同様に、楽曲音量、ナレーション音量、及び、効果音音量が決定される。決定された音量が、最適音量情報一時記憶領域85へ一時記憶される。なお、本実施形態以外方法により、音量が調整されても良い。10段階評価ではなく、具体的な音量値が、音量設定テーブルに登録されても良い。また、10段階評価以外のパラメータが、音量設定テーブルに登録されても良い。
図5に示す音量設定テーブルの中で、図5(b)、図5(c)及び図5(d)の音量設定テーブルは、「前半」の楽曲音量よりも、「中盤」の楽曲音量の方が大きくなっている。さらに、図5(b)、図5(c)及び図5(d)の音量設定テーブルは、「中盤」の楽曲音量よりも、「後半」の楽曲音量の方が大きくなっている。これは、有酸素運動、バーベル運動、及び、格闘については、レッスンが進むにつれて、身体が動きやすくなるため、ユーザが楽曲に合わせて運動を行いやすく支援するためである。また、有酸素運動、バーベル運動、及び、格闘については、レッスンが進むにつれて、身体が運動動作を覚える傾向にある。このため、他の音よりも楽曲の音量を大きくすることで、楽曲に合わせて運動を行いやすくするためである。一方で、図5に示す音量設定テーブル全てについて、「ウォームアップ」のナレーション音量が、「前半」、「中盤」、「後半」のナレーション音量よりも大きくなっている。また、図5(a)については、さらに、「前半」のナレーション音量が、「中盤」及び「後半」のナレーション音量よりも大きくなっている。これは、レッスンが進むにつれて、身体が動きやすくなり、ナレーションよりも、楽曲に合わせて運動を行い易く支援するためである。本実施形態以外に、レッスンが進むにつれてナレーション音量が小さくなっても良い。また、レッスンが進むにつれて、楽曲音量が大きくなっても良い。
また、図5(d)については、「中盤」及び「後半」の効果音音量が、「前半」及び「ウォームアップ」の効果音音量よりも大きくなっている。これは、レッスンが進むにつれて、身体が動きやすくなり、効果音に合わせて運動を行い易く支援するためである。本実施形態以外に、レッスンが進むにつれて効果音音量が大きくなっても良いこのように、本実施形態では、ディスプレイ4に表示される映像の運動動作に合わせて、楽曲、ナレーション及び効果音の音量を自動で調整することができる。
<運動支援装置1のメイン動作>
以上説明した構成からなる本実施形態の運動支援装置1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図6は、運動支援装置1におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。メイン動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と運動支援装置1とが接続されたことにより、CPU6がメイン動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU6により処理される。
ステップS100では、初期設定処理が実行される。初期設定処理の詳細は、図7を参照して後述する。なお、ステップS100は、運動支援装置1のユーザにより、任意のタイミングで実行されても良い。
ステップS101では、運動支援装置1により、レッスン開始要求があったか否かが判定される。具体的には、情報入力部5により、レッスン開始要求が入力されたか否かが判定される。レッスン開始要求があったと判定された場合(ステップS101:YES)、ステップS102が実行される。レッスン開始要求があったと判定されなかった場合(ステップS101:NO)、ステップS110が実行される。
ステップS102では、最適化設定が設定されているか否かが判定される。具体的には、最適化フラグ一時記憶領域84に、最適化を実行することを示すフラグとして、「true」が記憶されているか否かが判定される。最適化を実行することを示すフラグとして、「true」が記憶されている場合、最適化設定が設定されていると判定される。一方、最適化を実行することを示すフラグが記憶されていない、言い換えれば、最適化フラグ一時記憶領域84に「false」が記憶されている場合、最適化設定が設定されていないと判定される。最適化設定が設定されていると判定された場合(ステップS102:YES)、ステップS103が実行される。最適化設定が設定されていると判定されなかった場合(ステップS102:NO)、ステップS108が実行される。ステップS103では、ステップS101で開始が要求されたレッスン情報が決定される。そして、決定されたレッスン情報が、レッスン情報一時記憶領域81から読み出される。
ステップS104では、ステップS103で読み出されたレッスン情報の実行時間が決定される。具体的には、レッスン情報が含む各モーション情報の実行時間が決定される。そして、決定されたモーション情報ごとの実行時間に基づいて、レッスン情報の実行時間が決定される。
ステップS105では、ステップS104で決定されたレッスン時間が所定時間以上であるか否かが判定される。レッスン時間が所定時間以上であると判定された場合(ステップS105:YES)、ステップS106が実行される。レッスン時間が所定時間以上であると判定されなかった場合(ステップS105:NO)、ステップS108が実行される。
ステップS106では、音量最適化処理が実行される。音量最適化処理の詳細は、図10を参照して後述する。
ステップS107では、ステップS106で決定された最適音量情報に基づいて、音量が設定される。最適音量情報一時記憶領域85に記憶された最適音量情報に基づいて、音量が設定される。
ステップS108では、レッスン情報に基づいて、運動コンテンツが出力される。具体的には、レッスン情報一時記憶領域81に記憶されたレッスン情報に従って、レッスンが開始される。レッスン情報に基づいて、モーション情報に対応する映像情報が、映像情報記憶領域72から読み出されて、ディスプレイ4により出力される。また、レッスン情報に基づいて、モーション情報に対応するナレーション情報及び効果音情報が、ステップS107で設定された音量に従って、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。また、レッスン情報に基づいて、モーション情報に対応する楽曲識別情報が決定される。決定された楽曲識別情報に対応する楽曲が、ステップS107で設定された音量に従って、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。なお、本実施形態のコンピュータとステップS108とは、本発明の表示制御手段及び音制御手段の一例である。また、本実施形態のステップS108は、本発明の表示制御ステップ及び音制御ステップの一例である。
ステップS109では、レッスンが終了されたか否かが判定される。具体的には、ステップS108で出力が開始されたレッスン情報に基づいて実行されるレッスンが終了されたか否かが判定される。レッスンが終了されたと判定された場合(ステップS109:YES)、ステップS110が実行される。レッスンが終了されたと判定されなかった場合(ステップS109:NO)、ステップS108が繰り返し実行される。
ステップS110では、運動支援装置1の電源がオフにされたか否かが判定される。電源がオフにされたと判定された場合(ステップS110:YES)、メイン動作処理は終了される。電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS110:NO)、ステップS101が再度実行される。
<初期設定処理>
以下、図7を参照して、本実施形態の初期設定処理について説明する。まず、ステップS201では、第1設定が入力されたか否かが判定される。以下、第1設定の詳細について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態のディスプレイ4に表示される機能設定画面の一例である。図8に示すように、本実施形態では、運動支援装置1について、第1設定と、第2設定とが設定可能である。第1設定は、音量設定テーブルに基づいた音量の最適化を行うか否かの設定である。また、第2設定は、高齢者支援のための音量の最適化を行うか否かの設定である。具体的には、第1設定では、ナレーションの最適化、または、楽曲の最適化、または、効果音の最適化を行うか否かが設定される。図8に示す「ON」が、情報入力部5により指示された場合、「ON」に対応する音の音量が、音量設定テーブルに基づいて最適化される。情報入力部5により、ナレーション最適化、または、楽曲最適化、または、効果音の最適化の「ON」または「OFF」の少なくとも1つが指示された場合、第1設定が入力されたと判定される。一方、情報入力部5により、ナレーション最適化、または、楽曲最適化、または、効果音の最適化の「ON」または「OFF」のいずれも指示されなかった場合、第1設定が入力されなかったと判定される。第1設定が入力されたと判定された場合(ステップS201:YES)、ステップS202が実行される。第1設定が入力されたと判定されなかった場合(ステップS201:NO)、ステップS203が実行される。なお、電源がONにされた直後は、第1設定及び第2設定は、すべて「OFF」に設定されている。このため、「ナレーション最適化」、「楽曲最適化」、「効果音最適化」、「高齢者支援」夫々について、設定が「OFF」であることを示す情報が、第1設定情報一時記憶領域82に一時記憶される。
ステップS202では、ステップS201で第1設定が入力されたことに基づいて、第1設定が実行される。具体的には、ステップS201で設定された内容が、第1設定情報一時記憶領域82に一時記憶される。図8に示す「ナレーション最適化」が「ON」にされた場合、「ナレーション最適化」が「ON」にされたことを示す情報が、第1設定情報一時記憶領域82に一時記憶される。また、図8に示す「楽曲最適化」が「OFF」にされた場合、「楽曲最適化」が「OFF」にされたことを示す情報が、第1設定情報一時記憶領域82に一時記憶される。
ステップS203では、第2設定が入力されたか否かが判定される。以下、第2設定の詳細について、図8を参照して説明する。第2設定は、高齢者支援のための音量の最適化を行うか否かの設定である。図8に示す高齢者支援の「ON」または「OFF」が、情報入力部5により指示された場合、第2設定が入力されたと判定される。図8に示す高齢者支援の「ON」または「OFF」が、情報入力部5により指示されなかった場合、第2設定が入力されなかったと判定される。第2設定が入力されたと判定された場合(ステップS203:YES)、ステップS204が実行される。第2設定が入力されたと判定されなかった場合(ステップS203:NO)、ステップS205が実行される。本実施形態では、高齢者支援の項目が、情報入力部5により指示されてか否かにより、高齢者であるか否かが判定されているが、これに限定されるものではない。例えば、情報入力部5により、年齢が入力されても良い。この場合、入力された年齢が、所定の年齢以上の場合に、高齢者であると判定されることになる。
ステップS204では、ステップS203で第2設定が入力されたことに基づいて、第2設定が実行される。具体的には、ステップS203で設定された内容が、第2設定情報一時記憶領域83に一時記憶される。図8に示す「高齢者支援」が「ON」にされた場合、「高齢者支援」が「ON」にされたことを示す情報が、第2設定情報一時記憶領域83に一時記憶される。また、図8に示す「高齢者支援」が「OFF」にされた場合、「高齢者支援」が「OFF」にされたことを示す情報が、第2設定情報一時記憶領域83に一時記憶される。なお、本実施形態のコンピュータとステップS204とが、本発明の取得手段の一例である。
ステップS205では、高齢者支援が「ON」に設定されているか否かが判定される。具体的には、第2設定情報一時記憶領域83に、高齢者支援の設定が「ON」に設定されているか否かが判定される。高齢者支援の設定が「ON」に設定されていると判定された場合(ステップS205:YES)、ステップS206が実行される。高齢者支援の設定が「ON」に設定されていると判定されなかった場合(ステップS205:NO)、ステップS207が実行される。なお、本実施形態のコンピュータとステップS205とが、本発明の判定手段の一例である。
ステップS206では、ナレーションの音量が所定値分大きく設定される。以下、図9を用いて、本実施形態の高齢者支援の設定の詳細について説明する。図9は、「ストレッチ」または「ヨガ」の音量設定テーブルについて、高齢者設定が実行された例である。図9の例では、高齢者支援の設定に基づいて、ナレーション音量が、「1」上がっている。具体的には、「ウォームアップ」、「前半」、「中盤」、「終盤」、「クールダウン」のナレーションの音量が、夫々「1」上がっている。一例をあげると、図9に示すように、「前半」における「ナレーション音量」の音量が、「6」から「7」へ上がっている。なお、図9に示す楽曲音量またはナレーション音量または効果音音量の少なくともいずれか1つの音量が、所定値分大きく設定されても良い。また、「ウォームアップ」、「前半」、「中盤」、「終盤」、「クールダウン」の少なくとも1つのナレーションの音量が、所定値分大きく設定されても良い。
ステップS207では、音量最適化を実行するか否かが判定される。具体的には、情報入力部5により、音量最適化が指示されたか否かが判定される。音量最適化を実行すると判定された場合(ステップS207:YES)、ステップS208が実行される。音量最適化を実行しないと判定された場合(ステップS207:NO)、ステップS209が実行される。
ステップS208では、最適化フラグが「true」に設定される。「true」に設定された最適化フラグが、最適化フラグ一時記憶領域84に一時記憶される。
ステップS209では、最適化フラグが「false」に設定される。「false」に設定された最適化フラグが、最適化フラグ一時記憶領域84に一時記憶される。
<音量最適化処理>
以下、図10を参照して、本実施形態の音量最適化処理について説明する。まず、ステップS301では、運動種類情報が決定される。具体的には、ステップS103で読み出したレッスン情報が含むモーション情報の運動種類情報が決定される。
ステップS302では、ステップS301で決定された運動種類情報に対応する音量設定テーブルが、音量設定テーブル記憶領域75から読み出される。
ステップS303では、ステップS302で読み出された音量設定テーブルと、第1設定情報とに基づいて、音量が設定される。例えば、第1設定情報にナレーション最適化、楽曲最適化、効果音最適化の全てについて、「ON」が設定されている場合、ステップS301で決定された運動種類情報に対応する音量設定テーブルが決定される。そして、決定された音量設定テーブルに基づいて、ナレーション音量、楽曲音量、及び、効果音音量が決定される。また、第1設定情報にナレーション最適化、楽曲最適化、効果音最適化の一部について、「ON」が設定されている場合、「ON」と設定されている一部の項目について、音量設定テーブルに基づいて音量が決定される。第1設定情報にナレーション最適化、楽曲最適化、効果音最適化について、「ON」が設定されていない場合、基本設定の音量が決定される。
ステップS304では、ステップS103で読み出したレッスン情報が含むモーション情報について、ナレーション情報が登録されているか否かが判定される。具体的には、レッスン情報が含むモーション情報についてのナレーション情報が、運動コンテンツ記憶領域74に記憶されているか否かが判定される。ナレーション情報が登録されていると判定された場合(ステップS304:YES)、ステップS305が実行される。ナレーション情報が登録されていると判定されなかった場合(ステップS304:NO)、ステップS308が実行される。
ステップS305では、第2設定情報が、第2設定情報一時記憶領域83から読み出される。
ステップS306では、ステップS305で読み出した第2設定情報が、高齢者支援の設定になっているか否かが判定される。高齢者支援の設定になっていると判定された場合(ステップS306:YES)、ステップS307が実行される。高齢者支援の設定になっていると判定されなかった場合(ステップS306:NO)、ステップS308が実行される。
ステップS307では、図9に示すように、ナレーションの音量が所定値分上げられる。所定値分上げられた音量設定テーブルに基づいて、再度、ナレーションの音量が決定される。
ステップS308では、ステップS303、または、ステップS307で決定された音量が、音量最適情報として音量最適情報一時記憶領域85に一時記憶される。
本実施形態では、運動支援装置1として、図1に示す、スピーカ2及びスピーカ3、ディスプレイ4を備えた構成を用いて説明したが、これに限定されない。例えば、デスピーカ及びディスプレイと接続可能なコンピュータが、運動支援装置として用いられても良い。この場合、運動支援装置のHDD2に記憶されたメイン動作プログラムにより、本実施形態の各種処理が実行される。また、一般的なコンピュータ、タブレットPC、スマートフォン等の電子機器に、本実施形態のメイン動作プログラムがインストールされて、運動支援装置1として用いられても良い。この場合も、インストールされたメイン動作プログラムにより、コンピュータ、タブレットPC、スマートフォン等の電子機器が、本実施形態の各種処理を実行することになる。
1 運動支援装置
2 スピーカ
3 スピーカ
4 ディスプレイ
5 情報入力部
6 CPU
7 HDD
8 RAM
9 ネットワーク接続部
71 プログラム記憶領域
72 映像情報記憶領域
73 楽曲情報記憶領域
74 運動コンテンツ記憶領域
75 音量設定テーブル記憶領域
81 運動レッスン情報一時記憶領域
82 第1設定情報一時記憶領域
83 第2設定情報一時記憶領域
84 最適化フラグ一時記憶領域
85 最適音量情報一時記憶領域
150 ユーザ
160 運動映像

Claims (6)

  1. 運動動作を示す運動情報を複数含むレッスン情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動映像を表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って、前記運動映像に合わせて出力される楽曲、及び、前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を制御する音制御手段と、を備え、
    前記音制御手段は、前記表示制御手段により表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくし、
    前記表示制御手段により表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくする
    ことを特徴とする運動支援装置。
  2. 前記記憶手段は、前記レッスン情報として、前記運動情報と、前記運動情報を行う運動テンポとを対応付けて記憶し、
    前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動動作を表す運動映像を、前記運動テンポに従って表示させ、
    前記音制御手段は、前記運動テンポに従って出力されるMIDIデータの音量を、楽曲の音量として制御するための第1制御指令によりMIDI音源を制御し、ナレーションの音量を制御するための第2制御指令により、ナレーションの音声を出力するソフトウェア音源を制御することを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。
  3. 前記音制御手段は、前記表示制御手段により運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って前記運動映像に合わせて出力される効果の音量を、さらに、制御し、
    前記音制御手段は、レッスンの前半部分の運動動作の効果音よりも、レッスンの後半部分の運動動作の効果音の音量を大きくすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運動支援装置。
  4. レッスンを行うユーザが、高齢者であるかを示す識別情報を取得する取得手段と、
    取得された前記識別情報が高齢者を示す情報であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により高齢者であると判定された場合、前記音制御手段は、前記レッスン情報に従って表示される前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を所定値よりも大きくすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の運動支援装置。
  5. 運動動作を示す運動情報を複数含むレッスン情報を記憶する記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動映像を表示させる表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにより運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って、前記運動映像に合わせて出力される楽曲、及び、前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を制御する音制御ステップと、を含み、
    前記音制御ステップは、前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくし、
    前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくすることを特徴とする運動支援方法。
  6. 運動動作を示す運動情報を複数含むレッスン情報を記憶する記憶手段に記憶されたレッスン情報に従って、前記レッスン情報が含む前記運動情報が示す運動映像を表示させる表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにより運動映像が表示される場合、表示される前記運動映像を示す前記運動情報に従って、前記運動映像に合わせて出力される楽曲、及び、前記運動映像に合わせて出力されるナレーションの音量を制御する音制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記音制御ステップは、前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの後半部分よりも前半部分のナレーションの音量を大きくし、
    前記表示制御ステップにより表示される前記運動映像を示す前記運動情報がレッスンの前半部分よりも後半部分の楽曲の音量を大きくすることを特徴とするプログラム。
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